二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- DM エクストリーム
- 日時: 2015/10/03 05:53
- 名前: 彩都 (ID: ???)
初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。
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- Re: DM エクストリーム ( No.219 )
- 日時: 2017/08/11 21:33
- 名前: 彩都 (ID: 4xvA3DEa)
「なぁ、一勝さんに水姫」
光はそう言って、乱れた着衣を直して、二人に問う、すると一勝が頷く。
「ん?何だ?」
「俺って、まぁた結花さんに襲われたの?」
「そうです」
一勝の次に光が本題を言うと、水姫が静かに返答する。
「あぁ、やっぱり……俺は襲われる体質なのか、お姉さん達に……と言っても、襲うのは結花さんだけなんだけれど」
光はそう言って、その場で肩を落とす、全く苦労しかしないな、俺って……光はお爺さんとアシュラを見て、不思議がる。
「何かお爺さんが騒いでいた様だけど……何が原因?」
光の発言を受け、水姫が簡単に説明する。
「原因は光君が倒れた事にありますよ、何だか、『マナ』を吸収した際に気絶したらしいじゃないですか?それで『毒ガスを吸わせた!』とか何とか言って、お爺さんが勘違いした、というのが二次災害、そしてアシュラが帰ってきて、お爺さんがアシュラに詰め寄る、ですが、アシュラはそもそも三人共『濃厚な『マナ』に慣れている』と思っていたらしくて、だから濃厚な『マナ』の場所を選んだ訳で……それを伝えていないアシュラ、一勝さんも地味に悪かったりします」
「何で俺が入っているのだろう?」
水姫の説明を受け、一勝が横槍を入れる、その横槍に対し、水姫はアシュラを見つめながら一勝に言う。
「そりゃそうですよ、だって一勝さんはアシュラに『濃厚な『マナ』は三人は吸えない』と言っていないからですよ、だからアシュラは『三人は濃厚な『マナ』を吸える』、と勘違いしたんですから」
「あっ、そう言う事ね、それなら確かに俺も悪い気がする……でも、その前に『濃厚な『マナ』を吸える吸えない』事を聞いていないアシュラの方が一番悪い気がする」
「えぇ、極論言ってしまえば、一番悪いのはアシュラです」
一勝の反論に対し、水姫は強く頷く、そして光が言う。
「あー、成程ね、そう言う事だったのか……じゃあ俺が気絶さえしなきゃ良かったんだな……」
「それとこれとは別な可能性が……何故なら『濃厚な『マナ』を吸って、気絶していなくても、体に悪影響が起きる筈』です、だから、その場で体調を崩していれば、お爺さんは怒ります、なので結局アシュラが悪い事には別段問題ないし、結局アシュラが悪いのには変わりが無い」
「何と言うアシュラの風評被害」
水姫の言い方に光は少し引いてしまう、次に光は言う。
「それにしても俺は気絶していたのか……成程」
「えぇ、生憎私も気絶しそうでした」
「えーと、連勝君?でしたっけ?彼も結局気絶していますしねぇ」
「そうだよなぁ……えっ?」
「確かに連勝君も気絶していましたね……って、え?」
「な、何でアンタが……?」
光、水姫、一勝の会話の中に龍華が参戦する、そして龍華が自己紹介する。
「あぁ、そういえば、名前を言っていませんでしたね、私の名前は龍華(りゅうか)、と呼んで下さい、性別は女性、スリーサイズは上から……」
「それは要らん、で、何でアンタも会話に乱入してきた?」
