二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
- 日時: 2024/02/02 20:20
- 名前: むう (ID: F7nC67Td)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201
――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。
********
どうも、むうです。
鬼滅、花子くん、その他色んなものが好きです。
六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!
このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
前作は参照のURLから。
この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。
新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪
[前編]【鬼滅】会話文短編集
[公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
〈キャラ紹介〉
・新かまぼこ隊>>136
・花子くんキャラ>>137 参照あり
〈注意〉
●本編完結済み
●スマホだと読みにくいかも
●ネタバレ若干あり
●流血の表現あり
●オリキャラあり
●時々東方キャラ登場
〈新たな設定{花子くんのみ}〉
●花子・つかさ めちゃ仲良し
●放送室メンバー→味方
●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!
〈ルール〉
●つぶやきや拡散〇
●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
●また、ネット上での自作発言×
上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!
★Special thanks★
応援コメントありがとうございます!
蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
一緒に執筆した弟
応援してくれた学校の先生、友達
★2021年冬⭐︎小説大会★
「二次創作合同」金賞受賞作
感謝 >>398
ーーーーーーーーーーーーーーーー
【目次一覧】
まとめ読み>>01-
読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
作者的に好きな話まとめ>>368-369
(4年ぶりに帰ってきた)作者的にツッコミたい話まとめ>>399—
◆大生コソコソ噂話・執筆裏話
第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
第2回「春になってきましたね」>>31
第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
第4回「遅いけど自己紹介」>>49
第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
第6回「コロナ怖い」>>84
第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
第12回「むう流表現方法」>>337
第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
第14回「帰還者ムーマス ~4年ぶりに帰ってきた~」>>399
◆むうと弟の楽しい会話
第1回>>371
第2回>>380
第3回>>381
◆閲覧数突破記念
「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326
□第1章 蝶屋敷での三週間
第1話「おはよう」>>01-02
第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
第5話「お久しぶりです」>>20
第6話「いざ、出発!」>>21
幕間 >>22
□第2章 六人の初任務
第7話「聞き込み調査」>>23-24
第8話「鏡ノ森」>>25
第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
第11話「本当なら」>>33
□第3章 柱9人の格闘
第12話「列車の中」>>34-35
第13話「九人揃えば何とやら」>>38
第14話「鬼の猛攻」>>40-41
第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
第16話「瞳の数字」>>43
□第4章 柱合会議へようこそ
第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
第18話「ご教示願う」>>50-51
第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
第20話「集められた鬼たち」>>55
□第5章 陰陽師を探せ!
第21話「宵宮家探索」>>59>>64
第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
第23話「最悪の出会い」>>68-69
第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
幕間 >>81
◆番外編
第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
□第6章 お膳立ては計画的に
第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
第29話「六新鬼月と無惨」>>121
第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122
□第7章 最終決戦
第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
第34話「七不思議旋風」>>145-147
第35話「お魚になります!」>>150>>153
第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
第38話「大好き」>>180
第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220
最終話「キセキ」>>221
あとがき>>222
◆本編外伝
外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260
◆キャラクター設定集
〇オリキャラ設定集>>223-226
〇六新鬼月 設定集>>232-236
◆あとがきSP
○あらすじについて>>261
○振り返り編
[第一章]>>262-265
[第二〜三章]>>267-271
[第四〜五章]>>272
〇企画コーナー
[キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
[キャラに○○してみる]>>278-343
[演技力むうむう面接☆]>>287-298
[想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
◆特別編
☆遊園地編☆
第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342
☆お泊り会編☆
第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
第陸の怪「お泊り会3」>>359
□ろくきせ最終章 I'm on your side.
