二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
日時: 2024/02/02 20:20
名前: むう (ID: F7nC67Td)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201

 
 
 ――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。

 ********

 どうも、むうです。
 鬼滅、花子くん、その他色んなものが好きです。

 六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
 隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!

 このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
 前作は参照のURLから。
 この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。

 新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
 柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
 第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪

 [前編]【鬼滅】会話文短編集
 [公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
 
 
 
 〈キャラ紹介〉

 ・新かまぼこ隊>>136
 ・花子くんキャラ>>137 参照あり

 〈注意〉

 ●本編完結済み
 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ若干あり
 ●流血の表現あり
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈新たな設定{花子くんのみ}〉

 ●花子・つかさ めちゃ仲良し
 ●放送室メンバー→味方
 ●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!

 〈ルール〉

 ●つぶやきや拡散〇
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×


 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!


 
 ★Special thanks★

 応援コメントありがとうございます!

 蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
 一緒に執筆した弟
 応援してくれた学校の先生、友達

 
 ★2021年冬⭐︎小説大会★
 「二次創作合同」金賞受賞作

 感謝 >>398
 
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 【目次一覧】


 まとめ読み>>01-


 読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
 作者的に好きな話まとめ>>368-369
(4年ぶりに帰ってきた)作者的にツッコミたい話まとめ>>399

 
 ◆大生コソコソ噂話・執筆裏話

 第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
 第2回「春になってきましたね」>>31
 第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
 第4回「遅いけど自己紹介」>>49
 第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
 第6回「コロナ怖い」>>84
 第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
 第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
 第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
 第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
 第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
 第12回「むう流表現方法」>>337
 第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
第14回「帰還者ムーマス ~4年ぶりに帰ってきた~」>>399

◆むうと弟の楽しい会話

 第1回>>371
 第2回>>380
 第3回>>381


 ◆閲覧数突破記念

「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326


 □第1章 蝶屋敷での三週間
 
 第1話「おはよう」>>01-02
 第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
 第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
 第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
 第5話「お久しぶりです」>>20
 第6話「いざ、出発!」>>21

 幕間 >>22

 □第2章 六人の初任務  

 第7話「聞き込み調査」>>23-24
 第8話「鏡ノ森」>>25
 第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
 第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
 第11話「本当なら」>>33

□第3章 柱9人の格闘

 第12話「列車の中」>>34-35
 第13話「九人揃えば何とやら」>>38
 第14話「鬼の猛攻」>>40-41
 第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
 第16話「瞳の数字」>>43
 

 □第4章 柱合会議へようこそ

 第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
 第18話「ご教示願う」>>50-51
 第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
 第20話「集められた鬼たち」>>55


 □第5章 陰陽師を探せ!

 第21話「宵宮家探索」>>59>>64
 第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
 第23話「最悪の出会い」>>68-69
 第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
 第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
 
 幕間 >>81
 

◆番外編

 第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
 第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
 第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
 
□第6章 お膳立ては計画的に

 第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
 第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
 第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
 第29話「六新鬼月と無惨」>>121
 第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122


□第7章 最終決戦

 第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
 第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
 第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
 第34話「七不思議旋風」>>145-147
 第35話「お魚になります!」>>150>>153
 第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
 第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
 第38話「大好き」>>180
 第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
 第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
 第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
 第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
 第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220

 最終話「キセキ」>>221
 あとがき>>222



 ◆本編外伝


 外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
 外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
 外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
 外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
 外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260


 ◆キャラクター設定集


 〇オリキャラ設定集>>223-226

 〇六新鬼月 設定集>>232-236



 ◆あとがきSP

 ○あらすじについて>>261

 ○振り返り編

 [第一章]>>262-265
 [第二〜三章]>>267-271
 [第四〜五章]>>272
 


 〇企画コーナー
 
 [キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
 [キャラに○○してみる]>>278-343
 [演技力むうむう面接☆]>>287-298
 [想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
 

 ◆特別編


 ☆遊園地編☆

 第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
 第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
 第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342


 ☆お泊り会編☆

 第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
 第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
 第陸の怪「お泊り会3」>>359



 □ろくきせ最終章 I'm on your side. 


