二次創作小説(紙ほか)

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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
日時: 2024/02/02 20:20
名前: むう (ID: F7nC67Td)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201

 
 
 ――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。

 ********

 どうも、むうです。
 鬼滅、花子くん、その他色んなものが好きです。

 六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
 隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!

 このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
 前作は参照のURLから。
 この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。

 新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
 柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
 第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪

 [前編]【鬼滅】会話文短編集
 [公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
 
 
 
 〈キャラ紹介〉

 ・新かまぼこ隊>>136
 ・花子くんキャラ>>137 参照あり

 〈注意〉

 ●本編完結済み
 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ若干あり
 ●流血の表現あり
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈新たな設定{花子くんのみ}〉

 ●花子・つかさ めちゃ仲良し
 ●放送室メンバー→味方
 ●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!

 〈ルール〉

 ●つぶやきや拡散〇
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×


 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!


 
 ★Special thanks★

 応援コメントありがとうございます!

 蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
 一緒に執筆した弟
 応援してくれた学校の先生、友達

 
 ★2021年冬⭐︎小説大会★
 「二次創作合同」金賞受賞作

 感謝 >>398
 
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 【目次一覧】


 まとめ読み>>01-


 読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
 作者的に好きな話まとめ>>368-369
(4年ぶりに帰ってきた)作者的にツッコミたい話まとめ>>399

 
 ◆大生コソコソ噂話・執筆裏話

 第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
 第2回「春になってきましたね」>>31
 第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
 第4回「遅いけど自己紹介」>>49
 第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
 第6回「コロナ怖い」>>84
 第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
 第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
 第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
 第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
 第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
 第12回「むう流表現方法」>>337
 第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
第14回「帰還者ムーマス ~4年ぶりに帰ってきた~」>>399

◆むうと弟の楽しい会話

 第1回>>371
 第2回>>380
 第3回>>381


 ◆閲覧数突破記念

「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326


 □第1章 蝶屋敷での三週間
 
 第1話「おはよう」>>01-02
 第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
 第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
 第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
 第5話「お久しぶりです」>>20
 第6話「いざ、出発!」>>21

 幕間 >>22

 □第2章 六人の初任務  

 第7話「聞き込み調査」>>23-24
 第8話「鏡ノ森」>>25
 第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
 第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
 第11話「本当なら」>>33

□第3章 柱9人の格闘

 第12話「列車の中」>>34-35
 第13話「九人揃えば何とやら」>>38
 第14話「鬼の猛攻」>>40-41
 第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
 第16話「瞳の数字」>>43
 

 □第4章 柱合会議へようこそ

 第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
 第18話「ご教示願う」>>50-51
 第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
 第20話「集められた鬼たち」>>55


 □第5章 陰陽師を探せ!

 第21話「宵宮家探索」>>59>>64
 第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
 第23話「最悪の出会い」>>68-69
 第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
 第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
 
 幕間 >>81
 

◆番外編

 第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
 第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
 第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
 
□第6章 お膳立ては計画的に

 第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
 第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
 第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
 第29話「六新鬼月と無惨」>>121
 第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122


□第7章 最終決戦

 第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
 第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
 第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
 第34話「七不思議旋風」>>145-147
 第35話「お魚になります!」>>150>>153
 第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
 第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
 第38話「大好き」>>180
 第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
 第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
 第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
 第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
 第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220

 最終話「キセキ」>>221
 あとがき>>222



 ◆本編外伝


 外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
 外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
 外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
 外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
 外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260


 ◆キャラクター設定集


 〇オリキャラ設定集>>223-226

 〇六新鬼月 設定集>>232-236



 ◆あとがきSP

 ○あらすじについて>>261

 ○振り返り編

 [第一章]>>262-265
 [第二〜三章]>>267-271
 [第四〜五章]>>272
 


 〇企画コーナー
 
 [キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
 [キャラに○○してみる]>>278-343
 [演技力むうむう面接☆]>>287-298
 [想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
 

 ◆特別編


 ☆遊園地編☆

 第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
 第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
 第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342


 ☆お泊り会編☆

 第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
 第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
 第陸の怪「お泊り会3」>>359



 □ろくきせ最終章 I'm on your side. 


