戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

番外編Ⅲ-壱・正義のヒーロー見参!!



ブーケ「はぁ・・・。結局まだ全然彰の情報掴めてないのか・・・。」
今はクールバージョンのブーケ。ここは未来村。ため息をしてベンチに座っているブーケ。そこに・・・
?「ハァイ!そこの猫嬢ちゃん!アンタに悪霊が取り憑いている!今すぐ除去しなきゃ!」
ブーケ「ああ?やんのかテメェ・・・。」
ピンキー「何!?私、悪霊退治者ピンキーに刃向かう・・・っておお!!」
悪霊退治者のピンキー。丸いグラサンをかけていて王女様の格好をしている女性。いや変人だ。
その変人がある2人の男性に目が釘付けになっている。
ピンキー「おお!あなた達は悪霊退治者のオーラがするわ!一緒にこの悪霊を倒しましょう!」
総悟「あ、本当だ。悪霊がいるぞ。」
雪「・・・・・・一緒に倒すってアンタが倒しゃいいだろうが。」
ピンキー「いえ、あなた達の特性を見せてもらうの!背が小さい方がグラサンファイターホワイト!クールな方はグラサンファイターブラウンよ!」
雪「誰が背が小さい方だオイ。」
総悟と雪は目を合わせあっていた。どうする?的な感じで。
総悟「まあいいや。日頃のストーカー行為を反省させる。」
と強引(?)に戦わされた。結果はもう見えている。普通に総悟の勝ちだ。
ブーケ「何故かわからないがあたいはあの女について行くことになった。しかしねぇ・・・、負けたからついて行くことはいいがあたいを『グラサンファイターイエロー』と呼ぶ事はやめろ!」
と何故か知らないがあの3人はグラサンファイターピンク(ピンキー)について行く事になった。
ピンキー「これからあなた達に色々な悪霊に取り憑かれた人を倒してもらうわ。」
総悟「何で?俺は自分自身で戦った。何でアンタに付いて行かなきゃいかんのだ?」
ピンキー「だってだって・・・あなた達の能力がとてもすばらしかったから。」
雪「それ、答えになってねぇぞ。」
未来村の路地を歩いていくグラサンファイター達。その路地に手裏剣を投げる練習をしている俊司の姿があった。
ピンキー「見よ!あの少年あの命中率はおかしすぎる!悪霊に取り憑かれているのよ!」
俊司「修行してこうなったんだよ!何でそれで悪霊扱いされなきゃいけねぇんだよ!」
ピンキー「だって・・・そんな顔してそんな戦闘力があるのっておかしいじゃない!」
俊司「おかしくねぇよ!テメェかなりそれ失礼な話だぞ!」
雪「・・・・・・まさかアイツと戦えって言ってんのか?」
ピンキー「そうよ!行きなさい!グラサンファイターホワイト!」
雪「・・・頼むからもうちょっとマシな呼び方してくれ。」

番外編Ⅲ-弐・正義のヒーローは何か疲れる



雪「え~っと、これも成り行きだ。観念しろ!」
俊司「どういう成り行き?まあいいけど。」
雪は腰にあった剣を抜いた。目がマジモード。これは頑張るじゃなくて速く終わらせるマジモードだ。
そしてマジモードの雪に俊司は負けてまたグラサンファイターズの勝利である。
ピンキー「いいわよみんな!この調子で悪霊をどんどん追い払うの!」
総悟「追い払うっつーか倒せっつってんのと同じだろ。」
ピンキー「いいの!口答えはなし!次行くわよ!」
とまた「ハイハイ」と言うやる気のない感じで次に行った。
絢「ん?何か用かしら?」
ピンキー「見て!あの人も悪霊に取り憑かれているわ!」
絢「失礼ね!私は普通の人間です!」
ピンキー「あの綺麗さはおかしすぎる!女なら分かるよね!行くのよグラサンファイターイエロー!」
ブーケ「・・・・・・無茶苦茶戦いにくいんですけど・・・。」
確かにこの相手じゃ無茶苦茶戦いにくい。とても分かる。
ブーケ「悪いがこっちにも色々と面倒な事がある。悪いが本気で行かせてもらうぞ。」
絢「・・・・・・あなたと・・・・戦うのか?」
そしてブーケは拳銃を抜いた。拳銃を抜いたって事は・・・本気モードだ。
とまあ絢は危険を察知してすぐやられたフリをした。確かにブーケの本気じゃかなり危険だ。
ピンキー「よくやったわ!あなた達は今度!テレビに・・・」
総悟「お子様番組に出演しろってか?お前をころすぞ。」
雪「つーかお前が悪霊に取り憑かれている。」
ブーケ「かなり不本意なんだけど。」
とかなり不満を持っている。当然っちゃ当然だが。
雪「俺は正直なんでこの女について行っているのかわからなかった。仮にも幽霊の攻撃部隊隊長であるこの俺がだ。他はどうでもいいが。」
とまあ雪の心の中の問いかけ文が終わった。
ピンキー「オッホッホッホ!すっばらしい!」
とまた興奮し始めたピンキー。その先にはララがいた。
総悟「こんなところで何してんだお前・・・。」
ララ「わ、私はただ、この子猫達が捨てられていてかわいそうだと・・・・私はいい事をしているのだぞ!」
総悟「それは・・・子猫じゃない。」
ララがかわいそうと思ってやっている相手は猫でなく犬であった。とても屈辱されたララ。
ララ「ええいお前ら!もう私は許さぬ!こんな屈辱初めてだ!」
とナイフをかまえだした。すぐさまグラサンファイターピンクは隠れたが。
雪「なんでこう・・・事がややこしくなるんだ?」
ブーケ「そういうように仕組んだんだよ。辰巳が。」
総悟「辰巳。何故こんなくだらない塊の番外編を作った!言ってみろ!」
あんだとお前ら!言ってやるよ!ネタがなくて取りあえずヒーローモンにしたんだ!以上!
続く(作者のネタ切れとか一切作り話です)


