二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- DM エクストリーム
- 日時: 2015/10/03 05:53
- 名前: 彩都 (ID: ???)
初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。
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- Re: DM エクストリーム ( No.79 )
- 日時: 2016/04/15 21:24
- 名前: 彩都 (ID: ZFblzpHM)
二回戦、二戦目、結城と謎のフードの男のデュエル。
八ターン経って、結城のマナは自然二枚、火六枚の計8マナ、手札六枚、シールド五枚。
それに対し、フードの男のマナは、火一枚、自然九枚の計10マナだった。
そして、手札0枚。
そして、場の状態はと言うと、結城の場には、『コッコ・ルピア』、『ボルシャック・NEX』、『ボルシャック・クロス・NEX』が一体ずつ存在していた。
そして、フードの男の場には、『コートニー』が一体だけだった。
(まさか、『コートニー』で粘る気か!?)
結城はそう思いながら、『クロス』でシールドを三枚ブレイクする、だが、シールド・トリガーが現れてしまう。
「甘いな、シールド・トリガー発動、『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』発動、効果で『バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す』、『クロス』を手札に、マナ武装7発動、『自分のマナゾーンに水のカードが7枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを全て持ち主の手札に戻す』、『コートニー』の効果で使用可能、全て、手札に戻ってもらおうか?」
「くっ!」
しまった、完全に油断していた、そう思いながら、手札にクリーチャーを戻す。
すると、フードの男は言った。
「次のターンで勝ちかぁ……つまらない、なんてつまらないゲームなんだ、デュエマは──だから、俺が勝つ……究極の運を持つ俺に……少年よ、絶望に勝ってみろ」
「絶望に勝つ──?どういう意味だ?」
「俺が、この大会に優勝して、日本大会にも勝つ、そして、世界大会に優勝し、俺が世界を取る、俺以外の人間は全てデュエマが出来ない世界を創る──それが俺の最後の夢さ!」
そういうと、レンがキレる、そしてレンが言った。
「おい、おっさん、それは俺が止める、もしも結城に勝ったら、俺とデュエマだ!」
「おいおい、がきんちょ、おっさんではないが?いや、お前さえも、俺のデュエマの前には、平伏せる……それが俺のデュエマだ」
「いいや、俺が勝つ!世界大会優勝者のこのデッキを使って!」
そう言いながら、一勝から貰ったデッキを出す、だが、フードの男は笑う。
「世界優勝者ぁ?何処のどいつだぁ?」
「一勝だよ!世界を救った世界の希望の!」
そう言うと、フードの男は失笑した。
「あはははははははははははは!!!!!!!!!!そうか、あの一勝か!あの弱いデュエリストか!恐らく、此処に来る前に一人の青年とデュエマしたが、確か、そんな名前を名乗っていたなぁ!だが、俺の力で大量出血して、負けていたがな!あははははははは!!」
そう言うと、レンは驚いた。
「おい、どうやって出血多量にしたって!?」
すると、フードの男は言った。
「簡単だよ、痛みが伴う、『現実のデュエマ(リアル・デュエル・マスターズ)』だよ、このデュエマは、命を失うかもしれないデュエマだ、そして、俺が勝ったから、もう、何時間経ったかな?もうすぐ死ぬかもしれないな、あっはははははははは!!!!!」
「そんな……伯父さんが……!?」
落胆するレン、そして、フードの男は言った。
「俺に勝てば、良いんだよ、そうすれば、よくある悪役を倒したみたいに全てが元通りになる、俺に勝たないと一勝とやらの肉体も傷が付いたまま治らない、治すには、俺に勝たないといけない」
「くそっ!だったら、勝ってやる!お前の夢も壊してやる!」
そう言いながら、レンは待つ。
レンは一応、二回戦突破していたからだ。
「フフフ……面白そうだな……あのガキのデュエマも……」
そう言いながら、フードの男はドローする、そして、マナチャージせず、手札から、クリーチャーを召喚する。
「手札から、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』を召喚!登場時効果発動、『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、火のコスト5以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す』、では、超次元ゾーンからコスト4の『銀河剣 プロトハート』を装備、そして『二刀龍覇 グレンモルト「王」』のもう一つの効果発動、『マナ武装7:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、火のコスト6以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す』これは『コートニー』の効果で可能、『無敵王剣 ギガハート』を装備、そして、『無敵王剣 ギガハート』の効果で『スピード・アタッカー』の『二刀龍覇 グレンモルト「王」』でダブル・ブレイク、『銀河剣 プロトハート』の効果発動、『これを装備したクリーチャーが各ターン初めてタップした時、アンタップする』、もう一度アンタップ」
そして、ダブル・ブレイクが結城に刺さる、トリガーチェック、無かった。
(だが、『ハヤブサマル』が手札に来た!ブロック出来る!)
