二次創作小説(紙ほか)

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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
日時: 2024/02/02 20:20
名前: むう (ID: F7nC67Td)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201

 
 
 ――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。

 ********

 どうも、むうです。
 鬼滅、花子くん、その他色んなものが好きです。

 六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
 隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!

 このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
 前作は参照のURLから。
 この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。

 新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
 柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
 第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪

 [前編]【鬼滅】会話文短編集
 [公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
 
 
 
 〈キャラ紹介〉

 ・新かまぼこ隊>>136
 ・花子くんキャラ>>137 参照あり

 〈注意〉

 ●本編完結済み
 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ若干あり
 ●流血の表現あり
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈新たな設定{花子くんのみ}〉

 ●花子・つかさ めちゃ仲良し
 ●放送室メンバー→味方
 ●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!

 〈ルール〉

 ●つぶやきや拡散〇
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×


 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!


 
 ★Special thanks★

 応援コメントありがとうございます!

 蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
 一緒に執筆した弟
 応援してくれた学校の先生、友達

 
 ★2021年冬⭐︎小説大会★
 「二次創作合同」金賞受賞作

 感謝 >>398
 
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 【目次一覧】


 まとめ読み>>01-


 読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
 作者的に好きな話まとめ>>368-369
(4年ぶりに帰ってきた)作者的にツッコミたい話まとめ>>399

 
 ◆大生コソコソ噂話・執筆裏話

 第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
 第2回「春になってきましたね」>>31
 第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
 第4回「遅いけど自己紹介」>>49
 第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
 第6回「コロナ怖い」>>84
 第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
 第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
 第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
 第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
 第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
 第12回「むう流表現方法」>>337
 第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
第14回「帰還者ムーマス ~4年ぶりに帰ってきた~」>>399

◆むうと弟の楽しい会話

 第1回>>371
 第2回>>380
 第3回>>381


 ◆閲覧数突破記念

「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326


 □第1章 蝶屋敷での三週間
 
 第1話「おはよう」>>01-02
 第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
 第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
 第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
 第5話「お久しぶりです」>>20
 第6話「いざ、出発!」>>21

 幕間 >>22

 □第2章 六人の初任務  

 第7話「聞き込み調査」>>23-24
 第8話「鏡ノ森」>>25
 第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
 第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
 第11話「本当なら」>>33

□第3章 柱9人の格闘

 第12話「列車の中」>>34-35
 第13話「九人揃えば何とやら」>>38
 第14話「鬼の猛攻」>>40-41
 第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
 第16話「瞳の数字」>>43
 

 □第4章 柱合会議へようこそ

 第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
 第18話「ご教示願う」>>50-51
 第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
 第20話「集められた鬼たち」>>55


 □第5章 陰陽師を探せ!

 第21話「宵宮家探索」>>59>>64
 第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
 第23話「最悪の出会い」>>68-69
 第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
 第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
 
 幕間 >>81
 

◆番外編

 第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
 第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
 第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
 
□第6章 お膳立ては計画的に

 第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
 第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
 第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
 第29話「六新鬼月と無惨」>>121
 第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122


□第7章 最終決戦

 第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
 第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
 第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
 第34話「七不思議旋風」>>145-147
 第35話「お魚になります!」>>150>>153
 第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
 第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
 第38話「大好き」>>180
 第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
 第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
 第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
 第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
 第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220

 最終話「キセキ」>>221
 あとがき>>222



 ◆本編外伝


 外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
 外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
 外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
 外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
 外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260


 ◆キャラクター設定集


 〇オリキャラ設定集>>223-226

 〇六新鬼月 設定集>>232-236



 ◆あとがきSP

 ○あらすじについて>>261

 ○振り返り編

 [第一章]>>262-265
 [第二〜三章]>>267-271
 [第四〜五章]>>272
 


 〇企画コーナー
 
 [キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
 [キャラに○○してみる]>>278-343
 [演技力むうむう面接☆]>>287-298
 [想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
 

 ◆特別編


 ☆遊園地編☆

 第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
 第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
 第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342


 ☆お泊り会編☆

 第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
 第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
 第陸の怪「お泊り会3」>>359



 □ろくきせ最終章 I'm on your side. 


