二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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DM エクストリーム
日時: 2015/10/03 05:53
名前: 彩都 (ID: ???)  

初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。

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Re: DM エクストリーム ( No.229 )
日時: 2017/09/15 22:09
名前: 彩都 (ID: 9i/i21IK)  

「な、中々に大変なでデュエルでした……」
水姫はそう言って、膝から崩れた後、座り方を変え、息を整える。
「ど、どうだ?少しは強くなったって気がするか?」
不意に龍華が水姫に声を掛ける、水姫は『うーん……』と呻いてから、発言する。
「さぁ?分かりませんねぇ……でも、貴方に勝てるデッキ、と言う事は分かりました」
「おい、それは嫌味なのか?いや、嫌味なのかもしれないな?いいや、違う、完全に嫌味だな?」
そう言う龍華に対し、水姫は静かに発言する。
「アハハ……それはどうでしょうねぇ?」
「えっ?何その未確認要素含んだ回答は?私、すっごく怖いんだけど!」
「ウフフ、秘密って良いですよね?」
「うん、それは理解出来る、理解出来るけど、何か腑に落ちねぇ!」
龍華はそう言って、水姫の前で頭を抱える──そんな龍華を見て、水姫は手を口の近くに移動させて、笑う──

「さて、片付けでもするかぁ」
二人は休憩して立ち上がる、次にデュエル台を元の所定の位置に移動させる。
そしてデュエル台の上に置いてある自分のカードを回収し、デッキケースに直す。
「ふむ、これで片付け完了だ……って、アシュラ様達、何しているんですか?」
龍華が不意に机の方に目をやる、すると光とレンが両手にナイフとフォークを持ちながら目の前の料理を見て、俯いている、肉は充分に焼かれていて、赤い汁が出ている。
「…………」
「…………」
「あ、あの、二人共?」
龍華の次に水姫が光とレンに声を掛ける、すると光とレンが水姫に答える。
「に、肉が……」
「生だ……」
「えっ?何を言って……?」
光とレンの発言を受け、水姫は不思議がる、別に肉は生煮えでも生焼けでもない、表面は充分に焼かれている。
水姫は光からナイフとフォークを奪い、光の前の焼けた肉をざっくりと切って、中身を確認する、すると中身はちゃんと焼けている、……生焼けでは無いのでは?水姫はそう思い、光の肉を一口サイズに切って、口に運んだ。
口に運んで、分かった感触、それは『柔らかい』だった、何でこんなに柔らかい?見た目は焼けているし、ちゃんと火は通っている、意味が分からない、火が入っている肉はここ迄柔らかい筈が無い、ではどうしてこんなに柔らかい?水姫がそう思っていると、目の前のレンの肉、ナイフ、フォークを奪って、龍華がレンの肉を切って、食べ始める、すると龍華が変な顔をした。
