二次創作小説(紙ほか)
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- デュエル・マスターズ 0・メモリー 堂々完結
- 日時: 2014/12/07 13:44
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: oLjmDXls)
【読者の皆様へ】
初めまして、二次などで創作を行っている、タクと申します。この度はデュエル・マスターズ 0・メモリー、完全に完結しました! 今まで皆さん、応援ありがとうございました。続編、デュエル・マスターズ D・ステラも応援よろしくお願いします!
【番外編あらすじ】
教団の脅威は去ったはずだった。教団の神官、バラモンとデトロイトによって呼びこされた2人の無法の覇者、そして竜神王。しかし、それはやがて世界を脅かす要因に。そして、ヒナタがデュエマをやめる!? 衝撃の番外編、ついに本格始動!
用語集>>10
登場人物紹介>>02
デッキ紹介>>67
デッキ紹介2 >>190
参照1000突破企画:切札紹介 >>114
本編>>247
番外編:強襲の竜神王編
エクストラターン0:キー・メモリアル >>246
エクストラターン1:異変 >>253
エクストラターン2:竜神王 >>254
エクストラターン3:恐怖 >>257
エクストラターン4:狂気 >>258
エクストラターン5:行動開始 >>261
エクストラターン6:デコード >>262
エクストラターン7:ケリを付けろ >>265
エクストラターン8:敗者の条件 >>266
エクストラターン9:急襲、竜神王 >>267
エクストラターン10:決死の特攻 >>268
エクストラターン11:デッド・オア・デッド >>280
エクストラターン12:鬼 >>298
エクストラターン13:暴かれた根源 >>300
エクストラターン14:捨てられたデッキケース >>301
エクストラターン15:ベルフェモール >>304
エクストラターン16:向き合うこと >>305
エクストラターン17:大阪へ >>307
エクストラターン18:咆哮、激震、超克 >>310
エクストラターン19:星として、海に散る >>311
エクストラターン20:絶望への反逆 >>312
エクストラターン21:決戦の舞台へ >>313
エクストラターン22:立ち塞がる無法の皇 >>314
エクストラターン23:激震、インフィニティ・ドロン・ゴー! >>315
エクストラターン24:最後の戦い >>336
エクストラターン25:反逆の一戦 >>337
エクストラターン26:竜神王結合 >>338
エクストラターン27:破壊衝動 >>339
エクストラターン28:絶望と破壊の渦 >>340
エクストラターン29:終焉 >>341
参照3000突破記念!ヒナタへ56の質問
>>176 >>177
短編1:仁義なき戦い(パブリック・エネミー) >>163 >>164
短編2:恋の裏技 >>182 >>185 >>188
短編3:親父の背中 >>206
短編4:恐怖、学園七不思議!? >>281 >>283 >>285 >>289 >>290 >>294 >>295
短編5:探偵パラレル >>306
コラボ番外編
モノクロさん作、デュエル・マスターズMythology
”last smile”
あらすじ:デュエル・マスターズMythologyで活躍中のヒロインキャラ、御船汐。彼女の空白の一年間とは、まさしく鎧竜での一年間のことだった。では、何故彼女はそれを失うことになったのか? そして、記憶と共に彼女が失わなければならなかったものとは。オリキャラによって繋がる2作品の謎が今此処に明かされる。
そして、無法と神々が今、交錯する。
短編のつもりが中編クラスの長さになってしまったこの作品。最後まで必見!
第一話:別れと悲劇はデュエマの後で
>>316 >>317 >>321 >>322
第二話:月夜野シオは彼女なのか?