 第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
 第46話「企みと変貌」>>364>>370
 第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
 第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
 第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
 第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395


 あとがき>>396


2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
  
 
 

 
 
 

第壱話「お願叶えて下さい」(3) ( No.85 )
日時: 2020/04/12 08:55
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 【トイレの花子さん 伊之助Ver,】

 〈夕食 居間にて〉

 伊之助「だーかーらー、俺が勝ったっつーの!」
 睦彦「はあ? どう考えても俺が勝った」
 伊之助「テメエはちょっと遅かった!」
 睦彦「お前の方が遅いだろ!」

 有為「…お互いのメンタルトレーニングか何かですか?
    何事にも動じない精神をきたえる的な」

 炭治郎「いいや、あれはいつものケンカ。。(もぐもぐ)」
 仁乃「何か、二人で勝負したらしいんだけど、斬りかかったタイミングほぼ同時だったみたい」
 花子「それで、勝敗でもめてるってことね(もぐもぐ)」
 仁乃「私たちにとっては、もはや恒例行事なんだ」

 禰豆子「ういちゃ、おしる とって!」
 有為「はいどうぞ。一滴も残すことなく体内に注ぎ込んでください」
 花・寧・光「言い方!!」

 炭治郎「伊之助、睦彦くん。そこまでにして食べないか?」
 寧々「今日のご飯、私が作ったんだよ!(エッヘン)」
 善逸「めっちゃうまい! 幸せ〜」

 睦彦「(ジュルッ ご飯を食べて)……なんか善逸を見ると怒る気力も失せるわ」
 伊之助「(もぐもぐ)まあな。紋逸、その髪どうした」

 ※善逸の髪は黄色→黒になった。

 仁乃「プッ。やめて! 今まで笑わないようにこらえてたんだから!」
 炭治郎「髪が黒だとやっぱ印象変わるな。似合ってるぞ(ニッコリ)」
 寧々「突っ込まないんだ炭治郎くん!!?」

 有為「改めて聞きますが、これから呼び名を『タンポポ野郎』から『焦げたタンポポ』に
    変えましょうか?」

 善逸「いや、今のままでいいよ、善逸で」
 光「その髪、イメチェンか何か?」
 花子「ううん、ただの代償☆」
 寧々「ま、まさか花子くん…」

 伊・仁・睦「どういうこと?」
 禰豆子「いみ、わからにゃい」
 花子「実はね…(善逸の髪が黒い理由を説明中)」


 〜5分後〜

 かまぼこ花子隊「あーっはっはっは(涙+爆笑)」
 善逸「ちょ、みんな、笑いすぎ!」
 仁乃「落雷で髪の毛の色変わったらしいけど本当なの?」
 睦彦「マジで? お前、髪の毛の性質すげえな」
 有為「死ななくて良かったですね。悪い意味で」

 善逸「まあ、生きててよかったよ。本当に」
 炭治郎「そうだな」
 伊之助「待った。由為、お前さっき『悪い意味で』って言ったよな!?」
 仁乃「死ななくてよかった、の逆だから…(ちょっと青ざめた顔)」
 花子「死ねばよかったのに、ってこと…だよね」
 寧々「相変わらず毒舌すぎる…(ぴえん)」

 伊之助「おい、フワフワ野郎! お前が神だって本当か?」
 花子「……え、どういった論理でそこへ行ったの逆に」

 光「伊之助は、願いなんでも叶える=神って認識なんだな」
 花子「嘴平も俺のサービスをご利用かな?」
 伊之助「利用だぁ! 願うのはコイツ(睦彦)のキャラを変えろ、そんだけだ!」

