戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

第158話・知ってる人で誰かと誰かが出来ちゃった感じにしてると知らなかった人は超驚き何故か手帳に書き込みたくなるもんだ



今日は蒼夜からのお誘いで聖夜村に行くデビル村一同。
雀「聖夜村ねぇ~、久しぶりに行くな。つーか感情ない奴がいたっけな?」
総悟「いたね。つーか何か今日ものすごっく嫌な予感がするのは何故?」
そして聖夜村に着いた雀達。
蒼夜「雀さん達、今日は来てくれてありがとうございます。」
モモコ「オイ蒼夜。ごちそうあんだよな。無かったらボディブロー入れるかんな!」
オイィィィ!モモコってごちそう目当て!まあ目当て無しに行かないのがデビル村流だけどね。
そして蒼夜の家に行った。そこにはごちそうがずらりと。
スパーク「うおっ!コレ食っていいの!?食っていいの!?」
蒼夜「もっちろん。」
総悟「つーか食っちゃいけなかったら何のためにおいてんだよ。見せしめか?」
雀「罠の可能性だってあるぞ。総悟。モグモグ・・・。」
雀とモモコとスパークとブーケはごちそうをガツガツ食う。総悟とやよいは呆然と見ている。
やよい「礼儀ってモノ知りませんか?アンタらは。」
総悟「いやいや、お前もよく考えて見ろ。こいつら礼儀あると思ってんのか?あった時点おかしいよ。人生終わりだよ。」
ブーケ「あたいの人生語らないで!それがあたいの柱に・・・」
総悟「うん、じゃあお前は今日で人生終わりなストーカー!」
と言って蹴り始めた。痛そうだコレは。
やよい「礼儀知らずでスイマセンね蒼夜さん。」
蒼夜「何故あやまるのです?ようわかりませんね。理解不能。」
と言ってガツガツ食う蒼夜。アンタもずいぶんと礼儀知らずだね。感情知らないからしゃーないけど。
蒼夜「僕が皆さん呼んだのはこの方を紹介したかったからです。」
と言ったら少女が出てきた。アレ?見覚えあるぞこれ。
雀「アレ・・・?ララちゃ~ん。何してんの?」
ララ「その台詞、そのまま私のBINTAで返してやるよ。」
雀「その台詞、さらにそのまま私の人殴りようの棒で返してやるよ。」
何人殴りようの棒って。んなもんこの世に・・・あるっちゃあるね。
蒼夜「アレ?ララと知り合いなんですか?」
総悟「その台詞、そのまま金具で打ち返すよ。」
蒼夜「その台詞、さらにそのままバットで打ち返します。」
だから物語進まねぇよ!空気読め空気!
蒼夜「えっとその・・・その事情は次の話に続く・・・。」
雀「オ~イ、勝手に物語り進行しないでね。感情ないからってゆるさないよこれは。」


