二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

DM エクストリーム
日時: 2015/10/03 05:53
名前: 彩都 (ID: ???)  

初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58



Re: DM エクストリーム ( No.49 )
日時: 2016/01/08 17:58
名前: 彩都 (ID: zbxAunUZ)  

「一体なんだったんだ……?」
そうレンが言うと、お爺さんは不思議がる。
「何がだ?」
すると、レンは悩む。
「う〜ん……これって言って良いのかなぁ……?」
すると、周りの二人も不思議がった。
「何なんだよ、レン?」
「何ですか、少年……?」
う〜ん……と、腕を組んで考える……言った事を信じるかどうか……
「だったら、言った事を絶対に信じる……?」
レンは何となく保険をかけておく事にした。
「何じゃ、言ってみろ?」
「一体何なんだよ……?」
「何なんですか?」
レンは渋々、口を尖らせて言った……
「……夢の中で……」
そう言うと、先を急かす三人。
「何じゃ?夢の中で?」
「何なんだ?さっさと言えよ……?」
「何なんですか……?」
レンは潔く言った。
「夢見た場所で、裸になって、変な声を聞いた……『デュエル界で待っている』……って……何だったんだ……?」
すると、水姫と、光は吹いて、お爺さんは驚いている。
「アッハッハッハ!!何なんだよ、その夢は、ハハハ!」
「そうですね……何で、こんなに真剣に……ウフフフ……」
「その話は本当か……連勝……?」
すると、レンの話だけ、お爺さんは噛み付いていた。
「えっ……?本当だけど……何か、裸で浮いていたって感じかな……?そして、何だか、急に吸い込まれる感じがして……此処に……」
その話を聞いて、三人は不思議がる。
「……その話が本当なら……お前は……」
その所迄言って、途切れさせるお爺さん。
「何なんだよ、爺さん?」
「何なんですか?お爺さん?」
二人の問い関係無しに言う。
「……仕方無い……行かなければ成らないのか……デュエル界に……」
すると、レンが言う。
「だーかーらー!そのデュエル界って何なんだよ!?」
すると、お爺さんは言った、とんでもない事を……
「そのまんまの意味じゃ……デュエル界……『デュエル・マスターズ』の『クリーチャー世界』じゃ」
そのセリフに三人は驚く。
「デュ!?」
と、レンが言う。
「エル!?」
と光が言う。
「界がですか!?」
と水姫が言った。
それに対して、お爺さんは言った。
「そうじゃ、多分レンが聞いたのは、デュエル界のクリーチャーの声だろう……よし、デュエル界に行くから、準備をしよう!」
その言葉に光が言う。
「待て待て!準備っつったって、何を準備すれば良いんだよ!?」
その問いにお爺さんは簡単に言った。
「普通に遠足気分で用意してくれ、明後日、此処に集合、朝十時な」
レンが言う。
「ハーイ」
それに対して、光が言う。
「おいレン!分かってるのか!?デュエル界はクリーチャーが一杯居るんだぞ!?食われたりするかもしれないじゃないか!?本気で行くのか!?」
その言葉にレンは言う。
「俺はその世界にクリーチャーから、呼ばれたんだ……行かない訳が無い、そして、その俺を呼んだクリーチャーと会話する!そして、俺の敵味方か聞くんだ!そして、味方なら、あの『龍神』のヤローにも、勝てるかもしんねぇ……」
そのセリフに感付く光。
(やっぱり、負けて悔しいのか……)
そして、水姫が言う。
「お爺さん、お菓子は何円迄ですか?」
光が言う。
「それ、今聞く事!?」
すると、お爺さんは言った。
「何時も通り、300円迄な」
それに対し光が言う。
「何時も通りって何!?てか、300円かよ!?」
そんな光のツッコミ虚しく時間は過ぎていくのだった……

