コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。堂々の完結! 皆様ありがとう!
日時: 2015/01/24 21:51
名前: 桐生玲 ◆kp11j/nxPs (ID: zCMKRHtr)

 拝啓、天国のお父さんとお母さん。
 ついでに世界1周旅行へ行っている珊瑚叔母さん。
 私は元気です。とても元気です。元気を分けてあげたいぐらいに元気です。
 今日も私の前を、

 パンツが飛んでー。

 男の怒声が飛び交ってー。

 何だか炎まで飛んできてー。

 挙句の果てに今、恋人になるように強要されています。
 ……私、人生間違えましたでしょうか?

***** ***** *****

 初めまして、というのもなんですが。一応。
 桐生玲(きりゅう/あきら)という者です。まぁ、名前を変えただけですが。
 私が誰だか当てられるでしょうk((殴
 大変失礼しました。

 ちょこっと上で話の内容を書いたつもりなのですが、分かりませんよねww
 私もこれをパッと見て、何だこれって思いますもん。
 では、これに関する注意点をいくつか。行きますよ。

☆この物語は逆ハーレム要素を含みます。苦手な方はお戻りください。
☆駄作に変わりはないです。
☆恋愛50%、バトル45%、シリアス0.05%、後のは勇気と愛。
☆少しドリームっぽいです(が、そんなに気にはなりません)
☆桐生玲誰? あ、お前知ってるでも嫌いな人は出口はあちらです→
☆また、荒らしやチェーンメール、パクリを行う人も出口はあちらです→

 読みましたか? あの、いくつか多いんでゴメンなさい。
 それでは。


お客様(桐生的目線でご紹介)
由羽様『最初のお客様です。逆ハー、ハーレムおkの方ww』
野宮詩織様『2番目のお客様です。リア友であり、神作を生み出しているお方です!』
ヴィオラ様『3番目のお客様です。キャラを送って下さりました! お互い頑張りましょう!』
蓮華様『4番目のお客様です。キャラを送ってくださいました。使いやすいキャラをありがとうございます!』
秋様『銀ちゃんの推しなお客様です! あざっす!!』
翠蓮草様『先生キャラを送ってくださったお客様です。登場はもう少々お待ち下さい!!』
メデューサ様『結構オリキャラでお世話になっている方です。今回もありがとうございます!!』
ジョーカー様『前作に限らず今作も送ってくださいました!! 感謝!!』
あんず様『翔推しのお客様です。翔君は俺の嫁!!』
北大路様『神様の名前を考えてくださった人です! コメもくださいました』
マリ様『ルールを守って読んで下さった人です。さすが!!』
梨花様『企画の祭りに参加してくれてありがとうございます。コメももらいました!』
愛河姫奈様『キャラクターの質問に答えたら、来てくださった人です! 感謝です!』
暁月様『一気読みをしてくださった人です。根気ある!』
闘神のアスラ様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部も見てくださっています』
抹茶猫様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部の愛読者様。あざっす!!』
藤田光規様『一気読みしてくださった人です。翔君のおし?』
在様『携帯で一気読みしてくださった人です。しにがみのデートがお気に入りだそうでw』
北斗七星様『最初は桐生玲誰と思っていらした方ですが、山下と気づいてくれて幸いです。大丈夫ですよ!』
リア様『下剋上の方も読んでくださりました。ありがとうございます!』
美桜様『この小説をお気に入りにしてくださりました。ありがとうございます!』
粉雪百合様『もう1つの小説「お前なんか大嫌い!!」から来ました方です。ありがとうございます』
miru様『空華推しの人です、ありがとうございます! 一気読みしちゃったんです!』
葵様『こちらは昴君推しですwぜひとも翔君と取り合ってくださいありがとうございます!』
kyon様『こちらも空華推しの方です。なんと、歴代小説を読んでくださった人です!』
凪紗様『黒影寮ではまったお客様です。なんとディレッサさん推しです!!』
結羽凛様『個人的に好きなキャラは翔様だそうで。少し前から見てくださっていたようですよ! Thanksです』