 第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
 第46話「企みと変貌」>>364>>370
 第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
 第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
 第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
 第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395


 あとがき>>396


2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
  
 
 

 
 
 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.376 )
日時: 2020/08/10 14:23
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 >>375

 燃えるでは?
 萌える…でも嬉しいよ!
 言ってるのは一部の先生と友達だけどね。
 応援してくれてるので感謝!


 

 そ、し、て!
 このあと! 投稿する次回のお話は!!
 アレがあーなってあーなる、つまり花子くんファンはすっごい盛り上がる内容に
 なっていると思うのでお楽しみに!

 あと! 仁乃が喋ります。
 鬼化仁乃の喋りは怖いけど可愛いんでそこんあたりもお楽しみに!

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.377 )
日時: 2020/08/10 15:02
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 続きでーす。
 盛り上がってこー!

 *******************


 〈睦彦side〉




 ズダァァァァァァァァァァァァァァァァァンン!!!




 睦彦「うわぁぁぁぁぁっ。よっと。行くぜ、光属性!!」
 善逸・光「おう!」


 
 仁乃「ウガァァァァァァ!!!」
 睦彦「行くぜ俺の奥義! 光の呼吸・拾ノ型……」


 俺は思いっきり両腕を振りかぶって胡桃沢に接近した。
 さっきのスペルカードの爆風で、彼女は絶句した表情のまま固まっている。
 これ以上の好機はそうない。
 ここで決める!!


 睦彦「光の呼吸・拾ノ型 円旋虹——……」


 

 

       ズルッッ





 ………足が滑った。
 不幸にも、前に一歩踏み出そうとした右足の下にはそこそこの大きさの小石があった。
 その石に、俺の義足の金属棒が引っ掛かる。

 

 小石に棒が乗っかかり、ズルリと滑る。
「睦彦!!」と、善逸と光が慌てて後ろに傾く俺に手を伸ばす。
 その手を俺は掴もうとして……。


 ——無防備な俺を、胡桃沢は見逃さなかった。




 仁乃「………………死ねそす」
 睦彦「……く、胡桃沢、喋っ」
 仁乃「紅羽はうるさいの嫌いそす。とっとと、出て行くそす!!」



 ………胡桃沢、いや今は『紅羽』なんて名前を付けられている鬼は、唸るように呟き、そして。
 その赤い瞳で俺を睨み、一直線に俺に向かって突進してきた。
 

 睦彦「(ヤバい、避けねえと!!)う゛っ」


 瞬間、俺の右足に焼けたような痛みが走った。
 ここにきて、足の痛みが再発するとか……。


 仁乃「………くらえそす!! 血鬼術・爆黒炎!!」
 しのぶ「———睦彦くんっ!!」


 くるっ。
 ギュッと両目をつぶり、肩に力を入れる。
 



 その時。
 不意に、胡桃沢の左腕に、黒い腕が巻き付いた。
 黒い腕は彼女の腕を強く引っ張る。


 仁乃「……!!?」


 胡桃沢の体は後ろに倒れ、黒い腕にずるずると引きずられて行く。
 何だ? 何が起こっている?
 思わず周囲を見回し、腕の発生源を確認する。

 謎の黒い腕。それは七峰が持っている鏡から出現していた。
 胡桃沢はそのまま引きずられ、鏡の中に連れて行かれそうになる。


 睦彦「待てっ!」
 仁乃「……離せそすっ!!」

 
 俺は慌てて胡桃沢の開いた右手を掴む。
 黒い腕——カガミジゴクはは俺たち二人を、鏡の中の世界へ連れ込んだ。





 ・・・・・・・・・・・・・・・・



 〈紅羽(鬼化仁乃)side〉




 ここは……どこそす?
 やけに高い部屋の天井には、『封』と書かれた黒い札が貼られてある。
 壁壁壁、ありとあらゆる壁には様々な種類の鏡がかけられ、その鏡面はキラキラと反射している。



