二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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DM エクストリーム
日時: 2015/10/03 05:53
名前: 彩都 (ID: ???)  

初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。

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Re: DM エクストリーム ( No.254 )
日時: 2017/12/12 21:32
名前: 彩都 (ID: Re8SsDCb)  

「ふむ、先攻は私の方がいいだろう、後攻はドローが先に出来るからな?後攻の一足お先にドローで、いいカードを引ければいいな?」
「ふんっ!そんなの分かりませんよ?もしかして、私が勝つかもしれませんねぇ?先攻は貴方から出良いですよ」
「あぁ、有難う」
アシュラの発言にイライラしながら水姫は返答する、そして遂にデュエルが始まった──

一ターン目──
「私のターン、火のマナをチャージし、ターン終了」
「……!?」
まさか『凶戦士ブレイズ・クロー』が来ていないとは!これはこれは!少し幸運ですね、水姫はそう思いながら、デッキからカードをドローする──アシュラのターン、火文明のマナをチャージして終了。
何時も召喚している『凶戦士ブレイズ・クロー』を召喚しなかった。
アシュラ
山札 30枚
手札 4枚
マナ 1枚
クリーチャー 0体
シールド 5枚
「私のターン、ドロー!」
水姫はデッキからカードをドローして、六枚の手札を鑑みる、すると後ろのレンが言う。
「このカードをチャージして、これを出せばいいんじゃねぇか?」
「ふむ、確かにな、その手がいいと思うぞ、水姫?」
「えぇっ……」
レンに続き、光が言う、水姫は仕方無いので、レンの言う通りにする。
「私は水のマナをチャージして、そのままマナをタップし、1マナで『アクア・ティーチャー』を召喚します、ターン終了」
「ふむ、いきなりの『ブロッカー』か、中々に除去が面倒そうだ」
「……貴方のターンです」
「あぁ、有難う」
アシュラはそう言って、デッキからカードをドローする──水姫のターン、ドローし、水文明のマナをチャージ、そのまま水文明のマナを一枚タップし、1マナで『アクア・ティーチャー』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 29枚
手札 4枚
マナ 1枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
二ターン目──
「ふむ、このドローは……」
アシュラはそう言って、火のマナを置いて、宣言する。
「私は2マナをタップし、手札から『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』を召喚する、これで私の次のターンから最初に召喚する火文明のクリーチャーのコストは1減る、これでターン終了だ」
「…………」
『凶戦士ブレイズ・クロー』を召喚せずに『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』を召喚するか……『クリーチャーを召喚する』よりも、『クリーチャーのコストを減らす』方を選択したか!水姫はそう判断し、自分の手札を確認する──アシュラのターン、ドローし、火文明のマナをチャージ、そして、火文明のマナ二枚をタップし、手札から『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』を召喚し、ターン終了。
アシュラ
山札 29枚
手札 3枚
マナ 2枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
……このターンで二マナになる、ですが、三マナ、四マナのクリーチャー、呪文は発動出来ない……少し手痛いですね、この手札……水姫はそう思いながらマナをアンタップし、デッキからカードをドローする。
「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
ドローして、手札に来たのはコスト3の『エナジー・ライト』だった、くそっ、まだまだ使えないな、水姫はそう考えて、『エナジー・ライト』以外の水のカードをマナゾーンに置く。
「私のターン、水のマナを置いて、2マナで『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』を召喚します!」