第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
第46話「企みと変貌」>>364>>370
第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395
あとがき>>396
2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.210 )
- 日時: 2020/06/08 16:58
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
【拡張☆出張編・大正コソコソ噂話】
むう「今日のゲストはこの方です!」
チルノ「チルノでーす!」
葵「こんにちは、赤根葵です〜」
むう「はい、よろしくお願いします」
チルノ「ヨロシク!」
葵「なんか寒いね…」
むう「チルノの冷気で凍えそうなんだけど」
葵「あのーもうちょっと寒さ控えめで…」
チルノ「えー?」
むう「これから暑くなるから、チルノよろしくね」
葵「そうだね〜。園芸部のクーラー役として」
チルノ「でも前に映姫に怒られたからな」
葵「そうなの?」
チルノ「貴方は少し考えが足りないって」
むう「マジか〜」
葵「私も怒られたよ。貴方はモテすぎるって」
チルノ「www」
三人「次回は優羽さんリクで、映姫と花子くんをお招きします。 お楽しみに!」
- 第42話「骸と、最後の鬼:後編」 ( No.211 )
- 日時: 2020/06/08 20:27
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
全員参戦だぜ———!
オールスターって楽しいよね。
−−−−−−−−−−
つかさ「(立ち上がる)うん、治ったかな。ちょっと傷口が痛いけど」
愈史郎「珠世様の開発した薬はすごいだろう」
つかさ「うん。凄いね、ソンケーするよ!」
かまぼこ花子隊一同「(ホッ)」
花子「つかさ、本当に平気?」
つかさ「平気だよー。ちょっとビックリしたけどもう平気」
夏彦「七不思議を拳骨一発で殺した奴がアッサリやられるとねぇ」
寧々(魚)「よかったぁ〜。死んじゃうかと思った…」
桜「さて八尋さん、準備に取り掛かりましょう」
寧々(魚)「はい!」
蜜璃「ちょっと貴方。こんな可愛い子を虐めるなんて許さないわ!」
累「同意する。君は刻んであげる」
実弥「おい鬼。さっきはよくもやってくれたなァ?」
骸「あら、もう回復したのね。ずっと倒れてても良かったのよ」
善逸「あ、アイツは腹に穴空いても紅茶飲むとか言ってた精神強い奴です」
彼岸「そうなん、だ!」
〜ブンッ〜
善逸「ギャァァァァァッ いきなり飛び掛からないでぇっ(回避)」
蜜璃「善逸くん、私が守るからね!」
有為「ボクはここで威力を緩和します!」
一同「了解!」
蜜璃「恋の呼吸・壱ノ型 初恋のわななき!(ビシャッ)」
悲鳴嶼「岩の呼吸・参ノ型 岩窟の肌!(ドカンッ)」
無一郎「霞の呼吸・弐ノ型 八重霞(ブンッ)」
骸「血鬼術・伸指斧(しんしおの)」
〜骸の指が一メートルくらいに伸び〜
骸「切り裂いてやるわっ(腕を振り回す)」
炭治郎「あがッッ うっ」
睦彦「炭治郎—−−っ」
禰豆子「ムームー!!(お兄ちゃんっ)」
彼岸「やるわね。このまま攻撃を続けましょう」
骸「分かったわ。彼岸、あの血鬼術は使わないの? もったいないわよ」
彼岸「楽しみは後に取っていた方がいいでしょう?」
骸「確かにそうね」
アオイ「炭治郎さん、大丈夫ですかっ。立てますか?」
炭治郎「フー。大丈夫。ちょっと擦り傷になっただけだから」
光「無理すんなよ!」
炭治郎「分かってる。でも、ぶっちゃけやっかいな術だな」
