二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
日時: 2024/02/02 20:20
名前: むう (ID: F7nC67Td)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201

 
 
 ――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。

 ********

 どうも、むうです。
 鬼滅、花子くん、その他色んなものが好きです。

 六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
 隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!

 このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
 前作は参照のURLから。
 この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。

 新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
 柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
 第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪

 [前編]【鬼滅】会話文短編集
 [公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
 
 
 
 〈キャラ紹介〉

 ・新かまぼこ隊>>136
 ・花子くんキャラ>>137 参照あり

 〈注意〉

 ●本編完結済み
 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ若干あり
 ●流血の表現あり
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈新たな設定{花子くんのみ}〉

 ●花子・つかさ めちゃ仲良し
 ●放送室メンバー→味方
 ●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!

 〈ルール〉

 ●つぶやきや拡散〇
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×


 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!


 
 ★Special thanks★

 応援コメントありがとうございます!

 蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
 一緒に執筆した弟
 応援してくれた学校の先生、友達

 
 ★2021年冬⭐︎小説大会★
 「二次創作合同」金賞受賞作

 感謝 >>398
 
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 【目次一覧】


 まとめ読み>>01-


 読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
 作者的に好きな話まとめ>>368-369
(4年ぶりに帰ってきた)作者的にツッコミたい話まとめ>>399

 
 ◆大生コソコソ噂話・執筆裏話

 第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
 第2回「春になってきましたね」>>31
 第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
 第4回「遅いけど自己紹介」>>49
 第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
 第6回「コロナ怖い」>>84
 第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
 第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
 第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
 第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
 第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
 第12回「むう流表現方法」>>337
 第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
第14回「帰還者ムーマス ~4年ぶりに帰ってきた~」>>399

◆むうと弟の楽しい会話

 第1回>>371
 第2回>>380
 第3回>>381


 ◆閲覧数突破記念

「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326


 □第1章 蝶屋敷での三週間
 
 第1話「おはよう」>>01-02
 第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
 第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
 第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
 第5話「お久しぶりです」>>20
 第6話「いざ、出発!」>>21

 幕間 >>22

 □第2章 六人の初任務  

 第7話「聞き込み調査」>>23-24
 第8話「鏡ノ森」>>25
 第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
 第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
 第11話「本当なら」>>33

□第3章 柱9人の格闘

 第12話「列車の中」>>34-35
 第13話「九人揃えば何とやら」>>38
 第14話「鬼の猛攻」>>40-41
 第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
 第16話「瞳の数字」>>43
 

 □第4章 柱合会議へようこそ

 第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
 第18話「ご教示願う」>>50-51
 第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
 第20話「集められた鬼たち」>>55


 □第5章 陰陽師を探せ!

 第21話「宵宮家探索」>>59>>64
 第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
 第23話「最悪の出会い」>>68-69
 第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
 第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
 
 幕間 >>81
 

◆番外編

 第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
 第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
 第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
 
□第6章 お膳立ては計画的に

 第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
 第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
 第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
 第29話「六新鬼月と無惨」>>121
 第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122


□第7章 最終決戦

 第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
 第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
 第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
 第34話「七不思議旋風」>>145-147
 第35話「お魚になります!」>>150>>153
 第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
 第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
 第38話「大好き」>>180
 第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
 第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
 第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
 第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
 第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220

 最終話「キセキ」>>221
 あとがき>>222



 ◆本編外伝


 外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
 外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
 外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
 外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
 外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260


 ◆キャラクター設定集


 〇オリキャラ設定集>>223-226

 〇六新鬼月 設定集>>232-236



 ◆あとがきSP

 ○あらすじについて>>261

 ○振り返り編

 [第一章]>>262-265
 [第二〜三章]>>267-271
 [第四〜五章]>>272
 


 〇企画コーナー
 
 [キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
 [キャラに○○してみる]>>278-343
 [演技力むうむう面接☆]>>287-298
 [想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
 

 ◆特別編


 ☆遊園地編☆

 第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
 第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
 第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342


 ☆お泊り会編☆

 第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
 第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
 第陸の怪「お泊り会3」>>359



 □ろくきせ最終章 I'm on your side. 