そう思いながら、二回目の『二刀龍覇 グレンモルト「王」』の攻撃を受ける。
「そして、『無敵王剣 ギガハート』の効果発動、『自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン2度目のドラゴンによる攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする』、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』はドラゴンなので、龍解条件完了、『無敵王剣 ギガハート』を裏面の『最強熱血 オウギンガ』に龍解」
来たか、だけれど、ブロックする!そう思いながら、相手の出を伺う。
「『最強熱血 オウギンガ』でトリプル・ブレイク、その時に『このクリーチャーが攻撃する時、または相手がこのクリーチャーを選んだ時、コスト10以下のドラグハート・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す、そのクリーチャーはそのターン、『スピード・アタッカー』を得る』、この効果でコスト8の『爆熱DXバトライ武神』を『スピード・アタッカー』で場に出す」
来た来た来た、だけれど守るぜ!そう思いながら、前のデュエマと同じ様な展開になる。
「『爆熱DXバトライ武神』でトドメ、そして、効果発動、『このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を全てのプレイヤーに見せる、その中の進化ではないドラゴンと進化ではないヒューマノイドを全てバトルゾーンに出す、こうして見せたカードが3枚ともドラゴンであれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーは全て『スピード・アタッカー』を得る、その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す』、では捲ろう……」
そう言いながら、デッキの上から三枚を捲った。
『暴龍事変 ガイグレン』、『勝利宣言(ビクトリー・ラッシュ) 鬼丸「覇(ヘッド)」』、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』の三体、全てドラゴンだった。
これでは、ブロックしても勝てない……そのままトドメを受ける事にした……
そして、準決勝が発表された、レンVS水姫、フードの男VS光になった。
そして、結城は真っ白になった。
レンはフードの男を倒し、一勝を助ける為に、水姫に勝つ、そう思いながら、水姫とデュエマした……
- Re: DM エクストリーム ( No.80 )
- 日時: 2016/04/19 22:12
- 名前: 彩都 (ID: .YMuudtY)
「大丈夫か、結城?」
準決勝の前に休憩が用意された、その合間にレンは結城に話をかける。
「うん、まぁな……でも、アイツは強い──ひしひしと感じれたぜ──頑張って、アイツに当たった時を備えろよ……」
「おう!絶対に水姫に勝って、アイツの野望を阻止してやる!」
そう言いながら、右手に拳を作った。
そして、水姫と光は喋る。
「──なぁ、釘宮水姫……完全にフードの男って人──」
「バラさない方が良いわ──完全に連勝君は信じてる──フードの男のお遊びに少しだけ付き合いましょう?」
「そうだなぁ……でも、フードの男ってさぁ……」
光と水姫はハモる。
「「『あの人』なんだよなぁ……」」
ハァ、と溜息を吐きながら、『ドムドム』に戻った、そして、四人は対戦相手の前の席に座った。
レンは水姫と、光はフードの男と……そして、デッキをシャッフルして、シールド展開をする。
「「「「デュエルスタート!!!!」」」」
そう言いながら、四人のデュエマは開始された──
一戦目、水姫VS連勝
「俺が先攻!自然のマナをチャージ、ターン終了!」
「私のターン、ドロー、水のマナをチャージ、1マナ支払って、『アクア・ティーチャー』召喚!ターン終了!」
「俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ、2マナ支払って、呪文『フェアリー・ライフ』を発動、そして、ターン終了!」
マナに置かれたのは、自然だった。
「私のターン、ドロー、水のマナをチャージ、2マナ支払って、『一撃奪取 マイパッド』を召喚、ターン終了!」
「俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ、そして、3マナ支払って、『コッコ・ルピア』を召喚、ターン終了!」