伊黒「取りあえず、今のところは攻撃をかいくぐって接近するしかなさそうだな」
義勇「だな。胡蝶、毒の準備は?」
しのぶ「OKです。任せてください」
花子「七峰が合図したら全員で行くよ。タイミング間違えないで」
伊之助「おりゃああ! 伊之助様のお通りじゃァ!」
仁乃「(屈伸運動)よし…」
睦彦「(右足に巻かれた包帯を巻きなおして)」
桜「ラジオの電源入れて。ナッツンは血鬼術の発動お願い」
ナッツン「はいはい」
寧々(魚)「わ、私、噂の内容考えましたっ」
桜「さすがね。(ヘッドホンを装着しながら)ナッツン、行くわよっ」
ナッツン「じゃ、行くよー☆」
〜カチャリ〜
寧々(魚)「こんな噂知ってますか?」
怖いこわぁい人食い鬼。
それに立ち向かう隊士たちのお話を。
人食い鬼に攻撃されることがあるかもしれません。
でも、きっと大丈夫。
隊士たちの体から放たれる光は、攻撃を跳ね返してくれるでしょう
放送室メンバー一同「こんな噂知ってますか?『絆魂の光』」
煉獄「なんだこれは! 身体から光が!」
宇髄「派手でいいじゃねえか。感謝するぜ」
桜「みんな、今よ。真っ直ぐ向かって!」
炭治郎「ヒノカミ神楽・円舞!」
禰豆子「血鬼術・爆血!」
善逸「雷の呼吸…漆ノ型 火雷神!」
伊之助「獣の呼吸・壱ノ型 穿ち抜き!」
仁乃「四季の呼吸・陸ノ型 夏越!」
睦彦「光の呼吸・参ノ型 暗暗流打!」
玄弥「バンバンッ(銃撃)」
カナヲ「花の呼吸・陸ノ型 渦桃!」
義勇「水の呼吸・肆ノ型 打ち潮」
しのぶ「蟲の呼吸・蜻蛉ノ舞 真靡き!」
蜜璃「恋の呼吸・伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪!」
伊黒「蛇の呼吸・伍ノ型 蜿蜒長蛇」
宇髄「音の呼吸・壱ノ型 轟!」
煉獄「炎呼吸・玖ノ型 煉獄!」
実弥「風の呼吸・捌ノ型 初列風斬り!」
無一郎「霞の呼吸・陸ノ型 月の霞消!」
悲鳴嶼「岩の呼吸・弐ノ型 天面砕き」
夏彦「かーらーの、血鬼術・陶酔の風」
骸「あれ……なんか、足元がおぼついて…(ドサッ)
ネクスト→みんなは骸を倒したのか? 次回もお楽しみに!
【出張編:大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話タイム
むう「はい! そこ座って! 正座ね」
花子「……今日はなんかツンツンしてない?」
つかさ「確かに。で、何するのむう」
むう「ってことで映姫、よろしく頼むね」
映姫「花子。貴方は、ひょうひょうとしすぎる」
花子「え、何いきなり」
むう「四季映姫・ヤマザナドゥは、町でお説教して回ってる閻魔様だよ」
花・つ「え、つまり今から俺たち怒られんの?」
映姫「花子、ポケットに入ってるものを述べなさい」
花子「やだよ」
映姫「この鏡を見て(手鏡を花子に渡して)」
花子「…ポケットに入ってるものはエロ本とエロいこけしと、人魚の鱗です」
※映姫の鏡を見たら嘘はつけない
映姫「花子、貴方は八尋を好きすぎる」
花子「それ、怒られるべきこと? むしろしかるべき相手はつかさじゃない?」
映姫「貴方は、八尋に突然キスをして、八尋を虐めたでしょう」
花子「………ちが、違うよ! いや、違わないけどっ」
映姫「花子、お前は、エッチなトイレの花子さんとして生きていくつもり?」
花子「そんなこと思ってないもんっ」
映姫「つかさ、貴方はサイコパス過ぎる」
つかさ「そーお? 普通だと思うけど」
映姫「敵をグッチャグチャに殴って、その上人の命も惜しまない」
つかさ「俺ねえ、人が苦しんでる顔見るのが趣味なんだよねー」
映姫「つかさ、貴方は桜に仕事を全部押し付けすぎる」
つかさ「………」
映姫「いずれ誰からも嫌われる」
つかさ「嫌だぁぁぁぁ! 普には嫌われたくないいい」
映姫「そしてむう、お前は本編より大正コソコソ噂話をやりすぎる」
