二次創作小説(紙ほか)
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- デュエル・マスターズ 0・メモリー 堂々完結
- 日時: 2014/12/07 13:44
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: oLjmDXls)
【読者の皆様へ】
初めまして、二次などで創作を行っている、タクと申します。この度はデュエル・マスターズ 0・メモリー、完全に完結しました! 今まで皆さん、応援ありがとうございました。続編、デュエル・マスターズ D・ステラも応援よろしくお願いします!
【番外編あらすじ】
教団の脅威は去ったはずだった。教団の神官、バラモンとデトロイトによって呼びこされた2人の無法の覇者、そして竜神王。しかし、それはやがて世界を脅かす要因に。そして、ヒナタがデュエマをやめる!? 衝撃の番外編、ついに本格始動!
用語集>>10
登場人物紹介>>02
デッキ紹介>>67
デッキ紹介2 >>190
参照1000突破企画:切札紹介 >>114
本編>>247
番外編:強襲の竜神王編
エクストラターン0:キー・メモリアル >>246
エクストラターン1:異変 >>253
エクストラターン2:竜神王 >>254
エクストラターン3:恐怖 >>257
エクストラターン4:狂気 >>258
エクストラターン5:行動開始 >>261
エクストラターン6:デコード >>262
エクストラターン7:ケリを付けろ >>265
エクストラターン8:敗者の条件 >>266
エクストラターン9:急襲、竜神王 >>267
エクストラターン10:決死の特攻 >>268
エクストラターン11:デッド・オア・デッド >>280
エクストラターン12:鬼 >>298
エクストラターン13:暴かれた根源 >>300
エクストラターン14:捨てられたデッキケース >>301
エクストラターン15:ベルフェモール >>304
エクストラターン16:向き合うこと >>305
エクストラターン17:大阪へ >>307
エクストラターン18:咆哮、激震、超克 >>310
エクストラターン19:星として、海に散る >>311
エクストラターン20:絶望への反逆 >>312
エクストラターン21:決戦の舞台へ >>313
エクストラターン22:立ち塞がる無法の皇 >>314
エクストラターン23:激震、インフィニティ・ドロン・ゴー! >>315
エクストラターン24:最後の戦い >>336
エクストラターン25:反逆の一戦 >>337
エクストラターン26:竜神王結合 >>338
エクストラターン27:破壊衝動 >>339
エクストラターン28:絶望と破壊の渦 >>340
エクストラターン29:終焉 >>341
参照3000突破記念!ヒナタへ56の質問
>>176 >>177
短編1:仁義なき戦い(パブリック・エネミー) >>163 >>164
短編2:恋の裏技 >>182 >>185 >>188
短編3:親父の背中 >>206
短編4:恐怖、学園七不思議!? >>281 >>283 >>285 >>289 >>290 >>294 >>295
短編5:探偵パラレル >>306
コラボ番外編
モノクロさん作、デュエル・マスターズMythology
”last smile”
あらすじ:デュエル・マスターズMythologyで活躍中のヒロインキャラ、御船汐。彼女の空白の一年間とは、まさしく鎧竜での一年間のことだった。では、何故彼女はそれを失うことになったのか? そして、記憶と共に彼女が失わなければならなかったものとは。オリキャラによって繋がる2作品の謎が今此処に明かされる。
そして、無法と神々が今、交錯する。
短編のつもりが中編クラスの長さになってしまったこの作品。最後まで必見!
第一話:別れと悲劇はデュエマの後で
>>316 >>317 >>321 >>322
第二話:月夜野シオは彼女なのか?
>>323 >>327 >>328
第三話:神話の使い手
>>329 >>330 >>331 >>332
第四話:そして神話へ
>>335 >>345 >>348 >>349
第五話:”先輩”
>>350
キャラクター裏話
パート1 暁ヒナタ >>293
パート2 黒鳥レン >>299
基本、概存のカードを使用していますが、これからの展開でオリジナルカードを使うかも知れません。ご了承下さい。
なお、クリーチャーの解説などは、以下サイト様から引用させていただいています。
DuelMasters Wiki(デュエルマスターズ ウィキ)様
- ターン65:死せない流星 ( No.197 )
- 日時: 2013/10/22 17:37
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: wJNgr93.)
