二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- DM エクストリーム
- 日時: 2015/10/03 05:53
- 名前: 彩都 (ID: ???)
初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。
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- Re: DM エクストリーム ( No.129 )
- 日時: 2016/10/07 20:47
- 名前: 彩都 (ID: bOxz4n6K)
「俺のターン、ドロー!」
光はそう言いながらデッキからカードを一枚ドローする、そしてデッキから引いたカードを確認する、引いたカードは『LIGHTNING:アルティメット・ボール』だ、だがマナが足りないので、まだまだ出せない。
「……光のマナをチャージ、そして『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』で『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』を攻撃!破壊!」
『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』の攻撃で、大きな唸り声と共に『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』は破壊される、何とかシールドブレイクを出来なくさせる光、だが次のターン、『暴れ馬「黒皇号(こくおうごう)」』でブレイクされることだろう──それも破壊しなくては、そう思いながら光はターン終了する。
光のターン、『LIGHTNING:パーフェクト・ボール』で『青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)』を攻撃、そして破壊。
次のターン、光のシールドが破壊される事を防ぐ、だがまだ謎の仮面の修道女の場にはクリーチャーが存在する、そのクリーチャーも破壊しなければシールドを防ぐ事は出来ない──そう考えながら相手にターンを渡す──
八ターン目──
「私のターン、ドロー!……マナチャージせず、私はマナのカードを確認します──」
そう言いながら謎の仮面の修道女は自分のマナを確認する。
「何をする気だ……!?」
光はそう言いながらマナを確認する謎の仮面の修道女を見つめる。
すると謎の仮面の修道女は笑う。
「フフフ……来た来た来た!これで私の勝利は絶対になります!マナのドラゴン、『緑神龍ディルガベジーダ』、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』、『王龍ショパン』を『進化元』に!」
『進化元』、その発言を聞いた瞬間、光は驚いた、まさか、『あのカード』が!?だが、恐れた時にはもう遅い、場に三枚の『進化元』を重ねたカードが現れた──
「現れよ!我が最強なる僕!最強のクリーチャーよ、我が手に轟け!!9マナを支払って、召喚!『超天星バルガライゾウ』!!」
場に現れし、カード──それは『超天星バルガライゾウ』であった──
「……来たか──」
光はそう言いながら自分の手札を確認する、これでは勝てない、くそぅ──
「そして『超天星バルガライゾウ』は進化クリーチャーなので、そのターンに攻撃可能!そしてバトルフェイズ!『超天星バルガライゾウ』でシールドをトリプル・ブレイク!!」
『超天星バルガライゾウ』が光のシールドをブレイクする──光は成す術無くシールドを破壊されるのを見るしか無い──
「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!」
一気に光のシールドが無くなる──
光 シールド三枚→零枚
「そして『超天星バルガライゾウ』の攻撃時、効果発動!『メテオバーン』発動!効果で、『メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札の上から3枚を全てのプレイヤーに見せる。その中から進化ではないドラゴンを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを墓地に置く』!そして『超天星バルガライゾウ』の進化元のカード、『緑神龍ディルガベジーダ』、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』、『王龍ショパン』をを墓地に送り、デッキから三枚を捲ります!」
謎の仮面の修道女はそう言いながらデッキから一枚目を捲る、一枚目は、『緑神龍ディルガベジーダ』だった。
「来ました!一枚目!『緑神龍ディルガベジーダ』!二枚目……!」
謎の仮面の修道女はそう言いながらデッキを捲った──二枚目は『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』だった。