龍華の自己紹介を止めて、一勝が不思議そうな表情で龍華に言う、すると龍華は淡々と説明する
「私は人間です、『暇』を感じる生物です、だから、暇を潰しに三人の仲に入ろうと、そして仲良くなろうと……」
「出来ねぇよ、仲良くしても、それは表面上だけ、お前等は昔俺達を、いや、世界を滅ぼそうとした存在だ、何れ裏切るかもしれない」
ぐっ、流石アシュラ様を倒したデュエリスト……洞察力が鋭い、龍華はそう思いながら一勝に言い返す。
「さぁ?それを私は知らないから、断言は出来ませんけれど……『アシュラ様は流石に改心している』と思われますよ?」
龍華がそう言うと、一勝は龍華に対し、強く言う。
「『もしもそうなら、お前等が『アシュラの封印を解いた』のは何でなんだ』よ?可笑しくないか?アシュラを呼ぶって事は、この世を壊そうだとか、世界を侵略するとか、巨大な事をする為に封印を解く、ってのが普通だろうなぁ……でも、『改心している』ってのは何か可笑しくないか?ぜってぇ、裏があるな」
す、凄い計算力だ……龍華が返答する言葉に詰まっていると、一勝が言う。
「まぁ、仮に『世界をもう一度壊す為に封印を解いた』ってなら、もう一度俺達が封印する迄だ、俺は大人になって、少しはデュエリストとしての腕は落ちたが、まだ世界戦に通用するぜ?」
そう言う一勝に対し、龍華は言葉が浮かび上がり、何とか喋り始める。
「そ、そうですか……でも、少しは改心したって信じて下さい!私から御願いします!もう一度アシュラ様を信じて下さい!」
「…………」
頭を下げて龍華は言う、そして一勝は溜息をその場で吐いて、龍華に言う。
「はぁ……わぁったよ、もう一度アシュラの事を信じれば良いんだろう?でも、もし世界を破壊しようだとか、世界を侵略しようって気なら……何度でも、木っ端微塵に潰す、覚えておけ、えーとえーと……」
「りゅ、龍華です……」
「あっ、そうそう、龍華だ、何度でも木っ端微塵に潰す、覚えておけ龍華よ」
「二度目の宣言痛いです」
「…………」
一勝は同じ事を二回良い、水姫にツッコミを貰う、そして頭を下げた後、龍華は頭を上げ、一勝に感謝する、ほっ、これでアシュラ様も安心だ……龍華はそう思いながら一勝、水姫、光の前から立ち去る──
- Re: DM エクストリーム ( No.220 )
- 日時: 2017/08/15 21:31
- 名前: 彩都 (ID: 6kBwDVDs)
「はぁはぁ……」
暗い洞窟の中、一人で結花は息を切らして、膝をついていた。
あ、危ない……結花はそう思いながら、息を整えようとする、すると背後にアシュラが現れる。
「……急にどうしたんだ?」
「ん?あぁ、たまに起きる『発作』みたいなモノ」
「ほぅん……『発作』、ねぇ……?」
アシュラはそう呟いて、結花に言う。
「あぁ、そうだ、今から昼飯を作る、だから手伝ってくれないか?」
「あぁ?昼飯ぃ?何で急に……?まぁ、いいけれど」
「何でって……私は貴様等の『仲間』だからだ」
「……何だろう、その発言は嘘っぽく感じるなぁ?」
「そう聞こえただけだろう……?」
危うくバレたかと思ったじゃないか、アシュラはそう思いながら結花の居る洞窟を先に出る──全く、小言がバレたかと思った、結花はそう思いながらその場で深い深い溜息を吐く。
はぁ、まさか『願望』が出るとは……!結花はそう思いながら周りを確認する、だ、誰にも聞かれていないよな?そう思いながら言葉を呟く。
「あーあ、本当、奴隷みたいな扱いされたいわぁ……」
結花はそう呟いて、その場から立ち上がる、そして昼飯を作る為に洞窟を出る──
「本当に焦ったなぁ」
お爺さんは一人でそう呟いて、空を見上げる。
