戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

(ジョウ編)第87話・細木和子の占いで金星人の君!今日は危険ですよ~!
ブーケ「モモコ!」
モモコは必死に戦っている。逃げ遅れの人とかを護るため。自分の心をつらぬくため。
雀「じゃ、ブーケ。行ってこいや!」
ブーケ「何であたいだけ!あんた行けや!」
雀「いやいや、ここはお前が行け。私は援護してやる。」
ブーケ「嘘ぶっこいてんじゃねェェ!」
口論になってる暇はねェェ!さっさと行けや!お前ら!
やよい「つべこべ言ってたら空港の入り口がつぶれちゃいますよ!」
やよいが言っている言葉、ちっちゃい子じゃわかりにくいのでわかりやすく説明するね。
ジョーイヤは変な物体を長く延ばして戦っているからつべこべしてると入り口がなくなるほど大きくなるということだ。
スパーク「やべぇ!つぶれちまった!」
って私が説明してる間にか?つぶれたのは。
やよい「ここはバズーカで・・・」
雀「ダメだ。モモコに当たっちまうかもしれねぇ。」
スパーク「じゃ、じゃあどうすんだよ!」
と口論しているみんな。てか口論2回目だっての!雀はスパークの方を向いたら思いついた顔をした。
雀「お前らはさがってな。私とあいつで行って来る。」
やよい「あ、あいつって?」
後ろから何かやって来た。誰かが走ってやって来た。
雀「よし、行くぜ総悟!」
総悟「お前に言われなくても行ってやるよ!」
と言って雀と総悟は空港へ走り出した。
スパーク「総悟?なんであんな奴が来てるんだよ!」
とみんな考える。あれだけひどい事言ったのに来るなんて。何でだろうと。
雀「オイ、あん時は悪かったな。お前の気持ち、少しわかったような気がするかんな。」
総悟「フン。別にわからなくていい。」
そして2人は太刀を抜いた。そして変な物体に向かって斬った。そしてその一瞬で空港内へ入った。もうおそらく誰も入れないだろう。
雀「お~いモモコ。生きてるか~。」
と言ったらモモコは大怪我をしていた。そして今、ジョーイヤと戦っているのはモモコの父、ジョウ。
雀「オイ、あの人って・・・。戦えるのかよ・・・。」
そしてモモコの方に向くとモモコが変な物体に引きずり込まれていた。
雀「モモコ!」
ジョウ「オイ、てめぇら。何こんな危険な場所に来てんだよ。関係ねぇだろ。」
総悟「悪いが俺らは危険な場所が好きなものでね。」
雀「モモコと関係なくねぇ。あいつは私の仲間だ!」
(ジョウ編)第88話・父ちゃんは娘に嫌われる一生だな
ジョウ「迷惑だ!お前ら帰れ!」
雀「けーれねぇよ!この変なの倒すまではな!」
ジョウはしつこいなどと怒鳴る。てかお前の人生は怒鳴るだけなのか!
ジョウ「そもそも茶髪のお前!お前はモモコが帰っていいとか言ってたろ。何故来た?」
総悟「俺は親子の問題に口挟みしねぇタチでねぇ。俺は止めはしねぇし抗議するきもねぇ。それと仲間を死なせもしねぇ。俺は何でもしたくねぇもんばっかだな。」
総悟は少し笑って言った。雀も少し笑って言った。
雀「オイ、モモコ救うにはこいつぶっ倒すしかなさそうだ。行くぜ!」
と言って雀は走った。太刀をかまえて。そしたら
【パック】
喰われた・・・。雀が喰われた・・・。総悟はかなりあきれた目をしている。
ジョウ「だから一般人にこんな奴無理なんだよ。」
総悟「知るか。だがな、仲間を思う気持ちが強い奴がここに1人いてな。すげぇムカつく奴だが・・・、振り返らずに真っ直ぐ歩いてる奴でな。」
と語り終えたら雀が変な物体をぶちやぶって出てきた。
ジョウ「なんて無茶苦茶な野郎だ。この女。」
雀「無茶苦茶で結構だオッサン。私ぁ無茶苦茶がモットーな女でな。」
どんなモットーだ!お前!何かこのシリーズ突っ込みないと思ったらあるじゃねぇか!
総悟「フン、あんたも無茶苦茶じゃねぇのか?娘が嫌がることさんざんやって。」
ジョウ「それもそうだな。」
とジョウも笑った。あとはこいつを倒すだけ。
ジョウ「でも娘は返さねぇかんな。あと、俺はオッサンじゃねぇよ!せめておじさんと呼べ!」
どっちも一緒だァァ!もう突っ込みたくねぇよ。ダリーよ。もうメンドくせーよお前ら!
