二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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DM エクストリーム
日時: 2015/10/03 05:53
名前: 彩都 (ID: ???)  

初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。

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Re: DM エクストリーム ( No.189 )
日時: 2017/06/02 22:23
名前: 彩都 (ID: Slxlk2Pz)  

「わ、私のターン……!マナをアンタップして、ドロー!」
龍華はそう言って、デッキからカードを一枚引く、これでデッキの枚数は残り十二枚だ。
「…………」
龍華はドローしたカードを見て、無言になる、良いカードが来たのか、悪いカードが来たのか、それは光には分からず、龍華のみぞ知る……すると龍華はドローしたカードをマナゾーンに置いて、マナチャージをする。
「私は光のマナを置き、バトルフェイズ!『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』でシールドを『W(ダブル)・ブレイク』!ナインストリーム!」
龍華はそう言って、バトルフェイズに移動し、『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』でシールドに攻撃する。
「甘いぜ!『ムルムル』でブロック!更に『無敵城 シルヴァー・グローリー』の効果により、『自分のクリーチャーは全てのバトルに勝つ』!なので『ムルムル』が勝利する!『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』を破壊だぁ!」
そう言って、光は『ムルムル』をタップして、ブロック、更に『無敵城 シルヴァー・グローリー』の効果により、『ムルムル』は『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』に勝利し、破壊する。
「くっ!だが二体目の『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』が存在する!『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』でシールドをまたも『W(ダブル)・ブレイク』!ナインストリーム!」
「……同じく、『ムルムル』でブロックし、破壊!」
龍華は二体目の『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』でシールドを攻撃するが、光も二体目の『ムルムル』でブロックし、破壊する。
「ぐぅぅ……小癪なぁ……!だが!私はまだまだ諦めんぞ!私は『天海の精霊シリウス』でシールドを攻撃!『T(トリプル)・ブレイク』!この攻撃は防げまい!」
龍華がそう言って、『天海の精霊シリウス』をタップし、シールドを攻撃する、光は静かにカードをタップしてブロックする。
「俺は『光器パーフェクト・マドンナ』でブロックするぜ!」
「クソッ!『無敵城 シルヴァー・グローリー』が邪魔だな!」
「へへっ!これが俺のデッキさ!さぁ、かかって来いよ!もっとブロックさせてくれよ!」
光はそう言って、両手を広げる、そんな光を見て、腹が立つ龍華、『無敵城 シルヴァー・グローリー』さえ来なければ……このターンで私が勝利する筈だったのに!光のブロッカーの数も私の攻撃出来るクリーチャーに比べれば、数体こっちの方が多いので、何とか勝利出来る筈だったのに……!『無敵城 シルヴァー・グローリー』め……恨んでやる!龍華はそう思いながら自分のクリーチャーを見る、『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』が二体、『天海の精霊シリウス』が一体、カード的に見れば、案外少ない様に思えるが、『攻撃出来るクリーチャーとして見れば、相当の痛手』であった!そんな龍華の気持ちを知らない光は静かに龍華を見つめる事しか出来ない──
「……私はターン終了だ、次のターンだぜ、『Nの痣』ぁ……!」
龍華は『無敵城 シルヴァー・グローリー』と共に光を睨みながら、ターン終了を宣告する、光は少し冷や汗を掻きながら、デッキからカードを一枚引く──
龍華 クリーチャー 11体→8体
龍華のターン、ドローしたカードをマナゾーンに置いて、バトルフェイズ、『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』でシールドを攻撃、だが『無敵城 シルヴァー・グローリー』の効果を受けた『ムルムル』でブロックされ、破壊される、そして二体目の『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』でも『無敵城 シルヴァー・グローリー』の効果を受けた二体目の『ムルムル』にブロックされ、破壊される、次に『天海の精霊シリウス』でシールドを攻撃、『無敵城 シルヴァー・グローリー』の効果を受けた『光器パーフェクト・マドンナ』に破壊される、そしてターン終了。
龍華
山札 12枚
手札 5枚
マナ 11枚
クリーチャー 8体
十二ターン目──
結構ターンが進んできたな、このままチャージしてれば、マナは12枚になるのか……何気に12マナもあれば、『天海の精霊シリウス』を普通に召喚してもマナが1枚残るぜ……その残り1枚のマナでコスト1のクリーチャーが出せるじゃねぇか……!と言っても、今、俺と龍華さんの場には『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』がいるから、俺は1コスト、龍華さんは2コスト減らせるから、俺の場合は『天海の精霊シリウス』の召喚コストが10マナ、龍華さんは9マナだからなぁ……その減ったコストで他のクリーチャーが召喚出来るな、光はそう思いながら深呼吸をする、『Nの痣』を使い始めて、何だか体が熱い、だから少しでも冷やさないとな、そう思いながら深呼吸に加え、服の裾を掴み、前後に揺らし、体の火照りを少し冷やす。
そして光はデッキの上からカードを一枚引いて、ドローする──そのカードがどんなカードかは光にも龍華にも分からない──後何ターンでこのデュエルは終わるだろう?光はそう思いながらデッキのカードを見つめていた──