「うわっ、何これ柔らか過ぎるよ、誰が作った?君か?光デッキの子か?」
「いや、私だが?そこ迄柔らかいか?別段普通だろう?普通じゃないのか?」
「普通じゃないわ!俺達人間からしたら相当柔らかくて、食えたもんじゃない!やっぱり、一勝さんや俺、レンに料理を任せた方が良かったのにぃ!」
「えっ?これ、アシュラ様が作ったんですか?流石に下手糞ですよ?」
「う、うっさい!そりゃ初めて作ったんだ!失敗の二文字位するわ!」
「お、美味しいかおばさん?」
「おばさん言うな!私には龍華って名前があるの!」
「え?中華?」
「案外語呂が似ているけど、違う!りゅ・う・か!難しい方の龍に華やかの華!それで龍華!」
「ん?難しい方の龍で何?」
「ドラゴンって意味の龍!」
「あぁ、りゅうって『たつ』って読む漢字の」
「両方『たつ』って読むわ!『起立』の立に『一月』の月が入っている龍!」
「えっ?『規律』の律?月?そんな漢字知らないなぁ」
「立つ方の『起立』よ!?」
「あぁ、そっちか……あぁっ!そっちの龍か!ウーロン茶のロンか!」
「あぁ!そっちで答えれば良かったか!?って違う!何で日本語から中国語になっているのよ!?」
「えっ?だって、ウーロン茶美味しいじゃん?」
「た、確かにそうだけど!いや、私は煎茶派だけど!」
「ふ、二人共落ち着いて下さいよ……その前に何でこのお肉が柔らかいか、を探らなければならないじゃないですか?」
「あっ、そうだった」
「えっ?今それ思い出す?バカなのこの子?」
「バカじゃねぇよ!?俺には連勝って名前があるの!」
「あら、面白い名前ね、連勝って」
「そうか?別に面白くねぇけどな……後、皆から『連勝』って言うのは混乱を招くから『レン』って呼ばれているな」
「へぇ、レン、ねぇ……完全に中国人っぽい名前になったわね……ん?ウーロン茶、レン……さては貴方、日本人ではなくて、中国人ね!」
「んな訳ねぇだろ!?俺の父さんは日本人だし、母さんだって日本人!もしも婆ちゃん爺ちゃんが中国人なら、叔父さんだって中国人の血を継いでいる筈!なのに継いでいないぞ!?って、もしも中国人の子なら、俺の名前に中国人の読みが入るっつーの!一文字も入ってねぇわ!後、『レン』ってのは渾名だから!中国人関係ねぇっての!」
レンと龍華が怒鳴りあう、その姿を見て、水姫が静かに閑話休題させようとするが、龍華の余計な一言でまたレンと龍華が喋りあう、水姫はその場で溜息を吐いて、閑話休題する事を諦める。
そして料理を作ったアシュラ本人に何故こんなに肉が柔らかいのか、を聞く為に水姫はレンと龍華の怒鳴りあいの終了を見つめる──早くこの会話、終わらないかなぁ……水姫はそう思いながらレンと龍華の会話を聞いて、溜息を吐く──レンと龍華の会話は中々終わりそうに無かった──