「二枚目!『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』です!」
謎の仮面の修道女がそう言うと、光は驚く。
「な……何だって……!?もう勝てない……いや、まだだ、二枚共『スピード・アタッカー』ではない!だからまだ俺は負けない!」
光はそう言うと謎の仮面の修道女が笑った。
「甘いな、私は『超天星バルガライゾウ』の為に『一枚』、自然文明とは違うカードが入っている──そのカードが引けたらどうするんだ?」
その言葉に光は笑う。
「おいおいおいおい、それはほぼほぼ不可能じゃねぇの?だって、マナは十枚以上あったし、その時点でデッキから20分の1となってしまい、更に残りの40分の10はシールドと手札だ、この時点で、手札は無いとしても、シールドに入っていたらどうするんだ?それを考慮しても、その一枚の確率は残り25分の1だ!」
光がそう言うと『フッフッフッ』と謎の仮面の修道女は笑う。
「甘いなぁ、逆に考えろ、正確には残り『40分の25』なんだよ!可能性は一気に膨らんだなぁ──シールド抜きにしても40分の20──」
そう言いながら謎の仮面の修道女は三回目のデッキ捲りを行った──その瞬間、いきなり謎の仮面の修道女が笑った、それも『アハハハハハハ』と──
「来た来た来たぁ!!三枚目の絶望に酔いしれろ!私は『永遠のリュウセイ・カイザー』を場に出す!そして『永遠のリュウセイ・カイザー』の効果は、『バトルゾーンにある自分のクリーチャー全てに『スピード・アタッカー』を与える』ぅ!!」
「……嘘、だろ……?」
光はそう言いながら愕然と膝から崩れる──そう、このターン、場に出た『自分のクリーチャーが全て『スピード・アタッカー』になる』、つまり、『一斉攻撃』が可能なのだ!残るは残り三枚のシールドのみ!光は全てを『シールド・トリガー』に賭けるしかない!光はゆっくりと立ち上がって、自分の破られたシールドを確認する──シールドから出るのは吉か凶か──それは確認しないと分からない──
- Re: DM エクストリーム ( No.130 )
- 日時: 2016/10/11 21:47
- 名前: 彩都 (ID: vKymDq2V)
一枚目、シールドチェック……の前に深呼吸をする光、まだまだなんだよ、諦めたら負けるんだ、だったら少しでも足掻いて見せようじゃないか──そう思い、自分の左胸に、トンッと右手の拳を当てる、さて、諦めるな、諦めずに俺は前に進む!
そう思った瞬間、左胸のNの痣が光る、自分の今迄見た光の中で一番明るい、いや、一番光っていた。
「えっ……?何なの、あの光は?」
「えぇっ……?君、左胸が光ってますよ……?」
謎の仮面の修道女、結花が口を揃えて言う、そのコメントに対し、光は答える。
「これは俺のNの痣だ、たったそれだけだよ、これは俺の希望だ!」
光はそう言いながら自分のNの痣に元気を貰う、さて、捲るか。
「俺のシールド、一枚目、チェック!!」
光はそう言いながら一枚目をチェックする、だが『シールド・トリガー』は現れない。
「一枚目、『シールド・トリガー』無し……だけれど、二枚残っている、俺はまだまだ諦めないぜ?」
光がそう言うと謎の仮面の修道女が笑う。
「フフフ……それはどうでしょうねぇ……?もしも『シールド・トリガー』が現れたとしても無駄なんですよ、『永遠のリュウセイ・カイザー』の効果は、『相手のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして出る』!なので、ここでブロッカーを出してもタップした状態で出るんですからね!」
確かにそうだ、だが『シールド・トリガー』の呪文、『スーパー・スパーク』ならどうだろう?それなら攻撃を防ぐ事が出来る──だが『LIGHTNING』のソウルカードの効果は、『『LIGHTNING』と書かれたカード以外はデッキに入れても使用出来ない』なのだ、勿論『スーパー・スパーク』は入っていない──だけれど、そのカードに良く似た効果を持つカードがあるかもしれない──それに希望を持ちながらシールドを捲る──
「二枚目!……『シールド・トリガー』無し──」
そう言いながら最後の一枚を横目で見る、もう、『これ』に賭けるしかない!そう言いながら深呼吸をする、そして唾を飲みこむ、こんなに唾が飲み難い事は無い──すると謎の仮面の修道女が言う。
「おいおいおいおいぃぃぃ!もう負けるんですかぁ!?私、結構な初心者なんですよぉ?負けるんですかぁ?」
謎の仮面の修道女が少し腹立つ言い方をしてくる、クソッ!確かに俺は負けてしまうのか……?そう思いながら自分のシールドを確認しようとする、すると『黄竜神』の声が聞こえた。
光!お前はそんなんで諦める男なのかよ!?そうじゃないだろ!お前はアシュラの祠を壊す為に今、此処でデュエルをしているんだろ!?負けるのがそんなに怖いのか!?
