戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

第163話・君は少し青すぎる空に疲れているだけさ?



剣悟「なあ、最近月のクレーターが兎に見えるのは何故。」
みんな「え!?」
と剣悟の一つの発言に全員驚く。全員というのは雀と総悟とモモコとブーケと良。
剣悟「どうしたの?何かおかしい事言った?」
総悟「えっと、お前よくクレーターって言葉知ってるね。」
良「あの天下の莫迦剣がねぇ・・・。」
雀「コレは夢だ幻覚だ!」
無茶苦茶失礼な言葉を無茶苦茶に出す人達。
剣悟「ホラ、空を見てみろよ。」
雀「空ってよく言えました・・・。」
モモコ「あんたそれ、無茶失礼だよ。」
ブーケ「何?真実言っただけじゃん。ねぇ総悟。」
総悟に飛びかかるブーケ。あの時の奴は一体。まるで別人だ。
総悟「あの時に戻れ!二重人格もってんじゃねぇ!」
良「ねえアレってUFO?」
剣悟「何それ?」
雀「やっぱお前莫迦だよ。」
空には確かにUFOが浮かぶ。エイリアンの侵入かよ!前のジョーイヤーと一緒かよ!ジョーイヤーとは>>165をチェック。
モモコ「ねえ、こっちに落ちてきてない?」
みんなそう思い剣悟を蹴って逃げた。そしてデビル村の剣悟の上に落下した。
雀「ヤベっ。どうしよう。人を永眠させちゃった。」
剣悟「勝手に永眠させんなァァァ!俺ァまだまだ永眠するか!」
ジョニー「ヨクシニマセンデシタネ。」
みんな一時停止した。何かUFOから片言の日本語を喋る人が出てきた。
ジョニー「ドウシマシタカ?」
雀「慰謝料払ってください。こいつ怪我したんです。」
モモコ「アンタ慰謝料一人じめにしようとしてんだろ!ドS!」
何だかな・・・。片言嫌い。まるで外国人だ。いや、宇宙人?いや外人か。
ジョニー「カエリタイノデスガブヒンガオチチャッテ、ヒロッテクレマセンカ?」
雀「甘いな。それでゲームと同じにしようたってそうはいかねぇよ!慰謝料払ったらいいよ。」
と言って部品を出した。ジョニーは感激して金を出した。100万円・・・。
雀「こ、コレで私は金持ちだァァァ!」
ブーケ「ちょっと待った。あたいらにももらう権利があるよ。」
剣悟「ねぇよ!全部俺の慰謝料だって!」
良「よくわかったね。剣悟。ずるい事は知ってんだ。」
そしてみんなで分ける事にした。100÷6で16…4。分ける事は不可能とわかった。
ジョニー「コレハコチラノチマミレノヒトノモノデース。」
剣悟「血まみれにしたのはお前だろ。ま、もらってくぜ。」
雀「納得いかねぇ!何で私じゃねぇんだ。」
総悟「納得いかねぇ!俺の物だ!」
と言って喧嘩になったそしたら100万円は海に落ちてしまった。
雀「なあ良、お前のせいだぞコレは。」
良「何で俺だよ!俺違うぜ。」
と言ってまた喧嘩になった。どんな村だよ。
ジョニー「マタ、アソビニキマース。」
みんな「来なくていいわい!」


第164話・The captain of ill-omened jet black



ここはライフ村。他の村より発達が早い村というより町に近い村。そこにある革命家がやって来た。
【ピーーポーン。】
とチャイムを鳴らしてノックをした。ノックの意味ねぇし!莫迦だろそいつ。
由里阿「はーい、アンタ誰?」
隼兎「俺の名前は隼兎(はやと)。彰と同じ革命家だ。」
由里阿「あ、あの人と手つるんでるんですか!もうこんな夜中です。帰ってください。」
とドアを閉めようとするが足をはさまれて閉まらない。つーか結構痛そう。
隼兎「安心しな。俺は彰とはつるんでない。逆に彰という鳥を追う兎だ。」
由里阿「で私に何か用ですか?何にも知りませんよ。」
隼兎「何も知らなくていい。俺と来い、女。いや由里阿だったけか?そうすればお前はすべてを手に入れられる。」
由里阿「・・・な、何言ってんの?私がアンタら革命家に手ぇ貸すわけ・・・。」
隼兎「いいのか?お前じゃねぇや、お前の妹、友達を倒していくぞ。」
そしたら由里阿は下を向いた。デビル村ならともかく、恐埜は戦えないので由里阿はかなり不安になった。
隼兎「俺と来れば仲間は助かる。コレは・・・強制っつー事を実感しな。もう一度言う、俺に付いて来い。由里阿。」
そしてデビル村に一人の少年・・・じゃなくて少女があらわれた。
雀「おーおー恐埜か。お前なんか用?」
恐埜「コレを見てくれ。」
それは手紙みたいな物だった。行くときにとっさに持っていたメモ帳に書いたんだろう。
『恐ちゃん、ちゃんとやっていってね。私・・・ある革命家のトコに行かなきゃいけなくなったの。さようなら。』
雀「ある革命家って・・・彰の事か!?」
総悟「残念ながらその線はかなり薄い。アイツはこんなの残していくへまはしないし、普通だったら彰って書くしな。」
恐埜「頼む・・・。お願いだから、姉ゴを・・・助けてくれ!」
と言って涙を流して頼む恐埜。
モモコ「んじゃ武器の用意してくる。」
やよい「私もしてきます。最新の買ったばっかですから安心してくださいね。」
いやいや武器を持っている事自体安心できないからね。コレは。
ブーケ「彰の情報つかめるかもしれない。手を貸す。」
スパーク「あれ?気のせい?クールに聞こえたけど・・・。」
雀「き、気のせいだって。お前も準備しとけ。1時に門に集合だ。」
そして恐埜は笑ってライフ村に戻っていった。