翌日……朝十時……

リュックを持ったレンと、キャリーケースの水姫、そして手持ち鞄の光……
「バラバラだな!」
光は統一感が欲しかった様だった。
すると、コンビニから、お爺さんが出てきた、ドムドムの手前にコンビニがあったから、何か買っていたのだろう……そう判断して、三人は身構える。
「よし、準備は良いな?お前達!?」
すると、三人は言う。
「「おう!」」
「OKです!」
そして、お爺さんはポケットから、一枚のカードを取り出す。
「行くぞ……『ざ・デュエル・マスターズ・ワールド』!!」
そう言うと、カードの周りが明るくなる……そして、四人を包み込んだ……
すると、レンが感じた感覚に似ていた。
「こんな感覚だよ!吸い込まれる逆が!」
すると、お爺さんは思った。
(本当にクリーチャーの声を聞いた様だな……)
すると、水姫が言う。
「これがその感覚……成程です……!」
次に光が言った。
「何か、怖いぞ、この感覚!?うわわわわぁ〜!」
眩い光の中、三人は目を閉じてしまう、そして、お爺さんが、『目を開けても良いぞ』と言った。
すると、三人の目に映ったのは……!!

まるで、恐竜が居た時代によく似た地形の場所だった。
「何だこれ……?これがデュエル界……?」
レンが言うと、お爺さんは答える。
「そうじゃ……此処は火文明の世界……レンのカードは火文明だから、此処かな?と思ったのじゃ」
そして、光は驚く。
「でも、原始的な世界だな……火文明って……」
すると、水姫が言った。
「火文明以外にも、水、光、自然、闇の文明の所にも、行って見たいですね……」
そして、お爺さんは、勝手に動き出したので、三人はお爺さんに着いて行く事に……

Re: DM エクストリーム ( No.50 )
日時: 2016/01/12 19:01
名前: 彩都 (ID: SsOklNqw)  

