二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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DM エクストリーム
日時: 2015/10/03 05:53
名前: 彩都 (ID: ???)  

初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。

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Re: DM エクストリーム ( No.179 )
日時: 2017/03/31 21:19
名前: 彩都 (ID: z6zuk1Ot)  

「とりあえず、完成したな、後はアイツ等が起きるだけ……ってアシュラに其処の女、お前らは飯を食べたのか?」
一勝がテーブルをセットし、コンロに火を点けた所でアシュラ達に言う、アシュラ達は顎に手を当てながら言い返す。
「ふむどうだろう?こっちに来る前に食事は摂ったが、こっちに来てから何も食べてはいないな、そうだろう龍華よ?」
「え、えぇ、確かに来る前に食べましたがこっちに来てからは何も……」
二人の話を聞いて一勝は静かにカレー用のお皿を机に置いて二人に言う。
「だったら食べろよ、カレーだけど」
「カレー?カレーとは茶色い液体で辛い食べ物だったなぁ?」
「あぁ、そうだよ、インド人に喜べ」
「確かにそうだな」
一勝の言葉に返答するアシュラ、アシュラの言葉に相槌を打つ一勝、その二人を見て、アシュラ様はカレーも知らないのか、と内心驚く。
「龍華はカレーを知っているのか?」
急にアシュラが龍華に振ってきた、龍華は慌てながら返答する。
「あわわ……し、知っているのも何も小さい時はよく食べましたよ?」
「ほう、そうか、つまりこの四人の中でカレーをいまいち知らないのは私だけ、と言う事か」
「そうだな、お前は地球に来て、何週間かしか居なかったしな──封印された期間を除くが──知らないのも仕方無いさ」
一勝はそう言ってお皿にご飯とカレールーをかけて、机に置く、机にあるもう一つのお皿にもご飯とカレールーを入れて用意する。
次にスプーンと水を用意して、二人に言う。
「ほら、さっさと食べろよ?早くしないと連勝と光君、水姫君経ちにやられるぜ?──えーと、龍華、だっけ?お前も食えよ、案外美味しいぜ?」
一勝の言葉にアシュラは嬉しがる、龍華も渋々椅子に座って一勝に言う。
「いやぁ、有難いな!遠慮なく食べさせてもらうぞ!」
「あ、有難う、御座います……それでは遠慮なく頂きます……」
龍華はそう言ってスプーンを手に取り、コップの中の水でスプーンを濡らしてからカレーを食べ始める、口に入れた瞬間、スパイスが口の中に広がり、辛さとコクが広がった、そして、喉を鳴らしながらカレールーとご飯を飲み込む、喉の奥からカレールーのコクと辛さが広がり、とても驚いた。
「お、美味しい……!何でこんなに美味しく……まさか秘伝のスパイスとかあるのでしゅか!?」
噛んでいるのもお構い無しに一勝に聞くと、一勝は簡単に答える。
「いんや?そんなのは使っていないぜ?普通に市販用のカレールーと市販されているご飯だぜ?なーんにも変化が無いただ普通のルーとご飯だ、それ以外に何も入れていないぜ?」
一勝の話を聞いて、龍華は驚いている、何で普通のルーと普通のご飯でこんな美味しい味が出るの!?龍華はそう思いながら感嘆としていた、そんな中、のんびりパクパク食べるアシュラ、アシュラは二杯目をお代わりしていた。
「ふむ、カレーというのは美味しいな、何度でも皿が匙が進んでしまう」
「流石アシュラ、箸が進む、ではなく匙が進む、と言い換えるとは」
アシュラの言葉を聞いて、一勝は驚いてしまう、そして二杯目をアシュラに渡す。
「美味しいですねぇ」
龍華がそう言うと、一勝が龍華に説明する。
「まぁ、これ、用意したのは俺と結花だが、作ったのは結花、光君、水姫君の三人だぜ?」
「はぁ?」
一勝の言葉を聞いて龍華が心の中で呟く、はぁ?これ、あのガキ共が作った、という訳?何それ?私、ガキよりも料理下手、と言う事なの?何だか腹が立つ……そう呟きながらゆっくりとカレーの味を噛み締めた──