雀「わかってるよおじさん。ま、ここは手ぇ組んでもいいんじゃねぇのか?」
ジョウ「そうだな。」
と言って雀達はジョーイヤに向かった。そしたら、
雀「ストップ!見ろよあれ!」
総悟「何だよ!」
雀「あいつの近くにモモコが・・・!」
ジョウ「チキショー!アレじゃあむやみに攻撃できねぇ!」
(ジョウ編)第89話・愛は人の最悪の兵器である
ジョウ「モモコ!」
モモコがどんどん心臓にのめり込まれていく。もうどうしょうもない状態だ。
総悟「チッ。どうすりゃいいんだよ・・・。」
雀はジョーイヤの本体を見つめていた。正確に言うとモモコを見つめていた。
雀「私にまかせな。多分うまくいく。」
ジョウ「多分かよ!」
確かに人生に100%はないけどここの場合絶対と言おう。雀は剣を地面に立たせた。
総悟「オイお前・・・。まさか!」
雀「ああ、さっき言ったろ。私ぁ無茶苦茶がモットーな女だってよ。」
変な物体が雀をのみ込もうとした。地面も変な物体だから上から押して入れようとしているのである。
雀「じゃあな。うまくやってやるよ。」
と言ったのが最後。雀は変な物体にのめり込まれた。ジョウと総悟はそれを見つめていた。
雀は変な物体の中でモモコを探していた。自我を失っていなければこっちのモンだから。そして雀はモモコを見つけた。
雀「お、いたいた。」
とモモコを引き出そうとしたが物体が邪魔をする。
雀「チッ。私じゃ無理か。じゃあモモコを起こすまでだ。」
よいしょっと言って何かをモモコにかまえた。バズーカだ。てか何無理矢理起こそうとしてるの?いないよそんな人。
雀「お~きろ~!朝だぞ学校遅れるぞコノヤロー!」
と言って撃った。確かに撃った。そしたらモモコが起きた。
モモコ「す、雀・・・。痛ぇよコラ!」
雀「悪かったな。お前がいつまでたっても起きないからつい・・・。」
モモコは地面に置いてあったバズーカを拾った。
モモコ「うるせぇ!ふざけんな!」
と言って撃った。外で爆発が起きた。そして煙がおさまるとそこには雀とモモコがいた。
雀「ああ~。モモコもなかなかやるな。死ぬトコだったぞ。永眠するトコだったぞ。」
と気絶したモモコに言った。そして雀はモモコをジョウに投げた。
雀「ゲボッ!そいつはあんたのモンだ。返すぜ・・・。」
ジョウ「・・・無茶苦茶しやがる女だぜ。」
とモモコを受けとめた。これで一件落着・・・。
総悟「お~い。幸せ気分になるのはこいつ倒してからにしようぜ。」
と言って3人は目を光らせた。怖っ!すっごく怖っ!
雀「モモコがいなくなった時点でもう私らの勝ちだな。」
ジョウ「さよ~なら~!金星人!」
総悟「いい夢見ろよ!」
ジョーイヤ「ぎゃあああ!」
そして事件は一件落着で終わったのである。
ジョウ「オイ茶髪のお前。何故モモコを助けに来た。改めて聞くぞ。」
やよい「そうです。私達も聞きたいです。」
ここは未来村の病院。包帯だらけの雀と総悟とモモコが治療してもらったトコだ。
総悟「俺さぁ・・・。父ちゃんも母ちゃんもいねぇんだ。」
ブーケ「え・・・?」
総悟「正確に言うと会ったことがねぇ。=いねぇだ。俺は姉さんがいること知ってるだろ?生まれてすぐの戦争で離ればなれで暮らして・・・。俺に家族ってのはいなかったみたいなモンなんだ。」
スパーク「じゃあお前がモモコに帰れっていったのは・・・。そういうことだったのか。」
総悟「俺は今、独りぽっちだ。俺にも欲しかったよ。あんたのような優しい父親が。家族が。」
じゃあなと言って病院を出ていった。
雀「よう総悟。家族いねぇなら私達を家族って思ってもいいぞ。私は母ちゃんはいたが父ちゃんいなかった。てかお前の気持ちはわからんがな・・・。」
総悟「・・・ま、考えておくわ。」
(ジョウ編)第90話・残り物に福なんかねぇよ!だまされるんじゃねぇ!