第165話・謎の多い人って何かカッケー感じするけど情けない謎だったらすっごくその人を殴りたい気持ちになる



雀「みんなそろった~!?武器忘れてないよな!特にバズーカと刃。」
オイ!何だよそれ!いつも剣って言ってんのに!ってそこだけに突っ込んだ私も変!
恐埜「あの・・・、手掛かりは全然ありませんよ。」
雀「おう、んなもんわかってる。まずはあの女に聞いてみるか。」
そして自分(雀)の家に行った。あの女ってそのまさかの人物だった。
ララ「何だ貴様ら。何の用だ。勝手に入るな!」
総悟「オイお前殴られたい?ここの居候だろ?俺はちゃんと雀に許可取りました。」
雀「取った覚えなし。まあいいや。なあ、最近活発になってる革命家知らない?彰以外で。」
ようやく本題に入った。いつもならみんなぼけてぼけてぼけまくりだもんな。
ララ「彰以外に興味などない。私らが調べているのは彰のみ。」
ララは何も知らなかったっぽい。そしてなんか家から追い出された。
モモコ「雀~、次どこ行くの?」
雀「まだ手はある!なあ総悟くん!」
総悟「結局俺かよ。まあ良のトコでも行くか。アイツ妙な事だけ知ってっからな。」
スパーク「なあ、剣悟のトコに行った方がいいんじゃねぇか?」
雀「それが出来たら最初っからしてるって。」
そうだった。剣悟は居場所不明だからな。
良「あ~?知らねぇな。」
やよい「す、雀さん・・・、もう打つ手なしですよ。コレは。どうすんですか!」
良「面白い話なら聞いた事あるよ。」
雀「面白い話?言ってみ。」
そして良の面白い話が始まった。
良「むか~しむか~しあるところに、お爺さんとお婆さんがいました・・・。」
そしたら総悟が思いっきり殴った。
総悟「こちとら真剣なんだよ。さっさと答えろよ。天然君!」
ブーケ「総悟!私もいじめてくれる?」
総悟は無視して殴り続ける。顔の形が変わるまで殴られた。
ブーケ「いいわよ。無視しなさいよ。私・・・喜ばないんだから・・・。」
モモコ「一ついい?そのネタ飽きた。」
ネタ扱いされてるよブーケ。つーかどんだけあの時と差があるの!
良「わかったわかった話す!何か彰と対立してる革命家がいるって話だ!」
騒いでいた空気が一瞬にして静まりかえった。良って一体・・・。
良「その革命家のグループはみんな愛人や家族などが革命家にやられた奴ばかり。世の中に革命家を無くすため革命家になった奴ら。」
恐埜「そ、そいつらが姉ちゃんを!」
やよい「いや、そのタイミングにそれはおかしいですよ。」
話途中にボケるなボケェェェ!アレボケって何回言ったボケ?
良「リーダーが彰の班にやられて息子がリーダーになった。息子の名は、『隼兎』。革命家グループの名前は『兎(うさぎ)』だ。」
隼兎が彰を喰おうとしてるのはそのせいだったのだ。
良「んで、新たに開発した『水煙』。それの段階が出来ずにコンピューターがすごい人を雇っているとか。」
恐埜「姉ちゃんコンピューターすごい上手い!じゃあそいつらだ!」
総悟「その居場所は・・・わかるわけねぇか。じゃ、そこまでわかりゃ、お前に聞くわ。」
と言って総悟が外へバズーカを撃った。その先には剣悟がいた。
総悟「全部聞いてたんだろコラ。教えろコラ。」
剣悟「いいけど俺は行かないから。いてて。の反対の反対。」
スパーク「それボケたつもり?全然つまらんのだけど。」
と言って剣悟の談話(?)が始まった。


第166話・説明はやっぱりわかりやすく読み仮名付きで具体的やって欲しい・・ってコレ何?ガキの説明文?



