二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- DM エクストリーム
- 日時: 2015/10/03 05:53
- 名前: 彩都 (ID: ???)
初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。
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- Re: DM エクストリーム ( No.269 )
- 日時: 2018/02/02 22:21
- 名前: 彩都 (ID: ???)
「俺のターン、光のマナをアンタップして、ドロー!」
光はそう発言し、デッキから勢い良く、カードをドローする、そしてドローしたカードを確認、すると光は口の端を歪ませる。
「ふむ……お前か、それなら勝機も見えてきた!俺はマナチャージせず、『一撃奪取(スタートダッシュ) アクロアイト』二体の効果でコストが2減り、『シンパシー』効果でコストが4減り、1マナで召喚!現れよ!『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』!そして『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』の『シンパシー』効果は『光のコスト3以下のクリーチャー』だ!そして俺の場には『光陣の使徒ムルムル』、『一撃奪取(スタートダッシュ) アクロアイト』二体、『時空の守護者ジル・ワーカ』の四体が居る!更に!『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』の効果はそれだけじゃない!」
光がそう言うと、水姫は大層驚いていた。
「な、何ですって!?」
「フフフ……『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』の効果、それは!『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の光のコスト3以下のクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい』!俺の場には『光陣の使徒ムルムル』、『一撃奪取(スタートダッシュ) アクロアイト』二体、『時空の守護者ジル・ワーカ』の四体が居る!なので、最大四枚ドローだぁぁぁ!!」
光 山札 21枚→17枚 手札 0枚→4枚
「なっ……!?いきなりドローですって!?」
驚く水姫に対し、光が続けて言う。
「フッフッフッ……まだだぜ?『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』の効果はそれだけじゃない!『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』は『ブロッカー』持ちなんだ!だから『光陣の使徒ムルムル』の効果を受ける!『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』はパワー7000なので、『ムルムル』の効果を受けて、合計パワー10000だ!どうだ!このクリーチャーには勝てないぜ!」
「くっ……これは敗色濃厚ですわね……」
水姫はそう言って、冷や汗を流す、そして光に言う。
「そ、それで?何時になったらターン終了を宣言するんです?」
「はぁ?いや、俺のターンはまだ続いているぜ!今さっき『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』の効果でドローしたカードの中に……『もう一枚『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』があった』んだよー!なので、『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』を召喚する為に手札から『預言者クルト』二体を召喚!そしてもう一度、更に『シンパシー』効果でコストが6減り、1マナで召喚!再度現れよ!『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』!そして!『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の光のコスト3以下のクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい』効果をもう一度使用!再度四枚ドロー!」
光 山札 17枚 →13枚 手札 1枚→5枚
「なっ……『一ターンで八枚もドロー』ですって!?』ドローは水文明の十八番というのに……!ってか、水文明でもそんなにドローしませんよ!?どれだけ光君はドローするって言うのですか……!?恐ろし過ぎます……!」
そう言う水姫に対し、光はまだニヤニヤと笑う。
「フーッフッフッフッ!!おいおい?まぁだ、俺のターンは終了していないんだぜ?」
「ま、まさか……!?」
「そう!そのまさかさ!二枚目の『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』の効果でドローしたカードの中に……『もう一枚『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』があった』んぜ!これで三体目の『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』が現れるぜ!」
光はその場で大喜びでジャンプする、と、とんでもない運の持ち主ですね……流石『Nの痣』の所有者……!水姫はそう思いながら、冷や汗を掻く。
「それではまたまた、更に『シンパシー』効果でコストが6減り、1マナで召喚!またまた現れよ!『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』!そして!『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の光のコスト3以下のクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい』効果をまたまた使用!またまた四枚ドロー!!」
光 山札 13枚→9枚 手札 5枚→9枚
「うわぁ……!これ、私勝てるんですかぁ……?」
水姫はそう言って、光を見つめる、すると光は首を傾げて発言する。
「さぁなぁ……?そしておれはターン終了だぜ!」
光はそう言って、ターン終了を宣言する、光のターン、マナをアンタップし、『Nの痣』でデッキからドローする、そしてドローしたのは『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』だった、『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』の『シンパシー』効果を使用し、1マナで召喚する、そして『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』の効果でデッキから四枚ドローする、その中に『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』がもう一枚存在しており、召喚する為に『預言者クルト』を二体召喚し、続けて『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』を召喚、再度『シンパシー』効果を使用し、コストを減らす、そして再度デッキからカードを四枚ドローする、またまたその中に『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』が存在しており、またまた『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』を召喚、そしてまたまた『シンパシー』効果を使用し、コストを減らして、またまたデッキからカードをドローし、ターン終了。
光
山札 9枚
手札 9枚
マナ 6枚
クリーチャー 10体
シールド 5枚
いきなりデッキから12枚、そしてクリーチャーが5体も増えた……こんな破茶滅茶、流石『Nの痣』と言った所でしょうか……水姫はそう思いながら冷や汗を流す──次で九ターン目、水姫は光の場を破壊する事が出来るだろうか……?それはドロー次第だ──
- Re: DM エクストリーム ( No.270 )
- 日時: 2018/02/06 22:09
- 名前: 彩都 (ID: ???)