「まさか、濃厚な『マナ』の吸収により気絶する、とは……初めての経験だったから分からなかったのか……正に経験不足、説明不足ってか……」
お爺さんはその場で溜息を吐いて、遠くに居る一勝、水姫、光、レン、アシュラ、龍華を見つめる。
「自分もあんな時代があったのか……時間とは残酷だな、本当……」
お爺さんはその場で寝転がって、目を閉じる、そして今迄の過去の事を思い出す、とてもとても楽しい過去だ、だけれど、今では『叶える事の出来ない悲しい悲しい過去』に変わってしまった。
それもその筈、『お爺さんと関わっていた存在は全て死んだ』からだ──お爺さんは起き上がって、腹部を擦る、そう言えば昼飯を食べていなかったな……お爺さんはそう考えて、一勝達の所へと向かう──
「おぅぃ、昼飯はぁ?」
お爺さんがそう言うと、机の前に座っているレンが返答する。
「ん?昼飯か?昼飯ならアシュラが作るってよ」
「……あ、アシュラがぁ?」
「うん、何だか肉料理を作るんだとよ」
「…………肉料理?」
レンの発言を受けて、お爺さんは不思議がる、どうやって肉料理なんか提供するのか?逆に考えて、一勝達がお肉を用意していたっけ……?いや、していなかった筈、というより、カレーで肉は使い切った筈なんだが……お爺さんがそう考えていると、ある一つの不安要素しかない回答が出来た。
それは『クリーチャー・ワールドのクリーチャーの肉』、という回答だ。
流石に『デュエマのクリーチャーの肉を使用して、作る料理を『肉料理』と言い張る』のか……?お爺さんはそう考えて、頭を悩ます、すると血だらけのアシュラが目の前に現れる。
「おっす」
「お、おっす……」
アシュラの挨拶に返答して、アシュラの背後にある、皮が剥がれた血だらけの動物を見つける。
「な、なぁ、その血だらけの肉塊は……?」
お爺さんがアシュラにそう言うと、アシュラは笑顔で答える。
「ん?これか?これは鹿肉だ、流石に『クリーチャー・ワールド』のクリーチャーの肉を食わせる馬鹿が何処に居るってんだ」
「あ、あはは……確かにそうだよな」
何だ、自分の回答とは食い違っていて、何とか安心した、お爺さんはそう思いながら、ホッと、胸を撫で下ろした。
そしてアシュラが厨房に立って、包丁で皮を剥がされ、血だらけの鹿の肉塊を捌いていく。
いともあっさりと、鹿を捌いて、驚くお爺さん。
「す、凄いな……料理経験は?」
「無い」
「えっ?」
「いや、だから、今日始めて包丁を持ち、今日初めて包丁で物を捌いたんだよ」
アシュラの発言を受け、お爺さんはその場で引いて驚愕する。
「は、はぁ?お前何?包丁を始めて持った、って言いてぇのかぁ?」
「そうだよ、何度言わせたら気が済む?」
「…………」
お爺さんはその場で立ち尽くし、無言になる──何なんだよコイツ!?その前に料理経験皆無の奴を厨房に立たせるな、料理を作らせるな、調味料さえ渡すなよ!お爺さんは心の奥底でツッコんで、その場で溜息を吐く。
……何だか昼飯に期待した自分が馬鹿だった、そう考えて、その場を離れる。
たまには昼食を抜いても良いよな、お爺さんは綺麗な青空を見ながらもう一度深い深い溜息を吐いた──
「はぁ、何で俺はこんなに襲われるんだ……?」
レンと向かい合いながら光がそう発言する、レンは光を見つめながら、静かに返答する。
「……た、多分、結花さんみたいな人にとっては好みだから?」
「だからだよ!何で俺みたいな存在が好みなんだよって話だ!俺は結花さんの事はあまり好きじゃないのに……」
「まぁまぁいいじゃないか、人に好かれている分だけまだマシ、と考えれば」
そう言うレンに対し、光は溜息を吐いてレンに言う。
「お前、相当ポジティブだなぁ……はぁ」