むう「すみません閻魔様……正論でございます」
三人「次回のゲストは【パチュリー×神崎アオイ】です!」
- 第42話「骸と、最後の鬼:後編」(2) ( No.212 )
- 日時: 2020/06/09 16:17
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
いよいよ、もうすぐ本編が終わりそうな感じになって来ております。
最後までしっかり頑張りますので、よろしくお願いします。
−−−−−−−−−−
【骸、ピンチ!】
骸「あれ……なんか、足元がおぼついて…(ドサッ)」
彼岸「骸っ。しっかりしなさいっ」
骸「………」
彼岸「ね、寝てる……!?」
仁乃「やったのかな」
善逸「死んだ? 死んだ?」
玄弥「ピクともしないぜ。やっつけたんじゃね?」
カナヲ「じゃああとは、あの鬼だけね…」
〜彼岸、キッと夏彦を睨んで〜
彼岸「何をしたの貴方」
夏彦「何をしたって、別に。血鬼術の効果じゃない?」
彼岸「……許さないわ」
骸「……ゴホッ ゴホゴホッ」
寧々「ま、まだ生きてる…。でも、ちょっとしんどそうね」
光「そうっすね。でも今がチャンスです。早く首を斬ってしまいましょう」
しのぶ「そうですね。蟲の呼吸・蝶ノ舞 戯れ!(ドスッ)」
骸「ゴフッ」
彼岸「骸! 大丈夫? しっかりして!」
骸「ゴホゴホッ ゴホッ 呪いが来たわ…」
炭治郎「呪いって確か…」
有為「六新鬼月の体に入っている、ボクの兄の呪術です」
伊黒「ナイスタイミングだ。さっさとやってしまおう」
つかさ「オッケー☆⌒d(´∀`)ノ」
有為(お兄ちゃん、そこにいるの?)
茂吉(有為か! 久しぶりだな。こっちで敵の動きを抑えるからな)
有為(分かった。ありがとう)
骸「ゴホゴホッ ゴホッ ハァ、ハァ」
有為「これに懲りたらとっとと退場願います。祓魔術・水の神 水龍刃風!」
〜水を含んだ風が吹き荒れて〜
花子「今だ! いけ、みんなっ」
かまぼこ隊一同「了解———ッ」
義勇「水の呼吸・壱ノ型 水面斬り!(ブンッ)」」
伊之助「獣の呼吸・弐ノ牙 切り裂きィ!(ビシャッ)」」
骸「あっ。頸が斬れて…っ」
〜骸の頸がコロンと転がって〜
彼岸「大丈夫よ骸、頸は私が持ってるわ(転がった首を持とうとして)」
光「おりゃあ往生しやがれ!」
つかさ「じゃーね〜♪」
ガツッ ゴツッ
グチャグチャグチャ
骸「グッ うっ ギャアぁぁっ」
禰豆子「血鬼術・爆血!」
骸「熱っ。 助けて彼岸! お姉ちゃん助けて!」
彼岸「骸っ。待ってなさい、今行くからっ」
桜「これで終わりよ。ワンモア行くわ。血鬼術・花弁舞桜!」
睦彦「俺も華麗に決めるぜ。血鬼術・闇赤光!!」
累「もういいよ君は。さよなら。血鬼術・殺目籠」
〜大量の桜の花びらが骸の元へ〜
〜睦彦の体から放たれた光と、累の糸が骸の体を切り裂いて〜
骸「………あ、あぁぁぁぁぁぁ……(体が崩れる)」
花子「よっしゃあ!(飛び上がって)」
アオイ「みなさん流石ですね!」
善逸「やったぁっ。倒したよ倒したよ、凄いよっ」
伊之助「俺が一番強い寸法! 見るがよい完璧な俺様!」
炭治郎「倒した…っ。倒すことが出来た…っ!」
しのぶ「まだ喜ぶのは早いですよ。もう一人いますので…」
〜しのぶが彼岸へと視線を向ける〜
彼岸「許さない。あなたたちは一生許さないわ。よくも最愛の妹を殺したわねっ」
仁乃「大丈夫。安心して。あなたも一緒に天国に送ってあげるから(ニコッ)」
寧々「そうよ。妹さんともゆっくり天国で話せばいいわ」
煉獄「うむ! それがいい!」
彼岸「ふざけんじゃないわよッ 許さない…許さないわ…」
有為「お話はもう済みましたか?」
〜有為が杖を彼岸の元へ向けて〜
〜杖の先の球が白く光りだす〜
茂吉(今だ、いけ有為!)
