二次創作小説(紙ほか)
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- 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
- 日時: 2024/02/02 20:20
- 名前: むう (ID: F7nC67Td)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201
――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。
********
どうも、むうです。
鬼滅、花子くん、その他色んなものが好きです。
六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!
このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
前作は参照のURLから。
この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。
新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪
[前編]【鬼滅】会話文短編集
[公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
〈キャラ紹介〉
・新かまぼこ隊>>136
・花子くんキャラ>>137 参照あり
〈注意〉
●本編完結済み
●スマホだと読みにくいかも
●ネタバレ若干あり
●流血の表現あり
●オリキャラあり
●時々東方キャラ登場
〈新たな設定{花子くんのみ}〉
●花子・つかさ めちゃ仲良し
●放送室メンバー→味方
●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!
〈ルール〉
●つぶやきや拡散〇
●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
●また、ネット上での自作発言×
上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!
★Special thanks★
応援コメントありがとうございます!
蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
一緒に執筆した弟
応援してくれた学校の先生、友達
★2021年冬⭐︎小説大会★
「二次創作合同」金賞受賞作
感謝 >>398
ーーーーーーーーーーーーーーーー
【目次一覧】
まとめ読み>>01-
読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
作者的に好きな話まとめ>>368-369
(4年ぶりに帰ってきた)作者的にツッコミたい話まとめ>>399—
◆大生コソコソ噂話・執筆裏話
第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
第2回「春になってきましたね」>>31
第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
第4回「遅いけど自己紹介」>>49
第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
第6回「コロナ怖い」>>84
第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
第12回「むう流表現方法」>>337
第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
第14回「帰還者ムーマス ~4年ぶりに帰ってきた~」>>399
◆むうと弟の楽しい会話
第1回>>371
第2回>>380
第3回>>381
◆閲覧数突破記念
「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326
□第1章 蝶屋敷での三週間
第1話「おはよう」>>01-02
第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
第5話「お久しぶりです」>>20
第6話「いざ、出発!」>>21
幕間 >>22
□第2章 六人の初任務
第7話「聞き込み調査」>>23-24
第8話「鏡ノ森」>>25
第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
第11話「本当なら」>>33
□第3章 柱9人の格闘
第12話「列車の中」>>34-35
第13話「九人揃えば何とやら」>>38
第14話「鬼の猛攻」>>40-41
第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
第16話「瞳の数字」>>43
□第4章 柱合会議へようこそ
第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
第18話「ご教示願う」>>50-51
第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
第20話「集められた鬼たち」>>55
□第5章 陰陽師を探せ!
第21話「宵宮家探索」>>59>>64
第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
第23話「最悪の出会い」>>68-69
第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
幕間 >>81
◆番外編
第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
□第6章 お膳立ては計画的に
第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
第29話「六新鬼月と無惨」>>121
第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122
□第7章 最終決戦
第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
第34話「七不思議旋風」>>145-147
第35話「お魚になります!」>>150>>153
第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
第38話「大好き」>>180
第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220
最終話「キセキ」>>221
あとがき>>222
◆本編外伝
外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260
◆キャラクター設定集
〇オリキャラ設定集>>223-226
〇六新鬼月 設定集>>232-236
◆あとがきSP
○あらすじについて>>261
○振り返り編
[第一章]>>262-265
[第二〜三章]>>267-271
[第四〜五章]>>272
〇企画コーナー
[キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
[キャラに○○してみる]>>278-343
[演技力むうむう面接☆]>>287-298
[想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
◆特別編
☆遊園地編☆
第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342
☆お泊り会編☆
第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
第陸の怪「お泊り会3」>>359
□ろくきせ最終章 I'm on your side.
