二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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DM エクストリーム
日時: 2015/10/03 05:53
名前: 彩都 (ID: ???)  

初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。

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Re: DM エクストリーム ( No.199 )
日時: 2017/06/09 21:23
名前: 彩都 (ID: PNMWYXxS)  

「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
アシュラはそう言って、デッキからカードをドローする、だが良いカードではなく、少し落胆する。
「うっそだろ……マジか……私はマナチャージせず、2マナ支払い、手札から『フェアリー・ライフ』を発動、デッキからマナゾーンにカードを置く……そして!」
落胆した表情、顔から急に明るくなるアシュラ、い、いきなり何なんだ!?と思う水姫、水姫は少し身構えながらアシュラを見る。
アシュラ 山札 18枚→17枚 マナ 11枚→12枚
「フフフ……まだ私には使えるカードが残っている!」
「は、はぁ!?何を言っているの貴方は!?手札は無い、クリーチャーも居ない、あるのはマナのみ……!」
「……いいや、まだ残っているさ……!では一ターン前のデュエルを思い出してみよう、私は『何を発動していた』だろうか……?」
「は、はぁ、ただのカード、呪文『連唱 フェアリー・ダブルライフ』でしょう?それの何が可笑しいの?」
アシュラの問いに対し、水姫は不思議がる、一体何を言いたいのか……?水姫がそう思っていると、アシュラが『ちっちっちっ』と言って、立てた人差し指を横に揺らす。
「惜しいね、『連唱 フェアリー・ダブルライフ』はそんなちゃちな効果じゃないぜ?『連唱 フェアリー・ダブルライフ』の効果には『リサイクル』という物があるんだ、その効果を説明すると、『リサイクルを持つこの呪文を墓地からカードに書かれているコスト分払って唱えても良い、コストを払って唱えた場合、墓地にあるこのカードの効果を使用しても良い、効果を使用した後、デッキの一番下に置く』効果なのだ、つまり、『マナさえあれば二回発動する』事が可能なのだ!そう、『連唱 フェアリー・ダブルライフ』は『リサイクル』を持っている!そして私は『連唱 フェアリー・ダブルライフ』に書かれているコスト、8をマナから支払い、墓地から『連唱 フェアリー・ダブルライフ』を発動する!デッキの上からカードを二枚マナゾーンに送る!」
アシュラはそう言って、『連唱 フェアリー・ダブルライフ』を墓地から支払う、そしてマナゾーンにカードを二枚置いて、デッキの一番下に送る。
アシュラ 山札 17枚→15枚→16枚 マナ 12枚→14枚
「ふふふ……マナ爆発だぜ!」
「た、たった五ターンで14マナも!?一ターン3枚もマナチャージしている!」
アシュラのマナ加速に対し、水姫は驚愕していた、流石に一ターンに3枚もマナを置いている事に驚愕する、だけど、『マナにカードを置いた分、欲しいカードがマナゾーンに行ったのでは無いか?』と思う、だけど、欲しいカードがまだデッキに残っている、とも考えられる……まだまだ考える事は多い、水姫はそう思いながらアシュラを見つめる。
「そしてバトルフェイズ!『凶戦士ブレイズ・クロー』でシールドをブレイク!……って、前のターンに『凶戦士ブレイズ・クロー』を破壊されていたのを忘れていた!『凶戦士ブレイズ・クロー』を破壊されていた事に気付かない自分に失望だ!仕方無いので、私はターン終了を宣告する!あぁ、もう!自分に失望する!」
アシュラはそう言いながらターンを終了する、そして自分のターンになった事に気が付く水姫、そんな水姫はデッキからカードをドローする──
アシュラ
山札 16枚
手札 0枚
