二次創作小説(紙ほか)

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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
日時: 2021/06/12 17:43
名前: むう (ID: Wb6EMeB7)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201

 
 
 ――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。

 ********

 どうも、むうです。
 鬼滅、花子くん、東方も最近ハマりつつある高1女子です。
 六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
 隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!

 このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
 前作は参照のURLから。
 この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。

 新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
 柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
 第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪

 [前編]【鬼滅】会話文短編集
 [公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
 
 
 
 〈キャラ紹介〉

 ・新かまぼこ隊>>136
 ・花子くんキャラ>>137 参照あり

 〈注意〉

 ●本編完結済み
 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ若干あり
 ●流血の表現あり
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈新たな設定{花子くんのみ}〉

 ●花子・つかさ めちゃ仲良し
 ●放送室メンバー→味方
 ●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!

 〈ルール〉

 ●つぶやきや拡散〇
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×


 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!
 


 ★Special thanks★

 応援コメントありがとうございます!

 蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
 一緒に執筆した弟
 応援してくれた学校の先生、友達


 
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 【目次一覧】


 まとめ読み>>01-


 読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
 作者的に好きな話まとめ>>368-369
 

 
 ◆大生コソコソ噂話・執筆裏話

 第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
 第2回「春になってきましたね」>>31
 第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
 第4回「遅いけど自己紹介」>>49
 第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
 第6回「コロナ怖い」>>84
 第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
 第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
 第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
 第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
 第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
 第12回「むう流表現方法」>>337
 第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339

◆むうと弟の楽しい会話

 第1回>>371
 第2回>>380
 第3回>>381


 ◆閲覧数突破記念

「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326


 □第1章 蝶屋敷での三週間
 
 第1話「おはよう」>>01-02
 第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
 第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
 第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
 第5話「お久しぶりです」>>20
 第6話「いざ、出発!」>>21

 幕間 >>22

 □第2章 六人の初任務  

 第7話「聞き込み調査」>>23-24
 第8話「鏡ノ森」>>25
 第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
 第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
 第11話「本当なら」>>33

□第3章 柱9人の格闘

 第12話「列車の中」>>34-35
 第13話「九人揃えば何とやら」>>38
 第14話「鬼の猛攻」>>40-41
 第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
 第16話「瞳の数字」>>43
 

 □第4章 柱合会議へようこそ

 第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
 第18話「ご教示願う」>>50-51
 第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
 第20話「集められた鬼たち」>>55


 □第5章 陰陽師を探せ!

 第21話「宵宮家探索」>>59>>64
 第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
 第23話「最悪の出会い」>>68-69
 第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
 第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
 
 幕間 >>81
 

◆番外編

 第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
 第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
 第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
 
□第6章 お膳立ては計画的に

 第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
 第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
 第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
 第29話「六新鬼月と無惨」>>121
 第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122


□第7章 最終決戦

 第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
 第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
 第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
 第34話「七不思議旋風」>>145-147
 第35話「お魚になります!」>>150>>153
 第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
 第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
 第38話「大好き」>>180
 第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
 第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
 第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
 第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
 第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220

 最終話「キセキ」>>221
 あとがき>>222



 ◆本編外伝


 外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
 外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
 外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
 外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
 外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260


 ◆キャラクター設定集


 〇オリキャラ設定集>>223-226

 〇六新鬼月 設定集>>232-236



 ◆あとがきSP

 ○あらすじについて>>261

 ○振り返り編

 [第一章]>>262-265
 [第二〜三章]>>267-271
 [第四〜五章]>>272
 


 〇企画コーナー
 
 [キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
 [キャラに○○してみる]>>278-343
 [演技力むうむう面接☆]>>287-298
 [想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
 

 ◆特別編


 ☆遊園地編☆

 第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
 第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
 第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342


 ☆お泊り会編☆

 第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
 第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
 第陸の怪「お泊り会3」>>359



 □ろくきせ最終章 I'm on your side. 


 第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
 第46話「企みと変貌」>>364>>370
 第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
 第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
 第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
 第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395


 あとがき>>396


2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
  
 
 

 
 
 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.383 )
日時: 2020/08/12 17:34
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 私は戦闘シーンを書くとき雰囲気作りでテンポの速い曲を流してます。
 今回のこのお話を書くにあたって、PCの横にiPadを置き
 大音量で「ロキ」を流しました。
 内容も「ロキ」にあってると思うので、ぜひ曲を聴きながら聞いていただきたい!
 では、「死ぬんじゃねぇぞお互いにな!」

 *******************


 〈六新鬼月side〉


 骸「水の呼吸・拾壱ノ型 凪!!(ブンッッ)」
 無惨「むッ(飛んで避ける)どうした銘祈! 動きが止まったぞ!」
 銘祈「(う゛っ。無惨の支配が強くなってきた……っ。思うように体が動かせない……っ)」


 燐月「負けないで銘祈くん。先に逝ったらこの俺が許さないからね」
 銘祈「お前に心配されるほどヤワじゃねえよ!」
 燐月「ちぇ。可愛げのない。血鬼術・不死の魂獣!!」

 〜燐月、死なない雑魚鬼を出現させる〜


 燐月「それ、かかれぇ!!」
 雑魚鬼「ウガァァァァァァ!!」
 無惨「っっ!(すんでのところで避ける)」


 フラン「さっきから避けてばかりでちっとも攻撃してこないね」
 彼岸「当然。あの方にとっては私たちは大事な駒。傷一つ付けたくないんでしょう」


 魔理沙「マスタ—スパーク!!」
 ルーミア「ムーンライトレイ!!」



 ズダァァァァァァァァァァンン!!!