「私のターン、ドロー!水のマナをチャージ、『一撃奪取 マイパッド』の効果で水文明のクリーチャーのコストを1減らして、1マナで『アクア新参兵 アイザック』を召喚、ターン終了!」
「俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ!『コッコ・ルピア』の効果でコストを2減らして、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚!このクリーチャーはドラゴンなのでコストが減る!」
そう言いながら、レンは笑う。
「そして、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』のもう一つの効果発動!『侍流ジェネレート』だ!その効果は『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札にあるクロスギアを1枚、コストを支払わずにジェネレートしてもよい』なんだ、そして、手札から、『バジュラズ・ソウル』をコストを支払わずに場にジェネレートする!」
そう言いながら、『バジュラズ・ソウル』が場に出る。
「『バジュラズ・ソウル』ですか……中々大変なカードが出ましたね──ですが、私は負けません!──ターン終了ですか?」
「えっ?あぁ──ターン終了だ──絶対に勝つ……」
「それは分かりませんがね──私のターン、ドロー!水のマナをチャージ、『一撃奪取 マイパッド』の効果で水文明のクリーチャーのコストを1減らして、3マナで『超閃機 ジャバジャック』を進化召喚!効果で『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを4枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を2枚、好きな順序で山札の一番下に置く』、引かせて頂きます──そして、二枚をデッキの下へ!ターン終了!」
「俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ!そして『バジュラズ・ソウル』を『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』へクロス!そして、効果発動!『これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000され、シールドを更にもう1枚ブレイクする』!そして、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でブレイク!ダブル。ブレイクが『バジュラズ・ソウル』の効果で一枚増えて、トリプルだ!」
「ブロックしないわ!」
そう言って、水姫は、トリプル・ブレイクを受けた、すると、シールド・トリガーが現れる。
「甘いわ!シールド・トリガー発動!『クロック』よ!強制ターン終了!」
「だが、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』はアンタップされる、ターン終了……」
そう言いながら、水姫のターンになる。
「渡しにターン、ドロー、水のマナをチャージ、バトルフェイズ、『超閃機 ジャバジャック』でダブル・ブレイク!」
「クッ!」
そう言いながら、レンは二枚のシールドを手札に加える。
シールド・トリガーは無い。
「私はターン終了です」
「俺のターン、ドロー!自然のマナをチャージ!バトルフェイズ!『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でトリプル・ブレイク!」
「受ける!」
そう言いながら、シールドを確認する、だが、シールド・トリガーは無かった。
「効果で『各ターン、このクリーチャーが初めてタップした時、アンタップする』、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』をアンタップ!そして、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でトドメェ!!」
「ブロックしても無駄か……」
そう言いながら、水姫は負けた。
「ふう、何とか勝った……」
「次こそは勝つ……!」
「俺が勝って、フードの男と戦うんだ!」
そう言いながら、デッキをシャッフルする、水姫は少し呆れる。
もしもフードの男の正体が分かったら、連勝君は呆気無いと思うだろうなぁ……そう思いながら、水姫もデッキをシャッフルした。
レンが決勝に行けるかは、まだまだ分からない……
