戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

(キャバ嬢編)第92話・今日の芝居は悪魔でも芝居であり事実でも何でもありませんので



由里阿「大変です!大事件!もうマジで!あのマジマジ・・・」
雀「落ち付けや!マジマジって何?マジ3回だよ!私のハート停止しちゃうよ!」
総悟「お前はまず、心臓にある毛を剃ってきな!」
もう物語り進めようよ。突っ込むのめんどくれぇよ。
由里阿「あの・・・、妹が男として育てられたことは知ってますよね。」
やよい「ああ、恐埜さんのこと。」
詳しくは>>144で。
由里阿「あれから女の子にしようとしたんですが、あの子、漫画もジャンプだし好きなゲームもアクション系だし、しゃべり方も男の子だし、全然女の子の神経0になってきてるんですよ!」
あれからも男の子っぽいんだ。何か恐ろしいって言うか・・・、でもスタイルぱっと見可愛い系男の子だからな。
総悟「そうか・・・。アイツがそういう幸せ願ってんなら邪魔しなくていいんじゃねぇか?もとはと言えばあんたらのせいだし。あと1回魂失ってみる?」
と言って剣を地面に刺した。そして抜いたらブーケが刺さっていた。血まみれブーケ。
雀「何なんだよこいつ。」
ブーケ「あたいは妖精なの。総悟のティンカーベルなのよ。うふふ。」
雀「いや、あんた妖精じゃなくて溶性だよ。」
ブーケ「何言ってるのよ。ピーターパンは総悟で私ティンカーベル。」
雀「いやいや、あんたはピーターさんの作ったへたれパンだよ。」
オイィィィ!話を戻せ!進まねぇよ!ピーターさんも神も泣いてるよ!
由里阿「私、彼女の部屋を掃除したら・・・、こんなモノが・・・。」
そこにはチラシがあった。『精子卵子科 どなたでも男女変ることができます』って書いてある。精子卵子科なんてねぇ!
でももしできたら彼女は男になりたいってことである。
スパーク「!?つーことはだな、ちんたらしてるとあいつは・・・。」
雀「男性化する。」
モモコ「オイ、さらりととんでもねぇこと言ってんじゃねぇよ。」
もしや・・・、まずいぞ。すっごいまずいぞ。ってどこがかな?
由里阿「お願いは、あの子の男性化ストップだけです。」
みんなはみんなの顔を見つめ合っていた。こんなのたいしたことじゃねぇ!
雀「・・・・・・あいつを男に恋させることしか方法はねぇ・・・。」
みんな「恋・・・!?」
みんな驚いていた。違う意味で。あんな奴が恋するか?的な感じ。
雀「そこでだ、スナックデビルを作ってアイツを1日だけキャバ嬢にする。そうすれば男は自然に来ても道理だろ。」
みんな納得したようだ。
雀「男子を集めるぞ。総悟とスパークの2人だけじゃちょっと無理かもしれねぇな。人数が少ない。男狩りだ。」
何か恐ろしい目をしている雀。もうバズーカかまえてるよ。さぁ、恐埜はどうなるか・・・!


(キャバ嬢編)第93話・毎回『この作品はフィクションです。実際の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません』ってつけるの面倒臭い



由里阿「恐ちゃん。今日の夜空いてるわよね。雀さん達のお願いでキャバ嬢になるわよ。」
ここは由里阿の家。雀達女子陣が恐埜にキャバ嬢になってくれと頼んでいる。これができなきゃ意味がない。
恐埜「キャバ嬢・・・。キャバ嬢とはキャ~と言わせる罰ゲームをさせるお嬢さんの略か?」
雀「オイ、最後のお嬢さんしかあってねぇよ。」
どうやら恐埜はキャバ嬢の意味がわからないらしい。
由里阿「キャバ嬢とはキャバクラ遊びをするお嬢さんの略よ。」
恐埜「なるほど。そして罰ゲームをするのだな?」
モモコ「もうバは使ってるよ。」
何だかそのボーイッシュな性格に突っ込みどころ満載なんだけど。女は女でいろよ。
やよい「もっと簡単に言うとただ男の人と親しく話せばいいだけです。あとお客さんのリクエストとかすればいいんです。」
雀「変なリクエストした奴はバズーカ撃つから安心しな。」
いや、余計安心感なくすから。怖いから。店つぶれるから。
恐埜「仕方ない。君達にはいろいろと迷惑かけたからな。」
よし、OKしてくれた!あれ?ちょっと待て、何か大切なこと言ってないような気が・・・。
雀「着服は絶対女の子らしい服だからな。男の服じゃないからな。」
恐埜「え?」
二言は嫌いだと言って無理矢理恐埜をキャバ界に引きずり込んだ
剣悟「キャバクラ?ふざけるな。お前そんな趣味があったのか?」
店のスタッフ以外にお客さんが必要。店はそんな風じゃなきゃ成り立たないからね。男子陣は男子のお客役を探しているが。
総悟「俺だって行きたかないね。仕方ないんだよ。」
剣悟「ダメダメ。」
と言ってはっきり断った剣悟。はっきりと。
スパーク「お前の兄ちゃんは無理なのか?あと家族。」
剣悟「うちがそんなことすると思う?」
総悟「思う。」
剣悟「永眠させるよ。」
次は総悟をひいて記憶喪失させたサムのとこへ行った。
サム「今日は彼女とデートがあるんだよ。」
と言って終わった。サムは脇役だからもう終わったのである。
スパーク「デビル村の他の男じゃダメなのか?」
総悟「ば~か。もう誘ったよ。行けるのはマスターだけだ。それだけじゃ。」
スパーク「頼りにならないよな・・・。」
そして次はセイイチを尋ねた。
セイイチ「俺だって仕事があるんだよ。」
断った。何だかな・・・。人が集まらない。
雀「何?あんた、マスターしか集まらなかったの?」
と説教する雀。ま、この結果じゃ仕方がない。
総悟「みんなノリ悪い奴ばっかでよォ、このままじゃ俺らでアイツを口説くことになりそうだぜ。」
スパーク「そうだな・・・。」


