二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

DM エクストリーム
日時: 2015/10/03 05:53
名前: 彩都 (ID: ???)  

初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58



Re: DM エクストリーム ( No.259 )
日時: 2017/12/29 21:49
名前: 彩都 (ID: gKP4noKB)  

「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
水姫は勢い良くデッキからカードをドローする、そしてドローしたカードを確認する、ドローしたカードは『アクア・ティーチャー』だった、くそっ、今は来て欲しくない!水姫はそう思い、でも、出さないとシールドを護れない!水姫はそう思い、他のカードをマナゾーンに置く。
「私は水のマナをチャージして、『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』の効果でコストが1減って、5マナで『アクア・サーファー』を召喚!効果により、相手のクリーチャーを一体手札に戻す!戻すのは『コッコ・ルピア』一体!」
「フン、それしか戻せないんだろ?」
アシュラがそう言うと、静かに水姫は頷く、そして水姫は次に『アクア・ティーチャー』を召喚する。
アシュラ 手札 6枚→7枚 クリーチャー 2体→1体
「私は残ったマナを使用し、『アクア・ティーチャー』を召喚!それではターン終了!」
「ふむ、ブロッカーを増やしたか……だが、負けない!」
アシュラはそう言って、デッキからカードをドローする──水姫のターン、マナをアンタップしてドロー、そして水文明のマナをチャージして、『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』の効果を発動して、『アクア・サーファー』を召喚、『アクア・サーファー』の効果でアシュラの『コッコ・ルピア』を一体手札に戻し、次に『アクア・ティーチャー』を召喚、そしてターン終了。
水姫
山札 14枚
手札 6枚
マナ 8枚
クリーチャー 5体
シールド 5枚
八ターン目──
「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
デッキからカードをドローし、アシュラは静かにほくそ笑んだ、そしてアシュラはマナゾーンにカードを置いて宣言する。
「私のターン、火のマナをチャージして、二体目の『コッコ・ルピア』を召喚し、次に『コッコ・ルピア』の効果を使用し、コストを4減らして、2マナで『ボルシャック・NEX』を召喚!『ボルシャック・NEX』の効果により、デッキから『ルピア』を場に出す!出すのは『マッハ・ルピア』!そして『コッコ・ルピア』の効果で、コストを4減らし、手札から『紅神龍バルガゲイザー』を召喚!どうだ!?次のターンから私は『攻撃する度にドラゴンを場に出す』事が可能となる!貴様にはこのクリーチャーを除去する事が出来るかな……?」
アシュラはそう言って、自信たっぷりの表情で言う、まさかドラゴンを出すドラゴンを出すとは!?水姫はそう思いながら冷や汗を掻く……中々に強いぞ、『紅神龍バルガゲイザー』は……水姫は静かに深呼吸して、次のドローに運命を賭けた──
アシュラ 山札 20枚→19枚
「ふむ、やる事もないし、ターン終了を宣言しようか?」
アシュラはそう言って、ターン終了を宣言する──アシュラのターン、マナをアンタップしてドロー、手札に来たのは『紅神龍バルガゲイザー』だった、そして火文明のマナをマナゾーンに置いて、先に二体目の『コッコ・ルピア』を召喚し、次に『ボルシャック・NEX』をコスト2で出した、そして『ボルシャック・NEX』の効果により、『マッハ・ルピア』を場に出した、更に手札から『コッコ・ルピア』の効果を受けて2マナになった『紅神龍バルガゲイザー』を召喚しターン終了、『マッハ・ルピア』の効果により『ボルシャック・NEX』は手札に戻る──
アシュラ
山札 19枚
手札 5枚
マナ 7枚
クリーチャー 4体
シールド 5枚
そして水姫のターンになった、もう、私のターンか、と思いながらデッキからカードをドローする──
「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
何か良いカードは手札に来ないだろうか?そう思いながらデッキからカードをドローすると、手札に『アクア・サーファー』が現れた、今は要らない気がするが……召喚すれば『紅神龍バルガゲイザー』の足止めをする事が出来るよな?水姫はそう考えて、マナをチャージする。
「私のターン、水のマナを置いて、手札から『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』の効果でコストが1減って、5マナで『アクア・サーファー』を召喚!『アクア・サーファー』の効果で『紅神龍バルガゲイザー』を手札に!そしてターン終了!」
「ふむ……またも手札に戻されたか……」
アシュラはそう言って、『紅神龍バルガゲイザー』を手札に戻す──
アシュラ 手札 5枚→6枚 クリーチャー 4体→3体
水姫のターン、マナをアンタップしてドロー、手札に来たのは『アクア・サーファー』だった、水姫は水文明のマナをチャージして、手札の『アクア・サーファー』を『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』の効果でコストを減らして召喚する、そしてターン終了。
水姫
山札 13枚
手札 5枚
マナ 9枚
クリーチャー 6体
シールド 5枚
九ターン目──
もうこんなにターンが進んでしまった、矢張り火文明は自然文明以外の文明には弱いんだな……と、アシュラは思う、でも、此処で『あのカードが引け』たら……もっと、場は混乱するだろうな、アシュラはそう思いながらデッキに目をやる、さぁ、来いよ『あのカード』よ……アシュラは深呼吸をして、デッキに手をかける──アシュラは『あのカード』を引けるかはまだ分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.260 )
日時: 2018/01/02 21:24
名前: 彩都 (ID: fhP2fUVm)  