 ??「………間一髪ってとこかな」
 仁乃「? 誰そすっ」
 ミツバ「別に、僕だよ。そんなに警戒されると困るんだけど」


 仁乃「——誰かと言われても紅羽には理解しかねるそす」
 ミツバ「そう。じゃあ改めてもう一回この可愛い僕が自己紹介してあげる」


 桃色の髪を撫でつけて、目の前に居る小柄な少年は髪から除く赤い瞳で我を見る。
 そして彼は唇を楽し気に開き、


 ミツバ「僕の名前はミツバ。かもめ学園七不思議が三番目、カガミジゴクの怪」
 仁乃「…カガミジゴク? かもめ学園? 意味が分からぬそす」
 ミツバ「……取りあえず、記憶が戻るまで暇でもつぶしといたら?」


 仁乃「…何を」




     カーン



 仁乃「…!!?(音のした方を振り返って)」
 炭治郎「おーにさーんこーちらー。てーのなるほうへー」
 仁乃「舐めんなそすっ!!」




 ・・・・・・・・・・・・

 


 炭治郎「来た来た来た来た! よし作戦通り!!(だだだだだだだだだだ)」
 仁乃「お前なんか食ってやるそす! 丁度腹が減ってるそす(だだだだだだだだ)」
 炭治郎「よし、交替、頼む善逸!」



 〜炭治郎、曲がり角で不意にUターンして〜


 善逸「おーにさーんこーちらー。てーのなるほうへー! 仁乃ちゃん俺と鬼ごっこだよ!」
 仁乃「仁乃? 我の名前は紅羽そす!!(だだだだだだだだ)」
 善逸「思った以上に速い!!」


 善逸「そんな怖い顔すると睦彦が悲しむよぉ!! 俺だって悲しいよぉー」
 仁乃「睦彦? そんな奴は知らんそす! 紅羽が信頼してるのは無惨だけそす!!(だだだ)」
 善逸「アイツ、こんなにカワイイ仁乃ちゃんに何をしたって言うんだよ!(だだだだだだ)」
 仁乃「戯言は好かんそす!!」


 善逸「交代だ睦彦! あとは頼んだァァァ!」



 〜善逸、曲がり角で不意にUターンして〜


 睦彦「了解! 胡桃沢—今は紅羽か。俺が睦彦だ! しっかり覚えとけ!(だだだだだだだ)」
 仁乃「お前なんか覚えとく対象にはならんそす!!(だだだだだだだ)」
 睦彦「悲しいいい!! ってことで頼みましたシジマさん!」


 
 〜睦彦、曲がり角で不意にUターンして〜



 仁乃「なんだそす。どいつもこいつも……」
 メイ「やっとお会いできましたねー。紅羽さん」
 仁乃「お前は誰そす!! 早くここから出せそす」

 メイ「残念ながらここは3番の領域ですので私には何もできません。その代わり」
 仁乃「……なんだそす」
 メイ「あなたを私の領域に案内しましょう」





  こんな噂、知ってますか?
  七不思議が四番目、「美術室のシジマさん」。



 メイ「——ようこそ、エソラゴトの世界へ」



 ネクスト→ろくきせエソラゴト編開幕! 次回もお楽しみに!




 【大正コソコソ噂話】
 今日の大正コソコソ噂話:シジマメイ×栗花落カナヲ×むう


 メイ「はい、シジマメイです。やっと、次回は私の活躍が期待できそうですねー」
 カナヲ「私は…今回は出番はないけど…メイちゃんの世界で出るからね」
 メイ「サクシャさんが、エソラゴトのお話がすっごく好きなんですよねー」
 むう「はい! 1番がエソラゴト 2番がカガミジゴクです!」

 カナヲ「それで今回はこんなに燃えてたんだ…」
 メイ「読者さんが盛り上がる内容になってますかね?」
 カナヲ「なってるんじゃない? ……なってなかったらごめん…」

 メイ「ちなみにこの作戦、『オー!』と言った後に皆で考えてまして」
 カナヲ「それをかけなかった作者も悪い人だよね」
 むう「ごめんね!??」


 カナヲ「それでは次回、ろくきせ『エソラゴト』編開幕です」
 メイ「皆さんも、エソラゴトの世界へお招きしますねー」
 むう「次回もお楽しみに!」




 
 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.378 )
日時: 2020/08/11 15:14
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)


