二次創作小説(紙ほか)

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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
日時: 2024/02/02 20:20
名前: むう (ID: F7nC67Td)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201

 
 
 ――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。

 ********

 どうも、むうです。
 鬼滅、花子くん、その他色んなものが好きです。

 六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
 隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!

 このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
 前作は参照のURLから。
 この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。

 新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
 柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
 第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪

 [前編]【鬼滅】会話文短編集
 [公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
 
 
 
 〈キャラ紹介〉

 ・新かまぼこ隊>>136
 ・花子くんキャラ>>137 参照あり

 〈注意〉

 ●本編完結済み
 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ若干あり
 ●流血の表現あり
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈新たな設定{花子くんのみ}〉

 ●花子・つかさ めちゃ仲良し
 ●放送室メンバー→味方
 ●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!

 〈ルール〉

 ●つぶやきや拡散〇
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×


 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!


 
 ★Special thanks★

 応援コメントありがとうございます!

 蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
 一緒に執筆した弟
 応援してくれた学校の先生、友達

 
 ★2021年冬⭐︎小説大会★
 「二次創作合同」金賞受賞作

 感謝 >>398
 
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 【目次一覧】


 まとめ読み>>01-


 読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
 作者的に好きな話まとめ>>368-369
(4年ぶりに帰ってきた)作者的にツッコミたい話まとめ>>399

 
 ◆大生コソコソ噂話・執筆裏話

 第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
 第2回「春になってきましたね」>>31
 第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
 第4回「遅いけど自己紹介」>>49
 第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
 第6回「コロナ怖い」>>84
 第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
 第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
 第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
 第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
 第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
 第12回「むう流表現方法」>>337
 第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
第14回「帰還者ムーマス ~4年ぶりに帰ってきた~」>>399

◆むうと弟の楽しい会話

 第1回>>371
 第2回>>380
 第3回>>381


 ◆閲覧数突破記念

「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326


 □第1章 蝶屋敷での三週間
 
 第1話「おはよう」>>01-02
 第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
 第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
 第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
 第5話「お久しぶりです」>>20
 第6話「いざ、出発!」>>21

 幕間 >>22

 □第2章 六人の初任務  

 第7話「聞き込み調査」>>23-24
 第8話「鏡ノ森」>>25
 第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
 第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
 第11話「本当なら」>>33

□第3章 柱9人の格闘

 第12話「列車の中」>>34-35
 第13話「九人揃えば何とやら」>>38
 第14話「鬼の猛攻」>>40-41
 第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
 第16話「瞳の数字」>>43
 

 □第4章 柱合会議へようこそ

 第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
 第18話「ご教示願う」>>50-51
 第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
 第20話「集められた鬼たち」>>55


 □第5章 陰陽師を探せ!

 第21話「宵宮家探索」>>59>>64
 第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
 第23話「最悪の出会い」>>68-69
 第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
 第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
 
 幕間 >>81
 

◆番外編

 第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
 第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
 第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
 
□第6章 お膳立ては計画的に

 第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
 第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
 第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
 第29話「六新鬼月と無惨」>>121
 第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122


□第7章 最終決戦

 第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
 第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
 第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
 第34話「七不思議旋風」>>145-147
 第35話「お魚になります!」>>150>>153
 第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
 第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
 第38話「大好き」>>180
 第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
 第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
 第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
 第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
 第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220

 最終話「キセキ」>>221
 あとがき>>222



 ◆本編外伝


 外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
 外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
 外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
 外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
 外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260


 ◆キャラクター設定集


 〇オリキャラ設定集>>223-226

 〇六新鬼月 設定集>>232-236



 ◆あとがきSP

 ○あらすじについて>>261

 ○振り返り編

 [第一章]>>262-265
 [第二〜三章]>>267-271
 [第四〜五章]>>272
 


 〇企画コーナー
 
 [キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
 [キャラに○○してみる]>>278-343
 [演技力むうむう面接☆]>>287-298
 [想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
 

 ◆特別編


 ☆遊園地編☆

 第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
 第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
 第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342


 ☆お泊り会編☆

 第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
 第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
 第陸の怪「お泊り会3」>>359



 □ろくきせ最終章 I'm on your side. 