「ふあぁー、目覚めたー!」
光はそう言って、一人、レンと水姫よりも先に目覚める、そして洞窟を抜けて遠くから昨日作ったカレーの匂いがした、誰かが食べているのだろう、と判断して走って匂いの元へと向かう、すると光の目にアシュラと龍華が目に入り、怒鳴りながら一勝に言う。
「ちょっとー!?何でアンタ達が居るんだよ!?って一勝さん、何勝手に敵を本拠地──かどうか分かりませんけどぉ!──に入れているんですか!?アシュラに俺達倒されちまいますよ!?」
「大丈夫だよ、アシュラは味方だぜ?」
「信じられねぇよ!こんな俺達をたった数秒で怖がらせた奴を!」
「……物の見事に信じられていないな、私は!」
ガッハッハッ!と笑いながらアシュラはカレーを食べていく、そんなアシュラと光を見て、呆れる龍華、そんな龍華に対し光は龍華に噛み付いて行く。
「アンタもアンタだよ!何なんだよ敵と味方の混合している場面は!?魑魅魍魎かよ!?」
光はそう言って頭を抱える、何なんだよ、このカオスは……敵も味方も混合している場面なんて見た事が無いぞ!?光はそう思いながらアシュラを睨む。
「おい、アシュラ、お前は何を企んでいる?」
「何も?お前達をもっと強くさせる為に特訓の手伝いをしにきただけだが?」
「それは本当か?」
「そりゃそうだろう?」
アシュラの話を聞いて、渋々納得する光、光は溜息を吐いてアシュラに言う。
「あぁ、はいはい、もう分かったよ……」
光はそう言ってその場を離れ、カレーを皿の中に入れ、ご飯をその上に乗せてスプーンで食べ始める、何とも独特な食べ方だな、とアシュラと龍華は光の食べ方を見ながら少し引く、レンと水姫、何時起きるかはまだ分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.180 )
日時: 2017/04/04 21:16
名前: 彩都 (ID: 4IM7Z4vJ)  

「ふあぁ、起きましたわ……早速髪を整えて欲しいですわ……ってそういえば此処は『クリーチャー・ワールド』でしたわ……ついつい何時もの日常を行っていましたわ……全く私ってば勘違いしているんだから……」
水姫は起き上がってそう言うと、頬を掻きながら呟く、そして自分で髪を整えて、洞窟を出る、すると光の対面上に敵であるアシュラの姿が見えた。
「はっ……?はいぃぃぃ!?一勝さんこれはどういう事ですか!?敵のアシュラが私達の目の前に!?」
「お、落ち着け、水姫君、アシュラは俺達の味方なんだよ、一応……」
一勝が怒鳴りながら走ってくる水姫にそう言うと、アシュラは静かに呟く。
「……私はやっぱり敵だと思われているようだなぁ……」
「そ、そうですね……」
アシュラの言葉に龍華も返答する──そしてアシュラが水姫に言う。
「まぁ、待て、淑女よ、私は一勝の言う通り、お前達の仲間だぞ?これは何も間違っていない」
「いや、間違っているも何もまず、何で敵である貴方が私達の仲間になるんですか!?」
「そんなの簡単さ、お前達を此処の世界で強化する為にだろう?お前達がもっともっと強くなって世界大会に出す、それを考えての行動だ」
「そうですわよ、アシュラ様は貴方達の力になる為にこの世界に来たんですから」
アシュラの次、龍華がそう言うと、水姫は『くっ!』と言って、アシュラを睨む。
「私は信用しませんわ!こんな敵……!私は絶対に信用しません!」
「……矢張り信用されていないな、このチームに……」
「そ、そうですね……」
水姫の言葉を聞いて、冷や汗を掻くアシュラ、同じく龍華も呆れる──