「ふむ、『一撃奪取(スタートダッシュ)』シリーズの水文明版……」
「だから何と言う!?私はこれでターン終了です!」
水姫はそう言って、ターン終了──水姫のターン、マナをアンタップして、ドロー、手札に来たのは『エナジー・ライト』だった、水姫は仕方なく、『エナジー・ライト』以外のカードをマナゾーンに置いて、マナチャージ、そして2マナで『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 28枚
手札 3枚
マナ 2枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
三ターン目──
「私のターンか……マナをアンタップして、ドロー!そして火のマナをチャージ、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』の効果でコストを1減らして、2マナで『コッコ・ルピア』を召喚する!ターン終了だ!」
くっ、まさか『コッコ・ルピア』を召喚されるとは!水姫は考えていなかった事だったので、少し焦る。
そしてアシュラのターン終了宣言を聞いて、水姫はマナをアンタップさせる──アシュラのターン、マナをアンタップしてドロー、そして火文明のマナをチャージ、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』の効果を使い、コストを1減らして、2マナで『コッコ・ルピア』を召喚し、ターン終了。
アシュラ
山札 28枚
手札 2枚
マナ 3枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
水姫のターンになった、水姫はアシュラの場を確認して、少し焦る、もしも次のターン、マナチャージをすれば、4マナ、そして『コッコ・ルピア』、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』の効果で火のクリーチャーはコストが1、火のドラゴンだとコストが3減る、と言う事は、『最大7マナの火のドラゴンが召喚可能』と言う事!それだけは阻止しなくては!と、とりあえず、『コッコ・ルピア』、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』のどちらかを除去しなければ……!水姫はそう思いながらデッキからカードをドローする──このドローでアシュラの『コッコ・ルピア』、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』を除去出来るカードが出るかは分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.255 )
日時: 2017/12/15 21:29
名前: 彩都 (ID: WEFYk.MN)  

「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
水姫のターンが始まった、そして相手の手札枚数を確認する、アシュラの手札は二枚、次のターン、ドローするとしても三枚、此処でマナチャージが入るから、実質二枚、でも、此処で『火のドラゴン』が出た場合、どうなるか?『コッコ・ルピア』、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』の効果でコストが3も減る、そしてマナチャージを含めれば4マナになる、つまり最大コスト7の『火のドラゴン』が召喚可能!それを阻止しなければならない!水姫はそう考えてデッキからカードをドローした、だがドローしたカードは『エナジー・ライト』だった、手札に二枚の『エナジー・ライト』、実質要らないな、水姫はそう考えて、次のターンの為に『エナジー・ライト』で先にデッキからカードをドローし、新たなカードを手に入れる事を考え、他の水のマナをチャージし、『エナジー・ライト』を発動する事にした。
「私のターン、水のマナをチャージし、手札から呪文『エナジー・ライト』を発動!デッキからカードを二枚ドローします!」
水姫 山札 27枚→25枚 手札 2枚→4枚
よし!これで新たな手札も確保!水姫はそう考えて、ドローした二枚のカードを確認する、ドローした二枚のカード、それは呪文『ブレイン・チャージャー』、『アクア・ティーチャー』の二枚だった。
くそっ!中々に使えないカード!水姫はそう考えて、相手のクリーチャーに対し、対策出来ない事に腹が立った。
「……!ターン終了です!」
