二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

DM エクストリーム
日時: 2015/10/03 05:53
名前: 彩都 (ID: ???)  

初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58



Re: DM エクストリーム ( No.99 )
日時: 2016/06/24 19:20
名前: 彩都 (ID: tVX4r/4g)  

「では、デュエルを開始しようか」
レン基『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』はそう呟きながらデッキからシールドを展開する。

完全に気を付けろ、何だか雰囲気が違う、何だか『何か』が乗り移った感じがするぞ、ガキ

『黄竜神』がそう言いながら光を刺激する、そして光は言う。
「……因みに俺の名前は愛宕光だ、ガキでは無い」

そうか、だったら、光、このデュエルは本当に気を付けろ、お前が絶命するかもしれないからな

そう言うと、光は笑う。
「はっはっは!それは無いだろ……プックク……」

はぁ、後悔しても俺は知らないからな……

『黄竜神』は呆れながら、デッキに戻る、そして二人はデュエルの準備が出来る。
「「デュエル、スタート!!」」
二人のデュエマが始まった、先攻はレンだった。
一ターン目──
「我のターン、火のマナをチャージ、そしてターンエンド」
「俺のターン、ドロー!光のマナをチャージ!俺もターン終了だ!」
二ターン目──
「矢張り、前半戦は素早いな──そんな事はどうでもいいが──我のターン、ドロー!火のマナをチャージして、ターンエンド、ほらお前のターンだぜ?」
「ケッ!うるせぇ!俺のターン、ドロー!光のマナをチャージ!そして2マナタップ!『LIGHTNING:トンボール』召喚!パワー2000のブロッカーだぜ!これで俺はターン終了!」
三ターン目──
「ふむ、もう出されてしまったか──まぁいい、我のターン、ドロー、火のマナをチャージ、3マナを支払って、『JET:ルピア』を召喚、このカードもパワー2000だ、ではターンエンド」
「クソッ!俺のターン、ドロー!光のマナをチャージ!3マナを支払って『LIGHTNING:ライト・ボール』を召喚!残り二体のカードを待つだけだぜ!ではターン終了」
四ターン目──
「少し楽しくはなってきたかもしれないな──我のターン、ドロー、火のマナをチャージ、『JET:ルピア』の効果で『『JET』と名の付いたクリーチャーの一体目のコストを2下げる』!その効果で3コストになった『JET:スピード狂のキョウ』を召喚、そしてターンエンド」
「クソ……俺のターン、ドロー!光のマナをチャージ!4マナを支払って、『LIGHTNING:レフト・ボール』を召喚!残りは『LIGHTNING:センター・ボール』だ!そしてターン終了!」
五ターン目──
「ふむ、そう来たか──だが我は負けないぞ?ドロー、火のマナをチャージ、『JET:ルピア』の効果で『『JET』と名の付いたクリーチャーの一体目のコストを2下げる』、その効果で4マナで『JET:ガトリングリング』を召喚、ターンエンドだ」
「段々と『スピード・アタッカー』が増えてきやがる──でも俺だって、そう簡単に負けたくない!俺のターン、ドロー!光のマナをチャージ!この引きで来たぜ!5マナを支払って、『LIGHTNING:センター・ボール』を召喚!そして効果発動!『このカードを場に出した時、『LIGHTNING:ライト・ボール』、『LIGHTNING:レフト・ボール』が場にいる時に発動する事が出来る』んだ、そしてこの効果を発動した後、このカードのもう一つの効果を発動!『『LIGHTNING:ライト・ボール』、『LIGHTNING:レフト・ボール』、『LIGHTNING:センター・ボール』の三枚を墓地へ送り、手札、デッキ、墓地から、『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』を出してもよい』!俺は三枚を墓地へ送るぜ!そして手札、デッキ、墓地から『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』を場に出すぜ!」
光はデッキから、『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』を場に出す。
「そして『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』の登場時能力発動!『『LIGHTNING:ライト・ボール』、『LIGHTNING:レフト・ボール』、『LIGHTNING:センター・ボール』の効果で、このカードが場に出た時、シールドを山札の上から、二枚増やす』!」
光、シールド 五枚→七枚
「これで俺のターンは終了だ!」
六ターン目──
「ふむ、パワー8000のクリーチャーが出てきたか──だが、『そんなもん』だ、お前の力は──我のターン、ドロー、火のマナをチャージ、『JET:ルピア』の効果で『『JET』と名の付いたクリーチャーの一体目のコストを2下げる』、その効果でコスト6で『JET:ライトニングストーム』を召喚、そしてターンエンド」
「次のターン、もう一体『スピード・アタッカー』が出たら、ヤバいな……トリガーに賭けるしかないなぁ──俺のターン、ドロー!光のマナをチャージ、6マナ支払って、『LIGHTNING:ライトニング・シールド』を発動、『デッキの上から一枚をシールドにする』!」
光 シールド七枚→八枚
「そしてターン終了!」
遂に七ターン目、両者シールドをブレイクする事も無く、ただ場にクリーチャーを並べていく、光はクリーチャーを減らした分シールドを追加してターンを費やす。
そしてレン基『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』の考えは読めない──このデュエル、どちらが勝つか、分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.100 )
日時: 2016/06/28 19:53
名前: 彩都 (ID: Jolbfk2/)  