有為「……一遍死んでくださいね。祓魔術・終の神…」
彼岸「血鬼術・無灯籠(むとうろう)」
桜「!? 宵宮さん危ないっ。離れて!」
彼岸「遅いわよ。妹を殺した報いよ、覚悟なさい!」
ビュゥゥゥゥゥゥゥン!
炭治郎「うっ(突風に思わず目をつぶって)」
善逸「あ、あれ、有為ちゃんは?」
有為の姿がどこにも見当たらない
睦彦「どこだ宵宮! おいお前、宵宮をどこにやった!」
実弥「オイ吐け! こんやろォ」
彼岸「どこにもやってないわ。ただ」
「彼女の存在を消しただけよ」
しのぶ「存在を消した? どういうことですか」
仁乃「嘘っ。じゃぁ、有為ちゃんは……」
彼岸「さすが、四季の呼吸の使い手は頭がいいわね」
無一郎「そ、そんなこと僕は認めない」
彼岸「あら、じゃあ答えてごらんなさい。私が消した人間の名前を」
無一郎「……そりゃ、もちろん…(口を開きかけ、とっさにつぐむ)」
義勇「時透っ」
無一郎「……分からない。あの子の名前が思い出せない…」
炭治郎「そんなっ」
宇髄「ダメだ、俺もアイツの名前が思い出せない」
善逸「っていうか、メンバーの中にいたっけ?」
蜜璃「!!」
彼岸「ほら見なさい。みんな彼女の事なんて知らない、覚えてない」
累「お前は……これが狙いだったんだな…」
愈史郎「ずっと術を使わなかったのは、そのためか」
悲鳴嶼「住宅街なのに家や街灯がなかったのは、お前が消したのか」
アオイ「何てことをっ。早く倒してください皆さんっ」
仁乃「言われなくても! 四季の呼吸…」
彼岸「血鬼術…(仁乃の体に触れようとして)」
バシッ
睦彦「(彼岸の手を払いのけて)俺の彼女に触るな…っ」
仁乃「むっくん!」
彼岸「威勢がいいわね、じゃああなたも消してあげましょう」
睦彦「!!」
光「よけろ睦彦—————っ」
・・・・・・・
彼岸「さて、愛しの彼氏が消えたけれど」
仁乃「…ずっと一緒にいたのに……思い出せない……っ」
夏彦「仁乃ちゃん…」
彼岸「あなたたちもまとめて、消えて頂戴」
ビュゥゥゥゥゥゥッ
ネクスト→彼岸の術にかかってしまった一同。
どうなる? 次回もお楽しみに。
【出張編:大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話
むう「今日はこの方に来てもらいました!」
パチュリー「どうも、パチュリー・ノーレッジよ」
アオイ「神崎アオイです。よろしくお願いします」
むう「今日は真面目なこのお二人です」
アオイ「パチュリーさんは、図書館の司書さんなんですよね」
パチュリー「ええ、そうよ。何か読みたい本はあるかしら」
アオイ「そうですね。最近料理がマンネリ化してるので、料理本とか」
むう「ええっ、そんなことないと思うけど」
パチュリー「分かったわ、取ってくるから」
〈10分後〉
キャアッ 殴らないでくださいよお!
図書館でうるさくしないで!