番外編Ⅲ-最終・ため息をつくのがヒーローだ


とまあ総悟が相手になり、ララはやはり負けてしまった。負けたという事は・・・あの女について行くという事でもある。
ララ「・・・あのふざけた女について行き、さらにグラサンファイターブラックとか言われるのは屈辱だ。でも雪隊長がいるから・・・なんて一切思わない!あの女は次が最後と言っていた。なら駿足に終わらせる。」
とララの問いかけ文が終わった。みんな目がマジモード。速く終わらせるという気持ちでしかいない。
つーかアンタやっぱり雪がいるって気持ちはあるじゃねぇか!
雀「ん?お前らどうかした?」
総悟「お前か・・・また厄介な・・・」
ピンキー「何という事だァァァ!」
次の相手は雀らしい。雀はどうやらここでバズーカの練習をしていたそうだ。
いやアンタバズーカの命中率あるから他の練習しろや!
ピンキー「悪霊退治者のオーラがあるあなたが、悪霊に取り憑かれているぞォォォ!」
とピンキーは半泣きで悪霊に指をさした。その先にはマスターがいた。
雀「いや・・・これパッと見で悪霊かァァァ!マスターは練習に付き合ってもらってたんだよ!」
ピンキー「でも、でも、手にコップが。」
マスターは店以外の場所でもコップを拭いている。何故!?
雀「それとこれとは関係ねぇだろうが!」
ピンキー「さぁ、一緒に戦いましょう悪霊退治者グラサンファイターズ!」
雀はえっ?とした表情をしていた。つーかアンタ見学してるだけでしょうが!
グラサンファイターズ「はぁ・・・」
とため息をした。その後、突如戦闘態勢に入った。ララはナイフを、ブーケは拳銃、雪は剣、総悟はバズーカをかまえた。
雀「え?ちょっとお前ら・・・何を・・・?」
ララ「悪いがこっちにも事情があるんだ。」
雀「五月蠅ぇ!これがどんな事情!?」
ブーケ「話せば長くなるから取りあえずしね!」
雀「いやいや私まだ若いから・・・。」
雪「手加減してやる。だから覚悟を決めろ。」
総悟「悪いな雀。行くぞ!」
とまあ四人いっぺんに襲ってきたら流石の雀もギブアップだ。
ピンキー「よくやってくれたわ我が同士達!あなた達を悪霊退治者グラサンファイターズの番組に出させてあげるわ!」
と賞状をあげようとしてグラサンファイターズを見たらみんなまだ戦闘態勢だった。
ララ「この屈辱の想い、お前にわかるかァァァ!」
と今度はピンキーを襲った。そしてボコボコにし帰った。正義のヒーローは最後は負けるかもしれないね。