 第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
 第46話「企みと変貌」>>364>>370
 第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
 第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
 第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
 第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395


 あとがき>>396


2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
  
 
 

 
 
 

第24話「陰陽師・宵宮有為」(3) ( No.75 )
日時: 2020/11/23 08:49
名前: むう (ID: mkn9uRs/)

 >>74
 楽しんでもらえたようで嬉しいです(笑)
 ちなみにボケコメントはその場のアイデアで入れてるヨ☆
 誤字チェックしてる時に自分で笑わないようにしてるよ(←痛いのでね)
 

 【厨房にて】

 有為「(コップに茶葉を淹れながら)………あの、一つ聞いてもよろしいでしょうか?」
 炭・花「何?」
 有為「何で二人とも、ボクの腕や肩を揉んでいるんですか。邪魔だからどいてください」

 〜炭治郎・花子くん、しれっと女の子をマッサージ中〜

 炭治郎「大きい屋敷の管理を一人でやってるんだから、少しは休まなきゃだめだよ(もみもみ)」
 花子「そうそう。ほら肩に力入ってるよー。無理しなくていいんだからさー(もみもみ)」
 有為「肩に力が入る原因を述べるならば、急に体を触ってきて気持ち悪いから、です」

 花子「えぇー。宵宮の言葉のナイフで俺死にそう」
 有為「すでに死んでいるとか言ってませんでしたっけ。おばかさんですね」
 花子「う……っ。な、なかなかやるじゃん」

 炭治郎「有為ちゃん、もうちょっと優しく言おう? そうすれば皆とともっと仲良くなれるよ」
 有為「(コップをちゃぶ台の上に置いて)ボクは優しく言っていますが」
 炭・花「(あ、ダメだ。無意識に放った言葉がメンタルをえぐってくるパターンだコレ)」

 有為「お茶が入りましたので席に座って、冷める前に飲んでください」
 炭治郎「ありがとう。優しいねー」
 有為「褒めていただくほどの事ではないのでお礼など結構です」

 花子「………何だかなぁ……。俺に対しての当たりが強い気がするのはなぜ?(お茶ゴクゴク)」
 炭治郎「そういえば、一回三人を追い出したんだっけ。何で?」

 有為「単なる操作ミスです。本当は近くにいた鳥を召喚したかったのですが、
    術の発動方法を間違えたのか、気づけば珍妙なお三方が目の前に…」

 炭治郎「珍妙なお三方……」           ・・・・
 花子「なんかさ? 『こんにちはー』って挨拶したら回し蹴りが飛んできてさ」
 炭治郎「へぇー。(回し蹴り!?)」

 有為「(お茶を飲んで)他にも色々やったら大人しく帰ってくれたのですが、何故かまた」
 炭治郎「よく無事だったね花子くん!!??」
 花子「……いや何も無事じゃないよ。便所虫って合計5回くらい言われたしさ……」

 有為「いえ、ボクの計算によると10回は言いました」
 炭治郎「ぇぇぇぇぇぇぇ!」

 花子「そりゃ、泣きたくもなるよ幽霊でも…。ヤシロなんかずっと怒ってた。
   『花子くんからも言われて傷ついてたのに他の人からも言われた!』って」
 炭治郎「………お気の毒に」


 【一方その頃、寝室】


 善逸「おい睦彦、起きてるか?」
 睦彦「ったりめえだろ。伊之助殴ろうとしたら本人が起きてキレて、逆にこっちが殴られて」
 伊之助「俺様を倒そうだなんて百億光年早えんだよォ!(エッヘン)」

 善逸「いやむしろ起きてくれた方が効率いいわ。縄持って来て〜コイツ縛る!」
 睦彦「了解。そこで押さえとけ善逸! あと光っつったか、お前も手伝え! 起きてんなら」
 光「オレを巻き込むんじゃねえ!」
 