「勝手に進まないで下さいよ……」
光が言う、すると、お爺さんは謝る。
「すまんすまん……少しでも『龍神』に勝たせたくてな……」
ザッザッと、土を踏んでいく……段々と、山に登っている、お爺さん……それに続き、三人も付いていく……すると、大きな、平らな場所に辿り着いた、そこで、弁当を食べる事に……
レンはおにぎりをガブリッ!と噛む。
光はお箸で、おかずと、ご飯を一緒に食べる。
水姫は大きな重箱の中の伊勢エビを剥いて、食べる。
お爺さんはコンビニ弁当だった。
すると、レンが言う。
「なぁ、釘宮、何か、その箱の中、美味そうな物が一杯入ってるな!お前金持ちか!?」
光は呆れた様にレンを見る。
「お前なぁ……一応……釘宮水姫はお金持ちで、デュエマの道場の直系の人間だぞ……?そして、その道場も釘宮水姫の親が経営してるんだぞ?何で知らない?」
すると、レンは言った。
「だって、俺、デュエマ始めたの、今月だもん」
すると、二人は驚く。
「えっ!?お前マジで!?」
「そうなんですか!?相当な手練と思ってました……」
すると、レンが言う。
「そうかなぁ……?だから、簡単に大会負けたんだよ……」
すると、光が言う。
「そうだったのか……」
すると、水姫が言った。
「あの……連勝君……私と、デュエマしませんか……勿論、普通のデュエマのデッキで……」
レンは、一瞬の沈黙の後、言った。
「良いのか……本当に……?相当、バトル系なデッキだぞ……?流石に大会常連者でも……」
そう言うと、水姫は言った。
「大丈夫です……本気で来てくれれば良いですから……」
すると、レンは覚悟を決める。
「分かった……デュエマスタートだ……」
そして、デュエルフィールドが展開される。
先攻はレンだった。
「俺のターン、チャージ、1マナタップ、『狂戦士ブレイズ・クロー』を召喚、ターン終了」
まさかの速攻系!?水姫は思慮する……そして、水姫のターンになる。
ドロー、チャージ、ターン終了。
二ターン目、ドロー、自然のカードをチャージ、2マナタップ、『トップギア』を召喚、『ブレイズ・クロー』でシールドブレイク。
だが、シールド・トリガー『アクア・サーファー』で、『ブレイズ・クロー』を手札に。
レンはターン終了する。
……まさか、こんなに速攻だったとは……そう思いながら、ドローする。
チャージ、2マナタップ、『アクア・ティーチャー』を二体召喚する。
そして、ターン終了。
三ターン目、ドロー、チャージ、3マナタップ、『青銅の鎧』を召喚、一マナ加速、ターン終了。
水姫は思う、まさか、マナ加速もあったなんて……でも……負けません!!
水姫のターン、ドロー、チャージ、3マナタップ、『アセンブラ』召喚、『アクア・ティーチャー』の効果で合計二枚ドロー、そして、ターン終了。
四ターン目、ドロー、自然のカードをチャージ、2マナタップ『フェアリーライフ』を発動、もう一枚の自然のカードを残して、発動。
もう六枚だ……そこから、もう一度、『フェアリーライフ』発動、そして、マナは七マナに……だが、手札が無いので、ターン終了。
水姫のターン、ドロー、チャージ、3マナタップ、『アセンブラ』をまた、召喚する。
そして、『アクア・ティーチャー』の効果で、二枚ドロー、そして、ターン終了。
五ターン目、ドローのみ、そして、『トップギア』の効果で、コストが1減って、6マナタップ、『バルキリー・ドラゴン』を召喚、そして、効果で『アーマード・ドラゴン』をデッキから、一枚相手に見せて、手札に加える。
加えるのは、二体目の『バルキリー・ドラゴン』だった、そして、ターン終了。
水姫のターン、ドロー、チャージ、そして、ターン終了。
六ターン目、ドロー、チャージ、そして、また、『バルキリー・ドラゴン』を召喚、効果をまた『バルキリー・ドラゴン』に、そして、ターン終了。
一体何を考えて……?水姫はそう考えながら、ドローする。
チャージ、6マナタップ、『アクア・サーファー』を召喚、効果で『トップギア』を手札に。
「良かった……」
そう言うレンに水姫は不思議がる。
仕方無い……攻撃です……そう思いながら、水姫は、シールドを割りに行った。
一体目の『アセンブラ』で、シールドブレイク、すると、レンはシールド・トリガーを発動する。
『地獄スクラッパー』で、『アクア・サーファー(このターン召喚した)』と『アセンブラ(二体目)』を破壊する。
「クッ!」
破壊されたか……そう思いながら、二枚を墓地に置く。
「ターン終了です……」
弱弱しく水姫が言うと、レンはドローする。
七ターン目、ドロー、チャージ、そして、またまた『バルキリー・ドラゴン』を召喚……同じく『バルキリー・ドラゴン』を手札に……『バルキリー・ドラゴン』が三体……一体何をやらかすんだ、と思いながら、水姫は考える。
すると、レンは言う……
「ターン終了」
その言葉に光や、お爺さんも驚いた。
「何で、ブレイクしないんだ!」
「そうじゃ!」
二人が言うので、レンは言った。
「大きな布石を張ってるんだよ!少しは黙って!」
そのセリフに、水姫は身構える。

Re: DM エクストリーム ( No.51 )
日時: 2016/01/15 17:34
名前: 彩都 (ID: h4V7lSlN)  