 パチュリー「やった……かしら」
 茜「!? 姿が消えたっ? ま、まさかっ。おい後ろっ」
 一同「(バッと振り向いて)」



 無惨「この姿見の中に入れば、紅羽と会える。吸収すれば私の能力もさらに強くなるだろう…」
 レミリア「あいつ、いつのまにっ」
 求手名「ダメだっ。早くしろ! 中に入らせるな!!」

 
 〜無惨、姿見に手をかけて〜

 〜瞬間、姿見の中から黒い腕が伸び〜


 無惨「ぐっ。離せ!!」
 燐月「今だ、操り人形、行け—————————っ」
 雑魚鬼「ウがぁぁぁぁぁ!!」


 

 雑魚鬼が無惨に向かって突進する。
 無惨はニヤリと笑い、右腕を高く上げた。



 茜「(ヤバイ。何か嫌な予感がする!) 止まれぇぇぇ時間!!」
 雑魚鬼「ウがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 茜が壱番の能力を使い、時間を止めた僅か0.1秒前。
 燐月の雑魚鬼たちが、鏡の世界に吸い込まれた。


 茜(っやばい!! 有為ちゃんミツバ聞こえる!? そっちに雑魚鬼襲撃!)
 ミツバ(何だってぇぇぇ!?? ちょ、うわっ ギャッ)


 ガタンッ
 バキンッ
 ボコッ


 グチャグチャグチャグチャグチャッ



 ・・・・・・・・・・・・・・・


 〈紅羽side〉


 大爆音が鳴り響き、慌てて音をした方に視線をやると、睦彦の体が地面にめり込んでいた。
 反射的に振り向くと、黄色い髪の少年は二タァッと笑みを浮かべたのち、


 善逸「こんな可愛い子になにやってんだ睦彦! お前な! このアホッッ」
 伊之助「てめぇもちょっと落ち着け——————ッッ(ボカスカッ)」
 善逸「ギャウッ」


 伊之助「ここは絵の世界だっつってんだろ! この陸太郎はあの陸太郎じゃねぇ!」
 善逸「知ってるよそれぐらい! つかさの奴が調子乗って色々いじったんだろ? 馬鹿が!」
 

 花子「こんなところでケンカしないでくれる? せっかく案内してあげたのに」
 善逸「花子おまえな!! ………その恰好は何だ」
 花子「これ? カッコイイでしょー(マントバサッ)」
 善逸「あーもうムカつく! 何よコレ何よコレ!! でも俺やってやったよカッコつけたよ!」


 睦彦「……ちょっと危ないからこっち行こうな、胡桃沢(紅羽も手を取って)」
 紅羽「……ヒッ」
 睦彦「勘違いするなよ。お前を襲ったのはあくまで『絵の中の俺』であってこっちの俺とは違う」
 紅羽「意味が分からんそす」

 
 睦彦「いいよ今は分からなくても。取りあえず俺と一緒に来い!(グイッ)」
 紅羽「うわっっ」


 その時。


 茜(そっち聞こえるっ!? ちょっとヤバい状況になった!)
 花子「え、ど、どしたの1番」
 茜(実は無惨がこっちに来そうになって、慌てて時間止めたんだけど、)

 茜(止める瞬間、燐月の雑魚鬼がこっちの世界に入っちゃって)
 一同「マジいいいいいいいいいい!??」


 茜(柱たちが今対処してるけど、そのうちそっちにも来るだろうから気を付けて!)
 善逸「何やってんのお前!! それで、時間を止められる期限は?」
 茜(五分だよ、だから急いで!!)


 善・伊・睦「短けぇぇよ!」
 茜(仕方ないんだよ!!)



 〜と、奥から土ぼこりが上がって〜

 

 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァァァァ!!」
 善逸「ギャ————! 来たぁぁ!!」


 睦彦「よっし分かった。俺は胡桃沢連れて鏡の外を目指す! お前たちは、」
 花子「全力で足止めね。おっけ!」
 善逸「ええええええええ、うもう分かったよ! 俺頑張るっ」
 伊之助「つべこべ言うんじゃねェ! 行くぞ!」



 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァァ!!」
 花子「蹴散らせ、白状代!!(ビュンッ)」
 善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連!!(ダダダダダンッ)」
 伊之助「獣の呼吸・参ノ牙 喰い裂き!!(ビシャッッ)」


 善逸「今だ行け———————————ッ」
 睦彦「了解—————!(駆け出して)」



 睦彦が我の腕を掴んで駆け出す。
 後ろから聞こえる、鋼が打ち合う音がどんどん遠ざかっていく。
 彼の手のぬくもりを感じながら紅羽は、なぜかとても満たされた気持ちになっていた。


 
 理由は分からないけど、彼と二人で逃げ出すことが嬉しかった。
 



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 睦彦「大丈夫かっ 胡桃沢っ。疲れてないか? もうちょっとペース上げてもいいかっ」
 紅羽「好きにするそすっ。あと我は紅羽そすっ。仁乃でも、胡桃沢でもないそすっ」
 睦彦「そうか! それでも俺は胡桃沢って呼ぶぜ。あとペース上げるぞ!!」
 紅羽「話を、聞けそす!!」



 紅羽「前から聞きたかったけど、その足どうしたそす」
 睦彦「大事な人を守るために、俺が一っっ番嫌いな奴にあげた!」
 紅羽「その大事な人とは?」
 睦彦「…………お前だよ(ボソッ)」



 紅羽「? 何て言った?」
 睦彦「なんでもない!」


 

 〜ダダダダダダダダ〜


 雑魚鬼「ウガァァァァァァァ!!(前から突進してくる)」
 睦彦「チッ。次から次へと……。面白い。胡桃沢、ちょっと下がってろ」


 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァ」
 睦彦「光の呼吸・壱ノ型 爆光一閃!!(ビシャッッ)」
 雑魚鬼「………ァ……ぁぁぁ……」


 睦彦「はい、進めぇぇぇぇぇぇぇ!!(だだだだだだだ)」
 紅羽「無理そす。ここはメイとか言うやつの命令に従わない限り出られないそす」
 睦彦「そのっ、命令とはっ? ……やべえ息キレて来た……っ(だだだだだだだ)」
 紅羽「自分自身と向き合え、失ったものに気づけ、仁乃が愛されていることを感じろ」