(キャバ嬢編)第94話・自分は自分で恋を故意だと思ってる人が多数 恋くらいちゃんと見分けましょう



雀「どうするの!マスターだけじゃ!」
総悟「知るか。向こうの都合を聞けや!」
剣悟「オイ夜だぞ!静かにしろ!」
シーン。一回みんな機能停止した。当然である。
総悟「てめっ!人の誘い断っといて何平然としてんだよボケェェ!」
と剣悟を殴った。そして蹴りを入れまくる総悟。雀もムカついて蹴りを入れた。
剣悟「これは自主トレだ!剣次が行きたいって言うから・・・。」
剣悟の後ろに剣次がいた。剣次とは、剣悟のいとこである。詳しくは花見編をチェック。
雀「自主トレ関係ねェェ!」
総悟「昔から思ってたんだけど何なんだよお前。何で存在してんだよ。頼むからこの世から消えてくれよ。莫迦剣ってあだ名だったよなお前。マジうっとうしい。」
剣悟「莫迦剣じゃない、剣悟だ。」
総悟「てめぇ、肺に剣刺して窒息させてやろうか。」
剣悟「剣じゃない。剣悟だ。」
雀「どうでもいいけどくたばれよお前。」
そうとう嫌われた剣悟。まあ人数的に一緒に入ることにした。
雀「私も化粧してくるから。マスター来たら入って来いよ。」
ちなみにキャバ場は宿屋にした。詳しくは>>63で。
恐埜「あの・・・、何を・・・。」
と照れているというかあわてている恐埜。裾が長くて超ミニスカートで何か少し学校の制服っぽい感じ。言わば現代風って奴だ。
由里阿「キャアアア!恐ちゃん可愛い!」
モモコ「これ、アイツ・・・じゃなかった、お客さん達も驚くよ!」
やよい「何だ。男子っぽいって思ってましたけど、可愛いじゃないですか。」
と褒めるやよいとモモコ。まあ確かに可愛い。普段は胸を隠していたが、小さいわけではない。すっごく可愛い。
ブーケ「あたいにはかなわないけどね。」
と、ダイナマイト服。なんつーか、激しいバーとかにいそうな女の人だ。
雀「あんたもキャバクラわかってる?」
そして総悟達が来た。
雀「いらっしゃい。」
と、鋭い目で総悟達を睨む雀。まるで余計な事したらバズーカ撃つって言ってる目だ。
剣悟「ほう、これがキャバクラか。」
剣次「わあ!可愛いよ兄ちゃん!」
修学旅行気分ですか?あんたらは!キャバクラみんなわかってねぇ!
ブーケ「総悟ーーー!!」
と飛びつくブーケ。総悟は普通に交わしてチョップを入れた。頭に。
ブーケ「ああ!脳味噌が揺れ動くぅ!」
総悟「ゆれにゆれてノイローゼになって散れ!」
と怒鳴る総悟。いつものパターンだ。突っ込むのはやめておこう。