「くそっ、俺のターン!《規格外 T.G.V》召喚!スリリング・スリー:アウトレイジ発動!」
山札が3枚めくられ、《終末の時計 ザ・クロック》と《蛙飛び フロッグ》、《ドンドン吸い込むナウ》が現れる。
「よしっ!効果で、このターンの間、《T.G.V》はT・ブレイカーに!!いっけぇ!シールドを叩き割れ!!T・ブレイク!!」
シールドが3枚、割られる。それでも尚、キイチのシールドは3枚残っていた。さらに、
「S・トリガー発動。《父なる大地》及び、《グローバル・ナビゲーション》!!」
「!」
次の瞬間だった。《ドラポン》と《T.G.V》はマナへ送還され、ヒナタのマナゾーンから《蛙飛び フロッグ》が引っ張り出される。さらに、これでは終わらない。今度は、キイチのマナゾーンから手札へ、カードが渡った。
「《グローバル・ナビゲーション》は、敵のタップされていないクリーチャーをマナ送りにし、そして俺のマナからクリーチャーを回収する。俺が今、回収したのは《新世界 シューマッハ》だ。」
ヒナタのマナは増えた。だが、クリーチャーはゼロ。かなりまずい状況である。
グローバル・ナビゲーション R 自然文明 (5)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手の、タップされていないクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
父なる大地 C 自然文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。その後、相手のマナゾーンから進化ではないクリーチャーを1体選び、相手はこれをバトルゾーンに出す。
「にゃろぉー!!ターンエンドだ、バーロー!!」
「ふん、熱くなれ。そうやって、どんどん奈落へ突き落とされるがいい。キイチ式無限ループ。」
「黙れよ、チクショウ!!」
ドラポンも、ヒナタもイライラし始めたが、ここで冷静さを欠いてはまずい。しかし、キイチはさらなる猛攻をかける。
「俺のターン。呪文、《緊急再誕》!」
「げっ・・・・・・!」
《緊急再誕》。自分もコントロールを使っていた頃、デッキに入れていたため、このあと何が起こるかは本能的に直感した。
「さあ、《サンサン》を破壊して手札から《光霊姫アレフティナ》を召喚!」
シールドの数だけ、コストが重くなる《アレフティナ》。しかし、《緊急再誕》を使えば、元々のコストが低いだけに容易に召喚できる。さらに、今の呪文で《サンサン》を破壊したということは、次に起こる現象が容易に想像できた。
「ドロン・ゴー!輝ける太陽よ!耐えない争いに終止符を打て!守護と大地を司る無法の力を愚純な偽りの神に振りかざせ!現れよ、自然文明の長、《極太陽 シャイニング・キンジ》!!」
極太陽(ゴンブト)(トレジャー) シャイニング・キンジ R 光/自然文明 (7)
エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 6000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から1枚を裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加え、もう1枚をマナゾーンに置く。
W・ブレイカー
ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に「極太」または「太陽」とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
自分の他の、名前に「シャイニング・キンジ」とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。
「自然文明の・・・・・・長!?」
「そうだ。」
ヒナタの疑問を一言で片付けるキイチ。しかし、その死んだような目をヒナタに鋭く向け、続けた。
「だが、俺の力を認め、互いの目的を行使するために今こうして同盟を結んでいる。さあ、覚悟しやがれ。《ファルコン・ボンバー》でシールドをブレイク!!」
「ぐあ!」
シールドが割られるヒナタ。まずいと感じる。このままでは、《キンジ》がスピードアタッカーになってしまう!が、デュエマにおいて逆転する要素が、ここに来て現れた。
「S・トリガー発動!!《ドンドン吸い込むナウ》を使用!効果で、《ドラポン》を回収し、さらにッ!!《キンジ》をバウンス!」
「くそっ、だが効果で《アレフティナ》をスピードアタッカーに!さあ、残りのシールドをブレイクしろ!!」
最後の2枚のシールドが割られた。しかし、ヒナタには勝機があった。
