複雑・ファジー小説

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美幸へ。ひめゆり自衛隊。混合ダイジェスト
日時: 2012/11/10 18:20
名前: 梶原明生 (ID: /PtQL6mp)

美幸へ・・・しがない空手拳法有段者の警備員が「金無し大兄妹アイドル」の不運の死を遂げた未来を変えるために、過去へタイムスリップする。  ひめゆり自衛隊・・・沖縄第15旅団の隊員達が実験と称した防衛省の企みにより特戦群と空挺団の策略に巻き込まれ、時空波装置で昭和20年3月23日にタイムスリップする。そこで彼等が見たものは・・・やがて酷い惨状に特戦群の隊員等も心を動かされる。そして新たな希望が・・・2つ交互にお送りするタイムスリップアクション。ダイジェスト短縮版で執筆いたします。・・・原稿は完成済み。

Re: 美幸へ。ひめゆり自衛隊。混合ダイジェスト ( No.212 )
日時: 2015/07/20 21:47
名前: 梶原明生 (ID: eVM80Zyt)  

「ひめゆり自衛隊」…「わかるか、俺だ。富岡だ。助けにきたぞ、必ず助けだす。」「とっ、…富岡さん。…また会えて…うれしい。…」「もういい。ゆっくり休んでくれ。森山三曹、片瀬陸士長、診てやってください。」「あいよ、任せて。」森山三曹は、背中に負っていたアサルトパックを降ろし、中から救急医療用セット一式を取り出した。「ちょっと、この防空頭巾、いつ脱がした。まさかずっと被ったままじゃないの。」森山三曹は牧志鶴子に聞いた。「はい、常に被っていないと。…」「まずい、頭巾を取るの手伝って。」森山三曹は彼女に首を支えてもらい、ゆっくり頭巾を脱がした。すると「うわっ、何これ。さすがの森山三曹も驚いた。頭髪は汚れきっているばかりか、シラミや蛆らしき虫が後頭部などにびっしりこびりつき、まるで生き血を吸ってるように食いついてる。「先ずは殺虫、洗浄、消毒。そして点滴も必要か。」テキパキと作業を進める彼女の最新医療には目を見張るものがあった。…続く。

Re: 美幸へ。ひめゆり自衛隊。混合ダイジェスト ( No.213 )
日時: 2015/07/23 13:48
名前: 梶原明生 (ID: y.72PaHC)  

「美幸へ」…⑯「サンタが来た」 遂にあいつが帰ってきた。友春である。次男坊のその男は立派に大工になって帰ってきた。「押忍、久しぶりっす先生。」「おお、友春。見違えたなぁ。何だかこっちが先生って言いたいくらいだ。」「何言ってんすか先生。俺に羅心流空手拳法仕込んでくれたの先生じゃないですか。どこ行ったって先生は先生ですよ。」「こいつ。何も出ないぞ。」「へへっ。」旧知の友の如く言葉を交わすと、久々の道場へ彼は足を運んだ。「うわー、懐かしい。…あ、先生。一つ頼みがあるんだけど。」「何だ。」「うん、ここを増作して住みたいんだがいいかな。」…続く。

Re: 美幸へ。ひめゆり自衛隊。混合ダイジェスト ( No.214 )
日時: 2015/07/28 16:50
名前: 梶原明生 (ID: DU.Bh3c8)  

「ひめゆり自衛隊」…「佐藤小隊長、今すぐ彼女達を運び出しましょう。」「それはできん。今日の午後5000時以降でないと史実に反する。」「なら何故こんな朝早くにタイム…いや、来たんですか。」富岡三曹は思わずタイムスリップと言ってしまう所だった。「さぁな、三浦三曹の計算ミスだろう。だがそのおかげでこの壕まで伝達がまわらなかったんだがな。しばらくはこの壕で過ごすしかない。総員待機だ。追って指示あるまで動くな。」富岡三曹は唇を噛み締めて黙る以外なかった。「やべー。今度はマゼランアベンジャーとB29のご登場だ。コルセアばかりじよないのねんってか。」地賀谷一曹がLCD画面をみながら言った。…続く。

Re: 美幸へ。ひめゆり自衛隊。混合ダイジェスト ( No.215 )
日時: 2015/07/30 18:19
名前: 梶原明生 (ID: hwITajaP)  

「美幸へ」…「いいとも〜って、大歓迎だ。」やがて友春は近くに家を増設し始めた。…省略…壁と床は出来たが、屋根は出来ない。そんな平屋で美幸さんはよくプラネタリウム感覚で星を眺めていた。ある日の朝、美幸さんが泣きながら家からでてきた。「どうしたんだ。」彼女の頭は以前の長い髪からいきなり刈り上げショートになっていた。「だって。今日シンデレラの役を学校でやるのに母ちゃんが切っちゃうんだもん。シンデレラ以外は嫌だ。」…続く。

Re: 美幸へ。ひめゆり自衛隊。混合ダイジェスト ( No.216 )
日時: 2015/08/04 22:25
名前: 梶原明生 (ID: y.72PaHC)  

「ひめゆり自衛隊」…「沢田一尉、いつもより多勢で米軍機が来てます。空自に伝達を。」「わかった。三浦、プランBだ。」「了解。」「総員戦闘配備。MATを準備しろ。」一斉に隊員達が車両の外に出て上空に向けて構えた。「けっ、あんときのコルセアの真似か。低空飛行してやがる。それじゃ返っていい的だぜ。テーッ。」三村三曹が掛け声と共にMATを発射した。「うわっ、ノーノーッ、これだけ低くしても駄目だ。」
コルセア戦闘機のパイロットが叫んだがマゼラン・アベンジャー戦闘機団も同じ思いで次々と撃ち落とされていく。…続く。





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