「そういえばカレーがあるんでしたわね、早速食べましょう」
水姫はそう言ってカレー皿を取って、自分でご飯を皿の中に入れ、カレールーをご飯にかけて、机に置いてからスプーンを取って食べ始める、アシュラは欠伸をしながら椅子に座って、前後に揺れる。
「暇ですねぇ……」
急に龍華が声を出す、すると本を読んでいた光が龍華に声を掛ける。
「それなら俺とデュエルしないか?」
「デュエル、ですか……良いですね、やりましょう!」
龍華はそう言って、一勝にデュエル台を用意してもらい、二人は台の前に立って、デッキをシャッフルし、シールド展開、次に山札から五枚を手札にする。
「「デュエルスタート!!」」
二人の掛け声でデュエマが始まった、先攻は光だった。
一ターン目──
「俺のターン、光のマナをチャージし、そのマナをタップ!手札から『預言者クルト』を召喚するぜ!」
光は『預言者クルト』を召喚し、にやっと笑う。
「これで次のターンから攻撃が出来るぜ!ターン終了!」
光はそう言って、ターン終了する、光のターン、光のマナをチャージし、『預言者クルト』を召喚して、ターン終了。

山札 30枚
手札 3枚
マナ 1枚
クリーチャー 1体
「ふむ、速攻で行きますか……私だって負けません!」
龍華はそう言って、デッキからカードを引く。
「私のターン、ドロー!光のマナをチャージ!そして今さっきチャージした光のマナをタップし、手札から『希望の親衛隊ラプソディ』を召喚します!」
龍華はそう言って、光のマナをタップして『希望の親衛隊ラプソディ』を召喚する。
「何だって!?お前も速攻召喚かよ!?」
光がそう言って頭を抱えると、にやにやと笑う龍華は光に言う。
「だけどもこのクリーチャーの方が『預言者クルト』より使いやすいよ?だって種族も多いしね?それじゃあ私はターン終了よ」
龍華のターン、龍華は光のマナをチャージし、そのマナをタップ、更に手札から『希望の親衛隊ラプソディ』を召喚し、ターン終了。
龍華
山札 29枚
手札 4枚
マナ 1枚
クリーチャー 1体
二ターン目──
「負ける訳にはいかねぇ!二ターン目で負けるのは有り得ねぇけどな!マナのカードをアンタップし、俺のターンドロー!」
光はそう言ってデッキからカードを一枚引いて、少し喜んだ。
「よっしゃぁ!ナイス!俺のターン、光のマナを置いて、2マナになった、2マナになったマナを全てタップし、手札から『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』を召喚するぜ!」
光は2マナをタップして、手札から、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』を召喚する、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』を召喚されて、龍華は驚く。
「何だと!?手札にもう来ていた、というのか!?」
「そうさ!もう手札に来ていたんだぜ!このターンのドローでなぁ!」
光は龍華にそう言うと、ターン終了を宣告する。
「それじゃあ何もすることは無いし──『預言者クルト』での攻撃はお預けだぜ?もっと後に一気にボコるからな!──ターン終了だぜ!」
光はそう言って、相手にターンを渡す、光のターン、光のマナを置いて、2マナになる、そしてマナを二枚タップして、手札から、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』を召喚し、ターン終了する。

山札 29枚
手札 2枚
マナ 2枚
クリーチャー 2体
まさかの『アクロアイト』を出されて、少し困惑する龍華、次のターンからどうなるか、龍華と光には分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.181 )
日時: 2017/04/07 21:08
名前: 彩都 (ID: kJLdBB9S)  

