二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
日時: 2024/02/02 20:20
名前: むう (ID: F7nC67Td)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201

 
 
 ――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。

 ********

 どうも、むうです。
 鬼滅、花子くん、その他色んなものが好きです。

 六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
 隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!

 このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
 前作は参照のURLから。
 この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。

 新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
 柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
 第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪

 [前編]【鬼滅】会話文短編集
 [公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
 
 
 
 〈キャラ紹介〉

 ・新かまぼこ隊>>136
 ・花子くんキャラ>>137 参照あり

 〈注意〉

 ●本編完結済み
 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ若干あり
 ●流血の表現あり
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈新たな設定{花子くんのみ}〉

 ●花子・つかさ めちゃ仲良し
 ●放送室メンバー→味方
 ●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!

 〈ルール〉

 ●つぶやきや拡散〇
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×


 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!


 
 ★Special thanks★

 応援コメントありがとうございます!

 蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
 一緒に執筆した弟
 応援してくれた学校の先生、友達

 
 ★2021年冬⭐︎小説大会★
 「二次創作合同」金賞受賞作

 感謝 >>398
 
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 【目次一覧】


 まとめ読み>>01-


 読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
 作者的に好きな話まとめ>>368-369
(4年ぶりに帰ってきた)作者的にツッコミたい話まとめ>>399

 
 ◆大生コソコソ噂話・執筆裏話

 第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
 第2回「春になってきましたね」>>31
 第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
 第4回「遅いけど自己紹介」>>49
 第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
 第6回「コロナ怖い」>>84
 第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
 第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
 第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
 第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
 第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
 第12回「むう流表現方法」>>337
 第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
第14回「帰還者ムーマス ~4年ぶりに帰ってきた~」>>399

◆むうと弟の楽しい会話

 第1回>>371
 第2回>>380
 第3回>>381


 ◆閲覧数突破記念

「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326


 □第1章 蝶屋敷での三週間
 
 第1話「おはよう」>>01-02
 第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
 第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
 第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
 第5話「お久しぶりです」>>20
 第6話「いざ、出発!」>>21

 幕間 >>22

 □第2章 六人の初任務  

 第7話「聞き込み調査」>>23-24
 第8話「鏡ノ森」>>25
 第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
 第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
 第11話「本当なら」>>33

□第3章 柱9人の格闘

 第12話「列車の中」>>34-35
 第13話「九人揃えば何とやら」>>38
 第14話「鬼の猛攻」>>40-41
 第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
 第16話「瞳の数字」>>43
 

 □第4章 柱合会議へようこそ

 第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
 第18話「ご教示願う」>>50-51
 第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
 第20話「集められた鬼たち」>>55


 □第5章 陰陽師を探せ!

 第21話「宵宮家探索」>>59>>64
 第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
 第23話「最悪の出会い」>>68-69
 第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
 第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
 
 幕間 >>81
 

◆番外編

 第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
 第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
 第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
 
□第6章 お膳立ては計画的に

 第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
 第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
 第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
 第29話「六新鬼月と無惨」>>121
 第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122


□第7章 最終決戦

 第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
 第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
 第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
 第34話「七不思議旋風」>>145-147
 第35話「お魚になります!」>>150>>153
 第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
 第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
 第38話「大好き」>>180
 第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
 第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
 第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
 第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
 第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220

 最終話「キセキ」>>221
 あとがき>>222



 ◆本編外伝


 外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
 外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
 外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
 外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
 外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260


 ◆キャラクター設定集


 〇オリキャラ設定集>>223-226

 〇六新鬼月 設定集>>232-236



 ◆あとがきSP

 ○あらすじについて>>261

 ○振り返り編

 [第一章]>>262-265
 [第二〜三章]>>267-271
 [第四〜五章]>>272
 


 〇企画コーナー
 
 [キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
 [キャラに○○してみる]>>278-343
 [演技力むうむう面接☆]>>287-298
 [想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
 

 ◆特別編


 ☆遊園地編☆

 第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
 第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
 第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342


 ☆お泊り会編☆

 第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
 第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
 第陸の怪「お泊り会3」>>359



 □ろくきせ最終章 I'm on your side. 


 第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
 第46話「企みと変貌」>>364>>370
 第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
 第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
 第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
 第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395


 あとがき>>396


2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
  
 
 

 
 
 

第43話「重なる想い」(6) ( No.220 )
日時: 2020/06/11 17:28
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 ☆霊夢風にかっこよく決めるぜ☆
 
 私は二次小説執筆の専門家・むう!(新名夢兎)
 バッドエンドなんぞ必要ない!
 もう終わっちゃう物語 必ず幸せに終わらせる!

