二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- DM エクストリーム
- 日時: 2015/10/03 05:53
- 名前: 彩都 (ID: ???)
初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。
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- Re: DM エクストリーム ( No.69 )
- 日時: 2016/03/11 21:58
- 名前: 彩都 (ID: 0llm6aBT)
「俺のターン!ドロー!チャージせずに、2マナタップ!『薫風妖精コートニー』の効果でマナの文明を全てに!『瞬封の使徒サグラダ・ファミリア』を召喚!そして、1マナタップ!『キリモミ・スラッシュ』発動!効果で、『このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて『スピードアタッカー』を得る』!『瞬封の使徒サグラダ・ファミリア』でシールド一枚ブレイク!」
『瞬封の使徒サグラダ・ファミリア』でシールド・ブレイク……龍皇のシールドは残り一枚となった……
「ふんっ!そんな物くれてやる……フッ!来たようだなぁ!シールド・トリガー発動!『龍神:バックアップ・デリート』発動!効果で『手札を二枚捨てる事で、コスト3以下のクリーチャーを二体破壊する』!」
『龍神:バックアップ・デリート』のカードから出る二本の腕に『ブレイズ・クロー』と『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』が掴まれる……だが、一勝は笑っていた……
「甘かったなぁ……『龍神:バックアップ・デリート』の効果は発動出来ない……」
すると、龍皇が言う……
「おい……それは何故だぁ!?」
そして、龍皇に対して、一勝は言った。
「……『瞬封の使徒サグラダ・ファミリア』の効果だ……『このクリーチャーがタップされている時、相手は呪文の『シールド・トリガー』能力を使えない』……!なので、『龍神:バックアップ・デリート』は呪文!だから、無効だぁ!」
そう言った瞬間、『龍神:バックアップ・デリート』は破壊される……そして、一勝は言った。
「これで俺の勝ち☆『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』でシールド一枚ブレイク!」
パリンッ!と、最後の一枚が破壊される……そのカードも、シールド・トリガー付き呪文だった。
「くっ!くそぉ……!!」
そう言いながら、頭を抱える……だが、一勝の攻撃はそれだけではすまなかった。
「『ブレイズ・クロー』で止めだぁ!」
右手を大きく上に上げて、後ろを向く……相手の敗北した瞬間を見たくないからだろうか……?それは分からないが、このデュエマは一勝が勝った……
「あれが伝説の……デュエルスタイル……五ターンの命(ファイブ・ライフ)……超速攻タイプのデッキ……何て速さなんですか……!?私はこの人に勝てるでしょうか……?」
水姫はそう言いながら、考える……だが、勝利のビジョンが現れない……すると、一勝が言った。
「五ターンの命(ファイブ・ライフ)の弱点はブロッカーだよ、ブロッカー大量展開で僕の負け……ってなるわ」
その話を聞いて、驚く水姫。
「案外簡単!」
そう言いながら、一勝はデッキをケースの中に直す……すると、龍皇が言う……
「終わったか……次はどんな訓練なんだろうなぁ……怖いぜ……」
そう言いながら、レンと一勝、仮面の修道女、光、水姫、お爺さんの目の前から、龍皇は消えた……まるで、跡形も無く、その存在が無かったかの様に……
「「「「!?」」」」
「!?なっ!?龍皇!?おい!仮面野郎!龍皇を何処へやった!?」
少しキレながらも言うレン。
すると、仮面の修道女は言った。
「ただの特訓場です……ですが、痛みも酷いですがね……もしも、特訓場で死んだら、この世界にはもう戻って来れないでしょうけど……」