現在劇場版を展開中。
『劇場版。黒影量は今日もお祭り騒ぎです!〜空と海と未来の花嫁〜』
>>229 >>232 >>234 >>237 >>239 >>240 >>242 >>245 >>248 >>249 >>250 >>253 >>254 >>255 >>258 >>262 >>264 >>265 >>266 >>271 >>272

『劇場版。駆け抜けろ! 地獄と天国と幽閉された死神〜複雑ファジー』>>290 NG>>296


目次
登場人物>>02 皆のオリキャラ大集合>>67 新キャラ>>175
プロローグ>>4
第1章『ウェルカム、黒影寮』
>>5 >>6 >>7 >>8 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15
第2話『とある彼女は銀の鈴』
>>16 >>17 >>18 >>23 >>26 >>27 >>28 >>29 >>30
第3章『銀と白亜と黒影寮』
>>31 >>32 >>33 >>36
第4章『兄より吐き気』
>>39 >>42 >>45 >>47 >>50
第5章『しにがみのデート』
>>51 >>52 >>53 >>54 >>55 >>56 >>59 >>60
第6章『俺達の管理人がこんなに可愛い訳がない』
>>71 >>72 >>77 >>81 >>83 >>86
第7章『英学園の愉快な文化祭』
>>93 >>95 >>102 >>105 >>106 >>115 >>118 >>123 >>126 >>129
第8章『神威銀の誘惑』
>>134 >>135 >>136 >>139 >>140 >>146 >>147
第9章『本当にあった黒影寮の怖い話』
>>149 >>154 >>158 >>159 >>160 >>163 >>170 >>174
第10章『突撃☆隣の中国マフィアさん!』
>>176 >>182 >>185 >>189 >>196 >>199 >>204 >>207 >>215 >>220 >>226
第11章『王良家こんぷれっくす!』
>>278 >>281 >>282 >>284 >>285 >>286 >>287 >>288 >>289 >>300 >>303 >>306 >>309
第12章『君と僕〜オリジナルと亜種〜』
>>314 >>321 >>322 >>323 >>326 >>327 >>328 >>329 >>330 >>333
第13章『黒影寮の問題児が妖精を拾ったようです』
>>337 >>345 >>346 >>349 >>352 >>353 >>355 >>356 >>360 >>361 >>364 >>365 >>366
第14章『もし黒影寮の管理人代理が町の草野球大会の広告を見たら』
>>372 >>378 >>379 >>382 >>385 >>386 >>390 >>393 >>394 >>397 >>401 >>402 >>405
第15章『皇高校ホスト部!!』
>>416 >>417 >>418 >>419 >>423 >>424 >>427 >>430 >>433 >>434
第16章『カゲロウタイムスリップ』
>>437 >>444 >>445 >>448 >>452 >>453 >>454 >>455 >>456 >>459
第17章『家出少女の死にかけ人生』
>>460 >>461 >>464 >>465 >>466 >>467 >>470 >>474 >>478 >>481
第18章『今日、私は告白します』
>>490 >>494 >>497 >>500 >>503 >>506 >>521 >>524 >>527 >>528
第19章『進撃の巨人〜ヒーローと死神がやってきた〜』
>>532 >>535 >>536 >>537 >>538 >>541 >>542 >>543
第20章『噂の空華さん!』
>>544 >>546 >>549 >>552 >>553 >>554 >>557 >>560 >>561 >>562
第21章『明日は明日の風が——吹いたらいいなぁ』
>>565 >>568 >>569 >>570 >>575

エピローグ
>>576

あとがき
>>577

お知らせ☆

現在部門ごとにオリキャラ募集>>19→終了しました!!
企画開始!!
その1『もしも黒影寮の全員が○○だったら』>>82
その2『みんなで神様の名前を考えよう』>>125
その3『黒影寮フェスティバル! 参加者募集』>>263

