戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

(彰編)第41話・超乱戦! 総悟VS彰 両方カッコイイです
やよい「総悟さん・・・。具体的に説明してください。私には何が何だかさっぱりわかりません。」
総悟「やよいには関係ない。だが、敵は同じに違いないぜ。」
ここはデビル村の川。橋の所だ。不法侵入者、彰は総悟と何か関係があるらしい。
彰「総悟はもちろん知ってると思うが、俺、十字の団体に入った。負けた日から俺は頑張って生きてきたんだぜ。お前と違って。」
総悟「悪いが、お前戦争に出てないだろ。頑張ったとかどうでもいいけどよ、十字の団体に何故入った。危険なことくらいお前も知ってるだろ。」
十字の団体?戦争?負けた日?やよいの頭の中はいろんなものでゴチャゴチャだ。
総悟「で、何の用だい?俺、もう自由に生きていくって決めたんだ。お前、人の行き方邪魔するヒットマンか?コノヤロー。」
彰「微妙に違う。が、微妙に当たっている。」
やよい「どっちだよ。」
こんな変な事態でも突っ込むやよいの姿が悲しい。
彰「俺はお前が嫌いだ。古い伝説になっちまってよ。十字の団体を説得して、お前を壊す任務をもらってきた。奴らも断れなかっただろう。総悟は奴らの敵だから。」
総悟は剣を持った。その瞳!すごいカッコイイ。今まで見たことない鋭い瞳だ。
総悟「要するに当たってるだろ。」
と言って斬りかかった。
総悟「戦争に出てないお前なんて敵じゃない。」
彰「・・・確かに今の俺じゃあんたに100%勝てないね。だが俺はこの毒グモを使ってるんだ。そいつを使って戦っている。便利だぜ。この毒グモはよ。」
と言って抜いた刀にクモがいた。そのクモは糸を出した。その糸は彰の手を巻いた。
彰「俺は何にもしてなくてもこの毒グモが動いてくれる。だからどんな強敵にも勝てるんだ。」
と言って戦いになった。すごい戦いだ。あの総悟とすごいやりあいだ。確かに彰の手は自分の意志とは違って動いている。
総悟「何何スか?その毒グモ。」
彰「お前に俺を倒すのは、不可能だ。」
と言って剣をふった。総悟の剣が折れた。何という力だ。そして川に落ちた。
やよい「総悟さん!」
総悟「何だ?今の力。どうぶつの力じゃねぇ。野郎。機械か何か使ってんのか?」
と言った直後、総悟の腹が斬られた。
総悟「おいおい。これ、斬られる。」
と言ったら毒グモの針が先についた剣が総悟を刺した。総悟の口から赤いのがでた。みんなはわかるだろ。
やよい(う、嘘!嘘よ!あの総悟さんがやられるなんて。)
彰「お前、戦争に出なければよかったんだ。最初っから契約を結べばよかったんだ。あるいは、俺を出せばよかったのさ。武器のないあんたはもう、ただの雑魚だ。」
と言って剣を総悟の腹から少しずつ抜こうとした。そしたら、
総悟「あいにく・・・、今、俺の武器は消えた訳じゃねぇんだよ。」
と言って剣を押さえた。抜けなくした。
やよい「あ、あああ!」
やよいが彰の左肩を斬った。
やよい「これ以上・・・、近づかないでください・・・。」
と言ってやよいは剣を構えた。
彰「お前、俺に勝てると思ってんの?」
(彰編)第43話・ピンチの時はやっぱりヒーロー(※42話は欠話…副管理人)
彰「女には興味ねぇ。生きたければどきな。」
やよい「どきません。どきませんよ!絶対に!」
最愛の人が倒れたとき、あなたならどうする?やよいはこういう行動をとりました。
彰「じゃああの世に行くんだな。」
と言ってこっちに向かってきた。やよいはさっとかわした。だけどあの総悟が勝てなかったんだ。やよいが勝てるはずもない。
彰「これで終わりだ!」
と言って剣を上に上げた。かわせない!その時
【ドカーン】
何かバズーカが飛んできた。
彰「誰だ?出て来い!」
雀「どうも。やよい、遅いから心配したけど。押されてるじゃん。」
やよい「す、雀さん・・・。」
やはり主役が登場!莫迦だけどこういうシーンの時はカッコイイ!
