戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

(たぬきち編)第54話・マジで!?あの弱者が裏取引!?
たぬきち「今回の題名ひどい!僕は弱者じゃない!みんなが強者なだけだ!」
それもあるけどあんた、学校ではいじられるタイプだよ。この弱者。君は気弱な転校生ですか?コノヤロー!
たぬきち「こ、こんにちは。てて転校生のたぬ・・・って違う!何で変な乗りになる!この莫迦ナレーター!」
流石弱者!乗り突っ込みだ!そんなハードなことそうできる人いないよ弱者!ちなみに私2学期の成績結構よかったからな。お前に莫迦って言われたくないよ。
たぬきち「褒め言葉に混じれていじってるよ。ナレーター!あんた本当にやめてくれる!」
話が進まないのでもうやめますよ。莫迦が!
雀「すごくね!これ、レアカードだよ!金だよゴールドだよミナクルだよ!」
いや、金とゴールドはわかるけどミナクルって何じゃ!ミナクルってある意味奇跡って意味だぞ!話は戻るけど、今、何か知らないけどほとんどの村で、『黒か白か決めるぜカードゲーム』が流行っている。てか何?そのゲーム名?長いって。変だって。
みんな「わぁ!すご~い!レアカードだ!」
と感心している。総悟をのぞいたみんなはね。総悟は好きじゃないらしい。それが普通だ!
雀「ミナクルって言わないのか?」
総悟「お前らよぉ。いい年してカードゲームにはまるのってないんじゃないの?」
モモコ「ヲタクはやるさ。」
総悟「それ、=自分はオタクと同レベですってことじゃねぇか。それになんでヲなんだよ。どうでもいいけど。」
総悟の冷静さにはついていけないのでみんなは放っておいた。いや、正確に言うと総悟がついていけないのだ。
フーコ「みんなぁ!大変だよ!」
雀「どうした?フーコ?仕事は?」
フーコ「夜限定の仕事だからいいの。それより来て来て!」
と言ってTVに指さした。そこにはなんと、『黒か白か決めるぜカードゲーム』の裏取引で逮捕されたたぬきち容疑者は、今、警察に連行されました、って。
みんな「ええ!たぬきちが裏取引!」
逮捕じゃないんだ。裏取引にビビっているのか。
雀「たぬきちの奴。いいな。レアなカード持ってたのか。」
やよい「そういう問題じゃありません!」
スパーク「すげぇなたぬきち。TV出演だぜ。」
総悟「莫迦か!そういう問題か!?なら犯罪しろ!そうすればTVにでられるぞ!」
変なトコに感動している雀とスパークとモモコ。やはり総悟とやよい、いや突っ込み役はため息をする。
(たぬきち編)第55話・年末なのに事件かよ 休ませてくれってあんたら無職だろ
やよい「大変ですね。急いで警察署に行かないと。」
雀「行ってどうなる?どうもなんないよ。」
やよい「で、でも間違えかもしれないし・・・。」
たぬきちが裏取引の問題で逮捕された。それでみんなは話し合っている。
スパーク「俺は行くぜ。たぬきちは臆病でも仲間だ。雀も行こうぜ。お前いつか忘れたけど仲間だけは滅んじゃ困るって言ってなかった?」
モモコ「そうだよ。行こうよ。みんなで。」
もし、あなたの友達が逮捕されたらあなたはどうする?的な感じになってるよ。私だったら行かないけど。面倒だから。
やよい「ナレーターさんもひどいですね。面倒だからって。」
突っ込まれちゃった。テヘッじゃなくて物語り進めよう。てか私、テヘとか言うタイプじゃないから。これでもドSだよ!
総悟「俺もパス。行かねえよ。」
やよい「2人共。行きましょうよ。それとも見捨てるつもりですか?」
総悟「見え見えなんだよ。あいつが犯したかどうかなんて。あいつの顔見ればわかる。」
雀「あいつ反省顔だった。してなかったら否定して怒った顔してるぞ絶対。」
と言ってみんな静まる。ていうかただ単に行くのが面倒臭いだけかもしれないけどね。
みんな「わかったよ。あいつが牢出るまで待とう。」
一方たぬきちは・・・
たぬきち「助けに来てくれ~。」
服役中に突入。たぬきちはしばらく牢に居て出ません。
今年はこれで終わりです。来年もよろしくお願いします。
(たぬきち編)第56話・今年も暴れるぜ!2007年スタート!あけおめ~!
