二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- DM エクストリーム
- 日時: 2015/10/03 05:53
- 名前: 彩都 (ID: ???)
初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。
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- Re: DM エクストリーム ( No.84 )
- 日時: 2016/05/03 21:27
- 名前: 彩都 (ID: nEqByxTs)
「俺は簡単に勝つぞ?良いのか、ガキが?」
フードの男がそう言うと、レンは言った。
「あぁ、良いぞ、逆に俺に負けない様にしろよ?」
「おいおい、お前の知り合いの、一勝とやらに勝っているんだぞ?それは無いな、だが、あの男も惜しかったな、俺と戦わなかったら、存命出来ていたというのに……」
そうフードの男が言うと、机に手を振り翳して殴る、そしてレンは言った。
「てめぇ……!何が言いたい……!?」
「えっ?カスのデュエリストの知り合いはカスだったなって事を──」
「あ゛ぁ゛!?」
「その前にデュエルを始めたらどうだ?俺はシャッフルもシールド展開もしている」
そう言われて気付く、今のレンはデッキはおろかプレイフィールドに何も置いていなかった。
「……これでいいだろ?」
レンはデッキを出して、シャッフル、そしてフードの男にデッキを渡してカット、そしてデッキを返してもらい、シールド展開からの手札をセットする。
「それでいい……では──」
「「デュエマスタート!!」」
こうして、ピリピリとしたデュエマが始まった──
先攻は、フードの男だった。
「俺のターン、『フェアリー・ライフ』をチャージ、ターン終了」
「いきなり自然か……俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ!1マナタップ!『ブレイズ・クロー』召喚、ターン終了」
「フフフ……対処をしておこう、俺のターン、ドロー、『パーフェクト・マドンナ』をチャージして、2マナを使おう」
そう言いながら2マナをタップする。
「俺は『ムルムル』を召喚するぜ、ターン終了」
ブロッカーが出たか、そう思いながら、レンは汗を拭いた。
「俺のターン、ドロー!自然のマナをチャージ!2マナタップ『フェアリー・ライフ』発動、デッキの上から一枚をマナに、置かれたのは、『コッコ・ルピア』か……」
そう言いながら、レンは発動を失敗したと思った。
「俺は『ブレイズ・クロー』で一枚ブレイク」
「『ムルムル』でブロックだ」
『ムルムル』のパワーの方が上なので、『ブレイズ・クロー』は破壊される。
「俺はターン終了だ」
「そうか……俺のターン、ドロー、『一撃奪取 トップギア』をチャージ、そして3マナを使い、『コッコ・ルピア』召喚、ターン終了」
「『コッコ』……俺のターン、ドロー!自然のマナをチャージ、俺も3マナで『コッコ・ルピア』召喚、ターン終了」
「もう、四ターンか、遅いな、俺のターン、ドロー、『デーモン・ハンド』をチャージ、『ボルシャック・NEX』を召喚、効果で、デッキから『ルピア』と名の付いたカードをデッキから場に出す、俺は『マッハ・ルピア』を場に出すぜ、効果でアーマード・ドラゴンは召喚したターンに手札に戻る、そしてアーマード・ドラゴンは全て『スピード・アタッカー』になるんだ、そしてバトルフェイズ、『NEX』でダブル・ブレイクだ」
「くそぅ……シールド確認、一枚目、トリガー無し、二枚目、トリガー無し……」
レンのシールドにトリガーは無かった。
「そうか、では、ターン終了、その時に『NEX』は手札に戻る」
手札に戻るカード、また召喚されたら、『ルピア』が大量展開される。
オマケに『マッハ・ルピア』は『NEX』のコストを1減らす、レンのターンで『コッコ・ルピア』を破壊しなければ、フードの男のターンで、『NEX』はコスト3で出る事となる。
それはなってはいけない、そう思いながら、レンはデッキから一枚ドローした。
(これは……!)