むう「なんか凄い怒って帰ってきたが…」
パチュリー「ごめんなさい。小悪魔がうるさくてね」
アオイ「お疲れ様です」
パチュリー「私のおすすめはこの本なんだけど、お気に召すかしら」
むう「ん? この本って…」
アオイ「真っ白な本ですね。タイトルは…」
神崎アオイ
アオイ「え?」
パチュリー「どう? かなり詳しい説明で、料理もしやすいと思うわ!」
アオイ「『神崎アオイ。 鬼殺隊隊士。蝶屋敷にて家事を担当』…」
むう「それ、七不思議五番の16時の書庫の本じゃんっ。パチェ!」
パチュリー「おかしいわね。いつから紛れ込んだのかしら」
わーい。どこここ? 本がいっぱいあるぅ!
全然文字が読めないわ
むう「…………桜ちゃんと司の声がしたんですけど」
パチュリー「ふぅ…ちょっと対処してくるわね」
アオイ「あ、ごめんなさい。本はまた今度でもオッケーですよ」
三人「次回は、【シジマメイ×栗花落カナヲ】です。お楽しみに!」
- 第43話「重なる想い」 ( No.213 )
- 日時: 2020/06/09 17:11
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
〈炭治郎side〉
炭治郎「ん…? どこだここは…」
新羅の術にかかった時のように、空間が白い。
ところどころ、誰かの持ち物らしきものが落ちている。
炭治郎「確か、彼岸の術にかかって、……まさか皆の存在も消されて…」
俺は慌てて起き上がって、あたりを見回した。
誰かの黄色い羽織り。
誰かの猪の被り物。
誰かの松葉づえ
誰かの木箱
炭治郎「この黄色い着物って、確か、……ダメだ、思い出せない…」
いつも、隣で一緒に行動してくれた。
ちょっと憶病だけど優しい友達。
『俺はすっごく弱いんだぞ!舐めるなよ!』
『折れてる炭治郎なんてダメだよォ〜』
『待ってよォ〜炭治郎〜』
炭治郎「もうちょっとなのに…」
『お兄ちゃん!』
『ムームー!』
『かまぼこ権八郎』
「誰だそれは!」
『お前だ!』
「違う人だ!」
炭治郎「ダメだ……セリフは出てくるのに名前が出てこない」
絶対に、忘れちゃダメな人なのに…っ。
早く思い出さなきゃ、思いださないと永遠に会えないかもしれないっ。
〈善逸side〉
なぁ、お前は今どこにいるんだ?
俺の前に、お前の羽織が落ちているんだけどさ、緑の黒の。
……お前の名前が出てこないんだよ。
善逸「何でよ、何で思い出せないのよ!」
ずっと好きだったあの子も、
俺を会ってすぐにボコボコなぐったアイツも、
カッコつけてちょっとウザかったアイツも、
そいつと結ばれた可愛い子の名前も出てこない。
善逸「でも俺は諦めないからな! 絶対に思い出すから!(涙)」
だからさ、皆も、俺の事しっかり思い出してくれよ。
俺の名前は我妻善逸。
すぐ逃げるし、泣きますし、サボるし。
でも、皆と一緒に行動出来てすっげえ楽しかったからさ。
だから、俺の事、忘れないでほしい。
〈伊之助side〉
伊之助「アー———! 人生で最大の難問だぜ!」
俺は人の名前を覚えんのが得意じゃねえ。
けど、今どうしても思い出したい奴がいる。
まずアイツだアイツ。
何度挑発してもびくともしなかった奴!
あとアイツだ。
ビービー泣いてうるさかった奴。
すっげえ強くて、それを鼻にかけた奴!
そいつと仲良くて術が使えた奴!
伊之助「…………か、か、か……」
頑張れ俺様! 負けんな俺様!
猪突猛進! 猪突猛進!!
〈禰豆子side〉
禰豆子「ムームー」
私は鬼になってしまった。
けれどそんな私に、みんなに優しくしてくれた。
だから、そんな皆にまた会いたい。
禰豆子「ムームー」
お兄ちゃんの名前も分かんないよ。
ねえ、お兄ちゃん。お兄ちゃんは私の名前思い出した?
まだ思い出せない?
私が近くにいって、答えたらルール違反かな?
