二次創作小説(紙ほか)
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- 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
- 日時: 2021/06/12 17:43
- 名前: むう (ID: Wb6EMeB7)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18201
――これは俺達の、軌跡と奇跡の物語だ。
********
どうも、むうです。
鬼滅、花子くん、東方も最近ハマりつつある高1女子です。
六人の軌跡、通称『ろくきせ』にようこそ!
隠語は「rkks」!よろしくお願いしますっ!
このお話は【鬼滅の刃】全集中・会話文短編集の続編になります。
前作は参照のURLから。
この本編だけでも充分話は分かる(はずです)のでお楽しみくださいませ。
新かまぼこ隊が旅をしながら成長する話。
柱も登場しますので、是非楽しんで行ってください。
第5章からは地縛少年花子くんとのコラボです♪
[前編]【鬼滅】会話文短編集
[公式スピンオフ]ろくきせ恋愛手帖
〈キャラ紹介〉
・新かまぼこ隊>>136
・花子くんキャラ>>137 参照あり
〈注意〉
●本編完結済み
●スマホだと読みにくいかも
●ネタバレ若干あり
●流血の表現あり
●オリキャラあり
●時々東方キャラ登場
〈新たな設定{花子くんのみ}〉
●花子・つかさ めちゃ仲良し
●放送室メンバー→味方
●葵ちゃんや輝さんは外伝で登場!
〈ルール〉
●つぶやきや拡散〇
●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
●また、ネット上での自作発言×
上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!
★Special thanks★
応援コメントありがとうございます!
蝶霞さん 優羽さん ベリーさん 蜂蜜林檎さん
一緒に執筆した弟
応援してくれた学校の先生、友達
ーーーーーーーーーーーーーーーー
【目次一覧】
まとめ読み>>01-
読者様の好きな話まとめ(蜂蜜さんthank you!)>>367
作者的に好きな話まとめ>>368-369
◆大生コソコソ噂話・執筆裏話
第1回「むうの執筆あるあるまとめ」>>27
第2回「春になってきましたね」>>31
第3回「オリキャラ登場のお知らせ」>>36
第4回「遅いけど自己紹介」>>49
第5回「コラボ決定のお知らせ」>>56
第6回「コロナ怖い」>>84
第7回「閲覧数1000突破!!ゴフッ(吐)」>>92
第8回「花子くんキャラ追加のお知らせ」>>101
第9回「放送室メンバーと作者の楽しい会話」>>107
第10回「閲覧数3000突破コメント」>>245
第11回「外伝の秘話&あとがき&ルールのお知らせ」>>256
第12回「むう流表現方法」>>337
第13回「花子くんに勉強教えてもらった」>>339
◆むうと弟の楽しい会話
第1回>>371
第2回>>380
第3回>>381
◆閲覧数突破記念
「閲覧数2000突破記念 鬼滅ラジオ」>>166>>169
「閲覧数3000突破記念 キメツ学園」>>246>>247>>248>>250
「閲覧数4000突破記念 オリキャラに20の質問」>>313>>319>>326
□第1章 蝶屋敷での三週間
第1話「おはよう」>>01-02
第2話「機能回復訓練・前編」>>03>>04>>06
第3話「機能回復訓練・後編」>>08>>10>>11>>12
第4話「伊之助ハッピーバースデー」>>15-19
第5話「お久しぶりです」>>20
第6話「いざ、出発!」>>21
幕間 >>22
□第2章 六人の初任務
第7話「聞き込み調査」>>23-24
第8話「鏡ノ森」>>25
第9話「かまぼこ隊、出動!」>>26>>28
第10話「意外な助っ人との反撃開始」>>30>>32
第11話「本当なら」>>33
□第3章 柱9人の格闘
第12話「列車の中」>>34-35
第13話「九人揃えば何とやら」>>38
第14話「鬼の猛攻」>>40-41
第15話「少年は目を撒き、糸は広がる」>>42
第16話「瞳の数字」>>43
□第4章 柱合会議へようこそ
第17話「再会とちょっとした喧騒」>>44>>47
第18話「ご教示願う」>>50-51
第19話「六新鬼月と陰陽師の噂」>>53
第20話「集められた鬼たち」>>55
□第5章 陰陽師を探せ!