手札に来たのは『爆竜 バトラッシュ・ナックル』だった、コストは6のドラゴン、このターンチャージしたら、召喚出来、相手のクリーチャーを破壊出来る!
「俺のターン!火のマナをチャージ!『コッコ・ルピア』の効果でコストが2減って、4マナで召喚!『爆竜 バトラッシュ・ナックル』を召喚!登場時能力!『このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このクリーチャーとその選んだクリーチャーをバトルさせる』!『コッコ・ルピア』とこのクリーチャー──『ナックル』──とバトルさせるぜ!」
「ほう、そう来たか」
そう言いながら、二体のクリーチャーはバトルして、パワーが高い『ナックル』が場に残る。
「そして、俺のターンは終了だ!」
「それで勝ったと思ったのか?」
そう言いながら、フードの男はデッキから一枚ドローする。
「俺のターン、『アクア・サーファー』をチャージ、4マナを使い、『NEX』を場に、そして効果で『コッコ・ルピア』を場に出すよ」
そう言いながら、デッキから『コッコ・ルピア』をサーチして、場に出した。
「そして、バトルフェイズ、『NEX』でダブル・ブレイク」
「うおっと!?でもトリガーが来たぜ!呪文『地獄スクラッパー』だ!『コッコ・ルピア』、『マッハ・ルピア』、『ムルムル』を選択して破壊だ!」
「そうか、トドメが打たせずにブロッカーも破壊したか……中々良いトリガーだな」
そう言いながら、墓地に送られる。
「俺はターン終了だ」
そう言って、レンはデッキからカードを引いた──
「俺は勝つんだ!俺のターン、火のマナをチャージして、『紫電』を召喚!そして呪文!『キリモミ・スラッシュ』!自分の全てのクリーチャーを『スピード・アタッカー』にする!そしてバトルフェイズ!『スピード・アタッカー』の『紫電』でダブル・ブレイク!」
「ふむ、二枚共トリガーは無い」
「だったら、『紫電』の効果で、このターン、このクリーチャーの初めてのタップなら、アンタップする!そしてもう一度ダブル・ブレイク!」
「……ふむ、トリガーは無い」
そして、レンは喜んだ。
「だったら、『ナックル』でトドメ!」
そのままフードの男は負けた。
「よっしゃあ!これでリーチだ!」
そうレンが言うと、フードの男は喜んだ。
「負けたか……強くなった様だ──」
そう言いながら、フードの男はカードを集めてシャッフルした。
二戦目は誰が勝つか分からなかった──
- Re: DM エクストリーム ( No.85 )
- 日時: 2016/05/06 21:18
- 名前: 彩都 (ID: OSKsdtHY)
二戦目──
「俺が先攻か……『フェアリー・ライフ』をチャージして、ターン終了」
そう言いながら、フードの男はカードをマナゾーンに置く。
そして、ターン終了する。
「俺のターンか、俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ!これで俺はターン終了!」
レンは後攻だった、火のカードをマナゾーンに置いてターン終了。
二ターン目、フードの男のターン。
「俺のターンか、ではカードを引くぜ、ドロー、『ボルシャック・NEX』をチャージして、2マナを使う、『霞み妖精ジャスミン』を召喚、そして『霞み妖精ジャスミン』の効果発動、『このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く』、では効果を使用するぜ、マナ加速、マナに置かれたカードは『スーパー・スパーク』か、ターン終了だ」
「俺のターンか、ドロー!自然のマナをチャージ、『フェアリー・ライフ』を発動!デッキの上から一枚をマナゾーンへ」
マナゾーンに置かれたのは、火のマナだった。
「俺はターン終了だ」
三ターン目、フードの男のターン。
「速いな、俺のターン、ドロー、『アクア・サーファー』をマナに、2マナを使うぜ、『薫風妖精コートニー』を召喚、ターン終了」
『コートニー』か……マナを全ての文明として扱うのか……だったら、何が来る?そう思いながらレンは、自分のターンになって、カードを引いた。
「俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ、3マナタップ、『コッコ・ルピア』召喚、ターン終了!」
「案外早くターン終了したな、もっと攻撃しても良いんだよ?まぁ、割らせんがね」
そう言いながら、フードの男はカードを引いた。
四ターン目、フードの男のターン。
「俺のターン、ドロー!『ムルムル』をチャージ、5マナを使おう、『星龍パーフェクト・アース』を召喚、このカードは五色多色だが、『コートニー』の効果で召喚出来る、では、俺はターン終了」