>>323 >>327 >>328
第三話:神話の使い手
>>329 >>330 >>331 >>332
第四話:そして神話へ
>>335 >>345 >>348 >>349
第五話:”先輩”
>>350
キャラクター裏話
パート1 暁ヒナタ >>293
パート2 黒鳥レン >>299
基本、概存のカードを使用していますが、これからの展開でオリジナルカードを使うかも知れません。ご了承下さい。
なお、クリーチャーの解説などは、以下サイト様から引用させていただいています。
DuelMasters Wiki(デュエルマスターズ ウィキ)様
- Re: デュエル・マスターズ 0・メモリー ( No.187 )
- 日時: 2013/10/10 05:06
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)
Dr・クロ
すみません、いずれ出すつもりなので・・・・・・。催促などのコメは申し訳ありませんがご遠慮下さい。
- 短編2:恋の裏技 【後編】 ( No.188 )
- 日時: 2013/10/10 06:38
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)
作戦決行の日が来た。今日は日曜日にも関わらず、まだ広場には誰もいない。案の定オタク軍団もいない。何故ならば、昼の12時。ランチタイム真っ只中だからだ。
「作戦の詳細を言う!とりあえず、”仲のいい恋人”を演じろ!お前らは、あくまでも”仲のいい恋人同士”を装えよ!間違っても、”破局寸前の恋人同士”だけは演じるんじゃねーぞ!良いな!」
「どっちもよう分からないっちゃ!!」
そう、ここには現在、ヒナタとコトハ、そしてドラポンとオーロラの4人しかいない。(もっとも、クリーチャーを人として数えていいのか疑問だが。)
「お、おう分かった・・・・・・。」
「じゃあ、連中が来るまで打ち合わせでも何でもしておけよ!俺らは帰っておくから。」
そう言って、手を振るヒナタ。それを見て、ドラポンが怒鳴る。
「ちょちょ、ちょい待ち!おだんらをここで2人っきりにさせちょくんか!?」
「勿論。だって、オレらが近くにいたら怪しまれるに決まってるだろ?ってわけでじゃーな!」
そう言い残し、逃げるようにヒナタとコトハは去っていった。
「はぁ、いってもーた。まぁ、いいか。」
「良いんじゃない?でもどーする、”ダーリン”?」
「へっ?!」
”ダーリン”という単語に反応するドラポン。オーロラが少し顔を赤く染めて呟く。
「きょ、今日だけ・・・・・・今日だけなんだからね・・・・・・。あたしも恥ずかしいんだから!」
「ああ、そうか・・・・・・作戦か・・・・・・。」
その頃、ヒナタとコトハはおとなしく自宅待機---------------------
「ヒュー、全く念のために盗聴器と遠隔カメラ使って監視しておいて良かったぜ。」
「どこで手に入れたのよ、両方共・・・・・・。」
コトハが疑問の言葉を投げる。。ここは、コトハの家。現在、自分のノートパソコンの映像をしきりにヒナタは確認していた。
「カメラで奴らの様子は確認している。万一ヤバけりゃすぐに出向ける。完璧な俺の作戦の作戦だ!」
「本当に何でもできるわね・・・・・・勉強以外は。」
「ほっとけ・・・・・・。」
彼女のダメ出しに、テンションがガクッと落ちたヒナタであった。
「ったく・・・・・・仲のいい恋人言われても・・・・・・。」
悩みに悩むドラポン。すると、オーロラが
「何言ってるのよ、ダーリン?」
そう言って、自分の腕にしがみついてきた。ドラポンは一瞬、自分の心臓がどこにあるかはっきり分かった。彼女が甘えてきている。それも可愛い顔で自分に。作戦にもかかわらず、ずっとこのままで居たいと思ってしまうのだった。
が、あくまでも作戦である。そう考えると、つい気持ちが萎えてしまった。
「さーて、ドラポンたちも気になるところだけど、問題は連中だな。」
ヒナタはため息をつく。
「あのオタク軍団、来ねえなぁ・・・・・・。」
「奴らが来ないと、作戦の意味がないからね。にしても、もうじき来るはず・・・・・・。」
「それじゃあダーリン、今日は弁当作って来たのよ。」
そう言って、弁当を出すオーロラ。