 睦彦「なら話は早い。足は止めないでこれでも見とけ!(懐から紙を出して)」
 紅羽「………これは、写真?」
 睦彦「猫被りの生意気なミツバって奴がとってくれた現像写真だ(だだだだだだだ)」



 そこには、遊園地かどこかで撮った集合写真や、
 木刀で手合わせをする男の子と女の子の写真などが映し出されていた。
 


 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 無一郎「睦彦、ごめん取り逃がした————!(向こうから駆けてくる)」
 睦彦「おっけー! 光の呼吸……」

 紅羽「一つ、聞いていいそすか」
 睦彦「このタイミングで!? いいけど簡潔によろしく! 参ノ型 暗暗流打!(ビシャッッ)」
 

 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 無一郎「霞の呼吸・漆ノ型 朧!(ブンッッ)」
 紅羽「なぜおまえは、我を見ても首を斬ろうとしない?」
 睦彦「光線昇降突!(ドスッ)なんだ、そんなことか?」


 睦彦「好きな奴の首を斬るとか、できるわけないだろうが!」
 紅羽「え、ちょ、お前なにしてるそすっ」
 睦彦「俺の口からそれを言わせんな!」


 〜紅羽の体がふわっと浮く〜


 無一郎「………おんぶだよ」
 睦彦「時透てめぇ! ありがとうあと後ろからも来たから後頼む!」
 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 無一郎「了解。胡桃沢さんのこと、よろしく頼むね(駆け出して)」


 睦彦「おう、任せとけ!」
 紅羽「はな、降ろせそすっ。ちょ、お前っ」
 睦彦「絶対にお前を元に戻す。約束する」




 


 
 ネクスト→雑魚鬼VS鬼滅隊&花子隊&東方。次回もお楽しみに!




 【大正コソコソ噂話】

 今日の大正コソコソ噂話:むうのひとりごと


 
 ( ,,`・ω・´)ンンン?
 ちょとまてちょと待て。この後どうやって絵の世界から抜け出すか全く考えてねぇ!!
 愛と勇気で何とかなるのだろうか。それともみんなが一生懸命、仁乃を説得してくれるのか?
 それともこういう展開にありがちな『過去エピソード』を書いた方がいいのか……。
 あ、そうそう有為ちゃんの過去エピソードかけてないいい……。
 どうしようどうしようこのままだとなんか上っ面だけいい子になっちゃう。
 そんなの嫌だ有為ちゃんエピと仁乃の鬼化戻る方法考えなきゃ……。




 あと、




 燐月お前、地獄で待ってろ(ドス)。
 

 


 
 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.384 )
日時: 2020/08/13 16:47
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)


 今日のハイライト。
 一人で見えない友達と会話した後に、弟、

 弟「中二病がキツイ」

 *******************


 〈放送室メンバーside〉

 【カガミジゴクの部屋】


 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 ミツバ「ギャぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! 頼むから鏡だけは割らないでぇぇぇ!!」

 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 ミツバ「………ひいいいいっ」


 雑魚鬼がミツバへと迫る。
 鏡の外にいる無惨の様子を伺っていたミツバは、不意を突かれてじりじりと後ずさる。
 雑魚鬼がゆっくりと口を開く。その口には鋭利な牙がびっしりと生えていて。


 ミツバ「っっっっ!!」
 つかさ「ブンッッ(ドスボキャビシャッッ)」



 凄い音が響いて、思わず顔を上げる。
 眼前にいるはずの雑魚鬼は、何故か白目をむいて倒れていた。
 どうなったのかは、部屋に飛散した血飛沫の量で大体わかる。


 つかさ「だいじょーぶ? ミツバ」
 ミツバ「え……っと、ありがとう……っってぎゃあああああああああ!!」
 桜「無理もないわ。ここではあの子はかなりの危険人物だもの」


 お礼を言おうとして振り返った瞬間、司の着物を真っ赤に染めた血の量に悲鳴を上げるミツバ。
 司が拳骨一発で雑魚鬼を地獄へ送ったのだ。
 胸に去来する、鬼への同情心と既視感。


 夏彦「確かつかさって、前代のカガミジゴクも拳骨一発で殺したよね」
 桜「………つくづくお気の毒だと思うわ」
 ミツバ「………た、助けられて嬉しいと思いたいんだけど思えないごめん……・」


 有為「私の術でメイさんの領域とこの鏡の領域を繋いでる。そのうちここも危なくなるよ」
 夏彦「そだよね。俺らはつかさに敵殴ってもらって終わりだけど、ミツバはどうする?」

 ミツバ「え、え、え、僕一人になるのっ? 守ってくれないのっ?」
 桜「残念ながら私たちは噂を変える能力しかないから……すまないのだけど一人で…」
 ミツバ「いじめだっ! これ絶対いじめだっ!」

 有為「……何を言っているの? 私がミツバさんもろとも助ければいいだけの事でしょ」
 夏彦「さっすがー有為ちゃん話分かってる。もろともの使い方間違えないで怖いよ」
 ミツバ「た、たた、助けてもらうまでの事でもないしっ! 君は自分の命を守りなよっ」


 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 有為「………分かった。じゃあここで一旦解散、お疲れ様です」
 ミツバ「分かったよ!! 守ってくださいお願いします!」


 つかさ「よし。じゃあ俺たちは普と合流するから、後頼んだよ宵宮!」
 桜「よろしく頼むわね。じゃあナッツン行くわよ、全速力で逃走!」
 夏彦「りょーかい!」


 
 ※茜の時間停止が終わるまで、あと3分50秒




 ・・・・・・・・・・・・・・・・


 〈義勇×しのぶside〉


 【エソラゴトの世界】



 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 しのぶ「蟲の呼吸・蝶ノ舞 戯れ!!(グサッッ)」 
 義勇「水の呼吸・弐ノ型 水車(ビシャッッ)」



 〜雑魚鬼の頸が斬れ〜


 しのぶ「ふぅ……。頸を斬っても死なないとか言ってませんでしたっけ? あれ?」
 義勇「この量…。恐らく何体もの鬼に血を与えているから、そこまで強くはしてないのだろう」
 しのぶ「なるほど。数は力なり、いや、烏合の衆ですかね」