Re: DM エクストリーム ( No.190 )
日時: 2017/06/02 22:23
名前: 彩都 (ID: Slxlk2Pz)  

光は静かにドローしたカードを見る、すると手札に来たカードに光は驚いてしまった、何故なら、『無限の精霊リーサ』というカードだったからだ、このカードは『このクリーチャーがバトルに勝った時、バトルの後、このクリーチャーをアンタップしてもよい』という効果!つまり『無敵城 シルヴァー・グローリー』と組み合わせる事で無限ブロッカーになるのだ!これは強い手札が来たな、と思いながら光はマナチャージせず、『無限の精霊リーサ』を場に出す。
「俺のターン!マナをアンタップして、マナチャージせずに『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、4マナで『無限の精霊リーサ』を召喚!そしてターン終了!」
龍華は光がクリーチャーを召喚した事に少し驚愕した、まだ召喚して場を固める気か?龍華はそう思いながら自分のターンが来た事を思い出し、深呼吸して、光を睨む、どうやって『城』を破壊するか……そう思いながら龍華はデッキからカードを一枚引く──
光のターン、マナチャージをせず、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、4マナで『無限の精霊リーサ』を召喚し、ターン終了。

山札 19枚
手札 0枚
マナ 6枚
クリーチャー 9体
要塞化されたシールド 1枚
普通のシールド 4枚
「ふむ、たった一枚のクリーチャーを召喚しただけか……それだけでは私には勝てない!ドロー!」
龍華はそう言ってドローする、そして静かにマナチャージをして、クリーチャーを召喚する。
「私のターン、マナをアンタップして、光のマナをチャージして、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』二体の効果でコストが2減って、9マナで『天海の精霊シリウス』を召喚!今はシールドをブレイク出来ないかもしれない、だけど何れは『天海の精霊シリウス』でブレイクしてやる!そして私はターン終了!」
龍華はそう言って、ターン終了を宣告する、龍華のターン、光のマナをチャージして、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』二体の効果でコストが2減って、9マナで『天海の精霊シリウス』を召喚する、龍華にとって、これで合計三体目の『天海の精霊シリウス』だった、そしてターン終了。
龍華
山札 11枚
手札 4枚
マナ 12枚
クリーチャー 9体
十三ターン目──
攻撃をしてこなかった、まさか自分が出したクリーチャーにビビってか?光はそう思いながら自分のターンになって、デッキからカードを一枚ドローする。
「俺のターン、マナをアンタップして、ドロー……俺はマナチャージせずに『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、4マナで『光器パーフェクト・マドンナ』を召喚……ターン終了……」
光は力が無い声を出してターン終了を宣告する、一体どうして声に力が無いのだろう?龍華はそう思いながら自分の手札を見て、少し考える、どうせ攻撃してもブロックされてしまい、『無敵城 シルヴァー・グローリー』の効果で絶対負けて破壊されてしまう……それなら『『城』ごと燃やし尽くせばいい』のだが、生憎自分のデッキには『城』に対するカードを入れていないのだ、なので、光の『無敵城 シルヴァー・グローリー』を破壊する事は出来ない──龍華はそう考えて、自分のターンになった事を思い出す、そしてデッキからカードをドローする──
光のターン、マナチャージせず、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』の効果でコストが1減って、4マナで『光器パーフェクト・マドンナ』を召喚し、ターン終了。