第21話「宵宮家探索」>>59>>64
第22話「地縛少年花子くん」>>66-67
第23話「最悪の出会い」>>68-69
第24話「陰陽師・宵宮有為」>>72>>73>>75
第25話「地獄の手合わせ」>>76>>78-80
幕間 >>81
◆番外編
第壱話「お願い叶えてください」>>82>>83>>85>>86
第弐話「寧々の男性観察」>>87>>88>>90
第参話「チョコレート」>>93>>94>>96>>99
□第6章 お膳立ては計画的に
第26話「臨時柱合会議」>>103>>105
第27話「それぞれの対策」>>111>>113>>115>>116
第28話「それぞれの対策・後編」>>118-119
第29話「六新鬼月と無惨」>>121
第30話「決戦の火ぶたを切る」>>122
□第7章 最終決戦
第31話「燐月・銘祈戦:前編」>>124>>125>>129>>132
第32話「燐月・銘祈戦:後編」>>135>>139>>142
第33話「こんな噂知ってますか?」>>143
第34話「七不思議旋風」>>145-147
第35話「お魚になります!」>>150>>153
第36話「求手名:新羅戦:前編」>>156>>160>>165
第37話「求手名:新羅戦:後編」>>173>>174>>176>>178
第38話「大好き」>>180
第39話「刻羽睦彦」>>184>>186>>187>>189>>192>>193
第40話「胡桃沢仁乃」>>194>>195 >>197-199
第41話「骸と、最後の鬼:前編」>>200 >>203-205 >>207
第42話「骸と、最後の鬼:後編」>>211-212
第43話「重なる想い」>>213-216 >>219>>220
最終話「キセキ」>>221
あとがき>>222
◆本編外伝
外伝1話「inかもめ学園」>>228>>230>>231
外伝2話「柱とのパジャマパーティー」>>237-239 >>242>>244
外伝3話「柱とのパジャマパーティー2」>>251-253
外伝4話「キミの反応見てみたい」>>240-241
外伝5話「恋ゴコロ」>>254>>255 >>257-258 >>260
◆キャラクター設定集
〇オリキャラ設定集>>223-226
〇六新鬼月 設定集>>232-236
◆あとがきSP
○あらすじについて>>261
○振り返り編
[第一章]>>262-265
[第二〜三章]>>267-271
[第四〜五章]>>272
〇企画コーナー
[キャラの名言を再翻訳してみる!]>>270
[キャラに○○してみる]>>278-343
[演技力むうむう面接☆]>>287-298
[想像でキャラの中の人にインタビュー」>>335>>338
◆特別編
☆遊園地編☆
第壱の怪「現代パロ☆遊園地での肝試し」>>299>>300
第弐の怪「遊園地での肝試し2」>>303-316 >>317-318
第参の怪「遊園地での肝試し3」>>321 >>323-342
☆お泊り会編☆
第肆の怪「現代パロ☆ワクワクのお泊り会」>>347>>349>>350
第五の怪「お泊り会2」>>351>>354
第陸の怪「お泊り会3」>>359
□ろくきせ最終章 I'm on your side.
第45話「スレ違い、それぞれの葛藤」>>361>>363
第46話「企みと変貌」>>364>>370
第47話「掴むべきもの」>>373>>374>>377
第48話「軌跡と奇跡の輝石」>>379 >>382-386
第49話「ごめんねは、また今度」>>387>>390
第50話「サヨナラは言わない」>>393>>394>>395
あとがき>>396
2020年3.10 執筆開始
2020年6.11 本編完結
2020年6.12 外伝執筆開始
2020年6.27 外伝完結
2020年7.07 キャラクター紹介を一部加筆
2020年8.02 最終章執筆開始
2020年8.20 最終章含め本編完結
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.332 )
- 日時: 2020/07/16 20:07
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
自由にコピペしていいよー!