Re: DM エクストリーム ( No.230 )
日時: 2017/09/19 22:08
名前: 彩都 (ID: Dbh764Xm)  

「…………」
あまりにも会話が長続きする龍華とレンの二人、水姫は仕方なく、台所から包丁を一本手に取り、二人の前に包丁を突き刺す。
「少し黙っていて下さい」
「は、はい……」
「ひゃ……」
龍華、レンはそう言って、抱き付きながら震える、そして静かになった場で水姫はアシュラに言う。
「え、えーと、どういう調理をしたんですかアシュラさん?」
「えっ?そうだな、普通に火で肉を焼いたんだが?」
「でも、普通こんな柔らかく、生みたいな感じは無い筈……」
水姫はアシュラの言葉を聞いて、顎に手を当てて考える、一体どういう状況なのだろうか?と、考えて、一つ思い付いた事があった。
「あっ……ローストビーフ……」
「えっ?ローストビーフ?でも、こんなに柔らかい筈が無いぜ?」
水姫の独り言に言葉を発す光、確かに……でも、何故こんなに柔らかいのか?考えろ、考えるんだ……水姫はそう思いながら必死に考える、そして苦し紛れに一言言う。
「……ローストビーフの失敗、とか……?それなら肉が中迄焼けているのに、こんなに柔らかい筈です、『料理が失敗した』のなら、こんなに柔らかいのも、理解出来ます」
「さ、流石にそれは有り得るな、だって『アシュラは料理を作った事が無い』、だから失敗する確率は高かった……」
「成程、つまり全て私が悪いと?」
「だろうよ」
アシュラの発言に光がツッコミを入れる。
「ふむ、それなら、これで話は完結です、今からこの肉を焼けば大丈夫でしょう」
水姫はそう言って、アシュラからエプロンを剥ぎ取った後、着用し、フライパンを取り出し、光、レンの前に置いてある肉を取り、フライパンの上に乗せる。
そして火を点けて、一気に焼き始める。
凄い手際の良さ……三人とアシュラはそう思いながら肉を焼く水姫に惚れ惚れする──
そして肉を焼き切って、皿に盛り付ける水姫、盛り付けた皿を光、レンの前に戻して、水姫は言う。
「簡単にステーキにしましたけれど……食べてみて下さい」
「おっけー!分かったぜ!」
「おいおい、がっつくなよ?」
レンは涎(よだれ)が出そうな雰囲気を醸し出しながらナイフで肉を切って、フォークに刺し、それを冷ましてから、口に運ぶ。
光はゆっくりとナイフで肉を切って、フォークで切った肉を刺した後、口に運ぶ。
すると口の中で肉汁が溢れ出す、何だこの肉!?とても美味い!こんな肉を食べたのは初めてだ……!レンと光はそう思いながら食べた肉に驚愕する、そして食べるスピードを上げて、切ってはフォークに刺して食べ、きってゃフォークに刺して食べ、を繰り返す。
「え、えーと、味の感想は?」
水姫が少し照れながら発言すると、光とレンはサムズアップして発言する。
「百点満点!」
「とても美味しいです、百点満点だと思います」
「え、えへへ……それは嬉しいです、二人共……」
水姫はそう言って顔を赤くして照れる、そんな水姫を見て、龍華は鼻で笑う。
「はんっ!そんなんで照れてたら、結婚して毎日『百点満点の料理だね』って言われたらどうするんだ?毎日顔真っ赤だぜ?」