マナ 14枚
クリーチャー 0体
シールド 5枚
六ターン目──
「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
水姫のターン、水姫はドローしたカードに少しの不安を覚える、何気に来て欲しい感はあるが……果たして来るだろうか?と、水姫は思いながら手札に加える。
「私のターン、水のマナをチャージして、今さっきチャージしたマナを使って、手札から『アクア・ティーチャー』を召喚します!合計二体!」
「うおっと!?二体も場に出たか、二回ブロックされるなぁ……」
「まだです!私は3マナ支払い、手札から『アセンブラ』を召喚!更に『アクア・ティーチャー』二体の効果を使用!『アクア・ティーチャー』のカード効果は『カードに能力が書かれていないクリーチャーを召喚した時、カードを1枚引いてもよい』!『アセンブラ』には何も書かれていないので、『アクア・ティーチャー』二体分の効果を使用し、デッキからカードを二枚ドローします!」
「ほう!自分はマナ加速だが、貴様はドロー加速か!」
水姫の行動に対し、アシュラは水姫のスタイルを理解する、そして水姫はデッキからカードを二枚ドローする。
水姫 山札 17枚→15枚 手札 7枚(通常ドロー)→6枚(マナチャージ)→5枚(『アクア・ティーチャー』召喚)→7枚
「まだです!私はもう一度3マナをタップし、手札から『ランボー・マンボー』を召喚します!『ランボー・マンボー』もカードに能力が書かれていないので、『アクア・ティーチャー』二体分の効果が使用出来ます!からの私はデッキからカードを二枚ドローします!そして私はターン終了を宣告します!」
水姫 山札 15枚→13枚 手札 5枚→4枚→6枚
「たった二ターンで10枚程度もドローしてらぁ……私がマナ加速で一番なら、貴様は手札加速で一番だな……!」
アシュラはそう言って、水姫のドロー加速に驚愕する、そんなアシュラに対し、水姫は返答する。
「そうですかね?普通によくしますよ」
「何だと!?」
アシュラは水姫の発言を聞いて、驚愕する、マジかよ……そう思いながらアシュラのターンになる。
水姫のターン、水のマナをチャージして、二体目の『アクア・ティーチャー』を召喚、次に『アセンブラ』、『ランボー・マンボー』を召喚し、『アクア・ティーチャー』の効果で一気にドローし、ターン終了。
水姫
山札 13枚
手札 6枚
マナ 7枚
クリーチャー 5体
シールド 3枚
もう私のターンか、とアシュラは思い、デッキからカードをドローする、このデュエル、どちらが勝つか、アシュラにも水姫にもまだ分からなかった──

Re: DM エクストリーム ( No.200 )
日時: 2017/06/13 20:43
名前: 彩都 (ID: 8.g3rq.8)  

「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
アシュラのターンになる、アシュラはドローしたカードを確認する。
「このカードは……ふむ、良いカードが来たようだなぁ!私はマナチャージせず、11マナをタップし、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』を召喚!パワー27000の『ワールド・ブレイカー』だぁ!次のターン、全てのブロッカーを破壊してやるぜ!」
「なっ!?」
水姫はアシュラの召喚したカードに驚愕する、まさかあのカードが出るだなんて!?水姫はそう思いながら冷や汗を掻く──『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』の効果は『相手のクリーチャーがバトルゾーンに出て、そのクリーチャーの能力がトリガーする時、代わりにその能力はトリガーしない。(例えば、相手は『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時』で始まる能力を使えない)』のだ!つまり、『登場時能力封じ』なのだ!それに対し、水姫のデッキは『登場時能力』のカードが多い、なので、全てのカードが封じられた様なものなのである!