それを言った瞬間にレンはキレる。
「んだと!?俺はアイツともっとデュエマがしたかったのに!許さねぇ……!俺のターン!」
そう言いながら、ドローする。
良いカードが来ないな……そう思いながら、チャージして、ターン終了。
「私のターン、ドロー!チャージ!……まぁ……もうじき貴方のデュエマも終わりですがね……」
そう言いながら、笑う仮面の修道女。
その話を聞いて、レンは言う。
「んな訳無いだろ!負けるのはお前だ!」
「そうですかねぇ……」
仮面の修道女は、そう言いながら、ターン終了する……
六ターン目。
「俺のターン、ドロー!チャージ!6マナタップ!『JET:ガトリングリング』を召喚!コイツはスピードアタッカー!なので、速攻攻撃だ!行け!『JET:ガトリングリング』でシールド一枚ブレイク!」
パリンッと、割れる……そして、シールド・トリガーが出る。
「シールド・トリガー発動!呪文!『龍王:シンクロ・シールド』!このカードは相手のシールドの数だけ、マナを増やす事が出来る!なので、五枚加速!」
デッキの上から五枚が、仮面の修道女のマナに行く……マナは10枚になる……うわぁ……一気に加速し過ぎだろ……そう思いながら、レンはターン終了をする。
「私のターン、ドロー!チャージ!8マナタップ!呪文!『龍王:バック・ザ・シールド』発動!効果により、『自分のシールドを好きな数、手札にしても良い』!なので、一枚残して、全て手札に!」
そう言いながら、シールドが手札に加わる……そして、仮面の修道女は言った。
「もうすぐ私の勝ちですね……さぁ……負けるが良い……では、ターン終了です……」
そう言いながら、笑う……そしてレンは勝つ事が出来るのだろうか……?
次回 『DM エクストリーム』 『竜神編』 『竜神開放』 完!
- Re: DM エクストリーム ( No.70 )
- 日時: 2016/03/15 19:23
- 名前: 彩都 (ID: c1MPgv6i)
「結構凄いな……」
そう思いながら、手札を見る……大量に手札破壊出来るカードは無い……クリーチャー大量破壊のクリーチャーを出せる『竜神開放』も、だ……
そして、デッキから、ドローした。
七ターン目。
「俺のターン!チャージ!『JET:ガトリングリング』で、最後のシールドをブレイク!」
『JET:ガトリングリング』で、最後のシールドをブレイク、すると、シールド・トリガーが現れる。
「甘いな!シールド・トリガー発動!『龍王:ブロークン・ハート』召喚!コイツはブロッカーだ!」
目の前にブロッカーのクリーチャーが現れる……次のターンはレンがスピード・アタッカーを出さないと勝てない……
「クソッ……ターン終了……」
「フフフ……私の勝ちが見えてきた……私のターン、ドロー!8マナ使って!1マナ大量召喚!『龍王:ハムレット』、『龍王:トロイラス』、『龍王:クレシダ』、『龍王:オセロー』、『龍王:アントニー』『龍王:タイモン』『龍王:ジュリアス』『龍王:ジュリエット』を召喚!そして、『龍王:アントニー』、『龍王:タイモン』、『龍王:ジュリアス』、『龍王:ジュリエット』はブロッカーだ!これで、止めは無い!」
「そんな!?」
レンは驚く……それじゃあ……勝てない?
「クソッ!」
レンはそう言いながら、考える……だったら……どうする……!?
そして、『竜神開放』での、一発逆転を思いつく……だが、そう、簡単に来るのか?そう思いながら、デッキに手をやる……
「何だ?降参か?Nの痣の持ち主が降参?笑わせるな!」
そう言いながら、怒鳴る……だが、レンはまだ、諦めてはいなかった。
「私はターン終了だが、お前が引くカードは当たりか、ハズレか?それはお前次第だぁ!潔く負けなぁぁぁぁぁ!」
そう言いながら、相手のプレッシャーに耐えるレン……『竜神開放』……『竜神開放』よ……来い!
八ターン目になる……
「ぅぅぅ……俺のタァァァァァァン!!!!ドロー!!!!」
ゆっくりとドローしたカードを確認した……『JET』……と確認した……さぁ、来い!