九ターン目──
「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
水姫はそう言って、デッキからカードをドローする、そして手札に来たのは『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』だった。
もしも出してしまえば三体目の召喚になってしまう……でも、これ以外にパワーが高いクリーチャーは存在しない……水姫ははぁ、と溜息を吐いて、『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚する事にする。
「私のターン、『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』の効果でコストを3減らして、4マナで『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚!三体目の『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』です!これで最大六回ブロック出来ます!」
「……それがどうした?それでも俺の方がパワーは高いぜ?」
光がそう言うと、くっ……と水姫は発言する、そして水姫は溜息を吐いて、ターンを終了した。
水姫のターン、マナをアンタップしてドロー、マナチャージはせず、ドローしたカードを確認、ドローしたカードは『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』だった、水姫は仕方なく、『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚する事を考える、そして『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 13枚
手札 2枚
マナ 9枚
クリーチャー 7体
シールド 5枚
「……ふむ、もう俺のターンか、よし、このターンの中で終わらせるぜ!」
光の発言を聞いて、『そんな事、出来るのかぁ?』と思う水姫、そして光のターンが始まる。
「俺のターン、マナをアンタップして、ドロー!……おっ、こりゃ良いカードが来たな!俺はマナチャージせず、手札から3マナ支払い、呪文『クイック・スパーク』を発動!効果により、『バトルゾーンにある相手の、コスト6以下のクリーチャーを全てタップする』ぜ!」
「なっ!?」
光の発言により、水姫の『アクア・ガード』、『一撃奪取(スタートダッシュ) マイパッド』三体はタップされ、タップされていないのは『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』だけだった。
「フッフッフッ……まだ、まだマナは残っているぜ?」
「な、何をするつもりなの……?」
光の不敵な発言を聞き、水姫が光に言う、すると光は一枚のカードを見せる。
「んー?これだぜ?俺は3マナもう一度支払い、手札から呪文『ダイヤモンド・ソード』を発動!効果は『このターン、自分のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃する事が出来ない効果は全て無効になる』!なので、俺のクリーチャーは『全て攻撃する事が可能』となる!」
「なっ……!!」
光の発言を受けて、『あぁ、こりゃ勝てないわ』と思う、そして光が言う。
「それじゃあ……バトルフェイズ!俺は『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』でシールドを『W(ダブル)・ブレイク』!」
「くっ……ブロックしないわ!そしてシールドチェック、一枚目……なし、二枚目……なし……」
水姫 シールド 5枚→3枚 手札 2枚→4枚
「ふむ、一回目は通ったな、それでは二回目の攻撃!『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』で『W(ダブル)・ブレイク』!」
「……ブロックしない……」