でも私が声を出しても、竹くわえてるからきっと届かないよね。
だけど言うよ。
私の名前は、竈門禰豆子。
〈睦彦side〉
睦彦「アイツの、羽織。アイツの包丁。アイツの雀…」
チュン太郎「チュンチュン!」
睦彦「わかんねえ……」
俺は頭を抱えた。
右足がずっと痛い。
何で俺は、怪我したんだっけ? 誰を守ったんだっけ?
ずっと好きだった人。
忘れたくない人。
一緒にいて楽しかった人。
でも、思い出せない。
『むっくん!』
『私、※※。最終選別で会おう!』
『むっくんは、ありのままのむっくんでいてね』
睦彦「なぁ。俺の声が届いてないかもしれないけど、聞いてくれ」
俺のあげたチョコ、どうだった?
やっぱりマズかった?
それとも結構美味しかった?
あげたとき、お前は何を思った?
『何でむっくんは、私に優しくしてくれるの?』
本当は俺がききたかった。
何でお前は俺に優しくしてくれるんだって。
〈仁乃side〉
私の目の前には、誰かの袴がある。
誰かが私にくれたチョコもある。
誰だったっけ。
こんな私を好きだと言ってくれた人。
ちょっと不器用で、でも明るくて、優しい人。
仁乃「君がくれたチョコ、美味しかったよ、とっても」
私の好きな鳥型のチョコだった。
文字を間違えたのかな。
『くるみざわ いつも ありがろん』
そう書いてあったのを覚えてる。
仁乃「君は、真っ先に私を思い出してくれるのかな」
【出張編:大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話
メイ「こんにちは。七不思議四番・四島メイです」
カナヲ「………栗花落カナヲです……」
むう「なんか、空気重いなぁ…」
メイ「ごめんなさい…」←ミステリアス
カナヲ「………」←無口
むう「あれ、人選ミスったかな」
カナヲ「ご、ごめんね。えっと…メイちゃん、よろしく」
メイ「よろしくねカナヲ」
むう「やっぱりこのコンビ特有のゆったりしたオーラがあるね」
メイ「カナヲは、怪異って信じる?」
カナヲ「………ピィンッ(コインを弾いて)」
むう「そんなことしなくても、鬼にあってるでしょうが!」
カナヲ「………信じる」
むう「じゃあ、こっちから質問ね。二人とも好きな人いる?」
メイ「そうだね、いた、かな」
カナヲ「………なんで、そんなこと聞くの?」
むう「炭治郎だよね」
カナヲ「!? ち、違うよっ///」
メイ「むうは、いるの?」
むう「リアルではいないなぁ。クラスにカップルはいるけどね」
カナヲ「…凄いね」
むう「ま、出来るまではゆっくり行きますわ」
メイ「むう、頑張ってね」
カナヲ「…これからもよろしく…」
むう「はい、よろしくお願いします!」
三人「次回は優羽さんのオリキャラ【夜空闇】ちゃんと仁乃をお招きします!」
- 第43話「重なる想い」(2) ( No.214 )
- 日時: 2020/06/09 17:43
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
〈玄弥side〉
玄弥「くそっ! バンバンッ(←銃撃)」
何もない空間に、銃声だけが響き渡る。
俺の周りには何もない。
せめて、誰かの持ち物とかが落ちてたら良かったのに。
玄弥「思い出せねえじゃねえかよっ」
兄貴は無事なのか?