アシュラは勢い良くデッキからカードをドローし、ドローしたカードを確認する、ドローしたカードは『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』だった、つまり、『二枚目』の『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』!!アシュラはにやり、と口の端を歪ませ、残りのデッキを考える。
確かシールドには結構強いドラゴンも含まれていた筈……仕方無い、適当な『アーマード・ドラゴン』を手札に加えるか……アシュラはそう考えて、マナゾーンにカードを置いた。
「私は火のマナをチャージ!そして『コッコ・ルピア』三体の効果でドラゴンのコストが6減り、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストが1減る!現れよ!『火のドラゴン』よ!コストを7減らし、2マナで『暴龍事変 ガイグレン』を召喚!更にマナに火文明のマナが九枚以上あるので、『暴龍事変 ガイグレン』の『マナ武装9』効果を使用可能!まだデュエルは続いている!私は『コッコ・ルピア』三体の効果でコストを5減らし、手札から『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』を召喚!効果により、デッキからドラゴンを手札に加える!私は『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を手札に!更にもう一体の『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』を召喚!そしてもう一度効果を使用する!私はデッキから『バルケリオス・ドラゴン』を手札に!」
アシュラ 山札 15枚→14枚→13枚 手札 5枚→4枚→5枚→4枚
「まだだぞ?私は『コッコ・ルピア』三体の効果でコストを5減らし、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚!更に『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』は種族『アーマード・ドラゴン』である為、『マッハ・ルピア』の効果を受ける!これで二回連続攻撃も可能!そして私は『バルケリオス・ドラゴン』の効果により、『バルケリオス・ドラゴン』を場に出す!」
アシュラがそう言うと、水姫は驚いた、待って?『バルケリオス・ドラゴン』は『ドラゴン』と付いているから、『コッコ・ルピア』の効果を受ける事は理解出来る、だが、『コッコ・ルピア』の効果は『ドラゴンのコストは1以下にならない』!なので『ドラゴンのコストは最低でも2マナ支払わなくてはならない』筈!なのに何故『バルケリオス・ドラゴン』は『コストを支払わずに場に出た』のだろうか……?水姫はそう思いながらアシュラに指摘する。
「ま、待って下さい!『バルケリオス・ドラゴン』はコストが7!なので『コッコ・ルピア』の効果を受けても、『2マナを絶対支払わない』といけない筈です!なのに、何でコストを払っていないんですか!?」
水姫の発言に対し、アシュラは『フフフ』と笑って、一拍置いてからアシュラは話し始める。
「甘いな水姫よ!『バルケリオス・ドラゴン』は『G・ゼロ』持ちのクリーチャーだ!そして『G・ゼロ』の効果は『G・ゼロ−バトルゾーンに『アーマード・ドラゴン』が2体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい』という効果!更に私の場には種族『アーマード・ドラゴン』のクリーチャーである『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』が一体、『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』が二体居る!なので、『バルケリオス・ドラゴン』の『G・ゼロ』効果は使用可能!まだだぞ?『バルケリオス・ドラゴン』は種族『アーマード・ドラゴン』なのだぞ?つまり『マッハ・ルピア』の効果を受けるのだ!!フフフ……水姫よ、此処で面白い事を言ってやる、私がこのターン召喚したドラゴン、『全てが『スピード・アタッカー』』だぞ?」
「!?」
まさかのアシュラの発言で水姫は驚愕してしまう、嘘でしょ……?本当に……?水姫はそう思いながらこのターン召喚されたアシュラの場のドラゴンを確認する──まず『マッハ・ルピア』の効果で『バルケリオス・ドラゴン』、『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』が『スピード・アタッカー』だ、そして最後に『暴龍事変 ガイグレン』──このクリーチャーは元々『スピード・アタッカー』だ──本当だ、本当に『スピード・アタッカー』だ……水姫は静かに驚いた、そしてアシュラが言う。
「まぁ、『紅神龍バルガゲイザー』は前のターンに召喚したから、『スピード・アタッカー』ではないがな……それにしても、『紅神龍バルガゲイザー』の効果でデッキの一番上を捲って、種族『アーマード・ドラゴン』が出たら、またもやそのクリーチャーは『スピード・アタッカー』になって、場に現れるがな……」
アシュラはそう言って、口の端を歪ませて、言葉を続けた。
「それじゃあ、バトルフェイズに移行しよう!このドラゴンの軍勢の攻撃、受け止められるか!?」
アシュラの叫びを聞き、水姫は静かに深呼吸する、まだ、まだ『シールド・トリガー』が残っている!水姫はそう思いながら、自身の五枚のシールドにトリガーを賭ける──アシュラのドラゴン攻撃に水姫は受け止められる事が出来るか、それは水姫のシールド次第だ──

