二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- DM エクストリーム
- 日時: 2015/10/03 05:53
- 名前: 彩都 (ID: ???)
初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。
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- Re: DM エクストリーム ( No.74 )
- 日時: 2016/03/29 17:00
- 名前: 彩都 (ID: fhP2fUVm)
あれから数日が経った──委員長との脱衣デュエマはあの日で終わり、普通のデュエマを楽しんでいた──レンもNの痣をあの日限りで今も使っていなかった。
「行くぜ!『JET:ラッシュ・オン・ナックル』で、クアトロ・ブレイク!そして効果で『クアトロ・ブレイクした時、自分のシールドを二枚墓地へ送る』!なので、俺は二枚を墓地へ!そして、俺のシールドはゼロ!これで、委員長も勝てるんじゃないか!?」
そう言いながら、委員長を挑発させる──勿論、乗らない委員長ではない。
「甘いわね!私は『光器パーフェクト・マドンナ』をアタック出来る様に!『ムルムル』でもね!」
「なっ!?どういう事だ!?そのブロッカー達はアタック出来ない筈!」
レンがそう言うと、委員長は笑う──そして、一枚の手札を見せる──
「このカードが今の切札!呪文!『ダイヤモンド・ソード』!効果で『このターン、自分のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃する事が出来ない効果は全て無効になる』!つまり、ブロッカーでもアタック可能!これで逆転!」
「な……何だって!?だったら、俺は『ムルムル』達の攻撃で……」
レンがそう言うと、委員長は笑って言った。
「そう……ダイレクトアタックよ!」
「嘘だろー!?俺の負けぇ!?」
そう言いながら、レンは委員長のダイレクトアタックを受けた……
「負けたなぁ……委員長……相当強くなってるな」
「まぁね……あの脱衣デュエマの夜、お兄ちゃんにデッキの事がバレて──一応はデュエマを教えて貰う事になったけど──そのデッキは貰えたしで嬉しい事ばかりね……でも、少しはデュエマが好きになれたわ──これが嵌る理由ね……」
「そうか?俺は、少し楽しいと思ってるだけだけどな」
「何それ、フフフ……私……もっと強くなれるかなぁ?」
その委員長の質問にレンは黙った……それは分からないからだ──基本、カードゲームは『運』のゲームと言われている──その時のシャッフル、その時の混ざり具合、その他全ての『その時の』が適用される──そして、一ターンでも、一枚でも後れを取ったら、負ける、それが全てのカードゲームなのだ。
そんな簡単に言える物ではない、と、一勝から習っている……だから、レンが簡単に言える物ではないのだ。
「……それは知らないけど……強くはなれるかもな、俺を倒せるデュエリストに……」
そう言いながら、ランドセルを背負うレン──夕暮れの太陽を見ながら、レンは言った。
「まぁ、そこら辺は努力しかないぜ?んじゃ、俺は帰るわ……もう少しデッキを強くしないとな……」
そう言いながら、校門へ走っていくレン──自分のクラスの教室で委員長は言う──誰にも聞かれない独り言を──
「私も色々決めなきゃ……恋愛も……入院も……」
そして、委員長は、目から一筋の涙を出して帰った……誰にも気付かれない涙を……
そして、レンは、ドムドムに居た──少しでもデュエマがしたいから、椅子に座って待っていた……すると、光がレンの目の前に座る……
「元気か、お前は?」
そう言いながら、腕を組む。
「……どうだろう?休んでいたから、筆記とプリントが大変だったって記憶しかないや……」
「そうかぁ……確かに筆記とプリントは面倒だよなぁ……何で、同じ所を何回も書かなきゃいけないんだ?あんなん漢字だけで良いじゃんか……そう思うだろ?」
「いや、何回も書かないと人間忘れるからだろ?」
「何か下級生に正論言われた……」
ダルそうに光は言う。
「そういや、お前、何回今日デュエマした?俺は三回だが……」
光がそう聞くとレンは言った。
「んー?……六回かな……六戦して二回勝って、四回負けた、『JET』でな」
そう言うと、光は驚く。
「えっ!?『JET』が四回も負けたのか!?……そのデュエリスト達って相当強かったんだな……」
光がそう言うと、レンが言った。
「たった一人だよ?たった一人に四回負けた」
「……そいつマジ強いな……」
そう言いながら、光は立ち上がる、そして、言う。
「んじゃーな、今日は忙しいから、帰る──頑張って、デュエマしてこいよ」
「分かってるよ……」
そう言いながら、光は店を出た……レンは欠伸をしながら、時間を見る──えっ?もう、五時か!?