山札 18枚
手札 0枚
マナ 6枚
クリーチャー 10体
要塞化されたシールド 1枚
普通のシールド 4枚
「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
龍華は力強くドローする、だが力強くドローしても、良いカードなんか来ない、龍華はドローしたカードを見て、少し腹が立った、今はいらねぇよ、こんなクソカード!龍華はそう思いながらドローしたカードをマナゾーンに送る。
「私のターン、光のマナをチャージして、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』二体の効果でコストが2減って、7マナで『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』を召喚!そしてターン終了だ!……このデュエマ、私が完全勝利する!」
龍華が右腕の拳を心臓に近付けて、宣言する、その宣言に対し、光が言い返す。
「はんっ!そんなの出来ねぇよ!だって俺が龍華さんに勝つからなぁ!」
光がそう言って、龍華の顔面を指差す、ふぅん?それじゃあ『残り数ターン以内に勝利しろ』という事だな?と思いながら龍華は光にターンを渡す。
龍華のターン、ドローしたカードをすぐにマナゾーンに置き、チャージ、そして『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』二体の効果でコストが2減って、7マナで『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』を召喚する、このカードも龍華にとって、三体目の『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』だった、そしてターン終了。
龍華
山札 10枚
手札 3枚
マナ 13枚
クリーチャー10体
十四ターン目──
もうここ迄来たかぁ、長かったデュエルももうじき終わるな、光はそう思いながらデッキからカードをドローする、どんなカードが来るかは光にも龍華にも分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.191 )
日時: 2017/06/02 22:24
名前: 彩都 (ID: Slxlk2Pz)  

「俺のターン!マナをアンタップしてドロー!」
光はデッキからカードをドローする、すると光は手札に来たカードに驚いた。
「なっ!?」
手札に来たカードは『呪文』の『ダイヤモンド・ソード』、使いたくても使えない、何故なら、龍華の場に『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』が居るからだ、『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』の効果は『相手は呪文を唱える事が出来ない』効果なので、『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』を破壊しない限り、光に『ダイヤモンド・ソード』は使えない、光は静かに考えて、手札に保留する事を考える。
「俺はマナチャージも召喚もしない!ターン終了だ!」
光はそう言って、ターンを龍華に渡した、光のターン、ドローして、マナチャージも召喚もせずにターン終了。

山札 17枚
手札 1枚
マナ 6枚
クリーチャー 10体
要塞化されたシールド 1枚
普通のシールド 4枚
「ふむ、ドローしたカード、マナチャージも召喚もしていない事から重要なカードだと見受けられるな……だがそんなカード、『場に出さなければ意味が無い』のだ!場に出す前にお前を倒す!」
龍華はそう言って、デッキからカードをドローする。
「私のターン!マナをアンタップして、ドロー!そして光のマナチャージ!そしてターン終了!攻撃しても破壊されるだけだからな、それなら攻撃しない方が良いだろう」
「くっ!」
龍華さんのバトルフェイズに『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』を破壊出来なかった!光はそう思いながら心の奥底で落胆する。
龍華のターン、ドロー、マナチャージをして、ターン終了。
龍華
山札 9枚
手札 3枚
マナ 14枚
クリーチャー 10体
十五ターン目──
「俺のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
光のターンになった、二枚目の手札は何だろう?そう思いながらドローする、すると手札に来たのはまたもや『呪文』だった、畜生!今は『呪文』をお呼びじゃ無いんだよ!引っ込んでろ!光はそう思いながら二枚目の手札をマナゾーンに置く。
「俺はドローしたカードをそのままマナゾーンに置き、マナをチャージして、ターン終了する!中々いいカードが来ないぜ……」
光はそう言って、心の奥底で冷や汗を掻きながら相手の動きを確認する、『無敵城 シルヴァー・グローリー』が破壊されていないだけまだマシ、もしも『無敵城 シルヴァー・グローリー』が破壊されたら俺は……光はそう思いながら唾を飲み込む、あれっ?唾ってここ迄飲みにくかったっけ?そう思いながらも何とか飲み込む光、もしも龍華さんのカードで『無敵城 シルヴァー・グローリー』が破壊されたら……俺の負け!そんなのは絶対に厭だ!光はそう思いながら龍華にターンを渡す──
光のターン、ドローした光のマナをそのままマナゾーンに置き、マナチャージ、そしてターン終了。

