コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。堂々の完結! 皆様ありがとう!
- 日時: 2015/01/24 21:51
- 名前: 桐生玲 ◆kp11j/nxPs (ID: zCMKRHtr)
拝啓、天国のお父さんとお母さん。
ついでに世界1周旅行へ行っている珊瑚叔母さん。
私は元気です。とても元気です。元気を分けてあげたいぐらいに元気です。
今日も私の前を、
パンツが飛んでー。
男の怒声が飛び交ってー。
何だか炎まで飛んできてー。
挙句の果てに今、恋人になるように強要されています。
……私、人生間違えましたでしょうか?
***** ***** *****
初めまして、というのもなんですが。一応。
桐生玲(きりゅう/あきら)という者です。まぁ、名前を変えただけですが。
私が誰だか当てられるでしょうk((殴
大変失礼しました。
ちょこっと上で話の内容を書いたつもりなのですが、分かりませんよねww
私もこれをパッと見て、何だこれって思いますもん。
では、これに関する注意点をいくつか。行きますよ。
☆この物語は逆ハーレム要素を含みます。苦手な方はお戻りください。
☆駄作に変わりはないです。
☆恋愛50%、バトル45%、シリアス0.05%、後のは勇気と愛。
☆少しドリームっぽいです(が、そんなに気にはなりません)
☆桐生玲誰? あ、お前知ってるでも嫌いな人は出口はあちらです→
☆また、荒らしやチェーンメール、パクリを行う人も出口はあちらです→
読みましたか? あの、いくつか多いんでゴメンなさい。
それでは。
お客様(桐生的目線でご紹介)
由羽様『最初のお客様です。逆ハー、ハーレムおkの方ww』
野宮詩織様『2番目のお客様です。リア友であり、神作を生み出しているお方です!』
ヴィオラ様『3番目のお客様です。キャラを送って下さりました! お互い頑張りましょう!』
蓮華様『4番目のお客様です。キャラを送ってくださいました。使いやすいキャラをありがとうございます!』
秋様『銀ちゃんの推しなお客様です! あざっす!!』
翠蓮草様『先生キャラを送ってくださったお客様です。登場はもう少々お待ち下さい!!』
メデューサ様『結構オリキャラでお世話になっている方です。今回もありがとうございます!!』
ジョーカー様『前作に限らず今作も送ってくださいました!! 感謝!!』
あんず様『翔推しのお客様です。翔君は俺の嫁!!』
北大路様『神様の名前を考えてくださった人です! コメもくださいました』
マリ様『ルールを守って読んで下さった人です。さすが!!』
梨花様『企画の祭りに参加してくれてありがとうございます。コメももらいました!』
愛河姫奈様『キャラクターの質問に答えたら、来てくださった人です! 感謝です!』
暁月様『一気読みをしてくださった人です。根気ある!』
闘神のアスラ様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部も見てくださっています』
抹茶猫様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部の愛読者様。あざっす!!』
藤田光規様『一気読みしてくださった人です。翔君のおし?』
在様『携帯で一気読みしてくださった人です。しにがみのデートがお気に入りだそうでw』
北斗七星様『最初は桐生玲誰と思っていらした方ですが、山下と気づいてくれて幸いです。大丈夫ですよ!』
リア様『下剋上の方も読んでくださりました。ありがとうございます!』
美桜様『この小説をお気に入りにしてくださりました。ありがとうございます!』
粉雪百合様『もう1つの小説「お前なんか大嫌い!!」から来ました方です。ありがとうございます』
miru様『空華推しの人です、ありがとうございます! 一気読みしちゃったんです!』
葵様『こちらは昴君推しですwぜひとも翔君と取り合ってくださいありがとうございます!』
kyon様『こちらも空華推しの方です。なんと、歴代小説を読んでくださった人です!』
凪紗様『黒影寮ではまったお客様です。なんとディレッサさん推しです!!』
結羽凛様『個人的に好きなキャラは翔様だそうで。少し前から見てくださっていたようですよ! Thanksです』
現在劇場版を展開中。
『劇場版。黒影量は今日もお祭り騒ぎです!〜空と海と未来の花嫁〜』
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『劇場版。駆け抜けろ! 地獄と天国と幽閉された死神〜複雑ファジー』>>290 NG>>296
目次