Re: DM エクストリーム ( No.261 )
日時: 2018/01/05 22:07
名前: 彩都 (ID: u5fsDmis)  

「私のターン……マナをアンタップしてドロー!!」
アシュラは叫び、勢い良くデッキからカードをドローする、そしてドローしたカードを確認、すると、アシュラは口の端を歪ませて喜ぶ。
「ふむ、『このカード』か……嬉しいねぇ、私は火のマナをチャージして、2マナ使用、手札から『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』を召喚、そして『コッコ・ルピア』の効果でコストを4減らし、2マナで『ボルシャック・NEX』を召喚、効果により、デッキから三体目の『コッコ・ルピア』を場に!そして『コッコ・ルピア』の効果でコストを4減らし、2マナで『紅神龍バルガゲイザー』を召喚、まだだぜ?俺は『コッコ・ルピア』の効果でコストが5減って、『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』を場に出す、そして『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』の登場時効果で『このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中からドラゴンを1体選び、相手に見せてから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする』!その効果を勿論使用!そして私が手札に入れるのは『暴龍事変 ガイグレン』!私はこのカードを手札にプラスして、ターン終了!そしてターン終了時『マッハ・ルピア』の効果で『ボルシャック・NEX』、『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』を手札に!更に『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』の種族は『アーマード・ドラゴン』!なので『マッハ・ルピア』の効果を受けるのだ!これで完全にターン終了だ!」
アシュラ 山札 18枚→17枚→16枚 手札 3枚→2枚→4枚 クリーチャー 6体→7体→5体
アシュラのドラゴンコンボを発動させられ、水姫は焦ってしまう、こんなコンボ、初めて受けた!水姫はそう思いながら次のターン、『暴龍事変 ガイグレン』を召喚されてしまうのを恐怖する──アシュラのターン、マナをアンタップしてドロー、ドロー時にアシュラは『このカード』である『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』を手に入れる、そして火文明のカードをチャージし、2マナで『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』を召喚、次に『コッコ・ルピア』の効果でコストを減らした『ボルシャック・NEX』を召喚、『ボルシャック・NEX』の効果でデッキから三体目の『コッコ・ルピア』を場に出す、そして最後に『コッコ・ルピア』の効果でコストを減らし、2マナで『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』を召喚、『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』の効果により、デッキからドラゴンをサーチする、サーチして、手札に持ってきたのは『暴龍事変 ガイグレン』だった、そしてターン終了し、『マッハ・ルピア』の効果でこのターン召喚した種族『アーマード・ドラゴン』のクリーチャーを全て手札に戻す、手札に戻ったのは『ボルシャック・NEX』、『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』の二枚だった。
アシュラ
山札 16枚
手札 6枚
マナ 8枚
クリーチャー 5体
シールド 5枚
くっ……いきなりクリーチャー大量展開からの『マッハ・ルピア』の手札戻し……このコンボは中々に強いな……このデッキにも、ドラゴン対策のカードを入れておかないとなぁ……水姫はそう思いながらターンが周ってきたのを理解する。
「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
ドロー、そして手札に来たカードは『アクア・ティーチャー』だった、ふむ、このカードか……良いカードでは無いが、ブロック要員としては召喚出来るな、と考えて、水姫はカードをマナゾーンに置く。
「私は水のマナをチャージ!『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』の効果でコストが1減って、6マナで『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚!そして残ったマナで『アクア・ガード』を召喚、ターン終了!」
これでどうだ!最大二回ブロック出来る『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン」に、『アクア・ガード』!これで何とか攻撃を防ぐ事が出来る筈!水姫はそう思いながら静かに息を飲む──水姫のターン、マナをアンタップしてドロー、そして手札に来たのは『アクア・ティーチャー』だった、水姫は仕方なくブロック要員を増やす為に『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』の効果でコストを1減らした『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚、そして最後に『アクア・ガード』を召喚し、三回以上ブロック出来る事を確認し、ターン終了する。
水姫
山札 12枚
手札 3枚
マナ 10枚
クリーチャー 8体
シールド 5枚
十ターン目──
「ふむ、『ブロッカー』を二体も追加したか……だが!私の『暴龍事変 ガイグレン』にとっては無意味!それをこのターン、証明して見せる!私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
アシュラは大きく叫んで、マナをアンタップし、デッキからカードをドローする──このデュエル、水姫とアシュラのどちらが勝つか、まだ誰にも分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.262 )
日時: 2018/01/09 21:55
名前: 彩都 (ID: oBSlWdE9)  