第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
第46話「企みと変貌」>>364>>370
第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395
あとがき>>396
2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
- 第25話「地獄の手合わせ」(4) ( No.80 )
- 日時: 2020/11/17 16:16
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
はいどーも、むうです。
最近は執筆前にストレッチをすることが多くなりました。
何故かって? コロナのせいで外に出れないからですよ……恨むわ…。
はい、独り言終了☆
続きをご覧ください。
【有為VS炭治郎の戦いに花子くん参戦】
炭治郎「は、花子くん、ありがとう助けてくれて」
花子「いいよー。それに…(小声)後で皆で不意打ちかけるから」
炭治郎「(ふむふむ)わー——! 花子くんが来てくれてすっごく助かったな———!(大声)」
有為「今度前触れもなく大声出したら蹴りますからね」
炭治郎「ご、ごめんなさい……(これでさっき話してたことは悟られてないはず)」
花子「よし、宵宮。やろうか(包丁の刃先を有為に向けて)」
炭治郎「は、花子さん花子さん。今のは『殺ろうか』ではなくて?」
花子「まさかー。大丈夫、殺しはしないから(ニッコリ)」
有為「その手に持っている刃物で攻撃でもする気? 殺人罪に問われるけど仕方ない。
まぁ本人がやる気だしここは気を使って『受けて立ちましょう』と言うべきだなと
ボクは思いました」
炭・花「心の声がただ漏れ!!!」
有為「失礼。ではかかってきてください。
炭と花がまともに戦えるのかという疑問はありますが」
花子「………冷たいねえ、俺が勝ったら抱きしめてあげようか(指先で包丁をくるくる回し)」
有為「では花子くんが抱きしめる前に数発殴りますね☆」
三人「では、いざ!!」
〜三人、同時に地を蹴って〜
〈善逸&睦彦 茂みの陰に隠れて待機中〉
善逸「有為ちゃんのディスが今回も炸裂してんな…なぁ睦彦?」
睦彦「いやブラックシェインの方がいいか? それとも……(ブツブツ)」
善逸「……お前何してんの」
睦彦「いや、新技の名前を考えてるんだけど、いまいちピンと来なくてな…」
善逸「今優先することはそれじゃないでしょ絶対! 作戦の方でしょ!」
睦彦「分かってるよそんなこと。ただちょっと……」
善逸「お前ホントめんどくさいな!!」
〈仁乃&伊之助 茂みの陰に隠れて待機中〉
仁乃「いい? 多分花子くんが合図してくれると思うから、合図あったらすぐ出るからね」
伊之助「ハッハァ! 上等! 伊之助様に勝るモノこの上なし!」
仁乃「よし、頑張るぞー」
〈光&寧々 茂みの陰に隠れて待機中〉
寧々「わ、私、本当にこんなことしなきゃダメなの……!?(ちょっと青ざめた顔)」
光「俺も詳しいことよく分からないんすけど、花子の奴が勝手に、」
花子『水の攻撃が出た時は、ヤシロおとりにすれば隙はつける』
光「って、ちょっと目ぇ細めてニヤニヤしながら提案してたんですけど…」
寧々「(わ、私、進んで魚になれと!?)」
光「嫌ならやらなくていいと俺は思いますけど…」
寧々「(落ち着くのよ私! やらなきゃいけないときはあるのよ!)」
※寧々は水を浴びると魚になる
【再び、有為VS炭花コンビ】
有為「では、まずは、軽ーく眠ってもらいましょうか…」
花子「?……催眠術でもするつもりなのか?(チラッと炭治郎にアイコンタクト)」
炭治郎「(コクリと頷いて)有為ちゃん、一つ頼みがあるんだけど」
有為「何でしょうか。傷野郎」
炭治郎「俺は水の呼吸だから、水の神の術で有為ちゃんと戦いたいんだけど」
有為「……なるほど。どの術を使おうがボクの勝手だし、
色んな術を組み合わせて使った方が戦法も工夫できるのに、とちょっと苛立ちながらも
ここは一つの呼吸しか使えない善良な市民の為に、黙って指示に従うことにします」