 【大正コソコソ噂話】

 今日の大正コソコソ噂話:教えて、むう先生

睦『先生! なんで俺の身長は低く設定してあるんですかっ!』
む「目立ちたがり屋は身長低い子が多いらしいからだよ!158で高いと思うなよバーカ」
睦『うるせえ!! 152センチに言われたくねぇ!!』

む「……有為ちゃん。君は同志だ。私の気持ちを分かってくれるよね?」
有『身長が同じだからと言って無理やり味方につけようとするの、やめてくれない?」
む「……僕っ子だった理由が明かされて晴れ晴れするけど、なんか違和感すごい!!」

花『先生! なんで花子くんキャラ追加したんですか!』
む「今更!!!』


仁『先生! いつになったら私は元に戻るんですか!』
む「焦らず待て! 今終わるには早すぎる!』

メ『先生! なんで大っ嫌いな7番様と私が一緒にいるんですかっ』
む「好き嫌いするな————ッ!」

ミ『先生! なんで僕に戦闘させるんですかっ! お前もエ〇ビテオですかっ』
む「麗しき乙女にはエ〇ビデオの『エ』の字もないよ!」


茜『先生! なんで僕と善逸の性格は微妙に似てるんですか!』
む「先生に言われても困るよ!!」

無『先生! 何故私は今頃になってようやく登場したのだ?』
む「まさかの鬼舞辻無惨本人が把握できてない件!!!」

パ『先生と言うかお姉ちゃんっ。なんで僕のシーンはないんですかっ』
む「ああもうわかった、今日また二人で執筆しよう!」

伊『先生! 何で俺の出番はゼンッゼンねえんだよ。陸太郎と花乃だけ無駄に多いじゃねえか』
む「う゛っ。痛いところを突くな!!」

父『むう。受験勉強は?』
む「ちょっと今お父さん引っ込んでてええ!!」

夏『むうちゃん。可愛いね』
む「しれっとナンパしないでください!!」


つ「ねえねえ、むう。なんでコロナは収束しないの?」
む「世界で頑張っている医療従事者さん、むうは応援してます頑張ってください!」



Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.379 )
日時: 2020/08/11 15:58
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 はいッ。むう先生だよ!
 さて。エソラゴト編、今回から開幕です。
 頑張れ紅羽ちゃん! 頑張れメイちゃん! 
 あと、鏡の外で必死に戦っている六新鬼月、なんかゴメン。

 *******************


 〈六新鬼月side〉


 燐月「陰陽師の力を使って、向こうの学園とこっちの世界をつなげる、か。別にいいけどさぁ」
 骸「無惨様が鏡の中に入らないよう頼んだよ、と言われても…」

 霊夢「これは、あれね」
 魔理沙「ああ」

 一同「(俺たちの扱いが……………雑!!!!!)」


 無惨「チッ。卑怯な手を使うとは……。まあいい。いずれ私もその鏡の世界とやらに入る」
 茜「そ、そそそ、それだけは、絶対にさせないぞ!」
 求手名「お前、いたんだ」

 茜「ヒドッ! いつだっているよ!! 僕そんなに空気薄い?」
 一同「うん」
 茜「うッ。そこまで否定されると、何かあれだな。燃えるね」

 ミライ「おにーさんおにーさん、影薄ーい! ばーか!」
 茜「あはははは、…………ってミライ? 何でいるのっ?」

 ミライ「おんみょーじのおねーさんが、学園とこっちを繋いだから来ちゃったー」
 茜「さすが有為ちゃん!! ミライ、お願いがあるんだけど」

 ミライ「何ー?」
 茜「あの、無惨って言う男にタッチ出来たら、アメあげるよ」
 ミライ「やったーーーー! よーし頑張るぞー!」


 レミリア「向こうではミツバが、無惨が来ないように見張ってるのよね」
 妖夢「じゃあ、こっちは全力で時間を稼ぐんだみょん!」
 一同「おうっ!」



 *******************


 〈紅羽side〉


 世界が、変化する。
 壁の質感は、鉛筆で繊細に書かれたタッチへと変わる。
 青空は水彩絵の具をいっぱいに流したような、透明な色彩へ変化する。
 ただ永遠と鏡と通路が繰り返されるだけだった風景は、突如知らない世界へと変わっていく。