登場人物>>02 皆のオリキャラ大集合>>67 新キャラ>>175
プロローグ>>4
第1章『ウェルカム、黒影寮』
>>5 >>6 >>7 >>8 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15
第2話『とある彼女は銀の鈴』
>>16 >>17 >>18 >>23 >>26 >>27 >>28 >>29 >>30
第3章『銀と白亜と黒影寮』
>>31 >>32 >>33 >>36
第4章『兄より吐き気』
>>39 >>42 >>45 >>47 >>50
第5章『しにがみのデート』
>>51 >>52 >>53 >>54 >>55 >>56 >>59 >>60
第6章『俺達の管理人がこんなに可愛い訳がない』
>>71 >>72 >>77 >>81 >>83 >>86
第7章『英学園の愉快な文化祭』
>>93 >>95 >>102 >>105 >>106 >>115 >>118 >>123 >>126 >>129
第8章『神威銀の誘惑』
>>134 >>135 >>136 >>139 >>140 >>146 >>147
第9章『本当にあった黒影寮の怖い話』
>>149 >>154 >>158 >>159 >>160 >>163 >>170 >>174
第10章『突撃☆隣の中国マフィアさん!』
>>176 >>182 >>185 >>189 >>196 >>199 >>204 >>207 >>215 >>220 >>226
第11章『王良家こんぷれっくす!』
>>278 >>281 >>282 >>284 >>285 >>286 >>287 >>288 >>289 >>300 >>303 >>306 >>309
第12章『君と僕〜オリジナルと亜種〜』
>>314 >>321 >>322 >>323 >>326 >>327 >>328 >>329 >>330 >>333
第13章『黒影寮の問題児が妖精を拾ったようです』
>>337 >>345 >>346 >>349 >>352 >>353 >>355 >>356 >>360 >>361 >>364 >>365 >>366
第14章『もし黒影寮の管理人代理が町の草野球大会の広告を見たら』
>>372 >>378 >>379 >>382 >>385 >>386 >>390 >>393 >>394 >>397 >>401 >>402 >>405
第15章『皇高校ホスト部!!』
>>416 >>417 >>418 >>419 >>423 >>424 >>427 >>430 >>433 >>434
第16章『カゲロウタイムスリップ』
>>437 >>444 >>445 >>448 >>452 >>453 >>454 >>455 >>456 >>459
第17章『家出少女の死にかけ人生』
>>460 >>461 >>464 >>465 >>466 >>467 >>470 >>474 >>478 >>481
第18章『今日、私は告白します』
>>490 >>494 >>497 >>500 >>503 >>506 >>521 >>524 >>527 >>528
第19章『進撃の巨人〜ヒーローと死神がやってきた〜』
>>532 >>535 >>536 >>537 >>538 >>541 >>542 >>543
第20章『噂の空華さん!』
>>544 >>546 >>549 >>552 >>553 >>554 >>557 >>560 >>561 >>562
第21章『明日は明日の風が——吹いたらいいなぁ』
>>565 >>568 >>569 >>570 >>575
エピローグ
>>576
あとがき
>>577
お知らせ☆
現在部門ごとにオリキャラ募集>>19→終了しました!!
企画開始!!
その1『もしも黒影寮の全員が○○だったら』>>82
その2『みんなで神様の名前を考えよう』>>125
その3『黒影寮フェスティバル! 参加者募集』>>263
期間限定小説
10月31日『ハロウィン』>>46
12月24日『クリスマス』>>94
12月31日『大晦日』>>109
1月1日『お正月』>>112
12月7日『寮長・翔の誕生日』>>130 >>132
2月14日『バレンタイン』>>225
2月23日『都立高校一般入試』>>238
4月1日『エイプリルフール』>>311
7月7日『七夕&銀ちゃんの誕生日』>>387
童話パロディ
『白雪姫』>>63>>68
『赤ずきん』>>87 >>92
『シンデレラ』>>274 >>277
『7匹の子ヤギ』>>409 >>412
黒影寮は今日は作者と質問日和!