 義勇「さあな。行くぞ胡蝶。まだ向こうに敵が残っている」
 しのぶ「分かってますよ。善は急げです」


 ・・・・・・・・・・・・・・・



 〈蜜璃×伊黒side〉




 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」

 蜜璃「きゃあぁいっぱい来た! 受けきれるかしらっ。いや、頑張るっ!」
 伊黒「14体いるから一人7体で行くぞ。行けるか?」
 蜜璃「大丈夫です。任せて下さい!」


 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 蜜璃「恋の呼吸・壱ノ型 初恋のわななき!(ビシャッッ)」
 伊黒「蛇の呼吸・伍ノ型 蜿蜒長蛇!(ブンッッ)」


 雑魚鬼「ァァ………ァ……ぁぁぁぁ……(シュウッ)」


 蜜璃「やりましたね伊黒さん! この調子でいけば時間を稼げるわ」
 伊黒「了解した。油断は禁物、判断を怠るなよ」
 蜜璃「はい!」


 
 ・・・・・・・・・・・・・・


 〈宇髄×煉獄×炭治郎×禰豆子〉


 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 炭治郎「禰豆子来たぞ———ッ。お願い!」
 禰豆子「ムー! 血鬼術・爆血!!」


 〜ゴォオォオォオォ〜


 雑魚鬼「ギャッ」
 炭治郎「今だ! 水の呼吸・肆ノ型 打ち潮!!(ブンッッ)」


 雑魚鬼「ウガァァァァァァァァァァァッッ」
 宇髄「的がでかいとやりがいがあるぜ! 音の呼吸・壱ノ型 轟!(ゴオオン)」
 煉獄「炎の呼吸・壱ノ型 不知火!!(ブンッッ)」


 炭治郎「ありがとうございます宇髄さん煉獄さん!」
 宇髄「なあにお礼を言われるまでもねえよ。それよかお前の技も派手になったな!」
 炭治郎「本当ですか! そう言ってもらえると嬉しいです」


 茜(時間停止が切れるまで、あと1分!! 急いで!!)
 燐月(みんなホント俺の不注意のせいでごめん。もうちょっと辛抱して!)


 煉獄「了解した! 無惨の卑劣な行い、許すわけにはいかない!」
 禰豆子「ムームー!(仁乃ちゃんは絶対助けるよ!)」



 ・・・・・・・・・・・


 〈紅羽side〉


 〜エソラゴトの世界脱出を目指して逃走中〜
 〜ついでに紅羽おんぶ中〜


 睦彦「おいシジマさん聞こえるかっ? これ、何とかなんないのかっ?(だだだだだだだ)」
 紅羽「おい、離せっ。離すそすっ!」


 メイ(もちろんこの世界を消滅させることは出来ますが、……それでいいんですか?)
 睦彦「それは、どういう意味だ?(だだだだだだだ)」
 メイ(七番様の弟さんも、もちろん私も出来る限り、仁乃さんが記憶を取り戻せるようにしてる)

 メイ(自力で何とかしないと、いけないのではないですか?)
 睦彦「…………そう、だな。言われてみればそうだ。ごめん、俺やっぱり焦ってるかも」
 メイ(お疲れ様です)



 睦彦「なあシジマさん。胡桃沢、戻ると思うか? ……まだちょっと、不安で(だだだだだだ)」
 有為(希望とか魔法とか勇気とか、そんなものにすがるのが正しいとは思わない)」
 睦彦「っ。てめえ何を言っ」


 有為(でも、起こせないかもしれない奇跡を願うのは悪いことじゃないよ)
 睦彦「宵宮、お前……っ」
 有為(実体験があるから…。奇跡、一緒に起こそう。みんなで、一緒に)


 睦彦「いつもバリバリの毒舌で攻撃してたやつに言われると不思議な気分だな。ありがとう」
 メイ(自力でやらなきゃいけないけれど、睦彦くんがサポートすることは悪いことではない)
 睦彦「そうだよな! よっし分かった。こうなったら全力で思い出させてやる!」



 
 
 みんなは、まだ知らない。
 茜の能力が解け、みんなが懸念していた無惨の鏡の世界侵入が、
 もう既にされてしまっていると言うことに。




 無惨のたくらみは、まだ終わらない。



 ネクスト→無惨、鏡の世界侵入!? 次回もお楽しみに!




 【大正コソコソ噂話】
 今日の大正コソコソ噂話:しのぶ×無一郎


 しのぶ「いつしかのコンビでお送りいたしますね〜。よろしくお願いします」
 無一郎「よ、よろしくお願いします」
 しのぶ「いよいよ激しくなってきましたが、体調管理は大丈夫ですか?」
 無一郎「はい。キレッキレです」

 しのぶ「良かったです〜。冨岡さんはちょっとお腹の調子がわるそうでしたので」
 無一郎「……それは、心配ですね」

 しのぶ「直前に『そんなんだから、みんなに嫌われるんですよ』と言ってからですね」
 無一郎「……それが原因なのでは……」

 しのぶ「それでは次回もお楽しみに!」
 無一郎「いつも応援ありがとう。これからもよろしくね」



 

 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.385 )
日時: 2020/08/15 21:55
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 お久しぶりです。
 うちのパッパが家にいるので家族の時間大切にしてました。
 あ、そうそう今日のイメージ曲は、YOASOBIの「夜に駆ける」です。
 ぜひ聞きながらお読みくださいませ。
 
 *******************


 〈ミツバside〉

 【カガミジゴクの部屋】


 有為「炭治郎くんたちからの念話で、多少雑魚鬼の数も減ってきているようですね」
 ミツバ「そ、そう? それは良かった。…ってあれ、僕っ子再発?」
 有為「勘違いしないでください。どうにも、敬語なしだと慣れないんです」
 ミツバ「そ、そなんだ。いいんじゃない? 自分の好きなようにすれば」
 有為「そうだね…ですね」