剣悟「何だかね・・・俺って何かみんなに莫迦って印象が多いのは何でだろう。悲し・・・」
雀「本当じゃボケェェェ!日常生活どうでもいいから兎ッコを教えろや!」
スパーク「アレ?ウサボーじゃなかったっけ。」
総悟「お前ら全員莫迦じゃね?スンマセン。本当の事言って。兎だよ~坊ちゃん達。」
ドSゥゥゥ!S国の天皇陛下が目を覚ましやがった!物語進めようよ。始まってすぐコレ?
剣悟「ん~、確か核兵器を作ってて、それで今、充電期間だとか。」
そしたら雀と総悟と恐埜は剣悟を思いっきり蹴った。え?恐埜まで?
雀「私を怒らせるつもりぼうや?私はS国の女王よ。居場所教えろっつってんだよコラ。」
剣悟「スイマセンでした女王様!えっとアレ!ダキニ村。」
総悟「それ前行った事あるな。つーかそんな大胆な行動してたわけ?」
それに気付かなかったアンタも莫迦・・・じゃないね。スイマセン。
剣悟「んじゃ、教えた交渉条件で、何か彰の情報持ってこいや。」
総悟「・・・嫌だ。このS国の天皇がんなことゆるすとでも?」
モモコ「・・・取りあえず行こう。どうせ行くのは6人だろ?」
恐埜「僕を入れたら7人だボケェェェ!僕が行かないとでも思ったかボケェェェ!」
良「俺を入れたら8人だ。由里阿さんには借りがある。そいつを返すだけさ。」
そして8人はダキニ村に行くのであった。
やよい「ちょっとォォォ!私まだ喋ってませんよ!終わらないで!」
ブーケ「しゃーないよ。敬語と真面目キャラはたいてい影薄だもんね。」
雀「おめぇも一回も喋ってねぇよ。」


第167話・冒険するからって物語みたいに上手くいくと思うなよガキが!



雀「ん~、あのさぁ、剣悟ってさぁ、最近目立ってなくね?」
とダキニ村に行く途中に問いかける雀。確かにそうっちゃそうだけど。
良「オイ雀、剣悟なめんなよ。最近あやつ目立った行動してるっちゃしてんだ。だけどこの物語に載るほどじゃないと作者が判断・・・」
オイィィィ!勝手に決めんなよ!つーかアンタら本当に小説内の人物!?
総悟「オイオイ、本当の事言っちゃかわいそうだって。アイツは今、大事な時期なんだぞ~。」
雀「スンマセン。大事な時期ってアレか?排卵日か?」
オイィィィ!Sの国共は引っ込んでろ!コレ剣悟聞いたら悲しむって絶対に!
モモコ「でもさ、今はそんなくだらない事が脅迫のネタになるかもよ。」
雀「当たり前だろお前。莫迦か普通だろうが。」
やよい「普通に普通じゃありませんね。アンタら。」
そしてくだらない会話が続いてたらあっという間にダキニ村に着いた。
良「ん~、彰達のせいでボロボロになってたが結構綺麗になったじゃねぇか。」
スパーク「そうか?最初も最後も一緒じゃねぇか。」
総悟「それはお前の頭がね。」
雀「・・・よし行くぞォォォ!」
と話を綺麗にながした雀であった。結構スパークも傷ついたんじゃないのかな?
ブーケ「ねえ雀。ずっと思ってたんだけどさぁ、ダキニ村しか教えてもらってないんじゃないの?」
そのブーケの言葉を聞いたら一瞬みんなは一時停止した。
雀「気付いてたんなら早く言えやァァァァ!」
スパーク「しゃーねえよ。莫迦だもんこいつ。」
ブーケ「おめーに言われたくねぇよ。莫迦組が。」
やよい「Sになった!一瞬ブーケさんがSになりましたよ!」
当たり前だ。奴は元はSだから。Mは芝居だから。てか本当にアレ芝居なの!?悪霊に取り憑かれてんじゃないの!
総悟「仕方ないから役所行ってみっか。」
モモコ「その手があったか。よしお前ら行くぞォォォ!」
良「おお!」
雀「私の台詞奪うな!そして良はそのノリに乗るな!天然!」