「……わいさ……怖いさ!デュエルに負けるのが!俺だって頑張ってデュエルしているじゃないか!負ける時もあるさ!」
大声で光は言う、だが『黄竜神』はもっと怒りながら言う。
うるせぇ!黙りやがれ!もしも今、この状況が『負けられない状況』ならどうするんだ!?それでも負ける気か!?違うだろ!『負けない様に前を見ろ』!それさえもしないのに、負けようとすんじゃねぇ!
『黄竜神』はそう言いながら声を消す──結花と謎の仮面の修道女は独り言を言う光に対し、不思議がる。
「何を言ってんだ、君は?」
「光君、どうかしたの?お姉さんの胸の中で寝る?」
「いや、大丈夫です結花さん」
結花のコメントだけをバッサリと切る光、確かにそうだ、今は『負けられない状況』なのだ、負ける訳にはいかない!そう思いながら自分の最後のシールドを確認する──
「三枚目!……このカードは?」
光はそう言いながら自分の捲ったシールドを確認する、そのカードの名前は『竜王開放』──『竜神開放』に良く似た絵柄のカードだが、少し絵柄が違う、そして特筆するすべき点が一つだけあった、それは『シールド・トリガー付き呪文』だったのだ!そしてその瞬間、『竜王開放』が自分のNの痣の様の光った、そしてカードから感じる、『このカードを発動しろ』、と──感じるがままに光はカードの名前を宣告する。
「俺の最後のシールド、そのカードは『シールド・トリガー』だ!そしてその『シールド・トリガー』発動!『竜王開放』!!」
そう言いながら『竜王開放』を場に出す、謎の仮面の修道女は驚いている。
「なっ……何なんだ、そのカードは!?」
謎の仮面の修道女がそう言うと光は簡単に言う。
「簡単だよ、俺の持っている『竜神開放』が『竜王開放』に進化した!……のかもしれない」
光がそう言いながら『竜王開放』の効果を言う。
「『竜王開放』の効果発動!『デッキから『竜王』と名の付いたカードを場に出す』!」
光はそう言いながらデッキを持って探す、すると『黄竜神』の名前が変わる、『黄竜王』となる、まさかこのカードが……?光はそう思いながら『黄竜神』から『黄竜王』になったカードを場に出す。
「現れよ!新たなる進化の開放!『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』!!」
そう言いながら『黄竜神』が進化した姿、『黄竜王』が現れる──体の装甲も格好良くなっている、そして『黄竜王』が喋る。
「……さぁ、光、さっさと倒して、次のアシュラの祠へ向かうぞ」
- Re: DM エクストリーム ( No.131 )
- 日時: 2016/10/14 20:23
- 名前: 彩都 (ID: Oh9/3OA.)
「だが甘いぞぉ!『永遠のリュウセイ・カイザー』の効果は、『相手のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして出る』!なので、その『シールド・トリガー』で現れた『黄竜王』とやらのカードはタップして場に出る!ブロッカーでもタップされていたら無駄だなぁ!よし、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』よ!あの少年に最後のトドメを!」
謎の仮面の修道女が『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』をタップする、だが『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』の攻撃対象は光ではなく、『黄竜王』に攻撃して自滅していた──
「はぁ……?何で?何で!?何で何で何で!?何で『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』はプレイヤーを攻撃しているのではなく、『シールド・トリガー』で現れた『黄竜王』とやらを攻撃している!?可笑しい!何故だ!?さてはお前、何かズルをしているだろ!?おまけに『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』が『黄竜王』とやらに負けて自滅している──それは何故だ!?答えろ、ガキ!」
完全にキレている謎の仮面の修道女に対し、光は淡々と言う。
「……それは簡単だよ、『黄竜神』の効果は、『このカードがタップしていたら、相手はこのクリーチャーを攻撃しなければならない』という効果を持つ──そしてもう一つの効果がある、それは『場に出た時、お互いの経過したターンだけ、パワーが2000ずつ増える』!そして『黄竜王』はその力を二つ共受け継いでいる!なので、今の『黄竜王』のパワーは元々のパワー2500に8ターン分のパワーが増える!合計パワー32500だ!」
まぁ、『黄竜神』の最後の効果、『このクリーチャーが『竜神開放』の効果で場に出た時、自分のシールドが零枚なら、デッキから上三枚をシールドゾーンに加える』という効果は進化した際、無くなったけどな──と光が付け加えて言う、謎の仮面の修道女は光の言葉に対し、唸る。
「嘘だ!嘘だと言ってくれ!?」
「嘘じゃない、このカードの記載されているテキストだ!」
光がそう言うと、謎の仮面の修道女の他のクリーチャーが『黄竜王』を攻撃し、自滅していく──そして謎の仮面の修道女の場に残っているのは『超天星バルガライゾウ』のみ!