 −−−−−−−−−−


 【一同:円陣を組む】



 炭治郎「準備はいいか、皆」

 善逸「OKだよ。まだダメって奴はいる?」

 禰豆子「ムームー(頸を横に振って)」
 

 仁乃「大丈夫だよ。言いたいこともちゃんとあるよ」

 睦彦「よし、誰から行く?」

 炭治郎「こうしないか? みんな自分の言いたいことを一文ずつ言っていく」

 義勇「…分かった。じゃあ炭治郎から時計回りで行こう」



 *************************


 炭治郎「俺が生きてて良かったと思う理由は、仲間がいるからだ」


 善逸「同意。こんな俺に優しくしてくれる皆に感謝したい」


 伊之助「俺が生きてて良かったと思ったのは、飯が天ぷらの時だ!」


 仁乃「……伊之助さんらしいね。生きてて悲しい事もいっぱいあったね」


 睦彦「そうだな。とくに家族が死んだときは辛かったし悲しかった」


 カナヲ「…でも、そのあとにアオイや師範と会うことが出来て嬉しかった…」


 玄弥「失ったあとに得られるものも沢山あるはずだ」


 義勇「…彼岸、お前には仲間がいる。お前は多分嫌われてない」


 しのぶ「(ww)そうですよ。六新鬼月の仲間も、妹さんもいる」


 蜜璃「仲間を疑うこともある。私だってそう。だけど、それは当たり前よ」


 伊黒「甘露寺の言うとおりだ。人の言葉など嘘だらけだからな」


 無一郎「…それでも…仲間がいる君は幸せだと思う」


 煉獄「虐待されたときは辛かったのかもしれない! けど、今はどうだ!」


 宇髄「派手に鬼になれて良かったじゃねえか。俺にとっては良くねえがな」


 実弥「えっと、その、何だ。どんだけムカついても自殺はするなァ」


 悲鳴嶼「……悲しい時は仲間に頼れ…仲間がいなくなっても、彼らの言葉が心髄にある…」


 燐月「ねえ彼岸ちゃん。彼岸ちゃんの好きな物は何? 俺が好きなのは—」


 銘祈「燐月の好きな物は女。あまり期待するな」


 新羅「くくっ言えてる。ねえ彼岸さん。ボクら、貴方の仲間になれたかな?」


 求手名「まだ、消えたいって思う? ならアタシが食ってやろうか?」


 炭治郎「ダメですよそれは。でも、彼岸。ここには、酷いことする人間はいないよ」


 善逸「そうだよ、皆いるよ。これだけは事実な」


 禰豆子「ムームー(だから大丈夫)」


 伊之助「早い話がクヨクヨすんなってことだ!」


 仁乃「骸が倒されて、凄い怒ってたよね。彼岸は優しいよ」


 睦彦「だから元気だせ。自分は強いって思え。これ、俺が良く言う口癖」


 義勇「…悲しい時はいっぱい泣けばいい」


 しのぶ「楽しい時は笑えばいい」


 蜜璃「みんなと一緒に美味しいもの食べて、笑いましょ」


 伊黒「だからさっさと成仏しろ」

 
 無一郎「…大丈夫、皆が一緒にいるよ」


 煉獄「うむ! どんなに離れても、家族がいる!」

 
 宇髄「お前は強いぜ。なにせ存在消せるんだもんな。でも自分は消すなよ」


 実弥「消すんだったら俺に消させろや」


 悲鳴嶼「……お礼を言う。私たちと戦ってくれてありがとう…」







 一同「ありがとう、彼岸」








 彼岸「 ありがとう、みんな。おかえりなさい」








 *************************



   ドサッ


 一同「うわっ」
 彼岸「ありがとう、みんな。本当に、ありがとう」
 

 義勇「…よしみんな、行くぞ」
 しのぶ「こちらこそ、ありがとうございました。彼岸さん」


 
 炭治郎「彼岸。ありがとう。またどこかで会えたら嬉しい」
 彼岸「そうね。その時は、前を向いて歩けると思うわ」






 炭治郎「水の呼吸・伍ノ型 干天の慈雨」





  彼岸の頸が崩れる。
  彼女は笑った。そして、もう一度「ありがとう」と、小さな声で言った。






  〜ボロッ〜




 →最終話へ続く。


 
 