「そして私はターン終了だ、これで『登場時能力』を封じた、これで、貴様はどうなるかな?」
「…………」
水姫は静かに歯軋りをし、自分の手札を確認する、今の状況では『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』を場から離れる事は出来ない──だけど、『今、引かなきゃ』いけないのだ!水姫はそう思いながら静かにカードをドローする──
アシュラのターン、マナをチャージせずに、11マナを支払い、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』を召喚し、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』のカード効果で水姫の『登場時能力』のカードを封じる。
アシュラ
山札 15枚
手札 0枚
マナ 14枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
七ターン目──
「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
水姫は勢いよくカードをドローする、そしてドローしたカードを確認する、だが『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』を除去するカードは現れなかった。
此処はとりあえず、ブロッカーを増やしてみるか?いや、此処で増やした所で相手にはまだ召喚するマナが残っている、14マナも!此処で大量にブロッカーを増やしても、次のターン、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』や次のターン召喚されるであろうクリーチャー達で攻撃されて、結局は守る手が薄くなるだけだ……ダメだダメだ!全部シールドに賭けてしまいたくなる!完全に敗北路線へと、自分の考えは向かっている、少しでも改善しないと……!水姫はそう思い、ドローしたカードをマナゾーンに置く。
「私のターン、水のマナをチャージし、手札から3マナで『アセンブラ』を召喚!『アクア・ティーチャー』の効果は使わず、もう一度3マナで『ランボー・マンボー』を召喚!同じく『アクア・ティーチャー』の効果は使わない!そしてターン終了!」
「ほう、アタック出来るクリーチャーを増やしたのか……だが、貴様も『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』の前には勝てない!」
アシュラはそう言って、マナをアンタップして『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』を見つめる。
水姫のターン、ドローしたカードをマナゾーンに置いて、『アセンブラ』、『ランボー・マンボー』を召喚、二体共『アクア・ティーチャー』の効果は使わずにターン終了。
水姫
山札 12枚
手札 4枚
マナ 8枚
クリーチャー 7体
シールド 3枚
「ふむ、私のターンか……マナをアンタップして、ドロー!」
ターンが変わり、アシュラのターン、アシュラはマナをアンタップし、ドローする。
「ほう、お前が来たか……私はマナをチャージせず、6マナをタップし、手札から『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』を召喚!そしてバトルフェイズ!『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』は『スピード・アタッカー』なので、登場したこのターンから攻撃が出来る!いけ!『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』!シールドを『W(ダブル)・ブレイク』!その時に『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』の効果発動!『このクリーチャーが攻撃する時、相手の『ブロッカー』を持つクリーチャーを1体破壊する』!なので、一体目の『アクア・ティーチャー』を破壊するぜ!」
「なっ!?ブロッカー除去クリーチャー!?まさかのその手が!?だけども、ブロックしないわ!」
水姫は『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』のブロッカー除去効果に驚き、そして『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』の『W(ダブル)・ブレイク』をブロックせずに攻撃を受ける、その時に水姫の場の『アクア・ティーチャー』は墓地に置かれる。
そして水姫のシールドチェックが始まる。
「一枚目……なし、二枚目……!来た!『シールド・トリガー』よ!呪文『スパイラル・ゲート』!効果は『クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す』!私は『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』を手札に!」
「成程!『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』のカード効果は『クリーチャーの効果』のみ!呪文は範囲外だ!中々姑息な手だな!だが、たかが一ターン攻撃が出来なくなっただけ!次のターン召喚して、もう一ターン待てばいいだけ!」
「そんなもんもう一度、手札に戻すだけよ!」
水姫はそう言って、アシュラを睨む、そしてアシュラは言う。
「私はもう攻撃出来るクリーチャーがいないので、ターン終了、中々の姑息だな」
「ふふっ?水文明は案外姑息な手を使う文明だからね?」
アシュラの言葉を聞いて、水姫は鼻で笑いながら返答する。
水姫 手札 4枚→5枚 クリーチャー 7体→6体 シールド 3枚→1枚
アシュラのターン、ドローしたカードをマナゾーンに送らずに場に出す、そのカードは『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』だった。
そしてバトルフェイズ、『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』で攻撃、攻撃時効果で『アクア・ティーチャー』を破壊し、シールドを『W(ダブル)・ブレイク』、だが『シールド・トリガー』が出、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』は『シールド・トリガー』呪文『スパイラル・ゲート』の効果で手札に行き、アシュラはターン終了する。
アシュラ
山札 14枚
手札 1枚
マナ 14枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
次のターンで八ターン目、水姫は逆転する事が出来るか、それはまだ分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.201 )
日時: 2017/06/16 21:28
名前: 彩都 (ID: ???)  