七ターン目──
「ふむ、もう七ターン目か──では引こう、ドロー、火のマナをチャージ、『JET:ルピア』の効果で『『JET』と名の付いたクリーチャーの一体目のコストを2下げる』、その効果でコスト7で『JET:神速のバックラ』を召喚!これで全ての我の『JET』クリーチャーは『シールドブレイク数を一枚増やす』事が出来る!では、ターンエンド、フフフ……少しは長く生きさせてやろう……」
「な……何なんだ、今日の連勝は……!?何だか怖いぜ!」
そう言いながらデッキの上からカードを引く光、引いたカードは『竜神開放』だった、だが、『竜神開放』はコスト8で有る為、このターン、マナをチャージをしても使えない、まだ手札に温存させるしか──
「俺のターン、光のマナをチャージ、6マナ支払って、『LIGHTNING:エレメント・ボール』を召喚!効果で『マナ、自分の場の文明の数だけシールドをデッキの上から増やす』!だが、『LIGHTNING』は光文明のみのデッキ!なので一枚しかシールドが増えない!」
光 シールド八枚→九枚
「そして俺はターン終了だ!」
「ふむ、シールドを増やしていくのか──だが、『一ターンで壊されたら』どうなるかな?」
「!?」
まさかこのターンで決める気か!?そんなのは難しい、もしも『スーパー・スパーク』みたいな物が来たらどうするんだ?『アポカリプス・デイ』でも良いが──
八ターン目──
「我のターン、ドロー、火のマナをチャージ、『JET:ルピア』の効果で『『JET』と名の付いたクリーチャーの一体目のコストを2下げる』、その効果でコスト8で『JET:無敵艦キャッスロリオ』!光の全てのクリーチャーを殲滅せよ!」
キャッスロリオから、砲弾が出る、そして、光の全ての『LIGHTNING』のクリーチャーを攻撃する──
一気にクリーチャーが消えた……?全てのクリーチャーはパワー10000以下!なので光の『LIGHTNING』クリーチャーは全滅する──
いきなり全てのクリーチャーが破壊されて焦る──そして、無情にもレンは言う。
「──バトルフェイズ──『JET:ライトニングストーム』でシールド攻撃!『JET:神速のバックラ』の効果で『シールドブレイク数を一枚増やす』!なので『JET:ライトニングストーム』のシールドブレイク数は三枚だ!」
「トリプル・ブレイカーに様変わりかよ!?」
そう言いながらレンの攻撃を受ける光。
光 シールド九枚→六枚
「シールド確認、一枚目、無し、二枚目も無し──三枚目、来たぜ!シールド・トリガー発動!『LIGHTNING:センター・ガード』発動!自分のデッキの上から一枚目をシールドに加える!」
光 シールド六枚→七枚
「ふむ、何とか増やした様だな、だが攻撃は終わらない!『JET:ガトリングリング』でシールド攻撃!そして『JET:神速のバックラ』の効果で──」
「知ってるよ!ブレイク追加だろ?」
「あぁ、合計二枚ブレイク」
光 シールド七枚→五枚
「ほう、もう通常のシールド枚数に早変わりだな」
「はんっ!でも負けないぜ!」
光はシールドチェックをする──二枚共トリガーではなかった。
「ふむ、まだ続ける、『JET:スピード狂のキョウ』で、『JET:神速のバックラ』の効果でシールドを増やして、二枚ブレイクだ」
「ぐうぅ……」
光 シールド五枚→三枚
「もうブレイクしても勝てなさそうだ──ターンエンド」
「何とか助かったぜ……」
大きく深呼吸をして落ち着かせる、そしてカードを引く。
「俺のターン、ドロー、光のマナをチャージ──そして8マナ使って『竜神開放』はつど──」

待て待て!もしも相手が『竜神開放』返ししてきたらどうするんだ!?