「そうか?別にポジティブじゃないと思うぜ?別段普通の解釈じゃないか?」
「……そういうもんかぁ?」
レンの発言を受け、光は不思議そうな表情でレンの言葉を受ける──光にとってレンの発言はポジティブだが、レンには自分の発言がポジティブかは分からなかった──
- Re: DM エクストリーム ( No.221 )
- 日時: 2017/08/18 21:35
- 名前: 彩都 (ID: 8.g3rq.8)
「ふむ、どうやって焼こう?レア?ミディアム?」
「そんなの適当で良いんじゃねぇ?そもそも固焼き以外食った事ないから、レアもミディアムも分からん」
「お前……固焼きで今迄肉を食ってきただと!?論外!実に論外だ!レアやミディアムは固焼きの肉より美味しいんだぞ!?」
「マジで!?そうなのか光!?」
「お、俺に聞かれても……あまり肉は食わないから──食うとしても基本的に煮込みだからなぁ──まぁ、レアやミディアムは確かに美味い、柔らかくて、美味しいぜ?」
アシュラの発言に適当に返答するレン、レンの返答に驚愕するアシュラは声を荒げて言う、アシュラの声に驚いたレンは光に聞いてみる、光は静かに回答する。
「ふぅん……柔らかい、ねぇ……それじゃあレアで良いや、俺の場合は」
「レンはレア、それじゃあ俺は普通にミディアムでも選ぼうかな?」
「両者違うな、それでこそ、料理は面白い──料理を作るのは初めてだが──」
レンと光の意見を聞いて、アシュラはフライパンの上に鹿肉を置いて、ゆっくりと焼き始める──待っている間、とても美味しい臭いがレンと光の鼻腔を擽(くすぐ)る──
「…………」
水姫は一人、静かな場所でデッキを地面に置き、腕を組んで、目を閉じて考える。
私に足りないモノとは何なのでしょう? 火文明特有の速攻性?もしくは光文明特有のブロック?もしくは自然文明特有のマナ加速?もしくは闇文明特有の相手のクリーチャー破壊?もしもこの水文明単色デッキに加えるなら……そう思っていると、背後から女性の声がする。
「え、えーと君は……何をしているんだい?」
「ひゃう!?……って、アシュラの付き人の……」
「付き人って……芸能人か!……私の名前は龍華!前にも言ったでしょう!?」
「あ、あぁ、龍華さんでしたね、忘れていました、で、何で私の背後に?」
「ん?あぁ、だって、デッキを地面に置いて、腕を組んで悩んでいるからさ、面白いじゃないか、その状況を背後から確認するなんてさぁ?」
「な、何と言う性格してんですか……」
水姫は龍華の行動に冷や汗を流しながら返答する、そして龍華が水姫に言う。
「んで、閑話休題するけれど、何をしているんだい?」
龍華は話を元に戻して、水姫に言う、水姫は静かに龍華に言う。
「……私は簡単にアシュラに負けました、私はもっと、もっと強くなりたいのです、それが日本大会常連の宿命です……!私は一勝さんの手を煩わせずにアシュラを倒して封印したいんです、だから……!連勝君や光君では心もとない、だから、三人の中で最年長である私がアシュラを倒して封印しないといけないんです!」
「……ふぅん、で、どうするの?強くなるってどうやって?」
正論、龍華に正論を叩きつけられた水姫は『くっ!』と唸って、静かに言う。
「そんなの……そんなの……ある訳無いじゃないですか、カードゲームで強くなる方法は、『強いカードを手に入れて、デッキに組み込んで、コンボを組む』、のみですから!」
「……確かにそうだね、だけれど、『何度も何度もデュエルする』と言う事も大切だ、だから、私とデュエルしないか?少しは強くなるかもよ?」
「!?」
突然の発言に水姫は驚いてその場で立ち上がってしまう。