神威銀>>124
東翔>>155
椎名昴>>188
王良空華>>241
二条蒼空>>261
堂本睦月>>354
月読怜悟>>357
祠堂悠紀>>400
企画小説『黒影寮主催☆やりたい事は何でもやっちゃうぜふぇすてぃばる!』開催中
・メデューサ様
もしも『黒影寮の住人とその他のキャラの能力』が『ごちゃまぜ』だったら>>85
バレンタイン『お相手:蒼空』>>219
・あんず様
もしも『東翔』が『スクール水着』を着たら>>89
翔が性転換して昴と付き合うことになったらどうなるか>>367
・蓮華様(現:夕遊様)
もしも『黒影寮の全員(つかさ除)と高梨羅』が『性転換』したら>>91
もしも『黒影寮の全員+高梨羅』が『性格ごちゃまぜ』になったら>>114
バレンタイン『お相手:鈴』>>224
・マリ様
『神威鈴が銀の体を乗っ取り東翔にいたずらを仕掛けよう!』>>273
・梨花様
『神威銀を怒らせたらどうなるか?!』>>317
・北斗七星様
『銀ちゃんが幼児化したらどうなるか!!』>>510
『もしも銀ちゃんが本物のビッチだったら(VS翔)』>>513
・kyon様
『銀ちゃんに彼氏がいたら』>>516
番外編
俺は今日、恋を始めます『羅(男)×銀』>>148
翔ちゃんなう!『翔×昴×大地』>>283
どうかこの手でもう1度『蒼空&睦月』>>449
断章『下剋上☆黒影寮!!』
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- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.548 )
- 日時: 2014/02/24 21:43
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: fofSlf5T)
ドロボウにゃんにゃん様>>
またまたお会いになりましたね!! こんばんは、山下愁です。
こちらの小説はもう書き始めて2年近くになりますね。矛盾点も色々出てきていると思いますが、閲覧してくださってありがとうございます。
さて、さっそく返信ですが……。
げ、下剋上を読み終わるとは……なん、だと(震え声)
あれもなんかネタに詰まってきているんですよね……展開どうしましょう? 着地点が見当たらない。
でも、何とか着地しなきゃいけないから頑張らないといけませんよねーこちらの小説も。終わりはどうしようかなぁ……(遠い目)
翔さんを気に入ってくださり、ありがとうございます。
ほら、挨拶なさい(ドンッ
翔「テメェ……何をする」
おっとぉ、睨みつけられました。やべーこれはやべー。
そんな訳で! また会う時までさらば(シュババッ
翔「パクッてんじゃねえか」
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.549 )
- 日時: 2014/02/24 22:42
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: fofSlf5T)
第20章 噂の空華さん!
みなさんお久しぶりです。視点なしが多かったり空華さんの視点とか他の人の視点が多かったりしたので忘れがちだと思いますが、本来の視点は私ですよ。
という訳で、神威銀です。どうもどうも、覚えていらっしゃいますか?
いや、覚えていてくれないと困るんですけどね。私が主に。
さて、お話の通り、私は空華さんと水族館にきています。何でも妹さんである綺華さんが貰ったチケットを天華さん経由で送ってくれたみたいで。空華さんは本当に忌々しげに舌打ちをしていましたよ。
「……それで、これってカップル用なんだけどさ」
「……ほへ?」
空華さんに渡されたチケットをよく見ていませんでした、私。これはうっかり。
ピンク色のチケットをしているなー、うわ水族館だーやったーなんて思っていたつい先日の私戻ってきてください。
え、これカップルで行くんですか!? 私は空華さんとカップルですか!?
「いつ付き合いましたっけ私たち!?」
「大丈夫。カップル成立していませんので」
空華さんは悟ったような表情で、ゆるゆると首を振りました。あ、そうですか。
ていうか、何でそんなに残念そうな顔をしているんですか。テンション低くないですか?
「も、もしかして……私とカップルに見られるの嫌ですか?」
「そんな訳ないじゃない! ていうか——あぁ、もういいや。うん」
これは言っちゃアカン……なんてぼんやり遠い目をしながらつぶやいていましたが、大丈夫でしょうか。お腹でも痛いのでしょうか。
翔さんに振られた時、1番近くにいたのは空華さんでした。そういえば、泣いている私をずっと慰めてくれていたのは空華さんでしたっけ。
白刃お兄ちゃんがいてくれたらこんな感じなんだろうなー、なんて思いながら、空華さんにずっと体を預けていました。うわぁぁぁ今思い出しても恥ずかしいです!!