彰「俺は女に興味ねぇよ。」
雀「ほう。興味ないか。別にあってもなくてもいいけど、私の仲間を襲った奴は、許さないよ。」
と言ってバズーカを彰に向けた。
雀「このバズーカは追跡用でね。苦労して手に入れたんだよ。」
彰「ちっ。追跡とはやっかいだな。」
と言って逃げた。さすが威嚇の天才。今のは嘘だ。これは普通のバズーカだ。
やよい「総悟さん!しっかりしてください!」
総悟はもう、瞳を閉じていた。イコール気絶だ。
やよい「よくわかりませんが、あいつ、総悟さんを倒すなんてすごいですよ。」
雀「同感だ。あいつを倒した奴はかなりすごい奴だ。あそこで戦うのは不利だったから、威嚇して逃がしたが、また来るだろう。」
やよいと雀がスパークとモモコに報告した。
モモコ「総悟がやられたのか・・・。」
スパーク「てか焼きそばパンじゃんこれ。」
雀「今はどうでもいいじゃん。」
すると大莫迦村長が来た。
村長「おい。お前らに客だ。」
村長の後ろに女の子がいた。茶髪の女の子。その子はまた、この事件に関わりある人物だった。
(彰編)第45話・早くこの物騒な事件終わらせてぇな(※44話は欠話…副管理人)
茶髪の女の子「は、初めまして。私の名前は『由里阿(ゆりあ)』といいます。あの、ご相談が・・・。」
その子の名前は由里阿という名前らしい。そんなことどうでもいいけど。
雀「で、何の相談ですか?まさか誰かを始末しろとか。」
由里阿「ち、違いますよ。この村に彰という人が来ます。その人は機械を使って強くなっているので、危険です。」
モモコ「もう来てるから。」
機械?機械で強くなれるのか?ドラえもんじゃん。
やよい「機械ってどういう事ですか?早く教えろコノヤロー!」
モモコ「何怒ってるのか?」
由里阿「えっと、あの人の毒グモには、機械が入っています。戦闘用の。それを使って動かし、手がつけられなくしてるのです。」
デビル村のみんなはポカーンとしている。わからん。意味わからん。この人達は莫迦ですね。本当に。
雀「え、えっと。要するに、機械が体を動かして強くなってるってことだよね。ロボット?」
由里阿「そうです。人間自身がロボット化すると言ってもいいです。」
ようやくみんなわかったみたい。みんなはわかってたよね。
スパーク「なるほど。総悟とやよいがやられたのはそいつのせいだったのか。」
やよい「私を入れないでくださいよ!コンチクショー!」
雀「でも私が行かなかったら終わってたよ。」
何だか、話の中にボケが微妙には言ってて由里阿は困っている。当然である。
雀「で、あいつを襲った理由は?」
由里阿「総悟さんは・・・私の住んでいるライフ村の戦争に出たんです。その時、出れなくて活躍を取られた彰さんが怒りを持っていたんです。そして戦争は負けて、出た人は大量に始末された。それの生き残りの総悟さんを襲っていい許可は出るはずです。」
また長い文章・・・。またポカーンとしている。
モモコ「それじゃあ何?あんた総悟の知り合いなんだ。」
由里阿「そんなに会ってはいませんがね。」
雀「それで?あいつを倒して欲しいってことか?」
由里阿「そうです。もう私だけじゃどうにもなりませんので。」
雀「よし。その彰とかいう奴は私が倒そっかな。」
みんなは「俺が倒す」「いや、私が」などで喧嘩をし始めた。
由里阿「倒すのは不可能です。頑張って機械を壊さないと無理です。」
雀「じゃあ、機械を越えれば解決じゃないか?」
