二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
- 日時: 2021/06/12 17:43
- 名前: むう (ID: Wb6EMeB7)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201
――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。
********
どうも、むうです。
鬼滅、花子くん、東方も最近ハマりつつある高1女子です。
六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!
このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
前作は参照のURLから。
この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。
新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪
[前編]【鬼滅】会話文短編集
[公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
〈キャラ紹介〉
・新かまぼこ隊>>136
・花子くんキャラ>>137 参照あり
〈注意〉
●本編完結済み
●スマホだと読みにくいかも
●ネタバレ若干あり
●流血の表現あり
●オリキャラあり
●時々東方キャラ登場
〈新たな設定{花子くんのみ}〉
●花子・つかさ めちゃ仲良し
●放送室メンバー→味方
●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!
〈ルール〉
●つぶやきや拡散〇
●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
●また、ネット上での自作発言×
上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!
★Special thanks★
応援コメントありがとうございます!
蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
一緒に執筆した弟
応援してくれた学校の先生、友達
ーーーーーーーーーーーーーーーー
【目次一覧】
まとめ読み>>01-
読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
作者的に好きな話まとめ>>368-369
◆大生コソコソ噂話・執筆裏話
第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
第2回「春になってきましたね」>>31
第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
第4回「遅いけど自己紹介」>>49
第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
第6回「コロナ怖い」>>84
第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
第12回「むう流表現方法」>>337
第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
◆むうと弟の楽しい会話
第1回>>371
第2回>>380
第3回>>381
◆閲覧数突破記念
「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326
□第1章 蝶屋敷での三週間
第1話「おはよう」>>01-02
第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
第5話「お久しぶりです」>>20
第6話「いざ、出発!」>>21
幕間 >>22
□第2章 六人の初任務
第7話「聞き込み調査」>>23-24
第8話「鏡ノ森」>>25
第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
第11話「本当なら」>>33
□第3章 柱9人の格闘
第12話「列車の中」>>34-35
第13話「九人揃えば何とやら」>>38
第14話「鬼の猛攻」>>40-41
第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
第16話「瞳の数字」>>43
□第4章 柱合会議へようこそ
第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
第18話「ご教示願う」>>50-51
第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
第20話「集められた鬼たち」>>55
□第5章 陰陽師を探せ!
第21話「宵宮家探索」>>59>>64
第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
第23話「最悪の出会い」>>68-69
第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
幕間 >>81
◆番外編
第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
□第6章 お膳立ては計画的に
第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
第29話「六新鬼月と無惨」>>121
第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122
□第7章 最終決戦
第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
第34話「七不思議旋風」>>145-147
第35話「お魚になります!」>>150>>153
第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
第38話「大好き」>>180
第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220
最終話「キセキ」>>221
あとがき>>222
◆本編外伝
外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260
◆キャラクター設定集
〇オリキャラ設定集>>223-226
〇六新鬼月 設定集>>232-236
◆あとがきSP
○あらすじについて>>261
○振り返り編
[第一章]>>262-265
[第二〜三章]>>267-271
[第四〜五章]>>272
〇企画コーナー
[キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
[キャラに○○してみる]>>278-343
[演技力むうむう面接☆]>>287-298
[想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
◆特別編
☆遊園地編☆
第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342
☆お泊り会編☆
第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
第陸の怪「お泊り会3」>>359
□ろくきせ最終章 I'm on your side.
第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
第46話「企みと変貌」>>364>>370
第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395
あとがき>>396
2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.347 )
- 日時: 2020/12/20 09:43
- 名前: 夢兎 (ID: mkn9uRs/)
はい、遊園地に行った後は皆でお泊り会!
旅館に泊まります!