ブンブンと振り払うように首を振っていると、空華さんに怪しげな眼を向けられました。
「だ、大丈夫? さっきの台詞を返すようだけど、銀ちゃんが俺様とカップルに見られるの嫌なんじゃないの……?」
「そ、そんな訳ありませんよ!?」
ないじゃないですかーッ!!
いや、ほら、チケットですしね!! カップルに見えると思いますけど、カップルじゃないですよ! 安心してくださいね! 安心してくださいねッ!!!
でもですね、空華さんって結構人の目を引くんですよ。そりゃイケメンですし、眼帯なんかミステリアスな雰囲気を醸していますし。何より身長も高いですしね。180後半ありそうですし。
うぅぅ……私不釣り合いじゃありません? 大丈夫ですか?
「あのぉ」
ちょこちょこきれいに着飾ったお姉さんが寄ってきました。胸も大きいです……私よりも。くそう……。
きゃるんと上目遣いをして、空華さんを誘惑するお姉さん。
「もしよろしければ、私たちと一緒に回りません?」
お姉さん1人じゃなかった、お姉さんたちでした。色々きれいなお姉さんがいらっしゃいます。
わー、絶対に空華さんのストライクゾーンですよ。だって空華さん、女の子が大好きなんですから!
「あー、実は1人じゃないのよ」
空華さんはハハッと軽く笑いますと、私の手を取ってきました。そして指を絡めます。恋人つなぎです、これは。
「じゃ、そういうことで」
ペコリと取り残されたお姉さんたちに会釈をして、空華さんに手を引かれて私は入場門へ向かいます。
えっと、いいんでしょうか。さっきのお姉さんたち……。
「いいの。今はこーんなに美人の女の子が隣にいるんだから」
にっこりと微笑んだ空華さん。
ど直球でそんなことを言うのは空華さんだけです。私は思わず空華さんから視線をそらしてしまいました。
***** ***** *****
ブラックライトに照らされた道を抜けて、私と空華さんは魚さんが泳ぐ水槽の前にたどり着きました。
さすが休日……家族連れが多いですね。でも見れないことはないです。
南国の海を再現したらしい大きな水槽の前に立つと、2人して「おぉぉぉぉ」と言ってしまいました。大人げないでしょうか?
「……海に潜ったことあんまりないからなぁ……南国も行ったことないし」
「……そうですね」
空華さんは京都出身ですけど、海はあんまり行かないとか。かくいう私もあんまり行かないんですけどね。
分厚いガラスの向こうを悠々と泳ぐ、不細工だけどきれいな魚たちに私たちは見とれていました。本当に素晴らしいです。
でも、水族館に行くとこんな話題になってしまいますよね。
「……あの魚、食えるかな」
水槽の奥を泳いでいた翠と黄色の魚を見て、空華さんはぼんやりと言いました。いや、何で水族館にきてまでそんなことを……!
私もおんなじですけどね!!
「煮魚にしたらおいしそうですね……身がいっぱい詰まっていそうですし。それよりもカニさんがいますね」
「わー、あの長い足。食えるかな……蒼空辺りなら喜んで食いそう」
そんなこんなで南国の海を見ていたら、アナウンスがかかりました。
『これより大広場にてイルカショーが行われます。
開始予定時刻は12:30です。みなさん、ぜひお越しください』
反射的に2人して携帯のディスプレイを見て時間を確認しました。時刻は12:16でした。
お互いの顔を見合せたのち、空華さんが言いました。
「……行く?」
そんな訳で!! イルカショーに行ってきます!
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.550 )
- 日時: 2014/02/28 00:23
- 名前: ドロボウにゃんにゃん (ID: hVaFVRO5)
あははははははは〜!
何度読んでも面白いです!
感動しました!
リナ「、、、ねぇ、にゃんにゃん。頭のネジゆるんでない?または外れてない?」
リク「うるさいね〜。少し黙ってくれないかな?」
プフッあははははははは〜!
