戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

(天地異変編)第101話・天地異変



ここはデビル村。自然豊かでとても環境がいい村。だが人は・・・、悪い村。
雀「何だかな。疲れた~。」
総悟「雀、現在時刻教えてやろうか。12時だ。お昼は眠くなりませんよ~。」
雀「五月蠅いな。100話突破したんだ。毎話出てきたんだ。疲れるに決まってんだろ。」
いや、決まってません。そしてもっと言うとあんた年寄りじゃないでしょ。そしてさらに言うと莫迦。
やよい「でも私の恋編の時は?」
雀「通行人Aとして出てきました。」
スパーク「それってどういうA?」
などと何かどうでもいい話をしている。かなり、通行人Aとかあんた主役だろうに。
急に地面がぐらぐら揺れた。かなりの揺れだ。
雀「これは・・・、威信?」
総悟「地震じゃ!わざわざ突っ込ませるな!」
そしたら今度は急に曇ってきて雨が降ってきた。
そしてさらに雷が鳴り、風も強くふいてきた。
雀「あれ?さっきは晴れてなかったっけ?」
モモコ「確かに晴れてた。雲も白かったし。」
これは何かあるとみんな思っている。
ブーケ「総悟ぉ~。雷怖・・・ちゃぶ!」
ちゃぶと言ったからわかると思うけど即殴られた。
雀「これ、ただモンじゃないよ。天地異変ってやつ?」
そしてもう止まった。地震も雨も雷も風も。もうパっと止まった。
総悟「おかしいな。地震はともかく、雨と雷と風はそんなに早くおさまるかな。」
雀「同感だな。1~2分で終わるモンじゃない。」
みんなそう思って調査することになった。とても嫌な予感がする。
ここはライフ村。とても文化が栄えている村。由里阿に話を聞いてみた。
由里阿「あ、起きましたよ。何かすぐ止まっておかしかったよ熱帯魚。」
シーン。しゃれを言ったつもり?すごくしらける。
由里阿「何静かになっちゃってんでスカイダイビング。」
おかしいよ。違う意味で。てかマジやめてくれ。
雀「おかしい。まじめな由里阿さんがそんなこと言うわけない。」
と言って他の通行人Bに声をかけた。誰だよそれ!
通行人B「ああ、雷と雨がザザっと降った読売新聞。」
みんな最後に変な言葉を使うようになった。
雀「どうなってんだ?」
そこへ誰かが走ってやって来た。剣悟である。
剣悟「探したぞ総悟。何かみんなおかしくなっちまってんだ。」
総悟「理由は天地異変だな。」


(天地異変編)第102話・情報屋は消防士か警察官か莫迦にかぎる



総悟「情報あるんだろうな。なかったら・・・。」
剣悟「あるある!いや、あります!みんな語尾に変な言葉をつけること。」
雀「いや、もうわかってっから。」
剣悟も情報0。これからどう動くか。
良「情報ならあるよ~。」
と言って誰かが上から来た。紐が空につながっている。
総悟「良か!お前その紐どうつながってるの?てかお前生きてたの?てか情報教えろ。」
良と言えば彰編で出てきた悪者。詳しくは彰編をチェック。
良「教えてくださいだろ。俺はあの後、由里阿さんに助けてもらったんだ。今はあの人の下で働いてる。二度とあんな過ちを繰り返さないさ。くそが。」
今聞きました?くそがって言った。こいつ絶対Sだ。ドSだ。
だが本人はかなり後悔しているらしい。だからもうみんな攻めない。
雀「ふ~ん。由里阿も優しいな。敵を拾ったなんて。]
総悟「てか早く教えろよ!」
良「だから、教えてくださいだろ。」
総悟「んぐぅ・・・。」
てか敬語のこだわりはなに!何なんですか?まあいい。
総悟「教えてくださいコノヤロー!」
良「よし、いいだろう。」
雀「いいのか!?」
以外と良も天然らしい。てかこの編ずっと思ってたけどムカつく!住民全員ムカつく!
モモコ「ボケるのいいから、早く情報教えろ。」
良「わかった。これをやった主犯は彰とみている。」
やよい「彰って機械人間ですか?」
スパーク「いや、その通りなんだけど、その呼び方はやめた方が。」
オイ、ボケるな。話が進まなくなる!
良「おそらく十字の団体に入ったのも目的がある。多分奴の狙いはこの世の強い奴を潰してすべてを自分のモノにしようとたくらんでると思う。」
ブーケ「な~んだ。彰とかあんたとかよくわかんないけど、要するにこの騒動は、その目的をこんぴなくに潰したあたいらに復讐か、または自分の力を見せつけてるかのどっちかだね。」
雀「・・・・いや、どっちでもないな。」
総悟「俺もそう思う。」
良「俺も同感だ。言葉の語尾のことはわからんが、奴は何もかも無視していくタイプだ。」
この騒動、前に総悟が倒したはずの彰が主犯だとわかった。てか何故アイツは生きていたのだろう。


