神の使徒と希望のヒカリ 作者/乃亜 ◆uz.dYBj786

     「・・・・・・・は?」



 +19夜+[ラビとアレンと神田はもうこの小説からは消えさりまs]



「何さこの題名はァァァァ!!」

ラビが怒りに満ちた顔で作者に殴りかかる。

「や、だって視聴者の皆様からクレームが―・・・」

作者は慌てて言い訳。

アレンがスッと左腕を掲げて言った。

「でもこの中には僕たちの活躍を待ってる人も居るんですよ!?」

それに対して作者はまぁまぁと両手を前に出す。

「や、だってラビはど―でも良いから神田を返せ。とか、神田とかアレンが氏んだからラッキーだけどラビは心配とかそ―いう人だって居るからさ、仕方が無いから全員を消すという方向に―・・・・」

神田がスラリと六幻を鞘から抜く。

「・・・オイ、いっぺん逝きたいか・・・・?」

その言葉に作者はビクッとし、叫ぶ。


「では、もう一度題名ィィィ!!」



 +19夜+[3人を助け出せ]



   「・・・・・・え??もしかして捕まえられちゃった?お持ち帰り??テイクアウト??」

  伏羲がイノセンスを発動させたままパニックになる。

  「な訳ないでしょ―が!!つ―か捕まえられちゃったじゃん!!ど―すんの??」

  更紗が困り果てた顔で突っ込む。

  (大変だね。by作者
  (さっさと消えろ。by更紗

  「神ちゃァ~ん??」

  コナルがへにゃりとした顔でラケットを掲げる。

  だがその顔には影があり、笑っていても十分恐いのであった。

  「隕石投下(メテオ)ッ!!」


   いきなり、空中から隕石が、コムリンに降りかかる。


   すると、コムリンはいきなりグローブとバットを取り出した。


   頭の上のベレー帽が、いつのまにか野球帽に変わっている。しかも野球帽には[k]と大きく書かれてある。


   (室長―・・恥ずかしくないんスか―・・?)

  リーバー班長が手で顔を覆う。
  
  シクシクと虚しく音が響く。


       [!?]


   いきなり、コムリンが隕石をグローブで取った。


  「えぇぇぇぇ!?」


   更紗が驚いた表情で叫ぶ。

    伏羲はポカーンとしている。


    「今カラ、100本ノック、チャント、トル。」

   なめらかな機械音と共に、隕石がいきなり伏羲の横を掠めた。


    「わわっ!!なぁにぃコレぇ!!」

   「ちょっ!?コムリンって殺.人能力発揮できんの!?」

   「こっの―・・」

 

   更紗とコナルが慌てている間に、伏羲は自分のイノセンスを炎と化させる。

   「爆炎ノ闘志(ファイティングフレア)ァァァァ!!」


   伏羲が両手の拳をコムリンに思い切りぶつける。



    ドガァァァァン―――!!!!



   空中で大爆発が起こり、パラパラという砂埃と共に、伏羲が舞い降りる。


   「・・・やったか!?」

   伏羲が後ろを振り向く。


   もうもうとした砂埃の中―・・・


   「破壊した!!」



   コナルがそう言った瞬間――・・



        ガッ・・・


   いきなり、破壊したと思っていたコムリンが伏羲の団服の裾を掴んだ。



    「あああああああああッ!!」


   伏羲がコムリンの口の中に入っていく。


   それを、コナルと更紗は見つめていた。



   それから10秒たった時。



   「あああああああああッ!!」



   2人が叫んだ。