 第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
 第46話「企みと変貌」>>364>>370
 第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
 第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
 第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
 第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395


 あとがき>>396


2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
  
 
 

 
 
 

第41話「骸と、最後の鬼:前編」 ( No.200 )
日時: 2020/06/04 16:03
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 この作品もいよいよラストに向かって突っ走っております。
 感動のフィナーレを迎えれるように、頑張って執筆したいと思います。
 そしてレスが200行きました! やったー。

 --------------


 【とある建物の屋根の上】


 骸「他の仲間の鼓動が聞こえないわ…。六新鬼月も落ちぶれたものね」
 ??『勝算があった新羅までやられちゃったみたいよ』
 骸「残念ね。あの子ならやれると思ってたんだけれど」
 
 ??『残る六新鬼月はもう私たちだけ』
 骸「ええそうね。ここで鬼狩りの息の根を止めれば、同胞の命を無駄にしなくて済むわ」

                   ・・・・
 ??「さあやりましょう骸。久しぶりの姉妹戦闘を」
 骸「ええ」



 

 【一方かまぼこ花子隊】



 花子「ねー宵宮。もう足が疲れたんだけどワープしてくれない?」
 有為「……ダメですって何度も言っていますし、それにあなた空飛べるじゃないですか」
 花子「バレたか」
 有為「とにかく、霊力を切らしたくはないですので自分の足で歩けこのやろ」


 炭治郎「有為ちゃんの性格がストレスで変わってきている…」
 カナヲ「ストレスって、言うの…?」
 無一郎「そこ、突っ込まなくていいから、取りあえず進もうよ」


 つかさ「もしもし桜? こちらつかさー。メーデーメーデー、応答せよ!」
 桜『こちら桜よ。作戦通り、準備を進めるわ。いざというときは言って』
 つかさ「OKー」


 累「それで、風柱たちはどこにいるのかな」
 有為「不死川さんたちなら、ホラ、あそこでどうやらバッチバチのようですね」
 花子「バッチバチってきょうび聞かないな〜」



 実弥「おいちょっと宇髄さんよォ、こんなところで立ち止まらないでくれよ」
 宇髄「わりい。いや、でもなんかこの辺、地味に変じゃないか?」
 実弥「変? 何か確かに他の場所と比べたら薄暗いかもしんねえなァ」
 悲鳴嶼「……不死川、宇髄。見てみろ、街灯というものがここには一切ないぞ…」


 実弥「そもそも街灯だけじゃなくて、店も家もねえじゃねえか」
 宇髄「そこが肝なんだよ。ここは確かに住宅街だ」
 実弥「……家が消えたってことかァ?」



 炭治郎「おーい不死川さーん! 応援に来ました!」
 有為「何かあった?あったんでしょう。ボクに聞かせる気はないですか? ないでしょうね」
 花子「宵宮の毒舌トークが、今宵も冴えわたっております」
 カナヲ「冴えわたってるって言うの…?」


 宇髄「あるぜ、派手に聞かせる気があるぜ! 実はな…」
 骸「お話はそれくらいにしましょう」


 つかさ「屋根の上に敵発見! ターゲット確認! ただちに攻撃に移るねー」
 無一郎「…そんなにワクワクルンルンでやることじゃないけど」

 かまぼこ花子隊「では、いざ!」
 ??「炭治郎〜〜。おいて行かないでよぉー」


 無一郎「…この声は…」
 善逸「待ってよぉ炭治郎〜。やっと追いついたんだからさぁー」
 炭治郎「善逸! 無事だったのか!」


 しのぶ「………」
 義勇「俺たちは無事なんだが…」
 煉獄「……実は…」

 無一郎「煉獄さん、何かあったんですか」
 カナヲ「し、師範。どうされました」

 睦彦「こんなことで悲しまれると、何かあれだ。こっちがメチャクチャ気まずいんだけど」
 つかさ「刻羽! ………え」
 仁乃「あ、みんな無事だった? ちょっと、色々あってね」


 炭治郎「睦彦くん、足は大丈夫なのか? どうして…」
 睦彦「そんなしみったれた顔すんなよ炭治郎。いつもみたいにカッコつけてヘマしただけだから」
 光「もうホント大変だったんすよ。でもその後に仁乃ちゃんとくっついて」
 仁乃「ちょっと今言わないで!」

 無一郎「何でその流れでくっつくの?」
 伊之助「意味分かんねーよな」
 玄弥「伊之助は一緒にいただろうが」
 光「そのことについては後でじっくり説明があると思う」

 寧々「花子くん無事だったのね!」
 花子「八尋—————! お魚になったんだって? どう、久々のえら呼吸は」
 寧々「………(ブンッッ)」
 花子「(数メートル先にぶっ飛ばされる)」