 仁乃「………お前、何を、何をしたそすっ」
 メイ「七不思議が四番目、『美術室のシジマさん』。私は人の希望の世界を反映します」
 仁乃「………希望の、世界」
 メイ「はい。人が願った希望を描いた絵の世界に、人を閉じ込めます」


 仁乃「じゃあここは、紅羽の希望の世界だって言うそすか? そ、そんなの嘘そす」
 メイ「なぜ、そう思いますか?」
 仁乃「見覚えがないからそす。見覚えがないなら、希望じゃないってことそす」


 メイ「果たして、本当にそうですか?」
 仁乃「………何を根拠に」
 メイ「本当に、この風景を観たことがありませんか? この世界の住人を、ホントに知らない?」
 

 メイ「本当に見たことがない? 記憶にない? 思い出せない?」
 仁乃「……………そ、それは……」



 言われて、我は周囲を見回す。
 ここはシジマメイが描いた絵の世界。
 まあ実に綺麗で、そういう陳腐な言葉でしか表せないのが癪だ。

 でも、我には本当に覚えがないのだ。
 例えば、診療所か何かだろうか。
 ベッドがならぶ部屋で、蝶の耳飾りをつけた二つ結びの少女が寝ている男の子たちに話している。


 『今日から皆さんには、機能回復訓練を受けていただきます』
 『ま、マジか……』


 『要するに、あの二つ結びの女と勝負すんだろ? この俺様が負けるはずがない!』
 『睦彦、お前やったことあんのかよ』
 『ねえよ。だが俺は知っている! 何せ俺は強いからな!』

 『アオイさんを見くびったらためだよ睦彦くん。アオイさんは凄いんだから』
 『あいつマジでやべぇからな!』
 『むっくんのプライドがズタズタになっても知らないぞー』


 …………覚えが、ない。
 こんなの、知らない。知らない知らない知らない知らない。
 誰だアイツらは。誰だ。何の話をしている。ここはどこだ。誰だ。

 なんで我はこんなに、焦っているのだろうか。
 知らないはずなのに、胸がざわめくのはなんでなんだろう。
 なぜ、どうしようもなく寂しい気持ちになるのだろう。


 心が、さっきから何かを訴えかけている。
 


 仁乃「…黙れ黙れ黙れ黙れ黙れっっ! 我の全ては無惨のため! 他の奴らなんて知らない!」
 メイ「………ここから出る方法はただ一つです。私の、命令に従うこと」


 メイ「従わなければ、この場所はおろか、3番の領域からも出られませんから」
 仁乃「その、命令とは何だそす。何を、この我に求めるそす」


 メイ「1つ、自分自身と向き合え。 2つ、失ったものに気づけ。 3つ」



 


 メイ「皆さんが、仁乃さんが大好きだと言うことを、あらためて感じて下さい」






 仁乃「仁乃? 誰の名前だ? さっきも、他の人間が言っていたが……あっ」



 気づけば、メイの姿はどこにもなく、ただ診療所のリノリウムの廊下が伸びているだけだった。
 腑に落ちないものを考えながら、取りあえず道なりに沿って歩くことにする。


 仁乃。
 誰だそれは。誰の名前だ。何者だ。
 何故こんなにも心がざわつく。何故こんなにも引っかかる。
 ただの他人の名前だ。きっとあの人間たちの仲間か何かだ絶対。


 仲間。そう、自分には関係ない。




 仁乃「取りあえず、部屋に入るとするそす。自分自身と向き合えとか、訳が分からぬそす」
 

 廊下の左右にある無数の扉のうち、一番自分に近い手前のドアノブに手をかける。
 ドアは蝶番の音をきしませて開いた。

 差し込んだ日光の眩しい日差しに、思わず目を細めて。
 

 ——そこは、診療所の病室ではなかった。



 石段の固い感触。
 遠くにそびえているのは、神社の赤い鳥居だ。
 そこは、どこかおこがましい雰囲気の、小さな神社だった。


 仁乃「………なんで、急に、こんなところに……」


 ここは、自分自身の希望を反映させた絵の世界。
 でもこんな場所は知らない。
 なのに、どこかとても懐かしい。

 
 中央の拝殿の前の賽銭入れに向かって足を踏み出す。
 と、その時。




 ??「誰?」




 植え込みの陰に隠れていた一人の少年が、怪訝な目つきでこっちを見ていた。
 白い小袖に青色の袴。少し長い髪の、十、十一歳くらいの少年は。

 