最終話「キセキ」 ( No.221 )
日時: 2020/06/11 18:47
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 さい…さいじゅうわ゛…さいじゅう…っ(リアルで泣きそう)
 皆さん、ありがとうございました。


 −−−−−−−−−−

 【それから】



 鳥が窓の外でチュンチュン チュンチュンとうるさい。
 俺こと竈門炭治郎は、ゆっくりと目を開けた。


 炭治郎「……ここは、蝶屋敷?」
 アオイ「起きたぁぁっ。良かったですぅぅぅ!」

 廊下をぞうきんで拭いていたアオイさんが、俺の声を聞きつけて駆けてくる。
 その目には涙が溜まっている。


 アオイ「あの後、みんなが気絶しちゃって、大変だったんですよ…っ」
 炭治郎「そうなんですか?」
 アオイ「みんな、長時間の戦闘で体中の骨が折れてるの」


 ベッドの数が足りないので、柱の9人は珠世さんの診療所で治療を受けているらしい。
 蝶屋敷に運び込まれたのは、かまぼこ花子隊だそうだ。


 横を見ると、善逸がいびきをかきながらすやすやと眠っていた。
 他のみんなも、お疲れのようだ。


 善逸「ね、ねずこちゃん……カワイイ、好き…」
 伊之助「フガ、フガ」
 仁乃「……ん。う…すやぁ〜」



 戦闘はしんどかったし、疲れたし、怪我した人もいたけれど、
 誰も死ななかった。
 本当に、良かったと思う。



 あのあとすぐ、俺たちは全員で抱き合って、「生きてる! 生きてるよぉ!」と勝利を喜んだ。
 彼岸の体は無事、塵になって消えて行った。
 他の六新鬼月の姿も、気が付けば見えなかった。



 ??「いだあああああ!」
 ??「もうちょっと辛抱してください〜」


 この声は、睦彦くんと、きよちゃん?
 身体を少し浮かせて部屋の外を見ると、きよちゃんが睦彦くんの足に義足をつけていた。
 

 戦闘の時に珠世さんがつけた義足は、応急処置用の簡単なものだったが、
 新しくつけるのは性能のいい、木製のものらしい。
 神経と神経を繋ぐ過程で、睦彦くんの悲鳴が聞こえてくる。



 炭治郎「頑張れ睦彦くんっ」
 睦彦「OKー。いだあああああ!!」
 すみ「(カチャリ)はい、終了です。立ってみてください。歩けますか?」



 睦彦くんは、よろよろと歩きだした。
 ズルッと音を立てて、彼の体が後ろに倒れる。


 アオイ「危ないっ」
 睦彦「よっと」


 転びかけたその時、彼は持ち前のバランス神経でバク転をし、華麗に着地。
 ……すごい。


 桜「八尋さん、あっちの洗濯物お願いね」
 寧々「はいッ。夏彦先輩早く早くっ」
 夏彦「はいはい。あ、そうそう、お昼は光くんの手作りだって」



 ケガが全くなかった花子隊の桜さん、寧々ちゃん、夏彦くんは家事を手伝っている。
 花子くんとつかさくんは、まだ怪我が治ってないらしい。



 善逸「ん? いい匂いがする!」
 伊之助「飯! 喰うぜ!」
 仁乃「……ふわぁぁ、良く、寝たぁ」
 睦彦「お、皆起きたか」



 花子「いててててて。筋肉痛が痛い。白状代投げまくったからかな」
 つかさ「お腹の傷が痛いよ〜助けて普ー」


 光「ご飯できたっすよー! 運んでくださいっす」
 しのぶ「お手伝いお願いします」
 一同「はーい」




 *************************




 累は、あのあと天国に旅立った。
 机の上に書置きがおかれてあり、『じゃあね』とだけ書かれていた。


 俺たちがこれまで辿ってきた軌跡。
 俺たちがこれまで起こしてきた奇跡。


 俺たちの旅の中で出会った人。新しい仲間たち。戦った敵。
 みんな、それぞれ色んなことを抱えているけど、
 きっと大丈夫。


 皆でまた一緒に旅をしよう。
 また一緒に奇跡を起こそう。
 かまぼこ隊のみんなで。



 *************************


 【一か月後】


 花子「んじゃ、俺たちはそろそろ帰るよ」
 かまぼこ隊一同「えっ」

 花子「リーダーがいなくなって、七不思議が困惑してると思うし」
 寧々「私も、親友の葵に会いたいな〜」
 光「だからまた呼んでくださいっす。確かあと二週間くらいで夏休みなので」