「まず、私は『バルケリオス・ドラゴン』でシールドを攻撃!『W(ダブル)・ブレイク』を食らえ!」
「甘い!『アクア・ティーチャー』でブロック!」
「パワーは『バルケリオス・ドラゴン』が上だ!」
アシュラはそう言って、ブロックした『アクア・ティーチャー』を破壊する、まだ一体、まだ、一体なのだ、まだまだブロックする事が出来る!水姫はそう思いながら冷や汗を流す──
水姫 クリーチャー 8体→7体
「ふむ、それでは一体目の『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』でシールドを攻撃!『W(ダブル)・ブレイク』だ!」
「二体目の『アクア・ティーチャー』でブロック!」
「『バルケリオス・ドラゴン』と同じで、此方の方がパワーが高いので、二体目の『アクア・ティーチャー』も破壊だ」
水姫 クリーチャー 7体→6体
「…………」
矢張りキツいかもしれない、前言撤回とはこの事を指すのか、水姫はそう思いながら残りの『ブロッカー』で耐えなければならない、と考える。
「それでは二体目の『偽りの名(コードネーム) バルキリー・ラゴン』でシールドを攻撃、一体目と同じく、『W(ダブル)・ブレイク』を」
「三体目の『アクア・ティーチャー』でブロック!」
「……パワーは私の方が高いので、『アクア・ティーチャー』を破壊」
無残にも水姫の『ブロッカー』が消滅して行く、くそぅ、もう少し召喚しておけば良かった、そう思っても、水姫にとっては後の祭りだった。
水姫 クリーチャー 6体→5体
「ふむ、それでは、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でシールドを『W(ダブル)・ブレイク』だ、どうする?」
「……『アクア・ガード』でブロック」
水姫は苦し紛れに『アクア・ガード』で『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』の攻撃をブロックする。
水姫 クリーチャー 5体→4体
「ふむ……それでは『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』の効果を使用、『各ターン、初めてタップした時、このクリーチャーをアンタップする』、再度アンタップ、そしてもう一度シールドを『W(ダブル)・ブレイク』だ、ブロックするか?」
「するに決まっているでしょう?『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でブロック!」
「ふむ……確か、『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』は水文明の『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』だったな……だが、火文明の『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』の方がパワーが1000高い、なので、『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』よ、破壊だ」
アシュラの発言で自身の場にあった『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』は墓地に置かれる。
水姫 クリーチャー 4体→3体
「ふむ……これで『ブロッカー』は居なくなったぞ?」
「…………」
何も言い返せない水姫はただただ無言になるだけだった。
「よし、それじゃあ『紅神龍バルガゲイザー』の攻撃!そして『紅神龍バルガゲイザー』の効果発動!『このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を全てのプレイヤーに見せてもよい。そのカードがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く』!勿論この効果を使用!デッキトップをチェック!」
アシュラはそう言って、デッキから一枚目を捲った、すると其処に現れたのは、『ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン』だった、しかも種族『アーマード・ドラゴン』だった。
「ふむ……それでは、ドラゴンなので、場に出す事にしよう、それで、ブロックは?」
「……ブロックしません」
水姫はそう言って、シールドを一枚ブレイクされる──そしてシールドチェック。
「シールド確認……トリガーは無いです」
水姫 手札 3枚→4枚 シールド 5枚→4枚
「ふむ……安心した、それでは『暴龍事変 ガイグレン』でシールドを『W・ブレイク』、そして『マナ武装9』発動、効果は『マナ武装 9:このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のカードが9枚以上あれば、そのターン、このクリーチャーをアンタップしてパワー+3000する』、マナゾーンに火のマナが九枚以上あるので、アンタップ、それでブロックは?」
「ブロックしないです……」
水姫はしょんぼりしながらアシュラの『暴龍事変 ガイグレン』の攻撃を受ける──そして『暴龍事変 ガイグレン』は『マナ武装9』の効果でアンタップして、シールドチェック。
「シールドチェック、一枚目、無し……二枚目、無し……」
水姫 手札 4枚→6枚 シールド 4枚→2枚
「よし、それでは『マッハ・ルピア』の効果で『スピード・アタッカー』になった『ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン』でシールドを『W(ダブル)・ブレイク』だ!ブロックは?」
「ブロックしないです……」
あぁ、これで最後のシールドブレイクかぁ、水姫はそう思いながらシールドを確認する、すると『シールド・トリガー』が入っていた。
「シールドチェック……一枚目……あった!私は手札から『シールド・トリガー』付きクリーチャー、『終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック』を場に出します!そして効果により、『ターンの残りを飛ば』──」
「甘いな、『ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン』の効果により、『このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く』!なので、手札に加えたシールドを二枚共、墓地に送ってもらおうか……!フフフ、『終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック』を場に出して、ターンを飛ばす事は出来なかったな……!」
「くっ……!」
水姫はアシュラの言葉に苦しさを感じた、そして『終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック』、もう一枚のシールドから手札になったカードを墓地に送る。
水姫 シールド 2枚→0枚
「それでは、『マナ武装9』でアンタップした『暴龍事変 ガイグレン』で、トドメ……何かあるか?」
「な、何も無いです……」
アシュラの攻撃に対し、水姫は涙目でトドメを受けた──そしてこのデュエルの勝者はアシュラとなった──