 ——その数年後、鬼殺隊へと入隊する前の刻羽睦彦、それを紅羽はまだ知らない。


 ネクスト→二人の再開はしかし……。次回もお楽しみに!
      六新鬼月sideもやります!



 

 −−−−−−−−−−−−−−


  このあとどんな展開になると思いますか? 感想や気づいたことなど何でもいいので
  教えて下さると嬉しい!
  仁乃睦ばっかりになってしまう悪癖がありますごめんなさい。
  次回はかまぼこ隊や柱の目線でもやりますのでお楽しみに!



 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.380 )
日時: 2020/08/11 16:46
名前: むう&パドル (ID: 9Yth0wr6)


 【むうと弟の第二回座談会】

 むう「いつもありがとうございます、むうです! そしてまた!」
 パドル「(え、いきなり?)●×△%@」
 むう「おいおいおいおい声帯大丈夫か? カゼか?」
 パドル「ちょっとー今から—↑ ちょっと書いてみたー小説を紹介したいなーと思います」
 むう「………弟よ……( ´∀`)bグッ!」


 パドル「(さっき言ったことは本当じゃない)(‾ー‾)ニヤリ」
 むう「ん? パドルさんなんかニヤニヤしてません? まさか嘘とかじゃないですよね?」
 パドル「いきなり話しかけるけどさぁ、パドルパドルうるさいんだけど。なんか違う名前がいい」

 むう「あーあー、分かりました。じゃあ下から気に入った奴選んでくださいまし」


 ・竹男
 ・太郎
 ・次郎
 ・三郎
 ・カムイ
 ・アルティメット冨坂
 


 むう「さあどれがいいですかー?」
 パドル「じゃあ、二三一」
 むう「にーさんいち? これはあれかな、一ニ三のひふみの反対で『みふひ』か?」
 パドル「いや、ふみかず」

 むう「ふ………ふみかず……だと!? 小3の厨二センス、かっこよ!!」
 パドル「僕ちなみにコナンも好きでーす。あ、名探偵の方ね」
 むう「話飛びすぎ!! んで、ふみかずでいいの? もっとカッコいい名前あるかもよ?」

 パドル「じゃあ、はなちゃんで」
 むう「ブ—————ッッ ん、今何か脳裏に花●夏〇さんが……」

 パドル「いやいや、花●夏〇の真似してるだけだし」
 むう「うちの弟がどうもすみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ————ッ」

 パドル「って言うかぁ…なんか、あの、下に乗っていた名前ってどれもカッコ悪くない?」
 むう「………(゜_゜>) んなわけないじゃんアルティメット冨坂よ? カッコイイじゃん?」
 パドル「でー………(何言おう、もうついていけなくて)」


 むう「弟の視線が冷たい。もうあれですか? 反抗期ですか?どんな事実も受け止めるよ…」
 パドル「って言うか思ってることとかさぁ…書いたり言ったりしてるけんさぁ…分かるよねー」
 むう「ひぃぃ弟が怖いよ、姉をGでも見るような目で見てるよおお!」

 パドルはなちゃん「ナニカワカンナァァーイ」
 むう「ちょ、ちょ、ちょ、パドルさん、本家に失礼ですよΣ(‾□‾|||)」
 
 パドル「……………………・…・なか小説カキコでやるといちいち言わんといけんしやだ」
 むう「じゃあとっととお帰り下さい! GO home!」

 パドル「さようなら………(ヒュー)」
 むう「あああああああ、違う…・ああ…待ってええ…待ってよおお……・」

 むう「次回、パドルはくるのでしょうか…次回もお楽しみに!」
 


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