戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

(彰編)第48話・何か肩こるから早く終わらす



総悟「俺らがこいつらをやるから、雀は先行っててくれ。」
雀「了解。」
と言って奥の部屋に行った。また、総悟と彰の戦いが始まる。
彰「もうさぁ。諦めなよ。俺には勝てないよ。」
総悟「あの、スンマセン。聞こえなかった。もう1度言ってくれる?」
彰「どうせ聞こえてるだろ。」
良「わかった。『俺の負けだ。頼むから斬らないでくれ』だと。」
彰「違ぇよ!」
などと不毛な話をしている。本当に不毛だ。
一方こちらはボスの部屋。ボスは以外におっさんだった。おっさん=ちょい悪オヤジだ。
雀「おっさん。グラサンかけて。」
ボス「おっさんじゃないの。おじさんって呼ぶの。」
雀「ハゲ。」
ボス「ハゲーン!ハゲじゃないの。年だから髪が生えなくなったの。」
雀「だから、それがハゲって言ってんだよ!」
こちらも変な話をしている。ボスの頭はうすらハゲだ。
雀「何か知らないけど、お前、すっごく弱そうだぞ。」
ボス「人を見た目で判断しないで。ハゲだから弱いってことはないの。両親から教えてもらわなかった?」
雀「離婚した。」
ボス「あっそ。」
何と変な話だ。みんなならしないよね。こいつら、普通じゃないから。雀がバズーカを構えた。標的は・・・ハゲだ!
ボス「おい!ナレーター!ハゲって言わないで!」
私に突っ込まれた。初めてだ。
ボス「うおらあああ!」
30分後
戦いは終わっていた。もちろん雀の勝利。だがボスも以外に強かったらしい。雀も怪我をしていた。だが軽いものだ。
ボス「お、おい・・・。ナレーター。ハアハア。以外って言わないでよ。ハアハア。」
また突っ込まれた。まあいい。ボスが倒れた以上、デビル村の勝利だ。
雀「帰ろっか。由里阿。」
由里阿「いえ。私はこの村に住んでいるので、この村を変えていきたいと思います。戦争のない村にするために。」
雀「私達の村の逆だな。」
確かに。自覚してるな。雀さん。そして総悟達の戦いも終わったようだ。もちろん総悟の勝ち。だがまた、新しく怪我をした。
雀「何回怪我すればすむんだぁ。お前はぁ!」
総悟「だ、だって。さすが機械だ。強いなぁ。」
雀「話を流すな!」
そして、十字の団体編が終わったのである。


(彰編)第49話・治療法はやっぱり無理矢理



村長「何かおかしいんじゃ。あいつら。調査してくれぬか?」
あやしいネコ「で、何で俺なんだ?そんちょー。」
村長「村長としっかり言ってくれ。あるいはコトブキ様でも可!」
あっそ。今、あやしいネコと村長が話している。あいつらって誰だ?それは後のお楽しみ!
村長「お前は顔を変えれる。それであいつらを見張ってくれ。」
あやしいネコ「変なことをしていたら?」
村長「あの世へ葬ってやれ。」
何と残酷だ。いや、あいつらって誰だよ。
ここはサヤエン村。やよいの実家がある村だ。今、この大きい屋敷に村のみんなが来ている。その時誰かが来た。
あやしいネコ「ここか。以外に、いや、想像以上の金持ちじゃねぇか!」
あいつらとはいつものメンバーのことであった。そしてこっそり中に入った。
あやしいネコ(ふん。お前らのことは調査済みだ。聞いたぞ。たぬきちからここにいると。)
???「貴様!何者だ!拙者に勝負を挑もうなんて百年早いぞ。」
あやしいネコ(気付かれた!)
誰かがあやしいネコに叫んだ。流石!って言いたいところだが中を見ると・・・。
総悟「おい、ちょっと貸せ。自分で読む。お前にはまだ早い!この小説!」
モモコ「ダメだよ。怪我人に刺激的な本は、傷も刺激するって聞いたことあるよ。」
総悟「違ぇよ。何だその噂!」
あやしいネコはずっこけた。何だ、本を読んでるだけなのか、と思っている。
モモコ「拙者は貴様を倒すでござる。と言って刀をとった五郎はあいてを・・・。」
総悟「もういい!貸せよ!自分で読む。刺激にはなんないから!」
と言って体を本の方に出した。すると戸が開いて、
雀「何動いてんだ!ワレェェボケェェ!」
と言って雀がバズーカを撃った。それも総悟の方向に。あやしいネコにも当たりそうだった。
雀「何やってんだよ総悟。怪我人がそんなに動いていたら傷口が開きますよ。てかあの世への道を開けますよ。」
あやしいネコはもう帰って行った。報告には何もしていなかったと言うつもりで。
総悟「あ、あの・・・。ちょっといいですか?あなたの声が最後の方だけ邪悪に聞こえたんですけど。いや、きっと耳が悪いんだ。耳まで斬られて幻聴が聞こえる・・・。未来村の大病院に行っていいですか?」
何という言い訳だ。雀は言い訳と気付かずに話を進める。
雀「ダメよ。入院したらセクシーな看護婦さんに何されるかわからないぞ。お前はとくに、顔がいけてるから危ないんだよ。コノヤロー。」
総悟「危なくねぇよ!」
と言って叫んでいる。近所迷惑だ。
一方デビル村では。
村長「帰ってくんの早すぎだ!お前はもうあの世行き。」
あやしいネコ「ぎゃあああ!」
どっちにしろヤバかったあやしいネコ。とても悲劇だ。