 一同「あははあははは」
 骸「危機感のないこと。さて、誰から来るのかしら」
 かまぼこ花子隊一同「全員で行くぜ!」



 【出張編:大正コソコソ噂話】
 今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話タイム


 むう「…………ど、どうも。みなさんこんばんにちは、むうです」
 つかさ「こんにちはーッ。つかさだよ〜」
 むう「……は、はい、ようこそつかさくん」
 つかさ「全然歓迎ムードじゃないよね」

 むう「だって君怖いんですもん!! 敵は素手で殴るわ真顔怖いわで」
 つかさ「これでも悪役なんでー。悪い幽霊じゃないよ♪」
 むう「話が矛盾しておりますが、改めて(殺されるのを覚悟に)トークしていきましょう!」
 つかさ「いえーい」

 むう「怖い怖いといっときながら、つかさくんはワイの推しであります」
 つかさ「俺のこと好きなんだねー」
 むう「花子くんと同じ位に好きっす!」
 つかさ「普と一緒? やったー」

 むう「そして、つかさくんも私と同じ位に花子くんのことが大好きであります」
 つかさ「普のこと大好きー。敵だけど大好きだよーっ」
 むう「桜ちゃんと夏彦くんは?」

 つかさ「桜? んー、助手としてソンケーしてるけど、なんか冷たいんだよね」
 むう「あらら」
 つかさ「俺が勝手に、桜の紅茶とか飲むと、凄い怒るし」
 むう「……それは、当たり前だと思うよ?」

 つかさ「夏彦は……。夏彦はねぇ………」
 むう「出てこないと夏彦先輩、泣いて落ち込んで一週間は戻らないよ」
 つかさ「ううん、そこまで落ち込まないと思うけど。夏彦は、ノーコメントで!」


( 夏彦「おーい!」)



 二人「次回のゲストは【七峰桜】です。次回もお楽しみに!」
 つかさ「じゃ、むう? ……いっただっきまーす♪」
 むう「やっぱり殺されるぅぅ———!」


 --------------


 ルーミア「……あ、人間が倒れてるのだ。ありがたく食べるのだ」
 フラン「!!? た、食べない方がいいと思う…」
 ルーミア「そーなのかー。じゃ、やめとくのだ」
 フラン「(ほっ)」

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.201 )
日時: 2020/06/03 17:41
名前: 蝶霞 ◆6.kXnLCqok (ID: SK5u95ln)

東方だぁ!ウエェェェイ!((

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.202 )
日時: 2020/06/03 18:31
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 最近東方ハマってwww
 ルーミア推しっす 紅魔館メンバーはみんな好き
 時々東方も登場するかも 何でもアリになってくるな。

第41話「骸と、最後の鬼:前編」(2) ( No.203 )
日時: 2020/07/29 17:01
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 【戦闘開始!】

〈かまぼこ隊side〉

 炭治郎「よし、かまぼこ隊、行くぞ!」
 善逸「お、俺、ちょっとトイレに…」
 有為「このシーンで逃げる気ですかタンポポ野郎」
 善逸「うっ、わ、分かったよぉ…」

 睦彦「そうだぞ善逸。俺の足を見てみろ、片足義足だぞ?」
 炭治郎「戦えるのか?」
 睦彦「当たり前だ。よし行くぞみんな…いだだだだ」

 伊之助「本当に大丈夫かお前」
 睦彦「大丈夫だって。いざってときは胡桃沢が俺の右足になってくれるんだろ?」
 仁乃「へっ?」
 善逸「頼むぞ仁乃ちゃん!」
 仁乃「……任せろ」


 炭治郎「行くぞかまぼこ隊! ファイト—!」
 かまぼこ隊一同「オー!」



〈柱side〉

 しのぶ「とうとう、ラスボス戦ですね。調子はどうですか冨岡さん」
 義勇「………………」
 しのぶ「何とか仰ってくださーい」

 伊黒「そういえば甘露寺はどこに行った。不死川、お前と一緒にいたんじゃないのか」
 宇髄「? そういえば、いつからかアイツの声が聞こえなくなったな」
 伊黒「!! すぐに探せっ」