- Re: DM エクストリーム ( No.81 )
- 日時: 2016/04/22 21:38
- 名前: 彩都 (ID: oN2/eHcw)
二戦目──
水姫の先攻だった、水姫は、水のマナをチャージして、1マナタップして、『アクア・ティーチャー』を召喚した。
レンは、ドローして、火のマナをチャージ、1マナタップして、『ブレイズ・クロー』を召喚して、ターン終了。
二ターン目、水姫のターン、ドロー、水のマナをチャージし、2マナ支払って、『一撃奪取 マイパッド』を召喚して、ターン終了。
レンのターン、ドロー、自然のマナをチャージ、2マナ支払って、呪文『フェアリー・ライフ』を発動、マナが三枚になる、そして置かれたのは火のカードだった。
そしてターン終了、その時に『ブレイズ・クロー』の効果を忘れて、アタックし忘れる、毎ターン攻撃しなくてはいけないクリーチャーあるあるの一つだった。
そして、ターンを少し巻き戻して、『ブレイズ・クロー』でシールド一枚ブレイク、だが、シールド・トリガーは出なかった。
三ターン目、水姫のターン、ドロー、水のマナをチャージ、『一撃奪取 マイパッド』の効果で水文明のクリーチャーのコストを1減らして、1マナ支払って、『アクア新参兵 アイザック』を召喚、そして、バトルフェイズ、『一撃奪取 マイパッド』でシールド一枚ブレイク、シールド・トリガーは無かった。
レンのターン、ドロー、火のマナをチャージ、3マナタップして、『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』を召喚、デッキから、上一枚をマナゾーンに置く。
置かれたのは、火のマナだった。
そして、バトルフェイズ、『ブレイズ・クロー』でシールド一枚ブレイク、だが、シールド・トリガーは出なかった。
四ターン目、水姫のターン、ドロー、水のマナをチャージ、『一撃奪取 マイパッド』の効果で水文明のクリーチャーのコストを1減らして、3マナで『超閃機 ジャバジャック』を『アクア新参兵 アイザック』から進化召喚、効果で『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを4枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を2枚、好きな順序で山札の一番下に置く』、水姫は四枚引いて──そして、二枚をデッキの下へ移動させる。
そして、『超閃機 ジャバジャック』でダブル・ブレイク、すると、シールド・トリガーが現れる。
呪文、『地獄スクラッパー』だった、『一撃奪取 マイパッド』、『アクア・ティーチャー』を破壊した。
レンのターン、ドロー、火のマナをチャージ、6マナタップ、『ナチュラル・トラップ』発動、『超閃機 ジャバジャック』をマナへ、そして、バトルフェイズ、『ブレイズ・クロー』でシールド一枚ブレイク、だが、シールド・トリガーが出る、呪文『スパイラル・ゲート』発動、『ブレイズ・クロー』を手札へ、ターン終了。
五ターン目、水姫のターン、ドロー、水のマナをチャージ、7マナ支払って、『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚、ターン終了。
レンのターン、ドロー、火のマナをチャージ、3マナ支払って、『コッコ・ルピア』召喚、『コッコ・ルピア』の効果でコストを2減らして、『ボルシャック・NEX』を召喚、効果で、『デッキから『ルピア』と名の付いたカードを場に出す』、もう一体の『コッコ・ルピア』を場に出して、ターン終了。
六ターン目、水姫のターン、ドロー、水のマナをチャージ、バトルフェイズ、『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でシールド一枚ブレイク、だが、シールド・トリガーは出なかった。
レンのターン、ドロー、火のマナをチャージ、『コッコ・ルピア』二体の効果でコストが4減って、5マナで『ボルシャック・クロス・NEX』を召喚、そして、バトルフェイズ、『ボルシャック・クロス・NEX』でトリプル・ブレイク、全てのシールドが無くなる、だが、最後の最後で、シールド・トリガーが現れる。