夕方五時はレンの家の門限だった、なので、急いでレンは家に帰る事にした──
そして、家に帰ると、一勝が居た。
「お帰り」
一勝は新聞を読んでいた──昔から、一勝は新聞を読んでいた、レンはテレビ欄、そしてその裏の四コマ漫画しか読まないので、他の所は読んでいなかった。
前に、『新聞を読んで、何が楽しいの?』と聞くと、一勝は笑い転げていた──そして、一勝は言った。
「そんなもんは無いんだよ、読めば読む程面白いんだ、新聞って……連勝も分かるよ、何れは新聞の面白さにな」
そう言うけれどレンには、その面白さは伝わなかった様で、レンは今もテレビ欄と四コマ漫画を読んでいた……
そして、レンは一勝に呼ばれた、晩御飯の様だった。
そして、二人は晩御飯を食べた……レンの母親は今日は徹夜らしいと一勝から聞いた。
そして、レンは眠った……明日は土曜日……もっとデュエマが出来ると思いながら寝た……
- Re: DM エクストリーム ( No.75 )
- 日時: 2016/04/01 21:13
- 名前: 彩都 (ID: UruhQZnK)
「姉さんも大変だなぁ、今日も徹夜で仕事──大変じゃない?」
一勝はレンが寝静まった後、電話を掛ける、相手はレンの母だった。
『んー?仕方無いと思うよ?小学六年生の時に世界を救った伝説のデュエリストさん?』
そう言われて、一勝は顔を歪ませる。
「まだ、引っ張るか──今はただのアルバイターだよ、何時迄も過去に縋っては生きていけないからね……」
そう言うと、一勝の姉は言った。
『何で?世界を救ったから、それ相応のお金は入ってる筈──もう、使い切ったの?』
「いや、使い切っては無いけど……」
『なら、良いじゃない、たんまり貰ってるし──』
「でも、あまり使いたくない、出来れば老後が良い、老後になったら使えると思う──」
『バカ、老後迄に、死んだらどうするの?』
「……それはその時だ、連勝にでも譲るわい」
『……本気かよ──まぁ、いいわ、のんびり仕事するわよ』
「のんびりはしないで頂きたい!普通に頑張ってくれよ!?」
『はいはい……分かりましたー、んで、連勝は寝てるの?』
「んー?寝てるぞー?」
『そう……まさか一勝、連勝に料理作ってるの?』
恐る恐る姉が聞くと、一勝は言った。
「うん、作ってるぜ?」
『アンタは炒飯やお米を炒める料理以外不味いじゃない!変な味覚にならない様に、ちゃんとお米を炒める系にしてる!?』
「……ちゃんとやってるよ……」
そう言いながら、目を逸らす──今日、レンに食べさせたのは、ハンバーグ、黒焦げの……まぁ、美味いと言っていたから、大丈夫かな……?でも、口から涎出ていたし……不味かったのかな……?
一勝はそう思いながら、『大丈夫』という。
本当に大丈夫かは知らんけどな、そう、心の中で思いながら、電話を切った。
さぁて……俺も寝るかぁ……そう思いながら一勝はソファで寝転んだ……
「ん……?リビングが明るい……?」
レンはトイレに起きた、すると一勝が電話をしていたのを見つける。
『そう……まさか一勝、連勝に料理作ってるの?』
「うん、作ってるぜ?」
『アンタは炒飯やお米を炒める料理以外不味いじゃない!変な味覚にならない様に、ちゃんとお米を炒める系にしてる!?』
「……ちゃんとやってるよ……」
成程なぁ、伯父さんは料理が苦手っと……
そして、一勝はあの言葉を言った。
「大丈夫」
その言葉を聞いて、レンは思った。
……今日のハンバーグは不味かったよ。
涎が出る程良い匂い!食べると涎が出る程不味い!……どう作ったんだ、この人は……?
そう思いながら、電話を終えた一勝に話しかける。
「おい、伯父さん……」
「ん?何だ、連勝か……」
レンは一勝に言った。
「流石にあのハンバーグは不味かった」
それを言われて、一勝は驚く……
「やっぱ、不味かったか……何で俺は料理が下手なんだ……」
そう言いながら、ブツブツ独り言を言い続ける……流石に言い過ぎたか、そう思いながら、トイレに向かった……
「うおぉぉぉぉぉ!!!今日もデュエマするぞぉぉぉ!!」
「朝から煩いなぁ……」
一勝はそう言いながら、頭を掻く──そして欠伸をする。
「今日もデュエマの特訓してくるぜ!」
そう言いながら、レンは走る。
「今日も元気だなぁ……昔の俺より元気かも……」
一勝は昔の自分とレンを見比べる、レンの方が元気だったと感じた。
今日もデュエマをするのか?