布石……?一体何なんなんでしょう……?
そして、水姫のターンになる。
水姫のターン、ドロー、チャージ、2マナタップ、『アクア・ティーチャー』を二体召喚、そして、ターン終了する。
八ターン目、ドロー、チャージ、そして、最後の『バルキリー・ドラゴン』を召喚する。
そして手札に加えるのは……『セルリアン・ダガー・ドラゴン』だった。
まさか……!?水姫は分かってしまった……まさか……その手で加速……
水姫はそう思いながら、レンはターン終了する。
水姫のターン、ドロー、チャージ、3マナタップ、『マンマル・カブト』を召喚、『アクア・ティーチャー』の効果で四枚もドローする。
そして、3マナタップ、『ランボー・マンボー』を召喚し、『アクア・ティーチャー』の効果で四枚ドロー、そして、ターン終了。
九ターン目……ドロー、チャージ、7マナタップ、『セルリアン・ダガー・ドラゴン』を召喚、効果で自分の場のドラゴンの数だけドロー……『セルリアン・ダガー・ドラゴン』と『バルキリー・ドラゴン』四体で、合計五枚ドロー……これで最初の手札に戻った……
すると、光が言った。
「……これは……お前がしたかった布石か……?」
光が言った言葉にレンは頷く……
すると、水姫は身構える……ブロッカー四体でブロック出来る……だが……何をするか分からない……
そう思いながら、レンはターン終了する。
水姫のターン、ドロ、チャージ、7マナタップ、『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚、これでブロッカーは対策出来た……まぁ、ブロッカー破壊を行うカードが出たら、もう御仕舞いだ……そう思いながら、ターン終了する。
十ターン目、ドロー、チャージ、そして、9マナタップ、『暴龍事変 ガイグレン』を召喚する。
「これで終わりだ……」
そう言いながら、バトルに入る。
『暴龍事変 ガイグレン』でダブル・ブレイク。
水姫の手札にカードが行く……シールド・トリガーは無い。
(これはキツい……来い……『クロック』……)
そう思いながら耐える。
だが、火のマナが九枚以上ある……『暴龍事変 ガイグレン』の効果が発動する。
「マナ武装9発動!このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のカードが9枚以上あれば、そのターン、このクリーチャーをアンタップしてパワー+3000する!もう一度アタックだ!」
レンの『暴龍事変 ガイグレン』がアンタップ、そして、タップして、攻撃。
ダブル・ブレイク……これでシールド0……さぁ……シールド・トリガーよ来い……!!
そう思いながら、一枚目チェック……シールド・トリガーは無い……最後の一枚は……シールド・トリガー!!だが……そのカードは『アクア・サーファー』だった……
まさか、この私が負けるなんて……
そう思いながら、、『アクア・サーファー』のシールド・トリガーは発動しなかった……
そして『暴龍事変 ガイグレン』をもう一度、マナ武装を発動、『暴龍事変 ガイグレン』をアンタップさせる。
「『暴龍事変 ガイグレン』のアタック!!これで止めだぁぁぁ!!」
『暴龍事変 ガイグレン』の攻撃は水姫に突き刺さった……これはブロックしても無駄と思った為、ブロックはしなかった。
「勝ったか……」
そう、お爺さんは言った。
「すげぇな!日本大会常連に勝ったんだ!お前すげぇ!!」
光は興奮していた。
「わ……私が負けた……?」
水姫は驚いている、初心者に負けるなんて……。
「少し手加減したけど……それでも負けたか……ホント、このデッキ凄いな……」
すると、三人は驚く。
「あれっ?今変な言葉が聞こえたが……?手加減したって……?」
光が言う。
次に水姫が言う。
「それは本当ですか……?若干弱気でデュエルしたって事ですか……?」
二人のセリフにレンは言った。
「うん、あんまり本気は出してはダメって言われてるし……光と大会でデュエルしたでしょ?あの時は手加減が分からなかったから、少し今のデュエマより、弱気にして、デュエマしたんだよ……だから、負けちゃった☆」
可愛く言うレンに驚く二人。
「マジかよ……真の本気出したら、どうなんだろ……?いずれデュエマしたいぜ……!!」
と光が言う、次に水姫が言う。
「これでも、まだまだですか……よし……まだまだ特訓が必要ですね……これなら、伝説のデュエリストにも勝てそうですね……」
水姫の言葉にレンが反応する。
「ん?伝説のデュエリストって?」
すると、水姫が言う。
「えぇ、実は、デュエマの日本大会、世界大会の常連優勝者の事です……小学四年生から初めて、たった一日で店舗大会を優勝、そしてたった一週間で全国大会への切符を手に入れて、たった一ヶ月で世界大会に出て、優勝してます……そこから、十年間公式戦無敗、十年間日本大会世界大会連続優勝しています……」
すると、レンは言う。
「日本大会で優勝すると、世界大会に出れるのか?」
水姫が言う。
「えぇ、だから、デュエマをする人は世界大会を目指すのですよ……知らないんですか?」
水姫のセリフにレンは言う。
「……うん……」
恥ずかしそうにレンは言った。
すると、水姫は溜息を吐いていた……