『JET:神速のバックラ』……レンの目に映ったのは、そのカードだった……何度も目を擦るが、何度確認しても、『バックラ』だった……
え……俺の負け……?レンは、膝から崩れ落ちる……そんな……
すると、仮面の修道女が言った。
「もういいか?何もしないのなら、私のターンにするぞ?」
そう言いながら、仮面の修道女は待つ……だが、レンは何も聞こえてはいない……目の前が真っ白になる……勝てない……
何分待っても動かないので、強制的にターン移動する。
「私のターン、ドロー!……来たな……貴様は終わりだぁ!チャージせず、現れよ!希望の光!夢幻なる夢の狭間を見せよ!泡沫の夢を!淡い希望の夢を!召喚!『龍王:クラッシュ・ザ・スクウェア』召喚!『龍王解放8』!このカードは自分の場、マナに龍王が八枚以上有る時に『龍王解放8』を使える!そして、解放の効果は、『相手のマナを全て破壊』だぁぁ!これで、貴様は終わりだぁ!」
そう言いながら、レンのマナが全て破壊される……これで、勝ちは絶望的になった……
「そして、ターン終了……もう、勝てまい……」
そう言いながら、ターンが移動する。
九ターン目。
レンはドローもしない……完全に絶望している……
仕方無いので、仮面の修道女のターンにする。
「私のターン、ドロー!……今から、楽にしてやる……『龍王:クラッシュ・ザ・スクウェア』でトリプル・ブレイク!」
レンのシールドが割られる……残り二枚……シールド・トリガーは無い……
「そして、『龍王:クラッシュ・ザ・スクウェア』の効果発動!『自分のクリーチャーが全て光文明のクリーチャーなら、このクリーチャーが攻撃して、相手にブロックされなかった場合、自分の全てのクリーチャーは相手にブロックされない』をつける!」
だが、レンの『JET』には、ブロッカーは居ないので、意味が無い。
「そして、!『龍王:ハムレット』、『龍王:オセロー』、二体で、一枚ずつブレイク!」
レンの残りの二枚のシールドが割れていく……だが、シールド・トリガーは無い……
「『龍王:トロイラス』……Nの痣に止めを!」
『龍王:トロイラス』がレンに向かって、止めを刺す……レンの胴体に、太く、冷たい槍が、刺さる……
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
レンは大声を上げて、ぶっ倒れる……
「レン!おい!仮面野郎!俺とデュエマだ!」
血気迫る顔で仮面の修道女を睨む一勝。
「止めとけ!アンタでも死ぬぞ!」
何とか、お爺さんが止める……一勝は舌打ちをする。
一勝はレンのデッキを集める。
「フフフ……私が勝ちました!アハハハハハハ!さぁさぁ、貴方達はどうしますかぁ?死にますかぁ?カードになって、燃やされるぅ?」
笑いが止まらない、仮面の修道女に五人は逃げる事にした……
その後、レンは仮面の修道女に負けた日の夕方頃に起きて、一勝から話を聞いて、悔しがった……
もう負けたくない……そう思いながら、涙を滲ませた……
そして、明日から、デュエマの練習をする事を決めた……一勝や、光、水姫達にも、協力して貰おうと思った……
レンが窓から外を見た時、星がとても綺麗だった……
『DM エクストリーム』 『竜神編』 『竜神開放』 完……
『DM エクストリーム』 『竜神編』 『竜神暴走』 に続く……
- Re: DM エクストリーム ( No.71 )
- 日時: 2016/03/18 18:45
- 名前: 彩都 (ID: 8nwOCftz)
『DM エクストリーム』 新章開幕 『竜神編』 『竜神暴走』
翌日……ドムドムの開店と同時にレンはデュエルスペースに座った、そして、デュエリストを待った……ものの数分でデュエリストは現れて、レンはデュエルをした……
十ターン目……
「俺のターン、ドロー!チャージせずに、『竜神開放』発動!効果で、デッキから、『竜神』と名の付いたカードを一枚、場に出す!来い!『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』!をデッキから、場に出すぜ!そして、このカードは『スピード・アタッカー』!なので、シールドダブル・ブレイク!」