『星龍パーフェクト・アース』、パワー6000なので、『地獄スクラッパー』では破壊出来ないクリーチャー、レンは、少しキツいな、と思った。
そしてレンのターンになった。
「俺のターン、ドロー!、自然のマナをチャージ、『コッコ・ルピア』の効果でコストが2減って、4マナで召喚、『ボルシャック・NEX』を召喚、そして効果で『デッキから『ルピア』と名の付いたカードをデッキから一枚場に出す』!『コッコ・ルピア』を場に出すぜ!」
そう言いながら、『コッコ・ルピア』を場に出すレン、そしてターン終了。
五ターン目、フードの男のターン。
「シールドは割れるかな?俺のターン、ドロー、『コッコ・ルピア』をチャージ、5マナを支払って、『龍神へヴィ』を召喚、そして、効果発動、『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、カードを1枚引き、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。』では、このカードを破壊、お前も一枚クリーチャーを破壊してもらおう」
「だったら『コッコ・ルピア』を破壊するぜ」
そう言いながら、『コッコ・ルピア』を墓地へ送る、その後、フードの男はカードを一枚引いた。
「では、俺はターン終了するぜ」
そう言いながらレンのターンになった。
「俺のターン、ドロー!『コッコ・ルピア』の効果でコストが2減って、4マナで召喚、『紫電』!そしてバトルフェイズ!『NEX』でダブル・ブレイク!」
そのままフードの男のシールドが二枚割られる、そしてそのままシールドブレイクしたカードを場に出した。
「ふむ、これはこれは……シールドから、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』、『暴龍事変 ガイグレン』を場に出す、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』の効果で、、『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、火のコスト5以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す』、では、超次元ゾーンからコスト4の『銀河剣 プロトハート』を装備、そして『二刀龍覇 グレンモルト「王」』のもう一つの効果発動──をしたい所だが、マナが無いので効果は使えない──」
するとレンが言った。
「何でトリガーで無いのに、場に出しているんだよ?」
そう言うと、フードの男は笑った。
「それは『星龍パーフェクト・アース』の効果だよ、『自分の手札に加えられるシールドカードは全て『シールド・トリガー』を得る』んだ、だから手札に加わった『二刀龍覇 グレンモルト「王」』、『暴龍事変 ガイグレン』を場に出す事が出来るんだよ」
そう言いながら、フードの男は笑った。
まさか、シールド全てをシールド・トリガーにするカードか──!そう思いながら、レンはターンを終了した。
六ターン目、フードの男のターン。
「アハハハハハハ!やっぱり、お前も一勝と同じで弱いなぁ……このターンでお前は負けるんだからなぁ、アハハハハハハ!」
そう言うフードの男に勝ち目が感じれなかったレン、果たしてレンはフードの男の攻撃に耐え、そして優勝が出来るのだろうか、それは誰にも分からない……
- Re: DM エクストリーム ( No.86 )
- 日時: 2016/05/10 20:58
- 名前: 彩都 (ID: 0llm6aBT)
「ふむ……良い手札だ……では引こう」
そう言いながら、フードの男はカードを一枚引いた。
「これはこれは……良いカードを引いた、このカードとこのカードで……では、『スーパー・スパーク』をチャージ、『コッコ・ルピア』の効果でコストが2減って、コスト5を支払って、『紫電』を召喚、そしてバトルフェイズ、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』でダブル・ブレイク」
「受ける!」
そのままシールドをブレイクされる、だがトリガーは出なかった。
「『銀河剣 プロトハート』の効果で、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』はアンタップ、もう一度、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』でダブル・ブレイク」
「……受ける……」