Re: DM エクストリーム ( No.52 )
日時: 2016/01/19 20:51
名前: 彩都 (ID: sjVsaouH)  

「本当に初心者なんですね……」
水姫はそう言いながら、説明する。
「デュエマの日本大会は二つあります、まず、西日本大会と、東日本大会の二つです、そして、その大会に優勝すると、全国大会へ出れるんです、全国大会は、この東西の大会優勝者と前回優勝者、準優勝者の二人、そして、敗者復活戦で勝った東西一人ずつの人間で始まります」
すると、レンは言った。
「何かややこしいなぁ……つまり西日本と東日本の大会を制した者が全国大会に出れる……」
すると、水姫が言う。
「そう言う事です、まぁ、ゆっくり覚えていけば良いです」
ある程度の説明をして、四人は移動する。

そして、少し進むと、一つの洞窟に辿り着いた。
「此処は……?」
レンが言うと、お爺さんが言った。
「多分……お前が聞いた声はこの中のクリーチャーのいずれかだろう……さぁ……進むぞ……」
三人は気を引き締めて、中に入った。
中は暗いので、懐中電灯を使う。
中は、暗闇の迷路、ラビリンス……完全にレン達は迷った……
「うーん……この痣が反応してくれたら良いよな……あの時は勝つだけだったから、勝つ能力なのかな……?」
そのセリフを聞いたお爺さんは言った。
「それじゃ!Nの痣に集中しろ……!」
レンは驚いた。
「えっ?何で?」
そしてお爺さんは言った。
「いや……話を聞いたんだよな……?光との戦いの時に……?」
レンは返事した。
「あぁ……『JET:無敵艦キャッスロリオ』の事だろ?確かに聞こえたよ……『俺を呼べって』さ……」
すると、お爺さんは言った。
「だから、その痣はクリーチャーの声を聞いた……つまり、お前が聞いたクリーチャーの声も聞こえるのではないか?」
それを言われて、光が大声を出す。
「確かに!言われてみれば、そうだよな……今、デュエマすれば、発動出来るかも!?」
それを言う光にお爺さんは言った。
「いや、Nの痣は、何時でも使える……だが、今のお前らは、それを上手く使いこなせていないだけ……何時でも使える時が絶対来るから、特訓でも何でもしておかなくてはいけないな……」
「そうか……」
光は落胆する。
すると、レンは言う。
「この左のおでこの痣に集中だな……?」
そう言うと、お爺さんは言った。
「そうじゃ……さぁ、行け……」
すると、レンはNの痣を左手で押さえつける。
「うおぉぉぉぉぉぉ……」
レンは唸る……そして、少しだけ、Nの痣が光る……そして、微かながら声が聞こえる……

早く来い……我は待っている……もうすぐだ……早く来い……

その声にレンは言う。
「だから……場所が分かんねぇ……何処に行けば良いんだよ……!?」
レンは探る、一体何処にいる……?お前は何処なんだ……!?
すると、その声は聞こえる……

真っ直ぐに進め……さすれば、道は開けん……

その声を聞いて、レンは、左手を離した。
「ハァハァ……何だよ……これ……?疲れた……」
すると、お爺さんは言った。
「まぁな……集中力を使うからな……まぁ、慣れたら、大丈夫だ……」
ふらふらと揺れながらも立つレン、そして、言われた通りに前へ進む……
「何だ、真っ直ぐと出たのか……?」
すると、レンはお爺さんに返答する。
「あぁ……真っ直ぐに我はいる……みたいな言い方だった……さぁ、皆……前へ進もう……」
そう言いながら、皆は前に進んだ……