『終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック』が場に出て、効果で『このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ターンの残りを飛ばす』、だが『ボルシャック・クロス・NEX』の効果『誰もコスト4以下のクリーチャーを召喚出来ない』がある、だが、その前にシールド・トリガーには『手札に加える直前に公開する事でコストを支払わずにプレイする事が出来る』という効果がある、コストを支払うと、召喚、発動扱いになる、だが、コストを支払わないという事は、召喚、発動扱いでは無いので、『クロック』が場に出る事は出来るのだ、そして、『クロック』の効果で『このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ターンの残りを飛ばす』、そして、水姫のターンになった。
七ターン目、ドロー、水のマナをチャージ、そのままバトルフェイズへ。
『クロック』で一枚ブレイク、シールド・トリガーは無い、そして『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でダイレクト・アタックをした。
二戦目はレンが負けて、一対一の相打ちになった。
三戦目で全てが決まる……!そう思いながら、レンはデッキをシャッフルした。
三戦目はレンと水姫、誰が勝つか分からない──
- Re: DM エクストリーム ( No.82 )
- 日時: 2016/04/26 21:59
- 名前: 彩都 (ID: W2jlL.74)
三戦目の前に、少し、三十秒程、休憩する事にした、そしてレンは、光とフードの男のデュエマを見る。
フードの男の場は、手札二枚、シールド一枚、マナ10枚、火7枚、自然1枚、水と光の多色が1枚、闇1枚だった。
そして、場には、『暴龍事変 ガイグレン』、『勝利宣言(ビクトリー・ラッシュ) 鬼丸「覇(ヘッド)」』、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』、『龍神へビィ』の四体。
光は、手札三枚、シールド6枚、マナ6枚、全て光だった。
場には、『ムルムル』、『パーフェクト・マドンナ』が一体ずつの計二体だった。
そして、今は、フードの男のターンだった。
「俺のターン、ドロー、チャージせずに、手札から、『バジュラズ・ソウル』をジェネレート、『紫電』にクロス、そして、バトルフェイズ、『紫電』で、ダブル・ブレイク、だが、『バジュラズ・ソウル』の効果で一枚増えて、トリプルだ、どうする?」
「クソッ……『マドンナ』でブロック、だが、効果で場に残る……」
光はそう言って、『マドンナ』をタップしたままにする。
「では、『バジュラズ・ソウル』の効果で二枚削る」
そう言って、光のマナは削られる。
「初めてタップしたので、『紫電』は立ち上がる──アンタップだな──そして、もう一度『紫電』でトリプルだ」
「ブロックしない」
そう言って、三枚、シールドを確認する、シールド・トリガーは出たものの、手札に対応するカードが無い為、使用しても無駄だった。
三枚確認して、一枚がシールド・トリガーだった。
「ふむ、では『鬼丸「覇」』でトリプル・ブレイク、そして、ジャッジを発動、お互いデッキの上を捲って、コストが大きい方が勝ちとなる」
「ヤバいな……」
「行くぞ……」
そう言いながら、二人は叫んだ。
「「ジャッジ!」」
光のカードコストは6、フードの男は8だった。
「俺の勝ちだ、そして効果で追加ターンを得る、では、トリプル・ブレイクを受けるか?」
「受ける……」
残り二枚のシールドを確認する、だが、シールド・トリガーは無かった。
「『ガイグレン』で、ダブル・ブレイク」
「『ムルムル』でブロック、そしてマナ武装のマナが無いので、無限攻撃出来ない!」
そう言いながら、ニッと笑う。
そして、フードの男はターンエンドをする。
「俺のターン、ドロー!光のマナをチャージ!そして、ブロッカーは居ないから、『ムルムル』を召喚!バトルフェイズ!『紫電』でトドメ!」
しまった、『鬼丸』のエクストラターン効果を忘れていた……そのまま光はダイレクト・アタックが決まる。
「クソゥ……」
「これで分かったか?俺が最強だと言う事を……!!」
「うぅ……これで二連敗……」
その事を聞いて、レンは驚く。
「二連敗!?マジか、光!?」
「あぁ……俺は二回連続で負けた……お前が釘宮水姫とのデュエマに勝てば、フードと戦えるぜ?」
「あぁ!俺が勝って、伯父さんを助ける!」
「おいおいおいおい……伯父さんだぁ?一勝かよ」
「そうだよ!俺は一勝の姉の息子だ!」
「だったら、楽しめるよなぁ?『現実のデュエマ(リアル・デュエル・マスターズ)』で?」
「そんなデュエマしない!俺は俺の楽しむデュエマをする!」
「そうかぁ?だったら、さっさと俺の所に来い」
そう言って、ドムドムから出て、入口の自販機でジュースを買って飲んだ、レンは、水姫を見て、目の色を変える。