八ターン目──
「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
水姫は勢いよくデッキからカードをドローする、そして手札に来たカードはまさかのカードだった。
「このカードは!?」
水姫は手札に来たカードに驚愕した、それもその筈、ドローしたカードは『アクア・スーパーエメラル』だったからだ、『アクア・スーパーエメラル』の効果は『このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。そうした場合、自分のシールドを一つ、手札に加える。ただし、その『シールド・トリガー』は使えない』、これで手札のカードと自分のシールドを入れ替える事が出来る!水姫はそう考えて、マナをチャージする。
「私のターン、水のマナをチャージして、3マナ支払い、手札から、『アクア・スーパーエメラル』を召喚します!そして『アクア・スーパーエメラル』の効果を使用します!手札のカードとシールドのカードを入れ替える効果です!そして私はこのカードとシールドを入れ替えます!」
水姫はそう言って、シールドのカードと手札のカードを入れ替える、シールドゾーンにあったカードは『アクア・サーファー』、何とか手札に回収出来て安心だわ……もしもアシュラがもう一度、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』を召喚して、『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』でシールドを攻撃されていたら……!そう思うと敗北の色が濃厚になっていた!そして水姫が入れ替えたカードは『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』だ、呪文のカードなので、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』に対応出来るカードだ。
「そして私は3マナで『蒼狼(せいろう)アクア・ブレイド』を召喚します!『アクア・ティーチャー』の効果は使いません!更に3マナを支払い、『アクア船長(キャプテン) イソロック』を召喚します!同じく『アクア・ティーチャー』の効果は使わず!」
「シールドを入れ替えた後、三体もクリーチャーを場に……流石水文明、中々やりおるよ!」
「貴方にそれを言われるとは思いもしませんでしたね!」
水姫が召喚した後にアシュラが言葉を発す、その言葉に対し、水姫も静かに返答する。
「そして私はターン終了です、中々に盤面を整えられたかな?」
「さぁ?次のターンで私が切り崩すがな!」
水姫のターン終了に対し、アシュラが叫ぶ、そしてターンはアシュラのターンになる。
水姫のターン、水のマナをチャージし、『アクア・スーパーエメラル』を召喚し、登場時効果で手札のカードをシールドのカードを入れ替える、そして、3マナ支払い、『蒼狼(せいろう)アクア・ブレイド』と『アクア船長(キャプテン) イソロック』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 11枚
手札 1枚
マナ 9枚
クリーチャー 9体
シールド 1枚
「ふむ、私のターンか……マナをアンタップして、ドロー!」
アシュラはそう言ってデッキからカードをドローする、すると顔色を変えるアシュラ。
「このカードは……中々に強いカードだな……偶然にも程があるぞ……私のターン、マナをチャージせずに、6マナ支払い、手札から、『ボルシャック・大和(やまと)・ドラゴン』を召喚!そして『ボルシャック・大和(やまと)・ドラゴン』は『スピード・アタッカー』なので、召喚したターン、すぐに攻撃出来る!」
「な、何ですって!?」
アシュラの召喚したカードに水姫は驚愕する、『スピードアタッカー』が二体、やられてしまうのも時間の問題!水姫はそう思いながら少しだけ身構える。
「そしてバトルフェイズ!『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』で最後のシールドを攻撃!その時『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』の攻撃時効果により、『アクア・ティーチャー』を破壊する!」
「きゃあ!」
アシュラの『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』の効果により『アクア・ティーチャー』は破壊される、そしてシールド攻撃が向かう──!