第159話・人はぱっと見ですぐ何でも判断してしまう



雀「あ、なるほど。お前ら出来ちゃった結婚でもしちゃったの?」
そしてララから蹴られた。まあ当然の反応だ。
ララ「んなことするか!こんなさえない男と!つーか私は幽霊だから無理無理絶対に無理だって!」
総悟「つーか付き合っちゃってんの?とかのレベルじゃないよね今の。」
蒼夜「何かとんでもない悪口言われたような・・・。」
ようなじゃなくて言われたから。思いっきり。感情あったらすごく突っ込んでるよこいつ。
ララ「聖夜村の裏社会で私ら幽霊のための施設があるんだ。前の前の村長が幽霊と会ってその人のために。」
蒼夜「ああ、あのエロ村長か。アイツは何故かボディブローを入れたような気が・・・。」
モモコ「安心して。あたいでも入れるから。」
やよい「その頃はまだ、感情あったんですね・・・。」
何か蒼夜の過去を知るたんびに恐ろしくなってきた。
スパーク「つーかお前誰?」
雀「あ、お前知らなかったっけ。ん~まぁララ編をチェック★」
総悟「お前それ小説内の人物がやる行動じゃないよね。つーか最後に★つけないでくんない?気色悪ぅ。」
ブーケ「あたいでもいいでしょ★」
総悟「さようなら。」
と言って蹴り始めた。何かすごく反応早くなってきたな。
ララ「気流を変えるなどと言ったが真の目的は、彰という革命家の野望の阻止だ。」
雀「彰だとォォォ!Wer ist es?(それ誰?)」
総悟「微妙にイギリス語になってんな。それは、彰編、天地異変編、世界崩壊編をチェックしろ。」
モモコ「お前も人の事言えないな。」
だから、早く進めろ!いらつくな!
ララ「だから、現地でいろいろ情報を集めているんだ。」
ブーケ「・・・・・。」
雀「そう言う事なら協力してやってもいいけど、無駄口言ったら切腹な。」
つーかどんな掟決めてんだ!
ララ「ありがとう・・・。」
て何あっさりありがとう言ってんの!?まあいいや。
コレでまた、彰に一歩近づいたとさ。


第160話・The thing which cannot be yielded has one anyone.



モモコ「ねぇブーケ。今日ブーケん家に行っていい?お前の家だけ行った事ねぇんだよ。」
ブーケ「ダメだ。絶対にダメ!」
雀「ん~、総悟の写真がいっぱい入ってるとか。」
ブーケ「莫迦かお前は。んな奴はオタクかマニアしかいねぇぞボケ。」
何か一瞬ブーケがクールになった。そしたらブーケがはっとした。
ブーケ「あのアレ。あたいん家汚いし、お茶とかもいいのじゃないかも。」
総悟「お茶は問題ねぇよな。この場合。」
雀「・・・・・・。」
そしてみんな帰っていったが雀と総悟だけこの場に残った。
雀「ブーケよぉ。何か隠してない?」
ブーケ「何々?あたいがクールな言葉使ってビックリした?」
雀「した。お前は悪ふざけでもああいう事やんねぇからな。」
総悟「マジで家行っていい?とことん探ってやるよ。」
人の気も知らないでとことん追いつめるドSコンビ。
ブーケ「ダメ。何も知らないでしょアンタら!」
総悟「前は掃除屋をやっていてそこでは黒霞(くろかすみの)ブーケと呼ばれるほどの銃使い。
雀「しかもレイニーと違い両手で移動スピードが速く、女子の天才と呼ばれた女。もう調査済み。」
オイィィィ!人の傷口にザックリ入りやがったよドSコンビ!
ブーケ「誰にも言わない?総悟。」
雀「私は?何でこいつだけ?私がそんなに信用できないの!?」
総悟「そうっぽいな。」
と言ってブーケの真実に迫る。


第161話・Nobody is changed people's past.



ブーケ「ホラ、ここがあたいの家だよ!いや、あたいの家よ。」
ごく一般的な家だが何故かどこか懐かしい感じがする家だ。
雀「ふ~ん、結構いい家じゃない。何でコレがダメだったの。」
ブーケ「お前らなら徹底的に調べると思ってな。」
総悟「ほう・・・。ん?これって写真?」
そこの写真には4人の女性が写っている。が全員顔を黒ペンで塗りつぶしてある。
雀「コレが例の掃除屋か。こっちなんてホレ。日記見つけたぞ。」
ブーケ「アンタら人の傷口いじくって楽しいか?だからSは嫌いなんだよな。」
総悟「アレ?嬉しがらない。異常だな。頭たたいて直してあげようか?」
ドSコンビィィィィ!つーかそれに動じないブーケがすごく怖いのは何故!
雀「お前・・・、すぐに両親を失ったのか?」
ブーケ「ああ、それからだ。私がM性格で裏面を隠したのは。」
そして14歳から一緒にいた仲間3人と掃除屋結成。そして3ヶ月でエスカレートしていき人も掃除する掃除屋で有名となって・・・。
いろいろブーケの過去が証されていく。
雀「お前・・・、もしかしてすごく強いんじゃ・・・。」
ブーケ「ああまあ。日常ではそんなに発揮してないがな。まあお前らよりは弱いかも。」
総悟「ふざけんな。この日記に書いてある通りだと普通に強いからお前。」
人をあやめる商売をやってきたブーケ。それから逃れるためにやって来た村がデビル村であったのだ。
ブーケ「すまない。巻き込むつもりはなかったのに。」
雀「良いんだよ。誰だって人の過去は変えられない。それは仕方がない事なんだって。」
総悟「それと、もうストーカーすんのやめてくんない?」
ブーケ「・・・ヤダよ!」
と言ってブーケは逃げた。
総悟「くっそアマ~!永眠しやがれ!」
と追いかける総悟。何か無茶苦茶脚早いし。
雀「どうせならコレメモっとこ。今後のために。」
どういうため!悪だ。最強の悪だ。
相談してブーケの心は少しだけ晴れたとさ。相談してねぇか。

