戦闘の村 ~デビル村~ 作者/辰巳(元NARUMI ◆a0N.W/9D1.

第228話・愛だの恋だの人はそういう感情になると勘違いが多くなる



スパーク「総悟!お前どーしてくれんだよォォォ!いつになったらスパミは諦めるんだよ!」
総悟「知るか!何で俺が説教されなきゃいけねぇんだ!俺が何かしたか!」
雀「確かにな。まあスパークの気持ちも分かる。総悟は確かに完璧だがドSだもんな~。」
モモコ「妹がドSの彼氏持ちって兄としても恥ずかしいよね~。」
総悟「とりあえず雀に言われたかねぇよ俺は。」
どうやらまだスパミはブラウン894のことが好きらしい。総悟とも知らずに。
総悟「つったってもう方法はねぇぜ。俺に頼んでも俺もう何にもしねぇ。俺もう疲れた!」
スパーク「いや、総悟には悪いが・・・いや悪くねぇ。元かと言えば総悟が悪いんだ。」
雀「ん~、私的にスパークが悪いような気もする。」
モモコ「元はと言えばスパーク、お前が悪いんだ!お前が莫迦だからこうなったんだ!」
総悟「そうだけど・・・こっちにもグサっとくるからやめろ。」
スパーク「とりあえず!スパミは今日も遊園地へ行った。ブラウン894になって行ってくれ。」
雀「ストーップ!そんなんじゃまた前のパターンだ。よっしゃ!私もバズーカ37564になってついて行ってやる。」
総悟「すっげー不安なんだけど。まあいいや。」
と言う事で遊園地に来た雀と総悟。いやバズーカ37564とブラウン894。スパミがいた。
スパミ「あ!?ブラウン894様!そちらの方は?」
総悟「オホン。え~っとこいつは・・・」
スパミ「もしかして仕事仲間の方?初めまして!スパミです。」
雀「あ、どうも・・・じゃなくて私はだな・・・」
スパミ「せっかくなので遊園地に入りませんか?勿論!ブラウン894様も。」
総悟「違うっつってんだろ俺はだな・・・。」
スパミ「じゃ!行きましょう!」
と、話の腰を折って遊園地へ入ったスパミとドSコンビ。
モモコ「知ってたスパーク。ドSは以外にすっごく天然な人に弱いんだ。」
スパーク「何だとモモコ!もっと詳しく説明しろ!」
モモコ「良とか色々いたけどね、丁寧で礼儀正しい天然さんは結構ドSに弱いって聞いた。」
スパーク「・・・・・・」
丁寧で礼儀正しい人は弱点が少ないのでドSには弱く、しかも天然とくれば話の内容もわけ分からずほっとく人が多い。
ドSコンビ!初の危機になるか!?


第229話・天然ボケの人って笑える人が多いけどかなりいっちゃってる人は面白いじゃなくてもうこれ天然記念物モンだよと思ってしまう



・。・。・。・。・。・。・。・。前回のあらすじ・。・。・。・。・。・。・。・。

 あるきっかけで不運な事にブラウン894(総悟の変装というかコスプレ?)を好きになったスパミ。
スパークはそれがとても気にくわなくスパミにブラウン894を諦めさせるようにしたが今までは失敗。
そしてまた作戦を始めた。果たしてスパミはブラウン894の恋を諦めさせる事はできるのか!?

総悟「お~い辰巳~。前回までのあらすじでどんだけ行数使ってんだ~。」
雀「そうだよ!前回のあらすじなんていらねぇんだよ!この話を読む奴は大抵が今までも読んだ奴なんだよ!」
知らねぇよ!今日から読み始める尊い皆さんもこの世にはいるではないか。
雀「んだとああ!?」
スパーク「もういいから物語を始めてくれ!行数が危ない!!」
さて、ここは遊園地。夏なのでとてもにぎわっています。
スパミ「じゃあブラウン894様、何に乗りたいですか?」
総悟「あのさぁス・・・じゃない、名前、聞いてなかったな。」
スパミ「私の名前はスパミです。そーいえばあなたの名前を聞いていなかったですね。」
雀「私はバズーカ37564だ。とりあえず言うがお前にブラウン894の事を諦めてもらう。」
ストレートに言ったよこの人!普通こんな大胆行動の人いんのか!?
スパミ「な、何故ですか?」
雀「私はその為にそ・・・じゃねぇや。グラ・・・でもなかった。え~っと名前なんだっけ?」
総悟「忘れたんかいィィ!俺はブラウン894だ。」
雀「ぅオホン。こいつは愛の戦士だ。世界中にも回って旅する。だからお前がこいつの事を好きになると迷惑なんだ。」
スパミ「・・・・・・理由は?」
雀「えっと・・・理由は・・・ブラウン894から言って!!」
総悟「やっぱり俺かよ。悪いが俺は世界を回っている。だからお前が俺の事を思う気持ちが油断させてしまう。だからやめろ。」
モモコ「総悟相変わらず芝居上手いね~。」
スパーク「雀は下手だがな。」
そしたらスパミはしばらく暗い顔をしていたが頬を赤く染め上げこう言った。
スパミ「流石です。私の事は気にせず仕事をしてください。」
雀・総悟「へ?」
スパミ「私は、ずっとここにいて、ずっと待っています。あなたが帰ってくるのを。だから私の事は気にせず頑張ってくださいね。」
と言って去っていった。
総悟「俺ああいうタイプダメだわ~。」
雀「説得が難しいっつーか。てか今ので通じると思ったんだがな~。」
スパーク「どうなってんだ総悟ォォォ!」
総悟「アンタの妹こそどーなってんだ!あんなモン天然記念物しかああなんねぇよ!」
モモコ「例えが広いね~総悟は。」
雀「お前は影で見て笑っていただけだろ。まあいいや。作戦失敗!帰っぞ。」
とまたまたまた、作戦は失敗したのであった。