 仁・禰・寧「すー…すー…」


 ※キャラやポジション被りがち・仲良しの電気属性(雷、光、金髪)の3人

 
 【再び、厨房】

 炭治郎「改めて屋敷を見ると、埃一つ落ちてなくてびっくりしたよ。凄いね」
 花子「ヤシロに爪の垢を煎じて飲ませたいな、うん」

 有為「自分の住む場所を他人に掃除させて偉そうに…」
 花子「否定したいけど間違ってはない!!」

 有為「自分でしなければならない所に追い詰められているからやっているだけですよ」
 炭治郎「………有為ちゃん…」
 花子「へぇ、努力してるんだ。偉いね」

 有為「掃除の手順を全部覚えることが出来たのは三カ月前。
    米のとぎ方もお茶の淹れ方も分からなくて、いつも兄たちに頼ってました。
    頼みの綱が居なくなって、急に自分の無力さを実感したというか…」

 炭・花「………」

 有為「余裕がないから、ついきつい言葉を言ってしまったりして、毎日失敗ばかりで。
    術も完ぺきではないし、凄いと言われるようなことは何もしてません」

 炭治郎「そんなことないよ。有為ちゃんの、努力する姿勢が俺にとっては凄いことなんだよ」
 有為「……え」
 花子「たくさん頑張ったんでしょ? 自信持ちなよ。俺は、宵宮の頑張りを認める」

 有為「………傷野郎の癖に、便所虫の癖に、いいことを言うなんてずるいです」
 炭治郎「傷野郎って思ってたのずっと!!?」
 花子「はーい俺は便所虫って言われても強く生きてまーす!」

 有為「うん、決めました! 明日から皆さんに、ボクと手合わせをしてもらいましょう」
 炭治郎「手合わせ……?」
 花子「ふふふ……いいよ。俺に勝てるのならね(ニンマリ)」

 有為「実践に向けて、少しでも使える術を増やしたいですし、
    相手からの攻撃の避け方なども学べますしね」
 花子「宵宮って、ひょっとするとすっごく真面目?」
 炭治郎「うんうん、一緒にがんばろう!」





 伊之助「テメェら後で覚えてろよ———!!(縄でグルグル巻きに)」
 善・睦「やったぜ!!」
 光「………オレもう寝ていいっすか?」



 ネクスト→有為VSかまぼこ花子隊で、手合わせ訓練開始☆
      次回もお楽しみに!
  
 

第25話「地獄の手合わせ」 ( No.76 )
日時: 2020/11/17 16:13
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 はい、やっと25話いきましたー。
 今までのほほんとした感じでしたがやっと技とかみんな出してきますのでね。
 じゃ、頑張って執筆しようか。
「本の呼吸・壱ノ型 キーボード操作!!」(ダサっw)


 〈翌日:AM9:00〉
 
 炭治郎「おはようー」
 禰豆子「(まだ寝ている)」
 善逸「おはよう炭治郎。お前はいいよな、何か勝手に屋敷探検してたんだろ幸せだったか」

 炭治郎「善逸? ………目にクマが出来てるぞ。寝不足なのか?」
 善逸「聞いてよ炭治郎ォ〜! 伊之助の寝相が悪すぎて、
    手やら足やら、俺の体に当たって眠れなかったんだよぉ」

 睦彦「寝不足なのはお前だけじゃねえぜ……。全く」
 炭治郎「睦彦くん? なんか顔色が悪いけど…」
 仁乃「ああ、むっくんは低血圧で朝が弱いから」

 睦彦「伊之助、テメエ本当に許さねえ! 折角、俺が鬼を100体一気に倒す派手な夢見てたのに」
 善逸「それは凄いですねぇ!!?? 俺なんか夢さえ見させてもらえんかったわ!」

 伊之助「………お前らなァ……(縄でグルグル巻き状態継続中)」

 寧々「ど、どうしたの? なんで縛られてるの?」
 光「…ああ、気にしなくていいっすよ先輩」
 寧々「光くん何か知ってるの?」
 花子「さあ、話してごらん」
 光「お前には死んでも話さねえぇ!」

 有為「(部屋のふすまを開けて)おはようございます皆さん。朝食の準備手伝ってください」
 一同「はーい」


 【厨房】

 有為「はい。この中で自分が不器用だという自信がある人、挙手」
 伊・睦・花「はい!(ビシッ)」

 仁乃「おぉ〜自信満々に手を上げてる」
 寧々「料理は得意! 頼っていいんだからねっ」
 善逸「マジで? 教えて下さい寧々先生!」
 寧々「よろしい!(嬉しそう)」
 