題名は翻訳すると『誰も人の過去は変えられない。』になります。


第162話・何か始めてくる人って意外に怖い



村長「新しくカットリーヌさんが来てくれたぞ貴方達★」
雀「誰が貴方達だテメェ。いい歳して恥ずかしくねぇのかあぁ!?」
きぬよ「雀ちゃん。押さえて押さえて。ここで出たらカットちゃんに失礼よ。」
総悟「お前いたの?つーかあだ名作ったお前も失礼だって。」
そしてカットリーヌが台に立った。
カットリーヌ「こんにちは。私カットリーヌと言います。たぬきちさんの店の奥で美容院・『ヘアサロンスピーディ』を経営します。是非来てね★★」
モモコ「どんだけ★つけてんの?」
カットリーヌ「2つよ★★★。」
やよい「今の3つでしたよね。さらに返してくれたし!」
突っ込みどころ満載のカットリーヌさん。そして雀達は早速美容院へ行った。
雀「ふ~ん、結構いい店じゃん。これから頑張って。美容院なら客の弱み握れるだろ。それで・・・」
総悟「ちょっと待て!弱み握ってんなら俺に・・・。」
スパーク「オ~イ、お前らドSすぎる!ゴメンよカットリーヌ。」
カットリーヌ「握ってますよ。地獄の手帳読みますか?」
モモコ「あるんだ!」
髪の毛を切るどころじゃないよ。もうこの人犯罪者だよ。いや、もっと言うとこの人達。
ブーケ「ふ~ん、ねえ総悟。あたい髪型変えたらもっと可愛くなっちゃうかな★☆★☆」
総悟「☆の色変えただけで可愛くなると思ったら大間違えだぞストーカー!」
あんな一面も見せたが一夜すぎたらもう戻ったよ。
カットリーヌ「切りましょうか?髪の毛。チェーンソーコースと爆弾コースとハサミコースがあります。」
雀「ふ~ん。私に美容師向いてるかも。」
スパーク「向いてねぇよ!なったら怖ぇよ!つーかこの店いいコース一つしかねぇし!」
やよい「そうですよ!さらに突っ込むと爆弾コースって何ですか?頭がトリュフ爆発ヘアーになります。そんな事する莫迦この世に・・・。」
ブーケ「爆弾コースお願い!」
やよい「ここにいやがった!」
そして爆弾コースを始めた。時限爆弾を上にセットした。
カットリーヌ「範囲は少ないから安心してください。ちょうどブーケさんの頭くらい・・・。」
【ドオオオオン!】
爆発したら店の中もうぐちゃぐちゃになった。
そしたらブーケの髪型は何故か可愛くなっていた。
ブーケ「総悟どうォ?」
総悟「何故そうなる?おかしすぎる!」
雀「私らがトリュフ爆発ヘアーになっちまったな。」
みんな頭がボサボサだったとさ。