期間限定小説
10月31日『ハロウィン』>>46
12月24日『クリスマス』>>94
12月31日『大晦日』>>109
1月1日『お正月』>>112
12月7日『寮長・翔の誕生日』>>130 >>132
2月14日『バレンタイン』>>225
2月23日『都立高校一般入試』>>238
4月1日『エイプリルフール』>>311
7月7日『七夕&銀ちゃんの誕生日』>>387

童話パロディ
『白雪姫』>>63>>68
『赤ずきん』>>87 >>92
『シンデレラ』>>274 >>277
『7匹の子ヤギ』>>409 >>412

黒影寮は今日は作者と質問日和!
神威銀>>124
東翔>>155
椎名昴>>188
王良空華>>241
二条蒼空>>261
堂本睦月>>354
月読怜悟>>357
祠堂悠紀>>400

企画小説『黒影寮主催☆やりたい事は何でもやっちゃうぜふぇすてぃばる!』開催中

・メデューサ様
もしも『黒影寮の住人とその他のキャラの能力』が『ごちゃまぜ』だったら>>85
バレンタイン『お相手:蒼空』>>219
・あんず様
もしも『東翔』が『スクール水着』を着たら>>89
翔が性転換して昴と付き合うことになったらどうなるか>>367
・蓮華様(現:夕遊様)
もしも『黒影寮の全員(つかさ除)と高梨羅』が『性転換』したら>>91
もしも『黒影寮の全員+高梨羅』が『性格ごちゃまぜ』になったら>>114
バレンタイン『お相手:鈴』>>224
・マリ様
『神威鈴が銀の体を乗っ取り東翔にいたずらを仕掛けよう!』>>273
・梨花様
『神威銀を怒らせたらどうなるか?!』>>317
・北斗七星様
『銀ちゃんが幼児化したらどうなるか!!』>>510
『もしも銀ちゃんが本物のビッチだったら(VS翔)』>>513
・kyon様
『銀ちゃんに彼氏がいたら』>>516

番外編
俺は今日、恋を始めます『羅(男)×銀』>>148
翔ちゃんなう!『翔×昴×大地』>>283
どうかこの手でもう1度『蒼空&睦月』>>449
断章『下剋上☆黒影寮!!』
>>485 >>486 >>487 >>488 >>489

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Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。企画・もしも彼らが○○だったら ( No.122 )
日時: 2012/01/05 21:35
名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: GlvB0uzl)
参照: 2012年もよろしくお願いします。バイ山下

北大路様>>


初めまして、山下愁です。
逆ハーレムには初挑戦なのですが、見てくれてありがとうございます!

掲示板の方もキャラのご投稿ありがとうございます!
及川さん……。あれ最初に見た時、「え?! 神様なのに何で名前?!」って思っちゃいましたww


更新頑張ります!

Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。企画・もしも彼らが○○だったら ( No.123 )
日時: 2012/01/06 15:06
名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: GlvB0uzl)
参照: 2012年もよろしくお願いします。バイ山下

第7章 英学園の愉快な文化祭


 〜蒼空視点〜

 やばいなぁ。これやばいなぁ。
 何で俺、こんな事に首を突っ込んでるんだ? どうして、ねぇ何で?
 俺なんか重力操作しか能力ないのに何でこんな事に首を突っ込んでる訳? でもいいか、楽しそうだし。

「蒼空さん! どうしてこんなところに……!」

「あ、いや。別に休憩時間だからさー。ここに来た? なんて?」

 そもそも、銀ちゃんがここにいるのが謎なんだけどね。
 いや、今の問題は銀ちゃんを捕まえてる変な男の方か。

「おい、銀ちゃんを放せ!!」

「来たか。二条蒼空!」

「何故俺の名を?!」

 俺、名乗ってないよな?
 変な男はフッと口の端に笑みを浮かべた。

「貴様は黒影寮の住人! つまり、能力者だ!!」

「————ッ!!」

 こいつら、俺らの事を知ってる?
 ま、まずい。なんとかごまかさなくては。でもどうやって?! 頭の悪い俺に、そんな事が出来ますかーっ?!
 何とかなるさ。大丈夫。自分を信じろ。