『黄竜神』が『竜神開放』の発動を止める──言われてみればそうだ……そして増えた手札からブロッカーを出そうとする。
『LIGHTNING:アルティメット・ボール』──出したいのは山々だが、コストが幾分か多い。
『LIGHTNING:アルティメット・ボール』はコスト10、今の光のマナは8枚──つまり、二ターンも待たないと出せない──まぁ、今は出さなくてもトリガーに賭けるしかない……そして光は決断する。
「俺のターン……ターン終了だ!」
突然の発言に水姫、お爺さんは驚く。
「何でなんですか!?手札もマナもある──軽量コストのブロッカーを出すのも手なのに!?」
「光──お前は何を考えているんだ……?」
「お前……血迷ったか?」
レン基『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』をそう言いながらデッキからカードを一枚引く──
九ターン目──
「我のターン、ドロー!火のマナをチャージ!そして呪文『竜神開放』発動!『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』を場に!」
デッキから『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』が現れる。
自分で自分のカードを出す、という不思議な感覚だが──このカードで止めを刺す、そう思いながら『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』をタップする──そして『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』はスピード・アタッカーだ──無情なる攻撃が光のシールドを破壊する──

Re: DM エクストリーム ( No.101 )
日時: 2016/07/01 19:37
名前: 彩都 (ID: fQORg6cj)  

「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
光にシールドの刃が襲い掛かる──光は大ダメージを受ける──ん?大ダメージ?自分の肉体を見ると左腕から赤い鮮血が──これは……?
「お前……同調(シンクロ)してやがる……!」
同調?レンは一体何を言っているんだ……?そう思いながら光はシールドをチェックする。
「一枚目……無し、二枚目……来た!シールド・トリガー発動!『LIGHTNING:バリアフォーメーション・Δ(デルタ)』!発動!この呪文は『相手のクリーチャーを全てタップする』効果を持つ!レンの全てのクリーチャーをタップしろぉ!」
そう言いながらレンのクリーチャーは全てアンタップからタップ状態になる。
「三枚目は無い、これで俺のシールドチェックは終了!」
光 シールド三枚→零枚
「だが俺は諦めないぜ!俺のターン、ドロー!」
デッキが光る、そしてドローする。
「俺のターン、ドロー!光のマナをチャージ!8マナタップして『竜神開放』はつど──」
するとお爺さんはハッとなる。
「まさか!?光!そのデュエルは止めるんじゃ!同調の意味が分かった!」
「何なんだよ爺さん、同調の意味は!?」
光が聞く、するとお爺さんは言う。
「お前、何時の間にNの痣を使用しているんだ?」
言われて気付く、そういやデッキが光っていたし……そう思って左胸を確認する、するとNの痣が光っていた。
どうしてだろう?そう思いながら考える、今迄Nの痣は、レンが俺みたいに意識が乗っ取られた時や、『赤竜神』と会話した時、他には龍皇や仮面の修道女の時みたいに敵に対してだったよなぁ?そこで光は気付いた、もしも龍皇や仮面の修道女の時みたいに敵ではなかったら?もしかして意識が乗っ取られている可能性もある──だからNの痣は反応したんじゃないのか……?そう考えた時、『黄竜神』が喋る。

やはり厭な事は当たったようだなぁ……今調べたが、アイツ……『赤竜神』に乗っ取られてやがる……おい、光ぅ!助けるぞ!だから『竜神開放』を!