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.333 )
- 日時: 2020/07/19 07:08
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
みなさんへご報告。
高校受験を控えているので更新が遅くなります、ご了承ください。
楽しみに待ってくださること、とっても嬉しいです。
週で一話は絶対更新する予定ですのでよろしく。
余談:コメディライトにて執筆始めました。
見て下さると嬉しいです。
********************
【新羅・燐月VS仁乃睦&花子隊】
新羅「さぁ、かかってきなよ!(ブンッッッ)」
睦彦「行くぞ、ファイト—!」
一同「オー————!」
燐月「新羅。あまり無茶はしないでね。頼むよ」
新羅「珍しくいいこと言ってくれるじゃん。どうしたの?」
燐月「………………なーんちゃって」
新羅「燐月さんの左手、おいしそーだなー———」
燐月「ウソウソ、嘘に決まってるじゃんんアハハハハ」
花子「隙アリ! 蹴散らせ、白状代!(ギュインッッ)」
睦彦「光の呼吸・壱ノ型 爆光一閃!!! これでも食らえッ」
新羅「!!」
〜ビシャッッ〜
〜ボタッ〜
新羅「あーあ。痛い痛いのとんでけー。ブラジルらへんまでとんでけー(回復)」
睦彦「どうした新羅! 弱気になるなんてらしくねえじゃねえか!」
仁乃「これは好都合。さっさとあの体に寄生している雑魚鬼を倒そう」
光「了解っス。えいッ」
〜光、錫杖を新羅に向かって放り投げ〜
新羅「あのさぁ。人がケガしてる時に、そんな行動する人、好きじゃないんだよね」
〜ボキンッッ〜
新羅「はい。ご苦労様。あ、ちなみに弁償は燐月さんが払うから」
燐月「ぬおおおおおおおおおおおッ!?? 新羅お前何してんのッ!??」
光「お、お、お、お祓い屋の家宝がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
寧々「光くんっ。ちょっと貴方! おイタが過ぎるわよ。反省して!」
花子「ヤシロ。こいつには何を言ってもダメだと思うよ」
仁乃「光くんに、謝りなさい! 血鬼術・爆黒炎! ×1000個!!」
〜ゴォオォオォ〜
〜ビュンッッ〜
新羅「血鬼術・呪縛の言霊。消えろ炎」
〜仁乃の爆黒炎が、空気に溶けていく〜
仁乃「なっ…」
新羅「ごめんねぇ。ボクのこの術は、口に出したことは全て現実になるんだよ」
光「チートすぎるだろうがっ! くそっ」
新羅「骸さんの、全部の呼吸が使える能力の方がよっぽどチートだと思うけど…」
と、その時。
『……やっと追いついたわ。あそこにいるようね』
『さ、咲夜さん、本当にやっちゃっていいんですか〜?』
『行くわよ! 突撃!』
パチュリー「水苻・プリンセスウンディネ!」
美鈴「彩符・彩雨!!」
咲夜「苻の壱・連続殺人ドール!」
ズダダダダぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁンンンン!!!」
燐・新「あばばばばばばばばばばばばばば痛い死ぬ死ぬ死ぬ死ぬし死ぬッ!!!!」
花子「危機は…去ったね」
寧々「燐月、新羅。ちゃんとお花をお供えしてあげるからね……」
燐・新「勝手に………殺すんじゃ………ねえっ……」
※アーメン。
【大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:かもめ学園七不思議を教えて!