「どうするんだ?ターン終了か?」
光がそう言うと、謎の仮面の修道女は唸りながら言う。
「くぅぅぅ……ターン終了──」
謎の仮面の修道女がターン終了を厭々宣告する──そして光のターンになる。
謎の仮面の修道女のターン、謎の仮面の修道女はマナ進化である『超天星バルガライゾウ』を場に出して、光を攻撃、そして『超天星バルガライゾウ』のメテオバーンの効果で、『緑神龍ディルガベジーダ』、『界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ』、『永遠のリュウセイ・カイザー』を場に出す事に成功する、だが『超天星バルガライゾウ』で破ったシールドの中に、『竜神開放』の進化版のカードである『シールド・トリガー』呪文『竜王開放』を発動し、光は『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』を場に出す、更に『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』は『黄竜神』のカード効果、『このカードがタップしていたら、相手はこのクリーチャーを攻撃しなければならない』を持っていた、そしてそのカード効果で謎の仮面の修道女は『超天星バルガライゾウ』を残して他のクリーチャーを破壊される──
「俺のターン、ドロー、マナチャージをせずに、俺は『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』で、『超天星バルガライゾウ』を攻撃!そして破壊!」
光が『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』で『超天星バルガライゾウ』を攻撃して破壊する──
「俺はこれでターン終了だ──」
光は謎の仮面の修道女のクリーチャーを全て破壊した──これで負ける可能性は少しだけだが減った──
光のターン、『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』で『超天星バルガライゾウ』を攻撃して破壊する、そして何とか光は負けを回避した──
九ターン目──
「私のターン、ドロー……ターン終了」
謎の仮面の修道女はドロー以外何もせずにターン終了する。
謎の仮面の修道女のターン、ドローのみでターン終了。
「俺のターン、ドロー!マナチャージせずにバトルフェイズ!『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』で謎の仮面のシールドをダブル・ブレイク!」
光はそう言いながら『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』をタップする、そして謎の仮面の修道女のシールドは二枚破られる。
「二枚共、『シールド・トリガー』は無し……」
「俺はターン終了だ」
光はブレイク後、ターン終了する。
光のターン、『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』で謎の仮面の修道女のシールドを二枚破壊する。
次で十ターン目──光は逆転勝利が出来るか、まだ分からなかった──
- Re: DM エクストリーム ( No.132 )
- 日時: 2016/10/18 22:25
- 名前: 彩都 (ID: a4Z8mItP)
十ターン目──
「……私のターン、ドロー」
謎の仮面の修道女はそう言いながらデッキからカードを一枚引く、そして自分の手札に加える。
「とりあえず、マナチャージをして、ターン終了」
謎の仮面の修道女のターン、ドローした後、マナをチャージして、ターン終了。
「俺のターン、『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』をアンタップして、ドロー!そしてバトルフェイズへ移行!『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』で謎の仮面のシールドをダブル・ブレイク!」
光はそう言いながらアンタップしている『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』をタップする、そして謎の仮面の修道女のシールドが二枚割られる。
謎の仮面の修道女 シールド三枚→一枚
「さぁ、残りは一枚だ、俺は逆転勝利してやる!」
光はそう言いながら自分の右手を強く握り締める、そして謎の仮面の修道女のシールドチェックが始まる──
「一枚目、チェック──『シールド・トリガー』無し、二枚目、『シールド・トリガー』無し……」
