神の使徒と希望のヒカリ 作者/乃亜 ◆uz.dYBj786

「ギャァァァァ!!」
―――そう、それは悪夢の始まり…
+5夜+【賭けの結果。】
「ギャァァァ!!
男になってるゥゥゥ!!」
「・・・は?」
詠娑は初め何事かと思った。
クロアは鏡に映った自分の姿を見ると、へたり込んだ。
「嗚呼・・もう駄目だ・・・俺の人生脱落だぁ・・」
「ク・・クロアさんッ!とりあえず風呂から出ましょ!ねッ?」
「・・・ああ・・」
《物語の展開がちょっと速くねぇ―の?って思った方はそのままパソコンに頭を打ち付けてくださいv(蹴》
「・・・・僕の勝ちですねv」
アレンが微笑みながら言った。
クロアは目の下の影が濃いまま、アレンの目の前で倒れた。
「ああ・・男に・・」
じょろじょろと涙が噴水の様に床に零れる。
「・・・・クロちゃん?」
ラビが頭にそっと手を置く。
「・・・・・嗚呼・・」
「まぁ元気出すさぁ。とりあえずこれからは男としての人生をあゆ「・・コムイに言ってくる。アイツなら特効薬でも作れんだろ。」
クロアはそう言うとダ――――――ッと走って消えた。
《此処でもう一度、やっぱり物語の展開が速いんじゃね?って方は今度はマウスを頭に打ち付けてくださいv(嫌》
*
「コムイッ!」
クロアが勢いよく室長室のドアを開けるとそこには―・・
『やぁ!クロちゃん♪見てみて―vカッコイイでしょ―っv』
「・・・・何だこの変なの。」
――――そう、目の前にはコムリンが居た。
そしてコムイはコムリンの中でコーヒーを飲んでいた。
『そうッvコレはコムリンⅣなのだよッ♪』
「はぁ・・・・? ・・・ってそれより!教団の奴等が皆可笑しいんだ!コムイ何か知ってるか!?」
コムイは悪魔の笑みを浮かべると言った。
『やっと聞き始めたかぁvいや―♪面白くなりそうだ♪』
――――は?
「おい!コムイ!今さっきなんつった!」
「室長!仕事・・・・ってああああ!!!コムリン!!」
リーバー班長がドアを開けて入って来た。
『え―?だから―。僕とある人物が一緒に―、僕が作った―、入浴剤を入れて―。研究してたら―。結局面白そうだからって風呂に入れといたんだ―v』
「コムイ、ギャルみて―な話し方はやめろ。作者に蹴り飛ばされるぞ。」
「・・・・って事は今回の異様な教団は全部テメェの所為が莫.迦野.郎・・」
リーバー班長が書類を落とした。
「室長の所為で俺等は酷い目にあったんスよ!見てくださいよコレ!」
リーバー班長が腕の裾を捲し上げた。
リーバー班長の腕にはヨッシーの絵が所々付いている。
「これ、洗っても洗ってもおちないんスよ!ど―してくれるんスか!」
コムイは腕を組み、何か真面目な顔で聞いている。
そして何かを考え付いた様な動作をするとにっこりと笑った。
これもまた、悪魔の笑みだった。《ゾワゾワッ
『実はね、皆、一つ一つ違う、その現象が直る薬を持ってるんだ。各一人ずつ・・ねv・・・欲しい?』
「「「「ハイッ!欲しいですッ!」」」」
すると、いきなりドアから現れたのはジョニー・タップ・ドップ・65号などなどの科学班全員であった。
ジョニーは筋肉が沢山付いていて、プロレスラーの様になっている。
タップ・ドップは髪の毛がアフロになっている。
65号は形がハート型になっている。
吹き出しそうなのをコムイは必.死に口を押さえている。そして口を開いた。
『あのね、皆の薬は僕が色々な所に隠しておいたんだ。だから探してよv』
・・・・・
一瞬、科学班一同とクロアの動きが止まった。
「「「「はぁぁぁぁぁぁ!?」」」」
『――――ではっ♪ゲーム始め♪』
――そう言うと、コムリン・・いや、コムイは教団の廊下に走った。
《あの巻き毛室長ォ―――!!》
室長室に、科学班一同とクロアの声が重なり、そして響いた。
ゲームは
まだ始まったば.かり。

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