すごい自信の雀。作戦を立てた。モモコは村に残って総悟の看病。あとはライフ村の十字の団体を潰すという作戦だ。作戦とは言えないね。
雀「じゃあ行くか!」
と言って門を出た。
(彰編)第46話・十字の団体消滅計画 何か恐ろしい
ここはライフ村。総悟が住んでいた村だ。戦争後は、かなり発展した。敵だったジャジャ村とカカ村と組んで、ここまで発展した。詳しくは、>>35で。
雀「ここがライフ村か・・・。すごっ。空に飛行機が無茶苦茶飛んでる。」
由里阿「十字の団体はあっちです。」
と言ってみんなは由里阿について行った。
一方ここはデビル村。ここは総悟の家だ。総悟の目が少し開いた。
モモコ「あっ!気がついた?よかった~!このまま起きないかと思った。全然起きないから。てかわかる?私のこと?意識しっかりしてる?」
総悟「ワガママのじゃじゃ馬娘だろ?」
【ボコッッ】
殴られた。痛そうだ。
総悟「てかここ俺の家だよ?不法侵入ですか?てか何でお前いるの?」
モモコ「頼まれたんだ。みんなに。安静にしてろ。怪我の回復をさせろって。」
総悟「ふ~ん。でも1つ聞いていい?その看病か?いいや。看病する人が、何でバズーカをかまえてるの?」
そう。モモコの肩にはバズーカがある。しかも総悟の方に向いてるし。
モモコ「みんなに頼まれたんだ。出かけようとしたら止めろって。」
総悟「止めるじゃなくて行かせるんじゃないの?あの世に。」
総悟の言う通りかもな。マジで。この村の人が考えることは大胆だから。
総悟「で?そのみんなは?」
モモコ「出かけてる。」
総悟「どこに?」
モモコ「け、怪我人はおとなしく寝てろ。」
と言ったら総悟は起きあがった。
総悟「お前さぁ。何か隠してる?顔に出てるけど。答えろコノヤロー!」
と言ったらバズーカが飛んできた。
モモコ「動くなっつってんだろ?怪我が広くなったらどうすんだよコンチクショー。怪我人は寝てる!基本だ。」
基本じゃありません。てかあんた総悟の心臓止まらせる気?
【ピーンポーン】
客が来た。誰だろう?ドアを開けたらそこには、総悟と同じ年くらいの男の人がいた。
(彰編)第47話・デビル村の絆
モモコ「えっと。誰ですか?」
男の人「総悟の友達の剣悟です。総悟はいますか?」
えっと、剣悟さん。まず何故この人が出るのかを考えてみよう。
総悟「いるぜ~。入れや~。」
モモコ「え?あ、どうぞ・・・。」
モモコは少し焦った。剣悟という人物は総悟の友達で、戦争にも出たそうだ。今はどっかの村で暮らしている。
剣悟「総悟。お前怪我してんのか?」
総悟「う~ん。彰にやられたわ。てかお前どうやってこの村に来た。」
剣悟「門番さんに総悟の友達って言ったら開けてくれた。」
何という理由だ。本当に。入れるはずがない。普通は。
剣悟「そうか。彰か。じゃあお前も十字の団体が動いたこと気付いてるな。」
総悟「そりゃ知らん。」
モモコ「知れよ。」
ところどころボケが入っているが、一応ちゃんとした話だ。
剣悟「まぁいいさ。十字の団体が世界征服の作戦をたくらんでるって言いに来ただけ。」
総悟「電話使えよ。」
剣悟「TEL番わかんねぇもん。」
本当にボケが入っています。そして剣悟は帰っていった。いや、ライフ村へ向かった。
総悟「オイ、ちょっと本買ってこい。出ないから。これ古くねぇ?」
モモコ「わかったよ。」
と言ってモモコは外に出た。そうしたら総悟も起きあがった。そして外に出ようとした。
総悟「!?」
玄関に総悟がいつも着ている服と1枚の紙があった。