(天地異変編)第103話・策士策におぼれる



雀「で、彰がいるトコはわかるのか?あと、この騒動の止め方。」
良「それは・・・。」
と言ってゴクっとつばを飲んだ良。もしかしてすごく難しいことなのか?
良「ない。」
総悟「きっぱり否定してんじゃねぇよ。」
剣悟「あの緊張な空気がぶち壊れだな。」
ないのかよォォォ!てかすごくもう全くありません風だよ!
良「だが多分その機械を止めれば何とかなるだろう。」
モモコ「良、お前の頭、もう潮時だ。捨てろ。」
仲間になって1日も立ってないのに潮時だって。やっぱみんな莫迦なのか?
スパーク「じゃ、じゃあせめて本拠地の場所とか。」
良「全然せめてじゃねぇじゃん!知るかんなもん!」
何も手掛かりなし。動きようもない。どうするか。
雀「ま、奴は世界征服が目標だろ。征服されてからまた考えよう。」
総悟「そうだな。それからでも遅くねぇ・・・って遅ぇよ!」
やよい「そうですよ。何のんきな事言ってんですか?」
まあマイペース+ノー天気だから仕方ないけどね。
モモコ「これからどう動くの?ボス。」
と言って雀に敬礼をするモモコ。
雀「誰がボスじゃァァァ!お前が一番厄介なんだよ!」
ブーケ「雀。ボスならあたいに任せて。善行でも悪行でも人類滅亡の危機でもボスをやるのがモットーだから。」
雀「お前は黙ってろ!何その征夷大将軍みたいなモットー!ストーカーのくせに偉いこと言ってんじゃねぇ!」
剣悟「ボス、指示をお願いします。」
もうボケるのやめてください。話進まねぇよ莫迦。
雀「でも本当にどう動けばいいんだよ。」
良「ま、あてを行っていくか。」
スパーク「あて?そんなモン・・・。」
良がチラシを見せた。『みんな一緒に戦いましょう!株式会社アキラー。ゲーム会社ビミコ。』
総悟「・・・そういうモンは早く出そうよ。」
もう株式会社は彰の名前があるから間違えない。てか素直すぎる!
やよい「じゃあビミコってのは彰さんと組んでる人ですかね?」
良「おそらくな。」
雀・総悟「全然おそらくなじゃねェェェ!」
と言って雀と総悟が良の頭にかかと落とし。痛そうだ。
雀「そういうことは早く言えェェ!もっと時間短縮できんだろうが!」
総悟「お前天然過ぎる!順序よくやってけ!てか本拠地目星ついてんじゃねぇか!」
と言って蹴る蹴る。私にはそれがない方が時間短縮できると思う。
剣悟「じゃあ行こっか。敵の本拠地に。」
総悟「まとめてんじゃねぇ!」