 第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
 第46話「企みと変貌」>>364>>370
 第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
 第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
 第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
 第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395


 あとがき>>396


2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
  
 
 

 
 
 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.325 )
日時: 2020/07/15 08:37
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 今日はなぜか企画の方がたくさん書けるのだ。
 こういう日ってけっこうあるのぢゃ。
 あとで本編も、質問コーナーも書くので許してなのじゃ。今日は更新いっぱいするのじゃ。

 ********************


 10、猫になってしまった



 しのぶ


 「っ!? すみません、本当にごめんなさい」


 あ、そういえばこの人は毛が生えている動物が嫌いなんでしたっけ。
 寂しいあなたは「にゃーん」と甘えた声を出します。
 しのぶさんは一瞬寂しそうな顔になり、直後にっこりと笑ってくれました。


 義勇


 「ぷにぷに(肉球) ぷにぷに」


 貴方の肉球を堪能しています。
 いつも無表情の冨岡さんですが、可愛いものには弱いようです。
 そのあと、貴方と一緒にこてんと横になります。可愛い。



 無一郎(の鴉)



 「フン! ナンナノカシラ! フン!」
 「ごめん…僕んちでは飼えそうになくて…」


 嫉妬心を燃やす無一郎の鴉。あからさまに貴方のことが嫌いなようです。
 仕方なく貴方を家の外に出す無一郎。
 彼の腕の中はとってもあったかいです。思わず喉を鳴らします。


 蜜璃


 「いやーん可愛いい————!!」


 まっすに駆けてきては貴方のモフモフの体を抱きしめます。
 甘露寺さんからはいい匂いがします。
 あなたも甘露寺さんもニッコリと笑い合い平和な時間が流れます。


 

 11、鬼になってしまった



 実弥


 「めっさつ!!!」


 怖いです。怖すぎます。第一声が『滅殺』です。
 早く逃げなければ禰豆子や仁乃のように、この方に刺されてしまいますよ。
 そんな時はおはぎをあげましょう。数秒間彼は固まってしまうから。


 煉獄

 
 「なんと! それはまことか! 柱として不甲斐なし!!」


 ハキハキと自分の行いを悔やんでいます。
 そして彼もまた同様、剣を振りかざしました。そ、その技は奥義の…っ!
 カッコいいけれど貴方は死にそうです。助けて誰か!



 伊黒


 「甘露寺に近づくな、ゴミども」


 敵意に溢れています。鋭い視線で威圧され、声が一言も出せません。
 そんな時に向こうから駆けて来た甘露寺さんは、もう女神のよう。
 伊黒さんは一瞬にして甘露寺さんの方へ狙いを定めました。(‾ー‾)ニヤリ



 悲鳴嶼


 「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」


 お経を読んでくれるようです。貴方にはお経の意味が全く分かりませんが、優しい悲鳴嶼さん。
 長い長いお経を最後まで読み、その後に何をするかというと…。
 鉄球がついた鎖を構えました。そうだった、この人の武器は、ヤバし。




 宇髄


 「俺が派手に頸を切ってやるぜ」


 この人もヤバいです。キラッとポーズを決めた直後、二刀流の刀を構えます。
 確か宇髄さんの攻撃を食らった鬼は上弦以外みんな即死だったような。
 ぎゃあああああああああああああああああああっ!




 11、くすぐってみた



 パチュリー


 「や、やめなさッ…フ…フフフ…ッ」


 紅魔館の図書館で本を読んでいたところをコチョコチョ。
 プライドにかけて必死で笑いをこらえるパチェですが、もう我慢の限界のよう。
 本を持つ右手はいままさに、スペカ放とうとしている模様です。


 チルノ


 「やめッ あはははは…ひひひッ」


 けたけたと笑い転げ、貴方の手から逃れようと必死で背中の羽根を動かしています。
 そして寒い。とにかく彼女がまとっている冷気で凍え死にそうです。
 この場合コチョコチョ関係なく。



 フラン


 「…………なにしてるの?」


 この子をくすぐったことをまず悔やみましょう。
 フランは目を光らせ、口に生えている小さな牙を貴方に向けてきます。
 本気で血を吸いにかかって来ているようです。早く逃げて下さい!