そう言いながら、レンはシールドを確認する、だがトリガーは出ない。
「『暴龍事変 ガイグレン』で、ダブル・ブレイク──まぁ、一枚しかないがな」
そのままシールドがブレイクされる、今回もトリガーが無かった。
「まぁ、『暴龍事変 ガイグレン』のマナ武装は使えないが──では、『コートニー』でトドメ」
……負けた……だが、一対一になっただけだ、次のデュエマで勝てば良いだけなのだ、そう思いながら、デッキをシャッフルする……
「ふむ、今回もあっさりだったな……次は俺が勝って、優勝、そして世界を混沌に導こうではないか……アハハハハハハハ!!!!!!」
「そんなの……俺が止める!」
レンはそう言いながら、目の色を変える。
「そんなの、お前に出来るのか?」
フードの男が疑り深く言う、レンは強気で言う。
「俺はお前に勝って、世界を混沌にさせない!これは俺が成し遂げる!」
すると、フードの男は笑った。
「アハハハッハハハ!!そんなのお前に出来る訳が無い!一勝に勝てないままでは俺には勝てない!」
その言葉を聞いて、レンは不思議に思った。
「何で『一勝に勝てない』って知っているんだ?お前は何者なんだ?」
その言葉を聞いて、光、水姫、フードの男は焦る。
「そっそれは一勝が言いふらしているんだろ!?多分!」
光が何とかフードの男に対して助け舟を出す、フードの男は助かった、と思った。
(後で、少し奢ろう……)
そう思いながら、フードの男は言った。
「あぁ、このガキの言う通りだ、一勝はお前が俺に勝てないって何時も言いふらしていたんだ」
「ひっでぇ!あの伯父さん、絶対倒して、俺が強い事を自覚させてやる!」
そう言いながら、明後日の方向を見ながら目を燃やす……まぁ、目の前にいるんだけどね……フードの男はそう思いながら、シールド展開、手札セットをする。
レンもシールド展開をして、手札をセットする。
レンが負けたので、レンが先攻になった。
一ターン目、レンのターン。
「俺のターン、火のマナをチャージ、ターン終了!」
「では、俺が後攻、ドロー、『アクア・サーファー』をチャージ、ターン終了」
二ターン目、レンのターン。
「俺のターン、ドロー!自然のマナをチャージ、2マナタップ、『一撃奪取 トップギア』を召喚!ターン終了!」
「俺のターン、ドロー、『フェアリー・ライフ』をチャージして、ターン終了」
三ターン目、レンのターン。
「俺のターン、ドロー!自然のマナをチャージ、『一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして、コスト2で召喚、『コッコ・ルピア』を召喚!ターン終了!」
「ふむ、『コッコ』か……やはり、貴様のデッキはドラゴン大量デッキか……やはり、まだ、詰めが甘いデッキだな……まぁ、いいか」
「えっ?何の話なんだ……?」
「いや、今のは独り言だ、気にするな……」
そう言いながら、フードの男はブツブツ独り言を続ける……そして、何か思い付いてから、紙に何か書き始めた、そして、プレイを始める。
「すまないな、考えたら、紙や何かに文字にしないと気が済まない性質なんでな……では、俺のターン、ドロー!『スーパー・スパーク』をチャージ、3マナを支払って、『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』を召喚、マナ加速、ふむ、置かれたのは『デーモン・ハンド』か……では、ターン終了」
四ターン目、レンのターン。
「俺のターン、ドロー!火のマナをチャージ、一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして、『コッコ・ルピア』の効果でコストを2減らして、コスト3で召喚、『ボルシャック・NEX』召喚、効果で、『デッキから『ルピア』と名の付いたカードを場に出す』!もう一体の『コッコ』を場に!ターン終了!」
「ほう……ドラゴン加速に走るか……では、俺のターン、ドロー!『ボルシャック・NEX』をチャージ、では、5マナを支払って、『星龍パーフェクト・アース』を召喚!!これで、お前に勝ち目は無い!」
アハハハハハ!と笑いながら、フードの男はレンを見た、レンは前戦の恐怖を知っている……レンはこのクリーチャー──『星龍パーフェクト・アース』だ──を破壊するカードを考える……入っている事には、入っているのだが……引ける確率が低いのだ……そう思いながら、デッキを見る……レンはカードを引けるか、悩む……最後の三戦目、レンが勝って、優勝出来るかはまだ分からない……
- Re: DM エクストリーム ( No.87 )
- 日時: 2016/05/13 18:44
- 名前: 彩都 (ID: hAr.TppX)