デッキから、『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』の声がする、レンはそのまま答えた。
「おう!ドムドムでデュエマだ!」
ドムドム?そこは何だ?デュエマをする場所か?
『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』はそう言いながら、不思議がる。
「そうだよ、色々なデュエマのデッキ、シングルカードが置いているお店なんだよ、他のカードゲームも置いてるぜ!」
そうなのか……面白そうな名前だな……
そう言いながら、デッキからの声は消える……『JET:赤竜神 竜神:レッド・キング・ドラゴン』と話す時はNの痣が強制的に発動される、Nの痣がバレない様に、レンは痣の所に隠れる様に帽子を被っていた。
走りながら、レンはドムドムに着いた。
今日は店舗大会、今日は誰が居るだろうと考える。
「よう!レン!お前も店舗大会に出るのか?」
目の前に居たのは、結城だった。
「おっ!結城だ、最近、結城とデュエマしてないなぁ……」
そう言いながら、大会に出れていなかった日々を思い出す……光とデュエルしたり、デュエマのクリーチャーの世界に行ったり……まぁ、色々な事をしていて、あんまり大会に出れてなかったからなぁ……そう思いながら、大会にエントリーする。
すると、光、水姫が大会に登録していた。
「おいおい……二人が出るのかよ……優勝が困難に思えてきた……」
すると、光が現れた。
「バカ、確かにそうだが、一番が……釘宮水姫だろ?」
「確かにね……」
そう話していると、水姫が現れた。
「一番の問題は、連勝君ですよ、貴方が一勝さんのデッキで来たら、私も負けますよ」
そう言うと、結城は言った。
「あぁ……あのデッキか……」
すると、フードの男が大会に登録した所で締め切った。
「これで今日のデュエマの大会、締め切りでーす」
店員がそう言うと、レン達、デュエリストは身を引き締めた。
運命の大会が始まった。
誰が勝つかは分からない……
- Re: DM エクストリーム ( No.76 )
- 日時: 2016/04/05 18:20
- 名前: 彩都 (ID: 9ihy0/Vy)
カードゲーム屋ドムドム デュエマ非公式大会 ルール説明
1.オリジナルカードは無し
2.トーナメント制
3.マッチで行われる、二本先取
「……となっております」
店長がそう言うと、レン達は言った。
「オリジナルは無しか……」
「仕方無い、俺の光デッキで行くぜ!」
「私も少しは新しくしましたわ、これで勝てますわ!」
三人は少しドキドキしながら、デュエルを開始する事に──
(……久し振りに大会に出るが、連勝の強さを確かめなくてはいけない──すまない連勝、お前を試さしてもらおう……)
フードの男は深呼吸をしながら、デッキを持った。
「では、デュエマを開始して下さい!」
店長の声でデュエマが始まった。
レンは、小柄な少年とデュエル、水姫は大人の女性と、光は大柄な男と、フードの男は少女とデュエルする。
「「「「デュエマスタート!!!!」」」」
レンが先攻だ。
一ターン目、火のマナをチャージして終了、少年のターン、ドロー、火のマナをチャージして終了。
二ターン目、ドロー、火のマナをチャージして終了、少年のターン、ドロー、自然のマナをチャージして『一撃奪取 トップギア』を召喚、ターン終了。
三ターン目、ドローして、自然のマナをチャージして、『フェアリー・ライフ』を発動、置かれたのは火のカードだった、そしてターン終了、少年のターン、ドロー、火のマナをチャージ、『一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして『コッコ・ルピア』を召喚、ターン終了。
四ターン目、ドロー、自然のマナをチャージ、『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』を召喚でマナ加速、置かれたのは火のカードだった、そして、残ったマナで『一撃奪取 トップギア』を召喚、ターン終了、少年のターン、ドロー、自然のマナをチャージ、『一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして、『コッコ・ルピア』の効果でコストを2減らして、3コスト召喚、『ボルシャック・NEX』召喚、効果でデッキから『ルピア』と名の付いたクリーチャーを場に出す、二体目の『コッコ・ルピア』を選択して場に出してターン終了。
五ターン目、ドロー、火のマナをチャージ、『連唱 フェアリー・ダブルライフ』発動、デッキから上二枚をマナに、置かれたのは二枚とも火のカードだった、そして、ターン終了、少年のターン、ドロー、自然のマナをチャージ、そして、『ボルシャック・NEX』でダブル・ブレイク、レンのシールドにシールド・トリガーは無い。
『一撃奪取 トップギア』で一枚ブレイク、その時にシールド・トリガー発動、『スーパー炎獄スクラッパー』発動、効果で、『相手のクリーチャーを、パワーの合計が5000以下になる様に好きな数選び、破壊する』、『コッコ・ルピア』二体と『一撃奪取 トップギア』を破壊する。
そしてターン終了。
今、手札は二枚、勝てるか……いや、待て、勝てる、『あのカード』、『ガイグレン』を引けば……
六ターン目、ドロー……『ガイグレン』、手札に登場!そして、『コートニー』もある!勝てる!