「ふむ、中々いいカードを引いたようだな、それでは私のターンだな」
うん、実際は引いていないけどね?水姫はそう思いながら冷や汗を垂らす──水姫のターン、マナをアンタップしてドロー、そして手札に来たのは二枚目の『エナジー・ライト』だった、水姫は仕方無いので、水文明のマナをチャージし、一枚目の『エナジー・ライト』を発動、デッキからカードを二枚ドローし、手札に『ブレイン・チャージャー』、『アクア・ティーチャー』を手札に加え、ターン終了。
水姫
山札 25枚
手札 4枚
マナ 3枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
四ターン目──
「私のターン、マナをアンタップしてドロー!……何だ、『このカード』か」
『このカード』?どんなカードなんだ?水姫はそう思い、静かに息を飲み込む。
「私のターン、火のマナをチャージし、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』の効果を使用し、『火のクリーチャーのコストを1下げる』ぞ、そして私は2マナで『コッコ・ルピア』召喚……これで、『二体目』の『コッコ・ルピア』だ!」
「!?」
しまった!これで次のターン、4コスト減って、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』の効果で火文明のクリーチャーのコストは1下がる!これで最大5コスト減る!更にマナは次のターンチャージすれば5マナ!そう、最大でコスト10のクリーチャーを召喚する事が出来る!くそっ!ちゃんと除去すれば良かった……水姫はそう思いながら冷や汗を掻く。
「それでは私はターン終了する」
次のターン、自分はどうすればいい?完全に詰んだ……!水姫はそう思いながらターン終了宣言を受ける──アシュラのターン、マナをアンタップしてドロー、そして火文明のマナをチャージし、手札から『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』の効果を使用し、コストを1減らして、二体目の『コッコ・ルピア』を召喚しターン終了、これでアシュラは『火文明のドラゴン』を最大5もコストを減らす事が出来る様になる。
アシュラ
山札 27枚
手札 1枚
マナ 4枚
クリーチャー 3体
シールド 5枚
私のターン、か……この状況、引っ繰り返せる方法が今の所思い付かない、極論して言えば『マナ武装』を使えばいい、という考えも思いつくが、まだ『マナ武装』を使える程、マナは溜まっていない……だからこそ、『ブレイン・チャージャー』で溜めれば良いのか?水姫はそう考えて、デッキからカードをドローする──
「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
水姫はそう言って、デッキからカードをドローする、さぁ、来い、希望のカードよ!水姫はそう思いながらデッキからカードをドローする、そして手札に来たのはコスト7の『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』だった。
……パワー6000、使えるかなぁ?水姫はそう思いながら、静かに溜息を吐く。
「私のターン、水のマナをチャージ、手札から呪文『ブレイン・チャージャー』を発動、効果によりデッキからカードを一枚ドローする……そして『チャージャー』効果でマナゾーンに送る!そしてマナの『ブレイン・チャージャー』をタップし、手札からコスト1の『アクア・ティーチャー』を召喚!ターン終了!」
水姫 山札 24枚→23枚 マナ 4枚→5枚
「ほう……ドローからのマナチャージ、更に『チャージャー』効果でマナに送って、そのマナを使用し、『ブロッカー』を増やしたか……」
アシュラはそう言って、水姫の行動を評価する──水姫のターン、マナをアンタップしてドロー、手札に来たのは『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』だった、そして水文明のマナをチャージし、手札から呪文『ブレイン・チャージャー』を使用、『チャージャー』呪文なので、マナ送り、そしてその『ブレイン・チャージャー』をタップして、コスト1の『アクア・ティーチャー』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 23枚
手札 4枚
マナ 5枚
クリーチャー 3体
シールド 5枚
五ターン目──
『ブロッカー』を増やしてきた……と言う事は、『コッコ・ルピア』でコストを減らしたドラゴンを警戒しているのか?それにしても、パワーが幾分か少ない……アシュラはそう思いながらデッキのトップを指先で掴む。