「俺のターン!《ボルバルザーク・エクス》を召喚!効果で、マナを全てアンタップ!そして、マナ爆誕4発動!本来ならコスト7の《馬番の騎手 アリマ&キッカ》をマナから召喚し、呪文!《ヒラメキ・プログラム》で破壊!効果で、こいつよりコストが1大きい・・・・・・。」
流れるような動きを見せるヒナタ。今回、ヒナタは中盤から《ヒラメキ・プログラム》で大型クリーチャーを出せるような編成にしたのだ。そのせいで、多少偏ってしまったが。そして、
「永き眠りから目覚めし龍よ!我に従い、宿命を果たせ!復活せよ、《不敗のダイハード・リュウセイ》!」
強力な切札が現れる。
不敗のダイハード・リュウセイ SR 火文明 (8)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 8000
自分のドラゴンが攻撃する時、相手のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
W・ブレイカー
自分がゲームに負ける時、または相手が勝つ時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。
このクリーチャーが破壊された時、そのターン、自分はゲームに負けず、相手は勝てない。
《ダイハード・リュウセイ》の効果は、自身の犠牲とともに敗北を回避し、さらに自分のドラゴンの攻撃時に相手のシールドを1枚墓地送りにする強力な効果を持つ。
「さて、手始めに《ボルバルザーク》で攻撃!効果で、シールドを焼却だ!」
実質、ブレイク数が増えるようなものである。キイチのシールドは残り1枚。
「最後に、《リュウセイ》でアタック!!効果で、最後のシールドを破壊!」
墓地送りにされるため、S・トリガーは発動しない。
「くそっ!無念・・・・・・!」
「《ダイハード・リュウセイ》でダイレクトアタック!!」
圧倒的状況からの逆転劇。見事に、ヒナタは勝利を掴んだのであった。その後、デュエルロードはヒナタの優勝で、幕を閉じた。
「お前のことを誤解していた。弱小でないことは認めてやる。」
大会後、謝罪(?)をするキイチ。間違っていることは素直に認めるタイプなのか認めていないのか・・・・・・。
「言い方腹たつけど・・・・・・まあ、いいか。」
「そうね!ヒナタは優勝、アタシは準優勝!これで全部丸く収まるんだし!」
すると、パチパチと軽く拍手しながら天川が近づいてくる。
「準優勝おねでとう、コトハ君。そして、優勝おめでとう。ヒナタ君。まさか、キイチ君に勝利するとはね!」
「へっ?」
ヒナタは疑問に思った。何故、彼がキイチのことを知っているのか。すると、キイチが話し始めた。
「俺が鎧龍に転入することを、天川さんが知っていたからだ。」
「そう。彼、槙童キイチ君は今度1−Eに転入してくるんだ。調べたところ、《キンジ》の保有者で、しかも強力なデュエリストであることが分かってね。彼と打合せして、最後のチームメンバーになってもらうことにしたんだ。」
クスクス笑う天川。全部、彼の思惑通りだったとは。
「さて、これで本格的にトーナメントが見えてきたなっ!これから、よろしく頼むぜ!キイチ!」
「ああ。」
無表情ではあったが、たのもしさが感じられた。メンバーは揃った。もうすぐ、トーナメントの開催だ。
- ターン66:開幕、鎧龍サマートーナメント! ( No.198 )
- 日時: 2013/10/23 13:11
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: wJNgr93.)
『これより、鎧龍サマートーナメントを開始します!!』
アナウンスの言葉で、会場は興奮に包まれた。有志のチームで行われる、このトーナメントは毎年毎年、見るものや戦うもの、両方が楽しめる。基本、ルールは殿堂レギュレーションで行われ、先に2勝した方が勝利という、簡単なルールだ。
さて、控え室1ではヒナタ達のチーム、”レイジオブ・アゲインスト”がミーティングをしていた。このチーム名は、天川とヒナタが考案したもので、意味は”無法者の反逆”ということらしい。転校してきたばかりのキイチは、まだ雰囲気に馴染めてなかったが、ヒナタ曰く、「じきに慣れるだろ。」ということだ。しかし、辺りを見渡すと色々なチームがいた。
「今回、本戦まで勝ち抜いてきたのは、オレらを含めこの22チーム。ランダムだったとは言え、シード権を獲得できなかった俺たちは、合計5回勝ち抜かないと優勝できない。」
トーナメント表を見ながら、キイチは呟いた。実は、参加チームが多かった為、昨日予選があったのだ。しかし、ヒナタたちはそれを簡単に突破してみせた。シード権を獲得し、さらに相手が同級生ばかりだったからだ。それもあり、ヒナタは言い切ってみせた。
「なーに言ってんだ!”5回もデュエマできる”の間違いだろ?シード権を獲得できなかったということは、予選の時より、それだけいっぱいデュエマできるってことだろ?」