 炭治郎「うん、また一緒に美味しいものでも食べに行こう」
 善逸「寧々ちゃん、俺の事忘れないでね!? お願いだよ!」
 睦彦「色々、ありがとな。また会おうぜ」

 寧々「うん。だから有為ちゃん、今度は自分の意志で召喚してね」
 有為「………考えときます」


 桜「あっちに帰ったらまた七番様たちとは敵対するわね」
 夏彦「そうだねー☆ 寧々ちゃん、俺に負けないようにね!」
 つかさ「普ー。向こうでもよろしくねー」


 花子「じゃ、宵宮。かもめ学園までワープさせて」
 有為「………」
 桜「どうしたの?」



 有為「……絶対、来てくださいね」


 花子「うん、了解」
 寧々「みんな、ありがとう! またいつか!」
 光「ありがとうございましたっす。じゃ!」
 
 桜「それじゃぁ私たちは退場するわね。また会いましょう」
 夏彦「寂しいからやっぱ連絡先交換しとく?」
 桜「ケータイもないこの時代に何言ってるのかしら」
 つかさ「じゃ、またねーっ」




 ひゅんひゅんひゅんひゅん





 大きな音に思わず目を閉じ、そしてゆっくり開ける。
 花子くんたちの姿は、もうなかった。




 でも俺たちはまた、彼らと会うことになるだろう。
 そしてその時にはまた、みんなで鬼を倒したり、みんなで楽しいことを共有したりするだろう。
 みんなで、一緒に軌跡をたどろう。




 また、いつかきっと。
 俺は、ずっとそう願っているから。




   
 END




 



  

あとがき ( No.222 )
日時: 2020/06/11 18:50
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 めっちゃ長くなるあとがき




 みなさんこんにちは。むうです。
 3月から三カ月にわたって執筆してきた本編も、やっと完結しました。
 最後までご愛読いただき、ありがとうございました。

 第1話を書いたときには想像もしなかったラスト・コラボ・睦彦の怪我(←おい)
 途中話の構成が分からなくなる時期もありましたが、
 無事、ハッピーエンドを迎えることができました。


 みなさんは、どの話が好きですか?
 どのお話が感動しましたか? どのお話が面白かったですか?
 オリキャラ3人の中では誰推しですか?


 皆さんの好きなお話、好きなキャラ等、良かったら教えて下さい。
 作者の好きなお話ランキングトップ5はコチラです!


 1「大好き」
 2「チョコレート」
 3「七不思議旋風」
 4「臨時柱合会議」
 5「伊之助ハッピーバースデー」



 睦彦告白シーンは(チョコレート編でも)…頑張りましたよ。
 べたべたにならないようにするのが特に。
 ニヤニヤしていただけましたでしょうか。
 
 七不思議旋風はですね、ネタバレ九十パーカットで、七不思議の魅力をお届けしました。
 桜ちゃんがうきうきルンルンで流しちゃうシーンがお気に入りです。

 

 続いて書いていて楽しいキャラはコチラです!


 1善逸
 2花子
 3睦彦
 4つかさ
 5桜



 善逸、「ギャァァァァァ」って打つだけで気分上がります。ありがろん。
 花子くんに、いつもみんなをからかわせていました。
 睦彦は一番の被害者ですね(笑)


 最初どんな話だったか忘れちゃったって言う人は、また一から読んでみるのもいいかと。
 強制はしません。時間を見つけて読んでくださると幸いです。


 

 読者の皆さん、今まで『六人の軌跡』を読んで下さり、ありがとうございました。
 キャラクターも作者もとっても嬉しかったです。
 また小説を書く機会がありましたら、また読んでくださると元気が出ます。
 以上、あとがきでした。





 追伸1


 本編は終わりましたが、この後にちょこっと外伝を乗せる予定です。
 また、本編完結後もコメント受付中ですので、気軽に書き込んでくださいね。



 追伸2


 本編は、外伝を書き終わった後に完結処理を行う予定です。
 完結小説図書館にて、またお会いしましょう。




 2020年6月11日 むうより
 

 


 


 

オリキャラ設定 睦彦編 ( No.223 )
日時: 2021/03/29 20:52
名前: 夢兎 (ID: mkn9uRs/)