 有為「分かりました。では、伊之助くんは部屋で待機。睦彦くんは野菜を洗ってください。
    花子くんは………厠の掃除でも」

 花子「なぜ!!??」
 光「花子=トイレって考えが根元にあるんだな、きっと」
 炭治郎「…………有為ちゃん、まずはその考えを改めるところから始めようか」
 睦彦「伊之助に至っては待機だとよ。差、ありすぎるだろ。宵宮、変更してくれ」

 有為「すみませんでした。では、伊之助くんは部屋で待機。睦彦くんは野菜洗いを。
    花子くんはそうですね、手持ちの包丁が錆びてるので研いでください」

 花子「だから、なぜ!!??」
 伊之助「ヤッフー、待機だぜ! 何もしなくていいぜェ!(隣の部屋へビューン)」
 光「ちょ、おい、逃げるな!」

 有為「では、始めましょう」
 かまぼこ隊一同「不安しかない……」
 花子くんキャラ一同「……以下同文……」


 〜レッツ クッキング〜


 炭治郎「(豆腐を斬って鍋に入れる)味噌の量っていつもどれくらいなの?」
 有為「ああ、炭治郎くんの好みの量で大丈夫ですよ(卵焼きを作っている)」
 花子「ふーん。ふんふふーん♪ 包丁を、研ぎまーす」

 善逸「(お米を研いでいる)花子に一言突っ込みたいのは俺だけか?」
 寧々「ううん、私も!トントントン(←野菜を切っている)」
 睦彦「俺ももちろん突っ込みたい。ジャー(←野菜を洗って寧々に渡している)」

 光「仁乃ちゃん、もう一つ包丁取ってくれるか?」
 仁乃「いいけど何に使うの? はい(包丁を渡して)」
 光「鮭があったから、西京焼きでも作ろうかと……」
 善逸「凄いな!」



 【隣の部屋】

 伊之助「ちょっと待て! この縄ほどかねえといけねえの忘れてたァ!
     自分ではほどけないし……オイお前!(禰豆子を呼ぶ)」
 禰豆子「(パチッ)ムームー?」
 伊之助「これほどけ!」
 禰豆子「…………すぅ…すぅ…」
 伊之助「寝んな——————!!」



 〈朝食の時間〉

 有為「今日の朝食は、ご飯と、豆腐の味噌汁と、卵焼きと西京焼きです」
 一同「うわぁぁ、おいしそー!!」
 炭治郎「では、」
 一同「いただきまーす!」

 有為「食べ終わったら早速訓練ですよ」
 善逸「マジですか嫌ですよ!」
 伊之助「うるせえっつーの!((´〜`)モグモグ」
 仁乃「むっくん、この白菜洗ったんでしょ。おいしいよー」
 睦彦「そうか。俺、洗っただけだけどな。ありがと」

 寧々「光くんのつくった西京焼き美味しいー」
 光「良かったっす! 他にも作ってほしいものあれば作りますよ」

 寧々「じゃあねえ、イケメン彼氏!」
 光「すみません、それは無理です…」

 花子「ヤシロ……」
 寧々「何その目! じょ、冗談に決まってるでしょー。嫌だなー花子くんったらー(棒)」
 花子「あ、そう? それならいいんだ。ヤシロの頭が通常だったら俺嬉しい」
 寧々「う、うん、ツウジョーツウジョー」
 もっけ「ぼうよみ」「うそつき」「アメやる」

 善逸「あ」
 炭治郎「もっけちゃんは正直者だな(ニッコリ)」
 
 寧々「違うのよぉぉ〜!!」



 ネクスト→手合わせ開始!
      次回もお楽しみに!