「はっ、はぁ!?何言っているんですか貴方は!?私が貴方に勝つ事等出来る訳無いじゃないですか!」
「果たしてどうだろう?カードゲームってのは『運』要素もあるんだ、だから勝てる可能性もある」
「……確かにそれはそうですけれど……ですが、私が貴方に勝つ、という算段にはならないんじゃあ……?」
水姫がそう言うと、龍華は水姫の胸倉を掴んで言う。
「んなもん試してみないと分からないじゃないか!アンタはそうやって強くなる方法を見捨てる気か!?試して無理なら仕方無い!だけど、試してもいないのに見捨てるのは何で!?」
「……確かにそれもそうですが……私は勝利する事が難しいかもしれません、何故なら今日は一回負けているから……!」
「負けているから次は勝てる可能性があるのに!さぁ、来い!私とデュエルするぞ!」
「えっちょ!?」
龍華は水姫の腕を掴んでデュエル台の所と向かう、いきなりのデュエルに水姫はただただ困惑するばかりだ。
「さぁ、着いた、これでデュエリストたるアンタは逃げられない!さぁ、私とデュエマで勝負だ!」
「えぇっ……」
困惑する水姫は頭を垂れ、静かに深呼吸して龍華を睨む。
「そこ迄言うのなら……日本大会常連の腕でも見せますよ……!後悔しないで下さいね……!」
「そう来なくっちゃなぁ……!」
龍華はそう言って、デッキをシャッフルする、そして両者デッキをシャッフルし終え、デッキを特定の位置に置き、シールド展開、次に手札ドローをし、二人はじゃんけんをする。
勝利したのは水姫だった、なので、水姫が先攻だ。
「それでは……」
「デュエルスタート!」
「デュエルスタート!」
二人は同時に『デュエルスタート!』と宣告し、水姫VS龍華のデュエマが始まった、このデュエル、どちらが勝つか誰も分からない──
- Re: DM エクストリーム ( No.222 )
- 日時: 2017/08/22 21:52
- 名前: 彩都 (ID: k9gW7qbg)
一ターン目──
「じゃんけんに勝ったので、私が先攻を貰います!」
水姫はそう言って、手札を確認する。
成程、このカードか……水姫はそう考えて、マナゾーンにカードを一枚置く。
「私のターン、水のマナを置いて、置いた水のマナをタップ!手札から1マナで『アクア・ティーチャー』を召喚します!そしてターン終了!」
水姫はそう言って、ターンを龍華に渡す、水姫のターン、水姫は水文明のマナを置いて、すぐさまマナをタップし、『アクア・ティーチャー』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 30枚
手札 3枚
マナ 1枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
「ブロッカーを出して、攻撃を事前に防ぐ……か、中々面倒な事を……!私のターン、ドロー!」
龍華はそう呟いてデッキからカードをドローする、だが龍華は眉を顰めて、光のマナをチャージする。
「私は光のマナをチャージして、ターン終了」
!?何も召喚しないだと!?まさか手札が悪かったのか……?龍華の行動に水姫は驚いてしまう。
まぁ、手札が悪くて召喚出来ない事は良くある……水姫はそう考えて、デッキに手をかける。
龍華のターン、デッキからドロー、光文明のマナをマナゾーンに置いて、ターン終了。
龍華
山札 29枚
手札 5枚
マナ 1枚
クリーチャー 0体
シールド 5枚
二ターン目──
「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
……このカードは──良いのが来ましたね!