という言葉で。ヒナタらしい言葉だった。コトハも、頷いてみせる。
「アンタらしい、率直な意見ね。」
「だろォ?」
得意げに笑みを浮かべたヒナタ。しかし、次の言葉でそれは崩された。
「だけど、同時に軽率でもあるわ。」
「はぁ!?」
「次の相手は、いきなり2年チームよ。大丈夫なの?」
「うっ・・・・・・。」
確かに、そう言われて言葉を失った。当然、上級生の方が経験も豊富で、S・ポイントにより、手に入れたレアカードも多い。
「さらに、今回は後期課程・・・・・・つまり、高校の面々も参加しているから、気が引けないわ。」
「そーいうことだッ!!」
大きい声が聞こえた。振り向くと、いつかの銀髪の少年、封李だった。
「封李さん!久しぶりです!」
「ヒナタ。俺には敬語よせって、言っただろ?」
「だけど尊敬する人には、あんまり気が引けるんだよなぁ・・・・・・タメ口は・・・・・・。」
すると、封李は1枚のカードを弾く。同時に、ヒナタのデッキから「ポンッ!」と音がしてカードが出てきて、ドラポンが実体化した。
そして、封李が弾いたカードからは、カツドンが現れた。
「今度こそ、決着付けるっちゃ!」
「望むところや!」
ライバル同士の2体は、拳を優しく交わし、カードに戻った。封李は、不敵な笑みを浮かべると、
「言っておくが、俺のチームと当たるには、準決勝まで上がってこないと不可能だ。良いか?ぜってー、俺たちと当たるまで負けんじゃねーぞ!」
「もちろん!」
ヒナタは自信満々で返してみせた。そして、封李は去っていった。今度は、天川が口を開く。
「さて、シント君も今回、トーナメントに参加しているけど、シント君たちのチーム・・・・・・”D・クラッシャーズ”に当たるには、決勝まで勝ち抜かないといけない。」
「へへへ・・・・・・上等じゃないですか!みんなぶっ倒して、このチームでてっぺんを取る!!」
デッキを高らかに上げて宣言するヒナタ。それを見て、コトハは少し微笑んだ。だが、同時に少し顔を曇らせた。
(あのバカ兄貴のチームは・・・・・・多分、2回戦で当たるわね・・・・・・。)
所変わり、2日前。茅山リョウは実体化し、暴走していたクリーチャーを相手に、決闘空間で激闘を繰り広げていた。相手は、人型。弓矢を構えた騎士のようなアウトレイジだった。
「《全力艦長 イカリ》でシールドをブレイク!《ヴェルネライト》で最後のシールドをブレイク!!《アイアンローズ》でダイレクトアタック!!」
しかし、自身の切札をフル活用して勝利してみせた。リョウの手元にカードが渡る。空間は解除され、元の場所に戻っていた。
「ふぅ、一件落着か・・・・・・。」
そう呟く。すると、1人の少女がこちらへ駆け寄ってくるのが見えた。その少女の苗字を思わず呟く。
「月夜野・・・・・・さん?」
「茅山先輩。実体化したクリーチャーが暴れていなかったですか?」
「ああ、それならもう倒して僕がとっ捕まえたよ。名前は・・・・・・《驚異的陣形 アレキサンドライト》か・・・・・・。」
それを聞いて、安心の顔を見せるシオ。すると、シオも1つのカードを差し出した。
「実は先日、このカードも実体化して暴れていて・・・・・・近づいたところ、デュエマを挑まれたんです。《奈落の葬儀人 デス・シュテロン》のカードです。」
「こいつもか・・・・・・。どうやら、他のカードには無い力を感じる・・・・・・。」
「イエス。オールライト。まさしくその通り。それらは、文明代表の強力なカードだ。」
ふと後ろを見る。するとそこには、学年一のエリート。エル・ヴァイオレットの姿が。
「わわわ!何で、学年一のエリートである君がここにいるんですか!?僕らに何か・・・・・・。」
「元はと言えば、お前たちと”サマートーナメント”のチームを組もうと思って誘いに来た。」
「ぼ、僕らと!?」
リョウは驚いて声も出ない。学年一のエリートがそう言っているのである。自分と組めと。
「理由は簡単だ。教団とやらに興味を持った。そして、文明代表のカードを所持しているユー達と組もうということだ。」
「教団!?一体なぜまた・・・・・・。」
「情けないことに、先日のことだ。教団と名乗る連中に勝負を挑まれてな。僕の”ゼンアク”も、このザマだ。」
エルは灰色になったカードを差し出して見せる。それは、変わり果てた”ゼンアク”のカードだった。
「最終的に倒したものの、奴らをデストロイしないと気が済まない。そいつから、文明代表のカードのことは聞き出した。肝心の暁ヒナタは、それを所持していないらしいからな・・・・・・。」
「教団が憎いのは、僕たちも一緒だ。君と組めば、なにか進展があるかもしれない。」
「同感です。これ以上、教団の犠牲者を出すわけには行かないです。」
こうして、今まで接点のなかった3人の決闘者は同盟を結んだのである。
『それでは、第一回戦を開始します!チーム”レイジオブ・アゲインスト”とチーム”バッドボーイズ”は試合会場にて準備をしてください!』