第230話・A miserable party


今日は辰巳主催のパーティーを開きました~。(何故!?
何故と思う人はこれを800スレ記念と思って下さい!(そこまで設定考えたんかい!
パーティー開始は午前8時。みんな早くから来ています。今は6時半。
ここはパーティーをするホテルの前。ってホテルでやるんかい!
やよい「あっ!由里阿さん!」
由里阿「やよいさん。お久しぶりです。」
今回、由里阿はとても綺麗な服を着てきている。流石のやよいも今日は巫女服とか奇妙な服は着てきていない。
由里阿「ホラ恐ちゃん。早く入りましょう。」
恐埜「な、何で僕もスカートはかなきゃいけないんだよ!」
今日の恐埜は何と、スカートをはいてきました!女の子らしい服も着てきてる。
やよい「中へ入りましょうか。」
と礼儀のいいコンビは中に入っていった。一方ここはホテルに一番近い駅。
男女そろっていろんな人が集まっている。
モモコ「遅い!あとアイツだけだぞ!?」
蒼夜「少しくらい待ってあげましょう。モモコさん。」
俊司「でも意外な奴が遅れてくるもんなんだな。」
絢「あら?アレってそうじゃない?」
ララ「雪たいちょー!こっちこっち!」
そう、遅れてきた人物は雪。ちょっと以外。服装はかなり立派なもの。
雪「ったく、こっちは忙しいのに何でここで集合なんだ?」
ララ「いいじゃないですか雪隊長。行きましょう!ってアレ?隊長どっちへ行くんですか?」
雪「あの方向音痴二人組を放っとくわけにはいかねぇだろ。」
と雪は今度はホテルから少し離れたレストランに足を踏み入れた。
雪「あ~、始まる前からこんなに疲れたの始めてだ。」
悪力零「遅いですよ雪隊長。」
雪「遅いって、お前らが言える事じゃねぇだろうが!」
剛「もういいだろ。行くよ。」
雪「行くよってお前ら行き先しらねぇだろうが!」
そしてホテルの前に高級車が止まった。そして扉から出てきた人物はブーケ。
ブーケ「ありがと。後は自分で行く。」
と今はクール。服装もかなり大人っぽい。それに驚いているのはスパーク。
スパーク「テメェ金持ちじゃねぇのに何でそんな高級車なんだ!」
ブーケ「日頃の貯金よ。」
スパミ「でもブーケさん格好いいよ!」
と3人でホテルに入っていった。そんなこんなしているうちに7時。
総悟「ま、間に合ったと言えば間に合ったな。」
良「莫迦剣、お前が遅れたからだぞ。コノヤロー。」
剣悟「何で俺!?」
羅武「アンタ集合時間を1時間も間違えたでしょ。」
そりゃ怒るし遅れるわ。その4人はかなり豪華でちゃんとした服を着ている。美男美女のこの4人。一般の通行人A達はすごいな~と思っている。
総悟「んで、あそこにいるのは・・・。」
雀「よォ総悟!時間何とか間に合ったみたいだな。」
総悟「主役がギリギリに来てんじゃねぇよ。主役はトップで来るもんなんだ。」
雀「だってちょうど原チャがぶっ壊れたんだもん。」
そしてホテルには全員そろい、8時、パーティーの時刻を迎えた。