謎の仮面の修道女は落胆する、それもその筈、『このカードがタップしていたら、相手はこのクリーチャーを攻撃しなければならない』という効果を持つ『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』が光の場に存在しているからだ、『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』、たった一枚のカードで自分の場のカードが一枚になったのだ、それは屈辱でありながら、憎しみが現れるカードなのだ──『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』、このカードが光の場に存在する限り、自分の勝利は手に入れられない──謎の仮面の修道女はそう思いながら最後の『シールド・トリガー』に運命を賭ける──
「そして俺はターン終了だ」
光はそう言いながらターン終了する、反撃はしないのか?光はそう考えながら謎の仮面の修道女を見る、彼女はこう言った、『私は『超天星バルガライゾウ』の為に『一枚』、自然文明とは違うカードが入っている──そのカードが引けたらどうするんだ?』、と──それは『永遠のリュウセイ・カイザー』だったのだが──そして逆転して考える、『『一枚』の火文明以外は全て自然文明、つまり39枚が自然文明のカード』なのだ!そして自然文明なら『ナチュラル・トラップ』等の、マナ送りカードが存在する!だが謎の仮面の修道女は『一回も使用していない』のだ!と言う事は──謎の仮面の修道女は『超天星バルガライゾウ』の為にドラゴンを入れたドラゴンデッキなのだ、そして『超天星バルガライゾウ』を出す為だけに『暴れ馬「黒皇号(こくおうごう)」』を入れている、『暴れ馬「黒皇号(こくおうごう)」』はマナ加速のクリーチャーのカードなので、マナにドラゴン送りと早いターンで『超天星バルガライゾウ』を出す為に存在していると仮定する、『それ』を仮定しても、マナ加速のカード、つまり、謎の仮面の修道女のデッキは──『マナ加速のドラゴンデッキ』と言う事!ドラゴンを出す為だけに呪文、ドラゴン以外のクリーチャーを控えている、としたら……?そう、答えは簡単だ、『謎の仮面の修道女は相手のクリーチャーを除去するカードをあまり、もしくはそもそも入れていない』という仮定が出来上がるのだ!……もしも『それ』が合っているとしたら──『光は逆転する事が出来る』と言う事なのだ!
光はそう考えながら次のターンに気を張る──自分の予想が合っていたら嬉しいのだが──そう思いながら……
光のターン、『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』で謎の仮面の修道女のシールドを二枚割る、そして謎の仮面の修道女のシールドを一枚に迄減らす。
十一ターン目──
「私のターン、ドロー!」
謎の仮面の修道女は自分のドローしたカードを横目で見る、何だ、クリーチャーか、ダメだ、完全に勝つ手札を、勝つカードを見失っている──どうしたら良いんだ?くそぅ、何で『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』とかいうカードで私はこんなに惨めになったんだ……?謎の仮面の修道女はそう思いながらドローしたカードをマナゾーンに置く。
「私はこのままドローしたカードをマナにする、そしてターン終了だ、さぁ、最後のシールドを割れよ?」
謎の仮面の修道女はそう言いながらターン終了する、謎の仮面の修道女の言い方は完全に憎しみが混じっていた。
謎の仮面の修道女のターン、ドローしたカードをそのままマナゾーンに置いた。
そして光のターンになる、光は『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』をアンタップしてから言う。
「あぁ、分かったよ、お望み通りにお前の最後のシールドを割ってやる!」
光はそう言いながらデッキからカードをドローする──このデュエル、どちらが勝つかまだ分からない──
- Re: DM エクストリーム ( No.133 )
- 日時: 2016/10/21 21:02
- 名前: 彩都 (ID: Dbh764Xm)
「俺のターン、ドロー!そのままマナチャージせずバトルフェイズ!行け、『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』よ、仮面の野郎にラストシールドをブレイクしろ!」
光はそう言いながら自分の場の『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』をタップする、そして『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』が謎の仮面の修道女に攻撃しに行く。
「……ガードせずに受ける!」
謎の仮面の修道女は半笑いで自分の最後のシールドを『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』にブレイクされる──そして『シールド・トリガー』チェックが始まる。
「一枚目、チェック──」
謎の仮面の修道女はそう言いながらたった一枚のシールドを確認する、するとそのまま手札に加える。