Re: DM エクストリーム ( No.263 )
日時: 2018/01/12 21:59
名前: 彩都 (ID: 3z0HolQZ)  

「ふむ、今回も私の勝利か」
アシュラはそう言って、場のカードを集める、水姫は『また負けてしまったのか、釘宮家として恥ずかしい……』と思っていた、するとアシュラが水姫に言う。
「でもまぁ、水姫よ、お前も中々のデュエルセンスだったな、中々に強かった」
「あ、アハハ……まぁ、そりゃそうでしょうね?大阪で一番デュエルが強い一族、釘宮家なんですから……」
水姫が呆れながら言うと、アシュラは『ん?』と言う。
「お、おい、水姫?今さっき何と言った?釘宮家……と聞こえたが?」
「いや、だから、私は釘宮家の人間ですよ?釘宮水姫、それが私のフルネームです」
「ほぅ……」
水姫のフルネームを聞いて、アシュラは顎に手を当ててニヤニヤと笑う、一体どうしたのだろう?水姫はそう思いながらアシュラに聞く。
「え、えっと、アシュラさん?釘宮という名前に何か聞き覚えが?」
「あぁ、まぁな?私が封印される前、一勝達五人と戦う前の話だがな?」
「な、何だろう?一族の過去の秘密に触れている気分がします……」
「そうか?だったら話さない方が良いか?」
アシュラがそう言うと、水姫は首を振って発言する。
「いいえ!バラして下さい!これで、父達の弱みを握れるとしたら最高です!」
「……女って恐ろしいな」
アシュラはそう言って、静かに恐怖する、アシュラの言葉に光、レンが言う。
「ま、まぁな?男は女に勝てないし……」
「更に母親にもな……」
「お、おぅ……私の周りにはあまり女がいないから分からない感覚だな……」
アシュラは光、レンの言葉を聞いて、成程、と思う、そして水姫の発言に返答する。
「え、えーと……確かあれは、私が封印される前、一勝達五人が私とデュエルする前だったから……」
「へぇ、成程」
「それで、突然私とデュエマをするモノが現れた、それが『クギミヤ』と言ってな?格好は結構ダサかったな、スーツ姿の七三分け」
「あっ、特定出来ました」
「えっ?早いな?」
「いえ、特定出来る情報過多です!スーツ姿で七三分けと言ったら……我が父ですね……」
「へぇ、お前の父親だったのか?まぁ、水文明を使っていたから親子共々水文明デッキなのか……」
水姫の驚きようにアシュラも少々驚いてしまう、そしてアシュラが水姫に言う。
「そ、それで、お前の親父さん、名前を何と言う」
「えっ?あぁ、私の父の名前ですか?私の父の名前は釘宮水翔(くぎみや すいしょう)と申します、昔日本大会で優勝した経験がある手練ですよ?それで、アシュラさんと戦って、どうなりました?父が勝ちましたか?アシュラさんが勝ちましたか?」