(キャバ嬢編)第95話・人が興奮するときはべっぴんさんと話すとき、ボーナスをもらうとき、バズーカを撃たれる寸前である



やよい「えっと・・・お客様。どういうリクエストをします?キャバ遊び、お話などが・・・」
剣次「じゃあお姉ちゃん達Hな服着てきてよ。」
と剣次はリクエストする。何?金持ちのおぼっちゃまってHなのか?
やよい「雀さん・・・。バズーカ発射用意です。」
雀「ラジャー!」
と言って雀はバズーカを剣次に向ける。何か砲弾のトコがクルクル回ってるよ。
雀「今回は特別に被害は少ないが威力抜群のバズーカ用意してきた。」
剣次「え?それ、本物ですか?バズーカプレイじゃないんですか?」
雀「3・2・1・・・。」
【ドカーーン!】
剣次はボロボロになった。剣悟は怒った。
剣悟「何するんだよ!」
モモコ「あら?お客様。扉に書いてありませんでした?『Hプレイはなし。言った人はもれなく店員からバズーカを撃たれます』って。」
確かに書いてあった。何も言えない剣悟であった。マスターは店を見渡していた。そして恐埜に目をつけた。
マスター「お嬢さん。悪いけどカミュ持ってきてくれないか?」
と言って恐埜の肩をポンとたたいた。確かにたたいてしまった。
恐埜「うがああ!」
マスターを空手の技で倒してしまった。そう、恐埜は汚い男性に触られるとその男性を吹き飛ばしてしまうのだ。詳しくは>>144で。
マスター「あ、そこの娘でいいや。カミュプリーズ。」
今度は由里阿に頼んだ。
由里阿「は~い。」
と言ってブランディ(酒)が置いてあるところに行った。
由里阿(やはり触られたらこうなるか。まずこの性格を直さなきゃ。)
と思ってカミュを持ってきた。マスターは一気にぐびっと飲み始めた。
総悟「オイ、マスター。無駄なシーン使ってんじゃねぇ!」
スパーク「まあまあ総悟。俺らの目的。わかってんだろうな。」
総悟「忘れるか。あの莫迦共と一緒にしないでくれ。」
恐埜の汚い男嫌いは直るのか!?いや治るのかと言った方がいっか。


番外編最終話・最終決戦いや、魅力のない決戦、いや違うな、超超最大兵器VS生身の生き物



雀「じゃあお前ら。このプリントに書いてある通りにしろ。そうしたら絶対60点以上になる。」
のぞいてみたら『総悟の隣の剣悟とモモコがカンニングをしてそしてどんどんカンニング。カンニングの練習をしておくように』と書いてあった。教師失格だよ。あんた。
由香「ちょっと待ってください。教師がカンニングしなさいって言うか普通。」
雀「うっせぇな。お前らの脳で60点?無謀な挑戦なんだよ。」
ひどい教師だな。いや、もうタダのヤンキーだな。こいつ。
雀「NARUMIからも言われてんだよ。3スレで終わらせろって。」
由香「だからこそ青春っぽく行こうじゃありませんか。」
みんなはカンニングしよう!と同意している。普通同意するか?
雀「わかった。お前がやってくれたらどら焼きおごってやる。1つ。」
由香「どら・・・焼き?文句ありませんよ!やりましょう!」
オイィィ!1秒で成り変わり?どんだけどら焼き好き?ドラ○もんですか?あなたは。※はっきり言うと由香に失礼なので○を入れました。
そして当日。雀先生の言われた通りやればOKなんだ。と決心した由香が学校に来た。
雀「さ~てと、カンニング無理そうだぜ。」
由香「何でですか?」
雀「総悟は別の場所でやることになった。あの莫迦長め。ここまでするか。」
総悟がいなくなったX組はタダの莫迦集団。60点以上なんて無理な話だ。
そしてやはりみんな60点以上無理だった。
由香「先生!どら焼きくれるんですか?」
てそこかよォォォ!ムカつくなお前。消えてくれよ。
雀「安心しろ。こっちにもまだ勝利の線は残った訳じゃないんだよ。」
やよい「何でそんなこと言えるんですか?」
校長「オホホホ!やあ莫迦組。覚えておるな。授業無しで勉強。理科は水泳。バズーカ没収。」
忘れてたよ。この勝負の存在。てか何かムカつくよこの人。
雀「それがよぉ。村長。なあんか納得できない点があるんだよ。」
校長「ここでは校長。デビル村では船長・・・あ、間違えた。村長じゃ。」
雀「うちのクラス、総悟のカンニングに賭けてたんだよ。何で上手く総悟だけ別の教室でやったんだ?」
確かに。そこを攻めれば勝率が出てくるかもしれないな。
校長「て、カンニング白状してるし。でもな、あの子に聞きたいことが。てか総悟くんのカンニングなんて聞いても。」
総悟「オイ莫迦。お前俺に何にも聞いてねぇぞ。」
校長「莫迦って言った。今お前莫迦っつったな!」
と怒る校長。ちょうど98点という超すごいテストを持った総悟がいた。
雀「お前、私ぁ知ってたぜ。あの植木鉢に隠しカメラがあったんだろ!」
と言って植木鉢をバズーカで撃った。何してんの?あんた。案の定、そこにはカメラがあった。
校長「じゃがそのカメラが儂のという証拠がなかろう。」
雀「証拠は・・・指紋がありましたよ。あんたの。」
こうして校長を問いに問いつめた雀は、とうとう栄光の座を勝ち取っとさ。