「おう!って言う前に、レン、お前に聞きたい事がある」
レン基『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』はその言葉に耳を貸す。
「何だ、光?」
「お前は『赤竜神』か?レンか?」
その発言に対し水姫が言った。
「そんなの、キャラ付けした連勝君ではありませんか……?」
水姫のその言葉にレン基『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』は言う。
「あぁ、その通りだ、我は『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』である、レンは強さを求めた、お前らを守れる様な強さを──だから我がこの体を乗っ取ってデュエルをしている──それの何が悪い?」
「悪いさ、俺は連勝とデュエルがしたいんだ、『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』とデュエルがしたい訳じゃない!」
そう言いながら、光は呪文『竜神開放』を唱えた。
「俺のターン、8マナ支払い、呪文『竜神開放』を発動!効果で、デッキから、『竜神』と名の付いたカードを一枚、場に出す、さぁ、来い!俺の新たなる相棒!『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』!!」
デッキから黄色の炎を巻き上げ、『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』が現れる、そして光は言う。
「『このクリーチャーが『竜神開放』の効果で場に出た時、自分のシールドが零枚なら、デッキから上三枚をシールドゾーンに加える』!」
光 シールド零枚→三枚
「何だと!?」
「そしてもう一つの効果発動!『場に出た時、経過したターンだけ、パワーが上がる』!そして、パワーは2000ずつ増える!なので今の『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』のパワーは元々のパワー2000+34000!だから合計36000!どうだ!このパワー、超えれるかぁ!?」
「ぐぅぅ……!」
「そして俺はターン終了だ!『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』よ、早くレンの肉体から離れやがれ!」
「それはお前が勝ったらしてやろう」
「ふざけんな!」
「フフフ……お前は勝てるかな……?」
そう言いながら光はターン終了する、『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』はカードを引く──
十ターン目──
「私のターン、ドロー!そのままバトルフェイズ!──『JET:ライトニングストーム』でシールド攻撃!『JET:神速のバックラ』の効果で『シールドブレイク数を一枚増やす』!なので『JET:ライトニングストーム』のシールドブレイク数は三枚だ!」
そしてそのままシールドが破られる──だが、チェックしてもトリガーは出なかった。
「さぁ、これでお仕舞いだぁ!我自身──『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』だ──でトドメだ!」
『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』のダイレクト・アタック、光は笑いながら受ける──
「無理だったか──」
バリィィン……光の体の前に『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』の手が存在していた。
「──俺が負ける事は!」
光は笑いながら言う。
「甘かったなぁ!『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』!『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』はブロッカーだぁ!そして『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』は破壊されてもらおう!」
『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』は驚きながら自分自身が破壊され、呆然となる──
「お前の計略もこれ迄だぜぃ!『レッド・キング』!さっさと降参しやがれ!」
『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』が声を荒げる。
そして『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』の効果は『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』と同じく、『このカードがタップしていたら、相手はこのクリーチャーを攻撃しなければならない』効果を持つ──レン基『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』の全てのクリーチャーが『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』を攻撃し、破壊される──そして場のクリーチャーは『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』のみ、だがシールドの差では『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』が優勢だった──このデュエル、どちらが勝つか分からなかった──

Re: DM エクストリーム ( No.102 )
日時: 2016/07/05 19:53
名前: 彩都 (ID: xyOqXR/L)  