「私のターン、ドロー!」
龍華はそう言って、マナをアンタップして、デッキからカードを一枚引く、そしてゆっくりと引いたカードを見る、するとそのカードは『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』だった。
私にも引きの運が!?そう驚きながら手札から光のマナを置く龍華は『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』を場に出す。
「私は光のマナを置いて、マナをタップ、2マナで召喚!『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』を場に出して、ターン終了!」
龍華はそう言って、ターン終了を宣告する、龍華のターン、光のマナを一枚置いて、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』を手札から召喚し、ターン終了。
龍華
山札 28枚
手札 3枚
マナ 2枚
クリーチャー 2体
「おぉー、俺と同じカードを出したか、中々の強運、だけど、俺だって負けはしない!」
光はそう言って、マナをアンタップし、デッキからカードを一枚引く──
三ターン目──
「俺のターン、マナをアンタップしてドロー!光のマナをタップ!『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、3マナで『専防の精霊龍 オルセー』を召喚!そしてターン終了!」
光はそう言ってターンをすぐに終了させる、光のターン、光のマナをタップ、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、コスト4(『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、3コストで召喚出来る)の『専防の精霊龍 オルセー』を召喚し、ターン終了。

山札 28枚
手札 1枚
マナ 3枚
クリーチャー 3体
「ほう、ブロッカーで固める戦法ですか……ですが、こちらでもブロッカーを溜めれば良いだけの問題!私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
光の『ターン終了』宣言を聞いて、マナをアンタップして、デッキからカードを一枚引く龍華、龍華はドローしたカードを見て、にやり、と笑う。
「アハハ!やっぱり今日はツイている!私のターン、光のマナをチャージして、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減り、2マナで『ガガ・ピカリャン』を召喚する!『ガガ・ピカリャン』の効果で『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい』という効果なので、引かせてもらうわ!」
龍華はそう言って、『ガガ・ピカリャン』の効果でカードを一枚、手札に加える。
龍華
手札 4枚(ドロー)→3枚(マナチャージ)→2枚(『ガガ・ピカリャン』召喚)→3枚(『ガガ・ピカリャン』の効果で引いて増える)
「そして私はターン終了よ!」
龍華はそう言ってターン終了する、龍華のターン、光のマナをチャージし、光のマナを2枚タップ、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、コスト3(『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、2コストで召喚出来る)の『ガガ・ピカリャン』を召喚、『ガガ・ピカリャン』の効果で手札を一枚増やし、ターン終了。
龍華
山札 26枚
手札 2枚
マナ 3枚
クリーチャー 3体
「ほう、手札を増やしたのか……俺も手札を増やしたいぜ……来いよ、俺のカードよ!ドロー!」
光はそう言って、自分のドローするカードを祈り、マナをアンタップしてから、カードを引いた。
四ターン目──
「俺のターン、ドロー!……このカードは!?このターンで手札はなくなるけど、まぁ良いか!俺のターン、光のマナを置いて、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、4マナで『光器パーフェクト・マドンナ』を召喚!そしてターン終了!」
光はそう言って、腕を組む、光の手札はもうない、後はシールド、『シールド・トリガー』に賭けるしかない、だが光文明は『ドロー系のカード』があまり無いのだ、だから光はシールド、『シールド・トリガー』での、手札増加を狙うしかない、と言っても、『シールド・トリガー』が出てしまえば、発動は有無なく使用して、手札をまた無にしてしまうが……光はその場で冷や汗を掻きながら、相手の出を考える──
光のターン、光のマナをチャージし、光のマナを4枚タップ、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、コスト5(『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、4コストで召喚出来る)の『光器パーフェクト・マドンナ』を召喚し、ターン終了。

山札 27枚
手札 0枚
マナ 4枚
クリーチャー 4体
「まさかの『マドンナ』か……中々強いブロッカーを持っているな──破壊が面倒だが──」
龍華は光の『光器パーフェクト・マドンナ』を見て、そう呟く、そしてターンは自分に回っているので、今は龍華のターンとなる。
「もしも私が『ガガ・ピカリャン』や『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』達で攻撃したら、お前の手札が増える、手札が増えるとクリーチャーを召喚、呪文を発動とかされる、だから今はブレイクしない方が良いよなぁ?」
龍華はそう言って、デッキからカードを一枚引く、龍華の言葉に光は『見透かされていたか』、と静かに思う、今は龍華のターン、どちらが勝つかは引くカード次第だ──