 

 と、その時。
 



 ドンガラガシャンドシャッッ
 バラバラバラバラバラッッ

 


 無惨「やっと中に入れた。貴様が鏡の世界の支配者か? 随分と警備が甘いようだが」
 ミツバ「ッ!? 無惨? な、なんで…東方の人たちはどうして…」
 無惨「ああ、あいつらは少し動けなくしただけだ。しぶとい奴らだった」

 有為「ろ、六新鬼月の皆さんは?」
 無惨「……裏切者たちの事なら、深手を与えた。まぁ少しばかりの時間稼ぎは出来たと思うが」


 ミツバ「……何てことをっ」
 無惨「ミツバと言ったかな。よくもまあ好き放題してくれた、今から地獄に送ってやろう」
 ミツバ「嫌だッ!」



 ミツバの腕が無惨の襟元を掴む。
 鋭い爪が無惨のシャツに食い込み、無惨は鬱陶しそうに首を回す。
 そして彼は、数分前と同じようにニヤリと笑い、腕を振り上げようとして……。



 彼岸「させないっ!」
 骸「光の呼吸・玖ノ型 閃光爆裂!!」


 壁にかけられた鏡からカガミジゴクの部屋へと落ちて来た、六新鬼月の壱の双子の姉妹。
 自身の血鬼術で全ての呼吸が使えるようになった骸は、常に装備している剣を振りかざす。


 バチィィィィィィィィィィッッ!



 無惨「ッ。この私に勝負を挑むとは面白い!」



 無惨が赤い相貌を細めて振り向く。
 彼の視線の先には、六人の鬼—六新鬼月たちが立ちはだかっている。


 燐月「ここで決着をつけよう無惨様。俺たちは俺たちらしく行動する自由があるんだ」
 求手名「いつまでもお前の命令に従ってはいられないな!」
 新羅「そこの陰陽師と怪異くんはどうする? 逃げてもいいんだよ?」


 有為「逃げる? そんな選択肢は残念ながらありませんね!」
 ミツバ「と、とと、当然僕も、こいつにお仕置きしてあげるよ!」


 無惨「——愚かだな。そうしている間にも、紅羽の支配は強まっているのだぞ」



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 〈睦彦side〉



 睦彦「ハァ、ハァ。出口がどこかも分かんねえ。取りあえず胡桃沢の記憶を取り戻す!(だだ)」
 紅羽「………刻羽さん」
 睦彦「え?」


 鬼化した胡桃沢が、不意にポツリと呟いた。
 今まで「お前」とか、「睦彦」としか呼ばれてなかったので、驚いて背中の彼女を見る。
 胡桃沢は罰の悪そうに、ぼそぼそと続ける。



 紅羽「睦彦くん」
 睦彦「へ?」
 紅羽「睦彦さん」
 睦彦「お前、何を言って……」


 紅羽「むっくん」




 刹那、俺は目を見開いていた。
 久しぶりに聞いたような感覚に、再び振り向く。
 昔は「刻羽さんと呼べ」だなんて怒鳴っていたけれど、今となればそれ以外で呼ばれることが、とても変に思う。



 紅羽「なんか、むっくんって呼ぶと、安心する」
 睦彦「………」
 紅羽「紅羽のせいで無理をさせてしまってるなら、謝る」
 睦彦「………そ、そんなこと」

 紅羽「分かってるそす。我もずっとモヤモヤしているから。答えはすぐそこにあるのに」
 睦彦「そうだよ、あと少しなんだ。お前に早く戻ってほしい」
 紅羽「どうすればい……う゛っ」



 思慮深げな顔で何やら考えていた彼女が、急に悲鳴を上げて俺の背中から滑り落ちた。
 頭を抱えて地面にうずくまっている。


 睦彦「ど、どうした? 大丈夫か?」
 紅羽「や……やだッ……やめて……ッ 紅羽はお前のものじゃない……っ」


 睦彦「どうしたんだ? なぁ、胡桃z」
 紅羽「ウガァァァァァァァァァァァッッ」



 突然、牙をむき出して胡桃沢が俺に遅いかかってきた。
 不意を突かれた俺は、慌てて剣の柄で攻撃を受け止める。
 彼女は苦しそうに、何かを必死で我慢しているような表情で、こっちを睨んでいた。


 睦彦「っ!?」
 紅羽「違う……グルルルル……違うそす……頭から離れろ無惨…グルルルル……」


 無惨!?
 無惨が鏡の世界に、はたまたこっちのエソラゴトの世界に来ているのか?
 そして胡桃沢がこんなに苦しんでいる原因は、もしかして……。



 睦彦「頑張れ胡桃沢、負けんな! 大丈夫だ、俺はここにいるっ」
 紅羽「我は紅羽じゃない……そんな名前じゃなかったはず……っ お前の言う通りなんか……っ」
 睦彦「負けるな胡桃沢!! こんなの、お前は望んでないだろっ! お前はもっとっ」


 そう、あの胡桃沢仁乃は、ここで折れる人間じゃない。
 俺は彼女を一番近くで見てた。
 いつだって明るくて、優しくて、強くて。
 こんな俺を好きだと言ってくれて、必要だって、そう言ってくれて俺は嬉しくて。

 二人で肩を並べて歩くのが、
 同じ話題で盛り上がるのが、
 彼女にからかわれるのが、ただただ楽しくて。


 だからここで終わっちゃダメだ。
 まだまだ、やりたいことが残っている。
 だからふんばれ、負けないで、また笑って俺を「むっくん」って呼んでほしいから。


 紅羽「離れろ無惨………っ。紅羽は! 仁乃は! お前なんかの支配になんか負けない……っ」
 睦彦「フンバレ! 頑張れ胡桃沢!!」


 紅羽「無惨っ………う゛っ!」



 また、胡桃沢が苦し気にあえいだ。
 どうやら無惨の支配に逃れることに成功したようだ。
 きっと、見えないところで炭治郎たちが無惨と戦ってくれていたのだろう。
 そのことに感謝しつつ、俺は胡桃沢の腕を引っ張って起き上がらせる。