『お前、来てもいいけど行くなよ。あの世にはな。雀より』
雀は総悟が出ることをわかっていた。モモコをおいたのも念のためだっただけだ。
総悟「チッ。あの女。相も変わらず読みがすげぇな。すげぇ可愛くねぇし。」
と言って総悟はライフ村に向かった。
ここはライフ村。今、雀達が戦っている。
雀「奥に入れさせろ。」
と言って番人をギタギタにしている。手も足も出ていない。みなさん。番人にはならない方がいいですよ。
第47話・何というか 不法侵入はやめましょう
ここはもう十字の団体のアジトの中。結構広い。当たり前である。
雀「ここか。ボス倒せば終わりなんだよな。」
由里阿「気をつけて下さいね。ボスも強いって聞いたことがあります。」
番人はかなりの雑魚だったのですぐに片づいた。そしてどんどん奥に行っていった。
スパーク「お、この部屋からギターの音が聞こえる。上手ぇ。見てこ。」
やよい「スパークさん・・・。あなた莫迦ですね。」
ストレートな突っ込みの前にドアを開けてしまった。やよいの言う通りだった。その部屋には人が無茶苦茶いて武器を持っていた。
雀「オイィィぃぃ!どっかの誰かのせいで面倒なことになったじゃねぇか。」
スパーク「どっかの誰かって誰?」
やよい「お前だ!」
スパークは自分で悪いことをした自覚がない。1つ言っておきます。お前本当に莫迦。
やよい「雀さん。由里阿さん。ここは私とスパークさんで何とかしますから、先に行っていて下さい。」
スパーク「俺もか?」
やよい「そうですよ!責任とりやがれ!」
と言ってやよいとスパークはその部屋の人と戦い始めた。
由里阿「あの・・・」
雀「こいつらは強ぇから大丈夫だ。先行こうぜ。」
いいこと言った。だがもうちょっといい言葉遣いしよう。男みたいだよ。マジで。そして雀と由里阿は先に進み始めた。そして奥の方のドアを開けると、そこには彰がいた。
彰「何だ。君達来ていたのか。どうでもいいけどさぁ。莫迦じゃねぇ?」
雀「ああ莫迦だ。私は莫迦でみんなも莫迦だ。」
自覚してるんだ。スパークと違って自分が莫迦なこと。
彰「おい、良(りょう)。こいつらやって。お前ならできるだろ?」
良「何だよ。チクショー。同格なのに格下扱いかよ。いいけどさ。」
彰「ふん。俺の毒グモに勝てるか?」
と言ったら話が止まる。
良「スンマセンでした!(チクショー。毒グモなければ勝てるのに)」
彰「おい。思っていることが顔に出てるぞ。」
話が今度こそ止まった。そして良が剣を持った。そしたら1人の男が部屋に入ってきた。
剣悟「良か。お前も十字の団体に入ったんだ。影薄いから気がつかなかった。」
良「ひでぇよ。剣悟。」
と言って泣いた。
雀「あんた誰?」
と雀が尋ねた。まぁ、当然である。そしたらまた誰かが入ってきた。
総悟「俺の元部下だ。」
剣悟「違うからね!ただの友達だからね!」
またボケが入った。ナレーターって忙しい!
雀「やっぱり来たんだ~。予想通りだよ(笑)。」
総悟「(笑)とかつけるな気色悪い。まぁ、お前の予想通りだ。」
雀「ああ!そういやぁ総悟が行った後のモモコの予定言うの忘れてた!絶対ここには来てない。だいたい奴はライフ村を知らないからな!」
総悟「え!」
今、モモコはマスターの店でコーヒーを飲んでいた。
モモコ「さすがマスター。美味しい!」

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