水姫はそう思い、手札から水文明のマナを置いて、マナを二枚タップする。
「私は2マナで『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を召喚します!それではターン終了!」
水姫はそう言ってターンを龍華に渡す、水姫のターン、マナをアンタップし、ドロー、そして水文明のマナを置いて、2マナタップ、手札から『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 29枚
手札 2枚
マナ 2枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
「私のターン、ドロー!よし!私は光のマナを置いて、2マナタップ!『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』を召喚し、ターン終了!」
遂に最初のクリーチャーが現れましたか!水姫はそう思い、龍華を見る。
龍華の顔は『やっと召喚出来た』と言いたげな表情をしていた。
龍華のターン、ドローし、光文明のマナを置いて、2マナタップ、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』を召喚し、ターン終了
龍華
山札 28枚
手札 4枚
マナ 2枚
クリーチャー 1体
シールド 5枚
三ターン目──
「私のターンですか、私はマナをアンタップして、ドロー!」
三ターン目、水姫はマナゾーンのカードをアンタップして、デッキからカードをドローする、すると思いがけないカードをドローした。
「これは……!」
水姫はドローしたカードを見て驚愕する、何故ならそのカードが呪文『エナジー・ライト』だったからだ。
今の場の事を考えて、自身の手札はマナチャージして2枚になってしまう、だから此処で余分に引いておきたい……!水姫はそう考えて、水のマナを置いて、呪文『エナジー・ライト』を発動する為にマナをタップする。
「私のターン、水のマナを置いて、3マナタップ!手札から呪文『エナジー・ライト』を発動します!効果は『デッキから二枚ドローする』!なので私はデッキからカードを二枚ドローします!」
水姫 山札28枚→26枚 手札2枚→4枚
「ふむ、手札補充完了……それではターン終了します!」
水姫はそう言ってターンを龍華に渡す、水姫のターン、水文明のカードを置いて、手札から呪文『エナジー・ライト』を発動し、手札加速する、そしてターン終了。
水姫
山札 26枚
手札 4枚
マナ 3枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
「ふむ、もう私のターンか……私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
龍華はデッキからカードをドローする、すると、口の端が歪んだ。
「良いカードが来たなぁ……!私は光のマナをチャージして、手札から『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』の効果により、コストを1減らして、1マナで『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』を召喚します!次のターンからコストが2減る事になります……!」
「に、二体も!?」
龍華の場を見て、水姫は驚愕してしまう、まさかの二体目が!?手札が良かった、と言う事か!?いや、ドローした時に引いたかもしれない!ていうか私も二体目、三体目を召喚しないと!水姫はそう思いながら額の汗を拭う。
「残ったマナは残り二枚か……何も出来ないので、ターン終了」
龍華はそう言って、ターンを水姫に渡す、龍華のターン、マナをアンタップしてドロー、そして光文明のマナをチャージして、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』の効果でコストを1減らして、二体目の『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』を召喚し、ターン終了。
龍華
山札 27枚
手札 3枚
マナ 3枚
クリーチャー 2体
シールド 5枚
もう私のターンか、水姫はそう考えて、手札を確認する──今はまだまだ序盤の四ターン目、どちらが勝つか、まだ分からない──
- Re: DM エクストリーム ( No.223 )
- 日時: 2017/08/25 21:43
- 名前: 彩都 (ID: 8.g3rq.8)
四ターン目──
「私のターン、マナをアンタップしてドロー!」
水姫はそう言ってデッキからカードをドローする、すると手札にもう一枚呪文『エナジー・ライト』が現れる。
よし!これで手札をまた新たに確保する事が出来る!水姫はそう考えて、水のマナをチャージする。
「私のターン、水のマナをチャージし、3マナ支払い、手札から呪文『エナジー・ライト』を発動します!効果により『デッキから二枚ドローする』!二枚引かせて頂きます!」
水姫 山札 25枚→23枚 手札 4枚→6枚
呪文『エナジー・ライト』でカードを二枚ドローした時、水姫の手に電流が走った。
手札に『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』が来たのだ。
『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』の効果によりコストを1減らして召喚する事が出来る。
水姫は自分のマナを確認し、1マナアンタップされている事に気が付いて、安堵する。
