戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

第1話・新しい住人
雀「ちょっと急いでくれよ。早くしないと日が暮れちまうぞコノヤロー。」
タクシーの運転手に文句を言いつけた。
運転手「無茶言わんでくだせぇ。おいらタクシーの運転手になってから1週間しかたっていし・・・。」
雀「ならタクシー代無料な。」
と運転手に剣を向けた。なんと恐ろしい人だ。
運転手「つ、つきました。ここが噂のデビル村です。」
雀「わぁ~。空気がおいしい★」
運転手「無料にしますので剣を向けるのはやめてください。」
と言って去った(逃げた)。役場に行った。
ぺりこ(!?初めて見る人!?まさか泥棒!?)
と思ったぺりこは銃を雀に向けて、
ぺりこ「か、金ならたぬき商店に行って強盗してください。ここには何にもねぇんだよ。」
何というひどい受付人。雀は銃を構えていった。
雀「あの~。ここに新しく来た雀という者だ。怪しい者ではないぜ。」
ぺりこははっとした。
ぺりこ「すいません!雀様でしたか。ではまずこの地図で家に行ってください。」
ぺりこが地図を渡した。自分の家ってどんな感じかなぁ~。
第2話・引っ越しパーティ
雀「ここが私の家か・・・。でけぇな。」
雀は自分の家を見た。入ろうとしたらある人が声をかけてきた。
たぬきち「あなたが雀さんだよね。ボクたぬきち。そこで「タヌキ商店」っていうお店開いてるんだ。ぜひぜひ来てね。」
雀「私に何か用ですか?」
たぬきち「この家の家賃をいいに来ただけ。合計9800000ベルです。頂きますよ。」
と手を出した。
雀「チャラにしろよ。さもないと・・・、このバズーカでお前を撃つ。」
たぬきち「わかったよ!無料だからやめて~!」
と言って泣いて逃げた。
???「雀さん。ようこそデビル村へ。Wellcomです!」
雀は後ろを向いたらいろいろな人がいた。そして『雀さんの引っ越しパーティ』と書いてある。ごちそうもある。
やよい「まずは自己紹介からです。私はやよい。趣味は裁縫です。」
モモコ「モモコで~す!趣味はカラオケで~す!よろしく!」
スパーク「俺はスパーク。趣味はバンドだよろしく。」
総悟「俺は総悟。この村唯一の人間だったが君で2人めだね。趣味はサッカー。」
とみんな自己紹介を終えた。みんな明るいが、後ろに武器が・・・。
雀「よろしく~。みんな戦えるんだよね。私戦うの大好きなんだ。」
スパーク「そ、それがよぉ。たぬきちの野郎だけ気弱で戦えねぇんだ。」
雀「そうなんだ・・・!ならたっぷりいじめれるね!!」
と言って話し合い、ごちそうを食べ始めた。
たぬきち「そんな・・・。雀さん、この村で1番恐ろしい。ど~しよ~!」
と影で泣いているたぬきちだった。
第3話・デビル村の恐怖の運動会!?
今日はデビル村の運動会。みんながんばって!!赤はぺりこ・あさみ・フーコ・フータ・モモコ・スパーク・門番さんA。白はぺりみ・ぺりお・きぬよ・やよい・雀・総悟。さぁ始まるよ!!最初の言葉。
たぬきち「今日はデビル村の運動会です。年に1度しかないので張り切っていきましょう。僕はおも・・・」
雀「初めの言葉が長ぇんだよ。雑魚が!早く終わらせろよ。さもねぇとバズーカで吹き飛ばすぞコノヤロー。」
たぬきちは最初の言葉をやめ指令台から下りた。
最初の競技は玉入れ。みんな一生懸命!ある意味一生懸命!!赤組はバズーカに玉を入れて発射して入れています!!白組はなんと蹴って入れています!ストレス解消です!
たぬきち「ルール守ってください!」
ぺりみ「あぁ?ザコはだまってな。さもなければ鉄砲で撃つわよ。」
たぬきちはだまった。
次はパン食い競争だ!赤組は手!手で取っています。もうパン食い競争じゃネェ。白組は銃でひもを斬って食いつきます!たぬきちのとなりにいたマスターがたぬきちに銃をあてていたので、注意をしなかった。
最後はリレー。赤組はローラースケートやスケボーを使っています!白はもっとずるい!バイク使っています。もうめちゃくちゃな運動会でした。
第4話・やよいの恋
総悟はベンチで本を読んでいる。
その姿をこっそり影で見ている人がいた。
やよい「あぁ・・・。やっぱり総悟さんすてき。冷静で勉強できて運動神経ばつぐん。私の理想の人だ・・・。」
雀「なに顔赤くしてるの?てか何見てるの?」
やよい「す、雀さん!どうしてここに・・・。いや空をながめていただけです。顔が赤いのはきっと、夕日のせいです。」
雀「ふ~ん。確かに夕日がきれいね。」
と言って雀はどっかいった。やよいはほっとする。総悟はやよいのことは気付いていない。本に真剣だから。
やよいは少しでも近づきたい。だから声をかけようと思っていた。
やよい「そ、総悟さん。あの・・・。」
たぬきち「や~よいさ~ん。総悟さ~ん。実は明日バーゲンでありますのでぜひ・・・。あのこれチラシ・・・。」
やよい「じゃますんじゃねぇコラ!」
と言ってたぬきちに殴りかかった。たぬきちは村を変えたいと思っていた。
第5話・たぬきちの悲劇
雀「はぁ~。今日も平和だなぁ~。」
喧嘩の時以外、とても豊かなこの村。自然も豊富で貴重な虫や魚がいる。
本当はのどかでいい村なのだ。
だが約1名平和と思っていない人物がいる。たぬきちだ。
昨日も暴力を受け、もうストレス発散すんぜん状態。だがキレてもたぬきちは貧弱で脆弱で最弱なので、怖くはない。
たぬきちは唯一総悟はあまり戦わないと思っていた。だから総悟には優しくしているつもり。総悟がキレると村1番恐ろしいことをたぬきちは知らなかった。
総悟がたぬき商店にお買い物。割引にしてあげると言ったが断られた。雀も入って来た。
雀「おい。これ半額にしろコノヤロー。じゃねぇとお前を餓死寸前たぬきチーノみたいにするぞ。」
総悟「よせよ。お前、前もそんなことしてなかった?てか何だよ。餓死寸前たぬきチーノって。」
唯一味方になってくれる総悟に泣いているたぬきち。
雀「総悟。お前少しは冷静になれ。てか引っ越してきてからお前戦ってるとこみたことねぇよ。」
たぬきち「雀さんのほうが冷静になったらいいじゃん!?」
雀「あぁ?何だよ雑魚が。キレてますか?反抗期ですかコンチクショー。雑魚は黙ってろ。」
たぬきち「総悟さんが味方にいるもん。絶対大丈夫だもん。」
総悟に思いっきり甘えているたぬきち。総悟はキレた。
総悟「あんゴラ!甘えてんじゃねぇコノヤロー。おめぇ餓死してるたぬきチーノカップにしてやる!」
と言って剣を構えてたぬきちに斬りかかった。
見事な腕前だ。かなりすごい。普通の奴じゃできないくらい。
雀は驚いてるだけ。気がつけばたぬきちは餓死している「たぬきチーノカップ」になっていた。

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