 睦彦「ちょ、テメ、俺を巻き込むんじゃねえ!」
 伊之助「キャラ被ってて嫌だしウゼーしムカつくんだよ!」
 睦彦「うおッ(グサッ)」

 〜と、その時〜

 ???「その願いは拒否る————!(部屋に乱入)」
 一同「? 誰ッ??」
 むう「作者です! しれっと作品に登場しました!」

 炭治郎「しれっとってレベルじゃないですけどね」
 善逸「今まで俺らを散々痛めつけ、泣かせてきた作者に俺は文句言っても良いですか!」
 伊之助「なんでキャラ被ってる奴出すんだ! 花乃だけでよかっただろうが!」
 仁乃「仁乃です…」

 むう「まず、第一に、君たちが私に逆らうことは許されない!!」
 かまぼこ花子隊「嘘だろ!?」
 花子「その理由を教えてくれないと困るなぁ」

 むう「うんまず、私はこの作品において主導権を握っている!!」
 炭治郎「まぁそれはそうだな、作者なんだし」
 寧々「ノートと鉛筆とPCさえあれば、私たちを動かせられる嫌な人」

 むう「はいちょっと黙ってください! それで、今のメンバーを変えるわけにはいかないのだ。
    君たちは私の命令に従う事。
    まず炭治郎!」
 炭治郎「はいっ」
 むう「君には今まで通り、まじめな主人公をお願いする」
 炭治郎「は、はい!」

 むう「そして善逸!」
 善逸「な、何よ何よ?」
 むう「君は今まで通り、うるさいボケ役を頼む!」
 善逸「相変わらずひどいポジションだなオイコラァ!!」

 むう「伊之助!」
 伊之助「……なんだよ」
 むう「君は今まで通り、猪突猛進で行こう」
 伊之助「分かったよ、ってか上から目線なのやめろ、腹立つんだよォォォ!」
 

 むう「仁乃ちゃん」
 仁乃「はーい」
 むう「これからも、かまぼこ隊のサポートよろしく」
 仁乃「OK!」

 むう「花子隊は今まで通りやって、さらにこの作品を盛り上げてほしい」
 花子隊「(‾▽‾)ゞラジャ」

 むう「睦彦」
 睦彦「俺の性格変えんなよ、変えたらぶっ倒すぞ!」
 むう「そんなことはしない。君には今まで通りめんどくさい目立ちたがりを演じてもらう
    伊之助とキャラ被ったくらいで喚くな。私はもう『どうにもならない』と思ってる」
 睦彦「…大体俺の性格決めたのお前だからな? 責任自分で取れよな!?」
 
 むう「ということで文字数もいい感じになったし」
 かまぼこ花子隊一同「そこ書くんだ!?」
 むう「花子くん、睦彦のキャラ変更は取り消しってことで。これが一番だから」
 花子「了解。これが一番って言われてんだから喧嘩なんかしないで仲良くしようよ」

 伊之助「……チッ」
 睦彦「舌打ちすんな! って言うか作者もこのシーン追加すんな!!」


 ネクスト→最後は睦彦Ver,!
      お楽しみに!

 

第壱話「お願い叶えて下さい」(4) ( No.86 )
日時: 2020/04/13 18:29
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 更新遅くなってごめんなさい!
 続きをどうぞっ_(:3」∠)_(←謎の恰好)

【トイレの花子さん 睦彦ver,】

 〈翌日・庭〉

 炭治郎「……水の呼吸・壱ノ型 水面斬り!!(パカッ)」
 禰豆子「われた! おにいちゃ、すごい!」
 善逸「あのさ有為ちゃん。薪割りの手伝いするのは別にいいんだけどさ…」
 仁乃「私たちの技、必要ある? (ブンッ パカッ)」

 有為「あるません」
 かまぼこ隊一同「どっち!?」

 伊之助「つーか陸太郎はどこ行ったんだよ。俺らだけに仕事やらせてよォ」
 仁乃「あぁ、確かむっくんはお昼寝してたよ」
 善逸「………アイツ……(# ゜Д゜)」
 炭治郎「まあ、今怒っても仕方ないし。水面斬り!(スパーン)」
 