炭・花「やかましいわ!!」
有為「そっちの声もやかましいですけどね。祓魔術・水の神 逆鱗ノ舞(げきりんのまい)!」
〜水でできた大量の鱗が多方面から二人に向かって飛んできて〜
炭治郎「花子くん、全部弾くことってできるか?」
花子「………お安い御用。行け、魚くん!!」
寧々「(茂みから飛び出し)二人とも危な———い!(二人をかばうように手を広げ)」
花子「ヤシロ!!」
炭治郎「寧々ちゃん!」
〜ボタボタボタッッ 切っ先の鋭い鱗が寧々の体を傷つけようとして〜
炭治郎「水の呼吸・陸ノ型 ねじれ渦!!」
善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃!!」
伊之助「獣の呼吸・伍ノ牙 狂い裂き!!」
仁乃「四季の呼吸・肆ノ型 梅雨流流!!」
睦彦「光の呼吸・参ノ型 暗暗流打!!」
花子「やれ、白状代!!」
光「えいっ! あっち行け鱗どもめ!(錫杖を振り回す)」
〜危機一髪のところで鱗を全部弾き飛ばし〜
有為「(寧々の方に駆け寄って)すみませんボクあなたはただの大根足娘としか思ってなかっ—」
かまぼこ隊一同「…………え!?」
光「………は??」
花子「やぁやぁ、ご苦労様」
寧々(魚)「もう酷い花子くん!! バレちゃったじゃない!!」
花子「でも、結果オーライじゃない?」
寧々(魚)「よくない!」
有為「え、何で、魚に……ど、どういうこと……」
花子「今だ!!」
睦彦「(バッと宙に飛んで)行くぞ善逸、用意はいいかァ!?」
善逸「ぱうっ(←気絶)寝たからもう大丈夫だ、行くぞ」
睦彦「派手にぶちかますぞ!」
有為「しまった!!(背後から向かってくる善逸と睦彦を見てギョッとする)
で、でもこの術ならっ!霞の神・香霧噴—」
仁乃「ざーんねん。前方にもご注意を☆(有為の上空に飛んで)」
有為「なっ(前と後ろを交互に見て)」
仁乃「はい、伊之助さんおねがーい!(暗黒の魔手で、道に落ちていた薪を伊之助に投げ)」
伊之助「獣の呼吸・弐ノ牙 切り裂き!(薪を粉々に割って)」
〜パキンッッ バラバラバラバラッッ〜
有為「きゃっ」
睦彦「雷の呼吸・弐ノ型 稲塊!!(ドドドドドドドドドンッ)」
善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連!!(ビシャッッ)」
〜善逸の斬撃により、有為の服の裾がやぶれて〜
有為「あっ」
かまぼこ隊一同「やった————!」
花子隊一同「ウィン!!」
寧々(魚)「良かったね! で、でも早く私を元の姿に戻して!」
花子「はーいはい。分かりましたよっと(寧々の体を手ぬぐいで拭いて)」
寧々「ぷひぃー。も、もうこれっきりよ! もう金輪際こんなことごめんだから!」
炭治郎「ふんふんなるほど。寧々ちゃん、今度町で綺麗な金魚鉢を買ってくるよ」
善逸「魚の餌もね♪」
寧々「…………違うぅぅぅぅ………!!!」
〈10分後〉
有為「参りました。ボクとしたことが、たった一つの呼吸しか使えない奴らに負けるとは」
睦彦「地味に嫌味が混ざってんな。相変わらず全然ブレねえ奴だぜ」
炭治郎「取りあえず、勝てて良かった。皆の協力のおかげだ。ありがとう」
善逸「褒められても嬉しくなんてないからな!!(ニコニコ)」
伊之助「ハッハァ! やってやったぞぉぉおお!! ヒャッフー!」
光「先輩。オレは何も見てなかったってことにしときますから、元気出してくださいよ」
寧々「…………私もう寝る……心のどこかにヒビが入った……」
花子「悪かった、俺が悪かったよ、よーしよしよし(なでなで)それと」
有為「何ですかこっちを鼻息荒く見つめて。気持ち悪いですね」
花子「勝ったから、何かご褒美欲しいなー」
有為「……そうですね。では、(腹パンクリーンヒット)」
かまぼこ隊一同「花子く————ん!!!」
寧々「は、花子くん大丈夫……!?」
光「……ダメだ、気絶してる」
有為「勝ったら抱きしめるというお約束でしたよね。倒れたなら抱擁など出来ませんね」
かまぼこ花子隊「過激極まりない……(泣)」
ネクスト→番外編です!
登場があまりなかった柱たちも登場します!