アナウンスが響いた。
「行くぞ!!」
ヒナタが、全員の士気を上げるように声をかける。始まるのだ。頂点を目指す戦いが、今。
- ターン67:一回戦 ( No.199 )
- 日時: 2013/10/23 22:28
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)
『まずは、先鋒戦を開始します!!』
まずは、先鋒のキイチが指を鳴らしながらデュエルテーブルへ上がった。相手の少年は、結構大柄な二年生だったが、度胸と強さは他のメンバーに引けをとらない(特に度胸は)キイチの辞書に”臆す”という言葉はない。
「がんばれー!キイチー!」
チームメイトの声援が聞こえる。好い加減なプレーは許されない・・・・・・と普通の人間なら考えるがキイチは違った。余裕を持て。敵を圧倒し、圧勝しろ。先人からの教えだ。そのためか、いつもの死んだような目を相手に向けた。余裕はある。そして、負けるつもりはない。
『制限時間は15分!先鋒、デュエマ・スタート!!』
実況のアナウンスで、激闘の開始が告げられた。
「オレのターン、《戦慄のプレリュード》を唱えるぜ!場の《真実の名 アカデミー・マスター》の効果で呪文の効果をもう1度使用!」
今回のキイチのデッキは、火・光・自然の3色アウトレイジデッキ。既に、場には《シャイニング・キンジ》が光臨しており、《キンジ》の効果でシールドが増えている。そのため、シールドは3枚だ。
一方の相手のデッキは5色グッドスタッフ。現在のシールドは2枚。グッドスタッフデッキとは、単体で優秀なカードの組み合わせでできたデッキ、またはその構成のことだ。強力なカードをかき集めてデッキを作ったら強いだろう、という単純明快かつ真理に近い理論に従い構築される。当然、マナ加速やコスト軽減は入れないとデッキが動かなくなってしまう。常にデッキの方向性を見失わないようにすることが重要なのだ。
「そして、1マナで《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》を召喚!!」
「必勝」の頂 カイザー「刃鬼(ばき)」 ≡V≡ 無色 (11)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/ゼニス 14000
このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手のシールドを数え、その回数相手とガチンコ・ジャッジする。その後、こうして自分がガチンコ・ジャッジに勝った数、ハンターを1体、自分の墓地、マナゾーン、または手札からバトルゾーンに出す。
T・ブレイカー
エターナル・Ω
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》。自身のシールドの数だけ、ガチンコ・ジャッジを行い、勝った回数だけハンターを墓地、マナ、手札の公開ゾーンからバトルゾーンへ出す、勝利を呼ぶビクトリーカード。
「さあ、オレのシールドは2枚・・・・・・!これで十分だッ!ガチンコ・ジャッジ!」
「ふん、寄せ集めか。」
出たカードは、相手がコスト12の《 GF隊総大将 無敵ング》、キイチがコスト4の《サンサン》だった。2回目。相手がコスト2の《フェアリー・ライフ》、一方のキイチがコスト5の《逆転王女プリン》だ。
「ふん、来てくれたか。《逆転王女プリン》の効果発動!《「刃鬼」》をタップだ!!」
「うぐっ!?」
「大方、マナゾーンの《永遠のリュウセイ・カイザー》を踏み倒し、《「刃鬼」》をスピードアタッカーにするつもりだったか。」
ガチンコ・ジャッジにより、捲られた《プリン》の効果で、このターンの首は繋がった。しかし、
「ははははは!だが、《永遠のリュウセイ・カイザー》召喚!」
それでも、出てこられたら厄介極まりない怪物、それが《リュウセイ・カイザー》だ。味方全員をスピードアタッカーにし、逆に相手クリーチャーは登場する際にタップして現れる。メリットの固まりともいえよう。
「ヒナタ。やばいんじゃないの?」
「ああ、ここでこの状況は、はっきり言ってまずい。こいつが出た以上、安全とは言えない。」
「だけど、キイチ君には、まだ手札があるよ?」
天川は彼の才能を知っているからか、そう言い切れた。
「さあ、《リュウセイ》で《キンジ》を破壊だ!!」
「ドロン・ゴー発動!《キンジ》を手札の《キンジ》へ!」
破壊されたが、ドロン・ゴーによって実質生き残ったも同然の《キンジ》。まだ、このカードがある限り、キイチは諦めない。
「俺のターン。呪文、《ロジック・サークル》。」
ロジック・サークル C 光文明 (1)
呪文
S・トリガー
自分の山札を見る。その中から呪文を1枚選び、相手に見せてもよい。その後、山札をシャッフルし、その呪文を山札の一番上に置く。