 有為「はい、はい、はい、はい(光の速さで薪を渡していく)」
 光「(遠くの方から)おーいそっちは大丈夫ー……餅つきみたいな速度で薪割りすんな!」
 かまぼこ隊一同「あ、光くん」
 
 善逸「寧々ちゃんと花子はどこ行った?」
 光「先輩は料理ちゅっうわっ!(割った薪が頬に当たって)痛っ」
 仁乃「あ、ごめん…」

 炭治郎「有為ちゃん…刀じゃなくて普通に斧で割っていい?」
 有為「え————」
 伊之助「これ見よがしにドン引きすんのやめろ!」

 光「もう一度言うと、先輩は料理中。花子の奴はどこ行ったか知らない」
 善逸「あ、そうですか。無理やり捕まえて俺の代わりに薪割りしてくれませんかね…」
 禰豆子「ぜんいちゅ、ふぁいと!」
 善逸「禰豆子ちゃんが応援してくれるなら俺頑張る!(パカパカパカ)」

 有為「そもそも斧じゃなく刀で斬ると言う設定を作ったのはボクじゃなくて作者ですから
    文句があるなら作者に問い合わせてみてはいかがでしょうか」

 かまぼこ隊花子隊「正論!!!!」
 炭治郎「で、でも作者が今どこにいるかそれこそ分かりようがないし…」
 善逸「この前いきなり現れて命令言って帰っていったもんな」
 禰豆子「へんなひと!」
 
 有為「ということで、はい、はい、はい、(光の速さで薪を渡して)」
 炭治郎「(パカパカパカ)」

 善逸「…………ね、ねぇ。そんな高速度で斬るとさ、破片が当たるわけ。(バンッ←頬炸裂)
    すっげええええ痛いわけ!!」
 炭治郎「あ、ごめん善逸……」

 仁乃「私たちが頑張っている時にむっくんは昼寝か。確かにちょっとムカつく」
 伊之助「どーせいい夢でも見てんだろ。あとで数発殴る!」


 〈一方睦彦・寝起きでトイレに向かっている最中〉

 睦彦「ふわぁぁ〜寝過ごした…。今何時だっけ…(廊下を歩きながら)
    確か寝たのが午後二時で? うわ、四時間も寝ちまったやべぇぇ!!」

 〜睦彦、チラリと窓の外を見やって〜

 睦彦「? 何してんだアイツら。高速で薪割りしなきゃならないルールだったっけ?
    つか胡桃沢の頬にピシピシ破片が当たってんだが……」
 ???「ほーぉ。そんなに胡桃沢のこと気になるんですか……?(背後から声が)」

 睦彦「ギャアあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(←不意打ち苦手)」
 花子「え、えと、刻羽? 俺だよ、花子だよ?」
 睦彦「い、い、い、いきなり話しかけんなぁぁぁぁ!!!」
 花子「あ、ご、ごめん…まさかそんなに驚くとは思ってなかった」

 睦彦「ま、まあ? 今のはわざと驚いただけだがな」
 花子「いや、思いっきりのけぞってたけど」
 睦彦「で、何の用だよ」

 花子「さっき言った通りだよ。そんなに胡桃沢の事気になるんだなあと思って」
 睦彦「ち、ちがっ(赤面)」
 花子「つか胡桃沢の頬にピシピシ破片が当たってるんだが———!」
 睦彦「やめろって言ってんだろうが—————!(パンチ炸裂)」

 花子「(グヘ)……暴力反対でーす」
 睦彦「俺を舐める為にわざわざ話しかけて来たってことか…?」
 花子「花子くんサービスをご利用になるとぉ、あの子とくっつくことが出来ますよー」
 睦彦「ブンッッ(キッククリーンヒット☆)」