リクは愛用している剣を出すとにゃんにゃんを狙って投げた。
ドスッ
剣はにゃんにゃんの顔の横に突き刺さる。
にゃんにゃん「え、?!」
リク「いくら作者でも、次うるさくしたら、、、消えてもらうから。
死に方くらいは選ばせてあげるよ。
蒸し焼き・丸焼き・八つ裂の中から好きなの選んでね?
それとも、直接地獄に送ってあげようか?」
にゃんにゃん「そういえば、翔さんとリクってどっちの方が強いのかな?」
リナ「にゃんにゃん。話の世界が違うし、作者も違うのにどう比べろと?
いくら翔さんが気にいったからってルール違反になると思う」
長いお話につきあってくれてありがとうございました。
リナ・リク「勝手に話切った!」
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.551 )
- 日時: 2014/03/03 21:47
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: Qvi/1zTB)
ドロボウにゃんにゃん様>>
昴「ハーイ、こんばんは。ドロボウにゃんにゃん様、いつもありがとうございます。代表してまず挨拶をバッ」
という訳でこんばんは、山下愁です。
いつもコメントをありがとうございます。感謝で画面が見えません……あれ、ちゃんとタイピングできてるかな……。
逆ハーレムとのたまっていますが、登場人物が明らかに男子の方が多くて逆ハーレムになっていないような気がするんですが、黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。
ていうか、このタイトルもセンスねぇな……(遠い目
昴「そういえば、翔ちゃんが目当てだったっけ? 連れてこよっか!」
え、ちょ、昴君? そんな気遣い必要ないよ大丈夫だってば。
わぁぁぁぁぁ死神様が起きてこられましたよぉぉぉぉぉおおおおお。
翔「……この、俺が、寝ていると、分かって、呼び出す馬鹿がどこにいる……?」
超低血圧のこの人には逆らいたくないですねぇ本当に怖い……。私は女の人なんですが大丈夫ですか、翔さん怖がりません?
あ、それどころじゃないですね。ヤベー、この人怒らせると怖いわ大丈夫なのかな。
翔「ぶっ殺してやるから……そこに跪け……ッッ!!」
そろそろ生命の危機を感じてきたので、山下は逃げたいと思います。
更新頑張りますね! あ、うちの翔とリク君でどちからが強いか……どっちなんだろうな? ぜひとも戦わせてみたいですね!!
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.552 )
- 日時: 2014/03/03 22:27
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: Qvi/1zTB)
第20章 噂の空華さん!
イルカショーの始まる大広場には、ぞろぞろと人が集まり始めていた。
空華さんが見やすい場所を計算していました。何かすごいですね、さすが理系ですか。でも我流忍術の当主ですからこれぐらいできて当然なのでしょうか。
まだ5分ぐらい余裕があるので、大広場に設置された大きな水槽とかセットを見ながら、私は時間をつぶそうかなと思いました。
「待ってる間暇だねぇ」
「そうですね」
同じようにセットを眺めていた空華さんが、ポツリと漏らしました。
まあ、その、暇ですよね。ハイ。
「……俺様、絶対にあのセットに届くと思う」
「あのセット……あ、あれですか?」
大広場はご想像通り、ドーム状になっていてかなり広いです。当然天井も高い。
その天井の真ん中から、赤と黄色のしましまのボールが釣り下がっているんです。空華さんはあれを示しました。
いや、確かに空華さんなら届きますよね。ていうか、黒影寮の人ならきっと届きそうです。何せ、あの人たちはチート集団ですから。
「昴は勢い余って天井を突き破りそうだし……ほら、あいつってばロケットみたいじゃない?」
「そういえば、そうですよね。いつもビュンビュン飛び回っているというか」
「つかさはぶっとい針を投げてきそうだし。わー、そう考えると黒影寮って怖い奴の集団だな」
空華さんはからからと軽く笑っていましたが、あなたの能力も大概だと思います。だって、我流忍術ですから。忍者ですから。
外国人さんびっくりですよ。多分喜ぶと思いますが。
