戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

第6話・村でバンド発表ぜコノヤロー
スパーク「みんな。聞いてくれぃ。実は村でバンドを発表してぇんだが、手伝ってくれねぇか?」
やよい「何で急に・・・。ライブするんですか?何故?」
スパーク「たまにはよぉ、村に曲を流してぇじゃねぇか。毎年恒例行事にしてぇな。」
みんなの前ではっきり言った。
モモコ「わーい。じゃあ、あたい歌やる!綺麗な歌声を響かせるのよん♪」
やよい「じゃあ私は・・・、ドラムやります。父がドラムが上手で習ったことがあるので・・・。
気に入ってない人が2人。雀と総悟だ。
総悟「せめて俺さぁ、ヴァイオリンかピアノがいいな。あれ、ベートーヴェンの「春」とかさぁ。」
雀「私あれよ。フルートがいい。すっごい得意よ。」
少し文句を言っているようなもんだ。
スパーク「ああああ!全部あわせる。」
結局バンドでフルート、ピアノ(グランドピアノ)が入っているバンドになった。さらにベートーヴェンの「春」だ。無理だ。ちなみにスパークはエレキギター。
スパーク「じゃあ行くぞ!いっせいのぉで!」
音声↓
ljhじゃdljgd。まるで親に反抗している子供のようだ。無茶苦茶だ。普通だったら
音声→♪♪~~★☆●~◆◇
ってようなかんじだ。
村長「近所迷惑だコノヤロー!何すかその曲。悪魔?ここは魔法界?」
スパーク「あんだよ糞ヤロー。この芸術差がわかんねぇのか。」
モモコ「そうよ。私の歌声綺麗だったろコノヤロー。」
と言って喧嘩になった。
やよい「雀さん。総悟さん。もう音楽祭なんてこりごりですね・・・。」
雀・総悟「そうだな・・・・。」
第7話・喧嘩!?雀VS村長
雀「今日で村の住民になってから1ヶ月か・・・。結構なれてきたなぁ・・・。」
そう、今日で1ヶ月。はやいものだ。
村長「1ヶ月だからってなめんじゃないぞ小娘。5年たたなきゃベテランとは言えんぞ。」
雀「べてらんとかどうでもいいし。ていうか人の独り言に軽く口ばさむな!」
村長「おぬし儂と戦るきか?絶対手も足もでんぞ。保証してやろう。儂はこの村に来てもはや89年。もう誰1人儂に勝てんぞ。」
ていうかあんた89歳だから生まれてずっとここに居るって言ってるようなもんだ。
雀「うるせぇな。私これでも2歳のころから道場で特訓してんだ。負ける気はしないね。」
と言って喧嘩が始まった。何とも微妙な喧嘩だ。
村長はかめのくせに素早かった。以上!
勝ったのはどっちか!?次に続く・・・・・。
雀、村長「勝手に終わりにすな!?」
結局途中で総悟ややよいが止めた。
戦いは永遠に終わりそうのない村だ。
(とたけけ編)第8話・お客様
村長「というわけで今日デビル村に大事なお客様が来るからしっかりしろよ以上!」
というわけ・・・。何の訳か話してないよ・・・。
やよい「あの・・・、詳しくお願いします。説明してないのに以上とか言わないで下さい。」
村長「ま、お客様が来たら優しくお迎えしてくれ。」
雀「んで、その『お客様』って誰だよ。」
村長「それは会ってからのヒ・ミ・ツ!」
いい年こいて言っちゃったよ。さらにすっごく古いよ。時代を考えようよ。
そして雀達は役所を訪れた。
ぺりこ「スイマセンね。私何にも知らないわ。お客様が来ることは知っていたけど、誰かは聞いていないわ。姉さんは知っているかしら?ねぇ姉さ~ん。」
ぺりみ「言っとくけど私も知らないよ。」
スパーク「はぁ。姐さんも知らねぇのか。次行くぞ。」
ぺりみ「姐さんって言うな!気色悪い!」
と言って蹴った。確かにすごい勢いで蹴った。そして門に行った。
門番さんA「知りませんでございます。村長は連れてきた人が客だって。」
門番さんも知らなかった。
総悟「そうこうしてるうちにもう11時だ。お客さんが来るぜ。」
そして門が開いた。そこにいたのは・・・・!?
みんなはそのお客さんをにらみつけた。お客様とはとたけけだった。毎週土曜日来てるっつーの!!
(とたけけ編)第9話・とたけけライブ
雀「前回のあらすじ」
やよい「・・・ってあらすじいらないでしょうが。」
雀「だって前の話読んでいない人も世界中のどっかにいるのであった。」
ももこ「いやいや、普通読んでから次に移るのであった。」
やよい「まあいいですよ。言って下さい。」
雀「村長のお客様・とたけけが村で何かをしに来たであった。」
やよい「何かって何ですか?」
ももこ「いやいや。私達、村長に詳しく聞いてないので知らないのであった。」
やよい「もういいです。進めましょう。」
改めて第9話・とたけけライブ
村長「今日はとたけけさんが特別に、デビル村の宣伝曲を歌いに村にやってきたんだ。」
いやいや、今日土曜日だから。特別じゃないから。
とたけけ「やぁ。みんな。シガーライターのとたけけだよ。僕のシングル何枚持ってる。」
持ってるわけがない。なぜなら、たぬき商店は売ってないし、持ってたとしてもアレだ。大塚愛とか幸田來未とかB'zだから。あんたの歌古すぎ。
ぺりこ「あの・・・、この曲は村の『主題歌』として宣伝します。これで観光客もいっぱい来るし引っ越し希望者も増えるはず・・・です。」
スパーク「はずって頼りねえな。おい、誰かなんか言ってやれよ。」
みんな黙った。何か言えといってもその曲が上手ならばそれでいいと思っているから。
スパーク「おいおい。みんな!俺らが歌った方が宣伝になるぜ。なぁ、お前はわかってくれるよな総悟~!」
総悟「知るか。お前が歌ってもみんな誰だって思うだけだ。宣伝するならもっといい人がいいと思う。オレンジレンジとかよぉ。」
村長「まぁ落ち着け。歌を聴いてから文句言え。OK?」
と言ってとたけけが歌い始めた。
(とたけけ編)第10話・デビル村宣伝曲
雀「前回の続・・・」
総悟「もういいだろ。」
改めて第10話・デビル村宣伝曲
とたけけ「歌います。曲名『デビル村』作詞作曲とたけけ。」
村長「おら!みんな拍手せ~かい。」
パチパチパチ。村のみんなはドキドキしていた。
とたけけ「デビル村は~ 豊かな村~ とっても空気もおいしいよ~ 」
雀・やよい・ももこ(なんだか曲が古いなぁ。)
総悟・スパーク(一応宣伝だよ。でもこれプロ?ごく普通じゃねぇか。)
とたけけ「ふざけんな! ちくしょ! といつも流れてるが~ 本当は心が豊かになる~ 」
いやいやこれ宣伝じゃねぇ!ただの侮辱だ!
とたけけ「喧嘩が~ 多い~ この村は~ マジで~ 最悪だ~。(終)」
村の住人全員「どこが宣伝だ~!!Bメロあたりから侮辱と思ってたがよぉ、最後は宣伝になると思って我慢してたが・・・、オイコラこりゃ何だ!?」
・・・村に住人が来たらもうその住人は絶対即引っ越すぞ絶対。

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