「お、おう!そうか!んじゃあ、ありがたく・・・・・・。」
そう言って、弁当を受け取ろうとするドラポン。しかし、オーロラは小悪魔的な笑みを浮かべて、弁当を渡すものかとばかりに弁当をひったくる。
「ダーメ。あたしが食べさせてあげるんだから♪」
「ええっ!?」
その光景を見ている2人は、赤面した。
「オーロラ・・・・・・相当気合入ってやがるな・・・・・・。」
「見てるこっちが、恥ずかしくなるんだけど・・・・・・。」
これでは、”仲のいい恋人”どころか”新婚夫婦”である。
「さて。俺の予想だとそろそろ、来るんじゃねーかな?」
「連中が?」
「ああ。」
「あの野郎、オーロラたんといちゃいちゃしやがって・・・・・・!」
その光景を殺気立った勢いで睨みつけるのは、丸眼鏡に誰にも真似できない3の口の男だ。彼は”妖精のイザナイ オーロラ非公式ファンクラブ”のリーダー格である。バックのファンクラブの男たちも、やる気マンマンである。
「オーロラたんも、俺たちが居ながら彼氏がいたなんて・・・・・・!どっちも許さないぞ・・・・・・!」
「よし、あのチビ竜もオーロラたんもこのバットで・・・・・・!ファンクラブリーダー、”目敏(めざと)ヲタオ”がこの手で制裁してくれる!!」
そう言って、一気に駆け出したかと思うとバットを振り上げた。無論、ドラポンはオーロラに「はい、あ〜ん♪」と弁当を食べさせられているため、全く気づいていない。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
そう叫びながら、オーロラにバットを振り下ろした。
「へっ!?」
オーロラは振り下ろされるバットに気付いた。が、次の瞬間だ。ドラポンが飛び出す。
「危ねえっ!!」
バットはドラポンの頭にクリーンヒットした。
遅かった。ドラポンはぐったりと倒れ、動かない。
「ドラポンッ!!」
オーロラは何回もドラポンの体を揺する。
「ちょっと!目を開けてよ!」
「さあ、オーロラたんは俺たちのものだぁ・・・・・・!」
「い、嫌ぁ・・・・・・!」
涙目でオーロラはじりじりと後ずさる。その時だった。突如、ドラポンの体が光出し---------------------------------------巨大な龍へと変化を遂げた。
「げええええええ!?」
そう、普通なら死ぬほどのダメージを受けてドロン・ゴーしたのである。ドラゴ・リボルバーに。
「ひぎゃああああ!逃げろォ!!」
ファンクラブの男たちは皆、怯えて逃げてしまった。残ったのは、目敏だけである。
「あ、あわわわわ・・・・・・!?」
「人のデートを邪魔しやがって・・・・・・!!蜂の巣にされたいのか貴様はァ!!脳天に風穴を開けてやろうか!」
ドラポン--------------------ではなく、ドラゴ・リボルバーが銃口を向ける。
「すんませんっしたああああああああ!!ファンクラブは解散しまーすぅぅううううう!!」
目敏はそう言い残し、逃げていった。
「つーか、あいつ・・・・・・。ドロン・ゴーした状態でも実体化できたんだな。」
「そうね。」
安心しきった顔で、ヒナタはパソコンを閉じる。
その後、しばらくしてドラポンは元の姿に戻った。
「ああ・・・・・・痛た・・・・・・。」
「大丈夫!?」
オーロラが駆け寄ってきた。ドラポンは頭を抑える。
「あ、ああ・・・・・・。」
「バッカじゃないの!?あんな無茶して・・・・・・あたし・・・・・・すっごい心配したんだからね!!」
叱り飛ばすオーロラ。しかし、その後
「でも、無事でよかったぁ・・・・・・。」
と言って、ドラポンを抱きしめる。
「ちょっ、恥ずかしいから・・・・・・。」
「ねえ?この後さ、一緒に出かけない?勿論、作戦とか関係ないよ?」
ドラポンは一瞬戸惑った。しかし、
「ああ、勿論っちゃ!」
と笑顔で応えてみせた。
- ターン58:”タイタン・ポセイドン” ( No.189 )
- 日時: 2013/10/21 23:37
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)
鎧竜サマートーナメント。それは、同じ学年同士で作った有志のチームで行う、鎧竜の一大イベントの1つ。毎年、多くのチームがしのぎを削り合う戦いを繰り広げる、一大イベントである!