桜「はい。七不思議三番に来てもらったわ。うるさいのは覚悟して頂戴ね」
ミツバ「フンッッ! 僕暇じゃないから!」
桜「七不思議3番、カガミジゴクの怪のミツバよ。うるさいけど……うるさいわ」
ミツバ「言いなおそうとして言い直せてないよバーカっ!」
桜「続いて四番よ。四番の怪は『エソラゴト』というものね」
メイ「四島メイです……よろしくお願いします」
桜「彼女が七不思議4番よ。生徒会長と一緒に生徒会の仕事をしているわ。お疲れ様」
メイ「はい、ありがとうございます!」
桜「五番は、この小説でもよく出てくる土籠先生よ」
土籠「16時になると出現する『16時の書庫』の管理人兼、光のクラスの担任をやってる」
桜「かなりドSだけどいい先生だから、噛みついたりはしないわ」
土籠「まあな。お前下校時刻過ぎたぞ。早く帰れよ」
つかさ「六番はごめん、作者が漫画見てないから詳しくは分からないけど、死神らしーよ!」
むう「どんな子か分からないけど、死神キャラは大好きだから、また漫画みたい!」
花子「そして、七番が俺ことトイレの花子さん。便所虫…ではないからねヨロシク」
有為「……え、違うんですかっ!?」
花子「宵宮……あとで裏でて話そうか…(包丁キラリ☆)」
ネクスト→次回は、つかさside。カオスになる予感しかない。次回もお楽しみに!
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.334 )
- 日時: 2020/07/18 19:06
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
スペル、咲夜しかわからなかったんだけど?!
ヤバっwww
受験勉強頑張って!
応援してるよ!
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.335 )
- 日時: 2020/07/19 17:27
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
〔企画コーナー☆想像でキャラの中の人たちにインタビュー〕
注:中の人たち=声優さんってことです。声優さんが喋る感じで行きます。
【声優に詳しい方へ。○○のキャラの中の人はこう言う人じゃねえし!
と思うかもしれませんが温かい目で見守ってください。】
今日のゲスト:放送室メンバー(ミツバ、桜、夏彦、つかさ)
——というわけで、よろしくお願いいたします。
桜「よろしくお願いしまーすww」
つかさ「やっふうううううううう!」
夏彦「wwwwwwwww」
ミツバ「wwwwwwwww」
—−えー。それではまずは自分のキャラのことを教えて下さい。
ミツバ「はいッ。……可愛いですね、うん!」
桜「wwwwwwwww え、その声で行くの?」
ミツバ「うん僕ってかわいいんでぇ」
つかさ「おーい。おーいミツバーww」
ミツバ「えっと、そうですね。本編では出てこないけど、番外編になってやっと出て来たね」
つかさ「そうだねー。私も、途中からね、つかさ役もやらせてもらってましたけどねー」
夏彦「…っていうかさ、お嬢からの当たりがこの小説めっちゃ強くない?」
桜「……文句を言うようなら地獄へ落とすけど」
夏彦「ごめんなさあああいww」
つかさ「えー、つかさはね、なんかこの小説であんま怖くないよね」
ミツバ「え、怖いよ!!」
桜「……怖いですよね、漫画よりかはマシだけどグッチャグチャだし」
夏彦「あーでも、花子との関係は最高ですよねー。楽しそうで」
つかさ「その節はどうもありがとうございました—−−っ」
桜「……えーっと、桜は…今まで通りですかね。突っ込み役で」
夏・つ・ミ「おおww」
桜「だって、夏彦先輩とかもう完全にボケキャラですもんww」
—−っていうことは、放送室メンバーで唯一の真面目キャラ…。
ミツバ「え、僕は!? 僕真面目じゃないの!?」
桜「(ドヤァ)」
ミツバ「ねえ!? ねえどういうこと!」
つかさ「wwwwwwwww wwwwwwww」
—−そんなこんなで仲がいい放送室メンバーですが、鬼滅のキャラとかでは誰が仲がいいですか。
桜「………わっからん……」
夏彦「あー。でも、睦彦と仁乃の件かとかで、睦彦と少しっ喋ったんだっけ」
ミツバ「あーww あれでしょ、アクセサリー作ろうとして見事に失敗した奴w」
夏彦「そうそう。それで接点は出来たので良かったですね」
桜「私は…うーんw そうですねー全員と分け隔てなく接してる感じですかねー」
夏彦「さっすがお嬢!」
桜「はい、コミュ力高いんでね!」
夏彦「wwwwwwwww」
つかさ「えーっと私はそうですね、鬼滅じゃないけど東方のフランとかルーミアとかですね」
ミツバ「狂人は狂人と仲良くなるっていうね」
つかさ「そうそう。怖いことにww」
ミツバ「あ、僕は自分が可愛ければそれでいいんでぇ、特にないです(笑)」
夏・桜・つ「wwwwwwwww」
—では、もうお時間来ちゃいましたので、最後に一言!