 
 咲夜


 「あァァァァァ……んんんん……たぁぁぁぁぁ……ねぇぇぇぇ」


 この子も怒らせるとかなりヤバいです。もう美鈴か貴方かという問題ではなく。
 その右手にはナイフがキラリ。
 これは逃げましょう、メイドは色々大変なのです。




 四季映姫・ヤマザナドゥ


 「………それで?」



 流石閻魔様です。慌てず騒がないのは流石と言うべきでしょうか。
 でもこのあときっとお説教が始まりますよ。
 ほら、もう目が光った。


Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.326 )
日時: 2020/07/14 17:19
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 【閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問】



 挑戦者:有為

 「」→むう
 『』→有為




 「今から20の質問を行いまーす。嘘はいけませーん」
 『了解です。質問をお願いします』



 Q1 誕生日はいつ?


 『4月4日です。覚えやすいですね』


 Q2 血液型と星座は?

 『おひつじ座のAB型です』


 Q3 現在鬼殺隊の階級は?


 『陰陽師なので鬼殺隊には所属してません。頭でも悪いんですか?』


 Q4 好きな食べ物は?


 『ちらし寿司が小さいころから好きですね』


 Q5 最近の悩みは?

 『便所虫くんが、ボクを見ると舌を出してくるのですが…』


 Q6 好きな本は?


 『古事記ですね』


 Q7 好きな花は?


 『ご存知がどうか分かりませんが、キンモクセイという花が好きです』


 Q8 告白した数orされた数は?


 『ないです…誰かと違って』


 Q9 趣味は?

 『毬をつくことですね。最高で2000回行きました』


 Q10 現在何問め?


 『……そんなもの聞いてどうするんですか?』


 Q11 特技は?


 『占いです。当たったことがないですが』


 Q12 かまぼこ隊の中で仲がいい人は?


 『炭治郎くんとはよく話す気がします』


 Q13 花子隊の中で仲いい人は?


 『あまり話せてないので、ちょっともったいないですね』


 Q14 柱の中で仲がいい人は?


 『…時透くんとは前に毒舌合戦をした思い出があります』


 Q15 東方キャラの中で仲がいい人は?


 『すみません、まだ人の名前全部は覚えてなくて』


 Q16 今何問め?


 『…さあね』


 Q17 100万円あったら何する?


 『そんなにお金はいらないです。欲がないというのでしょうか』


 Q18 こいつだけは許さないって言う人いる?


 『ボクの兄を喰った鬼は全員、許して置けるものですか』


 Q19 SorM?


 『Sです』


 Q20 私のことどう思ってる?


 『駄作者?』



 +アルファ 兄弟はいた?


 『兄が二人いました』


 +アルファ 好きな動物は?


 『………動物は得意ではないので。ごめんなさい』


 +アルファ 最後に一言、決め台詞で終わって



 『それではまたお会いしましょう。ちゃんと見ないとダメですよ!』

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.327 )
日時: 2020/07/15 16:46
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 〔燐月によるこれまでお話〕


 ども、上弦の零の伍、燐月です☆
 遊園地に来たかまぼこ花子隊、昼の部が終わり、始まりました夜の部!
 森に入った彼らに襲い掛かるのは、柱や東方キャラ、そして俺たち六新鬼月。
 果たして、一番綺麗な悲鳴を上げるのは誰なのでしょうか…?
 ちゃぁーんと見なきゃダメだよ?


 ********************


 〈睦彦×仁乃チーム〉


 【森へ入山】


 『ぎゃあああああああああああああああああああっ!』


 睦彦「善逸の悲鳴……。だ、大丈夫なんだろうか……」
 仁乃「怖いのかな、やっぱり」
 睦彦「だ、大丈夫だよ。何かあっても。俺が絶対何とかしてやる…出来るか分からないけど」
 仁乃「もう、本当にバカ」
 
 睦彦「なんでこのシチュエーションでバカって言うの!?」
 仁乃「……ちょっとは自分で考えろ、このボケナスッ」
 睦彦「彼女の言葉の真意が分かんないのは、俺のせいですか?」
 仁乃「……フンッッ」