楽しみにしていてくださいね♪
番外編の前にある幕間もどうぞ見てみてくださいねー。
- 幕間 ( No.81 )
- 日時: 2020/04/09 18:31
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
宵宮有為様へ。
元気にしていますか。
俺はちょっとしなくちゃいけないことがあって、そっちへは戻れそうにない。
十郎兄ちゃんの行方を探して家を出て、かれこれ一年。
流石に一年経っても兄が戻って来なかったら死んだと思われても当然だよな。
でも、俺も十郎もちゃんと生きているから安心しろ。
必ず用事を終えて、戻ってくるからな。
今俺がいる場所はすごく暗い。自分の両手足さえ見れないような状態だ。
この場所は他の人からはまず見えないし見つからない。
だからお前が俺ともし会える日が来るなら奇跡だ。
俺はこの場所で必死に敵と戦っている。
敵は俺の力で少しずつ弱体化しつつある。
ただ俺の体力はもう既に限界状態だ。
日に日に出来ることが少なくなってきて悔しい。
有為、もし俺とお前が会うことが出来たら、お前の力で敵を倒してくれ。
その時は、俺が陰でサポートする。
敵を倒し終わる頃には俺がこの世から居なくなっているかもしれないが、
それでも微かな可能性を求めてお前を頼る。
俺はお前ときっと会えるはずだ。
だから、その日までもう少し辛抱してくれ。
頼りにしてるぞ。
宵宮茂吉
- 第壱話「お願い叶えてください」 ( No.82 )
- 日時: 2020/04/09 19:07
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
【トイレの花子さん 炭治郎ver,】
寧々『花子くんってね、お願い頼めば叶えてくれるんだよ。ただ一つ、大事なものと引き換えに』
−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−
〈トイレ〉
炭治郎「(トントントン)花子さん花子さん、いらっしゃいますか?(ガチャリ)」
〜しーん〜
炭治郎「誰もいない……」
???「こっちだよ」……
炭治郎「うわぁぁぁぁあ!!!(バッと振り向いて)」
花子「やあ、竈門。ここ宵宮の家だよ? 扉三回ノックしてたけど、もしかして…」
炭治郎「叶えてほしい願いがあって!!叶えてくれるって聞いたんで!(ちょっと食い気味)」
花子「ほー。でもここ、俺の活動領域外だしなぁ」
炭治郎「そこをなんとか! お願いします!!ドーナツあげるんで!」
花子「ふわぁぁぁぁ!!じゃ、名前知ってるけどもう一回名前と願いをどうぞ!」
炭治郎「(ちょろい……)」
※花子くんの好きな物はドーナツ。。
炭治郎「階級・《丙》竈門炭治郎です!」
花子「ふんふん、カマドね。知ってるけど。で、願いは?」
炭治郎「妹を人間に戻してください!!」
花子「え、えー——っと、つまりあれかな、『変身』の願い事ってことでいいのかな」
炭治郎「いえ! 変身とかそういう甘い世界じゃないので!!(キッパリ)」
花子「あ、そう。。で、でも俺初心者だからぁ……」
炭治郎「妹は朝日も浴びれない身体でして、是非とも人間に戻してほしいのです!」
花子「話、聞いてないね…」
〜禰豆子、炭治郎の背負い箱から出てきて〜
禰豆子「ムームー……」
炭治郎「禰豆子、人間に戻りたいよな?」
禰豆子「ムームー」
炭治郎「戻りたいんだよな!?」
禰豆子「ムームー」
炭治郎「戻りたいよね?」
禰豆子「ムームー」
花子「反応が一緒だと何とも言えないね。ひとまず、願いは分かった。やってみる。
で、竈門は俺に何を差し出すの?」
寧々『大事なものと引き換えに』
炭治郎「………えーっと……」
花子「お代は体で支払ってもらうけど」
炭治郎「ちょっと待って、考え中……」
−−−−−−−−−
−−−−−−
−−−−−
炭治郎「俺の頭の傷と引き換えに、妹を人間に戻してください!」
※その後、禰豆子はちょっとだけ人間に戻った(話せるようになった)
炭治郎の頭からは額の傷が消えた。。。
- 第壱話「お願い叶えてください」(2) ( No.83 )
- 日時: 2020/04/10 18:26
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
【トイレの花子さん 善逸ver,】
〈廊下にて〉
善逸「(トイレから出て来た炭治郎を発見)あ、炭治郎、お前どこ行ってたんだよ!