桜「はい。えー本編は完結しましたが、まだまだ皆さんと繋がっていきたいと考えております」
夏彦「はいよ」
桜「よろしくお願いするわね」
夏彦「はい、お嬢と一緒にボケますので、どうぞよろしく☆ ってことでワンモア!」
つかさ「みんな、大好きだよぉおおおお!」
ミツバ「ということで次回、ミツバの活躍をお楽しみに!」
桜「それじゃあ行くわよ。せーのっ」
放送室メンバー一同「シーユーネクストタイム!」
- Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.336 )
- 日時: 2020/07/20 17:04
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
〈つかさ、桜、夏彦、ミツバ チーム〉
夏彦「何でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!??」
ミツバ「何でどういうことちょっとねぇ、アンタのせいだよ!!」
つかさ「俺のせいじゃないよぉぉ!!!」
桜「………ケンカしている暇があるなら逃げてちょうだい」
睦彦VS新羅の決着がようやくついたころ。
放送室メンバー一同は、阿鼻叫喚で追っ手から逃走中でした。
【五分前】
桜「………ねえ、あれ。白いシーツが動いているわ。何かしら」
ミツバ「ぼ、僕を怖がらせようたってそうはいかないから! トウホーの人たちでしょ!」
つかさ「俺、見てくるよ。桜は危ないから下がっててい—よ」
〜つかさ、シーツのようなものに近づいて〜
つかさ「ねーねー。そんな分かりやすい方法じゃなくてさ、もっとテッテイテキにやろーよ」
スーツ幽霊「………」
つかさ「ね♪ (バサッとシーツを取って)」
七峰先輩は言いました。
誰かが中にいるだろうと。
しかし。
〜中には、誰もいなかった〜
【そして現在】
放送室メンバー一同「本物の幽霊だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
つかさ「凄い凄い! ねえねえラジオで強くしてぇ、グッチャグチャにしちゃおーよ!」
ミツバ「ハッ君何言ってんの? 頭おかしいんじゃない?(泣)」
夏彦「って言うか、強くしたらますます追ってくるじゃんんんん!!!」
幽霊「ドドドドドドドドド」
夏彦「しかも早いしいいいいいい!」
桜「…………(ふらッと倒れこんで)」
夏彦「お嬢!? 大丈夫? どうしたの……ってあれ、寝てる…?」
つかさ「うーん。おでこ、こっつんしよーか?」
ミツバ「ね、ねえ早く行こうよぉ……虐めないでよお…ねぇ…」
つかさ「(桜のおでこをこっつん)なんか熱いねぇ」
ミツバ「ひょっとして先輩、遠足で熱出すタイプ? うわー見えなーい!」
つかさ「……ミツバ?(ゴゴゴゴゴゴゴ)」
ミツバ「ヒッ」
夏彦「そういえばお嬢、この山に行くまでに車酔いしてたんじゃなかったっけ…」
幽霊「ドドドドドドドドド」
ミツバ「うわ、来てる来てるどうするの??」
夏彦「もちろん、この俺がお嬢を抱えて果敢にも幽霊に挑——」
つかさ「…………起きないと許さないよ」
〜つかさが桜の口に自分の口を近づけて〜
つかさくんは言いました。
桜は俺のものだから、俺のしたいようにしていいんだよねと。
そして、夏彦先輩はショートしました。
夏彦「あ、が………つ、お、………なななななななななななッ」