火のマナをチャージ、『一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして、『暴龍事変 ガイグレン』を召喚、マナは2マナ残っている!『薫風妖精コートニー』召喚!そして、『コートニー』の効果で『自分のマナゾーンにあるカードを、全ての文明のカードとして扱う』!そして、バトルフェイズ、『暴龍事変 ガイグレン』でダブル・ブレイク!そしてマナ武装9発動!『このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のカードが9枚以上あれば、そのターン、このクリーチャーをアンタップしてパワー+3000する』!『コートニー』の効果で、火のマナが9枚無くても、マナが9枚以上有れば『全ての文明』として扱うので、マナ武装9完了!もう一度アンタップする!
少年の破壊されたシールドには、シールド・トリガーは無い、二回目の攻撃!シールド・トリガーは無い!『一撃奪取 トップギア』で、最後のシールドをブレイク!少年の割られたシールドにシールド・トリガーは無い!
そして、『暴龍事変 ガイグレン』で止めぇ!!!
一回目、レンの勝利だった。
「何とか勝った──少し危なかったぜ……」
「うーん……やっぱ、『ガイグレン』は強いなぁ……『超竜バジュラ』なら、対応出来るよね」
「あぁー確かにな……このデッキは『ガイグレン』が切札だからね、マナを削られるデッキには弱い」
「他にも『超竜バジュラ・セカンド』を使えば、『一撃奪取 トップギア』、『コートニー』潰せたから、勝てていたかも……」
「それされるとキツいなぁ……勝ちが遠のく……」
「んじゃ、もう一回デュエマしますか、次は誰が勝つだろね?」
「自分が勝って、二回戦行きたい、そして光や釘宮にも勝ちたいしな」
「そうか……では、俺も思い切ってデュエルするぜ!」
そう言いながら、少年は目の色を変えた、二戦目はどちらが勝つか分からない……
- Re: DM エクストリーム ( No.77 )
- 日時: 2016/04/08 21:28
- 名前: 彩都 (ID: jtELVqQb)
二戦目──
「俺が先攻、チャージ、ターン終了」
一ターン目、少年が先攻だった、自然のマナをチャージして、ターン終了だった。
レンのターン、ドロー、火のマナをチャージして、ターン終了。
二ターン目、ドロー、火のマナをチャージ、呪文『フェアリー・ライフ』を発動、置かれたのは、自然のカードだった。
そして、ターン終了。
レンのターン、ドロー、火のマナをチャージ、同じく、呪文『フェアリー・ライフ』を発動、火のカードだった。
そして、ターン終了。
三ターン目、ドロー、自然のマナをチャージ、3マナ支払い、『コッコ・ルピア』を召喚、ターン終了。
レンのターン、ドロー、自然のマナをチャージ、『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』を召喚、置かれたのは、自然のカードだった。
そしてターン終了。
四ターン目、ドロー、自然のマナをチャージ、『コッコ・ルピア』の効果でドラゴンのコストを2減らして、ドラゴンの『ボルシャック・NEX』を召喚して、デッキから、『ルピア』と名の付いたクリーチャーを一体場に出す。
少年は、『コッコ・ルピア』をまた出して、ターン終了。
レンのターン、ドロー、火のマナをチャージ、『コッコ・ルピア』を召喚、残り2マナで『一撃奪取 トップギア』を召喚して、ターン終了。
五ターン目、ドロー、火のマナをチャージ、『コッコ・ルピア』の二枚の効果でコストが4減り、3マナを支払い『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』を召喚、バトルフェイズ、『ボルシャック・NEX』でダブル・ブレイク、レンの手札が増える、すると、シールド・トリガーが現れる。
「来た!呪文!『スーパー炎獄スクラッパー』!効果で、『相手のクリーチャーを、パワーの合計が5000以下になる様に好きな数選び、破壊する』、『コッコ・ルピア』二体を破壊!」