その頃、謎の敵は……
「全く……歯応えが無かった……まだ、強くないのか……」
そう言うと、白い修道服の様な女性(謎の仮面、目が開いていない、石灰で出来た様な仮面を着けている)が言う。
「ハハハ……そりゃあそうだろう……まだ、弱いんだからな……そして、全員見つかってないからな……」
すると、謎の敵は言った。
「確かに、Nの痣を使ってもいない……確かにNの痣の力を発動は出来ないんだろう……まだまだ弱いのか……」
そう言うと、女性が言った。
「Nの痣を使ってないのなら、まだ弱いだろうな……私も早く戦いたいよ……」
女性は、白きデッキを持つ、スリーブにカードを入れている様だった。
謎の人物は言う。
「止めとけ……Nの痣が覚醒した時の方が良い……アイツ等を倒しても歯応えが無いからな……まぁ、デュエマをさせたくないのなら、良いんじゃないのか?ボコボコに戦闘不能にさせたらどうだ?」
すると、謎の人物は笑った。
そして、女性が言った。
「確かにその手も良いな……ふむ……では、次は私が行こう……おい、今日の晩御飯はどうする?」
晩御飯の話が出たので、謎の人物は言った。
「……今日はコンビニ弁当で良いわ……」
すると、女性は言った。
「そうか、では、買いに行ってくる……」
「あぁ……」
謎の人物は空返事をする。
謎の人物は、レン達、Nの痣の持ち主が強くなる事にうきうきしていた……

そして、レン達は、大きな、大広間の様な場所に着いた……レンは大声を出した。
「あーああー!!」
あーあぁー……あーぁぁー……ぁーぁぁー……と何回も聞こえる。
「レン、うるせぇなぁ……」
と、光が言った。
「だって、大きな場所で大声出すのスッキリするじゃん」
そういうレン、すると、目の前の大きな穴に大きな竜が居る事が分かった。
その竜はとても大きく、初めて見る位の大きさだった……
レンはその竜に、壮大、の二文字しか、思い付かなかった……

Re: DM エクストリーム ( No.53 )
日時: 2016/01/22 19:32
名前: 彩都 (ID: Xr//JkA7)  