「その攻撃……ブロックしないわ!」
「ほう?確かにブロックしても意味が無い、何故なら『仕込んだ』シールドだからな……!」
「えぇ、そうよ……そしてシールドチェック……フフフ!来たわよ!『シールド・トリガー』!呪文『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』!『バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す』!『ボルシャック・大和(やまと)・ドラゴン』を手札に!まだよ!『マナ武装7』発動!」
「何だと!?『マナ武装』だと!?」
「そうよ!『マナ武装』はマナに特定の枚数分の文明のカードがあると発動出来るカード効果の事を指す!『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』の『マナ武装』は水のマナが7!そして私のマナは九枚全て水文明のマナ!なので『マナ武装』を使える!『マナ武装 7:自分のマナゾーンに水のカードが7枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを全て持ち主の手札に戻す』を使用するわ!『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』も手札に戻りなさい!」
「なっ!?私のクリーチャーが全て手札に!?仕方無い、ターン終了だ……」
クリーチャーを手札に戻されて、渋々ターン終了するアシュラ……アシュラのターン、マナをチャージせずに『ボルシャック・大和(やまと)・ドラゴン』を召喚し、バトルフェイズ、『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』でシールド攻撃、だが水姫の『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』により、『ボルシャック・大和(やまと)・ドラゴン』を戻され、『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』の『マナ武装』効果により、『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』も手札に戻される。
水姫 シールド 1枚→0枚 クリーチャー 9体→8体
アシュラ
山札 13枚
手札 3枚
マナ 14枚
クリーチャー 0体
シールド 5枚
よし!何とか相手のクリーチャーを全て手札に戻した!水姫はそう思いながら自分のデッキからカードをドローする、このターンで九ターン目──水姫に勝利の光が見え始める──水姫がアシュラに勝てるかはまだ分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.202 )
日時: 2017/06/20 21:46
名前: 彩都 (ID: gZQUfduA)  

九ターン目──
「私のターン、水のマナをアンタップして、ドロー!」
水姫はそう言って、デッキからカードをドローする、そしてドローしたカードをマナに置いて、水姫はアシュラを睨む。
「私のターン、ドローしたカードをマナゾーンに!そしてバトルフェイズに移動!私は『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』でアシュラのシールドを攻撃!」
「ふむ、遂に攻撃か、待ち侘びたな、それではブロックしない」
アシュラはそう言って、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』の攻撃を受ける。
「それではトリガー・ザ・チェック!一枚目……無い」
アシュラ シールド 5枚→4枚 手札 3枚→4枚
「よし!それでは一体目の『アセンブラ』でシールド攻撃!」
「それもブロックしない」
アシュラは水姫の二体目の攻撃も受ける、このままシールドを割り続ければ……私の勝利が目前に!水姫はそう思いながら内心ドキドキする──
「トリガー・ザ・チェック、二枚目……無し」
アシュラ シールド 4枚→3枚 手札 4枚→5枚
「二枚目も成功!それでは二体目の『アセンブラ』!アシュラのシールドをブレイクです!」
水姫の発言に対し、アシュラは少し焦る、『シールド・トリガー』が出なければ……私の負け、それは阻止しないと!アシュラはそう思いながらシールドに手を伸ばす──
「トリガー・ザ・チェック!三枚目……!三枚目トリガーは……」
「!?」
アシュラの発言を聞いて、水姫は身構える、何だ!?トリガーが出たのか!?出ると思っていた!水姫はそう思いながらアシュラの言葉を待つ。
「トリガーは……無い!」
無くて助かった!危ない危ない……水姫はそう思いながら額の汗を拭う──
アシュラ シールド 3枚→2枚 手札 5枚→6枚
「それでは四回目の攻撃!『アクア船長(キャプテン) イソロック』で四枚目のシールドを攻撃です!」
「くっ……!」
ダメだ!トリガーが出ない!と言う事は私はこんな小娘生娘に負けるとでも……!?それは阻止しなければ!アシュラは顔を歪ませながら四枚目のシールドを確認する──
「トリガー・ザ・チェック……!四枚目……来た!『シールド・トリガー』!!私は『シールド・トリガー』の呪文『めった切りスクラッパー』を発動する!『めった切りスクラッパー』の効果は『相手のクリーチャーのコストが合計6以下になるように破壊する』!私はコスト3の『ランボー・マンボー』二体を選択し、破壊する!」
