コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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マーメイドウィッチ
日時: 2016/06/21 11:41
名前: いろはうた (ID: FEOD1KUJ)

世界が止まった。



手が震える。



数拍のちに気付く。









私は大切な人に裏切られたのだと。

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Re: マーメイドウィッチ ( No.179 )
日時: 2016/11/24 00:19
名前: モズ (ID: Ft4.l7ID)

ただただ、携帯をいじっていく。

ずーっと、カタカタと。

ずーっと見ていたのは「マーメイドウィッチ」

僕はいろはうた様が綴っていく、

繊細で、きめ細やかな、とても素敵なstoryを。

表すなら、江戸切子のよう。

ほんとに繊細で、芸術的で、見るものを虜にする、

それがいろはうた様の作品だと思います。

長文で、すみません。

人気作品で見てしまいましたーー‼

これからも僕、見続けます。

頑張ってくださいです。失礼しました。

Re: マーメイドウィッチ ( No.180 )
日時: 2016/11/24 15:28
名前: いろはうた (ID: b4ZHknAo)
参照: http://ncode.syosetu.com/n1515cf/

モズ様!!


はじめまして!!
読んでくれてありがとうございますm(ーー)m


え、江戸切子!!
そんなキラキラした綺麗な工芸品に例えていただけるなんて
なんて光栄な……


僕……ということは、男性の読者様でしょうか?
カキコでは貴重な存在……
そんな方が読んでくださって嬉しく思います。


これからも精進していくので
お時間あったら読んであげてくださいね(*^^*)



コメントありがとうございます!!

Re: マーメイドウィッチ ( No.181 )
日時: 2016/11/24 20:07
名前: モズ (ID: Ft4.l7ID)

いろはうた様へ

誤解させてしまって申し訳ありません。

戸籍上は女なのです。

本当に申し訳ありません。

僕、「私」とか「自分の名前」で言うのが嫌いで。

いろいろ男っぽい感じで。

女子向けの恋愛系漫画も苦手で。

でも、マーメイドウィッチは

先日述べたように男っぽい僕でも、

すっごく見易いんです。

だから、僕がガチで男だったら、

フレヤはなんか最高なんです。

あのビジュアルだし、なんか性格も可愛すぎて。

夢に出てきてほしいですっ!



謝る立場なのに、こんな感じですみません。

ですが、まだまだ見させていただきます。

改めて、申し訳ありません。

Re: マーメイドウィッチ ( No.182 )
日時: 2016/11/30 23:50
名前: いろはうた (ID: b4ZHknAo)
参照: http://ncode.syosetu.com/n1515cf/

モズ様!!


お返事が遅くなってしまいすみません!!


いえいえいえいえいえいえ!!
いろはうたがわけのわからん勘違いをしておっただけです!!
お気になさらず!!


今までの作品がベッタベタの恋愛ものばかりだったので
なんかそれ以上のものを書きたくて、このような形の
小説になりました……


コメントありがとうございます!!

Re: マーメイドウィッチ ( No.183 )
日時: 2016/12/01 15:53
名前: いろはうた (ID: dFWeZkVZ)

フレヤは、何の感情もこもっていない目で、

宝石商が持ってきた、きらびやかなネックレスを見つめていた。

王宮に持ちこむだけあって、どの宝石も大粒で

最高級品ばかりが並んでいた。


「ハンナが好きに決めていいわ」

「フレヤ様!」

「興味がないもの」


昔は、ステファンに少しでも素敵に思ってもらえるように

メイドと一緒に一生懸命考えて選んだものだ。

だが、それは今は意味を持たない。

どうせもうすぐ、ここを追われる身になるのに

こんな装飾品を買ってもどうしようもない。

ただの浪費にしか思えなくて、フレヤは投げやりになっていた。


「ドレスですら、なんでもいい、で済ませてしまうのですから、

 せめて、アクセサリーは……!!」

「お父様が勝手に決めた舞踏会よ。

 本当ならば私は参加する必要は」

「ございます!!」


フレヤはため息をついた。

父は、なんとしてでも自分が死ぬまでに

フレヤの婚約を強引に進めてしまう気だ。

死の淵にいる父の最後の願いを無下に断れず、

結局舞踏会という名の、フレヤの婚約者さがしが明日急きょ開かれるのだ。

次期国王になれるのだ。

目の色を変えて、この国すべての身分の高い独身男性が

大勢押し寄せてくるのだろう。

考えただけでもぞっとする。

だから、余計に新しいドレスやアクセサリー選びにせいが出ないのだ。


「これでいいわ」


フレヤがなんとなしに拾い上げたのは豪奢なエメラルドのネックレスだった。

このままでは買ってもらえないかもしれないと思っていたらしい

宝石商があからさまにほっとした表情を見せた。

対するハンナの顔はかんばしくない。


「フレヤ様……

 そのペンダントは、あまりフレヤ様のおぐしの色とは

 合わないかと……」

「ハンナは、今日アイボリーのドレスを選んだじゃない。

 大丈夫よ」


たしかに、フレヤの真っ青な髪の色と、

深紅の瞳には、エメラルドはあまり似合わなかった。

だというのに、どうして選んだんだろうと不思議な気持ちで

エメラルドを見つめていると、ふとこれと同じ色をしたものを思い出した。

チノの瞳と同じ色だ。

そのことに気付いて、フレヤはエメラルドをしばらく凝視したあと

すっと視線を逸らした。


「髪飾りも、イヤリングも、全部エメラルドで統一して」


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