 ※仁乃は感情がヒートアップすると口調が乱暴になる癖がある。


 〜テクテク〜


 仁乃「暗いね……」
 睦彦「そ、そ、そうだな…」
 仁乃「ねぇ…(ギュッ←袖食い+上目遣い)」

 睦彦「うわ、ちょ、お前危ねぇ………。ど、どうしッ ///」
 仁乃「手、つないでくれる? ちょっと、心細くてさ」
 睦彦「え、まぁ、別にいいけど…」


 
  ギュッ


 仁乃「ありがと。大好き」
 睦彦「……わ、分かってるってば! ///」





 〜テクテク〜



 睦彦「……あの、お前さ。遊園地で、絶叫系の乗り物無理して乗ってただろ。何で?」
 仁乃「むっくんと、一緒が良かったから。ごめん」
 睦彦「……ッ。///(なんか今日メッチャぐいぐい来る!)」

 睦彦「…い、いつでも、一緒に、いるじゃん……」
 仁乃「肝試し、一緒のチームで良かったね………ぇ」
 睦彦「そ、そ、そそ、そうだな、い、一緒で、よ、良かったっ!」
 仁乃「……………」



 仁乃が睦彦の方を振り返って、目を丸くしているのにようやく睦彦が気づく。
 


 睦彦「おい胡桃沢。どうしたんだ? ビビらせんなよ、なぁ」
 仁乃「む、む、む、むむ、むっくん、後ろ……」
 睦彦「後ろ? 後ろがどうし…(振り向いて)」




 睦彦の後ろに、首がない少年がだらりと立っていた。
 


 少年「ねぇ……おにいさん、僕の顔……」


 仁乃「ぎゃあああああああああああああああああああっ!!」
 睦彦「………っ。 ま、マジかよ……」
 仁乃「………むっくん、あれ、く、く、首がない…っ」


 少年「おにーさぁぁぁぁぁん。あーそーぼー」
 


 〜首なしの少年が追ってくる〜



 睦彦「く、くく、胡桃沢、に、逃げろぉぉおお!!」
 仁乃「いやあああああああああああっ」


 ビュー—————————ン!



 ※鬼の血が入っている仁乃の足の速度は半端ない

 
 睦彦「え。ちょ、待てッ、おい、俺を置いて逃げんな! 薄情者っ!!」
 少年「ズドドドドドドドドドッ」
 睦彦「うおおおおおおおおおおおおっ、トラウマサウンドォオォ!!」



 〜睦彦&仁乃、逃走中〜




 ??{無一郎くーん、そっちどう?}
 少年「こっち、計画通りです。今睦彦と胡桃沢さんを台本通り追ってます」
 蜜璃{じゃあ、向こうにある廃屋の前まで二人を誘導して! 向こうで待ってるから」
 少年「了解です。このネット暑いな…」


 ※無一郎、頭に黒色のネットを被って、首がない演出


 
 睦彦「胡桃沢、速ぇよ! バカやろっ。ちょっとはこっちの気持ちにもなれよっ!」
 少年「待てええ…待て待てええ……(睦彦、意外と足速いな。義足なのに)」
 睦彦「ま、ま、参ったか首なしっ。お、お、俺はつ、強いからなっ」


 ※あくまでブレない睦彦の性格



 〈一方仁乃〉


 仁乃「いやぁぁ、何あれっ。クオリティ高すぎじゃない!? …あれ、むっくんは?」


 

    し—————ん


 仁乃「やだ、私ったらまた全速力で走っちゃったみたい…」







 〈再び睦彦〉


 少年「ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド」
 睦彦「ってか、幽霊って、足、ないんじゃ、なかったっけ…っ(息切れが激しい)」
 少年「あしぃぃぃ………あるよォ……」

 睦彦「喋ったぁぁぁぁぁぁぁぁ!! お、お前なんかと喋りたくもないんだよアホ!」
 少年「あっそ」
 睦彦「冷たいなぁぁオイ!」




 〜睦彦、逃げるうちに廃屋の前へ〜



 睦彦「フゥ……フゥ……幽霊、いなくなった……よ、良かったぁぁ…」
 仁乃「むっくん、ご、ごめんね置いてっちゃって」
 睦彦「お・ま・え・な!!」
 仁乃「……………ごめん」