そしてそして、やっと『あの子』も……。
********************
【旅館】
炭治郎「ほわぁ………!」
善逸「ナニコレナニコレでっかいよ、蝶屋敷よりでかいってどゆこと?」
伊之助「すっげえ! 俺こっちで寝るから!」
仁乃「まずはお風呂入りたいな。おっきいお風呂入ってみたい」
睦彦「いやいや、まず荷物をまとめなきゃだろ」
有為「皆さんテンション高いですね」
花子「じゃあ女性陣の部屋はあっちね、男子一同集合!」
つかさ「おー!」
しのぶ「ふふふ、テンションが高い皆さん可愛いです」
寧々「じゃあ荷物を置いた女性陣、一緒にお風呂行きましょー」
蜜璃「美容効果にいいらしいわね〜楽しみ」
光「俺、こう言うの持ってきたんだけど…」
無一郎「トレーディングカードデッキ? キミ、そういうの好きなの?」
寧々「光くん、意外ね」
光「いや違っ、あのこれは俺がホント小さい時に遊んでただけでっ」
宇髄「なぜ地味に隠す必要があんだ。好きなもんは好きでいいじゃねえか」
伊黒「もっともだな」
桜「東方チームはちょっと遅れるらしいわ。今メールが着たところよ」
仁乃「了解! 賑やかなの嫌いじゃないよ!」
〜賑やかなお泊り会が始まった〜
〈一同がお風呂に行っている間〉
【ロビーにて】
カナヲ「では…《死体騎士》をタップ…対戦相手のクリーチャーに5点のダメージを与えます」
メイ「ぐっ…」
〜シジマメイ&カナヲ、光のカードゲームで対戦中〜
カナヲ「次…どうぞ」
メイ「私のターン。三マナ払って《スライムの盾》を出し、《魔女の使い魔》に装備します」
カナヲ「これで攻撃力が3上がった……ってことは…」
メイ「はい、対戦相手に10点のダメージです」
カナヲ「負けた……」
メイ「でもカナヲさんも結構手強いですね。私危うく負けそうでした〜」
カナヲ「メイちゃんも凄かった……またやろ」
メイ「はい!」
・・・・・・
寧々「はー。いいお湯だったねぇ仁乃ちゃん」
仁乃「うん! ドライヤー持って来てないや…向こうにあるのかな」
寧々「ん? あ、あれ、シジマさんっ!?」
メイ「あら八尋さん〜お久しぶりです(ニコッ)」
カナヲ「こんばんは…」
仁乃「お知り合いなの?」
寧々「う、うん、まあ」
※メイちゃんは七不思議四番です。
寧々「し、シジマさんは何でここに」
メイ「作者さんからお呼ばれされましたので。さっきカナヲさんとゲームをやってたところです」
寧々「そ、そうなんだ……私たちにまた何かする気なんですか?」
メイ「そんな〜八尋さんに白状代がついているのに悪い事できませんよー」
〜メイが立ち上がった拍子に背中に隠していたスケッチブックが落ちて〜
仁乃「ふわぁ…絵、すっごく上手ですね! あ、私、胡桃沢仁乃って言います」
メイ「仁乃さんですね。私はシジマメイです。よろしくお願いします〜」
カナヲ「メイちゃんは…絵、すっごく上手だよ…」
仁乃「プロが書いたみたい! あ、あの、リクエストしてもいいですか?」
メイ「ええ。ため口でも全然大丈夫ですよー。何を書きましょうか」
仁乃「え、えっと、じゃあ…(こそっと耳打ち)」
メイ「了解しましたー」
仁乃「(ニヤニヤ)」
寧々「仁乃ちゃん、何を頼んだの?」
仁乃「ちょっとね。えへっ」
・・・・・・・・・・
〈一方、お風呂上がりの睦彦は〉
睦彦「んじゃあ、《岸ザメ》と《ドラゴンの卵》の二体でアタック!」
光「お、お前なにそのコンボっ…」
善逸「お前、何も考えてないようなくせして結構論理的な攻撃すんなぁ」
睦彦「おい善逸何言ってやがる。俺はいつでも真面目だ」
輝「で、光。攻撃を防ぐ手段はあるのかい?」
光「チッ。あと一ターンあれば……負けました……」
睦彦「よし、ってことで俺の三連勝だな! 約束通り何でも好きなこと頼んでいいんだな?」
光「あ、ああ。男に二言はねえよ」
睦彦「んじゃあ、いつも俺をからかう仕返しだ。八尋に告って来い」
光「はは、楽勝楽勝…………………はあああああああああ!!??」
花子「(こ、コクバサンナニヲイッテルンデスカ)」
睦彦「男に二言はないんだよな?」
光「うっ……」
ミツバ「フンッ、クソダサ交通安全ピアスくん災難だったね」
光「…………分かった。やってくる……」
〈別室〉
花子「助けてつかさ! お願い、兄弟の絆で何とかして!」
つかさ「ちょ、ちょっと落ち着いて普。らしくないじゃん」
花子「お願い! なんかもやもやするの! ねえ、お願い!」
つかさ「分かった分かった。俺の大好きな普のお願い、聞いてあげる」
花子「持つべきものは弟—————!」
桜「いつもと体制が逆ね」
夏彦「さて、波乱のお泊り会が幕を開けそうだ。どうなることやら」
ネクスト→お互いの感情渦巻く(人聞き悪い)お泊り会始まり始まり。
メイも参加で楽しい旅館物語、次回もお楽しみに!