「嘘ぉ!?」
アシュラの『シールド・トリガー』に驚愕する水姫、水姫は仕方なく、『ランボー・マンボー』二体を墓地に置く。
水姫 クリーチャー 9体→7体
アシュラ シールド 2枚→1枚
「何とか相手のクリーチャーを二体も削れた……有難う、『めった切りスクラッパー』よ、感謝する」
アシュラはそう言って、『めった切りスクラッパー』を墓地に送る。
「さぁ、どうする?また攻撃するか?『アクア・スーパーエメラル』、『蒼狼(せいろう)アクア・ブレイド』でトドメを打てるぞ?」
「ぐぅぅ……!」
アシュラの言葉を聞いて、水姫は静かに考える、まず一つ考えて、『最後のシールドも『シールド・トリガー』だった』場合を考える、もしも『めった切りスクラッパー』の様な除去及び破壊系カードなら、『アクア・スーパーエメラル』、『蒼狼(せいろう)アクア・ブレイド』の内、攻撃しなかったカードが破壊される、そんなのはダメだ、そして二つ目、『最後のシールドが『シールド・トリガー』では無い』場合だ、それなら何とか逆転勝利出来るかもしれない、だけど、手札の事も考えて、何かあるかもしれない……だけど、今は『攻撃に徹するべき』だ!水姫はそう考えて、カードを一枚、タップする。
「私は『蒼狼(せいろう)アクア・ブレイド』でアシュラの最後のシールドをブレイク!」
「ふむ、最後の攻撃、しかと身に受ける!」
アシュラはそう言って、最後のシールドを『蒼狼(せいろう)アクア・ブレイド』に破られる──そしてアシュラは最後のシールドを確認する──
アシュラ シールド 1枚→0枚
「最後の私のシールド、トリガー・ザ・チェック!……このカードは!」
アシュラはそう言って、目を見開いた、そしてアシュラは水姫にそのカードを見せる。
「フフフ……最後のシールドに来たカードを見せよう……これだぁ!」
水姫はアシュラの最後のシールドを見て、驚愕する。
「なっ!?」
水姫が見たカード、それは『ナチュラル・トラップ』だった、『ナチュラル・トラップ』の効果、それは『バトルゾーンの相手のクリーチャーを一体マナゾーンに置く』カード!なので、『水姫の場のクリーチャー一体をマナゾーンに置かれる』と言う事!そしてアシュラは水姫の『アクア・スーパーエメラル』を指差して言う。
「『シールド・トリガー』、呪文『ナチュラル・トラップ』の効果を使用!『アクア・スーパーエメラル』をマナに!」
「くっ!……ターン終了」
水姫 クリーチャー 7体→6体 マナ 10枚→11枚
水姫はそう言って、ターン終了する、水姫のターン、マナをチャージして、バトルフェイズ、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』、二体の『アセンブラ』で三枚ブレイク、だが四回目の『アクア船長(キャプテン) イソロック』の攻撃で、アシュラが『シールド・トリガー』、呪文『めった切りスクラッパー』で二体の『ランボー・マンボー』
を破壊される、次に五回目の『蒼狼(せいろう)アクア・ブレイド』の攻撃で、アシュラの最後のシールドから出た『シールド・トリガー』、呪文『ナチュラル・トラップ』により、『アクア・スーパーエメラル』はマナゾーン送りになり、水姫は仕方なくターン終了を宣告する。
水姫
山札 10枚
手札 1枚
マナ 11枚
クリーチャー 6体
シールド 0枚
「ふむ、私のターンか……」
アシュラはそう呟いて、デッキからカードをドローする、この勝負、勝利の女神はどちらに微笑むか……それは誰にも分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.203 )
日時: 2017/06/23 21:07
名前: 彩都 (ID: O7xH2wYh)  

「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
アシュラのターン、アシュラはカードをアンタップしてからドローする、するとアシュラの表情が変わる。
「このカードは……ふむ、面白いカードが来たな、私は『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』をマナに送り、6マナ支払い、手札から『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』を召喚する!」
アシュラは『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』をマナに送り、『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』を召喚する、アシュラの『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』が出て、水姫は焦る、矢張り来る!そう思いながら身構えると、アシュラはまたもマナをいじり、カードをタップしていた。
「まだだぞ?私はもう一度6マナをタップし、『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』を再召喚!これで二体目の『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』だ!」