「クソゥッ!だが、甘い!シールド・トリガー発動!『アクア・サーファー』!『JET:ガトリングリング』を手札に!」
「うっ!だけども!『JET:ドラゴンフライ』がいるぜ!『JET:ドラゴンフライ』で、止めぇ!」
「うわぁぁ!……負けたぁ……君、強いねぇ……」
「そんな事は無い……もっともっと強い人がいるからね……それを目指しているんだ」
「その心意気は良いねぇ……頑張ってくれよ!」
「はい!有難う御座いました……!」
この時、時間は夕方四時を指そうとしていた……今日、戦った人数18人……開店は10時なので、一時間三人程度だった。
勝利数11、敗北7だった。
もっと、強くならないと……そう思いながら、デッキを握った。
今日、全てのデュエルで『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』を出せて嬉しかった……心の中で声が聞こえて、段々と中が深まっている様な気もした……この調子で『龍王』も倒したい、と思った。
翌日……
「今日も行くぜ!全戦全焼!」
「燃やしてどうする!?」
今日はたまたま、仕事が休みだった一勝が家に来ていた……今日一日いると思うから、帰ったら、デュエマして貰おうと思っていた。
そして、その一勝がツッコんだので、少し驚く。
「珍しいなぁ……」
「そうか?まぁ、あんまり、ツッコミに徹しないからなぁ……頑張って、全勝してこいよ」
「おう!頑張るぜ!」
そう言いながら、レンは、外に出た……溜息を吐きながら、一勝は一人ごちた……
十ターン目……
「行くぜ!『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』で、ダブル・ブレイク!」
「うわっ!でも、まだ、シールド・トリガーが待ってる!……一枚目は……無い……二枚目は……来た!シールド・トリガー発動!『天守閣 龍王武陣』!効果で、『自分の山札の上から5枚を見て、その中から火のクリーチャーを1体、相手に見せ、そのクリーチャーのパワー以下の相手のクリーチャーを1体破壊してもよい』……来いよぉ〜……一枚目……『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』……二枚目!『フェアリー・ライフ』!三枚目はぁ〜?『ボルシャック・クロス・NEX』!?よ〜んまぁいめぇ……『ナチュラル・トラップ』、運命も五枚目!最後に微笑むのはどっち!?『激竜王』!俺は、『激竜王』を手札に!『レッド・キング』を破壊!そして、マナ武装5発動!このカードを手札に!」
「クソ……自分の場にはクリーチャーは無しか……ターン終了……」
「行くぜ、俺のターン、ドロー!チャージ!『駱駝の御輿』が三体か……だったら、『アクア・ティーチャー』を二体召喚!1マナで『激竜王』、『アセンブラ』、『ランボー・マンボー』、『球体マンマル・カブト』、『蓮根の槌(アルパカ・ハンマー)』、『氷菓の超人(バニラ・ジャイアント)』を一体ずつ召喚!これで、『アクア・ティーチャー』の効果で、二枚ずつドローしていくぜ!そして……『キリモミ・スラッシュ』!効果で『このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて『スピードアタッカー』を得る』……!」
「まさか……それって……」
レンはガクガク震えていた……対戦者は笑っていた。
「そう、全員攻撃だぁ!!」
「嘘だぁ〜!」
そう言いながら、『激竜王』、『アセンブラ』、『ランボー・マンボー』、『球体マンマル・カブト』、『蓮根の槌(アルパカ・ハンマー)』で、一枚ずつブレイクしていく……レンの手札五枚にシールド・トリガーの文字は無かった……
「……『氷菓の超人(バニラ・ジャイアント)』で、止めだぁ!」
「うわぁぁぁ……」
「俺の勝ちだな!」
「今日は負け越しかぁ……」
そう言いながら、家に帰った……
今日は24人と戦って、勝利数10、敗北数14だった……一時間、四人だった……
まぁ、今日もそんな事も有る、そう思いながら、家で、一勝とデュエマをした……