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.348 )
- 日時: 2020/07/27 16:12
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
〔自分を作品の世界観に沿って説明してみる〕
【鬼滅だと】
本柱。ただし運動オンチなので役立たず。
上弦倒した数0、下弦も0。
つまりザコ。村田さんより劣っている。
【花子くんだと】
七不思議が零番目、『フデヅカイ』の怪。
小説カキコでのみ登場。
キャラを思うがままに操ることができる。
↑強すぎるだろ。
【東方だと】
東海アリス幻樂団による東方プロジェクトに突如追加されたキャラクター。
スペルカードは持つが、運動オンチすぎて使ったことがない。
服装は大体体操服(おい)。
種族:人間
能力:物語が書ける程度の能力。
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.349 )
- 日時: 2020/07/27 16:48
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
更新が遅くなってすみません。
昨日微熱だしたので書くことが出来ませんでした。
今日は元気百%です。
********************
〈仁乃side〉
【大浴場の隣にある洗面所】
〜ブオォオォオ(ドライヤー)〜
仁乃「今日は疲れたなぁ…。あとで足よく揉んどかないと…」
『かまぼこ権八郎! おいどこだ俺の毛皮は!』
『い、伊之助、取りあえず服を着よう。冷えるぞ』
『毛皮をどこにやった!』
『ちょ、ちょっと落ち着け。あ、あっちには行くな女湯だぞっ』
『それくらい分かってるわ!!』
仁乃「炭治郎さんも大変だなぁ……」
禰豆子「ムー!」
葵「仁乃ちゃん、隣いい?」
仁乃「あ、う、うん。どうぞ」
葵「ありがとう〜。あ、そうそう、四島さんがあとで来てって」
仁乃「もうかけたの? 早いねぇ」
寧々「絵が書ける人って本当にすごいわ。画力を分けてほしい」
葵「分かる〜」
〜仁乃、髪を櫛でといて〜
〜鏡に映る自分の顔を覗き込む〜
仁乃「(……むっくんは、降ろしたほうが好きだったりするのかな)」
寧々「どうしたの?」
仁乃「そうだ!! ね、みんな。一緒にヘアアレンジしないっ?」
葵「ヘアアレンジ?」
仁乃「そう。髪型変えて、男子に見せるの。ねえ、やってみようよ」
寧々「楽しそう〜。いいわねー」
禰豆子「ムームー!」
仁乃「禰豆子もやる? どんな髪型がいいとかある?」
禰豆子「ムー(奥にいる蜜璃を指さして)」
仁乃「みつあみね。了解!」
〜ガラッ〜
桜「へえ、宵宮さんは紅茶飲めないのね。おいしいのに」
有為「はい、どちらかというと抹茶の方が好きなので」
桜「じゃあまた今度、抹茶ラテを作って持ってくるわね」
有為「ありがとうございます桜さん」
仁乃「! そうだっ。ねえお二人さん!(二人の手を掴んで)」
有為「な、何ですか仁乃さん」
仁乃「一緒にヘアアレンジ大会しない?」
桜・有「ヘアアレンジ?」
仁乃「そう。髪型を変えて皆に見せるの。楽しそうじゃない?」
桜「反対はしないけど…私の髪の長さでアレンジは難しいんじゃないかしら」
葵「大丈夫大丈夫! 何とかしますから(ニコッ)」
有為「あの……ボクは遠慮します…ボクなんかがお洒落しても誰も喜ばないと思うし」
寧々「そんなことないよ。有為ちゃん髪サラサラだからきっと似合うわ!」
