神の使徒と希望のヒカリ 作者/乃亜 ◆uz.dYBj786

黒き闇と
白き光
その狭間に居る者を
私達は助けるのです――――
+26夜+【突破】
「・・・って訳で俺達も行くから。」
神剣と詠娑が笑いながら立っている。
「って訳でじゃねぇよ。ど―ゆ―訳だよ。」
クロアが顎に手をあてて座っている。
「だからコムイさんに強行突破には沢山の人数がいるから~・・って言われて来たんです。」
詠娑が任務の書類を見ながら言う。
――――・・こいつ等でコナルを助けれるのか―・・?
神田は少し不安に思った―・・
*
「ルイv」
此処は千年公の部屋。
千年公は本を読んでいる。
「―・・何?千年公・・」
ルイはゆっくりと聞いた。
「・・・実は、もうすぐ憎きエクソシスト達が此処にやって来るのでスvルイv」
「そうなの・・・千年公。」
「ルイv」
「はい。」
「 憎きエクソシストを
倒してみませんカ? 」
カタン―・・・
ルイが驚いてソファーから立ち上がった。
「え―・・?私・・・が?」
「そうでスvやりますカ?」
コレをやれば―――
きっと
私は―――
「やるわ。
やらせて・・・・
千年公。」
千年公は不気味に笑った
「勿論いいですヨvお願いしますネvルイv」
そのまま千年公は部屋へ出て行った。
+
――――ザシュッ
今、3体のアクマが音を発てて壊れた。
もう此処はノアやアクマの巣。
どんなノアやアクマが居ても可笑しく無い。
エクソシスト達は全員アクマを倒していく。
特に神田は。
「・・・黒白ノ夢(ユメノセカイ)発動。」
「闘士ノ拳(ストラグルグローブ)発動!」
「唱文、発動!」
「夢之魔法、発動・・」
「怪刀・神波刀!発動!」
「黒い靴発動―・・」
「白対術発動ッ。」
「イノセンス、発動ッ!」
9人はイノセンス発動し、どんどんアクマを壊す。
アクマの残骸は無残に地に落ちる。
「・・・よし、入るぞ。」
神田がそう言って、城に入る。
皆はその後に続く。
その様子を、ある者達が見ていた―――

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