 花子「何でぇ? いい案だと思うけど」
 睦彦「そ・も・そ・も、俺はあいつのこと何とも思ってねえから!」
 花子「本当?」
 睦彦「本当!」

 善逸「(向こうから歩いてきて)は〜疲れた。あとで禰豆子ちゃんにマッサージしてもらお」
 睦彦「(ギクリ)」
 花子「あ、我妻———! ちょっと話があるんだけど」

 善逸「(花子くんの元へ)何だよ、つーかお前今まで何してたんだよ」
 花子「暇をつぶしてました。まぁそんなことはいいからさ、刻羽が嘘ついているかどうか
    答えて」
 善逸「何で?」

 花子「じゃあ刻羽? もう一回聞くけど、胡桃沢の事どう思ってる?」
 睦彦「(コイツ汚い手使いやがって!)………………な、仲良くなりたい………」
 善逸「嘘は言ってない(あ、そう言うことねこれめっちゃ面白い!)」

 花子「好きではない?」
 睦彦「……………す、好き………/////(めっちゃくちゃ小声)」
 善逸「好きだそうです!!!(←耳いい)」

 睦彦「………お、お前ら、あとで、覚え……てろっ(赤面)」
 花子「ということで、刻羽の代償は俺が決めるね♪」
 睦・善「? どゆこと」

 花子「竈門や我妻とは違って、特別に刻羽は代償先払いってことで。
    願いは『胡桃沢と付き合いたい』代償は『花子くんを相談相手とする』!
    はい、サービスご利用ありがとうございまーす(ニッコリ)」

 睦彦「はああああああああ!? 取り消せ、今すぐに取り消せ!!」
 花子「ダメ—ッ。あ、ちなみにサービスなのでぇ、竈門の傷や我妻の髪は
    一週間で戻りまーす」
 善逸「マジで!??」

 花子「でも刻羽のは対象外☆」
 睦彦「何でだよおおおおお!!!」

 ※『にのむつ』コンビ結成に一歩近づいた睦彦だった。


 ネクスト→寧々の男性観察のお話。柱たちが登場します。
      次回もお楽しみに!



 第弐話「寧々の男性観察」 ( No.87 )
日時: 2020/11/17 16:18
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 
 こんにちは、皆のアイドル(大根足)・八尋寧々(やしろねね)です!
 陰陽師の女の子、宵宮有為ちゃんに間違って召喚させられてから半月がたちました。
 かまぼこ隊のメンバーともすっかり仲良しです♪

 実は先日、お館様(?)と言う人に有為ちゃんが呼ばれて、全員臨時の柱合会議(?)に参加。
 現在は蟲柱(?)の胡蝶さんの屋敷にお邪魔しています!

 なんか言葉に?がいっぱいついちゃってごめんなさいっ。用語とかよく分からないんですっ。
 えっと、それで今蝶屋敷には柱の人と私たちかまぼこ花子隊がいるんだけど、
 その中の男の人を観察しよーと思います!

 花子『え、ヤシロって好きな人いるんじゃないの?』
 寧々『いるけど、それはそれ、これはこれなの!!』
 花子『ふぅん』

 花子くんは不思議な顔してたけど、ま、いいよね!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 〈蝶屋敷・居間〉

【観察ターゲット其の1:かまぼこ隊】

 炭治郎「寧々ちゃん花子くん光くん。ここは蝶屋敷って言うんだ。
     鬼殺隊の蟲柱の胡蝶しのぶさんの屋敷でね、鬼殺隊って言うのは…(以下永遠に続く)」
 寧・花・光「長い……」

 善逸「お前説明長すぎ!もうちょっと簡潔にやろ」
 伊之助「じゃあ俺が説明してやらぁ!」
 睦彦「………できんのかよお前が」
 伊之助「俺様にできない事なんてねぇぇ!」
 仁乃「じゃあ、説明行ってみよ〜!」