雀「明けましておめでとうだぜコノヤロー!」
総悟「しっかり言え。おめでとうございますって。」
去年の9月から始まったこの小説。何だかんだ結構人が来ている。だから書いているのだ。
スパーク「この56話が俺らからの年賀状だと思ってくれ!」
雀「そんなことのために1話を使いたくねぇよ!」
モモコ「でもよぉ、これからも呼んでくれる人たちを考えようぜ。」
雀「うるせぇ小娘!それを言うなら読んでいるだろ。漢字違ってますよ~。」
モモコ「てめぇに小娘って言われたくないわい!」
と言って喧嘩になった。いや、モモコ・・・。あんた明らかに小娘だから。ピッチピチ16歳はまだ小娘だから。雀はもう20歳。てか1つ50話のとき言い忘れたことがある。あんたまだ未成年なのに酒なんか飲んでんじゃねぇ!
雀「そういやさぁ。うちの村に亥年っていたっけ?」
スパーク「言われてみれば。俺は26だし。」
モモコ「じゃあ私の10歳年上な訳だおじちゃん。」
スパーク「うっせぇ!」
何だか話が進まない・・・。ちなみに私は戌年です。関係ないけど。
やよい「私は22だから違いますね・・・。子年かな?」
モモコ「私は午年。てかいなくない?今年亥年の人。」
総悟「俺・・・、亥なんだけど・・・。」
雀「え!お前何歳?」
総悟「今年で24だ。だから亥。」
やよい「そうでした・・・。」
そうでしたじゃねぇ!12の公倍数の歳だったら亥だ!
雀「そういえばさぁ。あそこって工事中だよね。何が建つのかな?」
やよい「雀さん知らないんですか?新しく住人が来るんですよ。今アンケート中じゃないですか。」
雀「そうだった。好きなキャラと、新しい住人を聞くアンケートがあった。確か10日まで?」
総悟「そうだ。物語の主人公は普通に知ってろよ!てかやはり主人公のお前が1位じゃねぇ?」
何だか話が変わってきた。今、もう家を造っている。まだ住人は決まってないから。
スパーク「そういえば、さっきから気になることが。俺っておじちゃんなのか?」
モモコ「おじちゃんだ。すっごくおじちゃん。」
スパーク「何だと!」
喧嘩が始まった。今年の初めなのにもう喧嘩かい!いい加減にしろ!てかなんて不毛な戦いなのだ。そして関係ない人も当てて、喧嘩人数が増える。結局は全員喧嘩に参戦だ。
NARUMI「本当にいい加減にして・・・。」
(番外編)1話・2年X組 雀先生!
ここは2年X組の教室。学園ドラマとかでよく見る教室と同じくらい普通。X組ってそんなに人数多いんですか?という質問には、
校長「ある凶暴な先生が決めたんです。あ、言っちゃった。ど~しよ~。ボコボコにされる!」
という答えを出している。いや、誰が凶暴かわかるといえばわかる。
私の名前は由香。『ゆか』と読む。いや、多分わかる人の方が多いだろう。番外編だけ出てくる登場人物だ。イコール脇役だが、番外編では違う。どうでもいい。
今は朝の8時20分。もうすぐ朝のホームルームが始まる。由香の席は1番後ろの窓際にいる。由香は毎日1つのことを思っている。
由香(てかさぁ・・・。このクラス、変な奴多すぎない?普通じゃないって。変すぎるって。先生も。)
と思う。由香は自分の席に1人で座っている。みんなうるさい。当たり前だ。授業中じゃなければ遊んでOKだから。でもうるさいといっても変なうるさいだ。いや、五月蠅いだ。例えば前の方の席の人はガヤガヤ騒いでる。
モモコ「てめぇ!私のどこがブスだってワレボケェェ!」
きぬよ「うるさいんよ。黙っとって。あんたに歌手なんて無理って言ってるんよ。」
何かモモコちゃんときぬよちゃんが喧嘩してるみたい。もうこの教室もデビル村になってきてるし。
モモコ「私は世界1可愛い美少女なの。」
きぬよ「それを言うなら微少女じゃないの?」
モモコ「うっせぇ!」
と言ってもう殴り合い。この教室にノーマルな人は自分くらいだろうと思っている由香。その後ろの席で総悟くんと剣悟くんが何やら話している。この2人。ジャニーズ並みの格好良さがあってモテている。だが、2年X組だ。話はこんな内容だ。
総悟「なぁ剣悟。お前さぁ、さっきから何やってんの?」
剣悟「毒男の掲示板。ここに書き込む奴は莫迦かヲタって決まってるが暇つぶしにな。ヲタだから以外に変な話になるし。」
総悟「そうか・・・。てかお前そんな度胸どっからでてくる?」
剣悟「お、返信キー(゚∇゚)ーター!」
総悟「ヲタ化してるぞ。お前の脳味噌で文明開化が始まってるぞ。」
剣悟「何々、電車年男さん?」
総悟「何だよ年男って。てか電車男化してるんじゃね?映画出れるよ剣悟。あと1つ聞いていいか?それ、俺の携帯じゃねぇか。確か俺、903iだった。お前違うだろ。」
剣悟「あれ?バレた?当たり前じゃねぇか。だってヲタって思われるんだよ。自分の携帯使いたくないのは当たり前じゃん。」
総悟「そりゃそうだな・・・ってあの世に行かせたろっか!」
と言って剣悟を殴った。剣悟は逃げて総悟は追いかけ・・・。なんて莫迦らしい戦いなんだ。そう言うクラスなんだ。
中には静かにしてる人もいる。あそこの席なんか静かだ。やよいと由里阿とあさみが話している。
やよい「時給1000円以上で深夜以外のバイトってありませんかね。」
由里阿「ないわ・・・。」
あさみ「なるべく裁縫できる店がいい。」
ってあんたらどういう夢もってるの。おかしいよ。あそこではスパークくんとフータくんが何か書いてる。
スパーク「俺のソウルを聞いてくれ。じゃないとあの世に行かせるぜ。」
フータ「よくないですか?それ。」
よくないよ。おびえるに決まってるだろーが!