 睦彦「ま、まあいいけどよ。こ、ここもまた不気味だな…」
 仁乃「……………そうだね。は、早く神社に行こうよむっくん」


  タタタタタ


 睦彦「い、今……足、足音がしたような気が…」
 仁乃「……こ、怖がらせるのはやめてよ」
 睦彦「い、いやほんとなんだってば」



  タタタタタ

  ドサッッ


 睦彦「うわっ! おい誰だ、いきなりぶつかってくんな危な……」
 雑魚鬼「グルルルルルッ」
 睦彦「う、うわああああああああああああああっ」


 燐月「あーはいはい。そういうのはいいから」
 仁乃「燐月……っ」
 燐月「誰かとは違って、俺は堂々と君らの前へ姿を見せたんだから、そこは褒めてよ」

 睦彦「な、何のつもりだお前(剣を構えて)」

 燐月「肝試しって言ったって、ずっとビビるのは嫌でしょ? だから俺と遊ぼう」
 仁乃「遊び?」
 燐月「そ。俺の血鬼術で出現させた雑魚鬼と君らが戦う。大丈夫、弱く作ってあるから」

 燐月「ただし。今日はコイツラを操るのは俺じゃない、新羅だ」
 睦彦「なっ………アイツかよ!!」
 燐月「ふふふふ、新羅を舐めるとどうなるか、君はもう分かってるよねぇ」
 睦彦「当たり前だぜ、なにせこっちは怪我した身だからな」


 燐月「ということで、そろそろゲーム開始と行こうか」



 ピィンッ←指を鳴らして



 雑魚鬼「グルルルルルル……ウガァァァァ」
 燐月「さて、君らはどこまで持ちこたえられるかな。新羅、よろしく」




 新羅「了解。睦彦、また君と戦えて嬉しいよ。血鬼術……眼導主従!」
 雑魚鬼「グルルルル……。ウがぁぁ!」
 睦彦「胡桃沢、準備はいいか。絶対にケガだけはすんなよっ」
 仁乃「上等!」



 燐・新「さて、宴を始めようか」



 ネクスト→新羅・燐月VS仁乃睦。そしてその後に待ち受ける出来事とは?
      気絶から目覚めた善逸も登場。次回もお楽しみに!
  
 
 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.328 )
日時: 2020/07/15 17:05
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)


 〔キャラに○○してみる〕

 最近ハマってるんだよな。


 12、嫉妬させてみた ()内はする人

 
 

 ミツバ(源光)

 「ちょ、ちょ、その人のどこがいいのっ!??」


 光くんの制服のシャツをくいくい。そして顔を近づけて必死に訴えてきます。
 僕のことちゃんと見て、と言わんばかりに真っ直ぐな瞳。
 それを見た光くんは、『からかっただけ』とニカッと笑いました。天使。


 
 燐月(骸)

 「む、む、むくろちゃぁぁァァあん、やめてぇぇぇえ」


 骸第一主義の燐月は流石に平常心を保てなかったようです。
 女の子はみんな大好き善逸もどきの燐月ですが、やっぱり骸が一番らしいです。
 涙で顔が濡れ、その顔で骸を見たものだから盛大に引かれました。アーメン。



 茜(赤根葵)


 「だ、誰だそいつ!! ゆ、許さないっ!!」


 鼻息荒く怒鳴った茜くん。
 スマホを操作し、雑誌に載っている俳優の事務所の電話番号をcheck。
 そして教室を出て、電話ボックスまでダ————ッシュ。愛の力って偉大。



 花子くん(八尋寧々)



 「や、ヤシロ……俺のこと好きなの? 嫌いなの?」


 いつもはひょうひょうとしている顔を今日は曇らせる花子くん。
 恐る恐る寧々ちゃんの顔色をうかがいます。
 寧々ちゃんが『好きだよ』と返すと、花子くんは寧々ちゃんの耳元でそっと「おばーかさん」。



 伊黒小芭内(甘露寺蜜璃)


 「か、甘露寺…ッ」


 ショックすぎて、甘露寺さんの名前を口に出した直後ショート。
 何も知らない蜜璃ちゃんは、屈託ない笑みを浮かべて「どうしたんですか?」と返します。
 悪意が全くない。全くないけどね、伊黒さんは相当ショックだったようですよ。