有為「えっ……///」
寧々「ということで、鏡の前へ来て!(ぐいぐい)」
有為「あわわっ……」
仁乃「じゃあ、ヘアアレンジ大会スタート!」
禰豆子「ムー!」
〈柱side〉
しのぶ「ふふふふふ、冨岡さんだろうと容赦はしませんよ」
義勇「別にどうでもいい。やるぞ」
無一郎「それでは、冨岡義勇VS胡蝶しのぶの温泉卓球、スタート!」
蜜璃「ピー(←笛)」
しのぶ「カカカカカカ」
義勇「タタタタタ」
実弥「ぜんっぜん球が目で追えねえんだけどよォ」
宇髄「派手でいいじゃねえか! ぶちかませぇ!」
〈光side〉
光「睦彦の奴、……クソ、でも言い出しっぺは俺だ。やるしかないか」
『お前にはいろいろ世話になったから、そのお返し』
『悪い方向に転がったら全部俺のせいにしていいから』
光「なんだかんだ言いつつ、いい奴なんだよな。よしっ」
〜光、廊下を進んで〜
寧々「あ、光くん!」
光「せせせせせせせせせ、先輩ッ……あ、あれ髪型が変わってる……」
寧々「う、うん。ちょっとツインテールにしてみたの。ど、どうかな?」
光「に、ににに、似合ってますッ。すっごく可愛いです!」
寧々「ホ、本当? 良かったぁ」
光「せ、せせせせせせせせせ、先輩、俺ッ」
〈壁の陰で〉
花子「あ、やめ、今はやめて……ッ。つかさ何とかして!」
つかさ「普って、あのコのこと好きなの?」
花子「……………好きとか……別に……そういうんじゃないけど……」
つかさ「チューしたんでしょ?」
花子「掘り起こすのはやめてよ! /// 」
つかさ「でもさー。俺より普が何とかしたほうがいいと思うんだよね」
花子「で、でも……だって………そ、そうだよね」
つかさ「いってらっしゃい。ちゃんと見とくからさ」
花子「う、うん…」
〈再び光side〉
寧々「何?」
光「お、おおおおお、俺ッ…せ、先輩のことが………」
光「俺、先輩のことが、好きっス!!」
寧々「え………?」
花子「………………」
つかさ「(あっちゃあぁぁぁ……遅かったぁぁ……)」
光「い、いや違うんですもちろん友達としてって意味です別に変な意味じゃないんですよッ」
寧々「そ、そうなんだ。わ、私も光くんのこと好きだよ!」
光「あ、ああ、ありがとうございますっす!」
光「(無茶だ……だって先輩が好きなのは兄ちゃんなんだから……)」
花子「…………少年」
光「花子………」
寧々「あ、花子く——」
花子「少年、ちょっと話いい?」
光「お、おう」
寧々「(花子くんは私の髪型なんて興味ないわよね……)」
花子「ごめんヤシロ。その髪型、いいね。でも俺はいつもの方が好きかな」
寧々「へっ!?」
花子「寂しくさせてゴメンね。また後で」
寧々「う、うんっ」
………………
花子「少年はヤシロのこと、好きなんでしょ?」
光「お、おう……お、お前は、ど、どうなんだよ……っ」
花子「もちろん、」
花子「少年には渡さないよ。どっちかが独り占めできるんだからね」
光「ぜ、絶対に、お前なんかに負けねえ!」
花子「俺も絶対少年に負けない」
・・・・・・・・・
睦彦「お疲れさん。どうだった? ……その様子じゃ失敗したか」
光「ごめん睦彦。せっかくチャンスくれたのに無駄にしちゃって」
善逸「ホントそうだよな! コイツ人の気持ち全然考えてねえよ!」
睦彦「怒ってもいいんだぜ? 俺も常識が分からない人間じゃねえし」
光「ううん、大丈夫。自力で、また先輩を振り向かせられるように頑張るから!」
睦彦「………!!」
睦彦「応援してるぞ(ニコッ)」
『花子くんと光くんと寧々ちゃんの三角関係をずっと書きたかったので書けて良かったです!