「確かにな、龍華の言う通りだ、ここら辺で照れる事に慣れておいたらどうだ?」
「い、いや!まだ学生なので、結婚だなんて……!まだまだ早いですよ……!」
「いんや?学生だからこそ、結婚する時期は早く感じるんだぜ?私だって結婚はしたい、だけれど、相手が居ないんだ、だから結婚ってのは早急にした方が良いぜ?」
龍華の発言を受け、『成程』と頷く水姫。
「分かりました……と言っても、私、学校卒業したら、結婚するんですけどね」
「はぁ?マジかよ?何でさ?」
「そりゃあ私は大金持ちの娘、良い人と結婚して、良い人生を歩ませたい、という要らない親の愛情で」
「成程なぁ……お前も大変だな」
「アハハ……確かに」
水姫はそう言って肩を落とす、そして龍華が言う。
「でも、未成年での結婚は私はオススメしないな、だって、十六歳で女性は結婚出来るんだ、十六歳ってのは思春期、第二次性長期、青春の真っ只中だぜ?遊びたい盛りってのもある、だから遊びが出来なくなる二十歳を越えてから結婚した方が良いんだよな、だって十六歳で結婚したら遊びが出来なくなる二十歳迄、相手が死ぬ迄ずっと相手に縛られる生活になる、その約四年間は『遊べなくなる』んだぜ?簡単に言えば『四年間遊べなくなる期間が近づく』んだぜ?だから私は未成年での結婚はオススメしないな」
「成程……それを親に言っても『お前は私の傀儡(かいらい)、静かに私に随(したが)っていれば良いのだ』って返されますけどね……」
「何だその親父?ひっでぇ奴だな、娘の人生を何だと思ってらぁ?」
「そんなの簡単ですよ、『自分の踏み台』だと」
「……ケッ、何つー厭な親父だ、私の親父ならボコボコに殴ってるぜ」
そう言う龍華を見て、静かに頷く水姫。
「確かに……私も普通の両親の許に生まれたかったなぁ……金持ちじゃなくても良い、普通の、極々良くあるテレビでも普通に描かれる両親が良かったなぁ、此処迄縛られる人生は厭ですね……」
水姫はそう言って悲しそうな表情をし、頭を垂れる──そんな水姫をレンは静かに見つめていた──

Re: DM エクストリーム ( No.231 )
日時: 2017/09/22 21:53
名前: 彩都 (ID: Fm9yu0yh)  

「……なぁ、水姫」
そう言って急にレンが水姫に話しかける、水姫は不思議そうにレンに返答する。
「どうしたんですか連勝君?」
「……久し振りにデュエマしないか?」
「えっ……?」
「んっ?デュエマかぁ……確かに、時間潰しにも良いな、よし、アシュラ!俺とデュエマだ!」
「ふむ、面白い、捩じ伏せてやる」
水姫の言葉の後に光がアシュラに言う、するとアシュラは喜んで相手してくれる。
「別に良いですけど……でも急にどうして?」
「いや?何か久し振りにデュエマしたいなぁって思って……無理か?」
「い、いえ!無理では無いですよ!さぁ、勿論しましょう!」
「あぁ!そう来なくっちゃな!」
レンはそう言って、水姫に頷く、そして水姫、レン、光、アシュラの四人はデュエル台の前に立ち、デッキをシャッフルし、シールド展開の後、手札を五枚用意する。
レン
山札 30枚
手札 5枚
マナ 0枚
クリーチャー 0体
シールド 5枚