謎の仮面の修道女 シールド一枚→零枚
「トリガーは無い、これで全てが終わるな──」
謎の仮面の修道はそう言って、光を見る。
「さぁ、もう私の負けだ、アシュラ様の祠を壊そうが、私を殺そうが、どうでもいい、勝手にしろ」
「……あぁ、そうさせてもらう、自分はターン終了だ」
謎の仮面の修道女の言葉を聞いて光がターン終了を宣告する、そして謎の仮面の修道女にターンが渡る──
光のターン、ドロー以外何もせずにバトルフェイズ、『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』で謎の仮面の修道女の最後のシールドをブレイク、だが謎の仮面の修道女のシールドに『シールド・トリガー』は現れなかった。
十二ターン目──
「私のターン、ドロー、マナチャージせず、ターン終了──召喚しても次のターン、『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』に攻撃、呪文で排除しても、『LIGHTNING』はまだまだ恐ろしい──これは私の負けだ、さぁ、綺麗なトドメをしてくれよ?」
謎の仮面の修道女はそう言いながら両手を広げる、光は深呼吸をして、自分のターンになった事を確認して、『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』をアンタップして、デッキからカードを一枚引いた──
「俺のターン、ドロー!俺はマナチャージしない!そしてバトルフェイズ!『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』で仮面の野郎にダイレクトアタック!トドメだ!」
タップした『LIGHTNING:黄竜王 竜王:イエロー・キング・ドラゴン:ノヴァ』の攻撃が謎の仮面の修道女に突き刺さる──光と謎の仮面の修道女、勝者は光だ──
「急いでアシュラの祠を確認しないと!」
光は急いで自分のデッキをかき集め、アシュラの祠へ走る、だがアシュラの祠の封印は解けていた──
「くそっ!またか!」
光はそう言うと結花が言う。
「まさか……またアシュラの封印が……?」
「はい、そうです……」
光がしょんぼりして言うと、結花が光を抱き締める、いきなり抱き締められて驚く光。
「ちょっと!?何なんですか!?」
光が喚くと結花が言う。
「封印が解けても良いじゃない、今さっき、仮面の人を倒した、少しはアシュラ勢の戦力を削ったの、それだけでも感謝しなさい……?」
そう言われると光は納得する、そして謎の仮面の修道女に言う。
「おい、仮面野郎」
「……?何なのよ?」
謎の仮面の修道女が光に声を掛けられて不思議がる、光は謎の仮面の修道女に言う。
「おい、お前らはどうしたいんだ?アシュラを封印から解いて、何がしたいんだ!?一勝さんや結花さんが日本を、世界を救ったのに、お前らは何がしたいんだよ!?日本を……世界をもう一度壊す気か!?」
光がそう言うと、謎の仮面の修道女は言う。
「私以外の人間がそう考えているかは分からないが、私は『世界を壊したい』、全てをまっさらにして、一からやり直したい、こんな世界、壊れてしまえば良いんだ、機械も車も食も火もパソコンもケータイ電話もテレビも笑いも全て全て原始時代に戻れば良いさ!そう思う事の何が悪い!?」
謎の仮面の修道女がそう言うと光は言う。
「甘ったれんなよ!『世界を壊したい』?何だそれは?壊れてしまえば良い?機械も車も?だったら徒歩で移動しろってか?それは厭だな、自転車、電車、バス、タクシー、色々な方法で移動したい、お前だってそう思うだろ?『動きたくない』ってさ?色々な方法が現在あるから過去の栄光が有るんだ、過去の失敗や成功があるから今の世界が出来ているんだ、電話もスマホも、皆皆、『自分の想像している未来』を創りたいからもっと進歩する!お前もそうやって、『新しいモノを作る快感』に目覚めたら、きっとこの世界は楽しく感じる、『世界を壊したい』なんて思わない!だから『世界を壊したい』なんて思うなよ!」
光がそう言うと謎の仮面の修道女は言う。
「お前に何が分かる?何が分かるって言うのさ!?」
「何も分からねぇよ!お前らの気持ちなんか分かってたまるか!」
光はそう言うと、謎の仮面の修道女が言う。
「フフフ……だがもう遅いぞ?日本全国にアシュラ様の祠はあるんだ、私みたいな仮面の人間が封印を解いている──それを防げるかは分からない、封印が解けて、アシュラ様が復活するかもしれないし、お前みたいに壊されて復活出来ないかもしれない、それは分からないんだ、私は『壊されない未来』を願うよ──」
謎の仮面の修道女は地面に食べられる様にして消えた──光は少し唸りながら足元の石を地面に投げる──急いでアシュラの祠を壊さないと──光はそう思いながら次のアシュラの祠へと急いだ──
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