それでも、勝てなかった……
三戦三敗……矢張り、世界最強の名はまだ廃れていない事を知った……
そして、今日の料理は、一勝が作った、ピラフだった……
一味違うので、レンは何れ、習いたいと思った。
そして、翌日……
学校に行ったレンは、居残りの所為で、デュエマが出来なかった……
今の今迄休んでいたので、勉強を元に戻さないといけなかった。
昨日、一昨日は土曜日、日曜日だったので、良いが……中々大変だった……
明日こそは、デュエマが出来ると、良いな……そう思いながら、励んだ……
- Re: DM エクストリーム ( No.72 )
- 日時: 2016/03/22 17:49
- 名前: 彩都 (ID: w1J4g9Hd)
そして、翌日……
「連勝君!勉強は!?」
学校の自分の教室の中、ランドセルを背負ったレンは、委員長の女子に呼び止められる。
「いや、委員長……昨日で、ほぼ終わったじゃ……」
そう言うと、委員長は言った。
「いやいや……まだまだ、足りないわ……保健体育も、理科も、実践していないじゃない」
「いや、それは、実践だから、今しなくてもぉ〜……?」
ヘコヘコしながら、言うレンに対し、委員長は言った。
「……まぁ、保健体育は今でも無くて良いわね……でも、流石に理科はして貰うわよ?鍵は借りてあるし、理科の先生も部屋に待ってるわ、急ぎましょう?」
「……マジか?委員長?流石に一気に詰めてはいけないと思うんだけどなぁ……」
「学生の本分は、勉強よ?詰めても、問題無いわ」
「……分かったよ……受けたら良いんだろ……」
半ば、諦めて、レンは、理科室に行く事にした……
数時間が経った……ノートに、プリントに色々と書き込み、疲弊したレン……すると、レンの水筒に中のお茶を入れて、差し出す委員長。
「頑張ってね?」
「委員長……酷いや」
「何で?私は正しいわ?正しい事をして、何が可笑しいの?」
「正しいのは分かるよ?でも、詰めてしまったら、明日、忘れるかもしれないじゃん?だから、プリントとか、ノートを書き写す事なら良いんじゃないか?だから、俺は言うぞ?疲れた」
「今日は、でしょ?」
「うん……だから、ノートの書き写ししたら、どうよ?これなら、何時でも出来るしさ?」
「確かにね……でも、今はもうしちゃったじゃない?」
「……そうだけど……」
そう言いながら、黒板に書いた事をノートに写す……そして、何とか、書き終わり、次は、プリントだった……流石に分からないので、委員長のプリントを書き写す事にした……
「んで、もうすぐで夏休みだけど……どうするの?何処か行く所とか、無いの?」
委員長がそう言うと、レンは、鉛筆を下唇に当てながら、答える。
「んー?……何処にも行かないと思う……まぁ、デュエマの大会に出て、出来れば、東日本大会に出たい……」
少しの沈黙の中、委員長は言った……
「……そう言えば、今回の大会は夏休み中に行われるのだったわね……でも、デュエマだけでなく、ちゃんと、夏休みの勉強をしなさいよ」
「分かってるわい……めんどくせぇなぁ……」
そう言った瞬間、委員長は、溜めて言った……
「あっ……あのさ……連勝君……もしも、連勝君が、東日本大会に優勝して、日本大会で優勝したら、言いたい事が有るんだけど……」
そう言うと、レンが言った。
「普通それって、男の俺が言うもんじゃないの?」
「そっ!それは良いじゃない!」
顔を赤らめながら、委員長は言った。
「でも、連勝君は優勝出来るかしら?」
「何だと……?俺だって少しは強いぞ!?……多分な?」
「多分……フフッ……矢張り、その自信……空元気みたいね……」
「空元気ではないぞ、行けるって!」
そう言いながら、レンは最後のプリントに差し掛かった。
「でも、本当にデュエマって面白いの?」
委員長そがそう言うと、レンは言った。
「知らない、男子が良くハマるって言うから、始めたけど……今は何とも、分からないな」
「ふーん……だったら、女子のカードゲームは男子には、分からないわね」
「そうかもね、逆に男子のカードゲームは女子には分からないって事も言える」
「そうね……でも、デュエマは関係無く楽しめるかもね……」