 蜜璃「あ、みんなーッ。不死川さん、歩くの速くて。なかなか追いつかなかった」
 無一郎「甘露寺さん、良かったです」
 実弥「甘露寺、ちゃんとついて来いよォ」

 煉獄「よし、柱一丸となって頑張ろうではないか!」
 柱一同「はいッ」


〈花子隊side〉

 
 花子「じゃ、八尋。また、よろしくねぇ(ニッコォー)」
 寧々「へ? な、何をさせる気っ?」
 光「おい花子、何を企んでるっ。吐けコラ」
 花子「べっつにぃー」


 つかさ「よいっしょ(寧々の背後から飛び出して)」
 寧々「!!?」
 つかさ「えいっ」


  バシャ———ッ


 光「え、ちょ、おいっ」
 寧々(魚)「どういうことか説明して! 皆誤解してるかもしれないけど私は人間なのよ!」
 つかさ「……人間がすぐ死ぬから、君は水槽の中にいれば襲われないでしょ」
 花子「戦闘終わったら出すからさ。しばらく中にいてくれないかな」


 寧々(魚)「他に何かないの? 私が出来ること」
 花子「そうだねぇー。俺の応援? ウチワもって『フレーフレー』って」
 光「花子、お前先輩のこと、バカにしてるだろ」
 寧々(魚)「もう知らないっ」


 
 骸「ゴチャゴチャうるさいわね。血鬼術・万象の呼吸」
 カナヲ「? 呼吸ってことは…」
 骸「(背中から剣を抜く)この血鬼術は、全ての呼吸が使えるようになるのよ」


 一同「セコい!!!」


 骸「……水の呼吸・壱ノ型 水面斬り(ビシャッ)」



    ゴゴゴゴゴゴゴ
    バキンッ(地面が割れる)



 炭治郎「うわぁぁぁぁっ。一振りだけでこの威力っ」
 無一郎「とにかくみんな、この鬼から離れよう」
 玄弥「チッ。バンバンッ(←銃撃)」


 骸「悪いけど効かないわ。私の肌は刀並みに硬いのよ」
 玄弥「クソっ。どうする? このままだとジリ貧だぜ?」
 善逸「ねぇもう逃げようよ。ねえ、それがいいって!」

 仁乃「あの、思うんだけど全部の呼吸が使えるんでしょ、あの鬼」
 しのぶ「そうですが、それがどうしたんですか?」
 仁乃「自分と同じ技なら、辛うじて受けられると思うの」

 睦彦「つまり、敵が自分と同じ呼吸を使っていると気づいたときには、」
 花子「全力で攻めに行くってことね。了解。俺たちはサポートに回ろう」
 つかさ「それだったら何とかなるかも」

 光「よし、やってみようぜ皆!」
 有為「ですがあの威力。ではボクは祓魔術で、敵の攻撃の威力を和らげますね」
 蜜璃「頼んだわよっ」


 炭治郎「禰豆子、兄ちゃん頑張るからな(ニコッ)」
 禰豆子「(箱の中)ムームー♪」


 〜全員、一斉に駆けだして〜


 骸「花の呼吸・伍ノ型 徒の菊薬(ビュンッ)」
 カナヲ「花の呼吸・肆ノ型 紅花衣(ビシャッ)」



  ゴゴゴゴゴゴゴッ


 有為「祓魔術・拾の神 天ノ目 境界操作!」
 骸「っ!? 術の威力が弱まったわね。あなたの仕業?」
 有為「ええ。あなたの技は危険すぎます。陰陽師のボクが責任もって、威力を緩和します」
 骸「……そう。じゃあまずは貴方から死んでちょうだい」




 骸「月の呼吸・捌ノ型 月龍輪尾(ビシャッ)」
 睦彦「どわぁぁぁっ(骸の技で発生した突風により遠くへ飛ばされ)」
 仁乃「血鬼術・暗黒の魔手!」


 〜魔手が睦彦の腕を掴んで〜

 仁乃「むっくん捕まって!」
 睦彦「おうっ。えいっっ(バク転して着地)。いだだだだッ」
 累「無理しちゃダメだよ。ケガしてるんだから」


 花・つ「蹴散らせ、白状代・黒状代!!!(ビュンッ)」
 骸「何かしら。人魂? 面白い。雷の呼吸…」

 善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連(ブンッ)」
 睦彦「光の呼吸・八ノ型 光照剣舞・壊!(ブンッ)」


    カキンッ

 睦彦「(刀で受け止めて)いっけぇお前ら、やれ———ッ」
 花子「白状代、いっけええ!」



   〜閃光が駆けぬけて〜
  


 骸「キャッ(爆風に巻き込まれる)」
 光「今だ。いっけぇ黒鶴———ッ、そして俺———ッ(黒い折り紙で折った鶴を投げる)」
 蜜璃「行きましょう伊黒さんっ」
 伊黒「言われなくても、やってやる」


 ネクスト→骸VSかまぼこ隊・柱・花子隊!
      次回もお楽しみに!