END


第211話・恋する女はすっごく強い



やよいはいつも通り電信柱かなんかに隠れて総悟を見ていた。そして顔を赤く染めていた。
やよい(総悟さん・・・、私・・・総悟さんの事が・・・)
ララ「何やってんだやよい。」
とララが来てやよいはすっごくビックリしていた。ララも何か電信柱に隠れてるし。
やよい「な、何ですか!私が何か悪い事をしているとでも・・・」
ララ「しっ、少し黙れ。」
と少し経ったらそこに雪も来た。ちなみに雪はデビル村に住んではいない。住んでいる場所不明。
ララ「雪隊長~、相変わらず格好いい~。」
やよい「あなたも同じ事情でしたか。ララさんのこんな姿初めて見ました。」
ララ「それはこっちの台詞だ。物静かなやよいがこんな事するとはな。あ、向こう行くぞ!」
どうやら公園で総悟とスパークと雪と剣悟が待ち合わせをしていたらしい。
2人どうも邪魔な奴がいるが・・・。
雀「・・・・・・アイツらまたやってやがる。」
といち早くやよい達の事を察知した雀。ジャンプを読みながら電信柱をじろじろ見ている。
雀「やよいに総悟をおとすなんて100000年かかっても無理だね。」
と言われた瞬間やよいは何かぶるっとした。
やよい「何か凄い悪寒が・・・・・・。」
ララ「恋する女はそれくらいする。問題は雪隊長をどうおとすかだ。」
雀「ララも雪をおとすのはまず無理だな。」
と去っていった。そしたらララもぶるっとした。
ララ「ってアレ?いつの間にか隊長がいなくなってる!」
やよい「あっ、総悟さんも!」
一方総悟達は、ボーリング場にいた。総悟は何故かブーケを蹴っていた。
総悟「テメェ、何でここにいるのかな・・・?」
ブーケ「あ、あたいもボーリングしたかったから。」
嘘つけ!とまた蹴り始めた。雪はため息をし、莫迦コンビはボーリングをすっかりエンジョイしていた。
剣悟「つーかスパークよぉ・・・。この中でお前だけイケメンじゃねぇんだけど。」
スパーク「えっ!そ、そんな事ねぇよ・・・だってガキがいるし・・・。」
と言った瞬間雪に蹴られた。まあ雪は幼いが顔はジャニーズ入れるよ的な顔。
剣悟も総悟もイケメン。つーか戦争出たあの4人は全員イケメン。
雪「つまりお前だけ仲間はずれだ。思い知れ。」
スパーク「く、挫けないぞ・・・。」
いい歳扱いて泣き始めた。無茶苦茶挫けてるし。これでやよい&ララの追跡ごっこは終わったとさ。
やよい+ララ「ごっこじゃねぇ!」
雀「世の中ストーカーは嫌われるこったな。」


第212話・デビル村を見る・・・じゃなくて読むときは、部屋を明るくして近づきすぎず楽しんで読めや!



雀「辰巳、これはどういう事だ。題名がまるでアニメの番組の最初の方に出てくる文字と似てるぞ。」
五月蠅いな!こっちは題名付けんのにも一苦労なんだよ!お前ら私の苦労を何だと思ってるんだ!
雀「お前苦労してたの~?気付かなかった。我々で物語を進めているからな!」
五月蠅いよ!ナレーターの私がいなかったらこの物語終わりだよ!つーかお前消すのも一発だよ!
雀「んだと!禁止用語を爆発させてアク禁にしたろっか!」
総悟「主役と作者が喧嘩するんじゃねぇの。莫迦らしいぞお前ら。」
作者と主役と言え!デビル村では私の存在は神に等しいんだよ!私いなかったらお前ら終わりなんだよ!
総悟「やんちゃ言うな。お前普段ドSで落ち着いた性格と言われてるだろーが。」
モモコ「丸々物騒な言葉が残ってるよ。ドSって。」
やよい「普段をつけて全然カバーになってませんし。」
・・・・・・もうすぐ学校通っている皆さんは夏休みですね!旅行の予定とかたてていますか?
ブーケ「・・・無理矢理この話から移動させたよ。」
雀「つーかその読者への問いって小説じゃねぇよ。」
スパーク「夏休みは妹と海へ行きます!お前らは!」
やよい「ここに莫迦1名いましたね。」
モモコ「莫迦だ。お前一生莫迦ンスにいろや。」
と私の一言でみんなは旅行談義になってきました。
雀「辰巳・・・急にナレーターっぽくするんじゃねぇよ。」
総悟「仕方ねぇよ。莫迦らしい小説作ってる作者も莫迦なはずだから。」
莫迦じゃねぇよ!こちとら期末テストの成績が学年34位だぞ!それでも莫迦と言えるかァァァ!
総悟「莫迦だなお前。俺、中学生3年間ずーっと学年トップをキープしてたぞ。」
雀「私はずっとトップっつー訳じゃないけど絶対に5位以内には入ってたぞ。」
お前らが頭いいだけだ!他のみんなは唖然としている。自分は一体・・・と。
スパーク「俺なんて中学生ずーっと学年ドベだったぜ!つーか旅行どこ行くんだよ!」
雀「I do not make a plan at all.」
スパーク「お前俺だからそんな英文で喋ってんだろ!なんて言ってるかわかんねぇよ!」
ブーケ「あたいも分からない!英語さっぱり苦手だから。」
やよい「でもあなたどう見ても英語得意そうなツラしてますよね。」
モモコ「そうだよ!名前もブーケだし!」
名前関係ねぇぇ!何これ!この話イラっとくるんだけど!
スパーク「もう一回言ってくれ!」
雀「I do not make a plan at all.」
総悟「・・・私は全く計画たててない・・・だな。」
雀「ピーポンっ大正解!流石中学3年間全部学年トップ!」
と天才+ドSコンビが何か英語の話で盛り上がり始めた。
ブーケ「あたいらはあの話に一生混ぜれない・・・そーごォォォ!」
総悟「テメェは来るな!」
と蹴飛ばした。かなり吹っ飛んだ。やはりいつもデビル村はこんな感じであると改めて実感した。