兄と一緒にいた柱9人の名前は何だったっけ。
それから、あの幽霊の兄弟の名前も。
ああ、ムカムカする。
玄弥「思い出せないならこっちから聞いてやるっ」
俺は何もない空間をひたすら駆けた。
〈カナヲside〉
カナヲ「あ、これは…蝶の髪飾り…」
落ちていたそれを見つけて、埃を軽くはらう。
紫色のと、青色のだ。
紫色の髪飾りを付けている人は、私の師範で、物腰柔らかでおっとりしてて。
青色の髪飾りを付けている人は、ハキハキしてて、家事が得意で。
それと。
私の前にある、黒色の刃の剣。
この剣を持っている人は、何事も口に出せなかった私を変えてくれた。
カナヲ「………貴方の名前は…」
『頑張れ! 人は心が原動力だから! 心はどこまでも強くなれる!』
カナヲ「………会いたい…」
〈花子side〉
あの子と会ったとき、俺はわざと背後から声をかけて彼女を脅かした。
俺を呼びだすことができたのも、あの子が初めてだった。
『花子さん花子さん、いらっしゃいますか?』
「こっちだよ…」
花子「あ、そういえばドコかにあの子の名前が…」
俺は学ランのポケットを漁った。
確かノートに、あの子の名字と願い事を書いた気がする。
「んじゃぁ、名前と願いをどうぞ!」
『高等部1年A組、※※です! 好きな人と、今すぐ両想いになりたいです!」
花子「くふふ、張り切ってたよなぁ」
ノートを見る。
書いたはずなのに、ノートは白紙だった。
花子「そう簡単にはいかないか。でも、困るなぁ。営業妨害だ」
だって俺はあの子のご主人様だから。
あの子が困っているなら助けに行かないといけないでしょ?
だから、待っててよ。すぐに行くからサ。
〈寧々side〉
寧々「もう、もう嫌! 好きな人の名前も忘れちゃったじゃない〜」
高等部1年A組、八尋寧々です。
好きな人と、今すぐ両想いになりたいです。
誰かに、そう伝えたような気がする。
私の好きな人は……。忘れちゃった。
けど、多分誰かのお兄さんだったような気がする。
寧々「それと、もう一人…」
『お代はカラダで、支払ってもらうよ』
『ヤシロは、えら呼吸が恋しいんだね? おいで白状代。魚の餌を買いに行こう』
『ねえ、俺にしなよ。そんな奴より、うんとヤサシクするからさ』
『俺からのおまじない♪』
寧々「キャアぁぁぁぁぁぁぁ!(ボフンッ)」
……あんなに散々私をもてあそんだ癖に、
私は彼のことを思い出せない。
こんなんじゃ、助手失格よね。
〈光side〉
光「先輩—−−−−−! 七不思議———! あと俺が一生許さない奴———!」
何度叫んでも先輩は返事を返してくれない。
そして、こういうやり方でしか人を呼べないのもイライラする。
光「俺の名前は、源光っす! 思い出してください! 俺も思い出すんで———!」
もっけ「頑張れ」「負けんな」
ふわふわのウサギが応援してくれる。
俺は、絶対にあきらめねぇぞ!
【出張編:大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話
むう「はい、この小説初の、他の作者さんとのコラボ企画です!」
闇「夜空闇です。よろしくお願いします」
仁乃「よろしくねーっ」
むう「闇ちゃんは半妖だと聞いたので、今日は仁乃を連れてきました」
仁乃「いえーい」
闇「あなたも半妖なの?」
仁乃「ま、そんな感じかな。半分鬼だよ」
闇「半妖って、けっこう苦労するよねー」
仁乃「そうだねー。怖がられたり悪口言われたりしてたもん」
闇「でも、今は、優しくしてくれる人がいるからね」
仁乃「そうだね、今は最高に幸せです!」
闇「そういえば、こっちの小説にも霊夢たちは来てるんだね」
仁乃「あ、うん。来たらしいよ。私は合ってないけど」
むう「東方キャラが入ると作品がおかしくなるんだよね」
闇「それ褒めてる?」
むう「褒めてるよ。面白くなるからさ」
仁乃「あ、そうそう。むうちゃんって一回死んだんでしょ?」
闇「え゛っ」
むう「あ、うん。つかさに殴られ、ルーミアに噛まれたよ」
闇「あの、前に、ミライに体当たりされたり、童磨に食べられかけたりとか」
むう「そうだね(∀`*ゞ)エヘヘ」
仁乃「(∀`*ゞ)エヘヘじゃないでしょ!」
むう「みなさんもお気を付けくださいね」
三人「次回は【魔理沙×光】です、お楽しみに!」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80