「ふむ、私のターンか……私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
アシュラはそう言ってデッキからカードをドローする──このドローでデュエルの戦況が変わるかは分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.256 )
日時: 2017/12/19 21:46
名前: 彩都 (ID: gF4d7gY7)  

「…………」
アシュラの手札に来たのは『凶戦士ブレイズ・クロー』だった、今来るカードではなかった。
アシュラは静かに『凶戦士ブレイズ・クロー』をマナゾーンに置き、マナをチャージする。
「私のターン、『凶戦士ブレイズ・クロー』をマナゾーンに置き、ターン終了だ」
「!?何もしないだと!?」
水姫はアシュラの行動に驚愕してしまう、まさか『マナチャージのみでターンを消費した』だと……!?珍しいな、水姫はそう思いながら、自分のターンになった事を実感する。
アシュラのターン、マナをアンタップしてドロー、そしてドローしたカードは『凶戦士ブレイズ・クロー』だった、アシュラはこのターンドローした『凶戦士ブレイズ・クロー』をマナゾーンに置いて、マナをチャージし、ターン終了する。
アシュラ
山札 26枚
手札 1枚
マナ 5枚
クリーチャー 3体
シールド 5枚
私のターンだ、此処で『コッコ・ルピア』を処理しないとなぁ、と思う水姫、そしてデッキからカードをドローする──
「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
水姫はドローしたカードを確認、ドローしたカードは『アクア・ティーチャー』だった、うーん、今来て欲しいカードでは無い……水姫はそう思い、『アクア・ティーチャー』をマナゾーンに置く。
「私のターン、『アクア・ティーチャー』をマナゾーンに置きます!そして手札から3マナで呪文『エナジー・ライト』を発動します!デッキからカードを二枚ドローします!」
水姫はそう言って『エナジー・ライト』の効果でデッキからカードを二枚ドローし、ドローした二枚のカードを確認する、一枚目は呪文『エマージェンシー・タイフーン』、二枚目は呪文『エナジー・ライト』、二枚とも呪文だった。
水姫 山札 22枚→20枚 手札 4枚→6枚
「…………まだマナが残っているので、私はこのターン二枚目の『エナジー・ライト』を発動し、デッキからカードを二枚ドローします……」
水姫 山札20枚→18枚 手札 5枚→7枚
水姫はそう言って、手札を補充する、二枚目の『エナジー・ライト』で来たカードは、呪文『エナジー・ライト』、二枚目は『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』だった。
ふむ、『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』が手札に二枚……これはこれは、いい手札になったかもしれない、水姫はそう考えて、ターン終了を宣言する。
「それではターン終了です、いやぁ、このターン、私、すんごいドローしましたねぇ」
「ハッ、それがどうした?手札があっても、『覆せない状況』ってのは存在するんだぜ?」
「フフフ……それはどうでしょうか?デュエマは基本的に『手札を切らすと、何も出来なくなる』と言われています──まぁ、他のカードゲームでもそうでしょうが──つまり、『手札が多いと何でも出来る』という事です、召喚も、呪文発動も、クロスギアジェネレートも、要塞化も容易なんですよ?それに対し、アシュラさん、貴方の手札は今の所『一枚』!ドローしても二枚!それだと、何も出来ないですよねぇ?だから、この勝負、この私の勝ちでしょう!」
水姫がそう言う、だが、アシュラは口の端を歪ませて言う。
「フフフ……だから何だ?私のデュエルは『手札がなくなる』事が通常!だからこのデュエル、私にとってはまだ分からない!」
「なっ!?」
そう言うアシュラに驚く水姫、まさか何か策でもあるのか?と思う、でも、手札が二枚になっても、何が出来るのか……?水姫はそう思いながらターンが渡ったアシュラを見つめる──水姫のターン、マナをアンタップしてドロー、そして手札に来たのは『アクア・ティーチャー』だった、そしてその『アクア・ティーチャー』をマナゾーンに置き、手札から呪文『エナジー・ライト』を発動、呪文『エマージェンシー・タイフーン』、呪文『エナジー・ライト』、をドローし、このターン二回目の『エナジー・ライト』を発動、手札に来たのは呪文『エナジー・ライト』、二枚目『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』