第231話・The worst festival



雀「え~、オホン。辰巳コノヤローが仕組んだこのパーティ。楽しみたかねぇけどまあ楽しめ。」
総悟「オイコラ雀。ちゃんと言え。まあ楽しみたくないのは分かるけどよォ。」
雀「このパーティーの題名を、総悟さん!どうぞ!」
総悟「どうぞじゃねぇよ!何が総悟さんだよ!まあいいや。『The worst festival』。」
雪「普通に最悪なお祭りって言えや!って何がお祭りだ。何がフェスタだ。何がパーティーだ!」
雀「おおっと!司会進行に雪が乱入!途中からツッコミから愚痴へ変わっていったぞ~!!」
雪「うるせぇ!お前は黙ってろ!」
また世話が焼けるパーティーが始まったなコノヤロー。ちゃんとみんな楽しんでるかな~。
由里阿「恐ちゃん。最近質素な物ばっか食べてたから今日は豪華な物たんと食べなさい。てか食え!」
恐埜「姉御。キャラ変わってるよ。」
ってお前ら姉弟・・・じゃなくて姉妹関係じゃなくて親子関係じゃね?この絵を見ると。
やよい「も、モモコさん少しがっつきすぎですよ。少し恥ずかしいです。」
モモコ「少しじゃねぇだろ。モグモグ。すっげぇ恥ずかしいだろ!くちゃくちゃ。」
スパミ「恥ずかしいと思うならやめなよ。」
スパーク「ああ!もう!コノヤロー!ドンペリーノとウォッカとバーボーン2本ずつ持ってこいや!」
ブーケ「やけ酒飲むならビールにしてくれ。さらにパーティーでするな。さらに言えば何故やけ酒!?」
とブーケの冷たく鋭いツッコミ。クールだね。今のブーケは。
絢「ねえララ。パーティーなんて面倒だからパーティー抜け出してレストラン行こうよ。ちょうど良い服だし。」
ララ「いいなそれ。絢さんナイスアイディアだ。」
って抜けだし計画してる奴らまでいるし!このパーティー。絶対誰一人楽しんでねぇ。
剣悟「よ~し!次はベルモット!ヒック!」
良「上等だコノヤロー!この飲み比べ!ぜってぇ勝つ!」
羅武「フッ、私に勝てるわけねぇら!ワラシは飲み比べの天才呼ばれた。ヒック。」
って飲み比べしてるし!このパーティーもうぐちゃぐちゃだよ。
雀「ではでは!最初で最後のイベントです!」
俊司「って一回しかイベントねぇのかよ!」
雀「何とバズーカ合戦だァァァ!すっごい楽しいイベント。」
蒼夜「もっと安全な競技にしましょう。」
総悟「最早競技でも何でもねぇし。」
雀「やるか!やらないか!バズーカは全てこっちで用意してある!」
そしてみんな「やる!」の声。そしてバズーカ合戦が始まってしまった。
雪「こうなるのは予想していたくせになんで疲れたんだ俺は・・・?」
・・・・・・・・・それはこっちの台詞である。


第232話・服の切れ目は最悪の予告



雀「あん?私に何をしろって言ってるんだ?立場考えろコノヤロー。」
良「大丈夫。アンタに立場はないから。」
今現在ここにいるのは雀と総悟と良とブーケと何故か蒼夜。本当に何故彼がいるのだろうか。
良「頼むで!お願いだからさァ、呪いの妖刀『壊磁』(かいじ)を探してくれ!」
総悟「テメェで探せ。俺は絶対探さねぇ。何故なら頼む奴がお前だからだ。」
良「俺だとダメなのかコノヤロー!」
ブーケ「あたいも~、アンタなんか興味ないし~。」
蒼夜「僕は探す意味がないので却下しておきます。」
良「つーかお前を来てくれと言った覚えはないんだが。」
雀「他あたれ。私は絶対やらねぇからな。コノヤロー!」
と言って雀は剣を抜いて良を斬る。だが良はかわした。だけど服が少し斬れた。
良「あ~、俺の服がアアァァァ。これ、弁償してね。」
総悟「『俺の服が』がすっごくわざとらしく聞こえたのは俺だけか?」
良「それに妖刀『壊磁』と言やぁ妖刀の『蜻蛉』(かげろう)の類似だぜ?」
ブーケ「だから何さ。てか蜻蛉って何?」
良「世界最強の掃除屋、闇が使う妖刀だ。」
雀「よし探しに行くぞォォォ!彰をぶっころす!アイツムカつくからよ!」
総悟「手掛かりはあんのか?コノヤロー。」
蒼夜「あのォ・・・僕は行くんですか?」
空気読めない奴がここに一人いやがった!闇と聞いた途端態度が変わった雀達は雀達だけど・・・。
雀「お前は帰るかここでしんでくれ。今すぐ。」
蒼夜「じゃあ帰ります。」
総悟「本当に空気読めない奴だなアイツ。」
良「遺跡の谷。って知ってるか?未知村の有名な谷だ。」
ブーケ「そこにあるのか?」
良「多分な。封印してあると聞いた事がある。その妖刀は蜻蛉を見つけれる。」
雀「よっしゃ~!!未知村へ行くぜコノヤロー!」
良「未知村の場所は知らねぇぞ。」
総悟「じゃあまず場所を探さなきゃな・・・で済むと思ってんのか?コノヤロー。」
雀「やっちまいなァァァ!」
と雀と総悟とブーケで良を蹴り始めた。