二次創作小説(新・総合)

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【オリキュア】メモリアルプリキュア!
日時: 2017/08/01 23:00
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

初めましてかこんにちは!愛です!
本日からはメモリアルプリキュアというオリキュア小説を書きたいと思っています。
基本テンションとノリに任せて書くのでグダグダすると思いますが、楽しんでいただけると幸いです。
それでは、よろしくお願いします。

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.59 )
日時: 2017/10/05 21:41
名前: 時雨 ◆lX/3zqtk/U (ID: 66mBmKu6)

こちらでは初めまして、時雨ですー。早速お邪魔してしまいました。
まだ一話しか目を通していませんので、短い感想ですみません。
プリキュアらしい明るく可愛い雰囲気と日常を脅かす敵の雰囲気と。とても上手に表現されていて、物語に入り込んでしまいました(^_^)
主人公の杏奈ちゃん、友達のために戦おうとする強さがとても好きです。リコルン、一話だけだと結構ツッコミ役?な印象を受けます。結構大人な妖精かな、と勝手に思いました(違ったらすみません

それでは、乱文失礼しました!これからも、更新楽しみにしています!

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.60 )
日時: 2017/10/05 22:28
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

感想ありがとうございます!
この作品では少なくとも初期メンバーの子達はボケ中心でやってもらおうと思っているので、リコルンはツッコミキャラみたいになりますかね(;^ω^)
キャラクター自体はノリと勢いで決めているので、正直言うと皆曖昧な感じだったりしますw
だから、読者様からのイメージがそのキャラの中身と言っても過言ではないので、間違いなど無いですよ!w

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.61 )
日時: 2017/10/08 12:55
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

第10話「転校生は危険な香り?セフトと紫音の急接近!」4

<セフト視点>

 思いのほか簡単に、前原紫音に近づくことが出来た。
 彼のメモリアから、彼がピアノに思い入れがあることは知っていたので、それを突いた。
 なんとか友人関係を結び、この学校と前の学校とやっている場所が違うという理由で、勉強の約束を取り付けた。

「なんか……視線を感じるね」

 紫音の言葉に、俺は辺りを見渡した。
 恐らくその視線の主は、女子がほとんどだろう。
 当然か。噂のイケメン転校生と、この学校で一番のモテ男が一緒に歩いているのだから。
 この学校の生徒のメモリアを使い紫音のことを調べたところ、この男は女子生徒にかなりの人気があるらしい。
 正直、紫音の人気っぷりは計算外だった。
 計画が狂うほどのレベルではないが……変に注目を浴びてしまうのは、なんだか不快だ。

「そうだね。まぁ、前原君は人気者みたいだから、慣れているんじゃないの?」
「僕は人気者じゃないよ。あぁ、でも、芹谷君は転校生だし、顔も良いから、目立つのかもね」

 ……この男、無自覚か……。
 俺の見た目が良いことは分かっている。
 しかし、この男の鈍感っぷりはどうにかならないものか。
 心の中でそう呟きつつ、俺は口を開いた。

「そうだね。ははっ、前原君に褒められるとなんだか照れるなぁ」
「はぁ……?」

 呆れたように聞き返す紫音に、俺は笑って見せる。
 それからくだらない雑談をしながら、俺達は前原家に出向いた。
 扉を開くと、ぎこちない感じの演奏が聴こえて来た。

「これは……?」
「あぁ、妹とその友達かな。あ、遠慮なくどうぞ」

 紫音の言葉に、俺は「お邪魔します」と言いつつ靴を脱いで玄関に上がる。
 それからリビングを覗いてみると、そこには、グランドピアノの前に座るプリキュア二人の姿があった。

「ちょっと杏。またここでミスってんじゃん」
「怒らないでよ〜。ここ難しいんだよ?」
「それは分かってるけど、もう少し気をつけたりすればさぁ」

 キュアパーストの説教に、キュアアデッソはシュンとした表情を浮かべる。
 そんな二人の様子に、紫音はクスクスと笑った。

「ただいま。……二人とも、頑張ってるね」
「おっ! おかえり兄貴〜……と、誰?」

 紫音に向かって手を振り、俺を見て首を傾げるキュアパースト。

「あ、紫音さん。お邪魔してます。えっと……その人は?」

 ペコッと頭を下げてから、そう聞いてくるキュアアデッソ。
 彼女の言葉に、俺は笑ってから口を開いた。

「今日から転校してきた……」
「芹谷風斗です。今日からよろしく」

 軽い感じの笑みを顔に貼り付けてみると、二人はしばらくポカンとした後で、突然「ぁあッ!」と声をあげた。

「どこかで見覚えがあると思ったら……今朝の人だ!」
「えっ、会ったことあるの?」

 紫音の言葉に、俺は考えるような素振りをしてみせる。
 まぁ、悩むほどのことでも無いのだけれど。
 もちろん覚えている。
 プリキュアがどんな奴等なのか、最初に少し接触してみたのだ。

「んー……あ、今朝の!」

 まるで今思い出したかのようにそう言って見せると、キュアアデッソはコクコクと頷いた。
 すると、キュアパーストはハッとした様子で俺とアデッソの間に立ち、両手を広げる。

「ははっ、別にその子に危害を与えるつもりはないから安心してよ」

 俺がそう言って見せると、未だに警戒しているキュアパーストは、渋々と言った様子でキュアアデッソの隣に座る。
 しかし、やはり俺の言葉を全て信用はしていない様子で、キュアアデッソの腕を抱く。
 ……まぁ良いか。