「とゆーわけで、参加したいものは参加意思表明の、記入欄の記入するところ記入して出せよ。チーム構成は3人!ただし、同じ学年のメンバーに限る。良いかッ!!」
帰宅前のHRで先生は気合を入れて熱論する。そのあとには、
『ぐーぐーぐー・・・・・・。』
返事ではなく、全員の寝息が返ってきた。
「あれ!?全員寝てる!?起きろぉー!!」
ふと腕時計をみると、気づかぬうちに自分が下校時間の1時間もオーバーで話していた事に気付いた。
「ちょっとぉー!?しまったぁー!!みんな起きてくれぇー!!今回は先生が悪かった!でも君らも帰らないとヤバいから!!お願い、起きてくれぇー!!」
しかし、爆睡中の生徒の耳に絶賛後悔中の先生の声は入らなかった。その後、真面目な彼は保護者たち1人1人に電話でお詫びしたという。
1時間ほど遅くなったが、帰る途中のことだった。ドラポンとオーロラは先に帰ってしまった。コトハが、ヒナタに話し掛けてくる。
「ねっ、ヒナタ!トーナメントに参加しよーよ!」
「るっせぇな。レンが居なくなったのに、こんな大会にも出ていられねーんだよ。」
《スミス》のカードを手に取り、疎ましそうに睨むヒナタ。相当苛立っているのか、足元の小石を蹴飛ばした。その小石は驚く程によく飛び、前方にいた男子生徒の脳天に直撃した。まずいと思ったのか、ヒナタはその前方の生徒に駆け寄る。
「すみません!大丈夫ですかぁ!?」
「ああ、大丈夫、何ともないよ。」
相手の容姿は眼鏡をかけ、青みの勝った黒髪。そして、眉間から頬にかけて血が流れている。しかし気にしていないのか笑顔で答えた。ヒナタは青い顔で問う。
「あの・・・・・・気づいてないんスか?血ィ出てますけど?」
「ははは、面白いことを言うね。この程度どうということは---------------------------」
次の瞬間、ドサァと音がした。目の前の男が倒れたのである。驚いて、声も出ないヒナタ。慌てて声をかける。
「あのぉ・・・・・・。」
「いや、大丈夫だよ。」
「大丈夫じゃねーだろォ!!俺が言うのもアレだけど、今倒れたよね!?倒れたよね!?」
得意のツッコミを仕掛けるヒナタ。しかし、少年は立ち上がり頭を押さえて答える。
「なーに、このぐらい。ん・・・・・・?」
少年は、ヒナタたちを見つめた。すると、気づいたかのように
「君たち、暁ヒナタ君と如月コトハさんだね!?」
「え、ええ・・・・・・。」
流れる血に戸惑いながらも、答えるヒナタ。相手は笑顔で言った。
「僕の名は、天川スプラッシュ・ウェンディー。人からは、スプラッシュ天川と呼ばれているんだよね。」
「スプラッシュ天川!?」
ヒナタとコトハは同時に叫んだ。そのあとに付け加える。
「誰?」
「ズコォー!!」
天川はずっこけた。が、コトハは思い出したかのように話し始める。
「でも、そういえばイギリス人と日本人を両親に持つ、ハーフのデュエリストがすごい強いって噂が・・・・・・。確か異名は・・・・・・。」
「”タイタン・ポセイドン”。」
天川はコトハの言葉を続けた。そして、ため息をつく。
「全く、残念だ。僕の名すら知らない人間がいたなんて・・・・・・。まあ良い。本題に移ろう。暁ヒナタ君!!」
「え?俺?」
いきなり名指しで呼ばれ、戸惑うヒナタ。しかし、構わず天川は続ける。
「僕はねえ、君たちの実力が知りたいのさ。この間のD・リーグの試合、見させてもらったよ?素晴らしい勝利だった。君からは、周りよりも遥かに高い才能を感じる。」
「は、はぁ・・・・・・。」
「だから今度は、直接君の実力を感じたい。もし、僕に勝てたら、今度の鎧竜サマートーナメントでは、僕たちが用意した、最高のチームに入れてあげよう。どうだい?」
「待ってください!!」
1つの声が、ヒナタと天川の会話を遮る。コトハだった。コトハは納得できないとばかりに、天川へ詰め寄った。
「納得できません!そんなの、ヒナタ以外が弱いみたいじゃないですか!」