また感想などありましたらよろしくお願いします!』
ネクスト→ヘアアレンジ大会の結果は? そしてむう主催でゲームもします! お楽しみに!
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.350 )
- 日時: 2020/07/28 16:36
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
どうしようもなく寂しくなったとき、このカキコと読者の皆さんが心の支えです。
そしてこの小説で皆さんにも元気パワーを注入できたらこれ以上嬉しいことはありません。
この小説キャラ全員が読者さんの笑顔を願っております。
寂しい時は、ぜひこの小説を読んで、笑って(泣いて)くださいませ。
********************
【廊下】
〈炭治郎side〉
炭治郎「禰豆子! か、か、カワイイ! 三つ編みにしてもらったのか?」
禰豆子「ムームー♪」
炭治郎「葵ちゃんが結んでくれたのか。ありがとう」
葵「お礼なんてなくていいよー。私はただ、こう言うのが好きなだけだから(ニコッ)」
炭治郎「そうなんだ。助かるよ。良かったなぁ禰豆子。葵ちゃんにお礼言わなきゃな」
禰豆子「ムームー」
〜タタタタタ〜
禰豆子「ムー!(ギュ————ッ)」
葵「ふふふ、ありがとう禰豆子ちゃん。また一緒に遊ぼっか」
禰豆子「ムー——!」
〜と、奥から茜が駆けてきて〜
茜「あ、ああああ、アオちゃんが髪降ろしてるっ!」
葵「うん、ちょっと寧々ちゃんヘアにしてみたのー。この髪型も可愛いよね」
茜「に、ににに、似合ってるよ! 今度からその髪型でもいいんじゃないかな」
葵「そう? 前の髪型も気に入ってるんだけど…」
茜「ぼ、僕は前の方も好きだよ!」
有為「……………あ、あの……」
炭治郎「あ、有為ちゃん。君もヘアアレンジしてるの? ポニーの方も似合ってるね」
有為「へ、変じゃないですか? ……こんな髪型、初めてしたので……」
炭治郎「とっても可愛いよ!」
※ドストレート炭治郎
『可愛いよー可愛いよ−可愛いよー可愛いよー(有為の脳内コール)』
有為「ふぇっ!?/// 」
葵「やっぱり炭治郎くんもそう思う? これ考えたの仁乃ちゃんなの」
茜「仁乃ちゃんってこういうの得意そうだもんね」
炭治郎「へえ、凄いなぁ。俺にはそんなことできないから尊敬する」
有為「あ、………ありがとう、ございます………///」
葵「有為ちゃんって自分からはズバズバ行くのに人からされる分には苦手なのねー」
炭治郎「(なんか誰かと似てるな……)」
(睦彦「ひぇっくしっ」)
【ロビーのソファで】
〈桜side〉
つかさ「ねー。ねー普ー。元気出してよー。ねえー。ドーナツあるよ?」
夏彦「何がどうして、七不思議様はこんなに落ち込んでるのかね」
花子「……………なんか、心配し過ぎてたみたい…………」
つかさ「ねー。ねえ普。一緒にトランプでもする?」
花子「………ごめんつかさ、ちょっとほっといて……」
つかさ「……分かった……ゴメン」
〜つかさ、ソファに腰を下ろして〜
つかさ「はー。普はそんなチョウシだし、桜はどっか行っててつまんない」
夏彦「確かに、お嬢お風呂行ったまま帰ってこないね」
つかさ「電話してみる? この前メアド教えてもらったんでしょ」
夏彦「そだね。一応連絡してみようか」
〜ガチャ〜
桜「ただいま戻ったわ」
花子「(チラッ)あ、お帰り七M……ん?」
夏彦「お帰りお嬢………ふぇ?」
つかさ「桜おかえりぃー。んん?」
桜「そんなに見つめられると困るのだけど…何かホッペについてたかしら」
花子「なに? ヘアアレンジが流行ってるの?」
つかさ「桜かわいいっ! 桜大好き———!」
夏彦「お嬢の二つ結びってなんか新鮮……。うん、似合ってるよ…ッ☆」
桜「あ、ありがとう。勝手に八尋さんと赤根さんにアレンジされてしまって」