「効果で、《DNA・スパーク》を山札の一番上に。そして、《凄い守護 ヴェルネライト》を召喚。《キンジ》でW・ブレイク。」
タップされてクリーチャーが出てしまった者の、これで、相手のシールドは0。しかし、
「《キンジ》の効果が発動!!山札2枚のうち、効果で、《DNA・スパーク》をシールドヘ!」
「げっ!?」
《キンジ》の効果が発動し、S・トリガーが仕込まれてしまった。それも、《DNA・スパーク》が。
「コンボ発動。”ロジック・トレジャー”だ。」
「く、くそっ!!だが、どっちみちオレが勝つんだよ!!オレのターン!・・・・・・くそっ、手札がねえ!《リュウセイ》と《「刃鬼」》でてめぇのクリーチャーを全滅だ!!」
破壊される2体のクリーチャー。しかし、
「ドロン・ゴー発動。《サンサン》をバトルゾーンへ。」
「う、うぐぐぐぐ!!」
「俺のターン。《サンサン》でダイレクトアタック!!」
タブレット端末で観戦していた観客が、歓声を上げる。先鋒戦は見事、キイチが制した。
「よっしゃぁ!やったわね、キイチ!」
「ホントすげーよ!」
チームメイトの2人が駆け寄ってきた。しかし、キイチはいつもの無表情な顔で言った。
「まだだ。次はコトハだな。ここで圧勝して、俺らの力を見せつけよう。」
と。それを聞いて、コトハは
「うん、頑張る!」
と答えたのであった。
「ちくしょぉ、先鋒戦が・・・・・・!つくづく役立たずな!だが、ここで勝って何とか・・・・・・!」
相手はぼやきながら、カードを並べる。コトハもカードを並べ、手札を引いた。”圧勝”。その言葉を胸に。そして、戦いの開始を告げるアナウンスが響く。
『次鋒戦、開始!!』
いつも通りのビート戦法で戦うコトハ。スノーフェアリーをサポート軸に、ドラゴンで攻めていく。場には《オーロラ》、《レヴィア・ターン》、《コッコ・ルピア》の3体。シールドは3。一方の相手はブロッカーデッキなのか、《先導の精霊 ヨサコイ》に《知識の精霊 ロードリエス》と、ブロッカーが目白押しだった。シールドは1枚だ。ただし、《無敵城シルヴァー・グローリー》が要塞化している。
「俺のターンだ・・・・・・!さあ呪文、《ヘブンズ・ゲート》を唱える!!」
効果で、2体の天使が現れた。
「ハハハ!《偽りの名 オレオレ・ライオネル》に《偽りの名 オラオラ・レオーネ》召喚だ!」
登場時のガチンコ・ジャッジで勝てば、ブロッカーをさらに呼び出す《オレオレ・ライオネル》に、攻撃を強要させる《オラオラ・レオーネ》がコトハを威嚇する。
「ガチンコ・ジャッジ!!」
恐ろしいことに、相手はコスト6の《ヘブンズ・ゲート》、コトハはコスト5の《無双竜騎ミツルギブースト》だ。
「さあ、効果で現れよ!《覚醒の精霊 ダイヤモンド・エイブン》だ!!」
とんでもないバケモノが現れた。ブロッカーの召喚酔い、攻撃できない効果を無効化する《ダイヤモンド・エイブン》だ。ここで、総攻撃を仕掛けられるのは目に見えている。
「さあ、《オレオレ・ライオネル》でW・ブレイク!!」
「あっ!!」
トリガーなし、シールドは残り1枚。
「そして、《ロードリエス》で最後のシールドをブレイク!!」
しかし、奇跡は起こった。この状況を一気に逆転するものが。
「S・トリガー発動!《超爆デュエル・ファイアー》でブロッカーを全破壊!!」
超爆デュエル・ファイアー P(UC) 火文明 (6)
呪文
S・トリガー
「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。
相手のクリーチャーは全てブロッカー。あっさりと場は更地に。
「アタシのターン!《オーロラ》で最後のシールドをブレイク!《レヴィア・ターン》でダイレクトアタック!!」
決まった。土壇場の逆転勝利だ。
「そ、そんな・・・・・・コールド負けなんて・・・・・・!」
相手チームは呆然としている。”圧勝”。その言葉の通り、チームで圧勝して見せた。大将のお世話にならずに、勝ち上がってしまったのである。
「よっしゃぁー!!まずは一回戦突破だぁー!!」
「やったじゃないか、コトハ君。」
「これで、無事。二回戦行きだな。」
仲間が口々に、勝利をたたえた。まずは一勝。次の戦いはすぐに待っているが、まずは勝利を祝おう。そう思いながら。
「ふん、つまらない奴らでしたね。ジェイコフさん。」
1人の少年がそう言った。ジェイコフはうなずく。同じく、コールド勝利したチームがあった。ジェイコフのチーム、”グレイブ・ジャッカル”だ。
「彼のおかげだよ。如月シュウヤ君・・・・・・。」
ジェイコフが名前を呼んだ少年からは、強力なオーラを感じられた。その源は、彼が所持している無法のカードだった。
- ターン68:シスコン兄さんにご用心 ( No.200 )
- 日時: 2013/10/24 00:03