だった、まさかまた『エナジー・ライト』を引いてしまうとは……そう思いながら水姫はターン終了を宣言する。
水姫
山札 18枚
手札 7枚
マナ 6枚
クリーチャー 3体
シールド 5枚
六ターン目──
アシュラは考えていた、もしも此処で『ボルシャック・NEX』を引けば、『このカード』とのコンボを作れる……と。
だが、『ボルシャック・NEX』は引けるか?と思うと……難しい、と思う。
でも此処で引かねば、自分は『手札を補充する』事が出来ない……!アシュラはそう思い、手札の『このカード』を確認する、『このカード』とは、『セルリアン・ダガー・ドラゴン』という種族『アーマード・ドラゴン』のカードの事だった。
この『セルリアン・ダガー・ドラゴン』、『ボルシャック・NEX』、『ボルシャック・NEX』から呼び出せる『マッハ・ルピア』、この三枚で無限ドローコンボが出来る!アシュラはそう思いながらデッキのトップに触れる。
「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
アシュラは豪快にデッキからカードをドローする、果たしてこのドローで『ボルシャック・NEX』を引く事が出来るか?それはアシュラにも分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.257 )
日時: 2017/12/22 21:48
名前: 彩都 (ID: pD6zOaMa)  

アシュラのドローが始まった、そしてドローしたカードを確認、ドローしたカードは『セルリアン・ダガー・ドラゴン』だった!よし!来たぞ!アシュラはそう思い、その場で深呼吸をする。
「私のターン、マナをチャージせずに『コッコ・ルピア』二体の効果でコストを4減らし、2マナで『ボルシャック・NEX』を召喚!効果により『ルピア』と名の付いたクリーチャーをバトルゾーンに!現れよ!『マッハ・ルピア』!」
アシュラは『セルリアン・ダガー・ドラゴン』をドローする事が出来て、何とか安心した、そして『ボルシャック・NEX』を召喚し、『マッハ・ルピア』を場に出す事が出来た。
アシュラ 山札 25枚→24枚
「まだだ!残り3マナを使用して、私は手札から『セルリアン・ダガー・ドラゴン』を召喚!ドラゴンなので、『コッコ・ルピア』の効果を受ける!」
「っぐぅ……一気にドラゴンを二体……!」
水姫がそう言うと、アシュラは口の端を歪ませて言う。
「フフフ……『ドラゴンが二体』、たったそれだけで良いのか?」
「は、はぁ……?何を言っているんですか?」
水姫がそう言うと、アシュラがニヤニヤ笑い、言う。
「そうか、『セルリアン・ダガー・ドラゴン』の効果を知らないのか、それは困ったな……それでは、『セルリアン・ダガー・ドラゴン』の効果に打ちひしがれればいい!私は『セルリアン・ダガー・ドラゴン』の登場時効果を発動!『セルリアン・ダガー・ドラゴン』の効果は『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のドラゴン1体につき1枚、カードを引いてもよい』!そして『セルリアン・ダガー・ドラゴン』も対象内なので、自分の場の『ボルシャック・NEX』、『セルリアン・ダガー・ドラゴン』が一体ずつ、計二体いるので、二枚ドローする!」
「な、何ですって!?」
まさか火文明にも、ドロー加速が起きるなんて……!?水文明の次の刺客になりそうですね……!水姫はそう思いながら冷や汗を流す。
アシュラ 山札 24枚→22枚 手札 0枚→2枚
「ふむ、『マッハ・ルピア』のお陰で『ボルシャック・NEX』は『スピード・アタッカー』だが、此処は攻撃しない方が良いだろう、何故なら『水文明』、トリッキーな作戦が得意な文明、迂闊に攻撃して、手札送りにさせられるのも些(いささ)か癪(しゃく)なものだからな、ターン終了だ、その時に『マッハ・ルピア』の効果を発動、このターン召喚した種族『アーマード・ドラゴン』を手札に……『ボルシャック・NEX』、『セルリアン・ダガー・ドラゴン』を手札に」
アシュラ 手札 2枚→4枚 クリーチャー 6体→4体
「えっ?まさか『セルリアン・ダガー・ドラゴン』って……」
水姫が震えて指を差し、そう言うと、アシュラは『あぁ』と言って、笑う。