「芹谷君ごめんね。人見知りするような子ではないんだけど」
「良いよ良いよ。まぁ、あの二人には二人の時間があるだろうし、俺達は俺達でやることやろうか」

 俺の言葉に紫音は笑いつつも頷き、俺を自室に案内してくれた。
 部屋に入って目を引いたのは……ガラスケースのようなものに飾られた、トロフィーや賞状の類だった。

「これは……」
「ん? あぁ、ピアノの賞だよ。まぁ、気にしないで」

 そう言いつつ鞄を下ろす紫音。
 俺はそんな言葉を聞きながらガラスケースの前に立ち、一つずつ見て行く。

「そんなもの見ても、面白くないでしょ」
「ううん。すごく面白いよ。だって……」

 そこまで言いながら俺は振り向き、紫音の顔の前で指を合わせ……―――

「こんなにたくさんのメモリアが詰まっているんだもの」

 ―――パチンッと鳴らした。
 その瞬間、世界は白黒に染まり、紫音は動きを止める。
 俺はそれを見ながら変身を解き、元のセフトとしての姿に戻る。

「フフッ。君のピアノへの情熱はすごく伝わっているよ。ピアノに掛けて来た時間が……濃厚なメモリアを育ててくれた」

 そう言いながら、俺は紫音の胸元に手を掲げた。
 すると、彼の頭上に巨大な時計の針が現れ、ワスレールを出す。
 外に飛び出したワスレールを見て、僕は一人笑った。

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.62 )
日時: 2017/10/06 22:38
名前: 時雨 ◆lX/3zqtk/U (ID: 66mBmKu6)

こんにちはー。
なるほど!人によって捉え方ってありますし、それぞれ面白いですよね。
回が進むたびに皆さん、いい感じにボケ突っ込みとキャラが立ってきている感じがします。
個人的に、妖精はリコルンのようにツッコミタイプでしっかりしてる方が好きだったりしますので頑張れ!と応援したくなります。
乱文失礼しました!

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.63 )
日時: 2017/10/07 23:02
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

第10話「転校生は危険な香り?セフトと紫音の急接近!」5

<杏奈視点>

 突然音が鳴らなくなったピアノに、私達は慌てて顔を上げた。
 見ると、部屋が白黒に染まっていた。

「これ……まさか、前回の!?」
「とにかく、外行ってみよ!」

 瑞樹ちゃんの言葉に、私達は慌てて外に出た。
 見ると、外を、ピアノのような形状をしたワスレールが暴れていた。
 あれは……まさか、紫音さんの!?

「瑞樹ちゃん!」
「ッ……とにかく、浄化するっきゃないっしょ!」

 そう言ってラブメモリーウォッチを構える瑞樹ちゃんに私も頷き、同じようにラブメモリーウォッチを構えた。

「「プリキュア! メモリアルコンバージョンッ!」」
「今を輝く、一つの光! キュアアデッソ!」
「過去を束ねる、一つの夢! キュアパースト!」
「「取り戻せ! 愛のメモリー!」」
「「メモリアルプリキュア!」」

 名乗りを終え、私達は外に飛び出す。
 遠くに見えるワスレールは、町を破壊し始めている。
 すでにメモリアを回収することしか考えてないということか!

「「はぁぁぁッ!」」

 私達は同時に叫び、蹴りを入れる。
 めり込む二人分の足。
 すぐにワスレールは叫び声をあげ、私達の体を吹き飛ばす。

「ぐぅッ……! パースト!」
「アデッソ!」

 体が離れないように私達は手を繋ぎ、なんとか着地をする。
 その時、建物の上から私達の戦いを見下ろすセフトの姿が視界に映った。

「セフト……!」
「開始早々背後からキックとは……飛んだご挨拶ですね」

 微笑を称えながら言うセフト。
 彼の言葉に、パーストは声を張り上げた。

「ふざけないで! 兄貴に何したの!?」
「貴方のお兄さん……? あぁ……あの能の無い出来損ないですか」

 セフトがそう言った瞬間、パーストの目がカッと見開いた。
 直後、繋いでいる手が強く握り締められ、私は「うッ」と小さく声を漏らした。

「ぱ、ぱぁすと……?」
「兄貴のことをよく知りもしないくせに……兄貴を馬鹿にすんなッ!」

 そう言って、パーストは私の腕を引っ張る。
 腕を引っ張られた私はよろめくが、そのまま彼女に手を引かれフラフラと走る。

「ちょっ、パースト、待って!」
「アデッソ! 行くよ!」

 パーストの言葉に、私は咄嗟に頷く。
 それから二人で息を合わせ、ワスレールを攻撃していく。
 弱っていくワスレールに、すぐにパーストは私を見る。

「一気に決めるよ! アデッソ!」
「うんっ!」

 パーストの言葉に、私はすぐに彼女の手を握り返し、息をつく。
 そして、二人で弾むようにワスレールの頭上まで行き、繋いだ手を掲げた。

「「プリキュア! シャインドリーマー!」」

 そう言った瞬間、五線譜の輪がワスレールを囲い、それを光の波動がなぞっていく。
 浄化されていくワスレールを見ていた時、パーストはセフトを睨んだ。

「次はアンタの番だ! セフト!」
「……フフッ。中々面白そうなデータが取れました」

 セフトがそう言った時、世界が色を取り戻す。
 すると、若干セフトの顔に焦りの色が滲み、顔をしかめた。

「……今日のところは、これくらいにしておきましょう。では」
「あ、ちょっと!」

 パーストが呼び止めるより早く、セフトはその場から姿を消した。
 突然現れて、突然いなくなる……まるで、嵐みたいな人だ……。
 そう思っていると、パーストが悔しそうに地団駄を踏んだ。

「くっそぉ! もう少しで仕留められそうだったのに!」
「しょうがないよ……ホラ、もう帰ろ?」

 私がそう宥めると、パーストはムスッとした表情をしつつも「分かった」と答えた。


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