ボールを見ながら、ぼんやりと神様たちであれを襲撃したらどうなるんだろうと想像しました。
先ほど空華さんが言っていた昴さんとつかささんはあり得そうです。実際、訓練でもそんなことをしていたような気がします。
紫月さんはきっとボールどころか天井丸ごと吹っ飛ばすんでしょうね。アカツキさんも多分そうなるでしょう。ディレッサさんなんかは「めんどくせ」とか言って寝ていそうですね。
ソードさんはイルカを従えていそうです。天地さんとか天羽さんはまともな反応をするでしょうか。でも、あの2人って悪魔と天使ですよね。
キャスさんはどうでしょう……いや、あの子は羅さんに興味があるんですよね。最近は日暮さんに拒否の能力を使われたみたいで、必要以上に鏡の中から出てこないんです。
「————ブフッ」
「え、銀ちゃんがいきなり吹き出したんだけど一体何があったの!?」
空華さんが驚いていました。いや、そりゃ驚きますよねごめんなさい。
ちょっと説明をしようかと思いましたが、お姉さんのアナウンス『イルカショーが始まります!』という言葉で、辺りが歓声に包まれました。
『当館のアイドル、すももちゃんです!』
わぁ、可愛いイルカです。少しだけ周りのイルカよりも小さいですが、そこがまた愛らしい。
すももちゃんと紹介されたイルカは、手始めにお姉さんに従って大きくジャンプしました。バシャン! と水しぶきが飛び散り、水槽近くにいた人たちに降りかかります。よく見れば、水槽近くにいる人たちは合羽を着てます。
そして空華さんと話していたあの赤と黄色のボールですが、すももちゃんがジャンプして鼻先でつついていました。ワアァァァァ!! と歓声がまた上がります。
「あれ蓮がやったら面白いよな」
「ちょ、空華さん……ッ!」
帰って蓮さんの顔が見れないじゃないですか!
蓮さんは肉体変化の能力を持っているので、イルカに変身することなど朝飯前でしょう。わぁ、見てみたい気もしますがツンデレなイルカなんて需要あるんでしょうか?
『では!! もう1人のアイドル、アザラシのにこちゃんです。にこちゃんご挨拶は?』
係員のお姉さんが言うと、アザラシのにこちゃんはにっこりと笑いました。可愛いです。何あれ可愛いんですけど。
パタパタと前足を叩いて、にこちゃんは次々と芸をこなしていきます。ボールに乗ったり、くるくると回ったり、輪っかをジャンプして通り抜けたり——様々なことをしました。すごいですにこちゃん。
芸が終わるたびに、歓声が上がります。アイドルですね。
「アザラシ可愛いですね!」
「すっげー抱っこしたい……ペチペチ叩きたい」
空華さんもにこちゃんを見て和んでいました。ほら、忍者でも休む時は休まないといけませんよね。
***** ***** *****
それから30分して、イルカショーは終わりました。可愛かったし、楽しかったです。
ほっこりしたところで「他も回ろうか」なんて空華さんと相談しながら席を立った時です。私の服の裾が掴まれました。
「……え」
私の服を掴んでいたのは、まだ5歳ぐらいの男の子でした。きょとんとした表情を浮かべて、私を見上げています。
ですが、徐々に大きな瞳に涙を浮かべました。うわわ、今にも泣きそうです大丈夫ですか!?
「わぁぁぁぁぁおかあああああああさあああああああああああああああああん!!」
「ひぇぇぇぇ」
私パニックです。迷子なんて分かりません! ど、どうしよう係員の人!
焦っていると、空華さんが察してくれました。大泣きしている男の子の前にしゃがみ込んで、ポンと頭を撫でます。
「少年。どーした?」
にっこりと笑って、空華さんは男の子に問いかけました。ちなみに、やんわりと私の服から手を放してくれました男の子。
男の子は嗚咽を漏らしながら、「お母さんがいないの……」と言いました。どうやらはぐれてしまったようです。
「よし、じゃあ一緒に探そうか」
「ほんと?」
「男に二言はない! そんな訳で、少年。俺様は空華って名前なんだけど、お名前教えてくれる?」
「か、かずと……5歳」
「よく言えましたかずと君!」
ヒョイ、といとも簡単に、空華さんは男の子——かずと君を抱きかかえます。
背が高いので、かずと君も目をキラキラさせていました。赤くなってしまっていますが。
「じゃ、銀ちゃん。悪いけど、この子の母親を探してあげよう」
「ハイ!」
さあ、お母さんはどこにいるんでしょうか?
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