「ハハッ。何を言ってるんですかー。俺は二条蒼空なんていう奴じゃありませんよ? 俺はジョン・マイケルさ!!」

「……そいつ、外国人だよな?」

「ワターシアメリカシュッシンネー。オーウ、サムラーイ!」

 みんなの視線が痛々しい。
 銀ちゃんの視線も痛々しい。頼むからそんな悲しそうな目で俺を見ないでくれ。

「ていや!」

「なぁ?!」

 重力操作をしてやり、変な男から銃を取り上げた。取り上げた、というか床にめり込ませた。重くしたんだな、これが!
 武器を手放した哀れな男に、俺は素早く近づく。

「昴直伝! 上段回し蹴りぃ!」

「ぐはっ?! そ、その昴と言うのは——!」

「黒影寮の副寮長、椎名昴様だボケコラカスゥゥゥウウ!!」

 俺の黄金の右足キックで床に沈め、銀ちゃんを解放する。よかった、無事だ。

「何をしているんですか! 馬鹿なんですか?!」

「大丈夫。馬鹿は死ななきゃ治らないって言うじゃん? それならもう一生馬鹿でもいいかなって思ってるんだよね?」

「本当に馬鹿ですね!!」

 最高のほめ言葉をありがとう。
 さて、そろそろ本気を出すとしますか! あとで翔達が処理をしてくれる事を信じて——。

「銀ちゃん。羅と白亜ちゃんとあのひかげって奴も連れてきて。みんなで固まってるように指示して。ついでに何かに掴まっているようにって!!」

「それなら自分で言った方がよくないですか? いいですけど、何をするんです?」

 銀ちゃんは不思議そうに首を傾げた。
 何をするって決まってるじゃない。俺が出来るのは重力操作——『あるもの』も作れるんだよ!
 だけどこの人数じゃ、さすがに巻き込みかねない。なので銀ちゃんその他の人にはどいていてもらうようにしたいんだけど。短時間じゃ無理だ。
 せめて何かに掴まっててもらいたい。

「全員、何かに掴まった? もしくは体育館から逃げた?」

「ハイ! 多分全員掴まりました!!」

 銀ちゃんの答えを聞き、俺は右手を前に突き出す。
 男達は何をするんだろうと思っているのか、首を傾けていた。

「重力操作——秘伝!!」

 右手に生まれてきたのは、黒い塊だった。それを思い切り男達に投げつけてやる。
 何だか知らないけど、俺の力はこんなものまで生み出してしまうのだ! えへん!

「『黒の墓場』——!!」

「「「ブラックホールだとぉぉおおお?!」」」

 吸引力の変わらないただ1つのブラックホールに吸い込まれた男達。わはは、面白ぇ。
 っとと。吸引力が変わらないってだけあっても、結構すごい力だ。早くしまわないと。

「うりゃー」

 広がったブラックホールを叩いて消す。
 これを見た体育館にいたお客さんは、俺を見て唖然としていた。

「あー。どうも! ジョン・マイケルです! 新作マジック、黒の墓場でした! さーくるけーさんくすー!!」

 早くこの場から立ち去らないと!!

***** ***** *****

 〜銀視点〜

「蒼空さん。一体どういう事ですか!!」

「し、仕方ないじゃないかー!!」

 私は蒼空さんのあとを追いかけ、正座をさせてお説教しています。
 助けてくれた事には感謝します。でも最初に『特別クラスの秘密を漏らすな』という規定があるのをお忘れですか?