「んー?まぁ、勿論私の勝利、更にシールド五枚残して、な」
「流石アシュラさん、素晴らしいですね」
「な、何か敵に言われるとむず痒いぜ……」
アシュラはそう言って、頬を掻く、そして水姫がまだアシュラに言う。
「で、どんなデュエルでした?やっぱり火のドラゴン大量召喚ですか?」
「うん、私のデッキはドラゴン大量召喚デッキだからな、そこは譲れんよ、それで水翔──だったかな──のデッキは水の種族攻めだったな」
「種族攻め?」
アシュラの発言にレンが首を傾げる、すると水姫が言う。
「連勝君、君のデッキには『マッハ・ルピア』を生かす為に種族『アーマード・ドラゴン』が大量に入っているわよね?それが種族攻めと言う事、どうせ水文明の事です、『グレートメカオー』や『リキッド・ピープル』、『サイバーロード』のデッキの事でしょうね」
「成程なぁ……」
レンはそう言って、自分のデッキを確認する、そうだったのか……レンはデッキを見つめながら納得する。
「やっぱり水文明は凄いな、と思った、何故なら『速攻』なんだよ、ドローも完璧、手札もあまり減っていない、マナも私よりもチャージしている、クリーチャーも召喚している、何を取っても、『凄かった』の一言に尽きるな」
「へぇ……そんなに水文明って凄いんだなぁ……俺は火文明しか使った事が無いから分からねぇや」
レンの発言にアシュラが言う。
「デュエリストたる者、色々な文明のデッキを触って、自分に合う文明を探した方が良いぜ?そうでないと、本調子が出ない場合があるからな」
「へぇ……」
「確かにアシュラさんに言う通りですね、何時か火文明以外のデッキでデッキを組んで見ましょうか?矢張り此処は水文明を……」
「おいおい?何を言っている?此処は光文明だろうが?何時も火文明にブロッカーを破壊される悲しみを味わえってんだ!」
「いいや!私は水文明を推します!」
「いんや!俺は光文明を推すぜ!」
「…………」
「…………」
水姫、光の言い合いにアシュラ、レンの二人は無言になるしかなかった。
「ど、どうするよ……アシュラぁ?」
「し、知るか……もう二人に言い合わせるしかねぇだろ?私達は未だ火文明、光文明と水文明の事なんて分からん……特に私は火文明を極める為にずっと火文明のデッキを使ってきた、他の四文明のデッキなんか知るか」
「えぇ……」
言っている事が矛盾している気がするレン、だが、そこでそれをツッコむと、色々と厄介な事になりそうだなぁ、と思い、理解する、レンはそんな事を思いながら、その場で溜息が吐いた──水姫と光の喧嘩、それは何時終わるのか、アシュラ、レンには分からない──


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58



この掲示板は過去ログ化されています。