水姫
山札 30枚
手札 5枚
マナ 0枚
クリーチャー 0体
シールド 5枚
「デュエマ、スタート!」
「デュエマ、スタート!」
先に光、アシュラより水姫、レンの方が先にデュエルを始める、そしてレン、水姫は叫んでデュエルを開始する──

一ターン目──
「俺が先攻!火のマナをチャージし、そのマナをタップ!手札から1マナで『凶戦士ブレイズ・クロー』を召喚!ターン終了!」
「いきなり速攻のカードが!?」
レンがいきなり『凶戦士ブレイズ・クロー』を召喚し、驚愕する、此方だって負けてられない!水姫はそう思いながらデッキからカードをドローする──
レンのターン、一ターン目の先攻なので、ドローは無し。
レンは火文明のマナをチャージし、1マナタップ、手札から『凶戦士ブレイズ・クロー』を召喚し、ターン終了。
連勝
山札 30枚
手札 3枚
マナ 1枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
「私のターンですね、ドロー!……ふむ、このカードは……よし、私は水のマナをチャージし、そのマナをタップ!1マナで『アクア・ガード』を召喚します!『アクア・ガード』はブロッカー!これで『凶戦士ブレイズ・クロー』はブロックしても相打ちにならない!そしてターン終了です!」
「うぉっ!?パワー2000か……パワー1000の『凶戦士ブレイズ・クロー』ではブロックされて破壊される……でも、次のドローで奇跡を起こすぜ!」
水姫の『アクア・ガード』を見、レンは叫んで笑う、水姫も口の端を歪ませ、楽しむ。
水姫のターン、水文明のマナを置き、そのマナをタップ、手札から『アクア・ガード』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 29枚
手札 4枚
マナ 1枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
二ターン目──
「俺のターン!マナをアンタップして、ドロー!よし!俺は自然のマナをチャージし、2マナタップ!手札から『無頼勇騎タイガ』を召喚!そしてバトルフェイズ!『凶戦士ブレイズ・クロー』でシールドをブレイクだ!」
「……『アクア・ガード』でブロックです!」
レンの攻撃、『凶戦士ブレイズ・クロー』でシールドを攻撃するが、『アクア・ガード』でブロックされる、そして『アクア・ガード』のパワーは2000、『凶戦士ブレイズ・クロー』のパワーは1000なので、『アクア・ガード』のブロックにより、『凶戦士ブレイズ・クロー』はパワー負けし、破壊される。
「くっ……」
連勝 クリーチャー 2体→1体
「だけどまだまだだぜ!『無頼勇騎タイガ』は『スピード・アタッカー』なんだ!行け!『無頼勇騎タイガ』よ!水姫の『アクア・ガード』を攻撃だ!」
「フンッ!忘れたのですか連勝君!?『アクア・ガード』はパワー2000!コスト2のクリーチャーの攻撃なんて──」
水姫がそう言った瞬間だった、水姫の『アクア・ガード』は破壊され、墓地に送られる。
「……はぁっ?な、何で破壊されたんですか!?って、連勝君のクリーチャーも!?」
驚く水姫を見て、レンが口の端を歪ませて笑う。
「へっ……『無頼勇騎タイガ』のパワーは2000なんだよ!だから『アクア・ガード』と同じパワーだから相打ちになった!だから両方破壊されたんだよ!」
「くっ!まさか同じパワーだったとは……コスト2にしては強い……!」
「へっ、そういうこった……そして俺はターン終了だ」
連勝 クリーチャー 1体→0体
水姫 クリーチャー 1体→0体
連勝のターン、マナをアンタップし、自然文明のマナをチャージ、そして2マナ支払い、『無頼勇騎タイガ』を召喚し、バトルフェイズ。
『凶戦士ブレイズ・クロー』で水姫のシールドを攻撃、だがブロッカーの『アクア・ガード』により、ブロック、そして『アクア・ガード』より『凶戦士ブレイズ・クロー』の方がパワーが低いので、『凶戦士ブレイズ・クロー』の破壊、そして『無頼勇騎タイガ』の攻撃、『アクア・ガード』を攻撃し、パワーが同じなので相打ち、次にレンはターン終了をする。
連勝
山札 29枚
手札 1枚
マナ 2枚
クリーチャー 0体
シールド 5枚
「ふむ、いきなりフィールドがデュエル開始の場面になってしまいましたね……」
水姫はそう言って、マナをアンタップし、レンに言う。
「失礼ですが、連勝君……このデュエル、私が勝ちます!」
「へっ……生憎俺も失礼な事を言う……水姫、このデュエル、俺が勝つぜ!」
お互いに勝利宣言をし、口の端を歪ませる二人、このデュエル、どちらが勝つか、分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.232 )
日時: 2017/09/26 21:35
名前: 彩都 (ID: HijqWNdI)  