 【大正コソコソ噂話】
 今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話タイム


 むう「みなさんこんばんにちは、今日のゲストはこの方です!」
 桜「みなさんこんにちは、七峰桜です」
 むう「はい、よろしくお願いしますm(__)m」
 桜「お手柔らかに頼むわ」

 むう「私ね、桜ちゃんの紅茶とかお菓子、ずっと食べてみたかったの^^」
 桜「そうなのね。紅茶持ってきたけど飲む?」
 むう「ありがたく頂きまーす♪」


 むう「(ゴクゴク)ナニコレ、モモの匂い」
 桜「白桃紅茶よ。お口に合えば嬉しいわ」
 むう「と———ってもおいしいです。桜ちゃんて本当に悪役?」

 桜「疑うのなら、彼岸(あの世)に連れて行ってあげるわ(ニコ)」
 むう「ヒィイイ怖いっ」
 桜「大丈夫よ。いいところだから」
 むう「どこが!??」

 桜「確か、『はくれい』何とかさんがいたんじゃないかしら」
 むう「それ、幻想郷ですから。霊夢ですから。あの世と一緒にしないでくださいませ」
 桜「フランとかチルノとか、パチュリーとかいたわよ」
 むう「東方プロジェクトじゃないですか———っ」

 桜「こうまかん、っていう場所があるのよね、彼岸には」
 むう「それ、紅魔館ですから。まんま東方ですから———ッ」
 桜「鬼もいるわよね」
 むう「吸血鬼のフランの話ですか!??」

フラン「何のお話してるのー?」
 むう「本人登場しちゃた…」
 霊夢「あの世を桃源郷と間違えないで頂戴」
 レミリア「うんうん」

 パチェ「そんなことも分からないなら本でも読んだら?」
 桜「そうね。夏彦、本を持って来て、今すぐ」
 ルーミア「夏彦って奴ってあの人間か? 食べてやったけど良かったのか?」


 むう「ギャァァァァァ!」
 魔理沙「……ドンマイだぜ」

 二人「次回のゲストは【日向夏彦】です。次回もお楽しみに!」
 

 

第41話「骸と、最後の鬼:前編」(3) ( No.204 )
日時: 2020/06/06 21:16
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 今日はもう1話更新しますー。働き者ですね。
 ラスボス戦で戦闘も激しくなってきています。
 好きなキャラが傷ついたりするのは嫌ですが、何しろ鬼が居る世界なので…。
 ということで、怪我人出ても恨まないでください(泣)
 --------------


 光「いっけぇ黒鶴———ッ、そして俺———ッ(黒い折り紙で折った鶴を投げる)」
 蜜璃「行きましょう伊黒さんっ」
 伊黒「言われなくても、やってやる」


 〜折り鶴が骸の方へと飛んでいく〜


 炭治郎「何だあの鶴は」
 花子「ま、見てなって。竈門はいつも通りやればいいよ」
 無一郎「よく飛ぶねあの鶴。負けていられないや」
 寧々(魚)「むいくん、何に対抗心燃やしてるの?」
 

 骸「折り鶴? 四季の呼級・参ノ型…」
 鶴「(ボウンッと音を立てて黒い煙に代わる)」
 骸「!!?」


 つかさ「やっほー驚いた? 桜に準備してもらったんだよねー」
 骸「……血鬼術……」
 つかさ「遠慮なく、グチャっと行くよー。(グチャグチャグチャグチャグチャ)」


 善・睦・光「…………Ω\ζ°)チーン」
 蜜璃「信じられない。何てことしてるのこの子」
 有為「花子くんもどきは、あれで普通ですから。怖いですよね」

 桜『またあの子、素手で敵を殴っているのね。ハァー』
 夏彦『じゃ、みんな。つかさがヤッてる隙に攻撃ヨロシク☆』


 炭治郎「よし行くぞかまぼこ隊!」
 善逸「マジで? マジで行くの? 死ぬよォ〜」
 伊之助「何だコイツ。気持ちわりぃ奴だな」
 善逸「お前に言われたくないわ!」

 仁乃「さぁ、行くよ!」
 睦彦「よしっ。(刀を構えて)。つかさ、そっちはどう……」




 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・・




     グチャグチャグチャグチャグチャグチャ




 