 伊之助「ここはしのぶん家だ! 以上だぜ」
 かまぼこ隊一同「いや、それはもうわかってるから」

 伊之助くんはよく言えばマイペース、悪く言えば自分勝手。
 でも自分の生き方を貫いている凄い人です。

 寧々「(猪の被り物もインパクト…)」


 炭治郎くんは真面目でしっかり者。
 だけど時々ちょっと言動がずれることがあって。

 炭治郎「確かにここはしのぶさんの家だ。まずその大前提を示せているのはいいことだよ」
 寧々「(……また出ました。炭治郎くんのズレボイスが)」

 善逸「アー——! 早く説明終わらせて俺遊びたいんですけどぉっ!!」
 睦彦「正直だなお前。でも大声で言うな馬鹿やろう!」
 善逸「そんなこと言って、お前もさっきからずっと貧乏ゆすりしてるだろうが」
 睦彦「それとこれは別だろうが」
 善逸「どこがだよ!」

 善逸くんはとにかくうるさくって…。
 あ、そうそう、初めて会った時も私にすり寄ってきてちょっと怖かった…。
 でも優しくてやるときはやる人です。

 寧々「(でも……悲鳴は耳にキンキン響くから音量もうちょい小さく…)」

 善逸くんと仲が良くて、伊之助くんとキャラ被ってるのが睦彦くん。
 目立ちたがりが玉にキズだけど実際すごく強いらしいんだ。
 あと仁乃ちゃんに片思い中で、最近は花子くんにからかわれまくってる。

 寧々「(そのギャップがカワイイ!!あと、ちょっとかわいそう…)」


 炭治郎「まぁ、詳しいことはあとでしのぶさんから直接説明があると思うから」
 善逸「ああ、うん、確かそう言ってた気がする」
 伊之助「窓とか壁とか割るなよ!アイツ超怖えからな!」
 仁乃「ちなみに伊之助さんは前科があります。三人もお気を付けくださーい」
 睦彦「マジで!!?? 伊之助お前よく無事だったな」

 花子「あ、俺ちょっと屋敷探検してくるー」
 光「先輩はどうしますか?」
 寧々「わ、私も一人でちょっと屋敷まわってこようかなー」

 花子「俺と一緒に行く?」
 寧々「行かないー」

 花子くんと一緒に行ったらまず、1からかわれる 2脅される 3従わされるの
 スリーBADなので拒否することにした。
 花子くんは不満げな顔だったけど、渋々うなずいてくれた。

 さて、次は柱(?)のみんなに挨拶してこようかな。



 【観察ターゲット其の2 水柱・冨岡義勇】


 〈縁側〉

 義勇「…………(縁側に座ってボーとしている)」
 寧々「(廊下を歩いていて、縁側の義勇発見)あ、あの人…確か…」

 よし、早速観察☆

 寧々「(義勇の隣に腰を下ろす)」
 義勇「! え、っと、お前は……この前の臨時柱合会議で会った…」
 寧々「八尋寧々です。よろしくお願いしますっ。えっと、あなたは確か—」
 義勇「水柱の冨岡義勇だ」

 寧々「(わー超イケメン。クール……!!)あの、冨岡さんって、どんな異性がタイプですか?」
 義勇「ブーッッ(飲んでいたお茶を盛大に吹き出す)」
 寧々「だ、大丈夫ですか!? は、ハンカチどうぞ」
 義勇「わ、悪い…使わせてもらう」