「マナアンタップをしたから、後はドローのみか……私のターン、ドロー!」
水姫はそう言って、デッキからカードをドローする、そしてにやり、と笑って、水文明のカードをマナゾーンに置く。
「私は水のマナを置き、2マナタップ!『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を召喚します!次のターンから水文明のクリーチャーのコストは1減ります!そしてターン終了!」
水姫のターン、水文明のマナをチャージし、手札から『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 28枚
手札 3枚
マナ 2枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
三ターン目──
「…………」
まさかコストを減らすカードが来るとは思っていなかった、レンはそう思いながらマナをアンタップし、デッキからカードをドローする。
「俺のターン、ドロー」
そう言って、デッキからカードをドローする、そして『このカードか』と判断し、マナを見る、うん、召喚出来るな、よし召喚しよう、そう思い、マナをチャージする。
「俺は火のマナをチャージし、3マナ支払い、手札から『コッコ・ルピア』召喚!これで種族ドラゴンのコストが2も減る!」
「なっ!?手札ゼロ枚でそれを!?」
「あぁ、そうだぜ……次のターン、コスト5のドラゴンが出れば良いなぁ……そして俺はターン終了だ」
水姫の驚きに返答するレン、そしてレンはターン終了を宣言する。
連勝のターン、マナをアンタップし、ドロー、そして火文明のマナチャージを行い、3マナ支払い、『コッコ・ルピア』を召喚し、ターン終了。
連勝
山札 28枚
手札 0枚
マナ 3枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
「もう私のターンですか……マナをアンタップして、ドロー!」
水姫はマナをアンタップし、デッキからカードをドローする、そしてドローしたカードを見、考える。
果たしてこのカードを召喚しても良いのだろうか?何気に召喚したくないんだよなぁ……水姫はそう思いながら仕方なく、溜息を吐いて、マナをチャージする。
「私のターン、水のマナをチャージし、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』の効果でコストを1減らし、二体目の『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を召喚します、そしてバトルフェイズ!一体目の『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』でシールドをブレイク!」
「なっ!?そっちも速攻で!?」
「そうです!だって『コッコ・ルピア』のパワーは1000、そして『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』のパワーも1000!攻撃する為にタップしても、『次のターン、『コッコ・ルピア』で『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を攻撃する事はまず無い』!だって、『『コッコ・ルピア』の効果を使ってコストを減らしてドラゴンを召喚したい』と言っていたからです!そう簡単に『コッコ・ルピア』を手放す可能性は無い!」
「……ぐっ、確かに……そしてブロックしない!」
水姫の『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』の攻撃を受けるレン、そしいぇシールドチェック。
「し、シールドチェック……来た!『シールド・トリガー』だ!『シールド・トリガー』発動!呪文『フェアリー・ライフ』!効果により、山札の上から一枚をマナゾーンに!火文明だ!」
「くっ……『シールド・トリガー』を出してしまうとは……不運なり、それでは私はターン終了です」
水姫はそう言ってターン終了する、水姫のターン、マナをアンタップし、ドロー。
水文明のマナをチャージし、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』の効果を使い、コストを減らして、二体目の『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を召喚、そしてバトルフェイズ。
一体目の『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』でシールドを攻撃、だが、攻撃したシールドは『シールド・トリガー』で、『シールド・トリガー』呪文『フェアリー・ライフ』だった、そしてレンは『フェアリー・ライフ』の効果を使い、マナ加速、そして水姫はターン終了をする。
連勝 シールド 5枚→4枚 手札 0枚→1枚→0枚 マナ 3枚→4枚
水姫
山札 27枚
手札 2枚
マナ 3枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
四ターン目──
「俺のターン、マナをアンタップし、ドロー!来たぁ!俺はマナチャージせずに『コッコ・ルピア』の効果を使い、2コスト減らして、4マナで『ボルシャック・NEX』を召喚!『ボルシャック・NEX』の効果でデッキの中から『ルピア』と名の付いたカードを場に!俺はデッキから『マッハ・ルピア』を場に!そして『マッハ・ルピア』の効果で場の種族『アーマード・ドラゴン』は『スピード・アタッカー』に!更に『ボルシャック・NEX』は種族『アーマード・ドラゴン』なので、『スピード・アタッカー』に!さぁ、バトルフェイズ!『ボルシャック・NEX』よ!『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を攻撃!」
「なっ!?くっ……」
水姫はブロックする事無く、『ボルシャック・NEX』の攻撃で『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を墓地に送る。
水姫 クリーチャー 2体→1体
「そしてターン終了……その時に『マッハ・ルピア』の効果で『このターン召喚した種族『アーマード・ドラゴン』を手札に戻す』効果がある、なので『ボルシャック・NEX』を手札に……これで本当のターン終了」
連勝 手札 0枚→1枚 クリーチャー 3体→2体 山札 27枚→26枚
連勝のターン、マナをアンタップし、ドロー、そしてマナチャージせず、『コッコ・ルピア』の効果でコストを2減らして、コスト4で『ボルシャック・NEX』を召喚、効果により『マッハ・ルピア』を山札から場に出す。
そしてバトルフェイズ、『ボルシャック・NEX』で『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を攻撃し破壊、レンはターン終了する。
その時に『マッハ・ルピア』の効果により、『ボルシャック・NEX』は手札に戻る。
連勝
山札 26枚
手札 1枚
マナ 4枚
クリーチャー 2体
シールド 4枚
くそっ、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』が破壊された……次のターン、マナチャージして、コスト2減らして『アクア・サーファー』でも召喚し、『コッコ・ルピア』を手札に戻そうとしたのに……水姫はそう思いながらマナをアンタップする──