「クソッ!だが我は負けない!ターンエンド!」
「ハッ!そんなの、寝言は寝て言え!俺のターン、ドロー!」
光はデッキからカードを引く、そして光のカードを一枚マナゾーンに置く。
「俺は光のマナをチャージ!そして俺は7マナを支払い、『LIGHTNING:ライト・ボール』、『LIGHTNING:レフト・ボール』を召喚するぜ!そしてターン終了!もしも『LIGHTNING:センター・ボール』が来たら、『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』を出せるぜ!」
「だが、それが来る可能性は低いかもしれないがな──」
レン基『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』は不敵に笑う、そしてターンは移動する──
十一ターン──
「我のターン、ドロー!チャージせず、ターンエンド!」
『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』は焦る、今の光に勝てるのだろうか?だが、手札を見ても呪文ばっかで対応が出来ない、破壊も出来ない、クソッ!勝てるカードがシールドから来れば良いのだが──!
「何だよ、もう怖気ついたのか?俺は諦めない!」
そう言いながら光はカードを引く。
「行くぜ!チャージせず、5マナ支払って、『LIGHTNING:センター・ボール』を召喚!そして『LIGHTNING:センター・ボール』の効果発動!『このカードを場に出した時、『LIGHTNING:ライト・ボール』、『LIGHTNING:レフト・ボール』が場にいる時に発動する事が出来る』、そしてこの効果を発動した後、このカードのもう一つの効果を発動!『『LIGHTNING:ライト・ボール』、『LIGHTNING:レフト・ボール』、『LIGHTNING:センター・ボール』の三枚を墓地へ送り、手札、デッキ、墓地から、『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』を出してもよい』!そして俺は三枚を墓地へ送るぜ!そして手札、デッキ、墓地から『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』を場に出す!墓地から来い!」
光の場に『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』が現れる。
「シールドを二枚増やす!」
光 シールド三枚→五枚
「そして俺は『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』でトリプル・ブレイク!」
「何だと!?ブロッカーで攻撃出来るクリーチャーか!?」
『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』が驚く。
「俺だって強くなったんだ!『LIGHTNING』のお陰で!俺だって、『三竜神』だろうがぁ!」
それに対し、『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』が言った。
連勝 シールド五枚→二枚
「俺はターン終了だ、次のターンで決まるぜ!」
「ぐぅぅ……!だが我は諦めぬ!我のターン、ドロー!」
十二ターン目──
「…………」
手札を確認、だが全然良いカードではなかった──シールドを破られて手に入れた三枚のカードも無駄だった、今、自分の運は相当カス、だった──
「……我はターンエンドだ──さっさと止めを刺せ……!」
「あぁ、俺のターン、ドロー、バトルフェイズ──『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』で最後のシールドをブレイク!」
連勝 シールド二枚→零枚
「トリガーは無い──」
光は渾身の力を込めてから言う。
「……『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』で止めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』の最後の攻撃の時、小声で『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』で言った──
「どうしてお前は変わってしまったんだ──?人間の体を乗っ取るなんて──」
『LIGHTNING:黄竜神 竜神:イエロー・キング・ドラゴン』の問いに『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』は答えなかった──

「──うぅーん……あれっ?此処は……?ドムドム?えっ、何で俺は寝ているんだ?」
レンは起き上がって、周りを見る、何故か見つめられていて驚く。
「えっ?これは何の集まり?」
「お前は『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』に意識と肉体を乗っ取られていたんだ、それで俺がお前を助けたんだよ」
光がそう言うと、レンは言う。
「そうだったのか……助けれくれてありがとな、光!」
「あぁ!」
二人が声を荒げる、そしてレンの心の中は──

ククク……甘いんだよ、『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』のお陰で『連勝の闇』を開けてしまったからなぁ……『俺』はもう少し居眠りしておくぜ、『連勝の闇』として、な──
そう呟きながら、連勝の肉体を象った『闇』はニヒルな笑いを浮かべながら奥へ奥へと消えていった──

そんな事はレンは知らず、その日は疲れて帰った──そしてレンはその日、ぐっすり寝れたと言う──
そして翌日、学校に行ったレンは乗っ取られた時と性格が違っていて、クラスから相当驚かれたと言う──
レンは何の事だか分からずにその日は授業を受けた──

次回 『DM エクストリーム』 『竜神編』 『竜神暴走』 完!

Re: DM エクストリーム ( No.103 )
日時: 2016/07/08 19:49
名前: 彩都 (ID: hAr.TppX)  

「…………」

……

一体の竜と一人のお爺さんは無言のまま河川敷に座る、と言っても普通の人間(レンや光、水姫のNの痣を持つ者には竜は見えるが)にはそもそも竜は見えないが──そしてお爺さんが遂に重い口を開けた──
「なぁ、『今回』のは成功したのか?」
一体の竜もお爺さんの言葉に返答した──

あぁ……少しはな──少しでも連勝を強くしないといけないからな──

そう言いながら一体の竜は空を見上げた──綺麗な星空が見える──そして睨む。
「そうか……残り五ヶ月──隕石落下迄──」

そこ迄進んでいるのか、だがその五ヶ月で強くならないと──

お爺さんの話を切って、一体の竜が言う。
「あぁ、そうだ、まずは一つの関門、『日本大会出場』だ、そこで色々決まる──」

確かにな──連勝は強くならなきゃいけない、他の二人も──居ない文明も──

「それはまだ大丈夫だ、俺が探している途中だ、安心しろ」

そうか──それでは我は元に戻ろう──またな──

一体の竜は一枚のカードに戻った──お爺さんはそのカードを見ながら、考える──隕石落下迄残り五ヶ月──さぁ、儂はそれを止められるか……?そう考えながらお爺さんは夜空を睨んだ──



「なぁ、何で俺の体を乗っ取って学校とか行ってたんだ?」
一人の少年がカードに語り掛ける、するとカードから声が聞こえる、少年の額は『N』の痣の光が灯っていた──

……人間の『学校』とかいう物に少し憧れていたからだ──それの何が悪いか?