水姫は一気にシールドを四枚も割られてしまう、此処で『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でブロックすれば良いが、パワー負けして、破壊されてしまうので、ブロックは出来なかった。
「し、シールドチェック……一枚目、なし……二枚目……なし……」
水姫 シールド 3枚→1枚 手札 4枚→6枚
「そうか、それじゃあ、三回目の攻撃、『共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス』で『W(ダブル)・ブレイク』!」
そして水姫のシールドが全て割られる、そして最後のシールドチェック。
「し、シールドチェック……!」
此処でトリガーが出れば、何か変わるかもしれない、『クロック』、そうだ、『クロック』だ!此処で『クロック』が出たら、少しでも勝機が現れるかもしれない!水姫はそう思いながら、静かにシールドのカードに手を触れて、深呼吸する。
此処で落ち着いて引けば『クロック』が出る、此処で落ち着いて引けば『クロック』が出る……!水姫はそう思いながらシールドを確認する──
「私の最後のシールドよ、私に応えて!シールドチェック!!……!」
水姫はそう言って、最後の五枚目のシールドを確認する、するとシールドは『シールド・トリガー』……ではなかった。
「くっ……くっそ……!何もないです……」
水姫 シールド 1枚→0枚 手札 6枚→7枚
水姫はそう言って、頭を垂れる、そして光が言う。
「それじゃあ、『時空の守護者ジル・ワーカ』でトドメ!」
「それは一体目の『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でブロックします!」
「ふむ、では『時空の守護者ジル・ワーカ』の効果で残り二体の『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を一体ずつタップ」
「ですが、効果によりもう一度アンタップ……」
「だが、もう遅い……!『預言者クルト』でトドメ!」
「まだです!一体目の『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でブロック!」
「……二体目の『預言者クルト』でトドメ!」
「二体目の『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でブロックです!」
「……『一撃奪取(スタートダッシュ) アクロアイト』でトドメ!」
「さ、三体目の『蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』でブロック!」
そして水姫がブロック出来るクリーチャーは一人も居ない、だが光には、数体の攻撃出来るクリーチャーが残っていた。
「……それじゃあ、『光陣の使徒ムルムル』でトドメぇ!」
「…………ブロックしません…………」
水姫のその発言を受けて、光は何とか、水姫とのデュエルに勝利した──
- Re: DM エクストリーム ( No.271 )
- 日時: 2018/02/09 21:50
- 名前: 彩都 (ID: ???)
「はっはー!勝ったぜー!どうだ水姫ぃ!これで俺が勝利した!だからレンに他の文明の事を教えるのは俺だー!」
光はそう言って、親指を立てる、水姫はそんな光を見て、肩を落とす。
「うぅっ……負けてしまいました……ってか、完全に二連敗……」
水姫はそう言って、溜息を吐く、するとアシュラが手を叩いて光を誉める。
「ふむ、素晴らしいデュエルだったぞ、二人共……でも、光、お前のデュエルの方が地味に素晴らしかったぞ?あのドロー連発に同じクリーチャーを三体も召喚する、という大胆な召喚方法、うむ、どれを取っても素晴らしいぞ?」
「はっはー!それは嬉しいねぇ!よし、レンよ!こっちに来い!光文明の素晴らしさ、教えてやる!」
光がそう言うとレンは、静かに二人に言う。
「いや、お前等じゃなくて、叔父さんに教えてもらうよ……一応世界救った程の実力を持つんだし、一応色々なデッキを扱えるでしょ?」
「はっ……はぁ!?なぁに言ってんだよ!それじゃあ、俺と水姫がデュエルする意味は……!」
「無かったに等しいね」
「嘘だー!」