 あ、また戦闘します!って言ってできないパターンになっちゃった…。
 ごめんねー。
     
 
 

 
 

 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.77 )
日時: 2020/04/08 13:58
名前: 蝶霞 (ID: SK5u95ln)

サクラっす。
今回の一句
「ボウヨミ」「ウソツキ」「ネネ」

第25話「地獄の手合わせ」(2) ( No.78 )
日時: 2020/11/17 16:15
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 あー、有為ちゃんの術の技名考えるのムズイな…。
 でも頑張って頭をひねりながら考えましたので、そこの当たりも見ていただければ!
 あとこの作品面白いって思ったらお気に入り登録や感想もお願いします(__)
 

 〈朝食を食べ終わって〉

【かまぼこ花子隊と有為、家の裏にある山にて手合わせの準備】

 炭治郎「よし、久々に技出すから素振りでもしておこうっと。な、善逸」
 善逸「………ハァ……いいですねお前、頭お花畑で。……やべぇ俺死ぬわ」
 炭治郎「陰陽師の子孫と直接戦えるんだぞ! この経験は鬼の討伐にきっと役に立つ!〈力説〉」
 善逸「そんなことを言うんだったらお前との仲はこれまでだな。睦彦、行くぞ」

 睦彦「(刀の整備中)は? お前何言ってんだ。頭大丈夫か?」
 伊之助「早く始めようぜェ!! 楽しみで仕方ねえ!」
 仁乃「この前はがねづかさんに打ち直してもらったばかりだから、技出すの楽しみだなぁ」
 善逸「アー——俺の居場所ないわ! 俺もう帰る! 帰って寝る!!」

 花子「我妻って帰る家あるの?(宙にふわふわ浮きながら)」
 善逸「自分の家なんかねえよ。鱗滝さんとこに帰るわ。蜘蛛野郎(累)がいるけどココよりマシ」

 寧々「えぇー。有為ちゃんの家、凄く居心地がいいのに」
 光「そんなこと言うと、また何か言われそうだけど…。タンポポ野郎とか」

 善逸「あんな可愛い子がそんなこと言うはずがなかろう!」
 花子「いや、あるよ。俺なんか便所虫×10回だよ? 君だけ特別何てことはないと思うけど」

 有為「ボクの家よりマシとか仰った下郎は誰でしょうか?(ニュー)」


 〜不意に背中から声をかけられ〜

 善逸「ギャァァァァァ!!」
 有為「……全く。ついこの前までは『座布団ふわふわ! 俺寝るわ!』などと言ってたくせに。
    これ以上文句を言うようであれば、呼び方をタンポポ野郎に変えますが」
 善逸「すみませぇぇぇぇん!!!」


 有為「……はい、では始めましょうか。(杖を掲げて)
    この杖の先に取り付けてある球を、この前誰かが割ったんですよね…」
 伊之助「ゲッ」

 有為「ルールはこうです。順番は誰からでも構いません。皆さんはボクの服の裾を斬ったら勝ち」
 炭治郎「そのルールなら、木刀にした方がいいんじゃないかな。真剣でやったら…」
 善逸「か弱い乙女のはだに傷つけたら犯罪よ!?」

 有為「……昔、兄の稽古に付き合って木刀で勝負をしたら、一瞬で粉々になったので…」
 かまぼこ隊一同「一瞬で粉々!??」

 花子「なるほどねぇ。俺も本気で行くよ?(包丁キラリ☆)」
 寧々「頑張れ花子くん!」
 光「先輩、オレに任してください。やってやりますよ」


 善逸「ちょっと待て————!!!」
 有為「これくらいのルール、鳥でも覚えられると思うのですが、無理でしたか?」
 かまぼこ隊一同「どうした、善逸」
 花子くんキャラ一同「?」

 善逸「いや、何で皆誰も突っ込まないわけ? 見て下さいよこのメンバーを!」 
 伊之助「ああん? 何だテメエ・何が言いてえのか分かんねえよ」
 炭治郎「メンバー? 俺たちかまぼこ隊と花子隊(←そう呼ぶことにしてる)だけど」

 仁乃「どこがおかしいの?」
 睦彦「おい善逸。お前勝負から逃げたいからって時間稼ぎとか汚ねえぞ!」


 善逸「だってさぁ、有名な陰陽師の子孫VS柱以下の剣士5人と、
    幽霊とお祓い屋(武器デバフ状態)と、あとあと寧々ちゃんに至っては手ぶらですよ!
    これ完全に無理ゲーじゃない??」