そう言いながら、委員長は一つのデッキを見せた……
「それはデュエマのデッキ!何で委員長が?」
レンが言うと、委員長は言った。
「……お兄ちゃんから、奪ってきたの、少しはルールを教えてくれるかしら?」
そう言うと、レンは、『JET』のデッキを出した。
「プリントが終わってからね……」
「……しょんぼりさせんなよ!?」
何とか、急いで、レンはプリントを終わらせた……
「まず、クリーチャーというモンスターがいて……左上の数字が、コストね?そのコストを貯めて、クリーチャーや、呪文……まぁ、魔法みたいなのを使用するんだよ、んで、コストの奴は、マナと言って、一ターンに一回貯められるけど……カードの効果次第では、何枚でも貯められるんだ、んで、呪文とかは使った後、この墓地に送られるんだ……」
「……少しややこしいわね……」
「まぁ、最初はそんなもんだって……んで、シールドという物があって、それが無くなって、攻撃を受けると、負けるんだ……」
「成程ねぇ……」
そう言いながら、委員長は、上着を脱ぐ……上着を脱いだ、委員長は、本気を出すスタイルで有名だった。
「連勝君は教え方が上手いね……だったら……」
委員長は溜めてから、言った。
「私と、デュエマしない?何でも賭けても良いわよ?」
そう言う委員長にレンは言った。
「賭けには、興味無いけど、何でも受けてやるぜ!」
そう言うと、委員長は言った。
「だったら、負けたら脱衣するってどう?」
「……暑過ぎて頭がイカれたか?」
「いや、普通よ?面白そうじゃない?」
「まぁ、良いけど……逆に委員長が、裸になるぞ?何枚脱ぐんだ?」
「そうねぇ……パンツと、肌着は脱がないって事で……上と、下と靴下とか?」
「だったら、三枚脱ぐってか……良いぜ……」
そう言いながら、レンと委員長は、デッキをシャッフルして、シールド展開、手札セットする。
「「デュエマスタート!!」」
そう言いながら、二人の謎のデュエマが始まった……
- Re: DM エクストリーム ( No.73 )
- 日時: 2016/03/25 21:57
- 名前: 彩都 (ID: /.e96SVN)
一戦目──
「『天海の精霊シリウス』で、トリプル・ブレイク!そして二体目の『シリウス』で、最後のシールドをブレイク!」
「うわっ!シールドがゼロに……やっぱ、『ヘブンズ・ゲート』は怖いぜ……」
「もう、遅い!『サグラダ・ファミリア』で、止めぇ!」
「うわぁぁぁ!」
一戦目は、レンが負けて、靴下を脱ぐ……そして、二戦目──
「行くぜ!『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』!そして、『JET:ソニック・ファイアーズ』の効果で、『自分のクリーチャーがこのカードを含む八枚以上なら、自分のクリーチャーは、全て『スピード・アタッカー』になる』!行け!『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』!ダブル・ブレイク!」
「クッ……」
「トリガーは無い!行け!『JET:ソニック・ファイアーズ』!ダブル・ブレイク!そして、『JET:スピード狂のキョウ』で、ブレイク!」
「……トリガーが無いですって!?」
「行け!最後だ!『JET:リボルバー』で止めぇ!」
「クッ……負けた……」
「一対一か……残り二枚脱いだら、負ける……」
「そうね……」
そう言いながら、三戦目に突入する──
「『JET:無敵艦キャッスロリオ』で、最後のシールドブレイクぅ!」
「きゃあ!……もう、トリガーも出ない……」
「だったら……『JET:スピード狂のキョウ』で止め!」
「あぁっ!……残り一枚……」
そう言いながら、スカートを脱いだ、委員長のパンツが分かる……
「マジで脱ぎやがった……これ以上脱がされない様に気を付けるか……」
そう言いながら、四戦目──
「……行ける……行けるわ!『天海の精霊シリウス』で、最後のシールドをブレイク!」
「うわっ!」
今は、レンが負けている……委員長のパンツに釘付けだったからだ……
(何で目が行くんだ!?意味が分からねぇ……って、シールドが無い!?)