 胡桃沢はまだ瞳や牙は鬼のままだったが、自我はしっかりと取り戻した様子だった。



 睦彦「大丈夫か? 胡桃沢」
 紅羽「思い出した……。全部思い出した。私は、胡桃沢仁乃だった」
 睦彦「ああ、そうだよ。いつだって明るくて優しい、俺の自慢の彼女だよ」


 紅羽「むっくん、一緒に抜け出そう。きっともう、大丈夫だから」
 睦彦「おう。俺はいつでも、お前の味方だ」



 胡桃沢にそっと手を差し出す。
 彼女は俺の手に、自分の小さな指をそっと絡ませた。




 メイ(おめでとうございます。どうやら命令をクリアしたようですね)


 ははは、甘かったなシジマさん!
 俺たちはずっと信じてた。
 こんなことで折れるほど弱い人間じゃないんだぜ!



 睦彦「よし、走るぞぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
 紅羽「うん!!」



 二人の歩調がしっかりと合わさる。
 俺たちは、二人で夜に駆けだしていく。



 【大正コソコソ噂話】
 今日の大正コソコソ噂話:むうのひとりごと



 随分あっさりと支配を外した仁乃ですが、これには理由があります。
 何故こんなにもあっさりと事が進んだのか?
 種明かしはまた次回。お楽しみに!
 
 


 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.386 )
日時: 2020/08/18 14:56
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)


 つい先ほど、有為推しのネッ友から
「ねぇ、有為ちゃん地味だけどめっちゃ頑張ってるよね! ねえ!」と言われて、
「そうだよ! 有為ちゃんファンいるよね? いなかったらなんかゴメン」
 というやりとりをしていたのであーる。

 *******************

〈東方キャラside〉

 【鏡の外】


 霊夢「いたたたたた。何がどうなって……ま、魔理沙っ? 大丈夫?」
 魔理沙「くぁ…ん。お、おうこっちは大丈夫なんだけど、無惨が中に…」
 華扇「…ど、どど、どうしましょう。直ぐに私たちも中に入るべきでしょうか」

 有為(その必要はありません)

 妖夢「有為! どういうことだみょん? そっちは平気なの?」
 有為(先ほど仁乃さんがシジマさんの命令をクリア。よって、エソラゴトの世界が消えます)
 ルーミア「そーなのかー。良かったなー。でも本当に大丈夫なのかー?」

 有為(こっちは今、無惨を対処してます。ここに皆さんが来られては、睦彦くんたちが)
 パチュリー「なるほど、了解したわ。私たちはここで見守る。何かあったら言ってね」
 有為(了解です。皆さんも、くれぐれもお気をつけて。絶対に、勝ちます。では)

 
  プツリ


 レミリア「良かった……あともう少しで戦闘が終わるのね」
 フラン「よし、みんな待とう。最後まで」
 一同「ええ」


 ・・・・・・・・・・・・・・



 〈花子side〉


 花子「!? 雑魚鬼が消えたっ? 燐月がこっちの世界に来たのか」
 善逸「ね、ねえなんかエソラゴトの世界が揺れてない? 俺の気のせいかもしれないけど」
 伊之助「確かにミシミシいってんな」


 メイ(七番様聞こえますか? 仁乃さんが命令をクリアしました)

 花子「ほんと!? でかした4番。じゃあ、この世界はいずれ…」
 メイ(はい、消滅します。有為さん頼んでカガミジゴクの部屋につなげてもらいますので)
 花子「分かった! 我妻、嘴平、俺についてきて! こっち!(駆け出して)」





 善逸「おい仁乃ちゃんはどうなったんだ? 記憶、戻ったのか?(だだだだだだ)」
 花子「うん!」
 善逸「ま、マジ? でかしたっ! やったぁぁぁ!」
 花子「急ぐよ!」
 善・伊「おう!」



 ・・・・・・・・・・・・・・・

 〈六新鬼月side〉

 【仁乃が支配に逃れようとしている時と同時期】



 有為「ここまでです無惨! ボクの兄たちを殺した罪も重ねて、お前を倒す!」
 ミツバ「あの子を元に戻せ!」


 無惨「致命傷を与えたはずだったのだがな」
 新羅「残念でした。さっきちょうど、みんなでお互いの体の一部分を食べたばかりだからねー」
 ミツバ「言い方が怖いよ!!」


 燐月「あ、あと陰陽師たちは何もしなくていいよ。一発で終わるから」
 求手名「みんなに、よろしくって伝えといてくれるか?」
 有為「? どういう意味ですか?」



 有為が首を傾げたその時。
 無惨が六新鬼月の話を遮って、真っ直ぐに彼らに向かって突進してきた。


 無惨「お前たち、これで終わりだ!(腕を振りかざして)」
 彼岸「………血鬼術・無灯籠」


 彼岸が右手を無惨の方に向けて、呟く。
 瞬間、掌の先から黒い煙が発生し、無惨の体を包んだ。
「!!?」と何が起こったのか把握が出来ない無惨は、目を細める。


 燐月「愚かだね。人の記憶から消える鬼の始祖。笑いものだね」
 求手名「はは、滑稽だ。何のために生まれて来たの?」
 

 頭上から自分を見つめる瞳が、怖い。
 そんな目で見られることが、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。

 なんだ、何が起こっている?
 頭がガンガンとうずき、立っていることもままならなくて、無惨は地面に崩れ落ちる。


 有為「なるほど、こう言うことですか。……少し、残念ですね」



 何がだ? お前は何を知っている?
 そんな目で私を見るな、やめろやめろやめろやめろ。

 殺意の籠った視線が刺さる。酷く冷たくて、まるで人間のモノとは思えないもので。
 あ、まあ、この場にいる7人は鬼なのだけど。


 ミツバ「地獄に落ちろ、クソダサ野郎」


 彼の言葉をきっかけに、無惨の意識は、中途途絶えた。




 【大正コソコソ噂話】
 今日の大正コソコソ噂話:睦彦×伊黒×亜門


 睦彦「祝! 胡桃沢の支配解除&閲覧数6000突破—————!!」
 伊黒「嬉しそうだな」
 睦彦「だって! だってだって!! す、好きなコが元に戻った……ん…ですよ……」
 伊黒「何で言葉がしりすぼみになるんだ。恥ずかしいのか」
 睦彦「当たり前でしょ!?」


 亜門「おい刻羽。何をニヤニヤしているんだ見苦しい」
 睦彦「………あ、あ、亜門っ!? え、ええええええええええ!?」


 ※亜門って誰?って思った人は>>363へGO!