まぁそんな感じのX組は生徒が最悪最低なクラスである。チャイムが鳴った。みんな静かに席に座った。いや、地獄が今から始まる。ドアが開いた。そこにいたのはキレーな先生。
雀「つーか私無しで1話使ってんじゃねぇ!」
先生とは思えない人物である。続けたら続く!
(スパミ編)第57話・何にもなしではどうにもならず 何かあればなんとかなる
スパーク「おい雀、総悟、モモコ。お前らに一生の頼みがあるんだ。」
雀「何だよ一生の頼みって。いいけど何でやよいはいないの?」
モモコ「やよいはあれ。今、実家に帰ってるんだよ。この前聞かなかった?」
スパークがやよいをのぞいた3人に頼み事をしている。
モモコ「てかさぁ。やよいなしってことは、やよいを誘いたくなかったの?」
スパーク「そういう意味ではない。明日じゃなきゃダメなんだ。」
総悟「おい。先が見えないんだけど。早く話せ。」
スパーク「とうとう俺の宿敵の奴が動き始めたんだ!」
より話が見えなくなってきた。スパークさん。具体的に言おう。
スパーク「俺の大嫌いの宿敵がとうとう動き始めたんだ。そこで頼みがある。そいつを永眠させてくれ。」
雀「OK!わかった。明日ね。何が何でも永眠させればいいのね。」
スパーク「そうだ!ありがとう。明日門で、8時だ。」
モモコ「ラジャー!」
スパークが自宅に帰った。何かすぐに話が終わったな。
モモコ「ねぇ。総悟。」
総悟「何だ?こんな事受け入れんなって。」
モモコ「スパークの宿敵って誰?」
総悟「知らねぇよ!」
そして明日。みんな門に来た。そしてスパークについて行った。そこは何と、ナガシマ村のナガシマスパーランドだった。簡単に言うと遊園地だ。
総悟「お~い。スパーク。宿敵ってお前、まさか・・・。」
スパーク「スパミの彼氏。」
総悟「お前を永眠させるぞ。」
何だ何だとあきれる総悟。第一何故そんなことする必要がある。
総悟「おい、やめろって。てか何故永眠させるのか?」
スパーク「俺の妹はあそこの空色の服を着た子だ。可愛いだろ?」
雀「お前の妹可愛いな。」
スパークの妹・スパミは、以外に可愛い。モモコと同じ16歳だ。この年だと愛だの恋だの騒ぐよな。
スパーク「来た、あいつだ。見ろあいつを。いかにも弱そうなただのヤンキーじゃねぇか。あんな奴と妹の交際など認めてたまるか!」
総悟「あの・・・、本当にやるんスか?」
いや、あの瞳を見ろ。やるきだ。永眠させる気だ。
総悟「スパーク。さすがにやるのはまずいんじゃ。」
スパーク「スパーク?誰だそれ?俺の名前は『愛のハンター・サンダー427』と呼べ。」
おい、何だよ愛のハンターって。それを言うなら・・・もういいや。427って、みんな、読んでみて。叫んでみて。
総悟「やってらんねぇ。帰るぞ。雀。」
雀「誰が雀だ?」
何か知らないけど帽子かぶってバズーカを彼氏の方に向けてるし。
雀「私は『愛のハンター・バズーカ37564』だ。」
勝手にスパークの作戦に入ってるし。総悟が無茶苦茶困る。
総悟「じゃあモモコ。帰るぞ。」
するとこいつも言った。
モモコ「誰がモモコだって?」
と言ってバズーカを彼氏に向けた。
モモコ「あたいは『愛のハンター・モモコ18782』だ!」
みんな参戦!マジで困る。雀はとにかくモモコもやるのかと思ったがあの様子じゃ多分、面白がってやってるだけだ。人の命を何だと思ってんだ!
総悟(こいつらだけだと、何するかわかんねぇな。)
と言って4人は遊園地に入った。

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