夏彦「ナイス寧々ちゃん! 寧々ちゃん分かってる!」
【廊下】
〈仁乃side〉
睦彦「ミツバ遅いな。あいつのことだから写真の現像に手間取ってんのかな…」
〜スタスタ〜
睦彦「って言うか……輝といいミツバと言いなんかこっちとの差が凄い気がするぜ…」
仁乃「うーん。ほ、本当にこれって可愛いのかな……」
〜二人、角を曲がって〜
二人「(ごっつん!)」
睦彦「いてててててててて…。お、おいお前どこ見てんだ! …って、胡桃沢?」
仁乃「むっくん! ちょ、丁度良かった」
睦彦「何が丁度よK…………(顔を上げた瞬間ショート)」
仁乃「あ、コレ? ちょっとお団子にしてみたんだけど、どうかな?」
睦彦「………………い、いいんじゃねーの? 分からないけど………」
仁乃「そうじゃなくて、可愛いかって聞いてるの」
睦彦「かッ……///」
仁乃「やっぱり、むっくんはいつものツインテの方が好き?」
睦彦「………………ど、どっちも、い…か、可愛いんじゃ……ね?」
仁乃「『可愛いんじゃね』じゃなくて感想が欲しいの」
睦彦「……あーもうッ。可愛いよ! これでいいんだろこれで!!」
仁乃「……何でそんなにヤケにやってるの? むっくんの照屋さん」
睦彦「お、女には分からない男の気持ちってもんがあるんだよ!!」
〜と、その時〜
〜ピロン〜
仁乃「あ、メールだ。むうちゃんから」
『ゲームをするからメンバー集めて寝室に集まって! 東方メンバーも出来れば集めてきて!
このメールが回ったら違う人にも回してくれると助かる。むうより』
仁乃「よし、行こうむっくん。メンバーを集めて来よー。おー!」
睦彦「(結局俺はこいつの手の上で踊らされるんだなぁ……)」
********************
みなさんはどのコンビのアレンジ結果が良かったですか? また教えてね!
また、「こんなことしてほしい」とかあったらコメントでよろしく!
ネクスト→ゲーム開始! 次回もお楽しみに!
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.351 )
- 日時: 2020/07/28 17:22
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
ゲームをしまーす。
今回やるゲームは即興劇(エチュード)と呼ばれるものです。
それでは、始まり始まり。
ちゃーんと見ないとダメだよ? おばーかさん。
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※ゲームの都合上キャラ崩壊を含みます。苦手な人はお控えください。
【寝室】
むう「はーい。集まってくれてありがとう!」
霊夢「間に合って良かったわね」
魔理沙「だな!」
しのぶ「それで、今回は何をやるんですか? 前みたいに王様ゲームでしょうか」
むう「今回は、即興劇(エチュード)をやりたいと思います!」
一同「即興劇……?」
寧々「それって、即興で役を演じるってことよね。できるかしら……」
光「大丈夫ですよ先輩。俺も不安なのは同じなんで!(ニカッ)」
ミツバ「そ、そんなことを僕にやらせるなんて、君も僕を虐める気なんでしょ!?」
むう「虐めてないよ。ミツバくんが可愛いからお願いしてるの」
ミツバ「………ふぇ?」
有為「勘違いしないでください。今のはただのナンパです」
むう「あーちょっと有為ちゃん、余計なこと言わないで!」
有為「事実を言っただけです」
ミツバ「…………君僕をそんな目で見てたの? 引くわ〜」
むう「もお!」
むう「それではルールを説明しまーす!」
無一郎「メモしておくけど忘れちゃったらゴメンね」
蜜璃「大丈夫よ無一郎くん。私が教えてあげるから」
【ルール】
・主語カードと述語カードを一枚ずつ引いて役を決める
・各チームから一人演者を指定して、演劇スタート
・演じ終わったら演者は次の演者を指定、その人は同じ手順で演劇