レンの発言を受けて、光はその場で大絶叫する、そんな中、一勝達料理班は『お前等早く手伝ってくれ』と心の奥底で願っていた──
「はぁい、料理かんせぇい」
一勝がそう言って、机の真ん中に置く、真ん中に置かれたのは鍋だった。
「カレーを使っていたから、調理するのめんどくせぇし、カレー鍋にしてみた、これで少しは味のバリエーションも出来るだろう」
「うわぁ!?一人だけやべぇ!何か色々な料理に昇華してくるよ!?」
アシュラがそう言って、一勝の料理に驚愕する、コイツ、本当に人間か?デュエルも出来て、料理も出来るって……相当凄い人間じゃないか?アシュラがそう思いながら呆れていると、レンが言う。
「ふーん……カレー鍋ねぇ……在り来たりに感じる」
「お前、後で殴るわ」
「殴らないでよ叔父さん?もう少し面白い仕掛けがほしいなぁ、と思っただけだよ」
「コイツ……!なぁに、料理評論家みたいな事を言ってんだ!俺は普通の人間だっつーの!創意工夫なんて出来やしねぇ!」
一勝がレンに怒鳴ると、アシュラが驚いていた。
「えっ!?普通の人間なの!?」
「…………」
「料理も出来て、デュエルも出来る……完全に万能じゃないか!」
「……ん?もしかしてアシュラ、お前料理出来ないの?」
一勝が口に手を当てて、小さく笑うと、アシュラは顔を赤らめながら発言する。
「そ、そりゃそうだろ……?私は『普通』じゃないからな、そもそもとして料理は出来ない!」
「それなのにお前、今日の料理を作ろうと思ったの!?バカなの!?至極バカだぞお前!すっげぇ、バカだぞお前!」
アシュラの発言に一勝は大量に罵倒する、そして静かに一勝は溜息を吐く。
「……はぁ、世界の破壊者がこんなバカだったとは……すっげぇ、驚き……こんな奴と世界を救おうとした俺……アホだなぁ」
一勝はそう言って、頭を垂れる、すると一勝のカレー鍋を装った水姫が言う。
「……ん、これ……とてもおいしいカレー鍋ですね!スパイスも利いていて……とても素晴らしいです!」
「おっ?そう思うか水姫君?だよなぁ、そうだよなぁ、もう俺の味方は水姫君以外いないのかもしれない……」
一勝はそう言って、水姫の頭を撫で続ける、そして頭を撫で続ける一勝を見て、レンが言う。
「……叔父さん、すっげぇ、ロリコンに見えるな」
「……おい止めろレン、俺もそう見えてくるから……」
「あ、あぁ……確かに……一勝、お前、ロリコンみたいだな」
「…………」
レン、光、アシュラの発言を受けて、撫でる手を止め、無言状態になる一勝、そして『アハハ……』と笑う水姫がツッコミを入れる。
「そう言っても私、中学生なんだけどなぁ──13歳以下の女の子が好きな人を『ロリータ・コンプレックス』、通称ロリコン、というのですが……私、13歳以上です──だから頭を撫でても、一勝さんはロリコンではないのですが……?」
「だ、だよなぁ!セーフセーフ!」
水姫の説明を受けて、安堵する一勝に対し、アシュラがツッコミを入れる。
「いや、流石に未成年の頭を撫でるのは親子や親戚以外ではダメだろう、何か色々と危ない気がする」
「んな訳ねぇだろって、別段俺は未成年に興奮するような人間じゃねぇって」
そう言う一勝に対し、レンが言う。
「本当にそうなのかなぁ……?少々不安な気がする」
「おい、お前が言うと、家族のリークとして思われるだろうが!?」
レンの発言にツッコミを入れる一勝、そしてアシュラが言う。
「一勝、もう白状してもいいんだぞー?」
「何を白状させる気だ、何を!?」
「ロリコンだとか、その他諸々」
「ねぇよ!そんな性癖ねぇよ!」
アシュラの発言に対し、一勝はツッコミを入れる、そして一勝は自身が作ったカレー鍋を指差し、叫ぶ。
「ってか、そんな談笑はいいから、俺のカレー鍋を食えっての!」
「あーはいはい、分かりました」
「それでは頂きます」
「あー、一勝をイジるのは面白かったぁ」
レン、光、アシュラが言う中、一勝が拳を作って言う。
「アシュラ、連勝、お前、後で覚えておけよ……?」
一勝がそう言った後、一勝も腹が減ったので、カレー鍋を食べる事にする──うーん、美味いなぁ、自分の作った料理に舌鼓しながら、一勝達八人はカレー鍋を食べる──
- Re: DM エクストリーム ( No.272 )
- 日時: 2018/02/13 21:56
- 名前: 彩都 (ID: ???)