 伊黒「知り合いなのか? というかお前透けてるんだが」
 亜門「うるさいな。ああそうですよ僕は去年病死した鬼殺隊員でコイツの同期です」
 睦彦「……おいおいおいおい、むう、こいつだけはやめろ、俺コイツの事が嫌いなんだ!!」


 むう)この機会に親睦を深めて下さーい


 睦・亜「嘘だろぉおおおおおおおお!??」


 睦彦「……まあ亜門のことはいいとして、何で今日は伊黒さんが?」
 伊黒「甘露寺と仲良くなるにはどうしたらいいのか聞きに来ただけだ」
 亜門「聞くってコイツに? こんな奴に聞くのが間違ってる」
 睦彦「うるせえよ!! あっちいってろバーカ!!」


 伊黒「お前は何でそんなに胡桃沢と仲良くできるんだ」
 睦彦「え、その、何でって言われても……す、好き……だ、からです…」
 亜門「は、はあああああああ? お、お前、胡桃沢さんとどんな関係なんだよ!!」
 睦彦「………つまりその、好き同士だよ…分かんだろ」

 亜門「お前の分際で胡桃沢さんと吊り合うのか!? そっちの方が怖いけど!!」
 睦彦「お前はちょっと黙ってろボケナスッッ」


 伊黒「犬猿の仲か…。うるさいのでそろそろ帰りたいが意見だけ聞かせてほしい」
 睦彦「好きならとにかくアプローチ…って俺に言わせないでくださいよ恥ずかしい」
 伊黒「お前はどんなアプローチをしたんだ?」


 睦彦「えーっと、胡桃沢にヘアピンあげたけど自分で壊して」
 亜門「お前……」
 睦彦「告白しようと思ったらチョコにかく文字間違えて」
 亜門「お前ぇぇぇぇ………」


 睦彦「そ、それでは次回もお楽しみに。さ、さよならッ」
 亜門「逃げたあの馬鹿」
 伊黒「なるほど参考になった。礼を言おうとは死んでも言わないが」



Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.387 )
日時: 2020/08/18 15:46
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)


 はい。ついに、物語がフィナーレにさしかかっています。
 このまま良かったねちゃんちゃん、になるのか。
 はたまた作者の天邪鬼気質のせいでまさかの展開につながるのか。
 頑張って執筆するのでよろしくお願いしますm(__)m

 *******************


 〈寧々side〉

【カガミジゴクの部屋】


 光「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
 寧々「きゃあぁぁぁぁぁ!」
 葵「あわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 有為「皆さん無事でしたか」
 ミツバ「だ、大根センパイ!」
 禰豆子「ムー———!」


 〜ドスンッと鏡から三人が部屋に落ちてきて〜


 光「いてててて。でも、無事こっちに戻って来れてよかったすね」
 寧々「そうね。仁乃ちゃんの記憶も元に戻ったって聞いたし」
 

 メイ「お疲れ様です、皆さん」
 葵「シジマさんも、色々と頑張ってくれたんですよね。ありがとうございます〜」
 メイ「これっきりですよ。あの大っ嫌いな七番様の言うことを聞くだなんて」

 花子「……大っ嫌いな七番様って、4番あのねぇ…」
 メイ「でも、上手くやれて良かったですね」


 善逸「良かった、みんな無事にカガミジゴクの部屋について。つ、疲れたぁ」
 伊之助「ホントに紋逸は弱っちいな。俺様に比べたらこんなもん何ともねえ!」
 禰豆子「ムームー!」


 しのぶ「あとは、放送室メンバーたちと睦彦くんたちだけですね」
 花子「ああうん、つかさたちはさっきすれ違ったから、すぐに来ると思—」



 〜ドスンッ〜


 つかさ「たっだいまぁぁぁぁぁぁぁ! 普—会いたかったよぉ!(ギュ—ッ)」
 花子「ぐぇッ。苦しい……」

 悲鳴嶼「皆の声がきけて誠に嬉しく思う……南無阿弥陀仏…」
 桜「そうね。睦彦くんも、そろそろこっちに着くと思うわ」

 蜜璃「無惨も倒すことが出来たし、これでようやく平和な時が戻ってくるわね」
 煉獄「うむ! みんなで力を合わせた成果だ!」

 有為「……………そう、ですね」
 無一郎「? 宵宮さん、浮かない顔だけどお腹でも痛いの?」
 炭治郎「有為ちゃん、元気がないようだけど大丈夫なのか?」

 有為「あ、はい。ごめんなさいちょっと考えごとしてて…」
 炭治郎「(? なんだろう、このモヤモヤした感じ)」


 〜ドスンッ〜
 

 睦彦「お、っとっと。遅くなって悪い!」
 仁乃「……………」

 宇髄「地味に遅かったがうまくやれたようで嬉しいぜ。なぁ不死川」
 実弥「あァん?  まあ上々の出来じゃねェか。褒めてやるぜェ」
 

 寧々「仁乃ちゃんっ。良かった……良かった、無事で………っ」
 花子「ヤシロったら涙もろいんだから」
 寧々「花子くんだって泣いてるじゃないの!」
 花子「そ、そそ、そん゛なわけないじゃん゛っ!」