そしてマナを一枚タップして宣言する。
「私のターンはまだ終わりません!手札から、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』の効果で1マナ減って、1マナで『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を召喚します!そしてターン終了!」
水姫はそう言ってターン終了する、水姫のターン、マナをアンタップし、ドロー。
水文明のマナをチャージして、呪文『エナジー・ライト』が手札に来たので発動し、手札二枚を確保、更に召喚していなかったので、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』の効果でコストを1減らし、二体目の『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を召喚し、ターン終了。
水姫
山札 23枚
手札 5枚
マナ 4枚
クリーチャー 3体
シールド 5枚
「私のターンか……マナをアンタップして、ドロー!来た!私は光のマナをチャージをして、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』二体の効果でコストを2減らし、3マナで『雷鳴の守護者ミスト・リエス』を召喚!」
「あっ、そのカードは……」
水姫は龍華の『雷鳴の守護者ミスト・リエス』を見て、少し驚愕する。
確か『雷鳴の守護者ミスト・リエス』は『他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを一枚引いても良い』とか言う効果だった筈……だから、自分の召喚には気を付けないとな……水姫はそう考えて、額の汗を拭う、そして龍華が言う。
「フフフ……次のターンからドロー三昧だなぁ……!それじゃあ私はターン終了だ、何とも優しい私だこと?」
龍華はそう言って口の端を歪ませた、龍華のターン、光文明のマナをチャージして、手札から『一撃奪取(スタート・ダッシュ) アクロアイト』二体の効果でコストを2減らし、3マナで『雷鳴の守護者ミスト・リエス』を召喚し、ターン終了。
龍華
山札 26枚
手札 2枚
マナ 4枚
クリーチャー 3体
シールド 5枚
五ターン目──
もう五ターン目ですか、早いなぁデュエマって……水姫はそう考えて、手札を確認する、手札は五枚、この五枚で何とか攻めて行きたい所だけど……まだまだマナが足りない、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』が二体居ても、まだマナが足りない。
最低でも『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』が四体居れば良いが……生憎今の手札ではそんなのは無理である、何故なら手札に『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』が存在しないからだ。
この引きで『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』を引いても良いが、それでも三体、残り一体が足りない、この残り一体の壁、どれだけでかいだろうか?最悪シールド、デッキの一番下にあってみろ?ほぼほぼ勝てない、と公言している様なものだ、だけれども……引かなきゃ負けてしまう!水姫はそう考えて、マナをアンタップする。
「私のターン、マナをアンタップして、ドロー!」
水姫の叫びにドローするカードは応えるか?水姫はドキドキしながらドローしたカードを確認する、するとそのカードは呪文『スクランブル・タイフーン』だった。
このカードは!確かに一気に『五枚も引く事が出来、さらに要らないカード三枚を捨てる事が出来る』万能カード!神は私に力を貸してくれた!水姫はそう思い、マナをチャージする。
「私は水のマナをチャージし、手札から呪文『スクランブル・タイフーン』を発動!『デッキから五枚迄引き、三枚捨てる』!私は五枚引いて、三枚捨てます!」
水姫はそう言って、デッキから五枚を一気にドローする、するとその五枚の中に『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』が二枚あった、よし!『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』以外の三枚を捨てるか、そう考えて、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』二枚を手札に入れ、他の三枚を墓地に送る。
「私はこのカードとこのカードを手札に、他の三枚を墓地に送ります!そしてターン終了!」
水姫は口角を上げてターン終了を宣言する、水姫のターン、ドローし、水文明のマナをチャージして、呪文『スクランブル・タイフーン』を発動、五枚引いた内、二枚が『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』だったので、『一撃奪取(スタート・ダッシュ) マイパッド』二枚を選択し、それ以外の三枚を墓地に送りターン終了。
水姫
山札 17枚
手札 6枚
マナ 5枚
クリーチャー 3体
シールド 5枚
五枚も引く?ドローし過ぎじゃないか?アイツ……と思いながら龍華はデッキからカードをドローする──龍華のこのドローで二人のデュエルが決まるかはまだ分からない──
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