「何だこれ……?これが一体の竜……?俺達が出しているのはこんなに大きかったのか……?だったら、俺が出しているのはデフォルメされたクリーチャーってか!?」
レンが言うと、お爺さんは言った。
「そうだな……」
すると、鎖に包まれた赤き竜が言った……
「私だ……お前を呼んだんだ……」
赤き竜はレンを見つめた。
「えっ?俺?そういえば、お前は、『あの敵』の時の……」
レンが言うと、赤き竜は言った。
「そうだ……我はお前を呼んだ……さぁ……我を開放し、お前の僕(しもべ)にしろ……」
レンはそれを聞いて、怒った。
「ふざけんな!!誰がお前を僕にするか!お前は僕じゃない!『仲間』にさせる!!」
それを聞いて、赤き竜は不思議がった。
「意味が分からんな……我々はデュエリストの僕だ……」
赤き竜はそう言うと、レンは言った。
「違う!!伯父さんも言っていた!!『デュエリストにとってカードは仲間なんだ』って!だから、お前も仲間だ!!」
すると、赤き竜は言う。
「何故だ……強いカードが手に入れば、お前達は、弱いカードを抜く……お前もそうだろう?」
それを言うと、レンは唸る……
「その前に……そんな経験は無い!!それを経験したって、俺はそいつも仲間とする!俺はどんなカードも手に入れたら、仲間とするんだ!!」
すると、赤き竜は言う。
「それでも、お前は僕と思っている……カードは僕!それは変わらない!!」
すると、レンは遂にキレた。
「うっせぇ!!いい加減にしろ!てめぇは何処ぞの中学生か!?俺は、お前を仲間にしたい!!」
そう言って、赤き竜の手前のカードらしき物を手に取り、上に上げた。
すると、赤き竜の鎖が解き放たれる……!!
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大きな雄叫びが上がる、四人は耳を塞いだ。
すると、赤き竜がレンを大きな牙で噛む。
その光景に光と水姫が驚く。
「レンっ!?」
「連勝君!?」
二人が騒ぐが、お爺さんとレンは静かだった。
「……」
「……何故、お前は声さえも出さない……?」
赤き竜は不思議がっていた。
すると、レンのNの痣が光っていた……
そして、レンが言った。
「……お前……ただの人間不信だろ?だから……俺がお前の人間不信を救ってやる!!だから……だから、俺の仲間になれ!!!」
赤き竜はNの痣から、レンの感情を知った……もう『龍神』が解放されたか……
そう思った……そして、光達はレンの腰から、血が出ている事に驚いている。
「これはヤバくないか!?血が出てる!!」
すると、水姫は焦っている。
「えぇと……えぇと……絆創膏は小さいですし……包帯だと滲みますし……」
水姫はあせあせしていた。
すると、赤き竜は、噛むのを止めて、顔を上げる……
「お前は……倒す気か……?『龍神』を……?」
レンは真剣な顔で頷いた……
すると、赤き竜は言った。
「そこ迄の覚悟なら、分かった……私が僕になろう……」
すると、レンは言った。
「だから、仲間な!」
そう言って、取ったカードに赤き竜が移る……目の前から、赤き竜は消えた……すると、赤き竜の周りに居た黄色き竜と、青き竜が言った……
「すみません……人間の方々……貴方達はあの『龍神』を倒す気ですか……?」
青き竜が喋ったので、光と水姫は驚いたが、水姫は言った。
「えぇ、私達、基、私は、その『龍神』とやらに負けています、だから、それに勝つ力が欲しいのです……!!」
すると、青き竜が言った。
「だったら、私が仲間になりましょう……私は水文明の竜です……貴方は?」
すると、水姫も言った。
「私も水文明です……仲間になってくれますか?」
すると、青き竜は喜んだ。
「えぇ、なりましょう」
その次に黄色き竜が言った。
「お前は何文明だ?俺様は光文明だぁ!最強だぜぇ!!」
すると、光が言った。
「俺も光だぜ!宜しくな!」
そう言いながら、二人は、二体の竜の手前のカードを取った。
すると、二体の竜は体に巻かれていた鎖を壊し、カードの中に入った……
「これで『あの敵』に勝てる……!!」
水姫は片手で、握り拳を作った。
そして、四人は洞窟を出た……
そして、その夜……レン達は野宿をする事にした、一応時間の流れが違うらしい、なので少し仮眠がてら寝る事に……

お爺さんは、レンの懐から、赤き竜のカードを取り出して、洞窟の中に入り、召喚した。
「ん?此処は、洞窟?お前は誰だ……?」
赤き竜は不思議がっていた。
お爺さんは、サングラス、帽子を取った、その姿は……
「おっお前はっ!?何故、そんな姿に……!?」
すると、お爺さんは年寄りの声でなく、はきはき喋る。
「懐かしいな……後、俺の正体は明かしたけど、連勝には言うなよ?連勝が壊れるからな……」
そういうと、赤き竜は言った。
「何で……そんな姿に……?」
すると、お爺さんは言った。
「ちょっとな……」
そう言って、サングラスと帽子を着ける。
「とりあえず、俺の正体は明かすなよ?匂いで分かっていたんだろ?」
「まぁな……仕方無い……隠しておいてやるから、その皺皺の理由も教えろよな?」
「分かった……」
赤き竜とお爺さんは会話をして、赤き竜をカードに戻した……Nの痣を使って……


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58



この掲示板は過去ログ化されています。