「君にははっきり言って、興味がないんだけどねぇ・・・・・・。」
眼鏡をかけ直し、やんわり断る天川。しかし、コトハはそれでも食い下がる。
「証明します!ここで!私の実力を!」
「心配すんなよ、コトハ。」
ヒナタがコトハを止めた。そして、天川に言った。
「すみませんが、俺はあんたの誘いに乗るつもりはありません。俺は今の仲間でトーナメントに出る。それだけです。」
それを聞いて天川は怒り出すかと思いきや、むしろ微笑んでみせた。
「・・・・・・やはり、聞いた通りの人間だね。」
「はい?」
2人はきょとんとし、顔を見合わせる。すると、天川は笑い出す。
「ハハハ、さっきの話は嘘だ。はっきり言って、君の実力は学院の中じゃあ、まだまだ中流中の中流。トーナメントで、その中から抜きん出るためには、僕の力が必要って、シントくんに頼まれたのさ。」
「シント先輩に?」
「そうさ」と答える天川。
「ヒナタ君、コトハ君、君たちからはすごい才能を感じる。今の実力では惜しい程に。残念なことに、実力と才能は必ずしも比例しない。だが、もっと先へもっと先の次元へ進んでみたくはないか?」
「ですが・・・・・・何故、鎧竜サマートーナメントに参加しなければいけないんですか?」
ヒナタは一番聞きたかった質問をぶつけた。何故、自分なのか、自分よりも実力の高い人間に付けばいいはずだ。すると、天川はデッキを取り出す。そして微笑んだ。
「それは・・・・・・勝ったら教えてあげるよ!この僕、”タイタン・ポセイドン”にね!」
- デッキ集2:随時更新予定 ( No.190 )
- 日時: 2013/10/25 23:52
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)
暁ヒナタ:ガンマンビートEX
切札:《規格外 T.G.V》、《弐超拳銃 ドラゴ・リボルバー》
枚数 コスト 文明 名前 カードタイプ
4 2 自然 蛙飛びフロッグ クリーチャー
4 3 火 無重力 ナイン クリーチャー
2 3 水 遥か寸前 ヴィブロ・ブレード クリーチャー
4 3 自然 正々堂々 ホルモン クリーチャー
4 4 火 双拳銃 ドラポン エグザイル・クリーチャー
3 4 火 突撃奪取 ファルコン・ボンバー クリーチャー
4 4 水 ドンドン吸い込むナウ 呪文
4 5 水 ダークナイト クリストファー クリーチャー
2 6 火/水 規格外 T.G.V クリーチャー
4 3 水 終末の時計 ザ・クロック クリーチャー
4 7 自然 馬番の騎手 アリマ&キッカ クリーチャー
3 7 火 弐超拳銃 ドラゴ・リボルバー クリーチャー
解説
ヒナタ「何と、アウトレイジがほとんどのオドロキデッキだ!軽量クリーチャーや、マナ加速、手札補充のアウトレイジを並べていこう!ドラポンを召喚して、さらに追撃をかけろ!G・0から進化、マナ爆誕にスリリング・スリー、そしてドロン・ゴーなど、強烈なギミックの多いデッキだぞ!」
スプラッシュ天川:海王コントロール
切札:《大河海嶺 K・アトランティス》、《「智」の頂 レディオ・ローゼス》
枚数 コスト 文明 名前 カードタイプ
1 2 水 スパイラル・ゲート 呪文
4 3 水 エナジー・ライト 呪文
4 3 自然 青銅の鎧 クリーチャー
3 3 自然 正々堂々 ホルモン クリーチャー
1 3 光 光牙忍ハヤブサマル クリーチャー
4 4 水 キング・エイサー クリーチャー
2 5 自然 鳴動するギガ・ホーン クリーチャー
4 5 水/自然 飛散する斧 プロメテウス クリーチャー
3 5 水 キング・ケーレ クリーチャー
4 6 水 レジェンダリー・バイロン 進化クリーチャー
2 7 水 大河海嶺 K・アトランティス クリーチャー
2 8 水 偽りの名 イージス
2 10 無色 「智」の頂 レディオ・ローゼス クリーチャー
解説
天川「序盤は手札補充やマナ加速を使いこなせ!キング・ケーレやスパイラル・ゲートで邪魔な奴を手札送りに!終盤に一気に強力なアンノウンを召喚して、勝負を決めるんだ。」