「秘密じゃなければいけないんじゃないですか? どうして力を使ったんですか!!」

「決まってるじゃないか。銀ちゃんが危なかったから」

 蒼空さんは掛け声と共に立ちあがり、ヘラリと笑いました。

「笑ってる場合じゃありませんよ。蒼空さんが戦争とか研究材料とかに使われるのは、嫌ですから……」

「へぇ。俺の事を心配してくれてた? うわーお、銀ちゃん優しいー。そういうところ、俺は好きだな」

「ふ、ふぁい?! す、好きとかそういうのは好きな人に言うんですよ?!」

「分かってるよ?」

 へ?
 分かってるって、何で? 空華さんみたいな感じじゃないんですか?
 蒼空さんは真顔で言いました。

「知ってる? 銀ちゃんはみんなに愛されてるんだからね? んー。あとは国語の強い奴に訊いて。俺じゃあんまり言葉が選べない」

「え、えぇ?!」

 蒼空さんは「やべー。時間だ時間! 特別クラスに戻るわー!!」と言って戻って行きました。
 あ、あの。意味が……。
 その時です。誰かが私の名前を呼びました。

「銀。文化祭に来てたんだ」

「白刃お兄ちゃん。どうしたんですか? あ、そう言えばここの卒業生でしたっけ?」

「そうそう」

 白刃お兄ちゃんはニコニコと笑いながら頷きました。

「銀も来てたんだね。偉い偉い。行かないって言ったら引きずってでも行かせてたよ? ほら、毎年あるんだからさ」

「え?! こ、今年もやるんですかぁ?! 嫌ですよ、あれを見た皇学校の人が冷やかしてくるんですからぁ!!」

「いいからいいから。去年は叔母さんが一緒だったけど、今年は銀1人だからね。叔母さんメインだったけど、銀1人だから」

「何度も言わないでくださいーっ!!」

 私はお兄ちゃんに引きずられてどこかに行きました。
 そう。後夜祭が行われる、野外ステージへ。

Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。企画・もしも彼らが○○だったら ( No.124 )
日時: 2012/01/06 21:58
名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: GlvB0uzl)
参照: 2012年もよろしくお願いします。バイ山下

 黒影寮は今日は作者と質問日和!!