五ターン目、レンのターン。
来るか分からないカードに期待をしていては負けるかもしれない──そう思いながら、カードを引いた。
「俺のターン、ドロー、火のマナをチャージ、『一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして、『コッコ・ルピア』の効果でコストを合計4減らして、コスト3で召喚、『永遠のリュウセイ・カイザー』を召喚!そして効果で『バトルゾーンにある自分のクリーチャーは全て『スピードアタッカー』を得る』!バトルフェイズ!そしてトドメが行けるぜ!『NEX』でダブル・ブレイク!」
「フフッ、割られたシールドはトリガーに!」
そう言いながら、割られたシールドを公開する『フェアリー・ライフ』と『コッコ・ルピア』だった。
「……呪文『フェアリー・ライフ』発動、デッキの一番上をマナへ、『アクア・ティーチャー』か……んでもって『コッコ・ルピア』を召喚……」
「『永遠のリュウセイ・カイザー』の効果で『相手のクリーチャーは、バトルゾーンに出す時タップして置く』んだ、タップして場に出してくれ」
「フンッ!」
そう言いながら『コッコ・ルピア』をタップする。
「『永遠のリュウセイ・カイザー』でダブル・ブレイク!」
「では確認……」
割られたシールドは、『星龍パーフェクト・アース』と『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』だった。
「ふむ……両方召喚、『永遠のリュウセイ・カイザー』の効果でタップする、『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』の効果でマナ加速、ふむ、『永遠のリュウセイ・カイザー』か、逆に先に引きたかったな……」
そして『コッコ・ルピア』で最後のシールドをブレイクする。
「もう最後か……フフフ……これは良いカードを引いた……これで終わりだ……呪文!『アポカリプス・デイ』!『バトルゾーンにクリーチャーが6体以上あれば、それらを全て破壊する』!場には、『コッコ・ルピア』が合計三体、『星龍パーフェクト・アース』二体、『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』が二体!これで効果は完了だぁぁぁぁぁぁ!!!」
そう言いながら、場のクリーチャーが全て破壊される……嘘だろ……!?
「おいおいおいおいぃぃぃ!これでトドメは打てないねぇ!」
「くっ!クソ!ターン終了!」
「では、俺のターン、ドロー、『ボルシャック・NEX』をチャージ、2マナ支払って『コートニー』召喚、7マナ支払って、『怒英雄 ガイムソウ』召喚!マナ武装発動!『コートニー』の効果で全てのマナを全文明に出来る!なのでマナ武装を発動する!『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、『怒英雄 ガイムソウ』以外の進化ではない火のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そのクリーチャーは『スピードアタッカー』を得、ターンの終わりにバトルゾーンから自分の手札に戻す』!俺は手札から『二刀龍覇 グレンモルト「王」』を場に!効果でコスト4の『銀河剣 プロトハート』を装備、マナ武装7発動、『無敵王剣 ギガハート』を装備、そしてバトルフェイズ、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』でダブル・ブレイク、そして『銀河剣 プロトハート』の効果でアンタップ」
レンはシールドを確認する、何も無い。
「もう一度『二刀龍覇 グレンモルト「王」』でダブル・ブレイク、そして『無敵王剣 ギガハート』の効果で『最強熱血 オウギンガ』に龍解」
「トリガーは無い……」
「では『最強熱血 オウギンガ』でラスト・ブレイク、効果で『爆熱DXバトライ武神』を場に」
「トリガーは無い……」
もうシールドが無い……負けてしまう……そう思いながら最後の言葉を聞く……
「『爆熱DXバトライ武神』でトドメ、その時に効果発動、三枚をチェック」
捲って出たのは、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』、『星龍パーフェクト・アース』、『コッコ・ルピア』だった。
「クソ!『スピード・アタッカー』にはならないカード達だな……さぁ……何かあるか?」
何も無い……!そう思いながら、絶望する……俺は勝てないのか……そう思うと、痣から声が聞こえる……
おい!手札を見ろ!まだ諦めんな!