もうすぐ夕飯だって………ん???」
炭治郎「善逸。どうかしたのか?」
善逸「お前……頭の傷、治った?? 見当たらないんだけど」
炭治郎「あぁ、うん、代償として支払った!」
善逸「へ?? 代償ってどゆこと? 主語ないから全然分かんないんだけど…」
禰豆子「(炭治郎の陰から顔を出して)」
善逸「禰豆子ちゃん!! 今日も可愛いね。君のお兄ちゃんがちょっと変なんだけどさぁ」
禰豆子「おにいちゃを、ぐろうちゅな」
善逸「…………しゃ、喋ったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!(ハートズッキューン!)」
禰豆子「ちゃべる!」
善逸「何でかな、俺の愛の気持ちが禰豆子ちゃんに届いたからかな!?
どっちにしろすっごくうれしいよ! 可愛すぎて死にそう!!」
禰豆子「ぜんいちゅ、あいのきもち、ちらにゃい(ニッコリ)」
善逸「………舌足らずだから今のコメントは聞こえなかってことで!!」
炭治郎「花子くんに、『妹を人間に戻してください』って頼んだら、
禰豆子が喋るようになったんだよ」
善逸「マジで!!?? 何で?? どういう原理で??」
炭治郎「それは分かんないんだけど、善逸も叶えてほしい願い事とかあれば叶えてもらったら?」
善逸「出来んの!?」
炭治郎「うん。トイレの壁を三回ノックして、
『花子さん花子さんいらっしゃいますか』って尋ねて扉を開けるんだ。
あと、願いをかなえてもらう代わりに代償を支払わなきゃいけなくて」
善逸「代償ってまさかそれ???」
炭治郎「……だって、『人の大切なモノ』って条件だし、慎重に考えないといけないだろ?
傷は頑張った証だし本当は支払いたくなかったんだけど……」
善逸「ま、まあ仲間に比べたら傷なんてちっぽけなものですよ!! でも、それなんだ」
炭治郎「善逸も、良かったら試してごらんよ、花子くんサービス」
善逸「サービスなんだ!? まぁ…考えておくわ。早く部屋に戻れよな」
炭治郎「うん」
禰豆子「ぜんいちゅ、ばいばい」
善逸「(ニッコリ)あとでね禰豆子ちゃん!! 待っててねぇ〜!」
禰豆子「……きが、むいちゃらにぇ!」
善逸「『気が向いたら』という辛辣なコメント、頂きましたありがとうございます……」
〈トイレ〉
善逸「(トントントン)花子さん花子さん、いらっしゃいますか?(ガチャリ)」
〜しーん〜
善逸「いないじゃない!もうどこ行ったのよサービスなんじゃないの!?」
???「こっちだよ……」
善逸「ギャァァァァァ!!!背後から来るのやめて!
内臓が口から出そうだったんだぞ、そうなったらお前人殺しだからな!
(バッと振り向いて)」
花子「やあ、我妻。もしかしてさっき竈門に俺のこと教えてもらって来たの? ちょろいねぇ」
善逸「お願い何でも叶えてくれるって本当ですか!(ちょっと食い気味)」
花子「うん、大体のお願いは叶えてあげられると思うよ」
善逸「あ、あと、禰豆子ちゃん喋らせてくれてありがとう!