Re: DM エクストリーム ( No.182 )
日時: 2017/04/11 21:02
名前: 彩都 (ID: REqfEapt)  

「わ、私のターン、マナをアンタップからのドロー!」
龍華はそう言って、デッキからカードを一枚引く、そして手札に来たカードを龍華は確認する、そのカードは『雷鳴の守護者ミスト・リエス』だった。
龍華
手札 2枚→3枚
「な、ナイス!?」
龍華はそう言って、手札に来た『雷鳴の守護者ミスト・リエス』に驚いた、他にドロー出来るカードは来なかったのか!?と思いながらカードをマナゾーンに置く。
「私は光のマナをチャージ!そして、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、4マナで手札から『雷鳴の守護者ミスト・リエス』を召喚し、ターン終了!」
龍華はそう言って、ターンを終了する、龍華のターン、光のマナをチャージし、光のマナを4枚タップ、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、コスト5(『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、4コストで召喚出来る)の『雷鳴の守護者ミスト・リエス』を召喚し、ターン終了。
龍華
山札 25枚
手札 1枚
マナ 4枚
クリーチャー 4体
五ターン目──
「俺のターン、マナのカードをアンタップしてドロー!」
光はそう言ってデッキからカードを一枚引く、だが今ある手札は今引いたこのカードのみ、対処なんか出来ない……今はどうする?マナを増やすか、手札にするか……?そう考えながら深呼吸する、大丈夫大丈夫、よく考えてみろって、相手は一気にトドメを刺す気だ、だから今はマナ送りにして、欲しいカードが来たら、マナに出来るカードが来る迄待つって事も出来るじゃねぇか、そして手札を溜めてみろ、『スーパー・スパーク』とか、手札にあるブロッカーを無料で出す事が出来るじゃねぇか、だけど来なきゃあ意味がねぇけど……光はそう考えて、たった一枚のカードを弱く握り締める。

手札 0枚→1枚
「俺は……!今さっきドローしたこのカードをマナゾーンに置いて、ターン終了だぜ!」
光はそう言って、光のマナをマナゾーンに置いて、ターン終了を宣告する、光のターン、ドローしたカードをマナゾーンに置いて、ターン終了。