Re: DM エクストリーム ( No.233 )
日時: 2017/09/29 22:09
名前: 彩都 (ID: ???)  

「私のターン、マナをアッタップしてドロー!」
水姫のターンになる、そして水姫はデッキからカードをドローし、ドローしたカードを確認する。
「このカードは……!よし、私のターン、水文明のマナをチャージして手札から呪文『エナジー・ライト』を発動します!効果によりカードを二枚ドローします!更に残った1マナをタップし、今さっきドローしたカードを召喚!『アクア・ティーチャー』です!そしてターン終了!」
水姫 山札 26枚→24枚 手札 1枚→3枚
「……凄い引きだぜ、水姫!でも、俺も負けられねぇ!」
レンはそう言って水姫に対し、不敵な笑みを浮かべる──水姫のターン、水文明のマナをチャージし、手札から呪文『エナジー・ライト』を発動、効果によりデッキからカードを二枚ドローする、そして『エナジー・ライト』の効果でドローしたカードを1マナタップし、召喚する、召喚したのは『アクア・ティーチャー』だった。
水姫
山札 24枚
手札 2枚
マナ 4枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
五ターン目──
「俺のターンだな……マナをアンタップしてドロー!……これは使えない、自分は火文明のマナをチャージして、『コッコ・ルピア』の効果でドラゴンのコストが2減り、『マッハ・ルピア』の効果で『NEX』のコストが1減って、3マナで手札からもう一度『ボルシャック・NEX』を召喚!効果で山札から『ルピア』を出す!今度は『コッコ・ルピア』だ!これで次のターン、2マナで『ボルシャック・NEX』を召喚出来る!さぁ、殲滅だ!バトルフェイズ!『スピード・アタッカー』の『ボルシャック・NEX』で水姫のシールドを「W(ダブル)・ブレイク』!」
「……ブロックしない」
水姫はそう言ってレンの『ボルシャック・NEX』のシールド攻撃を受ける──そしてシールドチェック。
「一枚目チェック、トリガー無し、二枚目、トリガー無し……」
水姫 シールド 5枚→3枚 手札 2枚→4枚
「よし、それじゃあターン終了、『マッハ・ルピア』の効果で『ボルシャック・NEX』は手札に」
レンはそう言って場の『ボルシャック・NEX』を手札に戻す、連勝のターン、マナをアンタップし、ドロー、そして火文明のマナをチャージして、『コッコ・ルピア』、『マッハ・ルピア』の効果でコストが減った『ボルシャック・NEX』を召喚し、デッキから二体目の『コッコ・ルピア』を場に出す、そして『マッハ・ルピア』の効果で『スピード・アタッカー』になった『ボルシャック・NEX』で水姫のシールドをブレイク、だが水姫の割ったシールドには『シールド・トリガー』はなく、連勝はターン終了、そして『ボルシャック・NEX』は手札に戻る。
連勝 山札 25枚→24枚 手札 0枚→1枚 クリーチャー 4体→3体
連勝
山札 24枚
手札 1枚
マナ 5枚
クリーチャー 3体
シールド 4枚
「……結構削られてしまった」
水姫はそう言って、マナをアンタップする、ブロックしておけば良かったか?だがそこでブロックしていても意味が無い、何故ならブロックしたらクリーチャーが減るからだ。
「……私のターン、ドロー!」
水姫はデッキからカードをドローする、そして水のマナをチャージし、口の端を歪ませる。
「私は手札から呪文『ブレイン・チャージャー』を発動、効果でデッキからカードを一枚ドロー、更に『チャージャー』呪文なので、マナゾーンに送らせていただきます」
水姫 山札 23枚→22枚 手札 1枚→2枚 マナ 5枚→6枚
「それではターン終了です……」
「マナ加速の呪文で手札を加速して次のターンに備えたか……」
レンはそう言って深呼吸を行う──水姫のターン、マナをアンタップして、ドロー、そして水文明のマナをチャージして、呪文『ブレイン・チャージャー』を発動、ドローし、『チャージャー』呪文を使用したので、マナゾーンに送ってターン終了。
水姫
山札 22枚
手札 2枚
マナ 6枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
六ターン目──
「俺のターン、マナをアンタップしてドロー、よし、俺はマナチャージせず、『コッコ・ルピア』の効果でコストが4減って、3マナで『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚!そして『コッコ・ルピア』の効果で4コスト減って、『マッハ・ルピア』の効果でコストが1減って、2マナで『ボルシャック・NEX』を召喚!効果は使用せず、バトルフェイズ!『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』で水姫のシールドをブレイク!『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』の種族は『アーマード・ドラゴン』!なので『マッハ・ルピア』の効果は受ける!いっけぇ『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』!!『W(ダブル)・ブレイク』で水姫のシールドを燃やし尽くせぇ!」
「な、何ですって!?確か『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』は『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』の火文明版のカード……と言う事は『もう一回アンタップ出来る』!?くっ……もしも此処でこの攻撃を通してしまったら……私の敗北は確定です!でもブロックしてももう一回攻撃出来る上、『ボルシャック・NEX』の攻撃もある……更に他の弱小クリーチャーでも攻撃が出来る……三体いるから三枚ブレイク、更に『ボルシャック・NEX』でダブル……もう終わり……!?でも、私はまだ諦めません!『シールド・トリガー』に賭ける!ブロックしません!」
水姫はそう言ってレンを睨む、まさかの行動にレンは少し動揺したが、すぐに取り戻す。
そして『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』の攻撃が水姫のシールドに突き刺さる──トリガーが出るか出ないかはまだ分からない──


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