 花子「ヤシロに何かあったら俺が守るんだから気にしなくていいのに」
 光「いや花子よりオレの方が絶対先輩を守れるんで!」

 炭治郎「(小声)一人ずつかかって来いとは言ってないし、連係プレーでもいいと思うよ」
 睦彦「善逸! 鏡ノ森でやった連撃もう一回派手にぶちかましてやろうぜ」
 伊之助「くだらねえことグタグタ考える暇があるなら鍛錬しろ!」
 仁乃「大丈夫だよ、善逸さん。何かあったら私がフォローするから!」

 善逸「そ、それで大丈夫なの??」
 かまぼこ花子隊「うん、多分大丈夫!」
 善逸「多分!?」

 有為「ボクはもう準備できてますよ。くだらない独り言にいつまでも付き合いたくないので」
 炭治郎「じゃあ、まずは俺が行きます!」

 かまぼこ隊一同「炭治郎頑張れ!」
 花子「おー、ファイト—!」
 もっけ「ふれー」「ふれー」「たんじろう あとでアメやる」

 炭治郎「アメ欲しいので頑張ります!」
 有為「(………)では、よろしくお願いします」


 〜炭治郎・有為 両者深く構えて〜

 もっけ「それじゃ」「しあい」「かいし!」

 

 ネクスト→炭治郎VS有為、そして善逸×睦彦の連撃再び!
      花子くんや光も寧々ちゃん援護で頑張ります。
      次回もお楽しみに!


 〈後日談というか作者の独り言〉

 むう「戦闘が長引く呪いにでもかかってるのかな?」
 
   こんな噂、知ってますか? 『戦闘やります』と書いてあったから読んだら、
   戦闘シーンがなかったりするのは、もしかしたら『むう』の仕業かもしれません……。

 むう「はい、紛れもなく私の仕業です!」
 
 

 

第25話「地獄の手合わせ」(3) ( No.79 )
日時: 2020/04/09 09:29
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 
 【炭治郎VS有為】

 炭治郎「(タタタタタタ←駆け足)……怪我は負わせられないし、慎重にやらないとな…。
     (ダン←宙に浮いて)水の呼吸・弐ノ型 水車!!」
 有為「(バク転をして技をかわす)祓魔術・壱ノ目 水の神 水龍刃風!!」

 〜大量の水を含む風が発生〜

 炭治郎「うおっっ!(水の流れに巻き込まれて遠くに飛ばされる)」
 善逸「炭治郎————!」


 〜炭治郎、そのまま数十メートル先まで吹っ飛ばされ〜

 有為「もしかしてボクに近づければ勝てるとか思ってました? 」
 炭治郎「思ってました!(早く受け身を取らないと…)水の呼吸・捌ノ型 滝壺!!」


 花子「おぉー。技で頭から着地するのを回避。凄いねぇ」
 伊之助「あの攻撃……また出やがったぜ」
 
 仁乃「(小声)ねえ、炭治郎さんが有為ちゃんと戦っている時に私たちで不意打ちかけようよ」
 睦彦「えっ(←不意打ちが大の苦手)」

 寧々「で、でもでも、炭治郎くん大分追い込まれてるし、皆で助けたほうがいいんじゃっ」
 光「なるほど…作戦考えようか。あ、先輩はゆっくりしてて結構です!」
 寧々「うんん、私も一緒に考える! 私も一緒に頑張る!」
 善逸「(寧々ちゃんめっちゃ優しい! 神!!)」

 
 炭治郎「あの術は厄介だな…。どうする、どう動く? よし、後ろから回り込む!
    (茂みにしゃがんで隠れながら有為の背後へ)」
 有為「(周囲をきょろきょろと見まわし)……姿が、消えた…」

 炭治郎「(よし、背後に回れた…)水の呼吸・弐ノ型・改 横水車!!(木の枝を斬る)」

 〜ポキッッ ドサッッ〜


 有為「!? 枝が落ちて…。(飛んで回避)ということは炭治郎さんは反対側でしょうか。
    炭治郎さんは水の呼吸ですので、ボクも『水の神の術』で行きますね!」


 ※祓魔術は壱ノ目から拾ノ目まで、水の神から天の神まで術がある。
  ただ、水の呼吸のように壱ノ型が1個ということはない。
 「壱ノ目 水の神」の術は5つくらいある。。