     ドスッッッッ







   「……………あれ?」








     ボタッッ





 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・




 花子「!!」
 光「嘘………だろ?」
 しのぶ「………!!!」
 寧々(魚)「そんなっ」



 花子「つかさ—————!」




 つかさ「あ……普……なんかおかしいんだよ…血がね、止まんない…何で?」



 炭治郎「!!」
 睦彦「マジかよ」
 仁乃「つ、つかさくん。お、お腹に、穴が、開いてっ…」



 骸「しつこいわね。あなたのせいで回復にも手間取ったわ」
 つかさ「ね、ねぇ何で? 殴ったんだよ、グッチャグチャに。あれ、何でだろう…」
 光「おま、お前早く止血しろっ。なんかハンカチとか、包帯とか使ってっ」


 つかさ「ゆ、幽霊に効く薬なんてないと思うんだけど…」
 


 〜つかさの体が、ゆっくりと空から落ちてきて〜



 煉獄「つかさ少年! 大丈夫か! 何があった!!?」
 花子「あまり動かさないで。つかさ、大丈夫? どうしたの?」
 累「僕が見てるよ」


 骸「お腹を射抜いただけよ。心臓からは離れた位置を狙ってあげたわ。感謝なさい」
 無一郎「お前、よくも……っ」

 仁乃「やめてよ…もうこれ以上人が傷つくのは嫌だ…っ」
 睦彦「それは無理だ胡桃沢。鬼殺をしている以上、怪我は不可避だ」
 仁乃「じゃあどうすればいいの? 大切な人が、みんな死んじゃう…」


 善逸「多分、俺たちに出ることは、命を懸けて剣を振るうことしかないと思う」
 カナヲ「……もうこれ以上怪我人を出さないためにも、戦うしかない」
 伊之助「しみったれた顔すんな! フワフワ野郎をあんな風にした鬼を倒すだけだろォ!」

 炭治郎「そうだよな。そうだよ。みんな、やるしかないんだ」
 光「俺はアイツの事嫌いだ。でも、やらなきゃいけないときはあるっす」
 しのぶ「……やりましょう。つかさくんのためにも」
 柱一同「おうっ」



 花子「みんないい? 今回は俺に仕切らせてほしい」
 義勇「……花子……」
 花子「弟をあんな風にされて、悲しまない兄はいないよ」


 花子「(包丁を取り出して)絶対に許さないっ」
 



 --------------


 【一方放送室メンバー】

 桜「夏彦、私は七番の元へ急ぐわ。あとはよろしく頼むわね」
 夏彦「ちょ、お嬢? 噂の改変はどうすんの?」
 桜「ラジオを持っていって、あっちにいる八尋さんとやるから大丈夫よ」
 夏彦「あ、ちょ、ちょっと待ってお嬢!」

 桜「じゃ、頼んだわよ(バタン)」
 夏彦「………行っちゃた……。なんだかんだで、つかさのこと心配しているのかな」


 夏彦「……そんなこと言ってる場合じゃない! どうしよどうしよっ」
 珠世「あら夏彦さん。困っているんですか? ならこれを飲むといいですよ」
 夏彦「何、この薬」
 珠世「さぁ。でも、必ず役に立ちますから。桜さんも飲んでましたし」
 夏彦「えええええっ!!?」


 夏彦「大丈夫かなぁ。取りあえず俺も毒見しとこう(薬を飲む)」
 珠世「フ(ΦωΦ)フフフ…」
 夏彦「怖いってば、珠世さん。あ、そうそうお嬢! 早く追いかけなきゃっ」



     バタンッッ
 


 ネクスト→つかさがまさかの怪我。怒りに燃えるかまぼこ花子隊。
      次回もお楽しみに!



 【大正コソコソ噂話】
 今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話


 夏彦「ハァ……フゥ…あ、夏彦です。よろしく…」
 むう「お疲れ様です」
 夏彦「お嬢、足速くて捕まえられないよ」
 むう「そうなんですか。あ、さっき桜ちゃん、ゲストとして出演してましたよ」

 夏彦「お嬢、俺には七番のとこに行くって言っといて何してんの!」
 むう「なんか、あの世と幻想郷を間違えてるようだったので、真実を伝えといてください」
 夏彦「りょーかい☆」


 むう「夏彦先輩って、巻き込まれやすい体質ですよねぇ」
 夏彦「そーお? やっぱアレかな? みんなの…愛」
 むう「いいや、全然違うと思います」

 

 −−−−−−−−−−


 ゲストコーナーが好評なので、このコーナー続けます!
 次回は、東方プロジェクトより【博麗霊夢】をゲストにお招きします。
 次回もお楽しみに!






 


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