山札 16枚
手札 1枚
マナ 7枚
クリーチャー 10体
要塞化されたシールド 1枚
普通のシールド 4枚
「ふむ、このターンも何もしなかったな──したと言ってもマナチャージのみだが──それでは私のターン!マナをアンタップして、ドローだ!」
龍華がドローする、とりあえず、『無敵城 シルヴァー・グローリー』を破壊するカードさえ、出なければいい、光はそう思いながら、心の中で祈る、すると龍華は高らかに宣言する。
「ふははははは!こりゃあ良いカードが来たなぁ!私は光のマナをチャージして、手札から呪文!『ヘブンズ・ゲート』を発動!『進化クリーチャーではない光の『ブロッカー』を持つクリーチャーを2体迄、自分の手札からバトルゾーンに出す』!!そして私は手札から『天海の精霊シリウス』、『白騎士の精霊アルドラ』を場に!そして『白騎士の精霊アルドラ』のパワーは15500!『無敵城 シルヴァー・グローリー』さえ、破壊してしまえば、この場に居るクリーチャーの中で最強のパワーを誇る!次のターン、貴様に恐怖を見せ付けてやる!」
龍華はそう言って高笑いをする、ダメだ……この人には勝つ術が揃っている!それに引き換え自分の手札は『ダイヤモンド・ソード』のみ……こんな手札一枚で勝てる訳が無い!くそっ!ここ迄龍華さんは戦略を……!光はそう思いながら落胆する、勝てる訳が無い、そう思いながら目の前の『白騎士の精霊アルドラ』を見つめる──ダメだ、勝てない、自分はもうお終いだ、光はそう思いながら溜息を吐く──
「ふん?貴様にもやっと絶望の色が見えたかな?大丈夫だ、『白騎士の精霊アルドラ』は召喚酔いがあるし、『このターン、自分の『ブロッカー』を持つクリーチャーをバトルゾーンに出した後でしか、このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃出来ない』という効果がある、安心しろ、まだまだ攻撃はしないさ、それではターン終了」
龍華はそう言って微笑む、龍華のターン、光のマナをチャージして、手札から『ヘブンズ・ゲート』を発動、手札から、『天海の精霊シリウス』、『白騎士の精霊アルドラ』を場に出して、ターン終了。
龍華
山札 8枚
手札 0枚
マナ 15枚
クリーチャー 12体
十六ターン目──
光は目の前の『白騎士の精霊アルドラ』に絶望しながらデッキからカードをドローする、そのドローに希望があるかは光にも龍華にも分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.192 )
日時: 2017/06/02 22:24
名前: 彩都 (ID: Slxlk2Pz)  

諦めたくない、光はそう思いながらデッキからカードをドローする、このカードが希望か絶望に変わるかは分からない、だけど、引かないと勝てる者も勝てないのだ!光は静かにデッキから引いたカードを確認する、使えない!使えないカードであった!今来ても意味が無い!手札に来たカードは『ヘブンズ・ゲート』!呪文なので、発動出来ない!更に手札にあるのは呪文のみ!クリーチャー等居ない!光は仕方なく、『ヘブンズ・ゲート』をマナゾーンに送る。
「俺のターン!ドローしたカードをマナゾーンに置き、ターン終了!」
光はそう言って、ターン終了、光のターン、手札に来た『ヘブンズ・ゲート』をそのままマナゾーンに送り、マナチャージをして、ターン終了。
山札 15枚
手札 1枚
マナ 8枚
クリーチャー 10体
要塞化されたシールド 1枚
普通のシールド 4枚
「ふむ、私のターンか……マナゾーンをタップして、ドロー!」
龍華はデッキを捲って、静かに確認する、使えないカードの様で、マナゾーンにも送らなかった。
「私はマナチャージをせずにターン終了、お前に数ターンだけの猶予は与えられると思っていろ!」
「はんっ!そんなの有り得ないね!俺が勝利する!『Nの痣』を持つ限り!」
「『Nの痣』で勝てると思うなぁ!」
「思うのは自由だろう!お前にとやかく言われる筋合いは無いぜ!」
光はそう言って、ターンが渡ったので、デッキからカードをドローする。
龍華のターン、マナをアンタップしてドロー、マナチャージをせずに、ターン終了。
龍華
山札 7枚
手札 1枚
マナ 15枚
クリーチャー 12体
十七ターン目──
「俺のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
光はデッキからカードをドローするが、良いカードが出なかった、クソ!勝てるカードが来ねぇ!これじゃあ攻撃されて負けてしまう!どれだけ『城』を発動していた所で、『破壊されてしまえば元も子もない』のだ!急いで対策を、対策出来るカードよ、来い!そう思いながら次のターンのドローに全てを賭ける光、光はドローしたカードをマナゾーンに置く。
「俺のターン、ドローしたカードをマナゾーンに置き、ターン終了!まだまだ負けないぜ!」
光はそう言って、たった一枚の手札で龍華を指差す、その行動に対し龍華は鼻で笑って言い返す。
「そんな事が出来るとでも?『残り数ターンの命』のお前が!?片腹痛いぞ!」
龍華はそう言って、自分のデッキを上から確認する、もうすぐ残り五枚となる、つまり『運命は残り五ターンしかない』、と考えられる、そう、この『五ターン以内に奴のシールドを全て叩き割れば良い』と言う事!何だ、まだまだ余裕じゃないか、さぁ、奴の最後のターンは何時になる!?龍華はそう思いながら自分のデッキの一番上をドローする。
光のターン、マナをアンタップして、ドローしたカードをマナゾーンに置いて、ターン終了。