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)
「勝ち抜けましたね!次の相手は?」
「またまた2年チームだよ。名前は、”グレイブ・ジャッカル”。」
ヒナタの問いに、天川がそう応えた。そして、少し口角を上げた。
「そして、フジ君がリトルコーチを務めている。」
「武闘先輩が!?」
「そうだ。」
クククっと天川が笑うと同時に眼鏡の光が反射し、光って見えた。本当にあの眼鏡どうなっているんだと。
「だけど、本当にやばいのは、如月シュウヤ。アタシのバカ兄貴よ。」
「なっ!?」
コトハの発言に、またも驚くヒナタ。”バカ兄貴”という単語が気になったが、続けて問うた。
「んじゃあ、残りのメンバーは・・・・・・。」
「1人は、レイブン・ホワイティウス。弱いわけではないけど、特筆するほど強いわけじゃない。そして----------------------ジェイコフ・クライニューだ。」
ヒナタとコトハの頭に衝撃が走る。以前、レンをその強力なコントロールで葬り去り、そしてヒナタを苦しめた、ロシア人の2年生。まさか、このチームに彼が所属していたとは。
「とにかく、勝つしかねえ!やるぞ!」
「「おおー!!」」
とにかく、次のステージに進むには勝つしかないのだ。
「《シャイニング・キンジ》でダイレクトアタック!!」
見事な一撃が襲い掛かる。先鋒戦はキイチの勝利と思われた。しかし、
「やれっ!ニンジャ・ストライク発動!《ハヤブサマル》でブロックだ!」
「くそっ!!」
「さあ、《鬼人形 ボーグ》でダイレクトアタック!!」
少々油断したか。まさか、ここで外すとは思わなかったようだ。
「すまん。」
「なーに、気にすんな!次でコトハ、そして俺が勝てばいいんだから。」
「申し訳ない。」
そして、ヒナタはコトハの方をふと見た。が、気づいたのである。彼女の頬が青くなっていることに。というか、顔が青くなっている。
「おい、顔色悪いぞ大丈夫か!?」
「へ、ヘーキよ!アンタに心配されるほどじゃないから!」
そう言っているが、やはりおかしい。まるで、目の前の相手を恐れているように。そんなに怖い兄なのか。が、現れたのは、普通に痩せ型の少年だった。両者が、デュエルテーブルに並ぶ。ヒナタは次の瞬間、コトハの表情の訳を知った。
「ふっ、コト-------------------」
「バカ兄貴、早くデュエマするよ。」
セリフを遮るコトハ。彼女が兄を嫌っていることはわかった。
「ちょっとまてよ!お兄ちゃんのセリフを遮っちゃ、ダメだと何回も言っただろ!?」
「うるさい。」
その一言で片付ける。すると、シュウヤはヒナタの方を見た。
「コトハァー!!お前、お兄ちゃんという存在がありながら、ほかに男がいたのかぁー!!」
「はぁ!?」
完全に彼の独断と偏見である。突如怒り狂い始めたシュウヤに、両チームはとまどってしまう。
「おい、落ち着けシュウヤ!」
キイチと戦った少年、レイブンがシュウヤを宥める。しかし、
「るっせぇ!!てめぇは黙ってな!!」
「うわっ!!」
それまでのキャラが一気に豹変した。何と、片手でレイブンの胸ぐらをつかみ、今にも放り投げようとしているではないか!
「ど、どんだけ力が強いんだよ!!」
「あんのバカ兄貴ィ!」
それまでのやりとりから、ヒナタたちは直観した。「ああ、こいつ妹を溺愛しまくってるな」と。
「やめなさい、バカ兄貴!」
「ふっ、可愛い妹の言うことならば、何でも聞こうじゃないか。」
そう言って、レイブンを放る。背中から彼は床に衝突した。
「だが、しかーし!!彼氏を作るのだけは絶対にゆーるーさーん!!もし、仮に出来たなら、そいつを滅殺、抹殺、爆殺するまでだぁー!!それも、1年坊主の暁ヒナタかぁー!!」
何故、俺?何で俺殺されんの?そう疑問符を浮かべるヒナタを横目に、同じ疑問を兄、シュウヤに訴える。ちなみに、ジェイコフを以前倒したことで、ヒナタは学院ではちょっとした有名人になっている。顔と名前が知られていてもおかしくない。が、ここまで正確に判断できるのも考えものである。何故なら、シュウヤは学院中の男子の顔をチェックしているからだ。これは、もし誰かがコトハとくっついた際に、すぐに破局させるためである。とんだシスコンである。
「何でヒナタなのよ!他にも居るのに!」
「ふん、あの顔。グラサンも一丁前に付けて、見るからにお前を釣りそうな・・・・・・。」
「ヒナタはそんな奴じゃないッ!!」
「それなら、俺とデュエマで勝て。勝ったら、暁との交際を認める!」
「認めなくて結構です!!」
赤面しながら、コトハは否定してみせた。とんだ恥さらしである。周りからはヒューヒューと野次が飛ぶ。当のヒナタも、流石に恥かきものだったのか、顔を赤くしていた。天川とキイチは只々、呆れていた。コトハの拳には、既に血管が浮かんでいた。
(この兄貴、絶対潰す!)