この声は、『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』だった……でも何で……?
そんな事は気にするな!手札を見ろ!諦めんなよ!一勝ってヤローを救うんだろ!?
確かにそうだけど……テレパシーの様に会話する。
諦めなかったら、勝てるんだよ!よく手札を、見ろ!
そう言われて、手札を見る、するとそこには……カードが光っていた、そしてレンは光ったカードを場に出した。
「革命0トリガー発動!『革命の鉄拳』!効果で』自分の山札の上から4枚を見せ、その中から火のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャー以下のパワーを持つ相手のクリーチャーを1体破壊する』!4枚捲るぜ!」
捲られたカードは、『フェアリー・ライフ』、『紫電』、『超竜バジュラ』、『NEX』だった。「俺は『超竜バジュラ』を選択!効果で『爆熱DXバトライ武神』を破壊!」
「だが、俺は龍回避を使用、そしてターン終了」
六ターン目、レンのターン。
俺は……俺は諦めない!そう思いながら、カードを引く。
「俺のターン、ドロー!」
そしてレンはカードをマナに置いて、クリーチャーを召喚する。
「来い!『ボルシャック・大和・ドラゴン』!そしてこのクリーチャーは『スピード・アタッカー』!これでトドメ!バトルフェイズ!『ボルシャック・大和・ドラゴン』でトドメェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
そのままフードの男に最後の攻撃が突き刺さった……フードの男はニッと笑って、言った。「俺の負けだ……流石一勝の甥だ……」
そう言って、フードの男は負けた。
そしてレンは店舗大会優勝を勝ち取った──!
- Re: DM エクストリーム ( No.88 )
- 日時: 2016/05/17 21:11
- 名前: 彩都 (ID: fMHQuj5n)
「……えっ……?」
光が唖然と声を上げる。
「……勝ちましたわ……連勝君が……!」
それに続き、水姫が声を出す。
「……」
フードの男は無言だった。
「ハァハァ……ハァハァ……勝ったんだ……これで伯父さんを救える!おい!おっさん、早く伯父さんを救わねぇか?」
レンがそう言うと、フードの男は笑った。
「アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!やっぱりお前は面白いなぁ!アハハッ!」
いきなり笑われて、レンは拍子抜けをする。
「ありゃりゃ……」
「そりゃそうだろうなぁ……正体が正体なだけに……」
少し呆れながら光は腕を組む。
「そうですねぇ……フードの男さんも早くネタバレしたらいいのに……」
そう言いながら、水姫も光に同意する。
「まぁ、笑わせて頂いた……連勝……貴様は俺の正体が知りたいか?」
そう言われて、レンはドキッとした、正体?どういう事だ?