 
 13、からかってみた



 有為


 「暇な大学生とは遊ぶつもりはありませんよ」


 ごく最近、寧々ちゃんたちから『大学』というものがあることを知った有為ちゃん。
 頭だけはいい彼女、さっそくその言葉を使いズバッと毒舌披露。
 そんな言い方をするけど本当は寂しがり屋だから、また話しかけてあげてください。


 新羅


 「ふぅん。君たちのやり方は分かんないや」


 こいつッ……可愛い顔して生意気なッ。そして全然効いてない。
 ニコニコしているけど腹グロな彼、ビジュアルも女の子っぽいけど男なんです。
 喋らなければ可愛いのに。


 炭治郎


 「話がしたいなら、俺でよければいつでも相手になるよ」


 はい、通じません! 彼の天然発言で逆にこっちの毒気が抜かれます。
 炭治郎優しすぎるんだよおお…と思いつつ、貴方は炭治郎とお喋りを始めます。
 平和な時間がゆっくりと流れます。


 
 禰豆子


 「ムー……」


 不満そうに上目遣いでジッとあなたを見てきます。
 頭をなでると、機嫌を直して「ムームー♪」とニコニコ笑顔になりました。
 流石、ヒロイン。めっちゃくちゃキュートで可愛いです。



 八尋寧々


 「もぅ! 笑い事じゃないんだから!!」


 ぷうっと頬を膨らませ、明るい寧々ちゃんはしっかり叱ってくれます。
 流石、愛され系ヒロイン。
 大根足…(ボソッ) ←後日こってり怒られますので言わないようにしましょう。

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.329 )
日時: 2020/07/16 17:46
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 きゃ、キャラを数えてみたら42人いましたぜ……。
 これどの七不思議や怪談よりも恐ろしいわ。
 
 桜)だから言ったでしょう……次は何を入れるのでしょうか…
 む)やめてぇぇぇぇぇ怖いこと言わないでぇぇぇ!


 ********************



 【新羅・燐月VS仁乃睦】


 仁・睦「(刀を構えて)」


 雑魚鬼「グルルルル………グルルルル…」
 新羅「ねえ燐月さん。一応聞いておくけどこいつ本当に弱くしてるんだよね?」
 燐月「うん♪ 俺の血はいつもより少なめに与えてるよ」
 新羅「よかった。ボクが本気出したらマジでヤバいからねアハハ」

 睦彦「笑い事じゃないんだけど……」
 仁乃「あなた本当に性格変わんないね。作者もなんでこんな奴再登場させたんだろー」
 新羅「あっははキミ、いいねいいね。敵意を隠そうとしないのがまたいい」
 仁乃「あんたに褒められても嬉しくなんてないからね」


 新羅「んじゃあ燐月さん、好きなようになっちゃって本当にいンだね?」
 燐月「いいよいいよ、焼くなり食べるなり好きにやっちゃって」
 新羅「お。食べてもいーんだ?(ニヤリ)」


 ※六新鬼月は、共食いをする鬼である←ここ重要。テストに出ます(は?)


 睦彦「……おい燐月お前……はい、とか言ったらマジで許さねえからな…っ」
 仁乃「もう時間の無駄。さっさとやってしまうから!」



 〜仁乃、地を蹴って飛び上がり〜



 仁乃「全集中・四季の呼吸 壱ノ型 春雷っ!!(ビュンッッ)」
 雑魚鬼「グルルルル……グルルルル……ッ(後ろに避ける)」

 新羅「危ない危ない。燐月さんの操り人形殺しちゃったら弁償だからね」
 燐月「あ、新羅俺の操り人形食べたらダメだよ!」
 新羅「ちぇ。お腹減ったなぁ」


 雑魚鬼「グルルルル………ウガァァ!」
 睦彦「光の呼吸・弐ノ型 光線昇降突!!(グサッ)」
 雑魚鬼「ギャアァァァ!!」
 睦彦「どうした新羅! これで終わりじゃねえだろーな!」