山札 26枚
手札 0枚
マナ 5枚
クリーチャー 4体
「逆にクリーチャーを召喚しないのは正しい事だな」
急に龍華が光に言う、光は不思議そうに龍華に言い返す。
「は、はぁ?一体どういう事だよ?」
「そんなの簡単さ、『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果だ、『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果は『他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい』だ!だからお前がクリーチャーを召喚していたら……『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果でデッキからカードを一枚引けていた、と言う事さ!因みにこの『雷鳴の守護者ミスト・リエス』のドロー効果、『他のクリーチャーが』と書いているので、自分の召喚したクリーチャーでも適応される!だからクリーチャーを場に出し続ける限り、自分は無限にドローする事が出来る!」
龍華の『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果の説明を受けて、光は驚愕した、それならクリーチャーを10体場に召喚したら、『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果でアイツは10枚分ドロー出来るって言う事かぁ!?それはとても強い!光はそう思いながら頭を抱える、先にあのクリーチャー──『雷鳴の守護者ミスト・リエス』だ──を破壊しないと手札切れの俺よりもっとドローされて、もっとクリーチャーが出てきて、一気にシールドを割られてしまう!更にもしも『シールド・トリガー』が出なかったら一巻の終わりだ!光はそう思いながら相手の出を考える、クリーチャーよ出るな!クリーチャーよ出るなぁ!光は両手を組んで心の奥底でクリーチャーが出ない様一心不乱に願う。
「それじゃあ私のターンだな、マナをアンタップし、ドロー!」
龍華はそう言って、デッキからカードを一枚引く。
龍華 手札 1枚→2枚
「ふむ、このカードか……中々使い所が難しいな……」
龍華はそう言って、顎に手を置く、クリーチャーか、呪文か?それともそれ以外か?と光は相手の顔を伺いながら考える、そして龍華は強く頷いて、手札のカードをマナゾーンに置く、マナゾーンに置いたカードは光文明だった。
「私のターン、光のマナをチャージし、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、1マナで『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』をしょおぉぉかぁん!そして『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果で他のクリーチャーが場に出たので、私はデッキから一枚ドロー!」
龍華 2枚→1枚(マナチャージ)→0枚(召喚)→1枚(『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果でドロー分)
「な、何だと!?『アクロアイト』かよ!?」
光はそう言って、驚愕する、そして『アクロアイト』はクリーチャーなので、『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果で一枚ドローだ、くっ、これで、相手に一枚のアドバンテージが出来た……さぁ、此処からどうするんだ?と、光はそう思いながら深呼吸を始める、落ち着け自分……落ち着け……
「甘いわよ!『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果で引いたカード、このカード、実はクリーチャーなのよ!私は3マナをタップし、『ガガ・ピカリャン』を召喚!そして『ガガ・ピカリャン』、『ミスト・リエス』の効果で合計二枚ドロー!」
龍華
手札 1枚→0枚(召喚)→2枚(『ガガ・ピカリャン』、『ミスト・リエス』の効果でドロー)
「おいおいおいおい……山札から一気に五枚も引きやがった……!」
光はそう言って、龍華の手札に驚く、そして龍華は静かに言う。
「次のターン、一気にトドメが行ける可能性があるわね、『自分のクリーチャーは全てブロックされない』というカード効果を持つ呪文を発動すればね?それじゃあ私はターン終了」
龍華はそう言って、ターン終了を宣告する、龍華のターン、光のマナをチャージ、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、1マナで『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』を召喚、『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果で一枚ドロー、更にその引いたカードで、『ガガ・ピカリャン』を召喚、『ガガ・ピカリャン』の登場時ドロー効果、更に『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果で合計二枚引き、ターン終了。
龍華
山札 23枚
手札 2枚
マナ 5枚
クリーチャー 6体
「やべぇ……」
光はそう言って、青褪める、そしてターンは自分に回る、このターンのドローで一発逆転しなければならない、光はそう思いながらデッキからカードを引く、このドローで一発逆転出来るかは光の運次第だ──

Re: DM エクストリーム ( No.183 )
日時: 2017/06/02 22:18
名前: 彩都 (ID: Slxlk2Pz)  

六ターン目──
「俺のターン、マナをアンタップし、ドロー!」
来い、俺のカードよ!そう思いながら光はデッキからカードを一枚引く、そして手札に現れたのは……『光陣の使徒ムルムル』だった──えっ?何でお前なの?もっと良いカード来いよ、いや、今は一番良いカードかもしれないけれど……光はそう思いながら、心の中で嘆息し、相手の場を見る、一応召喚して、ブロッカー補強にはなりそうだが……どうなるか分からない、ここは召喚した方が良さそうだ、と考えて、光は深呼吸し、言葉を発す。
光 手札 0枚→1枚
「行くぜ、俺のターン!マナをチャージせず、俺は『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、1マナで手札から『光陣の使徒ムルムル』を召喚するぜ!ターン終了!」
光はそう言ってターン終了する、光のターン、光のマナをチャージせずに、光のマナを1枚タップ、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、コスト2(『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストを1減らして、1コストで召喚出来る)の『光陣の使徒ムルムル』を召喚し、ターン終了。

