戦闘の村　～デビル村～ 作者／辰巳（元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

第２３８話・負けず嫌いもいいけど、やらしい事の負けず嫌いって何か嫌だよね～



雀「あ～、こいつブン。何か色々あって･･･。」
ブン「やっとあのボケ終わったよ。ブン二郎とかブンの助とか･･･。」
総悟「やっぱ気にしてたのか。」
ブン「そりゃそうだろィ。とりあえず、シクヨロ～。」
宜しくじゃないのね。シクヨロね。まあそう言う人も少なくはないけど。
雪「オイサドっ娘。こいつ、彰とかと関係あんのか？」
雀「サドはお前だ。」
総悟「お前もな。」
モモコ「うわ～、イケメン連れてきたね～。4649！」
ララ「うわっ、シクヨロに対抗してきた！」
そ～いえば、ブンは彰とは関係あるのだろうか。ただ単に偶然雀達に巻き込まれたとしか･･･。
ブン「彰ねぇ･･･、懐かしい名だねィ。」
ブーケ「アンタ･･･知ってんの？」
ブン「ん？おお。知ってっぜ。クーデター起こそうとしてる革命家だろ。」
雀「何だ知ってんのか！なら話が早い！」
ブン「早くねぇやい。彰･･･一応政府から依頼されてて潰せって言われてたっけ。ずいぶん前に。」
やよい「最悪です。この人。仕事を忘れてます。」
ブン「でも･･･個人的にも追ってっからな～。」
雪「そうなのか？」
ブン「ああ。理由は教える気しねぇが･･･。」
スパーク「オイ！さっきから黙って聞いてりゃ言いたい放題！」
雀「何が？」
とスパークが怒りと共に立ち上がった。
スパーク「良い面しやがって、どうしたらそんなイケメンになんだよ！」
ブン「･･････ガムかんでるから。」
雀「そりゃ違う。絶対違うから。」
スパーク「もう我慢の限界だ！総悟を潰す前にお前を潰してやる！」
総悟「今の言葉、キッチリ落とし前つけてもらおうか？潰すっつったよな。」
ララ「落ち着け総悟。おそらく格好良くてやきもちやいてるだけだ。」
モモコ「それもそうだね～。」
スパーク「ブン！こうなったらカラオケ勝負じゃァァ！」
ブン「どーなったらカラオケが出てくんだよォ。」
と相変わらずガムをくちゃくちゃ。それがスパークをよけいイラつかせる。
モモコ「あたいカラオケ行きたいよ～！」
雀「カラオケか～、たまには悪くねぇな。」
スパーク「じゃあ決定ィィィ！」
総悟「その前に俺がお前を潰してやろうか？」
と言うわけでカラオケ対決が始まった。

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