(彰編)第50話・祝50話!意外に嬉しいんだぜ!



雀「皆さんの応援のおかげで50話までこれたぞ!」
総悟「後少しで100スレだもんな。」
モモコ「作者が入院してなくなるかと思った。」
そう。今日で50話突破なんだ。嬉しいんだよ。私が1番嬉しいんだよ!デビル村諸君!
雀「今日はお酒やごちそうがあるんだ。30話記念より大きいぞ。これは。」
30話記念でもパーティをやったが今回の方が喜びはでかい。マジで嬉しいんだけど。かなりのお客様が来てくれたし。
やよい「じゃあ作者のNARUMIさん!感想お願いします!」
ええ!聞いてないし!私はあんたらの影で突っ込み言っている地味な役だけだし。まあ今回は50だもんね。目立つもんね。
NARUMI「えっと、入院という長い期間・・・」
雀「終わりぃ!食べよ!飲むよ!」
早いよ!やっぱり私は地味なのか!そして飲み始めた。
スパーク「うい!50話なんて甘いらぁ!100話いけらぁ。あと俺の出番増やせぇ!」
みんな酔い始めた。ウイウイ言ってる。
モモコ「デビル村のスターは私だらぁ!自分を目立とぉ言ったってそうはいかんよぉ!あの世行けだらぁ!」
と言ってバズーカをスパークに向けた。だが酔っているので的が的中しない。そして、雀に当たった。
雀「おめぇら。あたしにそんなことやったらどうなるかわかってんのかぁ?ヒック!」
と言ってバズーカ合戦になった。またかよ!結局30話記念と一緒じゃねぇか!
総悟「莫迦だなこいつら。酒の飲み過ぎはよくねぇよ。」
と言って料理を食べている。総悟は酒を飲んでいない。酒が嫌いらしい。私も飲んでいない。だって未成年だもん!そしたら総悟の腕をバズーカの弾がかすった。
総悟「てめぇら!いい加減にしやがれ!」
と言ってバズーカを撃ち、一段落ついた。飲み直そうと思って見てみたら。
みんな「あ、焼けてボロボロだ。」
一緒だ。また最悪な記念になったよ。みなさん!これからも応援よろしくね!


(彰編)第51話・標的は総悟! 我が名は愛のハンターやよい!



やよい「きょ、今日こそ告白してみよう!」
知っていると思うがやよいは総悟に恋をしている。もう胸がドキドキしてるし。
やよい「いつもは総悟さんが私のハートを撃つハンターだった。今日は、私がハンターになる!」
変な独り言だ。周りに誰もいなかったのがすごく幸運。やよい、あんた恋愛運ないよ。絶対。
一方総悟は郵便受けで止まっている。
総悟「あん?何だこりゃ?」
そう、手紙の文章を見ながら変だなと思っている。その手紙にはこう書いてあった。
『総悟さんへ 今日の17時 博物館の屋根で待ってます』
総悟「てかこれ、誰からの手紙だ?差出人書いてねぇし。」
まさしく莫迦ですね。緊張して自分の名前書けなかったやよいが莫迦らしい。
そして17時。総悟は手紙通り博物館の屋根に上った。
総悟「てか何で屋根なんだよ面倒くせぇ。」
と言いながら上ったらそこにはやよいがいた。
総悟(何だ。呼んだのはやよいかよ。ったく)
やよい「そ、総悟さん!」
総悟「何だ?呼んだのはお前か?せめて差出人のところに名前書け。」
やよい「す、すみません。」
やよいはもう心臓がバクバク鳴っている。来ちゃった的な感じ。
やよい「えっと、その・・・。」
【♪♪~】
総悟の携帯が鳴った。
総悟「ああ。うん。うん。はぁ!?仕方ねぇ。わかったよ」
と言って切った。
総悟「せっかく呼んでくれたがすまねぇな。たぬきちが指をはさんだっていったから行くわ。また呼んでくれ。」
と言って。やよいは絶望した。
やよい「た~ぬ~き~ち!」
次の日、たぬきちはやよいにぼこぼこにされた。