 仁乃「……………みんな……ごめん私…心配かけて……っ」
 炭治郎「そんなことないよ」
 仁乃「……………ごめん。ごぉめんっ。ごめ゛ん゛なざい゛………っ」

 一同「……………」


 睦彦「ごめんなさい、より、ありがとうの方が嬉しいよ。ごめんは、また後でだ」
 仁乃「む、むっぐぅぅんんんんんん——————!! うわ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ」
 睦彦「お、ちょ、だから泣くなって……」

 善逸「そそそ、そうだよ、まだやること残ってるもん。注射打たなきゃ」
 しのぶ「ここでは無理ですから、向こうに戻ってからですね」


 有為「では、繋げていた学園との境界を閉じます。転移術起動。揺れにご注意ください」



 〜ひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅん〜



 義勇「本当に、色々あったな…。かまぼこ隊と、」
 伊黒「柱と、花子隊と、東方の面々で戦ったな」

 炭治郎「本当に、疲れたし苦しかったけど、でも……」
 寧々「大切なものにもう一度気づけたわね」


 夏彦「………あれ?」
 桜「どうしたのナッツン。ここまで来て忘れものをしたとか言ったらぶっ飛ばすわよ」
 つかさ「どうしたの?」


 夏彦「本当に、これで全員だっけ。柱と、かまぼこ隊と、東方キャラと、花子隊だけだっけ」
 有為「…………」
 善逸「何言ってんだ夏彦。これで全員だぞ。何がおかしいの?」

 しのぶ「大丈夫ですか? 夏彦さん」
 夏彦「あれ、なんか他にメンバーがいたような気がするんだけど……夢かなあ」


 有為「…………転移術起動。行きますよ!」



 〜ひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅん〜

 〜ドサッ〜




 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 〈炭治郎side〉

 【外】
 


 〜ドサ〜



 魔理沙「あ、戻ってきた! おーい大丈夫か?」
 華扇「良かったです、皆さん無事で」

 パチュリー「どうやらうまく行ったようね。無事で何よりだわ」
 霊夢「記憶も戻ったそうじゃない。良かったわ」


 花子「それじゃあ、最後の締めくくり、行こうか」
 炭治郎「本当にその方法で行けるのか睦彦くん。剣に薬をしみこませてたけど……」


 俺は少し離れたところで鞘から剣を抜いている睦彦くんに声をかける。
 彼はニヤリと笑って、「大丈夫だって」とおざなりに手を振った。

 睦彦くんの数メートル先には仁乃ちゃんが立っている。
 瞳や牙は鬼化のままだが、人格はしっかりと以前の仁乃ちゃんに戻っている。
 妹が鬼化したその瞬間を見ている俺は、睦彦くんのこれまでの気持ちが手に取るようにわかる。


 炭治郎「本当に……良かったなぁ………!」
 禰豆子「ムームー」


 善逸「終わったら絶対みんなでパーティーでしょ当然! 楽しみ!」
 伊之助「天ぷら天ぷら!!」


 善逸と伊之助が食べ物論議に花を咲かせる中、睦彦くんは抜いた剣を構える。
 キリッと仁乃ちゃんを睨むと、数メートル先の仁乃ちゃんも口元をきゅっと結んだ。


 睦彦「行くぞ胡桃沢!! ちゃんと見とけ!!」
 仁乃「な、何をっ?」



 瞬間、ビュウウウウウウウンという突風が吹き荒れる。
 雷の呼吸特有の、足の筋肉に空気を沢山いれて一気に加速する走術だ。
 加速する速度。睦彦くんはあっという間に仁乃ちゃんとの距離を詰めると、地を蹴った。



 ふわっと、彼の体が宙を舞う。
 その姿勢は流石、バランス神経がいいだけあって、不安定な場所でもピクともしない。
 身体を操って仁乃ちゃんの頭上に移動した睦彦くんは、よく透る大きな声で叫ぶ。



 睦彦「今から、お前の……恋B…いや、英雄がいい! 英雄が、お前を救う所だよ!!」
 仁乃「………っ」



 睦彦「光の呼吸・拾ノ型—————」


 一瞬「恋人」と言う恥ずかしい単語を言いかけた睦彦くんの顔に赤みがさす。
 彼は顔を左右に振って雑念を追い払うと、剣をまっすぐに仁乃ちゃんへと振り下ろした。


 睦彦「円・旋・虹・光————————————!!!」



 剣が大きな円を描き、仁乃ちゃんの頬の皮膚を数センチ切った。
 もちろん彼が威力を最小限にまで抑えて剣を振るったのだ。
 不意をつかれた仁乃ちゃんの体が後ろへ傾く。







 その身体を、睦彦くんは剣を地面に投げ捨てると、ギュッと抱きしめた。




 背中から伝わる体温のぬくもりに触れて、睦彦くんの肩が震える。
 そしてそれは、抱き着かれた仁乃ちゃんも同じだった。
 何かを我慢するように、今まできゅっと結ばれていた口が開く。
 その口から漏れたのは、嗚咽と、ただただ『ごめんなさい』の言葉だった。



 仁乃「ごめんなざい……ごめ゛んなざい……っ。わ、私、みんな゛がいでくれで、本当に……っ」
 睦彦「お前……っ。馬鹿だろ、そんな一人で……敵を相手したりとか……っ」
 仁乃「ごめ゛ん……ごぉめんっ。み゛んながいだから゛ッ……私は……私はまたっ」


 涙で前が見えない。
 嗚咽はやむことなく、彼女の頬を流れ顎へとつたっていく。
 

 睦彦「大丈夫だ。大丈夫だから。ちゃんと、全部分かってるから」
 仁乃「ごめ゛んなざい………! 本当に、ごめ゛んなざい………っ」
 睦彦「言ったろ、ごめんねは後でいいんだって。生きててくれて、ありがとうが先なんだって」



 仁乃ちゃんは一瞬キョトンとして、睦彦くんを見る。
 そして、一瞬俯いて視線をそらし、そしてすぐに顔を上げ、ゆっくりとほほ笑む。
 その両目には沢山の雫がついていて、それはゆっくりと流れ落ちた。



 彼女の涙は、ゆっくりと地面を揺らしていった。



 

 


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