山下愁「と言う訳で、番外編! 閲覧数を増やそうと山下愁のお考えですね」

神威銀「こんなもので増えるとは思いませんが」

山下愁「今回お呼びしたのは、この小説でかなりの人気を博する主人公、神威銀ちゃんです!」

神威銀「よろしくお願いします」

山下愁「基本的に台本小説で私とあなたの対談になりますね。よろしいですか?」

神威銀「ハイ。構いません」

山下愁「ちなみにお障りとかはなしなので、よろしく遊ばせ」

神威銀「むしろあなたがしてこないようにお願いします」

山下愁「そんな奴に見えるかい? 私は男っぽい名前だけど女なんだぜ?」

神威銀「分かってますよ」

山下愁「それでは参りますよ!!」

 『神威銀、誕生秘話!!』

神威銀「私の誕生秘話ですか?」

山下愁「山下は基本的に授業中の落書きでキャラが決まると言う荒技をやってのけていますが、今持っているキャラは提供されたのも合わせると軽く3ケタを超します」

神威銀「すごいですね」

山下愁「そこから結構拾って、こういうキャラはこういう風に改造してしまえ!! っていう感じなんだけど——」

神威銀「なんだけど?」

山下愁「銀ちゃんは割と真面目に決まった」

神威銀「嬉しいです」

山下愁「とにかくね、『神威』っていう字を名字にほしかったの。肝心の名前は何がいいか何がいいかって悩んでね。電車の中で」

神威銀「作者、電車通学ですもんね」

山下愁「家にある図鑑とか色々引っ張り出して、ジュエリー図鑑という奴を参考にしました。銀っていう金属が由来です」

神威銀「それで銀の鈴ですか?」

山下愁「本当は巫女舞とかじゃなかったんだぜ? 回復させるだけのサポート系だったんだけど、ある時『銀ちゃんも戦わせたらどうなるんだろ』って思って」

神威銀「戦いたくないですけどね?!」

山下愁「そうだね。でもってその時に聴いてた音楽が初音ミクオって奴が歌ってる奴で。すんごい感動で来たところで銀に双子がいるって事で!! って案が生まれた」

神威銀「それが鈴ですか」

山下愁「そうなのそうなの。まぁ、その辺は鈴君が出てきてから話そうか」

神威銀「そうですね」

山下愁「それでね、銀ちゃんは性格も違かったんだよね」

神威銀「え。性格もですか?」

山下愁「そうそう。今のような大人しめのマザーじゃなくて。ほら、料理とか上手いじゃん。世話好きじゃん?」

神威銀「ハァ。自覚はありませんが、皆さんにはそう言われます」

山下愁「私が書いてるからそうなの。で、当初の設定は『明るくて天然で世話好きのじゃじゃ馬』だったかな」

神威銀「……そうなんですか?」

山下愁「そうなるとね、『俺様メイド?!!(前に連載してた奴)』に出てくる主人公の優亜ちゃんっぽくなっちゃうの。面倒なの。そういうキャラは面倒すぎるの!」

神威銀「自分のキャラにケチをつけてどうするんですか」

山下愁「そのですね。で、そうなると面白くないから大人しくした。世話好きは変わらないけど、男の子には興味ありません。恋って何ですかみたいな子にしたの」

神威銀「でも、恋は分かりますよ?」

山下愁「今してますもんね」

神威銀「な、ぁ!!///」

山下愁「照れちゃってー」

 『神威銀が山下愁に訊きたい事!!』

神威銀「今度はこちらから質問する番ですね」

山下愁「さっきはバンバン私の方が喋ってたけどね」

神威銀「これからの展開はどうする予定ですか?」

山下愁「三角関係にするつもり。逆ハーレムの三角関係。やばいねー。一方通行だねー」

神威銀「え、誰と?」

山下愁「何? もしかしてあなたは羅→銀→翔みたいな展開がお好き?」

神威銀「止めてくださいよ!! 冷やかしなら止めてくださいよ!!」

山下愁「まぁまぁ。三角関係って言ってもね、ドキドキする展開と泣ける展開の両方を合わせた最強の放しにするつもりだよ! でも、その前に鈴君を出さなくては」

神威銀「そうですか。頑張ってください」

山下愁「他には?」

神威銀「あと、若干別館行きになるような展開は止めてもらえませんか?」

山下愁「嫌だ楽しいし」

神威銀「ちょっと?!」

山下愁「ほにょ。今回はこれにて終了。お相手は神威銀ちゃんでした!!」

神威銀「あ、ありがとうございました!!」


 (舞台裏)

「で、本人的にはどういう展開がいいのさ」
「え、えと……あの……。さ、三角関係に賛成ですけど」
「へぇ? 具体的に誰と?」
「え?! そ、そこまで訊くんですか?!」
「あくまで参考に——だよ」
「〜〜〜〜さんと〜〜〜〜さん、ですかね」
「ほうほう。それは私が書こうとしている展開と同じじゃないですか!」
「そうなんですか?!」
「うんうん。まぁ、期待しててよ!」

Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。企画・もしも彼らが○○だったら ( No.125 )
日時: 2012/01/07 21:40
名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: GlvB0uzl)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=5978

上記のスレは、現在実行中の『皆で神様を考えよう!!』という企画です。


どうも。山下愁です!
実は山下愁はキャラを考えるのが苦手でございまして、もう面倒だーとなってしまいまして!!
この小説に登場する神様、悪魔、天使、鬼を考えてもらおうという企画をしております。

上記のスレからご投稿願います。

今のところ、全部採用になります。銀ちゃんの使い魔として登場しますよー!!
それでは、奮ってご応募してくださいませ! お待ちしております!

Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。企画・もしも彼らが○○だったら ( No.126 )
日時: 2012/01/07 22:01
名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: GlvB0uzl)

第7章 英学園の愉快な文化祭


 〜視点なし〜


 それは過去に、彼らが見た光景だった。

「え、珊瑚のババアが踊るのか? 英祭りのファーストフィナーレで?」

 ファーストフィナーレと言うのは、1日目の文化祭が終わるとステージで開催される催しものだ。来た他校生や父兄の方でも見れるステージである。
 ちなみに2日目に行われる後夜祭は、生徒限定で派手に開催される。
 空華は怪訝そうな表情で訊き返す。