- ターン59:智を司るゼニス ( No.191 )
- 日時: 2013/10/13 15:31
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)
結果、ヒナタは天川の挑戦を受けることにした。現在、ヒナタの場には《蛙飛び フロッグ》に《無重力 ナイン》、《遥か寸前 ヴィブロ・ブレード》の3体。一方の天川の場には、《キング・エイサー》に《青銅の鎧》。シールドでは、ヒナタが5枚、天川が3枚とヒナタが上回っている。
遥か寸前(ハルカス・レンジ) ヴィブロ・ブレード C 水文明 (3)
クリーチャー:アウトレイジ 2000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
ヒナタのデッキの新たなサポート要員、《ヴィブロ・ブレード》は《アクア・ハルカス》の力をアウトレイジが取り込んだ超獣である。
「へへん、どーですか!俺のデッキ、”オールレイジEX”は!」
「流石だ。マナから見ても、デッキの全てをアウトレイジで埋めたということがわかる。」
天川の言うとおり、ヒナタのマナゾーンにはアウトレイジのカード以外は見当たらなかった。アウトレイジをデッキ全体で埋めることによって、様々な種族サポートが受けやすくなるのである。しかし、負けじと天川も行動に入る。
「僕のターン。《キング・ケーレ》召喚だよ!」
キング・ケーレ P 水文明 (5)
クリーチャー:リヴァイアサン/アンノイズ 3000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
現れたのは、巨大な怪獣・・・・・・否、海獣だ。それも名前以外、感情を持たないアンノイズである。効果で、クリーチャー1対を手札に戻せる上に、ブロッカーであるため、防御用カードとしてはかなり優秀である。
「効果で、《ナイン》をバウンス!」
「ちっ、やられた・・・・・・!」
「さらに、《キング・エイサー》で《フロッグ》へ攻撃だ!《フロッグ》も破壊だね。」
キング・エイサー UC 水文明 (4)
クリーチャー:リヴァイアサン/アンノイズ 3000
自分のアンノウンの召喚コストを1、ゼニスの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。
僅差とは言え、破壊される《フロッグ》。一気に場のクリーチャーが削られてしまったヒナタ。
リヴァイアサンは1体1体が強力なアーマード・ドラゴン並みの巨大種族。それらをいとも簡単に操る天川の実力が高いことも伺える。
「さーて、ターンエンドだ。」
天川は余裕たっぷりの笑みでターンの終了を宣言した。それを見ていたコトハは、やはりヒナタが劣勢だと感じる。
(やはり、異名は伊達じゃなかったというわけね・・・・・。)
しかし、ヒナタは諦めてはいない。カードを引き、笑みを浮かべた。
「まだだぜ!マナ爆誕4発動!大地よ、わが友に力を!《馬番の騎手 アリマ&キッカ》召喚だぜ!」
マナから、クリーチャーが現れる。さらに、
「G・0で《無重力 ナイン》も召喚!」
手札からもクリーチャーが現れた。ギミックが山盛りのデッキだ。G・0やマナ爆誕など、強力なカードが揃っていた。しかし、
「そろそろ本気を出そうかな?」
と天川は不敵に言った。手札の1枚を指で弾く。メガネが光で反射し、奥の瞳がよく見えない。しかし------------------------------表情だけは笑っていた。
「電脳獣よ降臨せよ。我が全ての力を捧げる!現れよ、《大河海嶺・K・アトランティス》!」
大河海嶺・K(ケー)・アトランティス VR 水文明 (7)
クリーチャー:サイバー・コマンド/リヴァイアサン 6000
このクリーチャーはブロックされない。
W・ブレイカー
このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべて持ち主の手札に戻す。
現れたのは、電脳と巨大な身体を併せ持つ海将。さらに、天川のメガネが光る。
「さて、《エメラル》を召喚してシールドと手札を交換だ。ターン終了だよ。」
エメラル C 水文明 (2)
クリーチャー:サイバーロード 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚、裏向きにしてシールドに加えてもよい。そうした場合、自分のシールドを1枚、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
※殿堂入り
《エメラル》は登場時に、自分の手札を1枚裏向きにしてシールドに加え、自分のシールドを1枚手札に加えるサイバーロード。一見、プラマイゼロだが、S・トリガーをシールドに仕込めるという強力なメリットが期待できるのである。故に、殿堂入りとなった強力なクリーチャーだ。
「まずいね・・・・・・!今ので仕込んだのが、除去カードかそれとも・・・・・・!いや、考えてる暇なんざねぇ!俺のターン、ドロー!」
カードを引くヒナタ。シールドはまだ、全部残っている。一気に攻め込めればいい。
「《ナイン》を進化!《ダークナイト クリストファー》に!」
「ほーう。」
アウトレイジの進化クリーチャー、《クリストファー》が現れてヒナタは猛攻を仕掛けに行く。
「いっけぇ!!《クリストファー》でW・ブレイク!」
ここは、仕込まれていないシールドを狙いに行くヒナタ。しかし、
「ニンジャ・ストライク発動!《光牙忍ハヤブサマル》で《K・アトランティス》をブロッカー化!攻撃を阻止だ!」
「くっ、止められたかッ!!」
悔しそうに舌を鳴らすヒナタ。《K・アトランティス》は《クリストファー》の攻撃を阻止したものの、破壊されてしまった。しかし、これが天川の狙いだった。
「《K・アトランティス》の効果発動!”裁きの激流:メイルシュトローム”!!」
次の瞬間、ヒナタのクリーチャーが全て手札へ戻された。
「危ない危ない、結局は時間稼ぎだけどバウンスって、嫌いじゃないんだよね。」
「くそっ!」
やむを得ず、ヒナタはターンを終了した。バウンスは、下手に使えば単なる時間稼ぎ。しかし、使い方次第によっては相手にテンポアドバンテージを取ることができるのである。
「さあ、ここからだ。」
天川のターン。彼は大量に増えたマナをタップした。そして、再び不敵な笑みを浮かべた。
「天頂の声を聞け。零の審判に従い、制裁を下す!賢愚を司る「智」よ反逆者に裁きを与えん!《「智」の頂 レディオ・ローゼス》よ爆誕!」
「智」の頂 レディオ・ローゼス SR 無色 (10)
クリーチャー:アンノウン/ゼニス 17000
このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、カードを5枚まで引き、その後、相手は自身の手札を5枚選んで捨てる。
T・ブレイカー
エターナル・Ω
現れたのは、黒き龍のような怪物。そして多数の重火器を背負い、さらに脇にはビーム砲を構えたクリーチャーだ。
「まだだ!効果で、僕の手札を5枚補充する!」
手札が一気に増えた天川。しかし、それだけではない。
「今度は君の手札を5枚、墓地へ落としてもらおうか!!」
次の瞬間、ヒナタの手札が消えた。たった1体のクリーチャーで、10枚ものハンドアドバンテージの差を付けられてしまったのである。
「賢者の力(手札補充)と愚者の力(ハンデス)のコンボ。思い知ればいい!!」
ヒナタの場には、何もない。しかし、天川の場には強大な存在、ゼニス。戦力差はかなり大きい。
「へっ、面白くなってきたぜ!」
それにも関わらず、ヒナタは薄笑いを浮かべていたのであった。
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