でもちょっと俺に対して冷たい気がするんだが!」
花子「それは俺じゃなくて直接本人に聞いた方がいいと思うよ?」
善逸「嫌だぁぁぁぁぁぁ(泣)自分が傷つくの目に見えてるから嫌だぁぁぁ!!」
花子「……よしよし。(善逸ヾ(・ω・*)なでなで)それで、願いは?」
善逸「禰豆子ちゃんと付き合わせてぇぇぇ〜! お前だけが頼りなんだよぉー」
花子「ほー。恋愛成就ね、お相手は竈門妹か。でも竈門妹って好きな人…」
善逸「それはお前の作り話だろぉ!??」
花子「いや、さっき聞いたの。喋れるようになったからさ」
善逸「どどどどどど、どうでした!?(花子くんにすり寄って)俺だったら嬉しいな!」
花子「期待してるとこごめんけど、好きな人は竈門だって」
善逸「ここは兄弟愛を素晴らしく思うべきだろうけど俺はショックを受ける!!」
花子「正直だねぇ。俺もさーぁ、願いを叶えてあげたいだけどさぁ、
『竈門妹と付き合いたい』という願いを叶えた場合、竈門妹の恋心はどうなるのかなーって」
善逸「お前意地悪だなぁぁ!!」
花子「それでも叶えてもらいたい?」
善逸「ぐっ………。ちょ、ちょっと待って、違うのにする……」
花子「おぉー。優しいねぇ」
善逸「アー——でも禰豆子ちゃんと付き合いたいよぉ———。でも悲しませたくないよぉー。
あっ」
花子「どうした?」
善逸「お願い、決まったわ」
花子「………ほほう。お願いを、聞かせてもらおうか」
善逸「『将来』禰豆子ちゃんと付き合えるようにしてください!」
花子「ちょっとだけ内容を変えただけでほぼ内容一緒…」
善逸「だってぇぇぇ、諦めきれないもん!!」
花子「わかったわかった。でも、代償は、ちゃんと支払ってもらうよ」
善逸「ああーハイハイハイハイ。ちょっと待ってね———」
−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−
花子「お、決まった顔をしてるね。じゃあ代償は何か聞いちゃお」
善逸「俺の金髪を元の色に戻すことを代償にするわ!!」
※1年後か10年後か100年後かどうかは知らないが、将来善逸は禰豆子と付き合えるように。
その代償として、善逸の髪は金髪から黒に戻った。。。
ネクスト→次回は伊之助ver,をお届けします!
お楽しみに!
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.84 )
- 日時: 2020/04/11 14:00
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
【大正コソコソ執筆裏話】
〈その1 新型コロナに関して〉
ニュースなどでずっと言ってて、この掲示板でも言っちゃうと
「気が滅入るんですが!」って 突っ込まれると思いますが、
めちゃくちゃ田舎のうちの県でもコロナの感染者が出ました……。
休校とか外出自粛とかで皆さん(自分も)大変だと思いますが、
自分の小説で少しでも皆さんに元気を与えられたらいいなぁと思っているところです。
一緒に頑張って行きましょう!
〈その2 近況報告みたいなもん〉
この小説裏話とか大正コソコソ噂話は、
「なんか話思いつかんけど喋りたい」というわがままな私のエッセイみたいなもんです。
最初はオリキャラの設定とか書いてましたがいつの間にかエッセイへと化しました…。。。
もともと文を書くのが好きで、学校では人権作文を全校の前で朗読させられたことがありました。
……と言っても、今は私学校行ってませんけどね。
うつ病? なのかな、精神科で治療を受けてて、学校は不登校で家で勉強してます。
何が原因なのかはよく分かりません。
「え、そうだったの、心配」と思われた方、少しずつ回復していますので安心してください!
あ、あと、友人関係とか部活の上下関係とかで学校行きにくいなーとか、
自分も不登校だどうしよう……って方に私からアドバイス〈?〉というか
元気が出る(出たらいいな)一言を。
「人生なるようになるさ」。
友人関係で悩んでる人へ。
分かってくれる人だけ大事にすればいいし、自分と他人は違うんだからと私は思ってます。
だから『あの子といつも比べてしまう』とか、『あの子と上手くやれない』ってときには、
「自分は自分、他人は他人」「ちょっと一回しっかり考えてみよう」
と思えば大丈夫。
不登校だけど何か言われないかなとか、この先どうしようとか思っている人へ。
不登校でもいいじゃない。学校行かなくても出来ることはいっぱいあるし。
まぁ私は大半を小説執筆に当ててますけど、時には自分の好きなことにめり込むのも
いいと思いますよ。
〈まとめ〉
まぁそんなこんなで私も色々あるわけですし、今色々大変なことも多いですが
一緒に頑張ってね、まず笑って(私の小説読んで笑ってもらって〉、
お互い頑張ってのりこえて行きましょう!!
…………うわ、なんかすっごい(うまく言えない〉文章になったな…。。。
自分で自分を始めて尊敬しました。
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