二次創作小説(紙ほか)
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- あやかし緋扇*希望*
- 日時: 2014/08/17 15:56
- 名前: 美玉 (ID: 7hV223vQ)
美玉です!!
Sho-Comiで連載している、くまがい杏子先生の【あやかし緋扇】の小説を書いていきたいと思います。
部活や親や勉強などで、更新は遅くなると思いますが一生懸命頑張ります。
もしよかったらコメントください!!
下手な小説ですが、よろしくお願いします!
.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜
部活やら勉強やらで、更新率がすごく減ります。
もしも更新が途絶えたら、『親にPCとPSP……取り上げられたな』と思ってください。
まずは、この小説を見てくれている人はいるのかな…?Σ(ωo)!!
お待ちしております♪
- Re: あやかし緋扇*希 ( No.223 )
- 日時: 2013/10/03 05:21
- 名前: 美玉 (ID: 7SQO2dT8)
彼女は胸ポケットから紙を取り出した。
人型の紙。
その紙に息を吹きかける。
式神…?
「天界、地界、人界を治める精霊よ。
愚かなる御霊を祓い賜え。
我、仲田咲の命により、汝、此処に」
※ 一応、読み方です。
(てんかい、ちかい、じんかいをおさめるせいれいよ。
おろかなるみたまをはらいたまえ。
われ、なかたさきのめいにより、なんじ、ここに)
言い終わると、彼女は息を吹きかけた紙を空に投げた。
「おいで、“朱雀”」
その言葉を呟くように言うと、ひらひらと宙に舞っていた紙が火に包まれる。
火が大きくなっていき、炎になった。
「なっ…!?」
炎の中から鮮やかな朱色の色をした鳥が出てくる。
龍羽君の背の高さの2倍以上の高さだ。
圧倒的に存在感がある。
「さぁ、始めましょう」
- Re: あやかし緋扇*希望* ( No.224 )
- 日時: 2013/10/05 10:05
- 名前: 紫桜 (ID: k9gW7qbg)
かっこいい!!!!
咲のあのセリフ!
こういうの、憧れます!
いいないいないいな。
私も小説でこういうの、書いてみたいです。
- Re: あやかし緋扇*希 ( No.225 )
- 日時: 2013/10/06 13:29
- 名前: 美玉 (ID: 7SQO2dT8)
これ、友達に出してもらったんですよ☆
なので、どこかのパクりかもしれません(>_<。
そのときはごめんなさい!!
- Re: あやかし緋扇*希 ( No.226 )
- 日時: 2013/10/07 20:31
- 名前: 美玉 (ID: 7SQO2dT8)
すると彼女は、屋上の床に手をついた。
「此処に我の別の世界を見せ賜え」
そう唱えるとその手から真っ黒な靄が出てくる。
「こ、これは…!?」
その靄は、屋上の部分を包み込んでいく。
「私は無関係な人を巻き込みたくないんです」
「なら、未来さんやさくらさん達は関係ないじゃないですか!」
僕はどうなってもいい。
他の人を自分の問題に巻き込みたくない。
「陵……」
「陵君……」
「僕があやまってしまった過去なんですから…!」
大切な人を護りたい。
あぁ。
僕の先祖は箔晴だっていうことを実感する。
同じことを考えて、同じ行動をして。
……箔晴、青治さん。
ありがとうございます。
前世でも今も、未来さんを護ってくださって。
僕が必ず彼女をお護りします。
絶対にこの深い闇から救い出してみせます。
「関係ならありますよ」
日が沈みそうな赤い空。
それをバックにして咲さんは立っている。
「桜咲さん達はあなた達2人の子孫」
強い風で彼女の髪がなびいた。
綺麗な少し茶色がかった髪。
「未来さんは未桜さんなのですから……」
彼女は鋭い目で僕を睨みつけた。
- Re: あやかし緋扇*希 ( No.227 )
- 日時: 2013/10/12 06:43
- 名前: 美玉 (ID: 7SQO2dT8)
「だからって…!」
みるみる黒い靄に包まれていく。
「関係ないとは言えないですよ」
包み込まれていき、全体が黒い。
光が遮断する。
「!?」
真っ暗で何も見えない。
でもすぐに黒から白に変わっていった。
何もない白の世界。
さっきの黒い靄はなんだったんだ、と思うぐらいまっさらな。
「まだ未熟なもので……この術を作るのに時間がかかりました」
さっきの目と変わらず、顔は冷たい。
感情がこもっていない。
「……龍羽君、この術は…?」
「いや……分からない。見たことがない。さっきの朱雀も」
「そうですか」
龍羽君が知らない術とはどういうのだろう。
まぁ危険だということは確かだ。
「朱雀」
咲さんは呟くように言った。
そんな小さな声でも朱雀には聞こえている。
「斬りえぐれ」
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