「うおっ!?破壊された……でも、次のターン、『紫電』を破壊しないと、君は負けるぜ!」
「大丈夫だよ!俺は勝てるからな!」
そう言いながら、レンは笑う。
少年はターン終了する。
レンのターン、ドロー、火のマナをチャージ、『コッコ・ルピア』の効果でドラゴンのコストを2減らして、『一撃奪取 トップギア』の効果で火のクリーチャーのコストを1減らして、『ボルシャック・NEX』を召喚、デッキから、『ルピア』と名の付いたクリーチャーを一体場に出す、レンは、『コッコ・ルピア』をまた出して、『コッコ・ルピア』の二枚の効果でコストが4減り、2マナで『ボルシャック・NEX』をもう一度出して、デッキから、『ルピア』と名の付いたクリーチャーを一体場に出す、レンは、『コッコ・ルピア』をまた出して、ターン終了。
「おいおい……『コッコ・ルピア』二体と『ボルシャック・NEX』二体出して、ターン終了か……どうなる──?勝てるかな?」
「まだ分からないぜ!シールド三枚に賭ける!」
「ほう……自信があるなぁ……だったら、俺も負けない!」
そう言いながら、デッキから一枚ドローする。
六ターン目、自然のマナをチャージ、バトルフェイズ、『ボルシャック・NEX』でダブル・ブレイク!
パリンッ!パリンッ!と破壊される、残り一枚!
来い……来い……!
そう思いながら、一枚目をチェック──『ガイグレン』だった。
「クソウゥ……二枚目ぇ!」
そう言いながら、二枚目チェック──自然のカード……『コートニー』か──?いや、違う……結構テキストは長いので『コートニー』では無かった。
そして一気に捲る──シールド・トリガー『ナチュラル・トラップ』だった。
「来たぁぁぁ!!シールド・トリガー発動!『ナチュラル・トラップ』!相手のクリーチャー一体をマナに!『紫電』だぁ!」
カードの効果でマナに行く『紫電』……少年は驚いている。
「本当に防ぎやがった……勝てるかなぁ……?」
「デュエマは最後のシールド迄分からない!だから、逆転されるかもな!」
「確かにな……最後迄受け切るぜ!」
「俺もその気分だ!勝たせてもらう!」
そう言いながら、レンはデッキから一枚を引く。
チャージせず、『コッコ・ルピア』三体の効果でコストが6減って、『ガイグレン』を3マナで召喚、そして、バトルフェイズ。
「これで最後だ!一体目の『ボルシャック・NEX』でダブル・ブレイク!」
少年の手札に加わったシールドにトリガーは無い。
「くっ!」
「二体目の『ボルシャック・NEX』でダブル・ブレイク!」
加わったシールドにトリガーは無い。
「うわぁ……」
「『コッコ・ルピア』でブレイク!」
残り一枚のシールドもトリガーは無い──
「終わった……」
「『ガイグレン』で止めぇ!」
「うわぁっぁぁぁぁ!!!」
「よしっ!何とか勝ったぜ!」
そして、レンは勝利報告した。
「中々強かったぜ?二回戦頑張れよ」
少年はそう言いながら、ドムドムを出た……
レン、光、水姫、結城、フードの男の五人は、二回戦に出る事になった。
レン、光、水姫は、違う選手とデュエマするが、結城はフードの男とデュエマする事になった。
フードの男に少しビビる結城だが、勝たないと次に進めない、そう思いながら、二回戦は始まった……
- Re: DM エクストリーム ( No.78 )
- 日時: 2016/04/12 20:44
- 名前: 彩都 (ID: /ReVjAdg)
二回戦、結城とフードの男はデュエルしていた。
まだ一戦目で、結城は相手の様子を見ていた、相手は自然、火、闇のデッキだった、そして、フードの男は、光文明と自然文明を持つ多色(レインボー)カードを置いた、デュエマのルール上、多色カードは、先にタップした状態でしか、マナに置けない、なので、光文明と自然文明の多色カードは、マナにタップして置かれる。
(四文明……残りは水文明とゼロ文明……このカード達がマナに置かれたら、全色使いとなる──揃う前に倒す!)