山札 14枚
手札 1枚
マナ 9枚
クリーチャー 10体
要塞化されたシールド 1枚
普通のシールド 4枚
「私のターン、ドロー!」
龍華はそう言って、デッキから一番上をドローする、すると龍華が笑顔になる、よし!ナイスカードだ!龍華はそう思いながらドローしたカードを場に出す。
「私のターン、『一撃奪取(スタート・ダッシュ)アクロアイト』一体の効果でコストが1減って、手札から、『光陣の使徒ムルムル』を召喚!そして『白騎士の精霊アルドラ』を発動!『白騎士の精霊アルドラ』の効果は『このターン、自分の『ブロッカー』を持つクリーチャーをバトルゾーンに出した後でしか、このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃出来ない』!更に『白騎士の精霊アルドラ』のパワーは15500!『ムルムル』の効果で、パワーが+3000される!そう、『白騎士の精霊アルドラ』はブロッカーなのよ!なので、『白騎士の精霊アルドラ』は『ムルムル』の効果を受けるわ!『ムルムル』のパワー+3000に15500を足すと……!合計18500よ!どう!?ワンパン18500のクリーチャーが貴方のシールドをブレイクする!更に『白騎士の精霊アルドラ』は『T(トリプル)・ブレイカー』!防いでも貴方のブロッカーの破壊は免れないわ!そして手札から呪文『レーザー・ウイング』を発動!『レーザー・ウイング』の効果は『バトルゾーンにある自分のクリーチャーを2体迄選ぶ、このターン、そのクリーチャーはブロックされない』!私が選ぶのは『白騎士の精霊アルドラ』に『天海の精霊シリウス』!この二体は『ブロックされない』!それではバトルフェイズに行きましょうか!これで全てが終わるわ!『貴方の負け』という終わり方でね!!」
龍華はそう言ってカードを一枚タップする、そんな状況に対し光は思う、あぁ、負けるのか……そっか、どれだけ頑張って抗っても『負ける』という運命には抗えないのか……光はそう思いながら自分の『ブロッカー』のクリーチャーを一枚タップする、最後の悪足掻きに付き合ってくれよ、龍華さんよぉ!光はそう思いながら龍華を見つめる、『二体ブロックされない』のなら、『残りのクリーチャー全てはブロック出来る』と言う事!だったら『全てブロックしてやる』よ!光はそう思いながら龍華のクリーチャーを鬼気迫る顔で睨む──龍華と光、どちらが勝つかはもう明白だった──

Re: DM エクストリーム ( No.193 )
日時: 2017/06/02 22:25
名前: 彩都 (ID: Slxlk2Pz)  