今頃気付くレン──そのまま止めを刺される──
「クソッ!……最後の戦いか……残り一枚……」
そして、二人の声が重なる。
「「最後の一枚を脱がすのは……俺だぁ!」私よぅ!」
五戦目──
どうする!?俺!?
目の前の場には、自分のクリーチャーは無い、相手のクリーチャーは、ブロッカー含め、四体……『天海の精霊シリウス』が二体……『ヘブンズ・ゲート』の、効果でだ。
そして、マナは、十枚……共に。
またもや、委員長のパンツが気になってだ……
(完全にヤバくないか!?……仕方無い……Nの痣を使用するしか……)
そう思いながら、ズボンを頭に巻く……
「捻り鉢巻きの代わりだよ……これ位、良いだろ?」
「フンッ!それ位は良いわ……でも、連勝君は勝てないわ……」
「だったら、勝てる様にデュエルを運ぶ!」
そう言いながら、Nの痣を使用する。
Nの痣は、使用する時、光る、なので、レンは隠して、使用したのだ。
まぁ、一種のズルなのだが……
これで、少しは集中出来る!そう思いながら、デッキを捲る……来い!
すると、手札に来たのは、『竜神開放』!……これで、少しは勝てるぜ!
「俺のターン!『竜神開放』発動!デッキから、竜神を場に!『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』を場に!」
来たぜ!私が!
そう言いながら、場に『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』が出る……そして、レンは、シールドをブレイクする……残り二枚……
「これで、効果によりこのカードがタップしていたら、相手はこのクリーチャーを攻撃しなければならない……これで、終わりだぜ!」
何とか、勝てそうで、少し安心した……
「えっ……?嘘っ……勝てない……?」
「そうかもね」
そう言いながら、ターン終了……委員長の、クリーチャーは『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』で、破壊される……
そして、委員長のクリーチャーは居なくなった……
「これで、俺の勝ちだ!手札から、『JET:ドラゴンフライ』を召喚!『JET:ドラゴンフライ』で、最後のシールドをブレイク!」
「きゃあ!でも……トリガーが無い!?」
「『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』で、止めぇ!!!」
「キャアー!」
そう言いながら、何とか、レンが勝つ……そして、レンは、そのまま大の字に倒れた……右手には、『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』がいた……
「勝ったぜ……」
そう言いながら、巻いたズボンの上から、Nの痣を触る……プリントもした、筆記もしたので、体力が無くなっていた……
Nの痣って、体力使うんだな……と、再確認するレンだった。
「負けた……脱がないと……」
そのまま上を脱いだ、だが、レンが見てないので、すぐ、服を着た、ズボンも穿いた。
そして、レンも起きて、服を着た。
「楽しかったぜ、また、普通のデュエマをしようぜ!」
そう言いながら、レンは帰る準備をする──すると、委員長が言った。
「……あ!……明日も……デュエルしようね……!」
そう言いながら、走って逃げた……よく見ると、時間は夕方六時だった……
「って、俺も帰らないと!」
そう言いながら、レンも理科室の先生に話して、理科室の鍵を閉めてもらって、帰った……
レンが暴走する迄、後少し……
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