「さぁ、釘宮、デュエマをしようぜ?」
そう言われて、水姫は驚いた。
「……えぇ!」
水姫もいきこんでデッキをシャッフルした。
負けた光はフードの男の近くに向かった。
「ん?君は……」
「愛宕光です、貴方……『あの人』ですよね?」
フードの男の耳に、名前を告げる光、すると、フードの男は言った。
「あぁ、そうだが?」
「あのレンとデュエルしている釘宮水姫も貴方の正体に気付いています」
「だろうね、アイツはバカだから気付かないよ、フードを取る迄は」
そう言いながら、軽快に笑うフードの男。
「全く……貴方も楽しんでますね、デュエマと悪役」
そう言いながら、光はフードの男から、ジュースを貰う。
「飲んでくれ、正体がバレた記念だ」
「有難う御座います……」
そう言いながら、リンゴジュースのキャップを開けて飲む。
「でも何でまたデュエマを?もう引退したのでは?」
そう言うと、フードの男は言った。
「アイツのデッキ、どれ位回しているか、そして使いこなせているか、確認しないとな」
「成程、そして隠れて観察、と」
「正解、さて、その釘宮って奴に勝てるかな?」
「前に、普通に勝ってましたし、行けると思いますけどね……」
「そうなのか、でも、あのデッキは厄介だ、ドロー加速、デュエマは手札、マナが重要だ、ドロー加速を使いこなす水文明に、速攻進化の使い手でもある水文明、『超閃機 ジャバジャック』はとても厄介だ、そのターンに攻撃出来て、手札交換も出来る、あれ程使いやすいみず文明のカードは無いと思うぜ?」
そう言いながら、レン達を見る、丁度デュエマが始まった所だった。
「見に行こう」
「えぇ、いいですね、どっちが勝つか、分かりませんね、その説明だと」
「そうだな……」
二人は、ゴミ箱に飲みきったペットボトルを入れて、ドムドムに入った……
レンと水姫、どちらが勝つか、分からない──
- Re: DM エクストリーム ( No.83 )
- 日時: 2016/04/29 21:24
- 名前: 彩都 (ID: Oh9/3OA.)
先攻はレンだった。
「俺のターン、火のマナをチャージして、1マナタップ、『ブレイズ・クロー』召喚!そして、ターン終了!」
「私のターン、ドロー!水のマナをチャージ、1マナタップ、『アクア・ティーチャー』召喚!ターン終了!」
二人の最初のターン、軽快にクリーチャーを召喚する。
レンは、攻撃型のクリーチャーを、水姫は、ドロー加速&ブロッカーのクリーチャーを出していた。
「おおぅ、始まったばかりか」
光はそう言いながら、二人のデュエマを見る、フードの男は、一ターン目終了の所で、来た。
「ふむ、この人に勝てるかな、一勝のガキ?」
「んだと!?勝てるに決まっている!」
そう言いながら、レンはドローした。
「俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ!2マナタップ、『一撃奪取 トップギア』を召喚!バトルフェイズ!『ブレイズ・クロー』で、一枚ブレイク!」
「甘いです!シールド・トリガー発動!『アクア・サーファー』召喚!『ブレイズ・クロー』を手札へ!」
「くそっ!中々やるな!」
「もう、先手が打たれましたか、でも、負けません!」
水姫はそう言いながら、笑う。
「俺はターン終了だ」
その声を聞いて、水姫はドローした。
「私のターン、ドロー!水のマナをチャージ、2マナタップ、『一撃奪取 マイパッド』を召喚します!そして、バトルフェイズ!『アクア・サーファー』で、一枚ブレイク!」
「うおっと、出たぞ、シールド・トリガー!呪文!『スーパー炎獄スクラッパー』だ!効果で、『相手のクリーチャーを、パワーの合計が5000以下になる様に好きな数選び、破壊する』ぜ!『アクア・サーファー』のパワーは2000、他の『一撃奪取 マイパッド』や『アクア・ティーチャー』はパワー1000!だから、全て破壊させてもらう!」
「やりますね!でも負けませんよ!」
「そんなの、俺もだよ!」
二人共笑いながら、デュエマをする、その光景にフードの男は、喜ぶ。
「やはり、デュエマは楽しまないとな……」
そう言いながら、水姫は、ターン終了した。
二ターン目は、お互いにシールドブレイク、そして、お互いにクリーチャーは場から離れた。
だが、レンの場合、『トップギア』が残っているので、まだリーチがあった。
そして、レンガドローした。
「俺のターン、ドロー!自然のマナをチャージ!そして『一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして、2マナタップ、『コッコ・ルピア』召喚!ターン終了」