「……ふむ、中々に辛くて美味しいな」
アシュラはそう言って、カレーに舌鼓する、すると水姫が言う。
「ねぇ、そうですよねぇ!これはとても素晴らしい才能です!もう一勝さん料理屋とかしたらどうですぅ!?」
そう言う水姫に対し、一勝と連勝は手を止めて発言する。
「…………」
「……水姫君、そ、その話なんだが……」
「な、何ですか?」
「じ、実は俺、料理屋でバイトしているんだ、だから一応料理は上手いんだよ……」
「えっ!?そうなんですか!?それはとんだ発言を……!」
「いや、いいんだよ、どうせ知らなかっただろう?元世界最強のデュエリストがこんな料理屋でバイトしてるって……何か落ちぶれているよな?」
「いや、確かに落ちぶれてはいるかもしれませんが、料理の腕は確かなものだと思いますよ?」
急に光が言う、『ま、まぁ、確かにな……』と返答する一勝は止めた手を動かす。
「さぁ、皆、急いで料理を食べてくれ、食べたら『マナ』を回収するからな?」
「OK!じゃあ目一杯食うぜ!」
そう言ってレンがお椀に大量に盛って食べ始めるが、カレー鍋が熱いので口の中を火傷する。
「あっつぅ!?」
「あぁ、もう……」
結花がそう言って、レンに呆れる、するとレンの行動に他の六人が笑う──そして八人は一勝が作ったカレー鍋を楽しんだ──
「ふぅ……食った食った……」
レンはそう言って、膨らんだお腹を叩く、すると一勝が言う。
「さぁ、動いて、さっさと『マナ』を集めようぜ?ほら、連勝も起き上がれっての」
一勝はレンを叩いて立ち上がらせる、レンは渋々立ち上がって、その場でげっぷをし、欠伸をする。
「ふあぁ……ふむ、よし、動ける準備をしたぜ!」
「まぁ、お前が動けても俺と水姫君、光君はお皿洗いだけどな」
「巫山戯んな!?じゃあ俺を立ち上がらせるなよ!もっと自由にさせろよ!」
「アハハ……いやぁお前完全にだらけていたからな?一応気を引き締めさせようと、な?」
「酷い!非人道だぜ!叔父さん!やっぱり叔父さんは鬼だったんだな!」
そう言うレンに対し、一勝はレンの頭に拳骨を放つ。
「あぁ!?うっせぇなぁ?お前よりかは色々と頑張ってるわい!」
「そ、そりゃそうかもしれねぇけれどさ!?」
「……はぁ、まぁ、鍋を洗えば終わるし、気長に待ってろ」
「待てねぇよ!一刻も早く『マナ』を集めたいってーの!」
そう叫ぶレンに対し、一勝は少し冷や汗を流す、何つー我侭な……っていうか、元はと言えばお前の提案なんだけれど……?一勝はそう思いながら溜息を吐いた。
「はいはい、呑気に待ってろっての」
一勝はそう言ってレンの前から立ち去って、三人で皿洗いをする、うーん、暇だなぁ……レンはそう思いながら、その場で溜息を吐いて、椅子に座る、するとレンの前にアシュラが座りこんだ。
「よぉ」
「よぉ」
「どうだ?デュエルの調子は?『マナ』の調子は?」
「デュエルの調子……そんなの分からねぇよ、デュエルは基本的に『欲しいカードが引けるのが早い方が勝つ』からな、言わば運次第だ、それよりか『マナ』なんか俺の体に溜まってねぇっての、だって『マナ』がある場所に向かっていないからな」
「……ん?」
レンの発言を受けて、アシュラが変な声を出した、そしてアシュラはレンに向かって小声で言う。
「お、お前、今さっき何て言ったんだ??」
「えっ?いや、だからデュエルの調子……」
「違う!『マナ』の部分だよ!」
大声を荒げるアシュラに驚くレンは静かにアシュラに返答する。
「あ、あぁ……そっちか、『それよりか『マナ』なんか俺の体に溜まってねぇっての、だって『マナ』がある場所に向かっていないからな』……だっけ?」