「なっ!?シールド、ドローの中に『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』が!?くそっ!」
「さようなら、『Nの痣』の持ち主よ……バトルフェイズ!私は一体目の『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』でトドメ!『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』は『スピード・アタッカー』なので、そのターン、即行動可能!更に『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』の攻撃時効果発動!『このクリーチャーが攻撃する時、相手の『ブロッカー』を持つクリーチャーを1体破壊する』!なので貴様の『アクア・ティーチャー』を破壊する!」
「くっ!」
水姫 クリーチャー 6体→5体
「……さぁ、どうする?ブロッカーは居ない、ブロックする方法も無い、他のクリーチャーは全てタップ状態、だから動けないし、動かない、それに対し、私は『スピード・アタッカー』を持つクリーチャーが一体残っている、この攻撃を防いでも、二体目の『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』でトドメをする事になるが?これはお前達で言う、『王手』って奴じゃないのかな?」
アシュラの発言を聞いて、水姫は、机に手を置いて、頭を垂れる、くぅ……負けた……そう思いながら水姫は『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』の攻撃を受ける──
アシュラのターン、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』をマナゾーンに置き、『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』を召喚、更に二体目の『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』を召喚し、バトルフェイズ、一体目の『爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)』でトドメ、その時に『アクア・ティーチャー』を破壊し、攻撃はそのまま通って、水姫は敗北、アシュラの勝利となる。
アシュラ
山札 12枚
手札 4枚
マナ 15枚
クリーチャー 4体
シールド 0枚

「……負けて、しまいましたわ」
水姫はそう言って机の上のデッキを回収する。
「ほう……『Nの痣』と知って、少しは手加減したが、結構追い詰められてしまった、中々の強者だな、貴様は……名を名乗れ、覚えておいてやる」
「えっ?あぁ、私は釘宮、釘宮水姫(くぎみや みずき)、と申します」
「ほう、釘宮、水姫か……私は……名乗らなくても大丈夫そうだな」
「えぇ、貴方の名前は知っていますしね、アシュラさん」
「ふむ、知っているのなら、それでいい……それにしても強かったな、貴様……いや、釘宮水姫のデッキは」
「そうですか?まぁ、日本大会常連な者で……少しは強いデッキを手に入れないと負けてしまうんですよ、最近の『DELE MASTERS』はカード人口は増え、色々なカードも出ているので、すぐ『強いカード』の順位は変わるのでね?何時も、毎日調べておかないと自分が何時負けてしまうか、恐いですからね」
「ふむ、毎日カードの研究をしている、と言う事だな?そりゃ自分は負けてしまう、一勝達に封印されてからカードの変更はしていないし、昔のカードで構築されているデッキだからな、釘宮水姫の言う、『色々なカード』に自分はすぐ負けてしまうかもしれないな」
水姫の話を聞いて、アシュラが頭を垂れると、水姫がフォローする。
「でも私にトドメを討てたって事は、今でもそのデッキで勝利する事は出来るって事ですよ!更に日本大会常連の私を倒したって事は、逆に考えて、そのデッキでも日本大会の上位にランクインする事が出来ると言う事です!」
「えぇっ?そうかな?一勝達の時代でもこのデッキはまだまだ生きているんだな……!有難う!釘宮水姫!」
「いえ!元気になってくれれば幸いです!」
水姫はそう言った後、アシュラに頭を下げて、その場を去る、そんな水姫を見て、アシュラは独り言を言う。
「あの釘宮水姫、とやら……中々のデュエルセンスだな、今の地球の日本大会の常連がこのレベルなら、たった数年で此処迄変わった、と言う事か……デュエマの進化は著しいな」
「そりゃそうでしょうよアシュラ様、貴方の時代とは違うんですから」
急に龍華が現れてアシュラに言う、するとアシュラは目を細めて鋭い一言を放った。
「おや?君は『Nの痣』に負けた龍華君では無いか?」
「おっと、そんな事を言われるだなんて、心外ですわ」
「心外?果たしてそれが貴様の肉体の中にあるのか?」
「一応はありますよ、アシュラ様?」
「ほう?」
「『ほう?』じゃないですよ、アシュラ様──」
アシュラと龍華はそう言って、空を見上げる、空は綺麗な青空だった──そして龍華は片手で頭を抱えて溜息を吐く──


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