(彰編)第52話・デビル村のいろいろな出来事



今日はデビル村で起きたことを1つ1つ紹介していくんだ。まずはこれから!計3個あるからね。
1,総悟・買いすぎた○○
総悟「今日も週間小説買っちまったよ。」
手に本を持ちながら歩いている総悟。総悟の家を見てみると、普通の家だが、屋根裏が本だらけ。捨てられずに買い続けていたのだ。さっさと捨てろよ。
2,スイミング!
みんな今日はスポーツ村のプールで水泳の練習をしている。
モモコ「やった。100メートル泳げた!」
と言って横を見ると雀がかなりの速さで泳いでいる。
モモコ「やよい、雀ってもう何キロなの?」
やよい「それって距離のこと?それとも、殴りのこと?」
雀を見てみたら見知らぬ人が邪魔をしてきたらしいから殴っている。ある意味キロだ。殴る速さのことだ。
モモコ「ぎゃあああ!」
3,スパークの家族
スパーク「俺の家族は大家族。俺の家族を紹介するよ。」
と言ってスパークは後ろの人たちを指した。
スパーク「そこにいるのは妹のスパミで、そこは弟のスパオで、そこは父のスパイクで、そこは母のスパエで・・・。」
まだまだ続いている。てか1ついいですか?兄妹の名前が似てるのは当然です。でも母と父は元は他人。名前一緒はおかしいよ!
スパーク「細かいことは気にするな!」
気にします。


(たぬきち編)第53話・クリスマスって何であるんだよ~!




みなさん。昨日はクリスマスでしたね。小学生以下はプレゼントをもらいましたか?中学生ももらってますか?私はもらいました。まだ小学生ですから。
雀「ったく、クリスマスって何であるんだよ。誰か知ってる?何か子供だけプレゼントもらえますってうざくない?」
総悟「キリストの誕生日。」
雀「そういう意味じゃない。」
でも確かにキリストの誕生日です。昨日は。だからクリスマスがあるんです。
モモコ「昨日は最悪だった。」
総悟「俺もだ。マジで。」
この2人は昨日、無茶苦茶最悪だったらしい。
やよい「具体的に。何でですか?」
モモコ「モモコもう16だよ。なのにお菓子が来た!」
スパーク「よかったじゃねぇか。物をもらえて。」
モモコ「よくない!紙には『モモコちゃんへ。プレゼントです。』って書いてあるんだよ。ふざけんな!これでも一応中学卒業したからね。これでも一応義務教育終わったからね。」
雀「一応な。」
モモコ「うるさい!」
確かに怒るは。義務教育終わった人だよ。普通16歳の人はもらってないよ。でも欲しがってるよ。多分。
スパーク「じゃあ総悟はどうなんだよ。」
と言ってモモコの話題をスパークが流した。
総悟「朝、起きて外に出たらポストがあふれていたんだ。」
雀「それってクリスマスと関係ない?」
確かに関係ない。だが総悟は怒りながら続ける。
総悟「それが関係大ありなんだ。差出人は全部女性でさぁ、内容は『たまには遊びに来てね』やら『今度食事しようね』って感じ。最後にメリークリスマスって書いてあるし。全部プレゼントつき。」
どうやらモテる総悟は女の人からプレゼントをもらいまくったらしい。
雀「それっていい事じゃねぇか!」
総悟「よくねぇけ!」
と言ってクリスマスカードを破った。縦じゃなく横に引っ張って。どうしてそうできる。
総悟「こんなのいらねぇ!迷惑なだけなんだよ!」
と言って今度はバズーカでボロボロにする。
モモコ「同感だ!クリスマスなんて大っ嫌い!」
と言ってモモコはマシンガンでクリスマスカードをボロボロにしていった。
スパーク「ちょっあんたら。やめてくれる?迷惑だって。」
総悟「迷惑はこっちなんだよ!」
と言ってスパークに撃ち始めた。
スパーク「デビル村の皆さんが困ってるじゃねぇか!怒ったぞ。」
雀「困ってるのはお前だけだろ。」
と冷たい突っ込みをする雀。喧嘩が始まった。総悟が久々に。
雀「お前らよぉ。せめて足でやれよ。」
一緒だ。そして雀とやよいは帰った。これ以上一緒にいてもきりがない。皆さんはこんなクリスマスを過ごさないようにね。