「…………」
アシュラはレンの発言を受けて無言状態を続ける、そして『とある事』を思い出し、『まさか……』と発言する。
「な、なぁ、連勝よ」
「な、何なんだよ……?」
首を傾げるレンに対し、アシュラが言う。
「今から『大量に『マナ』がある場所』に向かわないか?」
「えっ!?良いの!?じゃあ行こう行こう!おら、早く行くぞぉ!」
きゃっきゃ、きゃっきゃするレンに対し、アシュラは立ち上がって、背面の一勝を見て、移動し、発言する。
「なぁ、一勝よ」
「何だよアシュラ?」
「少しだけ、少しだけ連勝を借りるぞ?少し『試したい事』が出来たからな」
「あぁっ?少し『試したい事』ぉ?一体何なんだよ?」
「それは後程伝える、それじゃあ今から向かう」
そう言って、アシュラは一勝から離れる、一勝は振り向いてアシュラに叫ぶ。
「てめぇ!?一体連勝に何をする気だ!?良いから答えろ!」
「……今はまだ答えられない、とりあえずその場所に向かってみないと私にも分からないからな」
「は、はぁ……?お前は何を言っているんだ?お前は連勝に何の意味を持ってその行動を?」
「…………」
一勝の発言を無言で返答し、アシュラが言う。
「良かったな連勝よ、一勝から『行ってきても良い』と報告が来た」
「やったぜ!」
「ちょっ、おい……まだ俺は許可していないんだが……?」
「それじゃあ、ちょっと遊んでくる」
アシュラはそう言って、レンを肩車し、何処かへと走り去った──アシュラ……お前は連勝に何をする気なんだ……?一勝はそう考え、結花にアシュラのストーカーをするよう、願い、結花はそれを了承、結花は光のクリーチャーを召喚し、アシュラをストーカーする──
- Re: DM エクストリーム ( No.273 )
- 日時: 2018/02/16 22:32
- 名前: 彩都 (ID: ???)
結花は種族シノビの『光牙忍ハヤブサマル』を召喚し、背負ってもらいながら肩車で移動するアシュラを追いかける、シノビなので、音を立てずに移動する事が出来、ストーカーをするのにはもってこいの種族だった。
「……ふむ、一体何が目的なのかしら……?まぁ、どうせアシュラの事、私みたいにショタを襲わないから、まだセーフか」
結花の発言に『光牙忍ハヤブサマル』は呆れながら肩車をしているアシュラを追いかける──アシュラが向かっている場所は火山がある場所だった──
「ふぅ、辿り着いたぞ連勝よ」
「おぉー!こりゃすげぇ火山だなぁ!」
「だろう?そこでお前に見てもらいたい物があるんだ」
「俺に見てもらいたい物ぉ?一体何なんだよ?」
レンの発言に対し、アシュラがとある場所を指差す、アシュラや一勝には見えるが、一般人の目では見えない物だった。
「あの場所が……どうかしたのかよ?」
首を傾げながら発言するレンに対し、『まだ早かったか……?』と判断するアシュラ、『仕方無い』と発言して、レンを掴んで、その場所の近くに寄った。
「ほら、これで『見える』か?」
「……ん?何だ……?『赤い煙』みたいな物が地面から見えるぞ……?何だこれ……?」
レンがそう発言して、『何だ、遠過ぎて見えていなかっただけか』とアシュラは判断し、頬を掻く。
「連勝よ、その『赤い煙』みたいなモノの正体、知りたいか?」
「あ、あぁ……そりゃ知りたいぜ……何だか毒ガスっぽい?」
「んな訳無いだろ!これが全ての源!これが『マナ』だ!」
「は、はぁ!?こ、これが『マナ』ぁ!?」