ミツバ「ふぁ? ちょ、ちょ、君何やってんの?? 訳わかんないッ」
つかさ「初キスで、起きてくれないかなって。起きなかったら何回でもやるよ?」
ミツバ「は、犯罪ッ! 変態ッ! 信じらんないっ」
つかさ「ねぇ夏彦—。してもいいんだよ? 桜とゲッチュー」
夏彦「あ、ば、ばばばばばばばばば、バカなこと言わないでくれる?」
つかさ「バカ? 俺は馬鹿じゃないし桜も馬鹿じゃないよ。ねえ桜ー?」
夏彦「つかさああああああああああああああああああッ!!??」
つかさ「できないなら、俺のモノにしちゃっていいってこと?」
夏彦「お前ドSなの??!!」
つかさ「うん♪」
つかさ「……………(ちゅッ)」
夏彦「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!」
ミツバ「はぁッ? 何で二回もするわけッ? やるべき相手は僕でしょッ…いや違うけどッ」
桜「………ん………」
つかさ「桜ぁぁぁぁぁぁぁ! おは—」
夏彦「(ブンッッ←つかさを押しのけて)お、お嬢おは、おはようッ。大丈夫痛いところは?」
つかさ「ぎゃうッ」
桜「痛い所ではないのだけど…ねえ、さっき誰かが私に愛情表現で口づけを—」
夏彦「き、気のせいだようんそれか夢だよ絶対」
つかさ「それ俺—」
ミツバ「黙っとけクソダサ和服野郎ッ(ブンッ)」
つかさ「ぎゃうッ」
桜「幽霊……もういないみたいね。車酔いでちょっとめまいがしたの」
夏彦「あ、そ、そうなんだ。お、お嬢良かったよ、びっくりしたから」
桜「どうしたの夏彦。いつになく歯切れが悪いけれど」
夏彦「さ、さあね。お、負ぶってあげようか?」
桜「お願いするわ」
〜夏彦、桜おんぶ〜
つかさ「ねー。夏彦、なんでしなかったのー? 初だよ、初ゲ」
ミツバ「だから黙ってくんないッ?(ブンッ)」
つかさ「ん?(ゴゴゴゴゴゴゴ)」
ミツバ「ご、ごめんなさいッ」
桜「ねえ夏彦。私、ずっとあなたに言いたかったことがあるのよ」
夏彦「え、何?」
桜「………………………///」
夏彦「(え、な、何この展開。まさかのまさかの、もしかしてアレッ?)」
桜「………じ、実は私………あなたの……」
(来た来た来た来た来た来た!!)
(脳内の俺ちょっとシャラップ! ってことでワンモアお願いしますッ)
桜「………あなたの………ズボンのチャックが開いてること……黙ってた方がいいかしら…」
(うおおおおおお! さらば俺の非リア充ライフぅぅ!)
夏彦「……て、え?」
桜「…よく恥ずかしくないわね。ずっと隠しておいてあげた私を褒めてもいいくらいだわ」
夏彦「? ……!?(チャックを閉めて)」
桜「さて、行きましょうか」
つかさ「次はどんな幽霊に会えるんだろー。楽しみだね!」
ミツバ「べべ、べ、別に僕は怖くなんてないからね!!」
桜「口調でもうバレバレよ」
夏彦「(お、お嬢、ホントに平気なのかな? 全然大丈夫そうだけど……)」
夏彦先輩はこう思ったのです。
世界で一番怖い人間は、つかさじゃなくてお嬢なんじゃないかって。
P,S こういう胸キュンな話を書くために、今まで読まなかった恋愛ジャンルものを読みました。
結果。恋愛ジャンル最高!
↑単純。
ネクスト→次回は炭治郎side。次回もお楽しみに!
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