 今日6月12日は睦彦の誕生日!
 ということで、今日は睦彦の設定をご紹介します。



 刻羽睦彦

 読み:こくばむつひこ
 性別:男
 階級:丁(ひのと)
 身長:158センチ

 誕生日:6月12日
 誕生花:ライラック
 花言葉:思い出、友情

 血液型:B
 年齢:17歳
 出身地:東京府奥多摩
 座右の銘:当たって砕けろ
 趣味:食べ歩き
 特技:暗算
 好きな物:辛いもの、仁乃、仲間、料理(下手)
 嫌いな物:キュウリ、不意打ち、めんどくさい事。


 呼吸:雷の呼吸&光の呼吸



 神社の次男に生まれる。
 13歳で最終選別突破。


 雷の呼吸を我流光の呼吸に変えるあたりは頭がいいのかもしれない。
 ちなみに苦手な勉強は漢字。
 字はうまいらしい。

 性格は直情径行で少し高慢だが素直なところもある。
 また、まず手が出るタイプなので、隙を狙った不意打ちの攻撃が出来ない。
 バランス神経が良く、不安定な場所での戦闘が得意。

 からかわれやすく、特に花子くんから仁乃の事でいじられている。
 仁乃に片思いをしており、晴れて結ばれるラッキーボーイ。
 戦闘にて柱と仲間をかばい、右足を失う。
 口癖は「俺は強いからな」。




 〈光の呼吸〉


 1爆光一閃(ばっこういっせん)
 2光線昇降突(こうせんしょうこうとつ)
 3暗暗流打(あんあんりゅうだ)
 4紅灯陰火(こうとういんか)
 5斜光斬り(しゃこうぎり)
 6暗黒狂乱(あんこくきょうらん)
 7柳暗花明(りゅうあんかめい)
 8光照剣舞・壊(こうしょうけんぶ・かい)
 9閃光爆裂(せんこうばくれつ)
 10円旋虹光(えんせんこうこう)
 
 

オリキャラ設定 仁乃編 ( No.224 )
日時: 2021/03/31 06:48
名前: 夢兎 (ID: mkn9uRs/)

 続いて仁乃の設定です。


  胡桃沢仁乃

 読み:くるみざわにの
 性別:女
 階級:乙(きのと)
 身長:150センチ

誕生日:12月26日
誕生花:クリスマスローズ
花言葉:私の不安をやわらげて

 血液型:О
 年齢:15歳
 出身地:東京府牛込

 座右の銘:情けは人の為ならず(人にしたことはいずれ自分に幸福を呼ぶ)
 趣味:運動、歌
 特技:裁縫
 好きな物:わらび餅、抹茶
 嫌いな物:虫全般。


 呼吸・技:四季の呼吸&血鬼術
 



 五人姉妹の次女に生まれる。睦彦の同期。
 ある日、鬼による襲撃を受け体内に鬼の血が入る。
 鬼化しない特殊体質で術のみ使えるが、
 周りからは化物だと言われ暴行を受ける日々を送っていた。

 育手はおらず、独学で呼吸を取得。
 11歳で最終選別突破。

 行方不明だった姉の麗乃(れいの)と偶然再会するが彼女は鬼化しており、
 自分の手で討伐を達成する。

 ※詳しくは短編集をcheck


 誰にでも優しく人当たりがいい性格。
 視力が良く、周りを見ただけで建物の構造や敵の位置などを把握できる。
 また鬼の血の影響もあり、怪我は短時間で回復する。


 家族以外で初めて自分に優しくしてくれた睦彦に好感を得ており、
 晴れて彼と結ばれるラッキーガール。
 ちなみに、睦彦が送ったチョコに書いてあった、

 『くるみざわ いつも ありがろん』

 という文字を見て一時間ほど笑い続けていたという。

 これからも仁乃睦で頑張って欲しい。
 頑張れ仁乃ちゃん!

 

 

 

 〈四季の呼吸〉

 1春雷(しゅんらい)
 2幽艶の風雪(ゆうえんのふうせつ)
 3地苑の檻(ちえんのおり)
 4梅雨流々(ばいうりゅうりゅう)
 5乱れ紅葉(みだれもみじ)
 6夏越(なごし)

 〈血鬼術〉


 暗黒の魔手→両手首を複製し、自由自在に操る。
 爆黒炎→掌から、黒い炎の球を発生。
 


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80



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