 有為「水の神・刈り水泡(かりみなわ)!!」

 〜有為が杖を振ると、数個の水の球が出現。炭治郎に向かって振ってくる〜


 善逸「うわぁぁぁぁ、何かいっぱい来たよ、受けきれるの炭治郎?」
 睦彦「しっ。でっかい声出すな、作戦がバレる」
 伊之助「ハン。あんな水の球の1個くらい2個くらい、炭太郎なら余裕だぜ!」
 仁乃「……油断したらダメだよ、多分きっと…」


 炭治郎「うわ、なんだアレ? 水でできた泡、か? 
     漆ノ型 雫波紋突き!(ボスッと泡を突き刺して)」
 有為「(ニヤリ)……ご苦労様です」

 炭治郎「あれ、斬れない? 馬鹿な! えいっ」
 有為「無駄ですよ、無理やり切ろうとすると……」


 炭治郎「(スパッ)斬れた!! やった…」

 〜バー————ンッ〜


 かまぼこ隊一同「炭治郎(さん)—−−−!!」
 花子「竈門!!」
 寧々「炭治郎くんがっ」
 光「なんちゅう技だよ……」
 もっけ「シンダカ」「シンダ」「シンダ?」

 善逸「もっけは静かにして!(泣)」
 

 炭治郎「うわぁぁぁぁ!! な、何だ? 急に泡が爆発して……
    (また数メートル先にぶっとばされる)
     痛っ。か、顔の皮膚に擦傷が…。と、とにかく受け身を取らないと!」
 有為「刈り水泡はその名の通り、斬ろうとすると爆発して相手を切り裂くんです」

 睦彦「説明が怖いわ!!」
 伊之助「あんな奴に本当に勝てんのかよ、炭治郎攻撃できてねぇじゃねえか!」
 仁乃「大丈夫! みんなの知恵と勇気と希望があれば!」
 善逸「『知恵・勇気・希望』って、N〇Kの教育番組みたいなキャッチフレーズだね!?」

 花子「人間って意外とすぐ死んじゃうんだよねー。ここは俺がひとまず、出るってことで
    いいかな?」
 仁乃「さ、作戦聞いてた?」
 花子「大丈夫。うまくやるから(白状代セット完了)」

 ※白状代(はくじょうだい)とは、花子くんの武器である人魂のことです。

 寧々「頑張ってね! 大根足って言った報いを受けてもらおうじゃない!」
 光「先輩、ずっとそのこと根に持ってるんすね」

 花子「じゃぁ、行ってくるよ」
 善逸「死ぬなよ!」
 睦彦「バカ。あいつ元々死んでるだろうが。それより善逸、連撃の話なんだが……」

 仁乃「伊之助さんも私と連撃しない? 二刀流同士で」
 伊之助「フン! 俺の力が必要ってことだなァ? いいじゃねえか、やるぜ!」

 〜かまぼこ隊花子隊、順調に作戦を練る〜


 〈一方炭治郎〉

 炭治郎「(ぶっ飛ばされながら)水の呼吸・肆ノ型 打ち潮!! よし、受け身は取れた」
 有為「ボクが立っている場所まで随分が遠いですが、ここまで来れますかね?
    炎の神・爆炎(ばくえん)!!」

 〜大量の炎の球がふってきて〜

 仁乃「私の血鬼術パクってませんか!?(※仁乃の血鬼術・爆黒炎)」
 有為「……そもそも仁乃さんと勝負したことがないので術名すら知りません」

 炭治郎「こ、これは斬ったら爆発とかするのかな?」
 有為「いいえ、しません。ただ、無理に斬るとさらに激しく燃えだします」
 炭治郎「ひええっ」

 〜と、遠くから足音がして〜

 花子「蹴散らせ、白状代!!」
 有為「ギャッ 何この閃光…っ」

 〜爆炎が全部消滅し〜

 花子「遅れてごめんね。ここからは俺も加勢するよ。……本気で(包丁キラリ☆)」



 ネクスト→かまぼこ花子隊、作戦実行! 連撃も開始☆
      有為VSかまぼこ花子隊の戦闘をお楽しみに!


 
   

 
 


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