そう考えながら。
デュエマが始まった。現在、コトハの場には《コッコ・ルピア》に《魅了妖精チャミリア》、一方のシュウヤは《一撃奪取 ブラッドレイン》に《腐敗電脳ディス・メルニア》の2体を並べている。両者、まだ互いにシールドは5枚。
「さあ、俺のターン!《閻魔王子 クーマン》を召喚だ!!」
閻魔(ヘル)王子(プリンス) クーマン UC 闇文明 (4)
エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 4000
このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。
ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に「閻魔」とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
自分の他の、名前に「クーマン」とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。
エグザイル・クリーチャー。それも、只者ではない。この時、コトハは悟っていた。このクリーチャーをむやみに破壊してはいけないと。
「さあ、覚悟しろ!お兄ちゃん以外の彼氏を作ったらどうなるか、覚悟しておけ!」
「だから違うってば!!」
顔を真っ赤にして(怒りと恥じらいで)反論するコトハ。そして、対戦相手のシスコン兄貴。一体、このデュエマはどうなるのか!?
- Re: デュエル・マスターズ 0・メモリー ( No.201 )
- 日時: 2013/10/24 03:40
- 名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)
遂にテストが終わりました、白黒です。
しばらく覗いてないうちにかなり進んでいますね……とりあえず区切りをつけて、一つずつコメントしていきます。
まあドラポンとオーロラについては特に言う事はないですね。進展があるようなないような、平常運転な気もしますが、まあお幸せにということで。
今度はサマートーナメントということで、また続々と新キャラが出てきましたね。人であれクリーチャーであれ。
まず天川ですが、うちのリヴァイアサン使いに通じるところのある人物なのでそれなりに好感は持てました。今のところ彼の指示でヒナタたちは動いているようですが……
続けて各文明の長のうち自然文明の《キンジ》を手にしたキイチ。メンバーの中で最後の一人が誰なのか気になっていましたが、まさか彼だったとは。ちなみに《キンジ》はエグザイルの中でもかなり好きなクリーチャーです。ただ、巷では不評なのが残念なのですが……
(たぶん)最後は、やはりコトハの兄のシュウヤですね。正直、《マジックマ瀧》は久々に出て来たエル辺りが持ってるものだと思ってましたが、《クーマン》を所持しているということはきっと彼なんでしょうね。見たとこと水闇の中速ビートダウンっぽいですが、ステロイドのコトハは苦戦しそうな相手ですね。
次にチームと各文明の長たちですが、これはなり意表を突かれました。
蓋を開けてみればなかなかいい性格していた(皮肉)フジとジェイコフが手を組んだり、久しぶりにエルが登場したと思ったらリョウとシオがチームを組んだり、その上でリョウが光文明の長である《アレキサンドライト》を手に入れて、汐は闇文明の長である《デス・シュテロン》を入手したりと、先の読めない展開のラッシュでした。
確か、シントたちと当たるには決勝、封李たちと当たるには準決勝まで上らなければいけないので、エルたちが出るとしたら三回戦? まあ、大番狂わせで上の2チームのうちどっちかが負かされる可能性もありますが。
それにしても、アウトレイジにおける各文明の長なのに、デーモン・コマンドの《デス・シュテロン》だけ異様に浮いてますね……《ブルース》の代わりなら《マジックマ瀧》でも《ブリティッシュ》でもいいような気はしますが、《マジックマ瀧》だと水文明がいなくなりますし、《ブリティッシュ》は性格からしてないですね。というか、そんなこと言い出したら光には《ミケランジェロ》水には《ロビンフッド》自然には《グローバル》なんかが割り込みそうですね。
まあともかく、今はサマートーナメントの二回戦ですね。団体戦形式というのは、デュエマの学校というフィールドを存分に生かした方法なので個人的には好きです。今は中堅のコトハがシスコン兄貴とやりあっていますが、果たしてどうなるのか……
白黒はシオたちのポジションを予想しながら、次の更新を楽しみに待つとします。それではこれにて。
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