結城はそう思いながら、相手の出方を疑う。
「甘いな……貴様は負けた……俺のターン、『コッコ・ルピア』三体の効果でコストが4になった『勝利宣言(ビクトリー・ラッシュ) 鬼丸「覇(ヘッド)」』を召喚、スピード・アタッカーだ、そしてマナが4枚残っているな……『コッコ・ルピア』三体の効果でコストが4減って、2コストの『ボルシャック・NEX』を召喚、効果で、最後の一体、『コッコ・ルピア』を召喚、これで、火と自然のマナが残ったな、此処で君は絶望する、『コッコ・ルピア』の効果でコストが5減った、『ボルバルザーク・エクス』召喚、効果で『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードを全てアンタップする』、これでこのターンの時、タップしたカードも元に戻る、これで9マナ復活、そして、2マナで『薫風妖精コートニー』召喚、そして、『コッコ・ルピア』4体の効果でコストが7減って、『暴龍事変 ガイグレン』を召喚、まだだ、2マナ支払って、『瞬封の使徒サグラダ・ファミリア』を召喚、そして『コッコ・ルピア』四体の効果でコストが8減り、2コストで『二刀龍覇 グレンモルト「王」』を召喚、登場時効果発動、『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、火のコスト5以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す』、では、超次元ゾーンからコスト4の『銀河剣 プロトハート』を装備、そして『二刀龍覇 グレンモルト「王」』のもう一つの効果発動、『マナ武装7:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、火のコスト6以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す』これは『コートニー』の効果で可能、『無敵王剣 ギガハート』を装備、そして、これで最後だ、コスト1呪文、『キリモミ・スラッシュ』発動、『このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーは全て『スピード・アタッカー』を得る』、これで俺の勝利が決まる、これで『スピード・アタッカー』になった『瞬封の使徒サグラダ・ファミリア』でシールド一枚ブレイク、そして『瞬封の使徒サグラダ・ファミリア』の効果発動、『このクリーチャーがタップされている時、相手は呪文の『シールド・トリガー』能力を使えない』、これで、呪文での俺のクリーチャーの除去は不可能となった、では、『無敵王剣 ギガハート』の効果で『スピード・アタッカー』の『二刀龍覇 グレンモルト「王」』でダブル・ブレイク、『銀河剣 プロトハート』の効果発動、『これを装備したクリーチャーが各ターン初めてタップした時、アンタップする』、もう一度アンタップ、そしてもう一度攻撃、『無敵王剣 ギガハート』の効果発動、『自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン2度目のドラゴンによる攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする』、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』はドラゴンなので、龍解条件完了、『無敵王剣 ギガハート』を裏面の『最強熱血 オウギンガ』に龍解、そして、『最強熱血 オウギンガ』でトドメ、その時に『このクリーチャーが攻撃する時、または相手がこのクリーチャーを選んだ時、コスト10以下のドラグハート・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す、そのクリーチャーはそのターン、『スピード・アタッカー』を得る』、この効果でコスト8の『爆熱DXバトライ武神』を『スピード・アタッカー』で場に出す、これで君の負けは確定だ、どうする?」
「甘いな、割られたシールドから来たよ、『光牙忍ハヤブサマル』を『ニンジャ・ストライク 4』で召喚、効果は『このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次の自分のターンの始め迄、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は『ブロッカー』を得る』、『光牙忍ハヤブサマル』で『最強熱血 オウギンガ』の攻撃をブロック!」
「だが、無駄だ、『爆熱DXバトライ武神』で攻撃、効果発動、『このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を全てのプレイヤーに見せる、その中の進化ではないドラゴンと進化ではないヒューマノイドを全てバトルゾーンに出す、こうして見せたカードが3枚ともドラゴンであれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーは全て『スピード・アタッカー』を得る、その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す』、捲る……」
捲ったカードは、『ボルシャック・NEX』、『二刀龍覇 グレンモルト「王」』、『ボルバルザーク・紫電・ドラゴン』の三体、全てドラゴンだった。
「これで終わりだ、少年よ、トドメ……」
そう言いながら、結城に攻撃が通った。
「俺の勝ちだ」
そう言って、フードの男は自分のデッキをかき集める。
もう一度、戦える、そう思いながら、結城はデッキをシャッフルする、次は負けないと思った結城、結城が勝てるかは、手札次第だった……
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