 新羅「当たり前でしょ。燐月さんちょっと失礼」
 燐月「? なにし…」
 新羅「ブンッッ(腕を振りかざして)」



  ビシャッッッ
  クルクルクルクル



 睦彦「なっ……!」
 仁乃「………こいつまた…っ」


 新羅「(バシッ)燐月さんの右手、おいしそーだからもらちゃった♪」
 燐月「痛いなぁ…前持って言ってくれないとさぁ…困るんだけど(右手再生)」
 新羅「(カブリ)一時的に能力得るためだから、許してよ」
 燐月「ふん」



 新羅「さてさて、求手名の方が味は美味だけど…燐月さんの方が能力は上だから♪」
 睦彦「お前……ッ。さっき『許してほしい』とか言ってたくせに…っ」
 新羅「ごめん。でもこっちは鬼なんだ。そして今はゲームの時間サ」

 


 新羅「血鬼術…肉体寄生」



 〜新羅の体に雑魚鬼たちが寄生し…〜


 仁乃「いやぁぁ、何あれ、気色悪っ」
 睦彦「胡桃沢、絶対にミスるなよ。こいつはマジでヤバいからな。くそ、ここにつかさがいれば」
 仁乃「(珍しくむっくんが弱気だ…)大丈夫、むっくんは絶対強いから」
 睦彦「そう言ってくれると嬉しいぜ。んじゃあ行くぞ胡桃沢!」
 仁乃「オーキードーキー☆」



 新羅「ちゃーんと避けてね!(ブンッッッ)」
 仁乃「四季の呼吸……」
 睦彦「雷の呼吸……」






  『あーもう嫌だいやだ、もう何なの!? ホントもう泣きたい!』


 睦彦「……は??」
 仁乃「い、今の声って……」



 花子「あっれぇ刻羽、何してんの…ってうわ、ヤバそうな状況。俺も参戦していい?」
 寧々「睦彦くん仁乃ちゃん、大丈夫だった? わ、私たち何とかスペカ防いでっ」
 光「うぉおお、マジでヤバかったッ! 花子、皮肉だが感謝しかねえ!」

 善逸「誰一人として泣いている俺に声もかけない…こんなに世の中は廃れたのか…」
 禰豆子「ムームー!(世を儚んでいる場合じゃないでしょ!)」


 睦彦「え……と、お前たち…。助かった、ちょっと協力してくれっ」
 仁乃「状況は…察してお願い!」

 花子「ま、いいよ。だって俺は刻羽の相談相手だからネ♪」
 光「さっき花子に守ってもらってプライド傷つけられたんで俺も参加するっす!」
 善逸「ィィィイイ———ヤァァァァ!!!(ぱうっ←気絶)」



 新羅「あーあ。燐月さん、敵増えちゃったけどどうするの?」
 燐月「まあ人数は多い方がいいし、まだ柱が向こうについてないみたいだし時間稼ぎには」
 新羅「了解。ボクとしても多い方がやる気が出るしね」



 新羅「さア、人間。遠慮なくかかっておいで」
 睦花チーム「それはこっちのセリフだ、新羅!!!」




 【出張編:大正コソコソ噂話(再開)】
 今日の大正コソコソ噂話:かもめ学園七不思議を教えて!


 花子「はーい。花子先生だよぉ! んじゃあまずは一番」


 七不思議1番:『三人の時計守』


 ・ミライ
 ・カコ
 ・茜


 花子「この三人がァ、時に関する能力も持ってるよ。東方で言う所のレミリアっぽいね」
 ミライ「ばーか! 私はミライ! 人に触るとその人の時間を進めるよ」
 カコ「わしはカコ…。人の過去を司るのじゃ……」
 茜「僕は時間を止める能力を持ってるよ」



 花子「お次は二番。ミサキ階段のお狐…じゃなくてヤコ」
 ヤコ「わざと間違えたでしょ!!」


 七不思議二番:『ミサキ階段』


 花子「ある階段の三段目を歩くとぉ、死者の国に連れていかれるよぉー」
 ヤコ「ふん!」



 花子「三番から俺こと七番は次回説明するから、ちゃーんと見てね。おばーかさん」



 ネクスト→善逸と花子くんたちも加わり戦い開始! 大正コソコソ噂話もお楽しみに。


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