 〜義勇、お茶を吹き終わり〜

 義勇「何でいきなりそんな話を」
 寧々「いいじゃないですか、そんなの」
 義勇「どんな異性が好きかって……考えたことないから答えようがない」

 ………なるほど。
 じゃあ、ちなみに。

 寧々「告白って何回されました?」
 義勇「ブーッッ(またお茶を吹き出す)」
 寧々「!!??」

 私は唐突に理解した。冨岡さん、この人はこういう系のお話は得意じゃないようだ。
 急にこっちが話を持ちかけたから動転しまくってる。。

 寧々「あの、ホント—に大丈夫ですか」
 義勇「……………大丈夫だ、身体は」
 寧々「(あ、心に傷つけちゃった…何してるのよ私〜!!)」

 義勇「話を戻すと、告白されたことはないしモテようと思ったこともない」
 寧々「え、意外です〜。絶対モテると思うのに…」

 義勇「そんなことはない。実際俺は……(嫌われると言おうとしてストップ)」
 寧々「??? どうしました?」
 義勇「…………何でもない」

 冨岡さんはあんまり話してくれない。
 まぁ初対面とほぼ一緒だし仕方ないか、と思う。

 寧々「でも、モテると思いますよ!実際、何て言ったっけ…こ、胡蝶さんと気が合ってたし!」
 義勇「ブーッッッ!!! ゴホッゴホゴホ(こ、胡蝶の話を持ってくるな…!)」
 寧々「ギャ——! ご、ごめんなさいっ」

 ……もうこれ以上恋愛のお話を冨岡さんに聞くことは出来そうにないと悟りました。


 ネクスト→次のターゲットは煉獄・宇髄・実弥!
      次回もお楽しみに!




 
 

 第弐話「寧々の男性観察」(2) ( No.88 )
日時: 2020/04/14 18:33
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 
  寧々ちゃん視点は結構書くの頭使うな……。
  ってことで、続き行きます。

 〈蝶屋敷・廊下〉

【ターゲット其の3 煉獄】

 寧々「(なんか急に話しかけて悪かったな……冨岡さんかぁ。
    花子くんに余裕でからかわれそう……)」

 〜向こうの方から会話が聞こえてくる〜

 煉獄「—てということでよろしく頼む、だそうだ!」
 しのぶ「了解しました(ニッコリ)。まぁ立ち話もなんですし、
    また後で集まってお話しましょう」
 煉獄「把握した!」

 寧々「(うわぁ〜煉獄さんって言ったっけ。髪型独特な人だなぁ……)あのぉ〜」
 しのぶ「あ、寧々さん。ようこそ蝶屋敷へ。どうですか、居心地は」
 寧々「最高です! ベッドと—」

 〜ガッシャ————ン〜

 三人「…………(顔を見合わせて)」
 寧々「な、何か割れる音がしたんですけど…」
 しのぶ「犯人に心当たりがありますので、私対処してきますね(伊之助くんまたですか…)」
 煉・寧「また後で」

 しのぶさんは優しくておっとりしているんだけど、怒るときがものすごい怖いと聞いた。
 実際今のニッコリ笑顔はすっごく怖い……。

 〜しのぶ、急ぎ足で廊下を渡り〜

 しのぶ「伊之助くん! 今日という今日は許しませんからね!」
 伊之助「ゲッッ」
 花子「(ギクリ)お、俺は関係ないので!」

 しのぶ「二人とも、ちょっと向こうの部屋行きましょうか……」
 伊・花「…………すいません………」


 花子くん、何やってるの…。
 
 

 煉獄「確か、八尋と言ったか! 私は煉獄だ、よろしく頼む!」
 寧々「(すごくハキハキ喋る人だなぁ…)よ、よろしくお願いします」
 煉獄「こっちでの暮らしはどうだ?」
 寧々「は、はい、もうだいぶ慣れました。あのぉ、一つ聞いてもいいですか?」

 煉獄「なんだ?」
 寧々「好きな異性のタイプってあります?」
 煉獄「(考え中)そうだな、信念を持って物事を成し遂げられる人を尊敬するな」
 寧々「(おっとなぁ〜カッコいい!!)」

 煉獄さん、鬼殺隊炎柱。
 ハキハキしてて、自分の意見をしっかりいうところが素敵です。
 
 柱って色んな人がいるなぁ……。


 〜と、向こうから〜

 宇髄「よう煉獄。そんなとこで地味に喋ってないで部屋で話したらどうだ」
 煉獄「宇髄か! 実は先ほど胡蝶から、一時間後に柱で話し合いとの報告だ!」
 宇髄「なるほど。六新鬼月っつー派手な鬼がいる以上俺たち柱も派手にやらねーとなァ」