そう思いながら考えていると、フードの男は仮面を外した、そしてフードを外す。
すると、レンの目の前に現れたのは、一勝だった。
「やぁ、面白かったぜ、お前のデュエマ──」
「何で此処に伯父さんが居るんだ!?」
「えっ?そこなのか?」
正体を明かした一勝に驚くレン、レンのコメントにツッコむ光。
「俺はお前のデッキ──俺のデッキを如何に使いこなしているかを──を確認しに来たんだよ……よくもまぁ、結構使いこなしているから、ギリギリ及第点だな……でも、まだまだ満点では無い、もっと使いこなせ……それだけだ……では、俺は帰るよ連勝」
そう言いながら、カードをデッキにして、ケースに入れる一勝、するとレンは言葉を発した。
「……有難う御座いました……ッ!」
お辞儀をするレンに二人は驚いていた。
「……」
そのまま無言のまま一勝はドムドムを出た──
「優勝おめでとう……連勝君」
そう言いながら、水姫は笑う。
「そうだな……どうする……?」
光が言う、すると、お爺さんが現れる……久し振りの邂逅に三人は驚いた。
「お爺さん!?今迄何処に!?」
レンが言う、するとお爺さんは言った。
「いや、あのなぁ、仮面の修道女の女の言葉、『アシュラ様』って言葉に気掛かってなぁ……調べていた……独自ルートで」
「そうなんですか……何か掴めましたか?」
光が聞く、するととんでもない事を言うお爺さん。
「アシュラ……昔デュエマを壊した人間じゃ……全てのデュエリストをたった40枚のカードで葬ったとされるデュエリストじゃ……」
「すげぇ奴だな……アシュラ……」
ゴクリ、生唾を飲み込むレンにお爺さんは言った。
「だが、それに歯向かった五人の少年少女が勝ったらしい……切札……勝……これしか読めなかったがのぅ……切札と勝と名前を持つ者が勝ったのかのぅ?」
「切札……勝……一体何なんでしょう……?」
光は悩む、すると一勝が現れた。
「お前ら何の話をしているの?」
「何の話ってアシュラ──」
レンが言おうとするとお爺さんが止める。
「コッコラ連勝!これは禁句──」
『アシュラ』、その言葉を聞いた一勝は顔に大きな粒の汗を出す……そして一勝は言った。
「何でアシュラの事をお前らが知って──」
そう言うと、レンは聞いた。
「伯父さんは何を知っているの?……」
すると、一勝はお爺さんに聞いた。
「おい、ジジィ、アシュラが復活するのか!?」
「えっ?あぁ……今年中にな──」
そう言うと一勝はスマホに手をかける。
「ヤバいヤバいヤバいヤバい!姫実(きみ)に……皆に電話をかけないと……!」
その手を光が止める、そして光は言った。
「一勝さん……貴方は俺達に『何』を『隠して』いるんです?」
そう言われて、一勝は溜息を吐きながら、言った……
「……分かった、話そうか……これは俺と四人の仲間の話だ……」
赤山姫実(あかやまきみ)、黄瀬結花(きせゆうか)、緑川一勝(みどりかわいっしょう)──再婚相手の苗字な?──黒井青空(くろいあおぞら)、白石アリス(しらいし)の五人……これがアシュラを倒した五人だ。
切札……勝ってのは多分、切札のカードで勝利って意味だろう……
んで、何とか、俺達の切札で勝って、封印したんだよ、全国になぁ……
一つはこの街だな。
他は全国のどっかにある。
だが、お前らの話からして、封印が解けるんだろう……だから、もう一回封印しなくちゃいけない……まぁ、封印が解けたら、俺達が集まって封印するから良いよ。
そう言って、一勝の話は終わった。
「簡単に言えば、ガキの頃、俺達五人が封印したアシュラが復活するんだな?」
「そうじゃ、簡単に言えば、な……だが、大丈夫じゃろ、この子達も強くはなっているんだ、安心せぃ」
「そうかなぁ……?まだまだ青臭いがな……」
そう言いながら、一勝は立ち上がって、言う。
「もしも勝てなくなったら、俺に言え、分かったな?」
そう言いながら、一勝は店を出た……レンは周りの三人を見る。
光は笑う、水姫も笑う、そしてお爺さんが言った。
「ガキは大人の言う事を守れば良いって訳じゃない、反抗だって一つの手だ、お前達がアシュラに勝てば良いだけだ」
そう言いながら、四人はドムドムを出た……何れ戦うアシュラに対抗する為に……
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