アシュラの発言を受けて、レンが驚いてしまう、そしてまじまじと見つめる、まさかこれが『マナ』だったとは……レンはそう思いながら呼吸しようとすると、アシュラに首根っこを掴まれてしまい、『マナ』から離れさせる。
「バカ!また濃厚な『マナ』を吸って倒れたらどうするんだ!?」
「えっ?この『赤い煙』って濃厚な『マナ』なの?知らなかったぁ……」
そう発言するレンを見て、片手で顔を押さえて説明する。
「あのなぁ、これは『地面から出ている』もんなんだよ、そりゃ『超濃厚』なんだ、こんなのを吸ったら、お前、『最悪死ぬ』かもしれないんだぞ?まだお前の肉体では『濃厚な『マナ』』でさえ倒れる原因になるかもしれないのに……」
そう説明するアシュラに『はぁん』と返答するレン、そしてレンはアシュラに言う。
「じゃあ光や水姫にもそれを教えないと!」
「あぁ、それは無理だ」
「は、はぁ!?それはどうしてだよぉ!?可笑しいだろ!?何でだよ!?『赤い煙』をアシュラが見れるなら、アシュラ、お前だって教えてやれるだろう!?」
大声で怒鳴るレンに対し、アシュラは木の棒を見つけて、地面に絵を描き始める。
「えーとなぁ、お前は『濃厚な『マナ』』を一回吸ったよな?」
「あ、あぁ……一応は」
「『それ』が原因で『赤い煙』が見えているんだよ、普通は『何日も何十日もかけて見れる』物がお前はたった少し、『濃厚な『マナ』』を吸っただけで見えるようになった、これがどれだけ異常か、分かるのか?分からないよなぁ?実際私だってお前に何の副作用があるのか分からない」
アシュラはそう言って、地面にレンの似顔絵と縦線を描いたりして、説明する。
「つまり、お前は『特殊なケース』なんだよ、色々な意味でな?」
「は、はぁ……それで?他に話は?」
「そうだな?もしもあのガキ二人に『赤い煙』を見せたきゃ『お前と一緒に『濃厚な『マナ』を吸わないといけない』、だが『マナ』に不慣れな肉体は『それ』を『毒ガス』と勘違いする、と言う事は?」
「二人は……死ぬ……?」
「正解だ、だからお前、この事を『私との隠し事』にしろ、そうでないと一勝がお前に何をするか……?」
ごくり、と唾を飲み込んで静かに頷くレン、まさか自分の肉体がそうなっていたとは……そう理解し、自身の肉体に少々恐怖する、そしてレンが続けて言う。
「じゃあ、俺みたいな肉体は、光や水姫には出来ない、と……?」
「まぁ、そう言う事だ、でも逆に良いと思うがな?『濃厚な『マナ』』が見えるって事は」
「そ、それはそうかもしれないけれど……」
「もしもお前が『他の人物をこの世界に連れて来た時、先導出来る』しさ?」
「そ、そうだよなぁ……」
アシュラの発言に安心するレン、すると『あっ』と言って、アシュラが続ける。
「一つだけ言うと、『赤い煙』ってのは『火文明の『マナ』』って証だから、光や水姫の『マナ』とは違うからな?水分明なら、『青の煙』、光文明なら『黄色の煙』、って感じにな?」
「そ、そうなんだ……初めて知ったぜ……」
「そりゃそうだろうな……さて、それじゃあ、一勝の所に戻ろうぜ?私はお前が『濃厚な『マナ』を見る事が出来る』と判断したから連れて来ただけだしな」
「えぇっ?もっと『マナ』が吸いたいぜ……」
「ハハハ!まぁ、そりゃそうだろうな、でもたまには我慢だぜ」
「…………」
レンは口を尖らせて、アシュラに肩車される──そして二人は一勝達の所へと移動する──そんな中、結花は『光牙忍ハヤブサマル』の隠れ身の術で隠れながら、アシュラとレンの会話の中で、レンの『『マナ』が見える』事を聞いて、知ってしまう──
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