「うおおおおおお!!私は『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』でシールドを攻撃ぃぃぃ!」
龍華の攻撃に対し、光は静かに言う。
「俺は……『ムルムル』でブロック!更に『無敵城 シルヴァー・グローリー』の効果で『ムルムル』は無敵状態!なので『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』を破壊!」
これで呪文は使える!光はそう思いながら『偽りの王(コードキング) ナンバーナイン』が破壊出来た事に内心喜ぶ、そして龍華は次のクリーチャーの攻撃を放つ。
「甘い!『たかが一枚ブロック出来ただけで私の残りのクリーチャーはまだ残っている』わ!行けぇ!『白騎士の精霊アルドラ』の攻撃!『T(トリプル)・ブレイク』を!その身に受けなさい!」
龍華はそう言って『白騎士の精霊アルドラ』をタップして、『無敵城 シルヴァー・グローリー』以外の要塞化されていないシールドを攻撃する、けっ!遂に破られたか!と思った瞬間だった、シールドの破片が光に突き刺さり、光は悲鳴を上げる。
「ああああああああああ!?」
光の悲鳴を聞いて、龍華は大声で笑う。
「アハハハハハハ!お前は気付かなったのか!?此処は『クリーチャー・ワールド!『クリーチャーの攻撃がそのままダメージになる』事を!」
龍華の発言を聞いて、光は肩を抑える、まさかダメージを受けるとは考えていなかった……光はそう思いながら、痛みを我慢して、シールドを確認する──
「一枚目チェック……なし、二枚目、なし……三枚目……なし……!」
光はそう言って、『シールド・トリガー』が無い事に悔しがる、一発逆転出来ねぇ!光はそう思いながら片手を台に置いて、その場で膝を折る──残り二枚、そして相手はまだまだシールドをブレイク出来る、更に『ブロックされない』クリーチャーもいるので、『無敵城 シルヴァー・グローリー』は絶対破壊される……この『残り二枚のシールドの内、一枚でも『シールド・トリガー』が入っていないと俺の負けが確定してしまう』ぞ……!
光はそう思いながら静かに息を吸って、相手を見つめる、だけど、此処で俺は『シールド・トリガー』を引いてやる!大逆転?いいや、大大逆転だ!光はそう思いながら起き上がる──
光 手札 1枚→4枚
シールド 五枚→二枚
要塞化されたシールド 1枚
普通のシールド 1枚
「ふむ、ダメージを受けて迄もまだ立ち上がるか……これが決闘者の鑑だな──だが、その決闘者の鑑もこのターンで崩れ去る!行け!最後のシールド攻撃だ!『白騎士の精霊アルドラ』!奴のシールドを全て焼き払え!」
龍華は『白騎士の精霊アルドラ』をタップして、光のシールドを攻撃する──『白騎士の精霊アルドラ』の攻撃は呪文の効果によりブロック出来ない、そう、最後のシールドブレイクだ……そしてこのブレイクにより『無敵城 シルヴァー・グローリー』の効果も消え、光の『バトルに絶対勝利する』カード効果は消える──そして龍華の『白騎士の精霊アルドラ』は光の最後の二枚のシールドを綺麗に焼き払う──その時光の肉体に多大なるダメージが走る──光は雄叫びを挙げながら『白騎士の精霊アルドラ』の攻撃を受けた──
その時、水姫は光と龍華のデュエルを見て、驚愕していた。
「何ですって!?『白騎士の精霊アルドラ』のパワーが18500!?何て言う高パワー……このままじゃあ光君は負けてしまいますわ!」
「負けねぇよ、仮に『Nの痣』の所有者だろう?だから勝てるさ」
水姫の発言を聞いてアシュラが返答する、そしてアシュラが自分のデッキを出して水姫に言う。
「アイツ等……あんなに熱いデュエルをするから、私も体が火照ってきたよ、えーと、確か釘宮水姫、だったな……私とデュエルしないか?光と龍華のデュエルを見て、私も体が熱くなってきた、お前も二人のデュエルを見て、少しは体が熱くなってんじゃないの?」
ドキリ、と水姫は思う、確かに少しだけだが二人のデュエルを見て、体が熱くなっているのは事実……だけど、よく気付いたな……と、水姫はそう思いながら静かに言い返す。
「……良いですよ、勿論龍華さんとやらみたいに本気で戦ってくれるんですよね?私だって本気で行きますし?」
「ハッ!ガキが黙ってりゃあ……生憎私は『本気を出したくない』んだ、本気を出すときは一勝程度のデュエリストしかせんよ……だって『本気を出したらお前は負ける』からな……ククク」
「……負ける?それはアシュラさんの方じゃないんですかぁ?あぁ、あれかぁ、『私に負ける事が屈辱になるから言い訳を先に発言しておかないと』という気持ちですかぁ?大丈夫ですよぉ?私だって日本大会常連、貴方に負ける様なデュエルは持ち合わせておりませんわ」
「くっ……言うねぇ、これだからデュエルは止められないんだよなぁ……良いぜ、本気を出してやる、負けて吠え面するなよ?私は元『世界の破壊者』なんだぞ?並のデュエリストじゃあ私には勝てないぜ?」
アシュラはそう言って、指鳴らしをする、すると空中からデュエル台が現れ、龍華と光の隣に置き、デッキをシャッフル、次にシールド展開、デッキから上五枚を手札にし、デュエルの準備が出来る、水姫もデッキをシャッフルし、シールド展開、次にデッキから上五枚を手札にし、何時でもデュエルが出来る準備が出来る。
そして水姫とアシュラは大声を出して、宣言する。
「「デュエルスタート!!」」
二人はそう言って、デュエルを開始する──水姫とアシュラ、どちらが勝つかは誰にも分からない──


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