・全員が役を演じたら終了
むう「ってことで早速やっていきましょー! では、各チームから一人選んでくださーい」
炭治郎「最初はそうだな、各アニメの主人公でいいんじゃないかな」
宇髄「派手に賛成する。まずは主人公の座を派手に見せつけてやれ」
伊黒「ということは竈門炭治郎と花子、博麗霊夢に霧雨魔理沙か」
花子「よし。ちょっくらやってくるかぁ」
霊夢「覚悟しなさい! 私は異変解決の専門家、博麗霊夢よ!」
魔理沙「よし、頑張るぜ!」
輝「それでは、主語カードと述語カードを一つずつ取って役を確認してね」
演者一同「(ガサガサ)」
炭治郎「………ブフッッ」
花子「wwwwwwwww マジか」
霊夢「……フフッッ」
魔理沙「うお、強烈な奴来たぜ」
仁乃「ではみんな、役を発表してねー」
炭治郎「俺は、【パリピ化した時計守ミライ】ですw」
花子「えーっと、【陰キャ100%のバーテンダー】だって」
霊夢「私は、【動画再生回数ゼロ回の、日向夏彦】よ」
(夏彦「マジか……」)
魔理沙「そんであたしは、【家が台風で吹っ飛んだ、ろくきせ作者・むう】だぜ」
一同「wwwwwwwww」
桜「それでは、即興劇エチュード、スタートです」
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炭治郎→パリピ化ミライ
花子→陰キャのバーテンダー
霊夢→動画再生が伸びない夏彦
魔理沙→家が台風で吹っ飛んだ、むう
炭治郎「ばーか! うわぉ! おにーさぁぁぁあんおねーさぁぁぁん↑↑ イェア!」
葵「wwwwwwwww」
寧々「後で絶対寿命締められるわ……」
霊夢「あーあ。また動画再生回数ゼロだった……もういっそお嬢に見せよっか…」
炭治郎「あ、お兄ちゃん! ちょっと飲みに行こ! やっふうううううううう!」
霊夢「………あ、いいよ。でも俺の動画見てくれたらじゃないとダーメ☆」
無一郎「着実に閲覧数稼いでるwww」
善逸「wwwwwwwww やめて腹が痛いww」
炭治郎「おっけー。わたしが見てあげる! ヒャッハー!!」
霊夢「……ガチャ。おーい、いつもの頼みます—。あ、君も俺の動画見て」
花子「……………分かりました…………ご注文は………何にしましょうか………」
ルーミア「草なのだー。声小っちゃいのだー」
パチュリー「陰キャだから仕方ないのよ」
炭治郎「んじゃあ、オレンジジュースで頼むよぉおお! ヨ・ロ・シ・クウ!」
霊夢「俺はいつも通り、レモンスカッシュで☆」
魔理沙「ガチャ。うーわ人生で最大の出来事に直面したわ…台風で家吹っ飛んだ……」
つかさ「ブフッ wwwwwwwww」
炭治郎「やめて、腹が、お腹がwwwwwwwww」
花子「……………いらっしゃいませ……ご注文はいかがですか……」
魔理沙「あー。えっと、お金持って来てないです」
花子「……………出て行け」
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むう「ハ———イ終了---!!」
花子「wwwwwwwww ダメだこのバーテンダーww」
霊夢「っていうか彼奴が動画サイトに投稿する未来が見えたわ」
夏彦「ヤバイ、俺終わってるじゃん…」
むう「はい、次の人決めてねー」
炭治郎「じゃあ睦彦くん、次よろしく頼むぞ」
花子「じゃ、つかさよろしく!」
霊夢「東方から、咲夜でお願いするわ」
魔理沙「んじゃあ、柱の冨岡義勇で」
蜜璃「では今回は、役を決めて終わりにするわ。演劇は次回、お楽しみに—」
演者「(ゴソゴソ)」
【次回】
睦彦→見事に振られたオリキャラ・睦彦
つかさ→人間へと化した花子くん・もっけ
咲夜→めっちゃくちゃ照れ屋の東方・フラン
義勇→原宿でナンパにチャレンジする鬼滅・善逸
ネクスト→次回もお楽しみに!
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