山札 25枚
手札 0枚
マナ 5枚
クリーチャー 5体
「……お前、『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果を忘れてはいないか?『他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい』だぞ?」
ターンを終了した時、龍華が光に言う、光は静かに言う。
「あぁ、知っているさ……引くんだろう?」
「……そうだな、『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果で、『ムルムル』が場に出たので、効果で一枚ドロー!」
龍華 山札 23枚→22枚 手札 2枚→3枚
「それでは私のターンだな?マナのカードをアンタップして、ドロー!」
龍華 山札 22枚→21枚 手札 3枚→4枚
龍華の手札が増えていく、光は少し怯えながら相手を見る、さぁ、どう出るのだろう?一気に攻撃?いや、それはない、何故なら『ムルムル』の効果で『自分のブロッカーのクリーチャーのパワーは+3000される』のだ、『光器パーフェクト・マドンナ』はブロッカーでパワーが2500、『ムルムル』の効果でパワーは+3000され、合計パワー5500となっている、『専防の精霊龍 オルセー』もブロッカーであり、パワーは6000だ、なので、『ムルムル』の効果を受け、合計パワーは9000となる、三体もブロッカーが居るので、簡単に攻撃を防ぐ事も可能なのだ、だが、もしも『ブロッカーを破壊する』カードや『自分のクリーチャーはブロックされない』とかのカードが来てしまったらどうだろう?もう負けてしまうのでは無いだろうか?光はそう考えながら、深い深呼吸をする。
「私のターン、光のマナをチャージし、手札から、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』二体の効果でコストが2減って、5マナで『支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ』を召喚!そして登場時効果、『このクリーチャーまたは自分のコスト3以下の光のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。そのクリーチャーは、次の相手のターンの始めにアンタップされない』は発動しない!発動したって意味が無いでしょう?だって自分達の残っているクリーチャーでタップしたカードを攻撃しようとしても、『ムルムル』で強化されたブロッカー軍団がタップしたクリーチャーを守るからね……!」
龍華はそう言って、デッキからカードを一枚引く。
「そして『支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ』を場に出した事により、『雷鳴の守護者ミスト・リエス』の効果で一枚ドロー」
龍華 山札 21枚→20枚 手札 4枚→3枚→4枚
龍華
山札 20枚
手札 4枚
マナ 6枚
クリーチャー 7体
「手札は減ってねぇなぁ」
光がそう言うと、うふふ、と笑って龍華が言う。
「確かにそれもそうねぇ……それじゃあ私はターン終了を宣告しようかしら?これ以上、痛めつけちゃあダメみたいに見えるわねぇ?」
「う、うるせぇ!俺だって……俺だって、強いんだよ!」
光はそう言って、龍華を見つめる、次に光は自分の右手の拳を左胸に近づけ、左胸を殴る、そして光は自分の瞳に闘志を宿らせる、その時だった、光の左胸に赤き光が現れる、この光り、光はこの光りの事を知っていた、この光りは『Nの痣』!まさか俺の負けたくない気持ちに呼応してか……?いや、今はそんな事関係ねぇ、今は、『Nの痣の光りに任せて、カードを引くだけ』だ!光はそう思いながら龍華に言う。
「フンッ……『Nの痣』が光った、って事は、俺に勝機が来たって事!つまりこのドローで俺の勝利が決まる!」
光がそう言うと、デッキの一番上が黄色く光る、まさか漫画でよくある、『光っているカードを引いたら勝利出来るカード』って奴ぅ!それは最高だぜ!行くぜ、俺の奇跡のドロー!
「俺のターン、マナをアンタップし、ドロー!」
光がそう言って、デッキの一番上で光っているカードをドローする、ドローしたカードは『光陣の使徒ムルムル』だった。
「えぇーーー!?お前ぇ!?」
七ターン目の最初、光はドローした『光陣の使徒ムルムル』を見て、驚愕する、光は光っているこのカードで勝てるとは言ったが、このカードで勝てるかは分からなかった──


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