(天地異変編)第104話・急がば回れ



雀「で、本拠地はどこだ?住所教えろカス。」
カスになってる。あまりのうざさにカスになってる。
良「ダキニ村の4丁目って書いてある。」
総悟「よし、じゃあまずは・・・」
剣悟「腹ごしらえだ!」
総悟「おう!・・・て違ぇよ!」
そしてみんなダキニ村に行った。あれ?それにしてもなんで雀達は普通なんだろう。
良「こ、ここだ・・・。」
着いた。建物はかなりはで。水玉模様に星模様。『Welcom』って書いてある。
やよい「・・・彰さんってこういう趣味だったんだ。」
雀「以外・・・てかみんなの夢ぶち壊し・・・。」
そして中に入った。
雀「こ、これは・・・!?」
中にメリーゴーランドがあった。ぐるぐる回っている。てか何であるの?
スパーク「どういう趣味だよこいつ!」
???「こういう趣味ですよ。卑弥呼(ひみこ)様わ。彰様は違いますけどね。」
1人の女の人が出てきた。ポニーテールで髪の毛が真っ青。すごい染めてる。あと眼鏡をかけてる。美人だ。
絵里那「こんばんわ。駿足えり、参上!」
・・・・。空気が乱れた。緊張モードが乱れた。何だよこいつ。
雀「えりさんっつったっけ?あんた、部屋に戻りなさい。」
絵里那「えりはあだ名です。正式には絵里那です。
総悟「じゃあ絵里那さん。あんた、ここの部屋で首をつりなさい。」
絵里那。悪者1だ。空気をぶち壊す悪者1だ。


(天地異変編)第105話・強い奴は莫迦と突っ込み上手に限る



絵里那「ふん、彰様の命令であなた達を倒す。」
最初の敵、絵里那が雀達の前に現れた。
絵里那「イケメンはいるっぽいけど女は駄目ね。最悪最低だわ。特にあのピンクのリス。」
モモコ「五月蠅い!それってあたいの事か!?」
Sだ。最悪最低のSだ。腹黒いよ。
モモコ「もうイラついた!こいつ、あたいが倒す。みんな先に行って!」
総悟「戦闘モード早っ!てかあんたどんだけ変な理由で残る!?」
そういう性格だから仕方がないか。みんな先に行かせた。
絵里那「1人で挑もうとはいい度胸ね。私は名のった通り駿足だからご用心。」
モモコ「注意報わざわざありが・・・」
絵里那がいつの間にモモコの後ろをついていた。性格は変だが腕は確かのようだ。
モモコ「!?」
絵里那「さあ、あなたをとことん痛めつけてあげるわ!」
その頃、雀達は走って階段を上っている。
やよい「モモコさん、大丈夫なんでしょうか?」
雀「あの図太い精神は誰にもかなわないよ。きっと大丈夫だって。」
そして2階に着いた。そこには3人男がいた。右から名のり始めた。
レッド「俺の名前はレッド!ピストル使い!」
ブルー「僕の名前はブルー!手裏剣使い!」
イエロー「そしてオイラはイエロー!ぬんちゃく使い!」
シーン。何ですか?これは。戦闘モンごっこ?恥ずかしい・・・!
ブーケ「ふん、総悟の方が100倍格好いいモンね!」
総悟「あいつらと比べるな!恥ずかしい!」
と言ってブーケを蹴飛ばした。まあそうなんだけど、かわいそう・・・。
ブーケ「痛たた・・・!?」
ブーケは運悪く相手のトコに倒れている。頭に剣を突き立てられた。
レッド「お前ら、武器を置きな。さもないと人質が・・・。」
みんな「うおらァァァ!」
と言って武器をブーケ達の方に投げ出した。剣は刃を向けて。
ブーケ「ギャァァァ!」
イエロー「人質見えてねぇのか?どこ投げてんの?」
雀達はブーケの前に出た。
総悟「フン、莫迦だなお前ら。残念ながらこいつに人質の価値はねぇ。」
雀「斬ろよ撃てよ永眠させろよ。」
とフッっと不気味に笑うドSコンビ。
ブーケ「あんたら全員あとで覚えてなさい!」
やよい「まあ、こいつら弱そうですし、私がちゃちゃっとやってちゃちゃっと行きます。」
スパーク「俺も。戦闘モン大好きだ。サインもらわなきゃな。」
ブーケ「あ、あたいも!」
先に行け!と言われ先へ進む雀達。仲間は戦いに挑む!