モモコは結局親と一緒に帰ることになった。そういう事実で悲しむデビル村。しかしモモコは一緒に帰らなかった。
ジョウは雀と総悟の優しさがわかってもう少し修行しろよと1人で帰っていったのだ。
モモコ「やっぱりあたいがいないとみんな寂しいよね・・・。ここはパーッと驚かしてやろう・・・。」
にひひと笑うモモコ。あんたの顔、見てみな。つるべみたいな顔になってるぞ。
ここは純金喫茶ハトの巣だ。雀達がコーヒーを飲みに来ている。
雀「何だかな・・・。結局モモコは行ったんだよな・・・。」
ブーケ「仕方ないよ。ねぇそう・・・」
ブーケが最後まで言い切る前に蹴りをいれてぶっ飛ばした。痛そうだ。
雀「マスター。住人が1人引っ越しただけなのにつらいな。」
マスター「人生楽ありゃ苦もあるさ。」
カッコイイィィ!あんたすごいカッコイイよ!渋いよ。漢(おとこ)の中の漢だよ!
雀「何だかな・・・。」
マスター「このブレンド。新しい・・・。飲んでみます?」
雀「まあ気分転換に飲んでみるか・・・。」
と言ってその新しいブレンドを入れてもらって飲んだ。確かに飲んだ。
雀「これ美味いじゃん・・・!マスターすごいわ!」
やよい「確かに美味しいですね・・・。」
総悟「ダメ・・・。俺これ無理・・・ヒック。」
皆さん聞いたよね。ヒックって。これアルコール入ってるんだ!絶対!酒みたく。総悟は酒嫌いだから。詳しくは>>92で見てね。
そしてなんかすごく盛り上がった。モモコはかなり残念している。
スパーク「住人1人引っ越した思えばいいらぁ。ボンキュボーンじゃねぇもんなアイツ。」
雀「スパーク一度永眠してるらぁ?」
何かすごい盛り上がり!モモコは店に足を踏み入れた。
マスター「あ?お客様?コーヒーいかが?あっ・・・。」
モモコ「オイ。お前ら。ボンキュボーンじゃなくて悪かったなコノヤロー。本当に1度あの世行け!」
と言ってバズーカを撃った。店はボロボロ。マスターは怒った。
マスター「店・・・が・・・。店・・・が・・・。ああああ!」
マスターが壊れたァァァ!そして暴れ出した!
雀「何この人!自分から壊してるじゃん!」
そしてモモコが無事(?)に帰ってきたとさ。
(ジョウ編)第91話・流行に敏感じゃねぇ奴は永遠に莫迦でいな
雀「ゲボゴホゲボッ!!」
モモコ「ねぇ雀。莫迦は風邪ひかないっていうけど何で雀は風邪ひくの?」
確かに。てか主役が風邪ひいたら物語進まねぇよ。今までの前代未聞の事件だよ!
雀「うっせぇな。主役だって生き物なの。動物なの。風邪くらいひくわ。」
モモコ「私なんか莫迦じゃないからしょっちゅう風邪ひくよ。」
総悟「冗談見え見えだぞ。お前は明らかに莫迦。」
何だかな・・・。そんな口論どうでもいいから91話について考えようよ!
やよい「今回はお休みですかね。」
雀「どうやって休みとるんだよ。作者は取材のため今週はありませんてきな感じかよ。」
総悟「雀。これは悪魔でも小説だ。しかもみんなで作っていつでも書いてどうぞのやつだぞ。」
何か莫迦らしい。私も風邪で休みたい。突っ込みを休みたい。
雀「あっ、ヤベッ。そうこうしてる間に出番が・・・。早く進めないと・・・ゴホゴホ!」
スパーク「無理だ。今日は休め。」
雀「そういうわけにもいかねぇだろ。莫迦にまかせれねぇし。」
総悟は雀の前に手をだした。
総悟「待てよ。誰が莫迦だって。莫迦に莫迦って言われたくねぇよ莫迦!」
オイ今莫迦って何回言った!本当に休ませて。みんなは雀の家を出ていった。今回は雀なしか。
たぬきち「はぁ?風邪薬?400ベル。ほら払って。」
【ドカーーン!!】
モモコがバズーカを撃った。そしてたぬきちはタダであげた。
スパーク「オラ。風邪薬だ。」
と言ってスパークが雀に渡そうとした。
雀「お前の手、汚い・・・。」
スパーク「うっせぇ!」
そしてスパークは怒って雀の顔面に風邪薬を投げた。
雀「ゲボゴホ!スパークてめぇ!」
そして近くにあったバズーカでスパーク狙って撃った。元気あるじゃん!
モモコ「うおおお!燃えてきた。誰か、俺の拳に血を注いでくれ!」
そしてみんなでバズーカ合戦になったとさ。やはりいつものパターンである。

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