「アハハハハハハ!そうだ!そうだぞ!水姫よ!『お前の思っている事』は理解出来るぞ!!そう!『セルリアン・ダガー・ドラゴン』は種族『アーマード・ドラゴン』!!だから『マッハ・ルピア』の効果を受ける!更に『効果を受ける』と言う事は『無限に召喚し、デッキからドローする事も可能』と言う事!どうだ?これで私のドロー源は確保された!そして手札が余れば『セルリアン・ダガー・ドラゴン』を召喚する事を止めたら良い!これで私のドローは無敵となる!」
そ、そんな……水姫はそう思いながら後悔する、くそっ……それなら『マッハ・ルピア』を破壊、もしくは手札送りに……いや、『手札送り』にしてはダメだ、結局は召喚されてお終い!だから、『全てを手札に戻せば良い』だけだ、『コッコ・ルピア』も『マッハ・ルピア』も、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』も何もかも!水姫はそう思いながらごくり、と唾を飲み込む。
「な、中々ですね……でも、中々に『惜しい』ですねぇ?だって、『水文明にはまだまだトリッキーな事』が残っているんですよ……?」
水姫はそう言って、上辺っ面だけで笑う、空笑いでもいい、少しでも『頂点を見た者の勝ち』なのだ!だからこそ、私は天を見、笑う!水姫はそう思いながら、天を見て、ほくそ笑む──アシュラのターン、マナをアンタップしてドロー、そしてドローしたのは『セルリアン・ダガー・ドラゴン』だった、次にアシュラはマナチャージせず、『ボルシャック・NEX』を召喚、効果により『マッハ・ルピア』を場に、そして『セルリアン・ダガー・ドラゴン』を召喚し、『セルリアン・ダガー・ドラゴン』の登場時効果を使用し、デッキからカードを二枚ドローし、ターン終了。
アシュラ
山札 22枚
手札 4枚
マナ 5枚
クリーチャー 4体
シールド 5枚
水姫のターンになった、遂に私のターンですか、と思う、そして水姫はデッキを見つめる。
もしも此処で『あのカード』が手に入れば、何とか勝利に近づく事が出来る……!水姫はそう思いながらドローしようとする、すると背後の光が水姫の腕を掴んだ。
「な、何なんですか光く──」
「お前、『俺達』が居る事を忘れるなよ?」
「へっ?」
突然の台詞、突然の発言に水姫は驚いた、一体何が言いたいのか?そう思っていると、光が言う。
「落ち着けよ?此処で逆転がしたいんだろ?」
「え、えぇ……」
どうして私の事が分かったのか?もしかして『Nの痣』の所為だろうか?そんな事を考えていると、水姫に光は言う。
「使えよ、『Nの痣』を?『そうでもしないと勝てない相手』なんだぜ?何の為に『俺や連勝が居る』んだよ?躊躇わなくても良い、使おうぜ?」
そ、そうだ……二人が背後に居るのは、私に『Nの痣』を使わせる為、慣れさせる為だ……それなのに、私は一回も使っていない……そうですね、『此処で使わない』のはダメだ、『此処で使おう』!水姫はそう思い、左手に力を込める、すると、水姫の左手の『Nの痣』が光る、これが『Nの痣』……!何だかやる気が出てきました!水姫はそう思いながらアシュラを見つめる──このデュエル、どちらが勝つか、まだ分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.258 )
日時: 2017/12/26 21:44
名前: 彩都 (ID: 6Bgu9cRk)  

「私のターン!マナをアンタップしてドロー!」
水姫は左手でデッキからカードをドローする、そしてドローしたカードを確認、ドローしたカードは呪文『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』だった。
よし、来た!水姫はそう考えて、マナゾーンに水のマナを置く。
「私は水のマナをチャージし、3マナ支払い、手札から呪文『エナジー・ライト』発動!デッキからカードを二枚ドローします!」
水姫 山札 17枚→15枚 手札 6枚→8枚
「ふむ、デッキが少なくなっているな」
「そうですね……でも、『貴方も気を付けた方が良い』ですよ……?」
「……?」
水姫の発言にアシュラは不思議がる、一体何が言いたいのか?そう思っていると、水姫は口の端を歪ませて言う。
「まだ私のターンは生きている!私は残っているマナ4マナを全てタップし、手札から4マナの呪文を発動!呪文『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』を発動効果により、相手のクリーチャー一体を手札に!私は『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』を手札に!」
「ふむ、たかがそれだけか?それだけなら痛くも痒くも──」