「珊瑚のババアって踊れるのか? つか、年齢何歳だよ」

「俺が知るかよ」

 対して冷たい反応を見せるのは、黒影寮の寮長である東翔だ。見た目の年齢は高校生っぽい若者だが、実際のところ生きている期間は長い。1700年だと言う。
 翔はため息をついて答えた。

「踊れるんじゃねぇのか? 俺は知らねぇけどよ」

「でも、あいつが踊るところなんか見た事ないぞ」

 空華に同調してきたのは、重力使いである二条蒼空だ。

「さぁな。あいつの娘も参加するらしいぞ?」

「娘? あいつにいるのは息子だろ。ほら、白刃先輩。3年の」

 副寮長の椎名昴が言う。
 だが、翔はそれに否定の意を見せた。

「何でも前から預かっている従妹らしいぞ。知ったこっちゃないがな。興味ないし」

「女の子に興味ないと——子孫、作れないぞ?」

「永遠の時を刻む俺に言うか、それ?」

 翔は昴にプロレス技をかけつつ、ニコニコ笑いながら問いかける。
 腕の中で昴は悲鳴を上げた。
 空華は「娘? 誰それ。そんなのいたんだ、あのババア」とつぶやいていた。

 ——それから見たのは、全てが輝いた舞台だった。
 ——それから、彼らの恋は始まったのだろう。

***** ***** *****

 〜空華視点〜

 去年のこの時、俺様は彼女に恋をした。
 きらきらと輝く夜空を背に、彼女は優艶な舞を見せる。持った鈴が綺麗な音を響かせて、彼女の綺麗な髪がふわりと空を踊る。
 その時初めて、この学校に来てよかったって思った。
 そして、神様にも感謝した。

「今年はどうだろうなー」

「そんな話は聞いてないしな」

 俺様の声に、翔が平然とした声を返す。

「何さ。翔ちゃんだって楽しみにしてたのに」

「……おい、昴。1回殺してやる」

「ぎゃー?! 何で?! 俺、何も言ってない——!!」

 問答無用で昴が翔に締められていた。
 おいおい、ファーストフィナーレ前にそんな喧嘩をするなよ。踊るんだったらどうするんだよ。
 って事は、珊瑚のババアはこの時だけ緊急帰国か? へぇ。
 俺様達は全員揃ってファーストフィナーレが行われるステージへと向かう。そこにはたくさんの人だかりが出来ていた。

「あれ。羅ちゃん達じゃん」

「げ。イケメン……」

 俺様達を見るなり、羅ちゃんが顔をしかめた。そんなにイケメンが嫌いか。
 白亜ちゃんが「やっほーす」と言う。傍にいたひかげちゃん? は、もさもさと焼きそばをほおばっていた。

「ファーストフィナーレ、見るんだ?」

「折角ッスし。それに、さっきから神威さんが見当たらないんス」

「銀ちゃんが?」

 そうッス、と頷く白亜ちゃん。

「さっきから電話をかけてるんスけど、何かつながないんスよ。どうにかならないッスか」

「いや、どうにもならないけど」

 まさか、もう帰っちゃったとか?
 今年は見れないか。
 ブザーが鳴り響き、周りの証明がステージへ集中する。ステージに立っていたのは、銀髪にたくさんの髪飾りをつけた、着物の女だった。背中しか見えないけど。傍らには白刃さんの姿も見える。今年は黒い着物だ。
 女は手に持った緋色の扇子をゆらりと持ち上げた。

「君が見た——この空のどこかに響き渡る——我が歌声は、波のように」

 聞き覚えのある、声。
 女はこちらを振り向き、ニッコリと笑う。
 銀ちゃんだ。

「な、何あれ?! 可愛い! マジ可愛い!!」

 羅ちゃんが興奮したように言うが、銀ちゃんには聞こえてないみたいだ。

「ゆらりゆらりと舞い上がれ——恋を綴ったこの歌よ」

 銀ちゃんはほほ笑みながら、舞い踊る。
 あぁ、やっぱり見れた。今年も。
 神様、ありがとう。

 俺様——本当に銀ちゃんに会えてよかったよ。


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