「成程、そう来ましたか、では、私のターン、ドロー!水のマナをチャージ!『一撃奪取 マイパッド』の効果で水文明のクリーチャーのコストを1減らして、1マナで『アクア新参兵 アイザック』を召喚、ターン終了!」
三ターン目は、お互いに場にクリーチャーを増やして、ターン終了だった。
だが、レンは、ドラゴンを出すコストが3も減ったので、水姫は少々苦になった。
「俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ!『コッコ・ルピア』の効果でコストを2減らして、『一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして、3マナで召喚!『爆竜 GENJI・XX』召喚!コイツはスピード・アタッカーだ!そして『GENNJI』でダブル・ブレイク!」
「クゥッ!ですが、私は、シールド・トリガーを信じます!」
そう言いながら、一枚目を確認する、シールド・トリガーではなかった、二枚目、確認、すると、シールド・トリガーだった。
「来ました!シールド・トリガー発動!『終末の時計 ザ・クロック』を召喚!ターンの残りを飛ばします!」
「クソッ!」
そう言いながら、ターン終了する。
「私のターン、ドロー!水のマナをチャージ!『一撃奪取 マイパッド』の効果で水文明のクリーチャーのコストを1減らして、3マナで『超閃機 ジャバジャック』を『アクア新参兵 アイザック』から進化召喚!効果で『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを4枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を2枚、好きな順序で山札の一番下に置く』、引かせて頂きます──そして、二枚をデッキの下へ!では、バトルフェイズ!では、『ジャバジャック』で、ダブル・ブレイク!」
「おおっと!シールド・トリガーは無い」
「そうですか……では、『クロック』で一枚ブレイク!」
「くぅぅ……トリガー無し……」
レンは少し焦る、次で『一撃奪取 マイパッド』の最後のシールドへの攻撃が来る、もしも、シールド・トリガーが出なかったら、レンは次のターン、負けるだろう、そう思うと、一勝は助けられないからだ。
一勝を助けたい気持ちで、レンは相手を伺う。
「では、『一撃奪取 マイパッド』で、最後のシールドをブレイクです!」
来たっ!──そう思いながら、レンは、ゆっくりと、最後のシールドを確認する……そして、現れたのは──!!
「来た!シールド・トリガー発動!『ナチュラル・トラップ』!『ジャバジャック』をマナへ!」
「何ですって!?」
そう言いながら、『ジャバジャック』はマナへ移動する。
そして水姫はターン終了した。
四ターン目、レンのシールドは無くなって、水姫に勝利の女神が微笑んだ、だが、最後の最後迄分からないのがデュエマだ、一ターンで、逆転される事もある。
「俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ!『コッコ・ルピア』の効果でコストを2減らして、『一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして、5マナで召喚!『不敗のダイハード・リュウセイ』だぁ!そして、バトルフェイズ!『GENJI』で、ダブル・ブレイク!その時に『不敗のダイハード・リュウセイ』の効果で『自分のドラゴンが攻撃する時、相手のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く』ぜ!」
そう言いながら、右端のカードを墓地へ置く、そのカードは『クロック』だった。
「ですが、まだシールドはあります……そのシールドに、トリガーを賭けます!」
そう言いながら、水姫は最後のシールドを確認した、そのカードは、シールド・トリガー『アクア・サーファー』だった、だが、『コッコ・ルピア』、『トップギア』も居る為、使用しても、無駄だった、手札にも、シノビは無い、なので、水姫はそのまま手札にした。
「何も無いのか?」
レンがそう言うと、水姫は頷いた。
そして、レンは、『コッコ・ルピア』をタップした、そして、言った。
「では、『コッコ・ルピア』でトドメ……」
静かにレンと水姫のデュエマは終わった……
「よし!勝ったぞ!おい!フードのおっさん!次は、俺と決勝だ!」
「良いだろう、俺が直々に捻り潰してやる!」
そう言いながら、レンは勝利報告を行った。
遂に運命の決勝が動き出す──
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