カードから声が聞こえる、カードも光っており、一人の少年は少し感情を込めて言った。
「『何だか今日の加導野君は違うね、何だか粗暴』って言われたぞ……!お前、この学校に行っている間何しやがった……!?」
その発言を聞いて、カードは少年に体に入っている間の事を思い出す──
レディファーストとかしていたなぁ──そう思いながら少年に言う。

女性に優しくしていたが?

「だと思ったよ!」
少年が少し怒りながら言う。

すまん……少し調子に乗りすぎたかも知れぬな……

カードはそう言いながら、欠伸を一つする──
「まぁ、もう良いよ……時間だ、俺はもう寝るぜ?」

我ももう寝るとするか──

カードが光を消す──そして一枚のカードと少年は眠った──新たな未来を紡ぐ為に──



「でも、連勝が『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』と入れ替わってたのは驚きだなぁ……」
光はそう言いながら水姫の目の前でコーヒーを飲む。
そして横目で光は言った。
「んでぇ、何で男を自分の部屋に連れ込んでいるんだ水姫?」
不思議そうに言う光に紅茶を飲む水姫は言った。
「フフフ……連勝君や光君にあって、私には無い物──それって分かります?」
「……男と女のアレ?」
「そうそう、私も持ちたいんですよねぇ、立ってしてみた……って違います!」
ノリツッコミをする水姫に少し驚く光、実は庶民派セレブって奴か?
「まぁ、それもそうですけれども……他にもあるでしょう?」
水姫は横目でチラチラとデュエマのカードを見る、まさかデュエルに関する事か?
「まさか自分だけ置いてけぼりって所か?Nの痣や乗っ取られとか?」
光がそう言うと、水姫が言った。
「えっ?光君は乗っ取られた事があるんですか?」
その話をされて、光は少し思い出す。
あぁ、あったなぁ……今話しても良いか……
「あぁ少し前な、水姫が来る前の俺はカードに乗っ取られた事があってなぁ、それを連勝が助けたって話さ、まぁ、俺が『LIGHTNING』以外のカードを使ったからなぁ……当然の報いだろうな」
「そうなのですか……」
水姫は納得した様に紅茶を啜る。
そして紅茶のお代わりを入れてから言った。
「……ってそうじゃないです!私も『竜神開放』を使いたいって話です!二人は使っても私は使っていません!ちゃんとデッキに入っていると言うのに!」
「それは知らねぇよ、でも使えば良いじゃねぇか、俺以外の、連勝以外のデュエルでも出るだろ?」
「それはそうですが、二人に日本大会常連の力を見せておかないと、普通の人間に見られちゃいます!」
「いや、もう見られてると思うぞ?まず連勝との初デュエルで負けてるし」
「それは一勝さんのデッキだからでしょう!?」
「あーうん、そうだったなぁ……」
頬をポリポリと掻きながら汗を掻く光。
「だから!」
水姫は大きな声で言う。
「Nの痣だって、『竜神開放』だって、使ってみたいです!だから光君だって言われましたよね?Nの痣をもっと使える様にしないとってお爺さんから……!」
「まぁ、そうだな……」
「だから、私達で特訓しませんか?」
水姫の言葉に心が少し響(よど)めく自分──そして光は言った──
「────────!……少し考えさせてくれ……」
簡単にすぐに答が出せずに苛付く顔をする光に水姫は言った。
「大丈夫です、すぐ答を出せ、とは言ってないので──」
「そうだよな──俺はもう帰る──またな、次の休み……」
「えぇ──」
光はコーヒーを一気飲みして、水姫の部屋を出た──一気飲みしたコーヒーは苦かった──

『DM エクストリーム』 『竜神編』 『竜神暴走』 完……

『DM エクストリーム』 『竜神編』 『竜王編』 『竜王開放』 に続く……


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58



この掲示板は過去ログ化されています。