「まだです!『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』の『マナ武装7』発動!『自分のマナゾーンに水のカードが7枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを全て持ち主の手札に戻す』!なので、『コッコ・ルピア』、『マッハ・ルピア』を手札に戻して下さい!!」
「!?何だと!?」
まさかの『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』の『マナ武装7』効果にアシュラはただただ驚くしかない、そしてアシュラの手札に自身が場に出したクリーチャーが埋まる。
アシュラ 手札 4枚→8枚 クリーチャー 4体→0体
「よし!そして私はターン終了です!」
「ぐぅぅ……!」
頑張って出したクリーチャーを手札に戻される……こんな屈辱、久し振りだ!アシュラはそう思いながら静かに激怒する──水姫のターン、マナをアンタップして、ドロー、そして手札に来たのは『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』だった、次に水姫は水文明のマナをチャージし、3マナで『エナジー・ライト』を発動し、デッキから二枚ドロー、そして最後に『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』を発動し、『一撃奪取(スタートダッシュ) トップギア』一枚を手札に戻す、だが、『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』の効果はまだ終わっていない、水姫は『英雄奥義 スパイラル・ハリケーン』の『マナ武装7』効果を使用し、『自分のマナゾーンに水のカードが7枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを全て持ち主の手札に戻す』を発動、効果によりアシュラの『コッコ・ルピア』、二体、『マッハ・ルピア』一体を手札に戻した、そしてターン終了。
水姫
山札 15枚
手札 7枚
マナ 7枚
クリーチャー3体
シールド 5枚
七ターン目──
まさか、『自身のクリーチャーが全て手札に戻る』とは……そんな事、一ミリも考えていなかった、アシュラは静かなる怒りを抑えるべく、デッキを掴む。
少しは落ち着け、此処でやり返せば良いだけの問題、このターンでデッキからドローしたカードをマナゾーンに置くなり、『セルリアン・ダガー・ドラゴン』で引いたカードをマナゾーンに置くなり、何なり出来る!そしてマナは6マナになる、これで『コッコ・ルピア』を二体も召喚出来る!次のターンでは、『コッコ・ルピア』の効果で、ドラゴンのコストが4も減る!これで『ボルシャック・NEX』、『セルリアン・ダガー・ドラゴン』を召喚し、再度ドローして、新たなドラゴンを手中に加える!流石にこの二ターンでこんなに復活する事は流石に水姫の奴でも考えはつかないだろう、中々に良い作戦だ、自分よ、アシュラはそう思いながらデッキからカードをドローする。
「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
アシュラはカードをドローし、ドローしたかーどをかくにんする、ドローしたカードは『凶戦士ブレイズ・クロー』だった、今は要らない!アシュラはそう考えて、マナゾーンに送る。
「私は火のマナをチャージし、そしてマナを全てタップして6マナ使用!3マナの『コッコ・ルピア』を二体召喚し、ターン終了!」
「…………」
矢張り『コッコ・ルピア』は来ますか……!水姫はそう考えて、冷や汗を拭う、でも、まだ私は負けない!水姫はそう思いながら深呼吸をする──アシュラのターン、マナをアンタップして、ドロー、そして火文明のマナをチャージし、6マナ全て使って『コッコ・ルピア』二体を召喚し、ターン終了。
アシュラ
山札 21枚
手札 6枚
マナ 6枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
そして水姫にターンが渡った、水姫はこの戦況を見て、静かに考える。
どうする?このフィールド、この状況、一体どうしようか?水姫はそう思いながらアシュラの『コッコ・ルピア』を見る。
とりあえず、一体は場から除去──いや、此処は破壊か手札戻しのどちらか──をするのが先決か?それとも放置にするか……いや、今はまだ関係ない、ドローして決めるか、水姫はそう思い、静かにデッキからカードをドローする──このドローがこのデュエルの勝敗を決めるかは分からない──


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