 寧々「(…すっごい個性強い人が出てきた…なんとなく睦彦くんと同じ感じがする…)」
 

 【ターゲット其の4 宇髄】

 寧々「こ、こんにちは、八尋寧々と言います。お、おしゃれですね」
 宇髄「分かるか! 派手派手に決めてるぜ」

 寧々「派手なものがお好きなんですね…(顔もイケメンだな…)
    ちなみにすいません、彼女とかっておられますか?」

 煉獄「大分踏み込んだ質問だな!」
 宇髄「あ? いるぞ。嫁が三人」
 寧々「さ、三人もおられるんですかっ凄い!」

 寧々「モテる秘訣とかって…あります?」
 宇髄「さぁね。足速けりゃモテんだろ。あと金」
 寧々「(『あと、金』!!)(゜_゜>)」

 宇髄さんが睦彦くんと似ている理由はすごく単純だった。
 派手好き・目立つのが好き。
 初めて会ったのに、どうもそんな感じがしないのは睦彦くんというキャラがいるから。


 宇髄「あ、すまんが俺たちはちょっと打ち合わせがあるんでな、失礼するぜ」
 煉獄「また後でな、八尋少女!」
 寧々「あ、ハイありがとうございましたっ」


 

 寧々「(廊下をてくてくと進む)えーッと確か柱は9人いて、
    女の人がしのぶさんとカンロ、かんなじ…? あ、甘露寺さんだ。2人いるから、
    男の人は7人か…。多いなー。
    さっき冨岡さん、煉獄、宇随さんと会ったから後4人…」


 〜ドンッッ〜

 寧・実「うわっ(ぶつかって)」
 寧々「すいませんごめんなさいっ」
 実弥「ああん? 何だテメェ」

 …………ヤバそうな人に会っちゃいました……。
 が、眼光鋭いっ。口調怖いっ。プレッシャー凄い!!!


 寧々「あ、あの……」
 実弥「ハァ?」
 寧々「(ひぇぇっ)あの、好きな人とかいますか……?(あくまでもぶれない質問)」
 
 実弥「舐めてんのかコラァ!!」
 寧々「ごめんなさいっっ」

 実弥「っなんだよ全く……(再び歩こうとして服を誰かに捕まれる)?テメエまた何か…」
 花子「俺の助手にそんな口きくのは許さないよ」

 寧々「花子くんっ」


 花子くんは、私が危ない眼に会った時、いつも助けに来てくれる。
 ただ……いつもは妖怪とかに危害を加えられた時だけど
 今回は、不死川さん、だっけ?に睨まれただけだし…。

 花子「ねー。そこの君。顔の傷いっぱいだけど大丈夫—?手当してあげよっか」
 実弥「誰だお前。俺に対してそんな口を利くとはいい度胸だなオイ—」
 花子「はい、治療済み(『封』と書かれたお札を実弥のおでこに張って)じゃね」


 寧々「ちょっと、花子くん!?? あ、ごめんなさいうちの連れがっ」
 実弥「…………おい待てこのクソガキっっっ!(寧々の言葉を無視して花子くんを追う)」
 

 不死川さん。ちょっと怖いけれど花子くんにからかわれるあたり
 結構素直な人なのかな。


 ネクスト→最後は伊黒・悲鳴嶼・無一郎の観察!
      次回もお楽しみに!


 
 
 
 
 

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.89 )
日時: 2020/04/15 13:19
名前: 蝶霞 (ID: SK5u95ln)

よっ!名前変えたぜサクラっす!えー。唐突ですが二次創作のサイトには今後来ないとおも(い)まーす。えー。私は基本オリジナルなりきり掲示板にいます、気になったら来てね。(おい。)






ps.
参加型小説楽しいよ。


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